8 DOREI品評会
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ッ…――――っあ あぁあッ!
ア ぁ っぐ…〜〜――!!
[澄んだ声が、向かいの部屋に届けられる。 耐えても抑えきれない声。啼き続ける鈴の音。 聞く側に届けられる音は、さぞかし痛々しかった事だろう。
それすらも、主人は愉しんでいるのだと思うけれど。 主人の考える事は私には到底理解出来ない。 奴隷を買う事も、自身が嫌悪した刺青を奴隷に彫る事も。 全てが狂っているようにしか思えなかった。
時間は経てど、あがる声は変わらない。 変わったとしても、微かに声が掠れた位だったか。
悲痛な声と震える鈴の音は30分程、テッドの耳へと届けられた。]
(253) sunao 2010/04/18(Sun) 23時半頃
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ハ――――…
[漸く主人の手が止まった頃には、座っているのがやっとの状態になっていた。 涙が滲んだ虚ろな漆黒は宙を見て。 荒い息と、鈴の音だけが部屋に響く。
主人が退いてもそのまま動く事は出来ず。 腕と胸の緊縛が解かれれば漸く身を抱くようにして、蹲った。
遠く聞こえた主人の声。『ご褒美』。
これから先も、ずっと『ご褒美』をちらつかされて。 それを得る為に、耐えなければいけないんだとぼんやりと思った。
シーツが、涙で濡れていくのがわかる。]
(257) sunao 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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…、……。
[主人が出て行って、暫くの後。 動いた向かいの影に気付いて、微かに視線を上げた。
漆黒は、短く動く彼の唇を捉えて丸くなる。]
―――…、テ ッ…ド。
[名を呼ばれたのはわかった。 だから、此方もゆっくりと呼び返す。
ゆっくりと彼は此方に近づいて、ひたりと壁に手をついた。 心配そうな表情。 声は聞こえないけれど、想いは伝わる。
彼が紡いだ透明な言葉には、微笑を作ってゆるく首を振った。]
(258) sunao 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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[そして近くへ寄れと金の瞳が言えば、痛みを堪えながらゆっくりと壁に寄って。 彼の下腹部が視界の端に映れば、自然と顔が歪む。 それは恥ずかしさからではなく、罪悪感から。]
…、……。
[ひたり、同じように手をつく。 こんなにも近いのに、触れる事は叶わない。 あの暖かさも、感じる事はできない。]
え…――――?
[寄せられる唇。 やはり彼が何と言ったのかはわからなかった。
でもその力強い瞳は心を揺らして。 胸が、壊れそう。
ぽろぽろと、漆黒から雫がとめどなく零れ落ちる。]
(259) sunao 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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[これから、何度も泣く事になるのだろう。 もしかしたら、死ぬかもしれない。
でも。それでも。
それでこの人が救われるなら。 何だっていいと思った。
手負いの獣のような、綺麗な金の瞳。
それだけが、今の私を支えていたから。**]
(260) sunao 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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琴弾き 志乃は、若者 テッドとごしゅじんさまを むぎゅうー!
sunao 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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