170 白峯異聞
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…ま、そんときゃ死ぬだけか。 …命令変更、扉がなくなり次第突入。 突入後は、仲間に対し敵意を向けて来た相手に対してのみ攻撃を。
[言いながら、屋上の扉にそっと手を付いて。 扉全てを使い切るつもりで、能力を行使した。]
…形状は熊。命令は…敵意を持って攻撃してきた人間に攻撃を。
[他とは違う、見た目では狼より危険な存在。 実際は中空のハリボテとは言え、知らなければ警戒するだろう。 そうして攻撃されれば狼の群れが襲い掛かる仕掛けで…]
防衛側、生きてるかっ! 一応援護に来たぞっ!
[一声かけて身を伏せて、熊の影から屋上を見回した。]
(27) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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―3階―
まぁ、何か言われたらそんときゃ俺の所為にすればいいよ。 やれって言ったの俺だしな。
[いまいち信用できるのかできないのかわからない太鼓判を押しつつ。
作れと言った手前、黙ってはいたが。 鉄の塊の動物を何体も転送するのは地味にしんどかった。]
(28) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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―屋上― さーて…俺はどうしますかね。
[上倉が何かしたのか、大分霧は晴れている。 が、目標の座標を見定める能力故、悪い視界や見知らぬ場所というのは些か転移しずらい。 ひとまず、屋上にあるタンクの上に転移し、様子を見定めようと。**]
(29) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 02時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 04時半頃
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……助かるわ。
こちらも防衛側よ。
[竜巻を周囲に張り巡らせながら、仕掛けるタイミングを窺っていた。
銃弾も一発ならば竜巻で相殺できる可能性はあるが。こちらから仕掛けて後の先を取られると流石によろしくない。
もしも獣が隙を作ってくれるならば。 レイの懐へ一気に飛び込む心算だった。]
(30) 2014/03/23(Sun) 09時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 12時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 20時半頃
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……防衛側、かよ
[ 現れた人物の言葉>>27と現れた狼のような形の集団に、 「 勝ち目ねぇな 」と独り言ち、喉を鳴らす。 彼の異能を知る由もなく、 きっと簡単に敵意を持ったはず。 ]
( …櫻子だけは、護らないと―――、な。 )
[ そんな想いは隙をつくり、 懐へ飛び込もうとする者>>30に格好のチャンスを 与えてしまっただろう。 ]
(31) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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[隙を見つけた刹那、低く構えると一気に間合いを詰める。
竜巻の遠距離攻撃で削るよりも確実に仕留める為の技を選ぶ心算で掴みかかる。 狙うは3Fで闇色の“何か”を葬ったのと同じ技。 回避されなければ至近距離からの大技を叩き込もうと――]
(32) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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…なるほど? 状況的には、亀吉とあの巫女さんは少なくとも味方で… 海音寺はともかく、他の2人は判断付かんか。
[倒れている生徒>>2:154と狼の突撃を受けている男子生徒>>31は判断しがたいが、 後者は状況>>32からして少なくとも味方ではなさそうだ。]
…援護しておくとしますかね・・
[右手で指差し雀達を飛ばすが、狼達は動かない。 人の意識を察するほどの知性を持たないせいで、 攻撃されるまで敵意を敵意と認識しないのだ。]
命令変更…ってどうすりゃいいんだ! 変更撤回っ!
[下手な命令をした日には、味方の邪魔になるだけで終わるだろう。 そう判断し、ひとまず階段の手すりで次の雀を補充した。]
(33) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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……っ、あっは…、おっそろし
[ 掴みかかられ>>32深い赤に染まる瞳は、 好奇の視線を紗枝へと向ける。 これから攻撃を受けるというのに、 愉しんでいるような表情。 ]
…でも、死ぬわけにはいかないんだよね
[ 回避はせずとも、霞に突き立てた短剣を 掴みかかる紗枝の腕に振り下ろそうと―― ]
(34) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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―っ
[短剣が振り下ろされる。 それに構うことなく、腕はレイの頭部を掴もうとしていた。
そう、腕に多少のダメージを受けた所で。 相手を殺してしまえばそれで構わない。 傷は後から治療すればよいと。]
短剣程度で、あたしを足止めできるとでも思ったのかしら?
(35) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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…俺には両腕あるんだけど?
[ 構わず腕を伸ばす紗枝>>35に、「 おぉ 」と感嘆の声。 短剣とは違う手に愛銃。
頭を撃ち抜――けば、確実に殺れるが、 やはり狙えないのは明らかな欠点だ。
少しでも距離を取れれば、と 彼女の足を目掛けて引き金を引く。 ]
(36) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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あたしにも風があるわ。
[銃を撃つ、それに完全に合わせる事は出来なくても。 竜巻をレイの目の前に出現させて一発目の射撃を無効化させた。]
――ふっ
[その好機に、掴み技を最初から狙う事はしない。 回し蹴りを狙って叩き込み。 それがかわされれば、接近して無事な方の手で掌底を叩き込もうと。]
(37) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 23時半頃
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……チッ
[ 目の前の風の柱に赤は深まる。 未来が正しく見えない。何を焦っている。 何に苛立っている。 何に―――
回し蹴り>>37をダイレクトに喰らい、 9m先まで吹き飛ぶ。
また赤だ。自分の。赤。 ]
………、……
[ 無言で両手に銃を構えれば、 強く地面を蹴り上げ、弾が尽きるまで 紗枝に撃ち込もうと ]
(38) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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そこかしら?
[指を鳴らして竜巻を何度となくレイの周囲に出現させる。 直撃を受ければ銃ごと、彼の腕も折れてしまうかもしれないし。直撃を避けたとしても、それをかわしながら銃撃を仕掛けるのは至難の技だろう。
ましてや、竜巻の合間を縫って掴みかかれる様にと彼の隙は常に窺っているのだから。]
(39) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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…なんでよりによって紗枝に見つかるんだよ あの霧の中、目良すぎんだろ…
[ 完全に戦う相性の悪い相手に思わず零す。 絶えず現れる竜巻>>39に、地面を蹴り後ろへ。 ひょっとしたら防衛側の人間にも危害があるのでは、 と、微かな望みに自嘲する。
おかげで視界は綺麗になってきた。 自然と探す姿は、ただ1人。 ]
(40) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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まったくちょこまかと……
[竜巻での攻撃の手は緩めない。 緩めてしまえば、向こうに銃器がある以上は趨勢が一気に傾いてしまいかねないのだ。
それ故に、彼の意図には気がつかないまま。]
(41) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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――っ先輩…!
[鳳が誰かと戦っているのが、まだ霞みがかった状態でもわかる。 竜巻や風が不自然に起こっているのを見ると、上倉と戦っているのだろう。相性が悪いと、自分で言っていたのに。 現れた狼には気付けずに、ただ鳳がいるであろう方向に必死に叫んだ。]
や、待って、先輩………レイ先輩!
[上倉とは自分も相性が悪い。自分が行っても足手まといになりかねない。 そう思ってしまうと、一歩踏み出した足はそれ以上動かなかった。
微かに口を開き、小さな小さな言葉を零す。
不安からか。それとも別な感情がせりあがってきたためか。]
(42) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[ 少し離れて、「あー」と首を鳴らし上を向くと、 おサボり中の同級生の姿>>29。 ]
…当たらない、よな
[ テレポートが得意なのは知っていた。 どうせこのままやられる一方なら愉しんでしまいたい、と 伊那に向けて3発、リズム良く引き金を引く。 ]
(43) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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ち……逃げなさい!
[自分への攻撃ならば迎撃できる。 だが、他の面々への攻撃を迎撃するだけの余裕はまだ彼女には無かったのだ。]
(44) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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……櫻子?
[ 引き金を引く合間>>43に聞こえてきた、 探していた彼女の声>>42。
…初めて名前で呼んでもらえた気がする。 この感情は何なのか。 わからないけれど、心が温まるのを感じる。 ]
(45) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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んぁ?…………っとぉ!?
[いつのまにバレたのやら。 すぐさま移動するも、最初の一発は肩を貫いたらしい。 シャツが紅く染まり、伝い落ちた血が流れる。]
……ってぇな!鳳ィ!!
[上倉の風で大分晴れた。誰が撃ったかも、朧気にだが見えた。 あとは、弾道から位置を把握し、推定される急所へとナイフを転送して。]
(46) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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当たった…のか? サボりすぎだ、伊那
[ 怒声>>46から当たったのでは、と予想外な展開に 思わず目を丸くさせる。
―――反撃になど気付くわけもなく。 ]
(47) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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―――っ、ぐ、ぁ…
[ 急所…は免れたものの、脇腹へと深く刺さるナイフは 赤を滲ませ、膝が折れる。 ]
( ここで…ここで、死ぬわけには… )
[ 死ぬ気になればなんでもできるというのは 本当なのかもしれない。 深い紅に染まる瞳で伊那を捉えると、未来を視る。 両手の銃で続けて12発、 テレポートされても視えた未来と同じであれば、 追いかけるように撃ち込んだだろう。
脇腹のナイフはじわり、じわりと命を蝕んで。 ]
(48) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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[風のおかげで、視界もだんだんと晴れてきた。 慌てて鳳の姿を改めて確認すると、伊那が彼の名前を呼ぶ>>46のが聞こえる。]
ちょ、何でそっちにも攻撃して……っ!?
[上倉で精一杯なはずなのに、どうして。 そして視界に映る、彼の赤>>48。
―――こわい。
怖いのはきっと。その赤が、彼のものだから。]
(49) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時半頃
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レイ先輩、おねがい、……逃げて……!
[必死の、涙を流しながらの願いは――聞き入れて、くれただろうか。 どちらにせよ、彼の方へと駆け出しただろう。 攻撃しようなんて意識を持つことは出来ず、ただただ失いたくない一心で。]
(50) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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なぁに遊んでるのかしら?
隙だらけ。
[レイの頭部を掴み。 逃げられないように固定した上で竜巻で彼を刻んでいく。
脇腹に刺さったままのナイフも風に煽られて彼の肉を抉っていくだろう。
念のためと、櫻子の方を一瞥して。]
彼を助けるなら、いつでもどうぞ?
(51) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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俺ぁ平和主義なんでね。
[返答にもなってない返答を返しつつ。 新たな発砲音に転移しかけ――]
……っ……ぁ
[頬と、左足、そしてわき腹に違和感。
軽く舌を打ちながら彼の能力を思い出す。 それなら]
予定、変更…っと
[その場で、脚を止める。]
(52) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時半頃
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てめぇの目…頼りすぎだぜぇ、鳳!!
[もうナイフはない。 それでも、長く使ってきた筆記用具はまだ大量に持っている。 弾道は先ほどから殆ど動いていない。あえて言うならば、少々下がったくらいで。 それならば、いる位置は変わらない。
僅かにぶれる座標に構わず、鋭く尖った万年筆を飛ばした。]
(53) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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おせーよ、来んの
[ 逃れられない攻撃>>51に、抉られる感覚に。 奥歯を噛み締め耐えるが、口角はみるみると上がる。 ]
お前に生きてられちゃ困るんだよ…紗枝
[ 竜巻のタイミングを見計らい、腹に蹴りをいれようと。 当たっても当たらずとも、隙が出来れば 駆け寄る櫻子>>51に視線を向ける。 もちろん逃げろなんて言葉を素直に聞くわけもなく。
―――流れる涙に痛む胸は何なのか。 ]
(54) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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(――熊?)
[>>27、肩口を抑えながらもさっき聞いた声に振り向いては。 身を伏せた影には気付かないが、2階の廊下で出会った二年生だろう、と判断した。その応援に少し安堵しながら――、>>42鳳の名を喚ぶ彼女の声に抱くのは何処か靄のあるモノ。
其れを自覚すれば、痛みより湧くのは別の感情。]
(……ああ、苛々する)
[その視線を追いながら、櫻子には攻撃する事もなく。 >>48冷めた黒曜石の様な目で鳳の方を向いては、>>51肉の抉られる様を見つめながら――、鳳に光球を2程放つ。]
(55) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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―――っ!!
[もう、ここまで来たなら。相性の悪さとか足手まといになるだとか、言ってはいられないのだろう。
紗枝の方へ向かおうと地面を蹴る。 深く深く揺らめく紅い瞳を、憎しみに染め上げて彼女を見つめ。闇は、術者がその心を染めるほどに強くなっていく。]
レイ先輩を、それ以上傷つけんといて…!
[小さな叫びが耳に届いた者はいたか。 櫻子の纏う雰囲気は、異質になり。彼の周囲に闇の結界を張った直後――瞳がぐにゃり、歪む。
爪先は獣のようなそれへと変化して。 櫻子の体が黒い光に包まれると、晴れた時そこにいたのは黒い獣。
例えるならば、狼のような。]
(56) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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