231 獣ノ國 - under the ground -
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[ 男はこてりと小首を傾げた。 おいで、の文字に反応しなかったことには。また赤く濡れた髪であれば、その姿を留めながら。
「 随分と” や ”ってしまいましたねえ 」…と、茶化すことは叶うだろうか。 男は矢張り――否自身が女医のところへと、先に促したことが原因かは分から無いが――彼女を女医の方へと向かうよう促したこと、またその背を追わなかったことは失敗だったと思った。 ]
貴女が意図せずに私を傷付けないなら、…――それで良い。 ジリヤさん、
[ ――救援は彼女たちを運び出して、今頃何処にいる頃だろうか? また先程、廊下の隅。 誰かの部屋へ行った亀>>3:130は今頃。 男は薄く笑みを浮かべたまま、ゆるりと彼女に手を差し伸べた 。 ]
(24) 2015/07/16(Thu) 16時半頃
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[意図的に傷つけなければ、それでいい>>24との言葉を聞けば、髪で傷つけないように気をつけながら、その胸に身体を預けて。顔を相手の身体に埋めたまま、つぶやき出す]
…なぁ、頼みが…あるンだ…
[ニンゲンにする最初の、願い]
(25) 2015/07/16(Thu) 17時頃
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絞め殺してくれないか
[最期の、願い]
[どうせ、終わるなら、最期は、ての、ぬくもりの下で]
(26) 2015/07/16(Thu) 17時頃
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─彼女らを見送った後─
[階下は少しざわついていた。 地上からの救援が来たからか 少しばかり静かな第三棟。
彼は医務室で片付けをする気にもなれず ただ、自室にて適当に傷の手当てをしていた。 鳥たちの姿を見ることも無く。
静かに瞼を閉じる。 ここも"ひと"が少なくなった。
背中を伝う未練の黒糸も ──……もう、断って>>9しまおうかと
思うた手のひらは、 小刀を左の袂へと導いた**]
(27) 2015/07/16(Thu) 18時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 18時半頃
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――― ……?
[ 男はゆらりと、その影を揺らめかした。 自身の髪が彼女の頬にかかるのを、払って取り除く。
赤くなった髪は今や近く、胸元に顔を埋められることもあれば、 ――では、彼女は何と? 男は口端を上げたまま、目を細めた 。 ]
……死にたいのですか。
[ 男の声は平生と共に、変わらないものであった 。なぜ、とこぼれ落ちた低音を。 彼女はまた拾えることも出来ただろうか。 影と同じに少しも揺らが無い声色は…そう、冷酷とさえ言われても無理は無い 。 ――神父に成り切れなかった過去を 思い出しては。 ちくりと針がひとつ、彼の体躯に刺さった 。 ]
(28) 2015/07/16(Thu) 18時半頃
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…死にたいも、なにも。もう死ぬだろ。管理人を半殺しにしたんだ。止められなけりゃ殺してた。殺処分に決まってる。
…だけどよ、それは、嫌なんだ。だから…
死に方くらい、自由にさせて、くれよ
[もう一度懇願する。注射や、毒ガス、ロープによる絞首、電気椅子。殺処分の方法はいくらかあるが…全部、人のぬくもりを感じながら死ぬ事は、できない。揺らがない声色>>28の中に、優しさを感じていた。普通は、こんなこと、相手にすらしない。]
(29) 2015/07/16(Thu) 18時半頃
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コロン、 ころころ ……かつん
[ ” せなか ”が痛い。 僕は転がり落ちた先、 螺旋階段の一番上で体躯を隠した 。
―――以前はなかった 甲羅に 隠れては 。 ちらちらと首穴から射し込む陽の光が、 眩しかった。 「 ようやく、外に出られる 」
僕の声は、声にはならずに、ただ” 獣 ”の声に成る。 ……ひどく惨めな、感じがした。 ……救護員は、 ” ひと ”になったという獣は、今やどうしているのだろうか? 僕はひょこりと首を覗かせて、階段の下を見た 。……暗い。 あんなところに、居たんだなあ 。 ―――そう思う反面、僕は、あの暗闇に追われている気がして ―――急いで足を 外へと踏み出した。 ]
( ふるさと、 ―――……もすきーと、 )
[ 建物の出口、周りに過去地下施設へ身を置いたものが居たなら、僕の姿は見られて居たかもしれない 。 それでも僕は、 恋い焦がれた” おもいで ” と ” ―― ” とを。 一分でも早く、 見たかった 。 ]*
(30) 2015/07/16(Thu) 18時半頃
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[ 可笑しいよね。 はじめて「狡くない」つもりでいたのだけれど。 僕は彼女を抱きしめたまま、皮肉げに口角を持ち上げて 薄笑いを浮かべる。
僕だって針鼠を助けられるものなら助けたい。 けれど迎えにいったら、そこには管理者も居るのだから みすみす扉を閉ざすようなものだ。]
僕は 何より君がだいじなんだ。 ぜんぶ、僕の勝手。
………ごめん。
[ ジリヤを、という言葉>>22に「何より」を被せて 優しい彼女の意思を捻じ曲げる。
恨んでくれて構わないから、どうか僕に絡め取られて。 どうか どうか 僕の手を取って と。]
(31) 2015/07/16(Thu) 19時頃
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[ 狡い、と言われるたびに 静かに頷いて ごめんと零す。
噫、泣かせたくないのに ぼくがすすんで彼女を泣かせている。
蒼碧の指でそれを拭って 小さな頷き>>23を合図に、僕は彼女の小さな手を取る。
食堂で絡め合わせたときよりも ずっとずっと強く握って 第一図書室へ 暖炉へ その先へ、一目散に走った。
僕の脚は静かにもできなければ疾くもない。 ヒトの足を持つ梟の手を引けたのは一体どこまでだろう。
彼女がジリヤを背にする覚悟ができたのなら きっとすぐに追いぬかれてしまう。 けれど、それまでは。 彼女のきもちを、ジリヤから引き剥がすまでは 僕は彼女の手を 引き続けるだろう。**]
(32) 2015/07/16(Thu) 19時頃
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[八つ当たりなのに、フィリップは私が詰っても、何の反論もしない>>31。 わかっている。本当に悪いのは私だ]
そんなの……私だって。 ……謝らないで。
[私だって、何よりフィリップが大事で。 違うのはきっと、私に覚悟が足りないこと。 二兎追う者は一兎も得ないのに、ぐずぐず選べずにいた私が悪いのだ。 ずるいと言ったその口で、謝るなと言って、私は首を横に振る]
ごめんなさい。
[私が選べずにいたから。今だって、本当に選べているかはわからないくらいだから、フィリップは悪者になってくれたのだ。 悪者にしてしまったことを謝って、私は取られた手>>32を握り返した]
(33) 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[強く握られた手を引かれて、走る。走る。 頷いたのに、その手を取ったのに、どこまでも優柔不断な私は、後ろ髪を引かれて。 決してついていくのが苦になるような速度ではないのに、フィリップに引っ張られるように、走る。
わかっている。一番最悪のシナリオは、ジリヤが殺される上に、私たちの脱出も失敗に終わることで。 一番いけないのは、ぐずぐずと優柔不断に何も選べずにいることだ。 そして、このまま私がぐずぐずしていては、フィリップのことも、巻き込んでしまう。
あふれる涙はそのままに、私は歯を食いしばって、今度こそ覚悟を決めた。 一度強く目を瞑って、ためらいを振り捨てるように速度を上げる。 フィリップに追いついて、追い越して、 でも、繋いだ手は、絶対に離さない**]
(34) 2015/07/16(Thu) 20時半頃
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[ 優しい梟は、ずっとずっと泣いていて 走りながら振り返るたびに、じくりと胸が痛んで詰まる。 けれど 立ち止まる訳にはいかないから 僕はいっそう強く 彼女の手を握って。
振り絞るように覚悟を決めた彼女の目は、 いつもと変わらない眼のはずなのに 決意と涙を乗せて、黒水晶のように光って見えた。 いつの間にか、僕のほうが彼女に助けられている。
知っている、暖炉までの風景。 知らない、ここから先の監獄。
暖炉の闇の中へ我先にと、兄が梯子を無視して飛んでゆく。 先に致命的な脅威があれば きっと教えてくれるだろう。]
……先に行くから、 追いかけてきて。
[ ずっと繋いでいた手を離して 僕は暗闇の中に姿を消した。]
(35) 2015/07/16(Thu) 21時頃
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[ ひとつ ひとつ 梯子を登るたびに変わってゆく 空気のにおい。
どこか甘い、脳を溶かすようなあの香りは 長く身を置きすぎて麻痺していたけど 「外のにおい」は明らかに 僕の記憶を蘇らせる。
どれだけ登っただろう、目指す先が白んで その先に兄さんが、 赤い、鸚哥が みえて。]
『 フィル!フィル! コッチ! 』
[ 大扉の前、羽ばたいているのは――――
( にいさん )
知っている、今迄だってずっとそう呼んできた ”兄さん” にいさん。 なんだろう、視界が歪んで わけもわからないまま 僕は 明に縋って泣いた時みたいに、ぼろっぼろに泣いていた。]
(36) 2015/07/16(Thu) 21時頃
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[ 彼女が現実に引き戻してくれるまで、
多分僕は
赤い鸚哥を見上げたまま呆然と立ち尽くしている。
そんな僕等を迎える者はあっただろうか。 行く道を塞ぐものは。
外の世界の足音は、此処まで届いていただろうか。 **]
(37) 2015/07/16(Thu) 21時頃
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[走って、走って、たどり着いた未知の領域>>35。 一足先に、と飛んでいくフィリップの兄を見上げようとしても、その行き先は、闇に包まれていて]
わかったわ。
[先に行く、というフィリップに頷いて、繋いでいた手を離す。 どっちみち、手を繋いで梯子を上ることはできないけれど、先に行ってと言われていたら多分躊躇っていたと思う。 それは、スカートの中がとかそういう問題ではなくて、私を逃がすことを最優先するあまり、囮になろうとか冗談じゃないことを考えるのではないかという不安が拭いきれないからだ。 闇を睨むようにして、私は未知の領域へと、外の世界へと、梯子を登っていく。 先の見えない闇の中。けれどこの前にフィリップがいると知っているから、怖くはなかった。 いつしか、私の涙は止まっていて]
(38) 2015/07/16(Thu) 22時頃
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[やがて、目指す先に光が差す>>36。 道しるべのように羽ばたく鸚哥のシルエットが見えて。先を行くフィリップの背中も見えて。 道案内はありがたいけれど、少し声の大きさに不安になったりしたのだけれど]
……フィリップ?
[ようやく追いついたフィリップの背中が、なんだか呆然としているように見えたから>>37。 名前を呼んで、顔を覗き込んで、そして私は息を飲む。 フィリップが、泣いていたから]
フィリップ……。
[その涙の理由は、私にはわからない。 けれど、無性に胸が痛くなって。 泣かないで、と囁いて、私はフィリップの背中をそっと撫でた]
(39) 2015/07/16(Thu) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 22時頃
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― 第三棟 ―
[廊下に出れば、 鸚哥の声が聞こえてくる。 あゝ、彼らがきたな、と思った。]
[黒い睫を伏せて一度、息を吐き
行く二羽の鳥。夫婦星のようにも見える彼ら。 少し遠いそれらの姿を目に焼き付けて
胸に も一つ、呼吸を通すと、 少し重い袂に意識をやった。]
( ………… )
(40) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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[ ”兄のほうが唄が上手いから” 僕はいらない ”兄とおなじくらい上手かったら” 僕も居られた? さんにんいっしょに、居られたのかな。
……ねえ、にいさん。
靄の中、兄の背中と赤い鸚哥が並んでいた。]
(41) 2015/07/17(Fri) 00時頃
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[ 遠くから僕を呼ぶ声>>39がして 目の前に、兄と暮らした森の薄闇が広がって ぼやけた視界がようやく像を結んでゆく。]
…………あ、 ぁ………
[ 瑠璃の中の井戸のような虹彩が、ぎゅ、と回って ]
おいてかないで……。
[ 混濁した記憶のまま、子供のような口調で 背中を撫でてくれるひとの前で膝を折る。
しゃがみこんだ僕のむこう、夜目の利く梟の目には 薄暗い廊下の中に彼>>40の姿は見えただろうか。
”普段は”指紋が無ければ開かぬという扉は 閉じているのか、開いているのか。 管理者ならば 知っているだろう。*]
(42) 2015/07/17(Fri) 00時頃
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[開閉に認証が必要な扉は 閉まっていなければ用を為さない。 故にその時>>42もまた、二人の前に在る大扉は 行く手を阻むように塞がっていただろう。
彼は迷わなかった。
廊下から警備の人間が 獣人達の方へ向かうのが見えた。
地を蹴る。 左袂から出した小刀のさやを抜いた。
「すまんな」
警備員の耳元で囁いた声は聞こえたのかどうか。 興味もなかった。]
(43) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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[腹を刺されうめき声を上げる警備員から刀を抜けば 払ったはずの血の馨がまた着物に滲む。
彼は踵を返し、大扉前にて しゃがみこんだフィリップを見下ろした。]
なんてざまだ。 ……姫君の手を引くなら 最後まで引いたらどうかな。
[淡々とそれだけ云って、 彼は大扉のセンサーに指で触れる。 「外」の匂いがふわりと満ちた。
梟はどうしていただろうか。 その黒曜のうつくしき瞳を見たならば。 「はやくいきなさい」と静かに促しただろう。]
(44) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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[どうか、どうか。 彼らがオルフェウスのように振り返ることなく 地上へ向かってほしいと ――そう、願うばかり*]
(45) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/17(Fri) 00時半頃
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大丈夫よ。
[フィリップは、何かに脅えているように私には見えて。 私は努めて穏やかな口調で、語りかける。 膝を折ったフィリップ>>42の頭を、そっと撫でた]
私は、あなたを置いてどこにも行かないわ。
[むしろあなたが私のために、自ら置き去りにならないかの方を私は心配しているくらいなのに。 その視界の端、月見の姿が見えても>>40、今はフィリップを落ち着かせることの方が大切で。 緊張すれば、きっとそれはフィリップに伝わってしまう。だから私は気づかぬ振りを決め込んで、静かにフィリップの頭を撫で続けた]
(46) 2015/07/17(Fri) 01時頃
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[ 彼女の声>>46が僕を此処に呼び戻す。 ぐるぐる廻る記憶と、近寄る警備員の足音に 僕の焦りは増していく。
はやく、はやく、いうことを聞いて 僕の両脚。]
………っは、
[ 何のために僕は彼女からジリヤを奪ったのか この翼を空に届けるためだろう?
折った膝が 硬い鱗のような脚が 立ち上がろうと硬い床で無機質な音を立てるのと、
近寄る管理者の足音が聞こえて来たのは ほぼ、同時。
夜を斬るように黒衣が舞う。 誰かに向かって放たれた言葉>>43は 氷のような温度で それに混ざる血の芳香が、重い空気をさらに重くした。]
(47) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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[ 目の前の地面に赤い池が現れて その中で蹲る見知らぬ「人間」。
どうして、とマトモな脳があれば問うただろうが 見上げた血の馨を纏った管理者に 目をそらすように 俯いて。
そっぽを向いた僕の頬を、明らかな外の風が撫でれば 急に開く扉へ目を向けて 扉の傍ら、センサーの前で佇む彼>>44へ ようやく ]
……………どうし、て。
[ やっと音にできたのは たったの4文字で 譫言のように あふれた音。
>>44”言われなくとも”と、湧いた疑問を掻き消すように 僕を宥め続けてくれたひとの 手を取ろうと。**]
(48) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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[警備の人間が駆け寄ってくるのが見えた>>43。 けれど大扉は閉まっていて。そもそも、フィリップを置いて逃げるなんて選択肢は私にはない。 そんなことをするくらいなら、ここで殺された方がましだ。 フィリップの背中を、頭を撫でる手に、力がこもる]
――――――……!?
[けれど、目の前で起こったのは、思いも寄らぬ展開だった。 月見が、警備の人間に駆けて。そして流れる、血>>44。 そして開かれる、大扉]
……どうして。
[思わず、フィリップを撫でていた手も止まってしまった。頭に手を乗せたまま、呆然と私は呟く。 それはもちろん、こちらにしてみれば願ってもない展開だったけれど。 そんなことをして、月見に何のお咎めもない……なんてことは、もちろん、ありえない。 静かに促されて、私はもう一度、どうして、と呟いた。 それでも、フィリップが我に返ったなら、私は逃げることを躊躇わないだろう]
(49) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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―――そうか、 ……死ぬのか。
[ 男はゆくりと、囁いた 。 地を這うような声だった。 そうしてまるで ――― 昔に捨てた、 口調だった 。
死ぬ? なぜ。 人を傷付けたから 。 それだけ。 たった、それだけである。 男は自身の髪を耳に掛けた 。]
それはそれは、 ……面白く無い。
[ 折角見つけた” たのしい ”こと 。 ” たのしい ”もの。 ” たのしい ”―――人。 まるで玩具を取られたかのように、男は不貞腐れた顔をした。 何故この愉快さを、 胸を疼かせる愉しみを 誰かに奪われなければならないのか ―――
そう、 誰かの死に様などは 見たくない 。 ]
(50) 2015/07/17(Fri) 02時頃
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なら簡単だな、ジリヤ。
―――俺と一緒に暮らさないか。
[ 男は口端を上げ囁いた。 まるで悪魔の囁きだと、罵声を浴びせて来た誰かの気持ちが解った気がした。 遠くから漂う風が、 外の香が髪を揺らす 。 男は紛れて、彼女の頬を引っ張った 。
そしてまた、 手を差し伸べる。 ]
ハイか、 イエスか。 欲しいのはそれだけ。
[ はたして獣を匿うと知れたら、 ひとはどう思うのか。 男の興味は尽きず、――ただ好奇心に突き動かされた。 ]**
(51) 2015/07/17(Fri) 02時頃
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( 会いたい ) ( 会いたい ) ( 会いたい ) ( ―――だれに? )
僕のうすのろな足が、止まった。人混みを避けて歩いて来たはずのそこが、いつの間にか人に埋もれる。 僕はすこし、息苦しくなった。
「 ふるさと 」 「 もすきーと 」
僕を動かすふたつのワード。 ぼくは、 ……なにを探しているんだろう?
ぽっかりと胸に穴が空いた気持ちだった。 はてな?クエスチョン。 こんな空虚な気分は、……ああそうだ、塔を出てからだ。 疑問を飛ばしても、僕にはわからない。 わからないんだ。
どうしてぼくは、こんなにさみしいのか。 それさえ。*
(52) 2015/07/17(Fri) 02時頃
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[二人とも「どうして」と重ねたから、 彼は小さく肩を竦めた。]
いきていたいんだろう。
[なぞるのは尚、 鮫に投げかけられたあの言葉>>250だけ。
フィリップ>>48が我に帰って 梟>>49の掌をとるならば 彼の出番は終わり ――きっと長話は無用]
はやく。
[君達は。まだ、未来があるはずだ。 そう思いながら再度促せば、 彼らは行ってくれただろうか。
その背を見送ることぐらいはできればいいけれど。*]
(53) 2015/07/17(Fri) 02時頃
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