24 明日の夜明け
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……フィルは、ばかだよ。 ほんとに……ばかだよ。
[泣きながら笑う。 嬉しくて。同時に胸が痛くて。だけど。 ――……賭けても、いいですか?]
[握られた手をきゅっと握り返して。 空いてる手で、実を抱き締める様に持つ]
ずっと傍に居てくれて、ありがとう。
雨の日も晴れの日も、雪の日も。 これからも、ずっと。傍に居て。
[泣きながら、微笑んだ]
(19) doubt 2010/08/13(Fri) 18時半頃
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―― 月の明滅する世界 ――
[メアリーが笑う。 ぎゅっと握り返された手の力が嬉しい。 溶けかけている自分のせいでそれが離れないように、握り返した]
……馬鹿なのは、今にはじまったことじゃない、っしょ?
[そうして、紡がれるメアリーの言葉。 目を、悪戯っぽく輝かせた]
―― 病めるときも、健やかなるときも?
……もちろん、誓うよ
[にやりと笑いながら断言して、渦の中へと走り出す。 何があっても彼女の手は離さない。きっと最後まで]
(20) khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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(………あぁ)
.
(21) khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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[この渦を抜けたら、何をしよう?]
[イアンたちを呼び出し、自手練に誘おう。 そうして、このもやもやに決着をつけよう]
[全て書き上げていたあの書類。 空軍航空学生の願書を、投函しよう]
[溜め込んでいた七転PARROTSの録画を整理しよう]
(22) khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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[―― メアリーを迎えに行って、学校に行こう。 自転車で、朝早くから、まぶしい朝陽に文句つけながら]
(23) khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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[この渦を抜けたら]
[―― 明日の夜明けに、たどりついたなら**]
(24) khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
khaldun 2010/08/13(Fri) 19時頃
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[あれからどれくらい経っただろうか。 周囲は、白に染まっていた。 一面、真っ白な霧の世界――記憶の途切れる前にいたところと似た、しかしどこか暖かいところ]
[目の前には、自分が愛した少女が穏やかな表情で眠っていた]
……よお。 元気か? ……はは、俺が言えたことじゃーねェか。
悪いなあ……お前の声、聞こえてたよ。聞こえてたけど……期待に、応えられなかったな。
[かがみ込むようにして彼女に顔を近づけ、ささやく。 白の世界は、少しずつ、さまざまな色に輝きながら黒へと近づき始めているようで] 俺がこうして話しかけてられるのも、そう長くはないみたいなんだ。 ――向こうに行く前に、言っておこうと思ってな。
(25) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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――ぜんぶ、忘れちまえ。屋上で見たもの、ぜんぶ。 センス・オブ・チェリーブロッサムのことも、俺がいたなんてことも。 ぜんぶ、忘れて。テッドと、それとも他の俺が知らない誰かと、幸せになってくれよ。
[少しだけ、間をおいて。声は少しずつ、かすれはじめて]
(26) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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それでも、もし。 もし、あんな、トラウマにでもなりそうな光景を見せて、それでも。 もし、俺のことをおぼえていてくれるっていうのなら。
……ひとつだけ、お願いをしていいかな?
(27) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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……通りのサークルFを線路沿いに三分歩いたところに、あかね荘って古いアパートがある。 目が覚めたら、なるべく急いでそこの302号室に行ってほしいんだ。
合鍵は扉の脇の消火器の下にある。
中に入ったら、正面に大きな本棚があるはずだ。その、上から三段目に、 センス・オブ・チェリーブロッサムのこれまですべての曲のスコアが置いてある。 それを持って行ってほしいんだ。
(28) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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――それと、もうひとつ。 窓際の机の上に、次のライヴでお披露目しようと思ってた新曲のスコアと、 ギター部分の演奏を録音したテープが置いてあると思うんだ。
ソフィア、君のために書いた曲だよ。
……持っていったあと、どうしてくれても構わない。捨てても、売っても、焼いてくれても。 ただもし持って行ってくれるなら、なるべく急いでくれたほうがいい。 身寄りはないから、きっと遠からずあの部屋も、整理されると思うから
(29) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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[周囲はだんだんと灰色に染まる。世界は、離れはじめる]
……もう、時間だね。 意外、かな? 僕は本当は、こんな喋り方をするんだ
[優しく、微笑んで。彼女の額にそっと唇を落とす。 最後にそっと髪を撫ぜると、立ち上がった]
さよならの、時間だ。 ……幸せに、なってね。
――つらくなったら、空に叫んでくれれば――
[きっと、聞いているから―― 声ごと、溶けるように、その奇跡は*終わる――*]
(30) tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時頃
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始末屋 ズリエルは、メモを貼った。
tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時半頃
始末屋 ズリエルは、若者 テッドを手招き手招き。
tamamh2 2010/08/13(Fri) 19時半頃
鳥使い フィリップは、花売り メアリーを慰めた。
khaldun 2010/08/13(Fri) 19時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
tasuku 2010/08/13(Fri) 20時頃
店番 ソフィアは、真っ赤な誓いになるほどと頷きつつ、>>-752のイメージになごんだ。かわいいな!
sayclear 2010/08/13(Fri) 20時半頃
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[しろい記憶。 あと5分、て目覚ましを止めてお布団に潜りこむのを許してくれるような、やさしい白い世界。 でも、やさしい世界は、『あちらがわ』を見ることも、触れることも許してはくれなくて。 ただ、微睡みのなか、こえを聞いていた。
いかないで、とか。 わすれない、とか。 ――どうして? とか。
話したいことが、あったから。 聞きたいことも、あったから。
きっと、この瞳を開けて、身体を動かせたなら、追いかけてしまったから。 そうさせなかった白い世界は、やっぱり優しかったんだろう]
…… っ、て…
[本当の話し方も知らなかった。 そんな優しいこえで、どんな表情をして語るのかも知らない。 柔らかに落とされた感触の意味だって、知らないのに]
(31) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時頃
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まっ て …!
[こえの限り。 叫んだつもりの喉は、ひどく掠れていて、囁きくらいにしか響かなかった。
開かれた瞳に映ったのは、白いけれど、人工的な色の天井。 流れてくる電子音。蝉の声。誰かの話し声。
伸ばしたかった腕には、ぐるぐると重いほどに包帯が巻かれ。 軽く身動きするだけで、頭は痛いし、身体中が軋む。
そうして、もう。 自分は此方に戻ってきてしまったんだ と理解すれば。 既に濡れていた枕に、また、じわりと雫が滲みた]
(32) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時頃
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[瓦礫があと1cmずれていたら、右手小指を潰していたかもしれない、指の付け根から肘にかけての怪我と。 やたら打ったらしい頭の検査が念入りにされただけで、動けないわけじゃなかった。
だから動けなかったのは、心の問題。 両親や友達が、お見舞いに来てくれたらしいのも、全然覚えてなかった。
窓硝子に映る自分の目が、あの渦巻きみたいないろをしてたこと、それくらい]
…… いかなきゃ。
[ぽつりと零れた呟きも。 未だ日の昇らぬ窓の外も。 何も認識していなくて、ただ。
いかなきゃ、と白い月の昇る夜を、歩き出した]
(33) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
khaldun 2010/08/13(Fri) 21時半頃
花売り メアリーは、ただいまー!です。
doubt 2010/08/13(Fri) 21時半頃
掃除夫 ラルフは、真っ赤な誓いよりも夢色チェイサーの方に噴きつつ帰宅中(鳩が瀕死
snow03 2010/08/13(Fri) 21時半頃
店番 ソフィアは、掃除夫 ラルフの鳩さんをなでなで。おつかれさまです。
sayclear 2010/08/13(Fri) 21時半頃
掃除夫 ラルフは、店番 ソフィアに労われて鳩がくるっぽー。
snow03 2010/08/13(Fri) 22時頃
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……はぁっ、 ……ふ、
[大した距離を歩いていないのに、すぐ息が上がる。 街灯の少ない道に座り込んで、何度休憩したかは数えていない。
いくら田舎でも、真昼間に包帯と患者服姿で出歩いていたら、目立っただろうと。 夜中に出てきて良かった、とか。 夜が明ける前に、あそこまで着けるんだろうか、とか。 身体を動かしているうちに、思考も少し戻ってきていた。
ずっと夜だった世界では、疲れも感じなかったのに。 ぽた、ぽた、と街灯の下、アスファルトに黒く染みを作っていく、汗か涙か分からない水に、おかしな気分になって、すこし笑う。 それは明るいものじゃなかったし、引き攣った頬の筋肉は、痛みもしたけど。 わらった]
(34) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時頃
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……ばか。 ……それって、何だかプロポーズみたいだよ。
[悪戯な顔で言われた顔に、笑いながら返すけれど。気付いた。 まだ言ってなかった言葉、出さずにいた答えに]
[それは、酷く簡単に落ちてきて。その事に何だか笑ってしまう。 顔を上げて、息を吐くと、しっかりと見て言った]
……私も、フィルの事、愛してる。よ。 愛の重さなんて、知らないけどね?
[言葉にしたら、何だか凄く恥ずかしかったから。 真っ赤な顔で微笑みながら。 続く言葉は、いつかの言葉を借りて。冗談めかして笑いながら]
(35) doubt 2010/08/13(Fri) 22時頃
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[ホリー先輩に問われた時は、答えを出したくなかった。 ちゃんと離れられなくなりそうで、怖かった。 離れた後、立っていられなくなりそうで、怖かった。 死ぬのが、怖くなると思った。でも。 最後までこの手には、消えない温もりが傍にあった。 そして]
[一緒だから、最後まで前を見ていられる]
(36) doubt 2010/08/13(Fri) 22時頃
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[ずっと描いていた結末は、悔いなく納得して終わる未来。 けれど実際の未来は、切なくて、とても温かだった。 繋いだ手の温もりが、酷く幸せだ]
[手を繋いだまま、渦巻へ走る]
(夕方になったら、一緒に帰るって。約束、だったね――……**)
(37) doubt 2010/08/13(Fri) 22時頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
doubt 2010/08/13(Fri) 22時頃
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― あかね壮 ―
こ、こ……?
[汗が沁みて、霞む目をこしこしこすりながら見上げた。 通りすがった事はあっても、それだけだったこじんまりした建物。
じじ、と虫の飛び回る音に時折遮られる街灯が照らす、302号室の郵便受けには。 きっと、あの日から減っていない郵便物が、乱雑に詰め込まれていた]
消火器の、下…… あった。
[ちゃり、と冷たい金属の感触。 握り締めたドアノブも、同じくらい冷えていた]
(38) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時頃
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― 302号室 ―
お邪魔、します。
[ノックもした。挨拶をして、待った。 その期待が応えられることはないと、知ってるのに。
ぱちりと点けた灯りに、少し目が痛んで、瞑る。 慣れてきて開いた目に映ったのは、あの部室を思い起こさせる、光景だった]
……どーして、君があれを持ってたのかとか。どんな花が好きだったのかとか。 そんなことも、知らなかったよ。
[コードの読み方も、書き込みの意味も知らない。 けれど全て、そらで口ずさめる曲。
本棚から腕に、そっと抱え込んでいく譜面を見ながら、まるでそれへ語り掛けるかのように、呟く]
(39) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時半頃
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双生児 ホリーは、メーちゃんおやすみなさいノシ
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
若者 テッドは、壁から覗くひとに手を振ってみた。
tasuku 2010/08/13(Fri) 23時頃
花売り メアリーは、双生児 ホリーをぎゅむった**
doubt 2010/08/13(Fri) 23時頃
双生児 ホリーは、若者 テッドにひらひら手を振り返した。
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
店番 ソフィアは、長老の孫 マーゴの笑みにびくびくしつつ、ホリーをずずっと壁から引き出してみた。
sayclear 2010/08/13(Fri) 23時頃
双生児 ホリーは、引きずられている。ずりずり。
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
始末屋 ズリエルは、ゆらゆらしている
tamamh2 2010/08/13(Fri) 23時頃
始末屋 ズリエルは、Zzz……ハッ
tamamh2 2010/08/13(Fri) 23時頃
双生児 ホリーは、ズリエルの口にハバネロアイスを近付けた。
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
若者 テッドは、始末屋 ズリエル、無理するな(肩ぽむ
tasuku 2010/08/13(Fri) 23時頃
始末屋 ズリエルは、爆発した。
tamamh2 2010/08/13(Fri) 23時頃
長老の孫 マーゴは、始末屋 ズリエルの爆発は核融合の域に達した。
marimo 2010/08/13(Fri) 23時頃
双生児 ホリーは、長老の孫 マーゴにむぎゅうしまくった。核融合…。
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
掃除夫 ラルフは、始末屋 ズリエルの芸術は爆発、把握。
snow03 2010/08/13(Fri) 23時頃
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突き抜けた曲の演奏でも、君のギターは繊細で優しいとこがあって、ひとりにしないでって、ないてるように聞こえることがあったんだ。 ……この部屋が、その理由なの?
[遠からず消えるだろう、部屋のすべてを覚えておこうとするように、スコアを抱えたまま、じ、とひとつひとつを見つめ。 なのに君は置いてくんだね、と呟いたのは、恨みがましいよりは、ただ寂しいいろだった。
そうして]
新曲、か……。
[自分の影が灯りを遮っても、机の上は白い月に照らされていた。 自分のため、ということは、ファンへの感謝とか、そういう曲だろうか。 そう考えても、譜面を見ても知らない曲は分からない。 音量を絞って、カセットをデッキに入れ。 目は、歌詞だけを追う]
(40) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時頃
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双生児 ホリーは、マーゴちゃん、おやすみなさいノシ
soranoiro 2010/08/13(Fri) 23時頃
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…… 、これ… っ
[聞いたことが、ある。 どうしようもなくひとりだと思った、あの時に。 励ますように聞こえた、ギターの音色。 一曲だけ分からなかった、最後の曲名。
そしてその うたは。 誰か、じゃない。 自分へ向けてくれたのだと、今更知って]
…っふ、 ……ばか、…っ、う、ふぇっ、…ふぇえええぇぇ……!
[どうにもならない。 何もしてあげられない。 何もかも、今更だった。
それが悲しくて、悔しくて、自分が許せなくて。 溢れに溢れた感情は、はじめて声となって泣き声をあげた]
(41) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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[テープの再生が終わっても。 干し方の分からない水溜りに、膝をついても。 ご近所に迷惑じゃないかとか、みっともないんじゃないかとか、全然考えられないまま、ただ。
ずっとずっと、泣き続けた]
(42) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、小僧 カルヴィンお帰りですよー。って、豪快な追加票が。
tasuku 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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…… ん…、
[そうして。 気づけば、スコアを抱えたまま、床に転がっていた。 ちゅんちゅん、とさえずる鳥の声に、目だけを動かすと。
窓のむこうに、月はなく。 薄紫にひろがってゆく、明日のいろ。
夜明けが、みえた]
(43) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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― それから ―
[病院に戻ると、連絡を受けたのか、両親が揃って病室に居て。 それはそれは、こっぴどく叱られたのだけど、怒っているお父さんのほうが、呆けている自分より泣きそうな顔をしていたから。
ごめんなさい、と素直に零れたちいさな呟きを掻き消す勢いで、ふたりに抱きしめられ。 その暖かさに安心して、スコアとテープと、それから鍵を抱きしめたまま、眠りに落ちた。
ペンキみたいな、不自然じゃない、ただ青いいつもの空の下で。 ありがとう、と 叫ぶゆめを みた*]
(44) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
双生児 ホリーは、受付 アイリスをむぎゅって逃走**
soranoiro 2010/08/14(Sat) 00時頃
若者 テッドは、りろったら歌われていたwwwこんばんはですよー ノシ
tasuku 2010/08/14(Sat) 00時頃
若者 テッドは、店番 ソフィアおやすみおやすみ。無理ナシで(ぽふぽふ撫でた
tasuku 2010/08/14(Sat) 00時半頃
若者 テッドは、さて、とりあえず目覚めロールはかけた、かけた。
tasuku 2010/08/14(Sat) 01時半頃
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[見上げたそらに舞うのは流星。
きれいだ、と思った。
今まで色々な星を、流星を、見たけれど。
そのどれよりも、それは──]
……きれいだ、な。
[こぼれたのは、掠れた呟き。
意識がふわり、闇におちて。
それから──]
(45) tasuku 2010/08/14(Sat) 01時半頃
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[目が覚めて、最初に見えたのは無機質な天井。 自分がどこにいるのか、一瞬、わからなかった、けれど。
呼びかける声と、規則正しい電子音が。 そこが、病院である事を、認識させた]
……オレ……いきて、る?
[口をついたのは、掠れた呟き]
みんな……は……? ソフィは……ズリエル……メアリー……それから……。
[紡いだ名前の安否を問うものの、答えはその時はなかった。 今は、自分の事だけ考えるように、と、付き添っていた両親に諭されて。 ただ、ソフィアは無事だった、という事だけは教えてもらえたから。 それに安堵した所で、気が緩んで──また、意識は落ちた]
(46) tasuku 2010/08/14(Sat) 01時半頃
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[意識がはっきりとしたのは、それから更に数日後。 そこでようやく、状況を教えられた。
怪我自体は骨折と打撲数箇所。それから、左腕に重症。 腕は瓦礫に挟まれていたとかで、かなり危険な状態だったらしく。 ちゃんとリハビリをしないと、動かなくなる恐れもある、と言われた]
……そこまで、かよ……。
[しっかりと固定された左腕。 傷があるのは、赤い月の下で、巨躯の獣に抉られた場所。 あれは、これを暗示していたのかと。 そんな事を思いつつ、目を伏せて、それから。
『かえらなかった』者たちの事を、聞いた]
(47) tasuku 2010/08/14(Sat) 01時半頃
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……そ、か。 ん……ごめ、ちょっと、一人にしてほしい。
[一通り、話を聞いた後、こう言って。 父と医師たちが病室を離れると、窓越しに空を、見た]
……ばかやろ。 絶対、帰るって……帰ろうって、言ったじゃねーか。
[零れ落ちたのは、掠れた呟き。 それと一緒にひとつ、ふたつ。 滴が零れた]
……彩雲の写真。 ちゃんと、焼き増し、する、から、な。
[あの事故の中でも、愛機は無事だったから。 あの時の──樹の下で、交わした『約束』を思い出しながら、小さく呟いた**]
(48) tasuku 2010/08/14(Sat) 01時半頃
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