91 時計館の魔女 ―始―
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そもそも…… 人狼と言う生き物について、悪魔と言う生き物について、人魚という生き物について、妖精と言う生き物について、知らない事が多すぎるわ。
[食事を取りながら、ぽつりぽつりと思考を落とす。]
人狼、は遠い町を滅ぼしたという恐ろしい生き物だと、昔誰かに聞いた程度。 御伽話で知る範囲、妖精や人魚、なんて誰にも危害を加えそうになんて、ないし。 悪魔、なんて……魔女よりも強い能力を持っているんじゃないかしら。
そもそも本当に居るのか、なんて……それは禁句なのかしら。
[綺麗に形を整えたオムレツにフォークを入れる。]
(309) 2012/05/20(Sun) 19時頃
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あ、ああ……ミッシェルさん。 かまいませんよ。
[かけられた声に、肩を震わせる。 随分と深く思考に入り込んでしまっていたようだ。
金糸の彼女が椅子にかければ、ゆっくりと食事を再開して。]
ミッシェルさんは……
[ゲームを如何考えているの? と、問いかけそうになって止めて。 別の問いを口にする。]
ご存知かしら。 そうね、例えば……妖精とは、どういう生き物か、なんて。
(318) 2012/05/20(Sun) 20時頃
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おはようございます、ヤニクさん。 勿論、どうぞ。
[新しく降りてきた人物にも、小さく頭を下げて挨拶を。 サンドイッチを齧ると、薄く塗ったマスタードの辛味が舌に広がる。]
ヤニクさんは、ご存知かしら。 人狼や悪魔や人魚や妖精、って。 いったいどういう生き物なのか。
例えば、御伽話の妖精さんといえば、小さくて可愛らしくて……そう、夢の世界への扉を開くような……? 人に危害を加えるようなイメージは無いのだけれど……
[違うのかしら、と首を傾けて。]
(323) 2012/05/20(Sun) 20時半頃
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興味、というか、ね。 だって、魔女様に寄れば、いる、んでしょう? そういう、伝承や御伽話の住人たちが、この館に。
……彼女の言葉すべてが本当かどうかはわからないけれど。 もしかしたら、ただ人間に殺し合いをさせたいがための疑心暗鬼を誘う文句かもしれない。
[ミッシェルの問いかけ>>323に、楽観視したい可能性の一つを口にして、水を一口。 ヤニクの答え>>333に、目を瞬いて]
まあ、人に害をなす事もあるの? 意外だわ。 全てがそうじゃない、そうだといいわ。 子供たちの夢が壊れちゃうもの。
[あくまで存在を信じ切れていない故にか、そんな言葉を返して。]
ヤニクさんは、そういうお話に詳しいのかしら。 昨日も、占い師、という人について仰っていたものね。
(336) 2012/05/20(Sun) 20時半頃
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妖精は大抵の場合、無害…… じゃあ……人魚もそうなのかしら。 叶わぬ恋をして泡に消える、そんなお話しか知らないわ。
[パンの最後の欠片を口へ。 ヤニクの挨拶>>345に顔を上げ、ダーラの姿を見れば]
おはようございます、ダーラさん。
[と丁寧に挨拶を向ける。 舐めるような視線には、探られても構わないと態度に出すような気にしない素振り。 それが彼にどうとられるかはわからないけれど。]
(348) 2012/05/20(Sun) 21時頃
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人狼、悪魔、妖精、人魚。 人間以外にいると魔女様の仰る彼らとはどういう生き物なのか、気になったんですよ。 なので、知っている事はないかとおふたりに尋ねていたところです。 私が知るのは、本当に御伽話の一部くらいですから。
[近づくダーラに説明し。 必要ならばヤニクの説明した妖精についても口にしただろう。]
ダーラさんは、人ならざる者に詳しかったりしますか?
(355) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[ダーラの妖精についての答え>>366に]
妖精の悪戯って、あれでしょう、 鍵を隠してしまうとか、道を迷わせるとか…… それも危害といえばそうなのかしら。
[けれど、殺しあえ、などと言う魔女の館にはやはり不釣合いに思える。]
でも、妖精が、占い師に恋をして泡に、なんて…… 不思議はお話ね。 妖精は人間とは交われない、という意味なのかしら。
[ミッシェルの語る話>>370を聞きながら、水を飲む。]
(379) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[ダーラとヤニクのやり取り>>381は、少し気になりつつも口を出せずに。 ただ、「やけに妖精の肩を持つ」との言葉は引っかかったまま。 席を立つヤニクを見送る頃には、自分の皿も空になっていた。]
……肖像画? そんなもの、謁見の間にあったかしら。
[ミッシェルの>>391発した単語に首を傾げる。]
(393) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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へえ……後で見に行ってみようかしら。 ダーラさんの子供、つまり、ダーラさんが描かれたのね?
[二人の会話からそう推測して>>397>>491。 ダーラがその手元に赤い風車の絵を手繰り寄せれば、まあまあ、と驚き手を口元へと。]
まるでダーラさんが魔法使いのようですわね。
[何でも、出来る事のハードルが下がったように思えてしまう。 そこにやってきたカミーユに、小さくお辞儀をして挨拶する。]
おはようございますカミーユさん。 今丁度、絵のお話を。 謁見の間に私たちの肖像画が飾られているらしくて、それと……
[ダーラに視線を向ければ、彼の手元には不思議な一枚の絵がある。]
(412) 2012/05/20(Sun) 23時半頃
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ダーラさんは絵描きさんでしたのね、すごいわ。 私たちを、っていうのは、一晩で書き上げられたと言う事よね。
[ダーラの肯定を耳に>>423する頃か、新しい声に振り返る。]
あなたは……ええと、そう。 ヴェスパタインさん、だったかしら。 おはようございます。 どうぞ、どうぞ、混ざって下さい。 丁度この方、ダーラさんの描いた絵のお話をしていましたのよ。
[話の合間に名を聞いただけの相手ではあるが、気さくに話しかけ、空いている椅子を勧める。]
(428) 2012/05/21(Mon) 00時頃
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[それから幾らかの話があったか、不穏な話でもない限りは、のんびりとした受け答え。
話の区切りが見えれば席を立ち、謁見の間への絵を見に行ってみると告げる。 しばらくはそこに飾られた12人の肖像に圧倒され、見入っているだろう**]
(436) 2012/05/21(Mon) 00時頃
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