人狼議事


197 獣ノ國

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視点: 人

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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 02時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[店内から客がいなくなった。
仕事中は花籠を作れる程、暇だったのが終わった途端に3人の客。
疲れを吐き出すかの如く、大きく息を吐くと店主が使用している灰皿を人差し指に引っ掛けて机の上を移動させた。]

 つっかれた。

[ねじ込まれた煙草の箱は更に変形されており、片手では素直に箱から出てきてくれない。]

 …ったく。

[一筋縄では出てきてくれない煙草を諦めたのか、もう片方の手で一本取り出すと火を灯して紫煙を作る。無風の空間では紫煙は上空をしばし漂ってやがて姿を消した。この煙草を吸い終わったら友人から頼まれた物を作るために、花の発注作業を行うだろう。そして夜も更けた頃、職場からそう遠くないアパートに戻り、就寝をした**]

(26) 2014/10/03(Fri) 02時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 03時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―回想・自室―

[少し錆び付いた鍵を回せばカチリと音を立てて、解錠する。

ドアノブを回した先、少し埃が舞うけれども、必要な物以外置かれていない部屋に男はズカズカと足を踏み入れる。

飛び込んだ先は、余り皺も汚れも見当たらないシーツ。
必要最低限しか訪れない“住処”に。住処だというのに慣れぬ臭いに、鼻を鳴らす。

コロリと転がるのは紫色の液体。
とっくに炭酸が抜けたそれはきっと甘いのだろう。

手持ち無沙汰にまさぐった先、デニムのポケットから現れるのは一枚の紙切れ>>0:245と、いつの間にか共に突っ込んでいたのだろう僅か縒れた猫の顔>>0:335

交互に見比べては男は抜けるように息を吐きやがて身体を弛緩させ、微睡みに襲われるように意識を手放す。

頭部に、犬歯に、爪先に、言い知れぬ違和感を何処かで感じながら。]**

(27) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ

―回想・商店街―

[あちらこちら。商店街の端から端へ。
進む秒針に従ってカバンの中身も軽くなる。
いつもより駆け足で配達を終えたせいか、少し息が切れている。
パタパタとブーツを鳴らして最後に訪れたのは花屋なのだが––––––]

 し、閉まってる……!

[店の中を静物画のよろしく彩っている花に出会うことなく、その日の…の業務は終わりを告げた。
期限が明日までの注文票を握り締めて、芳香とアスファルトの匂いを隔離する店構えを視界に捉えて、1人慟哭しそうになる。
中ではまだ従業員が作業>>26をしているかもしれないが、恐らく視界に入らないだろう。]

 あぁぁ…おっこられる、なぁ…

[バイクまでの道のりをトボトボ。
その道中、本屋への伝票も渡し損ねていることに気がつけば今度こそ小さく悲鳴をあげた。

 だけど明日は、もっと不可思議で珍妙な事が起こるだなんて、少なくとも…には想像出来なかった。*]**

(28) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 愛人 スージー

[尾を隠す長いスカート、髪はバランスを失わない程度にボリュームを持たせ、獣耳を隠し(このときばかりはできそこないの半垂れ耳を感謝する)、後は自分を飾ってくれる服やアクセサリーを身に着けて。
けして忘れないのが、首に付ける革のチョーカー。飼い主がいないけれど、人に仕えるモノなのだと、自らに言い聞かせるように、パチンと留め金を止める]

よし、準備完了

[髪を後ろに流した時に触れた右耳に、ふと昨日囁かれた言葉がよぎる。冗談でも本気でも、あの言葉はたちが悪いと考えて]

………商売上手よね、あの人
個人的に待ってるなんて勘違いさせるようなこと言って。
どうせ女なら誰にでも言ってるんでしょう

[誰に聞かせるでもない批判。否、自分という聞き手はいるのだけれど、呟く彼女は自らへ語りかけると言うつもりは全くなく、女性特有の意味も無い独り言であると勝手に断定して]

ああいえばどんな女の子でも靡くと思ってるのよ、きっと

(29) 2014/10/03(Fri) 03時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 03時頃


【人】 愛人 スージー

[呟き終ってその不毛さに呆れて、とりあえず休校の間に勉強でもしておこうと本や筆記用具、昨日本屋でもらったメモを鞄に入れて]

カフェでも良いけど、図書館でもいいかな
お昼は適当に買っていくか、午後からはどこかに出かけても良いし

[帰り道にでも、また花屋に寄ってもいいかもしれないなんて、あの店員の策略にはまってるとか思いつつ。
今日も今日とて、彼女は外へと出かけていく**]

(30) 2014/10/03(Fri) 03時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 03時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[今日も今日とて今日が来る。学生は目前でご飯を貪る姉妹に、母に、父に嫌悪の瞳を向けました。まるでなって無いその姿、まるで温かみの無いご飯、そして一人だけ疎外されたような乖離に胃を痛め、しかしその痛みさえ前面に出さずに奥歯を噛み締め耐えました。

姉はちらりと学生を見ます。何も言いません。学生は舌を打ちました。妹はちらりと学生を見ることもしません。学生は視線を気だる気に、嫌味らしく斜めへ上げました。父は学生の存在を蔑ろに。母は冷たいご飯を暖かい笑顔で差し出すのです。]

  …要らない。

[言えば父は憤慨してみせたでしょうか。母は悲しそうにしてみせたでしょうか。罪悪感が胸に咲けども、学生は踵を返し髪を揺らしました。父が箸を机に叩き付け、大きく足音を立て寄るのを耳に受け止めながら。学生は歳に合わない服とローファーを履き、そのつま先を地面に叩くのです。そしてがしりと掴まれた肩、強引に其方へ振り向かせられれば次は頬が叩かれるのです。

現実は甘くない。とても。とても。

学生は、振り続けようとする拳を必死に、まるで茨を掻き分け逃げるアリスのように必死に振り払えば、外への扉を開き、身体を滑り込ませました。*

(31) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

― 回想 パン屋の前 ―

  …せんせい。

[寒いか>>0:351、と問われたなら、学生は何と答えたのだったでしょうか。きっとうんともすんとも付かないまた曖昧な言葉を返したに違いありません。
空を見上げれば矢張り煌めく陽の光は目を貫き、思わずに強くまぶたを抑えた覚えは確実に。その横目に見えた景色、扇子を開いたせんせいの姿には、ああやっぱり、和のものが似合うなあ、まるで何の役にも立たない感想を。

そして肩にかかるゆるい温もり>>0:352には、睫毛を揺らしてみせました。戸惑いと共にせんせいに向けた、せんせいを呼ぶ声は震えて居たかもしれません。学生は何年も自分に向けられることのなかったぬくもりに、酷く安心を、そして警戒を覚えてしまいました。身を固くしては恩も忘れ、うつむき加減に、しかし直ぐに感情を誤魔化すように顔を上げてはみせたでしょうけれど。]

(32) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

  …せんせいが心理学のせんせいにならないのが、すごく不思議だわ、わたし。

[またも意表を突く発言>>0:353には呆れの視線さえ投げてはみせる。しかし後に続いた「心理学」が鼓膜を叩けば、学生は図星を突かれたように、一瞬息を呑みました。瞬きさえ忘れたその数秒を越え、漸くマトモに現実を見据えた脳は、震える唇に動けと命を下すのです。]

(33) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

  ……でも、現実は、御伽噺にはなれないから。

  ねえせんせい、せんせいは、―――

[あくまで警戒を隠し軽快に、まるであの猫のように学生は、愉快さを滲ませた音を紡ぐのです。現実を莫迦にしたような発言が、自らをも莫迦にしているとは、考え至りはするけれど認めずに。強情とさえ言われる悪情は、ただ自分を守る為だけに。
学生はその後、何かと言葉を掛けようとは思いましたが、その前に遠くへ投げられた声>>0:364を認めると、あまりに人が多いのは怖いと、本音を隠しそろりそろりと踵を返しました。まるで先程まで居た人が消えていた、そんな夏に咲く怖い話に似た体験を、今日学生の図星を突ついたせんせいに訪れてしまえば良いと、悪趣味に身を任せる。*]

(34) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

― 回想 パン屋→ ―

  …御伽噺に、入りたい、だとか。

  王子様の迎え、だとか。

[学生は雑踏の中、人混みの中心で、ひどく情けなく顔を歪めました。悲痛に寄せられる眉は無自覚に、人々が無関心に学生を通り越していくものだから、自分の存在は如何程かなんて問うまでも無く現実を見せ付けるのです。だから、だからこそ。締まる胸を吐き出したいと、駆け足で人混みを走り抜けてはただ我武者羅に。母校であった学校の前へと葦を落ち着かせると、力の抜けた膝を支える為にその門へ手を預けました。
不恰好に、いやな現実の空気を吸っては吐き、肩で息を整え、震えた現実の機器を取り出し、その文面につよく瞼を閉じては開き、のろい動きで画面を叩く。]

――――――――――――
差出人:皇マユミ
宛先:スージー
―――――――――――
ごめん!
20xx年 10月1日
―――――――――――
お腹が空きすぎて適当につまみぐいしたら、お腹痛くなっちゃった。
休みたいから、会うのはまた今度でも良い?
ほんとうにごめんね!
―――――――――――

(35) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[嘘に嘘を重ね嘘を吐く。保身を守り過ぎ最早何を本来まもりたかったのかさえ忘れてしまった。

学生は自分の醜態を自覚し体を、肩を震わせると、怪訝そうに此方を見て来る生徒らを振り切り帰路へと着いたのでした。*]


――――回想 了

(36) 2014/10/03(Fri) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―自室―

 ――…はは。

[違和感。洗面台に備え付けられた自身の姿を見て男は鼻で笑ってやる。
鏡に映し出されたその姿。幾分か寝起きの跡を残しつつも、見慣れたその面に男は唾を吐きたくなる衝動を抑える。]

 …なるほど、なるほど。
 ――これは確かに、ウソつきには相応しいのかもしれない。

[浮かび上がる姿と、昨日までと異なる生えた、何か。
痛覚はあるらしい。夢だとばかりに引っ張ってみた結果、鋭い熱を起こしたから。

男は暫く唸る。
到底人のものとも言えない声で。
驚くのはつかの間。次の瞬間にはお馴染みの赤いパーカーを身に纏う。]

(37) 2014/10/03(Fri) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……中途半端、か。何処まで皮肉なんだか。
 獣でも人間でもないって?
 これなら一層尻尾もあれば面白かったのに。
 ――声さえ聴けない耳よりはきっと、数十倍も価値があっただろうに。

[重く長い溜め息と共に男は椅子に腰掛ける。
備え付けの机には昨晩購入した一冊の本と、炭酸の抜けたジュースに、紙切れ二枚。その内シンプルな方に何と無く視線を向けた男は暫し思案。]

 ――…僕はどっちなのかな。これじゃあ泊りも約束も難しそうだ。

[アドレスに綴られた先。何故かログイン出来たその場所に首を傾げつつ男は、暫くの間何をするでもなくフードを押し上げる獣耳に狼は牙を向いた。]**

(38) 2014/10/03(Fri) 03時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

― 現在 公園 ―

[ギィコギィコ、ブランコが鳴る。鉄錆の在る手元を掴み、地面を蹴ると、ギィコギィコ、ブランコは鳴る。学生はその不恰好な音に何故だか親近感を覚えてはちいさく微笑んで見せたのでした。

今日は昨日と違って少し曇り。肌寒さは残るけれど、鞄の中には結局、返しそびれたせんせいの羽織>>0:403が在ると、学生はその服を確認しては鞄を閉じて、ひとつ曇天に息を吐きました。

そしてもう一つ、いつもと違うこと。
ネットの上に出来たコミュニティシティ。猫からの「お誘い」を心待ちにしているうちに、開いた先に目を引いたそれ。何気無く開いたものであったけれど、そして荒らす心持ちさえあったけれど。案外興味を引くその噺に、もしかしたらとちいさな期待を寄せ学生は打ち込みました。]

(39) 2014/10/03(Fri) 03時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

  …どうしようかな

[迷うのは今日のこと。学校は、まだ休みなのだっけか。曖昧な思考は本来の道から逸れ、ただ逃避だけを考えます。授業なんて受けたく無い、まるで青いボイコットのようにさえ他者からはみて取れるのでしょう。そして若いと一笑される。学生はその場面を明確に思い浮かべ、叩かれた頬を――まるで昨日の猫と同じ紅葉を触り、叩いた張本人に心中にて恨み言を綴りました。]

  ……。

[ギィコギィコ、ブランコは鳴ります。その聲は痛いからなのか、何なのか、無機質の気持ちなど分からない学生はぼうっと曇天を見上げる。何れ雨が降ることになろうとも、決して先に家には帰らないと、意固地な決意さえ胸に、学生は泳がせていた足を地面に付け現実に立ち上がりました。

そうだ、今日は懐古に耽る為に母校にでも行こうかと、鞄を持ち道を進みます。あわよくば昨日、門に息を切らし寄り添って居たあの汚名さえ返上してみようと――そのやり方など頭には思い浮かんではいませんが――、学生はただ自己満足の為に、今日も今日とて歩を進ませます。]

(40) 2014/10/03(Fri) 03時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

  もし、クローゼットの奥に扉があったなら。

  もし、この街に人が居なくなったなら。

[いつもの慣習、慣れた口頭。されとて声を包むは落ち込みの滲ませたブルーなもの。
言葉たちを紡いでいる内にその先に母校を見付けたのならば、人混みを想定し嫌々に表情を固め、しばらくその場に留まってみせただろうか。**]

(41) 2014/10/03(Fri) 03時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[キングサイズのベッドの上、ジャニスは気怠げに髪を掻き上げる。
時刻は早朝。暫くは舞台に出られないというのに、いつも通りの時間に起きてしまった。損をした気分になれば、ため息も深くなるというもの。

けれどいつまでもそうしているだけ無駄だと、スプリングを軋ませながらよろりと立ち上がる。鈍い頭でぼんやり携帯を確認しながら、ほんの少し、昨日出会った彼等にメールでも送ろうかと思案する。
とはいえ、何を送れば良いのやら。寝起きの頭では、それも思いつかずに。結局携帯をベッドに放って、洗面所へと足を向けた]

……はあ。

[同居中の兄は、何処かへ出かけている様だった。であれば、朝食の調達は自分でせねばならない。
演技ばかりに身を費やしたジャニスが、まさか料理なんて出来る筈も無く。取り敢えずにと、冷蔵庫にあった牛乳を温めて飲めば、またため息を。

……舞台に立てない日の、何て味気ない事]

(42) 2014/10/03(Fri) 04時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

……おなかすいた。

[一度物を胃に入れてしまうと、どうにも我慢がきかなくなるもので。ジャニスはぽつりと呟き、再び寝室へ足を向ける。
自分で作れないのであれば、買うしかないのだ。正直な所、仕事も無いのに外に出るのは億劫なのだけれど。

軽く化粧を施して、鏡の前で、にこりと一度微笑んでみる。今日も快調だ。
――最後に昨日とはデザインの違う、けれどやはり真っ白なコートを羽織る。そうすれば、漸く思考もクリアになっただろう。幾度かの瞬きの後に、外へと足を踏み出す。

目指すは商店街。あそこに行けば、何かしら口に入れる事は叶うだろうから**]

(43) 2014/10/03(Fri) 04時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 04時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 04時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 回想:大通り付近→図書館 ―

 見ての通り。

[笑みを絶やそうとしない様>>10は、ひやりと眠る記憶を刺激し、僅かに口端を強張らせた。それを悟られる事を憚れば、掛け合うように短い言葉を返して、上手く誤魔化したつもりだったか。

口にされる自分の名>>11は、くすぐったい。
それは、相手も同じなのだろうか。と淡い思考を重ねつつ。数か月分はゆうに呼ばれた気がする、と思考を締めくくれば、呼び試しをする様を眺める。

そうして、この近くかと問われれば、半身はそのままに僅かに首傾げ、一間。
"近く"の程度は測りきれずとも、この通りに足を向ける程度には、近い。そう思い至れば、マフラーによって稼動範囲の少ない首を縦に振った。]

 ……迷子に自信でもあるの?

[手を取られれば目を丸くして、本当に取られるとは思っていなかったと、内心呟きつつ。揶揄の言葉と共に小さく肩を竦めれば、つられるように目元を柔らかく緩めた。

久しい目元の感覚を楽しみつつ、緩くその手を握り返しては、横に並び歩けるように引く。これで変に手が伸ばされる事もない。

そもそも、シメオンがそんなタイプか否かは、さておき。]

(44) 2014/10/03(Fri) 04時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――"友達"というフレーズが飛びだせば>>11、思わず耳を、疑った。聞き間違いかと思えば、またそのフレーズが流れ、眉尻がピクリと持ち上がる。]

 (…物好き通り越して、…何この人)

[失礼は胸の内に留めるものの、詰まった言葉は小さな唸りとなって零れた。今日はどうなってるんだ、と嘆きの言葉が先に上がってくる始末。
深く息を吸っては、まじまじと相手の表情を力の加わった瞳で見るが、それも直ぐにふらりと瞳を曇らせながら反れて行く。

彼の真意を図る事は、疎遠を保っていた身には難題でしかない。]

 ………… …、――好きにすれば。

[一言、それだけを返してはマフラーへ頬を埋め。数拍置いて、少しだけ強く手を引き寄せる。
もし、字面のままが真実だったとしたら。…なんて、他人事と言い切れない想像は、眉間に薄い皺を刻ませる程度には堪えた。

やがて、図書館に辿り着けば、幾つか言葉を交わし別れ、自身の本を返却しに向かっただろう。

もし、相手の帰り道が危ういようなら。
偶には良いかと相手の用が済むのを待ってから、分かる道まで付き合ってやったのだったか。]

(45) 2014/10/03(Fri) 04時半頃

オスカーは、>>45 [付き添いの必要やタイミングがなければ、「バイバイ」と言い残して、一人で帰る心算。]

2014/10/03(Fri) 04時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―回想・昨日の大通り―

[嬉しげに、しかし自信に満ち溢れた彼のその笑顔>>16に、男はついに緩い笑みを見せただろうか。
嗚呼、やはり好感が持てる。実力を持つ者は、それに見あった自信を持つべきだというのが男の信条。
実力、そして自信。何方が多くとも少なくとも、均整が取れていないのならば、それは只々滑稽なだけだ。

そうして、自信があるからこそ、賛辞を求める言葉もするりと出たりはするのだろうか。
彼の頑張りの"褒美"として求められたのは、何とも可愛らしい願いではないか。]

あぁ、褒めるとも。
君が私を楽しませてくれるのなら、私も君の望むように、君に演技の感想を述べよう。

…勿論、君なら私に"良い"感想を言わせてくれると、疑っていないからだがね。

[だから、男は約束を交わす。ひと時の楽しさを与えてくれるのであれば、それには全力で報いるのもまた男の流儀。
そうする事でまたその小気味の良い笑みが見れるのならば、それもまた楽しみの一つとなろうから。]

(46) 2014/10/03(Fri) 05時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[差し出した名刺は、どうやら受け取って貰えたようだ。名前をなぞる指を眺めながら、小さく呟かれた疑問符>>17には、男は悪戯じみた笑みを浮かべて見せただろう。]

苗字が気になるのか?
私を識別したいのなら、ファーストネームだけで十分だろう。

[それだけを告げたのなら、男はそっと手を伸ばして紙を掴む手を握り、紙に書かれた"V"の文字を指で隠そうとしただろう――まるでそれすらも、"不要"であると言わんばかりに。
尤も、その手が振り払われたのなら、隠す事は適わなかっただろうけれど。

そうして、親しげに友人と話す彼の姿>>18を眺めながら。受け取った紙袋>>12>>13の重みには気付かぬまま、カラコロと鳴る下駄の主の声を待ちはしただろうか。]

(47) 2014/10/03(Fri) 05時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―自宅―

[昨日はあれから、三人でどんな話をしただろう。眠る前の回想は、まだもう少しだけ続いたかもしれないけれど。
その夢の続きはまた、思い出した時に紡ぐ事もあるかもしれない。

そうして、昇る陽が変わったのなら。
男はまた"何時もの"時間に――そう、朝陽と共に瞼を開ける。]

………、……

[何時もと同じ時間、同じ朝。身に着けるシャツに皺は無いし、眉も髭も剃り残しなど一つも無い。髪は綺麗に纏められ、爪も短く切り揃えられている。
――嗚呼、しかし今日の夢は些か愉快な夢だったではないか。日が変わる時に得た"情報"に、男はクツと喉を鳴らす。

チキ、チキリ。チキチキ。
短く切り揃えた爪を重ねて小さく鳴らし、パチンと一つ鳴らしたのなら、その間からは絹のように細く長い糸が一本。
僅かに粘つくこの糸で獲物を絡めずに、さぁ果たして幾日経った事だろう。
嗚呼しかし、別に何をしたい訳ではない。
この糸が獲物に絡むその様は、それはそれは愉悦を煽る物だとしても、そんな事は研究室の"モルモット"相手に、存分に行えば良いだけの事だ。]

(48) 2014/10/03(Fri) 05時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 05時頃


【人】 良家の息子 ルーカス


……あぁ、そろそろか。

[何時ものように、サボテンに水をやりながら。隣に置かれた"サボテンの友人"に、ちらと視線を寄越し、腕時計を確認する。
そうして、何時ものように珈琲へと湯を注ぎながら。蒸れる豆の良い香りを堪能していれば、果たしてバイクの音は聞こえては来るだろうか?
――もしも、聞こえて来なかったのなら。今日も幸い休暇だから、紛れた本を手に当てもなく街を歩いてみるのも良いかもしれない。]

……しかし何だって皆、俺に本を押し付けて来るんだ。

[玄関に置かれた本は、いつの間にか二冊に増えている。増えた一冊は昨日友人から借り受けた紙袋の中に入っていたもの。
それでも、何もない真っ白な一日に目的を与えてくれたその二冊の本に、ほんの少しだけ目元を綻ばせながら男はすう、と息を吸う。
珈琲の挽きたちの豆の、まろく良い香りが鼻腔を擽るのを楽しむ為に。]

(49) 2014/10/03(Fri) 05時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 05時頃


【人】 双生児 オスカー

― 回想、帰宅→ ―

[た、た、と跳ねるようにアパート前に辿り着けば、マフラーに鼻先を埋めながら、やれやれとばかりに息を吐いた。
いつになく、充実した一日だった。我が家の扉前へ疲れ切った足を動かせば、赤いフードの青年が、今まさに部屋の鍵を差し込もうとしていた>>27か。]

 (……誰だっけ。――てっきり、空室だとばかり)

[疲労感で緩んだ思考は、声をかけるという選択肢を運んでは来なかった。
ただ、その姿が扉の向こうへ消えるのを見送ると、自分もまた緩慢な動きで鍵を開け、最低限に開いた扉の先に身体を滑り込ませた。

乱雑にブーツを脱ぎ捨て、マフラー、コートと玄関近くにかけたハンガーに移す。
そして、真っ先に足を向けたのはシャワーだった。程なくしてそれを終えれば、長い息と共にベッドへと文字通り、転がり込む。

足首をゆるゆると回しながら、枕に顔を埋めて。そろそろ洗濯の頃合いか、と軽い予定を脳裏に流しては、疲労の乗った瞼を閉ざす。
そうして、いつしか――例えば、チャイムが鳴らされれば目覚めてしまうぐらいの、浅い眠りについたのだった。]

(50) 2014/10/03(Fri) 06時半頃

【人】 双生児 オスカー

― →回想、夢 ―

[――白い箱の中に、自分を見つけた。

またか。動かない口を窄めて、細く息を漏らしたつもりになる。言うならば、全てが固定されきったロードショー。席も、視線も、映画も。全てが決まっていて。

……やがて、箱の中の自分は、ふと背後を振り返る。誰かの気配を、恐怖を感じて、振り返ったのだ。その先に何があるのかも、自分は既に知っている。]

――――――!!

[宙に浮くは白い腕、裾の揺れる白衣。
幽霊じみたそれに後頭部から伸びる枝のような物を掴まれ、倒され。夢の中の自分は叫ぶ、叫ぶ。その言葉は、悲鳴である事がなんとなく分かる程度の物。

――例えるなら、獣らしき声。だろうか。

声が掠れるにつれて、視界は闇に閉ざされて行く。
これは、そう。上映終了の合図。現実なら、席を立つタイミング。]

(51) 2014/10/03(Fri) 06時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――しかし、まるでピンで張り付けられた標本のような。動く力を持たない自分は、立てない。全てが覚めるのを待つしかなく。]

 (――馬ッ鹿みたい)

何度重ねたかも分からない感想は、これまた決まって苦い。
夢の中の自分は状況さえ違えど、やはり自分だった。夢と現実を混同しているのか、似たような恐怖を抱えて、"不登校"という道に踏み外した。それが自分。

 (…これが原因だとは、思ってないけど。流石に)

退屈と静寂に包まれる闇の中。ぼんやりと思い返すは、心揺らし満たした今日の事。二つの、名前。(>>0:113>>0:385
これを"らしく"綴るのも、悪くない。折角の手紙、明るい話も乗せた方が、互いの胸を軽くしてくれるだろう、――多分。

机に眠る便箋の続きを朧に描きながら、夢が溶けるのを待つ。
少年を呼び覚ますは、國中に響き渡る鐘の音だったか。*]

― 回想終了 ―

(52) 2014/10/03(Fri) 06時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 現在:自宅 ―

[響く音に緩やかに浮上する意識は、こめかみの上奥の違和感を触れるよりも早く、そこに異物がある事を認識していた。
だから、そこに手を伸ばしたのは、どちらかといえば確認だった。己の身に、何が起きたのか、と。]

 …… ……――は?

[口端から漏れる覇気の薄い呟きは、鐘の余韻に溶けた。
ぼんやりと横たわり続ける事、数分。意を決しては、身体を起こし――完全に蹄と化した爪先に息を飲んでしまい。その瞬間、直立に失敗した。]

 ぐ…… ぅ……。

[ベッドに崩れ落ちる形となったのは幸いだったが、痛い物は痛い。ましてや、安物ベッド。
顔を痛みと現状に顰めながら、今度こそ立ち上がり向かうは玄関の姿見。洗面所を選ばなかった理由は、潜れない予感がした、としか言えない。

玄関前の姿見を覗けば、もはや苦笑しか出なかった。横に伸びる黒い鹿角。僅かに尖りを伴って変異した耳。そして、蹄。
――夢は本当に夢だったのかと、少し思い悩む。

それを中断させたのは、腹の虫。
恋しくなるのは野菜だったが、そんな値の張る代物は無い。ひとまず、この現象について何か無いかと真新しい"通信機器"を手に取っては、文字を連ねた。**]

(53) 2014/10/03(Fri) 06時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/03(Fri) 06時半頃


【人】 教え子 シメオン

――回想・大通り付近→図書館――

[ 見ての通り、と相づちを返されるのにはただ頷く。マフラーに半分ほど埋まった口元が、己の態度に強張った事には気付く暇もなかった。たとえ気付いたとして、その真意には考えも至らなかっただろうが。

この近く、の問いに頷かれるのを見ては、そうとだけ呟いた。ならオズは迷子にならない、と小さく付け足す。黙々とした足取りから、おおよその見当はすでに付けてはいたものの。]

 ――そこそこ?

[ 抵抗無く受け入れられたそれ>>44 に僅かに拍子抜けしながら、揶揄られるのには真剣味もなく語尾を上げた。
癖付いた傾く視界に、鳶色の周りを縁取るそこが緩むのには、こちらも暗灰色を細める。]


 繋いでもらわなきゃ迷うよ、“子供”は。


[ 相手の思惑になど気付かないまま、ただ軽い力で握られる掌に、こちらも繋がる程度の力だけをそこに込めた。]

(54) 2014/10/03(Fri) 07時頃

【人】 教え子 シメオン


[ 己の唐突な申し出に、自覚済みの軽薄じみた態度に。彼がぴくりと眉尻が上げれば>>45 満足げに笑みを深めた。その後まじまじと見つめられれば、その瞳へゆるく視線を交わらせながら。
一言そっけなく声を落とされたのには、寸閑片手の力が強くなる。
――頬を埋めた友人が、同じ様に引き寄せるのには小さく笑い声を零した。]


 ……――、好きにする。


[ 互いに力を込めたために近づいた相手の耳元へと、緩慢な動作で更に顔を寄せた。
それが避けられたのならやや落とした声色で。そうでないなら秘密を打ち明けるように、潜めた声で告げるだろう。]


 ――よろしく、オズ。今度課題手伝ってよ。


[ 今度、で一度協調するように間を置いた。軽薄さは変わらない笑みに、相手がどう取ったかまでは思考を伸ばさず。思い至った自身の連絡先は、慣れた手つきで書き付ければ、受け取られずともただ差し出しただろう。

やがて図書館へ辿り着けば、相手が本を返却するのを確認しつつ、一科目テキストが抜けているのに気付いたかもしれない。
――ありがたく、帰り道を途中まで共にしてから、友人に別れを告げれば。足に染み付いた道を辿り、その日は無事に帰路に付いたか。*]

(55) 2014/10/03(Fri) 07時頃

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