人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点: 人


トニーは、セシルへと視線を移す。目を眇めて、かすかに鼻を鳴らした。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>401)
[スープを掬う匙を止めて、フィリップに目を向ける。
忌々しげな表情で、少年は一度奥歯を噛んだ]

ああ。
といっても、ユーリィが、ね。
僕は――今は、彼には遇わない方が善いんだろうな。
客観的には。あるいは――寮則から言えば?

(403) 2010/09/05(Sun) 21時頃

トニーは、そう言って、冷笑的な嗤いを口許に浮かべた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 靴磨き トニー

「喧嘩、飲酒、賭博、そ他の不品行な行為を寮の内外を問わず、行なわないこと」――たしか、寮則の始めの方にあったよね。

困ったものだな。
僕だって別に、ユーリィごと告発したいわけじゃないんだから。

(406) 2010/09/05(Sun) 21時頃

トニーは、ロビンの方へ、軽く視線を流す。軽く盛った食事は大半まで食べ終えていた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 靴磨き トニー

――行っちゃったか。
ま、ロビンもロビンで、何とかしなきゃなんないだろうしね。

[出て行くロビンの後ろ姿を見送り、少年は残りを片付けてしまおうとスープ皿を傾ける。ふと、沈黙したままのセシルに気づいた]

――何? 何か、言いたいことでもあるの。セシル。
黙ってちゃ、わかんないよ?

(408) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>410)
んー、まあ。
何か、って程度の話じゃないけど、そんな程度、って気もするな。

[フィリップの硝子球が擦れ合う音には、うっそりとした笑みを返す]

――そう? もしそうなら、止めてくれればいいさ。下級生を監督すべき立場にある上級生として。でも何があったか話す前に、セシルが何か言いたそうなんだけど。

[と、セシルへと水を向けた]

(412) 2010/09/05(Sun) 21時頃

トニーは、セシルの反応を、何か測ろうとするかのように目を細めて眺めた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>415>>416)
[怯えた様子のセシルに、軽く顎を引いて頷く]

そ。言いたくなければ、良いよ。
でもそんなだったら、ここからの話、聞かない方が好いと思うな。

[フィリップの疑問には首を捻った]

あれ、そう言わなかったっけ?
ユーリィがサイラスに何かされた、って。

(418) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

「何か」がなにか、については――セシル、聞いてたい?

[少年はゆっくりと、大きな瞳に一度目ばたきさせた。たった今までの剣呑な色合いは薄れて、僅かに微笑の混じる表情になる]

あ、でもその前に、少し水が欲しいな。

(419) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

(>>420)
ん? 反応が何か変だったから軽くカマかけてみただけだよ?
けどさ、なんか随分、震えてる様子じゃない、セシル。
今から話すのはそれなりにショックな内容だと思ったから言ったんだけど。

[ん……と少し考えて、]

でも、話、聞くつもりみたいだから、言うよ。
親しいルームメイトが先輩の最上級生に弄ばれて、棄てられたってのは、さ。怒ったって当然だろ?

(422) 2010/09/05(Sun) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

(>>421)
弄ばれた、の内容も具体的に謂った方がいい?
そういう事、先輩方の間では割と『よくあること』だって聞いたけど。

[口調の苦々しさは隠そうともしない。
だが一方で、少年の表情にはどこか諦めたような色が漂う]

――そういうのも、含めて。ユーリィから、聞いたよ。全部。

(424) 2010/09/05(Sun) 22時頃

トニーは、セシルにありがとう、と頭を下げて、グラスを受け取った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>425)
[ぱちぱちと目ばたきして、セシルの言葉を繰り返す]

――そういうの、多いから。
それだけで済ませちゃえるんだ。
なんともよく馴染んだことだね、セシル“先輩”。

[はは、と乾いた笑いを溢し、少年は視線を強めた]

でもそういうのは、そういうのが好きな連中だけで駆け引きやってればいいんだ。

ユーリィみたいな、何も知らない純情な―否、純情だった―子を、そんな間柄に引きずり込むなんて、まるで走れない奴に鬼ごっこの鬼をさせるみたいなものだよ。

いつまで経っても、抜け出せやしない。

(428) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

トニーは、フィリップの申し出には首をかしげた。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>427)
えぇっと。

[フィリップの真意を掴みかねて、少年は口ごもる]

まあ、そりゃ、僕はちびだし、五歳も年の差があるんじゃ、まともな勝負にはならないとは思うけど。
……本当に、『よくあること』なんだな。

[諦めから呆れへと表情を変えて、束の間考え込んだ]

ううん、いいよ。
「黙るに時があり、語るに時があり、」だから、僕からは望まない。
サイラスがそう言ってくるんなら、僕は構わないけれども。

(433) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>434)
[どうやら、誤解を与えたようだと少年は気づく。だがフィリップの声の調子には眉を顰めた]

何を言ってるのさ。
僕はフィリップの介入によって、サイラスと話す場を作られることを望まない、そう言っているだけだ。
僕がサイラスと話すなら、それは僕の意志か、或いはサイラス――か、多分もう無理だろうけど――ユーリィの意志によって。

大体、何があったか、詮索したのはそっちだろ?
それに――

[声のトーンを落とし、瞳に昏い翳りを宿す]

(437) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

『よくあること』、なんだろ、此処では。

[吐き棄てるように言葉を絞り、席を立った]

(438) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[二人に背を向けて、食堂の出口で立ち止まった]

ユーリィはもう話せない。
あの子は薔薇の熱に囚われて、僕の知らなかったユーリィになってしまった。
僕が部屋に戻ってきて見つけたとき、あの子の雰囲気は、本当にただ事じゃなかった。

何があるのさ?
何をどうすれば、あんな風に、大人しくて優しかったユーリィが、熱に浮かされたみたいな――欲求そのままに押し倒してくるなんて、とても考えられることじゃなかった。

(442) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂→寮内――
[否――と、少年は想起する。昨夜のユーリィの様子。
今ならばはっきりとわかる、あれは自らのうちに湧いた衝動に溺れて、それを鎮めようと――あるいは、愉しもうとしていたのだ]

そうだ。二人は何か知らないか?
この学園の話。薔薇にまつわる何か。中庭の薔薇園のこと?
それ位しか、とぎれとぎれのあの子の唇からは訊けなかったから。

[振り返ったが、失望したように扉へ向かう]

いや――いい。ごめん、邪魔した。

(443) 2010/09/05(Sun) 23時頃

トニーは、そのまま、廊下の向こうへと*姿を消した。*

2010/09/05(Sun) 23時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


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