204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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……い、ぅ……
[苦痛に、うめく。 フィリップ>>259に抱きしめられて、庇われる。
縋るように、フィリップの服を掴み。 ポトフの汁で汚れた服が、赤に染まっていく。
トレイルが何を思って、行ったのかなんて、わからないまま。 ただ、激痛になにも考えられないまま。 フィリップ>>262が手当てしてくれることすら、痛みにかすんで理解が追いつかない]
(266) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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[フランシスの言葉にちらと上を見る。 三階は血のにおいがするはずで ならばそれを片す為か、と思い彼を見る。]
他の場所もフランシスが片付けた? 昨日、血のにおいがここらからしたのに 今は、ほとんどにおわなくなってる。
[温泉、と彼が言えばはたと瞬き]
俺と入れ違いにプリシラが入ってったから。
[多分まだいるはず、とそのことを伝えおく。 けど、ラルフの悲鳴が届き、 名を呼ぶフランシスに頷き、階段を駆け上がる。]
(267) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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[目の前で散る赤の雫。ラルフの血が香り立つ。 悲鳴を辛うじて飲み込んだ。]
ラルフ、ごめん。うちのトレイルが……いや、それよりもフィリップ、その濡れた服で拭ってやってくれ。
早く!それと雪はニコラのとこに、あるからっ。
[良いね?と確かめる声をかけ、ノックスはトレイルの軽い身を抱え上げ、炊事場の水瓶の方へ運ぶ。
トレイルは笑っていた。だからノックスの混乱が増す。]
(268) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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[ドナルドに尋ねられ、>>267 そうだ、と頷く。 「血のにおいがすると、落ち着かないだろうから」 ――と、プリシラの件について頷く。 答えられたのは、其処までで。
居間の扉を叩き開くと、 鮮やかな血のにおいと蹲るラルフ、フィリップ、 声なき声で哄笑するトレイルが在って]
――ラルフ!!
[上がった息も構わず呼ぶ名前は半ば悲鳴。駆け寄って、ポトフのにおいが服よりするを知る。]
(269) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[>>261いつものお礼の仕方。 それに、くすくす笑いながら、うんって頷いて。 赤い赤い口元]
ほら、汚れた。
[って、口元を指差す。
トレイルがたてる、透明な笑い声。 それが僕には聞こえないのが残念だ。 きっと素晴らしく綺麗な音に違いないのに。 ダイヤモンドのように透明でキラキラしていて、水時計よりも澄んだ、そんな音色に違いない。 そうして、いま。 それに詰まった感情も、きっと素晴らしく綺麗。
ねえトレイル、いま考えてることはなあに? きっとどろどろした、腐って膨らんだものだろう?
小首を傾いで。 笑うのはやめなかった]
(270) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[ぞっとした][何故笑うのか]
ーーーーーーーーー………………
[獣とも違う 何かが ニコラとトレイル ラルフのが服を掴んでくれる 腕の力だけ 現実のように思えて][眩暈がする] [いや いまはそれより] [轡を作って裾のちぎれた上着は さらに短くなる 身体 止血すべき箇所を縛り上げて 赤い 迸る 目眩がする 甘い 甘美な いけない…………いまは処置しなければ]
拭うより脱がす!止血! それより連れて行って!ふたりを!!
[ノックスにそう返した けれど ノックスの声に混乱を認めて それが 少し安堵した]
(271) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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ベネットは、眩暈がする。鮮やかな、甘い、血のにおい―――
2014/11/20(Thu) 01時頃
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v[トレイルの、聞こえないはずの笑い声が聞こえた気がした。 ノックスの服が外れて、トレイル>>261>>263が見える]
――っ
[ポトフの汁がついた服が、肌から離れる。 触れていた箇所は、赤く、火傷になっていて。
肩口の傷は、肉が削げて、赤い血が流れ出たまま。 止血のための布も、紅に染まる]
ぃ…り、っぷ……
[ただただ、痛みに耐えるように名を呼び。
フランシスの、声が聞こえて、琥珀がその姿を探した]
(272) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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あ……どうしよ、う……。
[熱を持ち始めたそこに戸惑う。 衝動を知らなくとも、自分で処理をしたことがないわけではない。 でも今、頭を占めていたことを思うと、戸惑いしかない。
深呼吸を繰り返し、お湯に浸かった。 ずるすると頭まで沈む。
外の音は聞こえない。]
(273) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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フィリップは、フランシスに止血に使える清潔な布を尋ねる
2014/11/20(Thu) 01時頃
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[血の味が口の中にある。 舌でなめて飲みこんで、喉に違和感 眉を顰めて、ニコラに手を伸ばした。
>>264大丈夫? そう心配してくれたから。 今度の笑みは、嬉しさを帯びている。
諦めと絶望と 欲しいもの、したいこと 全部叶わないならせめて――
ノックスに抱え上げられ>>268 >>270汚れたと言われた口元をまたぺろりと舐めて
トレイルは嗤う。 あれほど嫌悪していた騒音が、 こんなに高揚させてくれるなんて、知らなかった]
(274) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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ベネットは、無理しないで、と血に酔う姿を思い、ドナルドの方を見た。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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[声のした方へ向かえば居間の惨状が目に入る。]
ラルフ……っ!? なんでこんな事になってやがる。
[思わず駆け寄って低く唸るは ラルフを傷つけた者を意識して]
(275) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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トレイルは、ドナルドが駆け付けたころには、ノックスに抱えられて炊事場>>268だ。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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[噛み付いたのが衝動故か。
つまりそれは、トレイルまで別の男に奪われてしまうことを意味して。 けれど、笑うから――…衝動とは別のものかと、考えが追い付かない。
この場で動かないニコラを見て、今日初めて笑っているニコラを見て。
何となく、噛み付いた理由に、器を傾けた理由に思い至り。すぅと静かな風が吹くように感じた。
水桶の水を赤くなった手の甲にかけて、 口元を拭ってやって、ぎうと抱き締めた。]
……トレイル。トレイル
[いけない。此処から移動させる方が、先だ。>>271]
(276) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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ーーーラルフ…………っ
[フランシスの声がして 次いで姿が見えた 現実が増えて 彼は安堵する] [ルーツは騒音と喧騒におっかなびっくり頭の上]
ーーーーーー縫うか 焼かないと かも……
[追加の布が欲しい 削げた肉に 縫うか 焼き取るか ……山の中なら後者が多いが と かんがえることで 血の匂いから逃避する ……衝動発散したばかりでも……きつい]
(277) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[雪の詰まった器を持って。 毛布にくるまったまんま、ずりずりと移動する。 相変わらず、着替えはしていないから。 素足の足が、ぺたぺたと音をたてた]
びっくりしたね。
[混乱した様子のフィリップ。 びっくりしたね、と。あのときトレイルとフィリップと話したときそっくりそのまんま、言ってあげた。 それから、ラルフに]
大丈夫?
[って聞いておく。 だって、さっきラルフは僕を心配してくれたから。お返し。
そうして、雪の器を彼の前に置いて。 トレイルとノックスの後を、ずりずりとついていった]
(278) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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ニコラスは、ドナルドが入ってきたのを、ちらりとだけ見て。
2014/11/20(Thu) 01時頃
ニコラスは、ノックスの後を、ずりずりぺたぺたとついていく。
2014/11/20(Thu) 01時頃
トレイルは、プリシラの髪の色はもっと鮮やかだったかなと、手についた赤をかざして思い浮かべた。
2014/11/20(Thu) 01時頃
ラルフは、ドナルドの声にも、その姿をさがした。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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[ラルフの傷口から流れる赤が甘く馨しく獣の部分を揺さぶる。 ゴク、と喉骨が上下した。 けれどダメだとひとの理性が止める。 フランシスの視線に気付けば、ゆるく頷くけれど
二コラの声音とトレイルの笑みから温度差を感じて ギリ、と奥歯を噛みしめる。]
(279) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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わからないーーーー
[実際よくわからない トレイルが元凶らしきまではわかるけれど 実際はみていないこと 憶測で言うわけにもいかず ドナルドに首を振り 火傷で 赤くなった肌 眉を下げて けれど まずは止血]
…………びっくり なんてものじゃない
[ニコラの変わらぬ口調に 彼の顔が歪んだ…………ニコラがわからない 三階の血の匂い ディーンのものだと ………ニコラは食ったのだろうか?いつもと変わらないのに]
(280) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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……フィリップ……
[痛み訴えるように、名を呼び。 フランシスやドナルドを見て、少し、安心する。
噛み千切られた傷口は、ポトフの汁が触れていたこともあり。 空気に触れるだけでも、いたくて。 鼓動が脈打つたびに、血が流れている気がした]
――っ、……
[ニコラの案じる言葉に、声を返すことができず。 トレイルへとかけていた言葉は、断片的に聞こえていて。 おびえたように視線をそらす]
(281) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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―炊事場側―
[愉快だ。 困惑した音の響き、それから悲鳴 思い出すと笑みが止まらない。 丁度入れ違ったドナルドに見られたかどうかは定かでないが。
生殖器官喪失故の情緒不安定は、今に始まったことではないが、此処まで顕著に表れるのは、周囲の影響もあるかもしれない。
>>276赤くなった手はじんじんと痛むが、大した事はない。 食べそこなった食事はもう、残っていないだろう 自業自得。
何度も名を呼ぶノックスに、階下を指差した。 ここは煩いね、と >>278ついてきたニコラにぱくぱくと口を動かしてみる]
(282) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[哄笑するトレイルを睨むような余裕もなく、 琥珀が覗くと>>272 フランシスは今にも泣きそうな顔をして、 ――しっかりしろと首を横に振る。 抉れた肉の断面が生々しい。渇きが、咽喉を、焼くようで。]
――清潔な布、ある、取ってくる ドナルド、水、炊事場から…!傷を洗って!
[謂い置いて、走っていく。 3階、荷物を取りに行くために。]
(283) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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其処まで深い、か。 縫うも焼くも――… 嗚呼、痛み止めが残っているなら耐えきれるか……?
[フィリップの言葉に険しい表情。 わからない、なる応えには浅く頷く。 彼は先に辿りついたけれど 階段駆けあがったあの時の様子からして 何かを察知してからのことだろうと見当がつく]
(284) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[声が増える。炊事場からトレイルを抱えて姿を見せた。
ラルフは愛おしい子だ。それは血の匂いからも分かる。 けれど、どうしたって比重は2人に傾く。 あの日、ニコラを鞭から庇った時から。トレイルを拾った時から。傍にいた。
だから、腕に抱えるのは……]
ラルフ、痛いよね? ごめん、後で薬を持っていく。
[この場は3人に任せれば良いと顔を見て頷いて、ニコラを伴い1階へと急ぐ。トレイルの指差す通りに。]
(285) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[階下の騒ぎの中、さっと視線を走らせて男は連れの姿のないことを確かめる。
いったい何の騒ぎだ、と。 騒ぎばかりがおきすぎる、とため息を吐き出しながら**]
(286) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[外の音が聞こえにくい、貯蔵庫、温泉 冷たい方か、温かい方
事情を知らない人>>273に会う可能性 すっかり抜け落ちている]
(287) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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ラルフ……大丈夫 もう大丈夫
[名を呼ぶラルフに 優しく声を掛ける 両手は止血や 処置で離せない フランシスの指示と行動に お願いと こくこく頷き]
……抉れてる……焼く……のが はやい……とは思うけど…… うん 痛み止め……あるなら使って
[アルコールと焚き火 そしてナイフ 狩猟生活での応急処置に 果たしてそうでないラルフの気が持つか?] [噛みちぎられたのが 自分ならよかったのに ノックスの声 苛つく 酷く]
ーーーいいから 二人を遠くへやって
[特にトレイルをーーー遠くへ]
(288) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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―3Fから→居間―
[漂う血のにおいも今は構わずに、 荷物を引っつかんで、降りてくる。 薬や、包帯や、旅の治療道具が入ったもの。
>>286途中でバーナバスにぶつかり、ごめんなさい、と謂うもそこそこに。]
――っ、はあ、 はぁ…は、
これ、……使って、痛み止め、あるから
[まだ使っていない肌着も含まれる布の束。]
……焼き方、は、おれ 詳しくない フィリップ、わかる?お願い、…できる?
[必死で、縋るような表情だ。]
(289) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[>>280前に話したときとおんなじことを僕は言っただけなのに。フィリップはどうしてそんな顔をするんだろう。 ラルフは心配してあげたのに、どうしてなにも言わないんだろう。
わからないから、首を傾げて。 毛布をひらひらさせながら、ノックスたちの後に続く。 >>279途中、睨まれた気がしてびっくりした。 昨日は楽しく話してたのに]
うるさい?
[>>282追い付いたトレイルとノックス。 彼がこのガチャガチャに我慢できないんじゃないかって思ってたから、当てずっぽうで訊いてみる。
下を指差す仕草。間違ってはないみたい。 頷いて、大事そうにトレイルを抱えるノックスの後をまた、ついていった]
(290) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[フランシス>>283の、ドナルド>>284の顔を見て、安堵に少し、力が抜ける。
ノックス>>285の声に、視線を向けるけれど。 その腕にいるトレイルを見たくなくて、フィリップの影に隠れた]
……っ、……
[頭から被ったポトフは、冷え始めているけれど、まだ熱を持っていて。 額から、右ほほにかけて、じんじんと痛む。
傷口を焼く、という話に青ざめながら]
……そ、れしか、 ないなら…… それで、い……から……
[耐えられると、ドナルド>>284に頷いて見せるけれど。 優しいフィリップの声に、こわい、と唇が動く]
(291) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[薄手の布にニコラが置いていった雪を包み、 赤みを帯びた額と頬をなぞるように冷やす。
――また、眼を離していたせいだ。
悔しさに泣きそうになるのを、 奥歯を噛み締めて堪える。]
(292) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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―アッシュローズ/1階―
[階段を下り、貯蔵庫とは別の――温泉のある扉の方へと向かった。 何せニコラは着替えていない。ノックスも随分薄着になった。
トレイルを藁の上に置いて、髪を撫でる。 落ち着いたかどうか、顔を覗きこんで。]
……ここなら、静かだ。
[うるさい音は遠くにある。>>290]
(293) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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トレイルは、ニコラス>>290が声を聴いてくれた事がまた嬉しくて、階下についてもずっと微笑んでいた。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[フランシスに言われて頷く。 炊事場で桶に水を汲みすぐにラルフの許に戻るのは 彼のことが心配でならないから。]
――…ラルフ。 痛むだろうから、舌かまねぇように歯、食いしばれ。
[濡らした布を患部に触れぬ上で握り 滴る水で肩の傷を洗い流す。]
(294) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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ノックスは、トレイルの髪は、スープと血の匂いが混ざっていた。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
ニコラスは、フィリップのきつい言い方に、困った顔を少しする。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[漏れる息が泡となって水面に浮かんでいく。
目の前が滲む気がしたが、それはお湯の中だからだ。 息が苦しくなって、水面に顔を出すと指先に何かが当たった。 何だろうと拾い上げる。]
……指輪?
[誰のものだろうかと首を傾げる。 先程まで居たドナルドのものか、それとも別の誰かか。
それを持って、湯あたりする前に湯から上がった。]
(295) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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