231 獣ノ國 - under the ground -
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[リクエストを尋ねられたら>>130迷うことはない]
あのね、あの日の夜に歌ってくれた歌を、もう一度聞きたいの。
[柔らかな音>>2:167に包まれて、あの日の眠りはとても安らかだった>>2:174から。 あの歌声に、もう一度包まれたいと強請った]
(133) takicchi 2015/07/21(Tue) 01時頃
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[子守唄に包まれて、眠った夜。 私はとても満たされて、幸せで。これ以上の贅沢があるのかと思ったものだったけれど。 幸せには、際限なんてないのだと、私は思い知る。 外の世界の、広い広い夜空の下を、月の光と大好きな人の歌声に包まれながらの空中散歩。 今なら、どこまでだって飛んでいけそうな気がした。
外の世界に出られる日が来るなんて思っていなかった。 ただ、願い続けることだけは自由だと思っていた。 けれど、その願いはこうやって叶ったから。 それなら、到底叶いっこなさそうな他の願いだって、叶う日が来るのかもしれない。 叶わないとしても、願い続けることだけは自由で。
例えば、そう。何のリスクもなく獣を人間にする薬が完成して。 獣が、人間になるか、獣として生きるかを、好きに選べるような未来。 獣が獣として、身を潜めずとも、堂々と光の下を生きられるようになる未来。 そんな未来だって、来るのかもしれない]
(139) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時頃
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[歌い終えたフィリップの呟きが耳元に落とされる>>138。 反射的に、私は歌えないわ、なんて返しそうになって、飲み込んだ。 私は決して歌えないわけじゃない。歌い方を知らないだけ。 そして、知らないことは、これから知ることだってできるはずだ]
……そうね。 教えてくれる?
[施設にいた頃、私は失った記憶の隙間を埋めるために、ひたすら知識を求めていた。 けれど私に、隙間を埋めるためだけの知識は、もう必要ない。 これからの私にとって、知識は目的ではなく手段だから。 きっとこれからは、もっと幸せになるために、私は知識を求めるのだろう。 交わす新しい約束に、私は微笑んで。 嗚呼、結局のところ、私の願いはとてもシンプルかもしれない、なんて思う。 私は今、とても幸せだから。 同じくらいあなたも、そして他の人たちも、幸せでいてほしい]
(140) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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[こっそり、そんな祈りを捧げて。 私は、大切な人を抱きしめる腕に、力をこめた**]
(141) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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―それから―
着いたわ。
[森の奥深くにぽつんと建つ小さな一軒の家の前。降り立ってフィリップを解放した私は、懐かしさに目を細めた]
ここが、私の育った場所よ。
[その家は、記憶しているより少し古びていて。思ったとおり、今は誰も住んでいないよう。 けれど、私はそれほど落ち込んではいなかった。 それは、予想していたから、というのもあるけど、それだけではなくて]
毎年ね、どこからか、衣服が届いていたの。 今思えばあれは……かあさまだったんだわ。
[翼のある私の着られる、背中の開いた特別製のブラウス。 つまりそれは、かあさまは、私があの施設にいることを知っているということ。 それならばきっと、私があそこから逃げたということも、いつか耳に入るだろう。 そして、逃げ出した私がきっと、いつかはこの場所を訪れるだろうと、かあさまならきっとわかってくれるはずだ]
(142) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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扉は鍵がかかっていると思うのだけど。 実はね、一つだけ、鍵のかからない窓があるの。
[こっちよ、とフィリップの手を引いて。内緒よ、なんて口の前に人差し指を立てて、問題の窓へと案内する。 ほらね、と窓を開けてみせれば、フィリップは先に窓枠を乗り越えて、私の引き入れてくれたかもしれない]
……懐かしいわ。
[大きな家具は、ほとんどそのままになっていた。こんな森の奥の家から、わざわざ持っては行けなかったんだろう。 リビングで足を止め、テーブルの埃を丁寧に落とした]
いつか、見つけてもらえますように。
[そう呟いて、テーブルに置くのはかあさまへの手紙。 いつか、私がここを訪れると、かあさまならきっとわかってくれると思うから。 かあさまが、私の痕跡を見つけに、ここに来てくれることもあると期待して、私は一通の手紙を残す]
“かあさまへ。 私は今、とても幸せです。 マユミ”**
(143) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
takicchi 2015/07/21(Tue) 18時半頃
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[翼を撫でる気配に、ほんのり意識が浮上して、目覚めの時間が近いことを知る。 けれど、翼を撫でる手があんまり優しいから、もう少し、と私はまどろむ。 お陰でちょっぴり最近寝坊気味なこと、あなたは気づいているのかしら。 もちろん、二人ともが起きていられる時間も大切にしたいから、すぐに目を覚ますのだけれど]
……おはよう、フィリップ。
[ゆっくりと、目の焦点が合っていく。その視界に、彼がいることが嬉しい。 あくびが出そうになるけれど、彼がキスをしてくれるからしばしの我慢。 キスが終わった途端、あふ、なんてあくびをしたら、笑われてしまうかしら。 あくびのあとのちょっぴり涙目な顔で、笑う彼に問いただそう]
それで、今日は眠っている間に、何回キスをしたのかしら?**
(164) takicchi 2015/07/22(Wed) 01時頃
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[告げられた言葉に、幸せそうな……といってもやっぱり、上手には笑えないのだけれど……笑みを浮かべて]
私もよ。 愛しているわ、……旦那様。
[はにかみながら、精一杯の愛を伝えた**]
(166) takicchi 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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