人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 記者 イアン

― 表座敷 ―
[畳を掻き毟る手が、井草だけでなく淵に触れる
 けれど、掻き毟れず、毟れど毟れず、爪が割れる]

[……一族の末裔…血を保つ為繰り返される近い関係
 濃く、濃く、濃くなる血を持つ者の危うさ。]

[畳みに割れた爪と指先から血が、一滴、二滴
 けれど、青年は気にする気配なく掻き毟る。]

[生きたかった。狂いたくなかった。
 約束を、交わしたのだ。主の声が聞こえたのだ。

 嗚呼、けれど、もう、それは遠い
 此処では、何も、聞こえない―――――――――]

(26) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 後でもう一度探してみます。
 探せと仰るからには、大事なものだったのでしょう?

[笑う主に、そう答えて]

 琵琶……?
 はい。少々お待ち下さい。

[先だって切れた弦を張り替えて貰ったばかりの琵琶を、
 主へとお持ちする]

(27) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

【人】 懐刀 朧

― 庭 ―
[上から、遠くから仰ぐだけでしかなかったから
今まで気付かなかったが、よく手入れされた庭だった。
植えられた多くは無頓着な高嶺には知らぬものばかりで、
しかし眼を留める 一つの白い花。
控えめなそれに気付いたのは昨晩その名を聞いたからで]

 ―――…夢想の花…か…。

[本郷が華月に残していった花の名は、
彼を連想させる常の蓮の名前ではなく。
―――鷺草。
蓮ではなくて…?
訊いた本郷から答えはその後返ってきていただろうか。]

(28) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

【人】 懐刀 朧

[ゆっくりと憂う黒檀を伏せれば一度は浮かぶ白。
舞うのは共に在る蝶と白鳥…しかしそれは一瞬。

脳裏に点滅するのは赤と白。
腐り落ちた果実から滴る水音は勢いを増して。
雫は叩きつけられ跳ねる…、跳ねる 跳ねる…。

分かたれた一対、鏡合わせの月。
霞月が喰らう獣を宿すのならば、
朧月が宿すは其れと対なる望みを抱く獣。]



                        [渇望してやまぬ。**]
 

(29) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

【人】 記者 イアン

― 表座敷 ―
[獣が心の中で、本能と理性の戦いのうち
 理性が勝利し人であり続けるならば
 本能を除去し人であり続けるならば

 ほつれた心が理性を手放す青年の存在は
 ――――――果たして、一体なんになるのであろう]

(30) 2010/08/08(Sun) 13時半頃

記者 イアンは、表座敷で何かが起きるまで、畳を掻き毟り続けた*

2010/08/08(Sun) 13時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 14時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 14時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[琵琶を渡す際、
 ぬばたまの髪に隠れた耳元に、耳打ちを一つ。

 主の対たる朧月が、双花の残り一輪を弑した事を告げて]

 ……僕はあの方の気持ちが少し判る様な気がします。

[霞月と朧月。
 対の二つが並ぶさまを想い、眸を閉じる。
 それはとても美しく、鳥の翼では届かない天上の都。

 彼の人が琵琶を爪弾くなら脇に控えて、
 涼しげな笑みを浮かべ、その調べに耳を傾けるだろう。

 胸を焦がす執着は、一切表に出さずに]

(31) 2010/08/08(Sun) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[受け取った琵琶を手にして、撥を取り。
奏でるは、かつての舞の勇壮な。

彼奴以外には討たれてなどやらぬ。
かつて競いし旧友(とも)以外には。

人の噂に流れて聞くは、
彼はとうとう気が狂れた。
視えぬ亡者と笑っていると。

猛る音色は風に乗り、
黄泉比良坂、千里を越えて、
彼奴の元へと届けと響く。

こちらを向いてくれるなら、
修羅と化していようと構わぬ。
それでも黄泉に囚われたままなら、
すべてを食らいつくし、滅ぼすまで。]

(32) 2010/08/08(Sun) 14時頃

記者 イアンは、ふと、聞こえる調べに顔を上げる。その調べは本来表座敷に届かないけど

2010/08/08(Sun) 14時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうなるような、気はしていた。
双ッ花は、共に咲くべしと。

[二輪を手折ったと聞いた時から、
そんな予感はしていたから。

羨む気持ちがなかったとは、言えぬ 。]

(33) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインが奏でる調べに、ただじっと耳を傾ける。いつかの舞を瞼の裏に思い描いて。

2010/08/08(Sun) 14時半頃


【人】 本屋 ベネット

……?

[琵琶の音が聞こえる。
そう遠くない音が。

騒ぎを聞くには、夜光が死に。
高嶺が己の手で花を散らしたと。
己が手を伸ばすことを辞めた花は気がふれて。

溜息を一つこぼす。
何故鷺草なのかと、聞かれた別れ際を思い出す。
ただ欲しかっただけと告げた。

あれから、あの男とも会っていない]

(34) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 記者 イアン

― 表座敷 ―

 ………―――

[障子閉じる表座敷に、風が届ける謂れはない。
 けれど、けれど、青年の包帯に覆われし耳は
 確かにその音を聴く。それは……]

[惹かれるように、衝かれるように、顔を上げる]
[弾かれるように、憑かれるように、立ちあがる。]

[指先から滴る赤。その姿は人よりも獣の如く]

(35) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 対のものを、等しく同じに……。
 散った花の二人も、きっと本望だろうと……思います。

[あまり話をする事はなかったけれど、
 白鳥と赤い蝶の組み合わせは目を引いていたから。

 彼岸の川の縁で。
 二人一つに在れば良いと、心から思う]

(36) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 本屋 ベネット

[己の身の潔白を記す所を託された白鷺は
その願いを届けることはできず
その無念から咲いたのが鷺草だったという。

白鷺は白い鳥。その鳥が群れるように咲く。
番いの仲が良く、片方が死ねば後を追うとすらの伝説もある。
自分にしては、随分と感傷じみた願いだとも思った。
そんな鳥の花。その白い姿を忘れないために。

夢でも想う。
それが鷺草の持つ意味だとは、男は少なくとも知らなかったが]

(37) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[琵琶の調べが終われば、眸を開き]

 あの時の様に、真剣を交わすかのような調べ。
 月に焦がれる者は多いから。

 なよたけの君は、ほんにお忙しい……。

[自分もその一人とは言え、否、だからこそ。
 彼の人の心の裡に自分のほかに誰かがいるは、耐えがたく。

 ぎゅっと。膝の上に置いた手が服の裾を掴む]

(38) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 記者 イアン

[いつか、十の指に、両の手に白い包帯は巻かれ
 足、口、額、鼻、顎、露出するはそれぐらいか。]

[獣たれ、獣たれ、獣たれ。獣より、獣たれ]

[血塗れ、穢れ、墜ち、堕ちるなら
 いっそ、獣たれ。
 嗤えば良い、嗤うなら、嗤えば良い。]
[聴こえる嘲笑う声に嗤い返す。ただ、嗤い返す。]

[そう、己の仕事は殲滅……なのだから。
 もう、人も獣もなく総て切り伏せればいい
  ―――――――………………それだけ、のこと*]

(39) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

届くものなら全て欲しいと、願うわたしが浅ましいだけ…

わたしの中では、イアンは今でも強敵(とも)だから…。

[恋しい者、愛しい者、共に高みを目指したき者。
 思いの形は様々だから、どれか一つを選ぶことは出来ぬ。]

こんなわたしで、すまない。
[琵琶を脇に置き、華奢な体を胸元へと抱き寄せた。]

(40) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

記者 イアンは、その姿を表座敷から消した。

2010/08/08(Sun) 14時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 14時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[主の胸元へと身を寄せ、ぎゅっと背中へと回す]

 いいえ……いいえ。
 浅ましいのはむしろ僕の方です。

 僕にも……ともが。

[……いますから。
 ……いましたから。

 どちらを口にするか迷って、結局言葉を濁してしまう]

 こんな、なんて仰らないで。
 何もかもを掴もうとなさるあなただから……。
 僕はあなたが欲しい…。
 

(41) 2010/08/08(Sun) 14時半頃

【人】 本屋 ベネット

−居室→本邸廊下−

…遅い。

[物思いに耽っていたから解らなかったが
時は随分過ぎているように思えた。

侍従も一昨日昨日、そして今日とあれば
怯えて歩くのも嫌なのだろう。
仕方ないので、己から食堂へと向かうことにする。

部屋の扉を閉じれば、男が行き過ぎる後には
蓮の彼の名残]

(42) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…かりょう……

[焦がれ、染まって、変わりゆく。
 そんな一つ一つの変化すらも、愛しい。
 華奢な体が縋りつく。その腕に込められた淡い力が愛しい。]

(43) 2010/08/08(Sun) 15時頃

記者 イアンは、その足取りは舞い手の足取り。素足は廊下を何処へ行く

2010/08/08(Sun) 15時頃


本屋 ベネットは、何処かから伝え聞こえた声に「すまない」と小さく口の中で呟いた。

2010/08/08(Sun) 15時頃


記者 イアンは、逢うものに刀を振るった。陶磁器と熱いモノが床に散る音。

2010/08/08(Sun) 15時頃


記者 イアンは、届く血の臭いに消され、茶の中の蓮の香りには気付けない。

2010/08/08(Sun) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン


 もっと名前を呼んで下さい。
 なよたけの君……。

[胸の中眸を閉じて。
 絹ごしに齎される温もりが心地よく、愛しい。

 香の馨りにまぎれて微かに届く鉄錆のそれも。
 鳥には伽羅のそれと同じか、それ以上]

(44) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

−本邸廊下−

……?

[色硝子が万華鏡のような光を床に落とす、その遠い向こう側で
何かが割れるような音がした。
それから、弱い悲鳴と]

(───血の匂い?)

[まだ、伝え聞いた目的地へと辿り着くまでには距離があるはずだ。
だとすれば誰が。いったい何故、と唇だけが紡ぐ。

赤い匂い、血の匂い。
如何程抗いたくとも、餓えた獣には叶わぬこと。
其れを得るだけが目的ではなく、何が起きているかを見定めるも理由と
己にそんな言葉を押しつけて、音のしたほうへと急ぐ]

(45) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[いじらしく見上げる姿に目を細め、そっと耳元に顔を埋めて囁く。]

…かりょう、わたしの愛しい子……


[どうか、どうか…この子が立派に育つまで、引き裂き喰らわずに済みますように。]

(46) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 記者 イアン

― 本邸廊下 ―

 ……違ったか、すまないな

[納刀しながら嗤う。砕ける陶磁器や
 つぶれる何かの音から、それが花や花主ではなく
 単に屋敷のものだったことに気付いて]

 ……いかんな、人の気配で切り伏せては……
 やはり、声はかけるべき、か

[肌を覆う白に朱が飛び散り
 鮮やかな姿で小首を傾げそう思案して。
 己の行いを隠すわけもなくその場を去ろうと]

(47) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 嬉しい……。

[主の想いも知らぬ鳥の子は、そのまま月の虜となって。
 出会った時と変わらぬ稚さで微笑んだ]

(48) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

[血の匂いが濃くなる方向へと辿りつく。
迷う筈などあるわけがない。

血の匂いに混じって微かに茶の香気がある。
つまりそれは己が指示したものが
何らかの理由によりそのような状況になったということ]

────っ

[辿り着いた時、息をのんだ。
割れた陶器。崩れた菓子。
そんな事はどうでもいい。

ただ、そこにあるのは獣の捕食のあとではなく、明らかに人が殺したと解る何か。
まだそこに狂った花の姿はあったのだろうか]

(49) 2010/08/08(Sun) 15時頃

【人】 記者 イアン

 ……ん?誰かきたか?
 名を名乗れ。

[足音に振り返る。血の臭いにかき消され
 蓮の臭いは届かない
 包帯に覆われていない口は朗らかに笑う
 けれど、手は納刀していたそれを、
 鍔鳴りの音と共に抜いて。
 ……剣に付着した血がさらに臭いを濃くした]

(50) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

小僧 カルヴィンは、本邸の方から聞こえた悲鳴のような声に、顔を上げる。なよたけの君…と、声を掛けて、背に回す腕を解く。

2010/08/08(Sun) 15時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、聞こえた悲鳴に眉を潜めて、そちらへ目をやった。

2010/08/08(Sun) 15時半頃


【人】 本屋 ベネット

[お前、と。
言葉は上手く紡げたかもわからない。
よりによって何故こんなことになっているのだろう]

…何をしている。
お前の仕事は、人狼病罹患者の捕獲と処理ではなかったのか。

[名は名乗らない。
名乗ったところで気がふれた花には何の意味があるのだろう。
問いかける声は、ただ酷く掠れていた]

(51) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

【人】 記者 イアン

 ……俺の所属するのは殲滅部隊。
 その俺が送り込まれたのだ。

[対として付けられた、去勢された獣。
 それが示すセンター側の意図は、
 去勢された獣の思いと一致していたのかもしれない

 が。届かない、届かない。
 思いは口にするだけでは届かない]

 悠長なことをして既に4人の犠牲。
 手を拱けば屋敷のものに獣が種を散らすやもしれん
 なれば……己の本分を遂げるまで

 ……名を名乗れ。屋敷のものなら容赦はする

[掠れた声では記憶を手繰れず、青年は嗤う]

(52) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 あちらで何かあったのでしょうか。
 何やら不穏な声が……。

 このような陽の高い時間から……なぜ。

[思い至るのは、刀舞を得手とする狂花の姿。
 いつぞやの鍔競り合うかのような、琵琶と剣舞を思い出し、
 警戒するように本邸の方へ、紅石榴を走らせて]

 ……行ってしまわれますか?

[本邸から戻る紅石榴は、縋る色を滲ませると主を見上げた]

(53) 2010/08/08(Sun) 15時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

……夜光……

[目覚めたばかりで未だぼやける視界と頭、それでも呟く花の名。
しかし視界の曇りが晴れても傍へ居てくれると言った花の姿は見えない]

………っ……
……気のせいだ。何も起こってない……落ち着け……

[動かぬ体に苛立つ。気を失ってから一体どれほど眠っていたのだろう]

(54) 2010/08/08(Sun) 16時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 16時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…いや、今暫く。
[ここで騒ぎを起こすのはマズい。そう思うて、怯える子を腕の中へ。]

(55) 2010/08/08(Sun) 16時頃

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