人狼議事


147 書架の鳥籠

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視点: 人

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【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[みんなのことが嫌いです。
だってオズをころすのですから。

私はオズの前に立って、精一杯両手をひろげてかばいましたが、それが一体何になったのでしょうか。

その帽子を受け取らないで、オズ。
あなたのそのポーズとかけ声は、知らないことを知りに行くためのものだと思っていたのに。
好奇心旺盛で仕事熱心なあなたのとっておきのポーズでしょう?

あっちにいって、あっちにいって

……駄目、この獣を追い払えません。
私はやっぱり、強くありません。]

(17) es 2013/10/10(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[そうして私は悲鳴をあげて、両手で顔を覆いました。
今、私から話せることは、それだけです。*]

(18) es 2013/10/10(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[終わってしまいました。

誰も信じられない私が、男の人を怖がる私が、どうして探偵を雇うことができるのでしょう。
ポケットの中の宝石は、魔女に差し出すためのものだったのに。

かけがえのない記憶……。
偽物なのに、あなたは本当にそう思ってくれたのかしら……。]

(34) es 2013/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[絶音。]

(35) es 2013/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[砂時計のような細かな音は、いずれ終わる時を連想させます。

そして、私は優しい声を聞きました。]

(36) es 2013/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

いや!

[両手で顔を覆ったまま、私は鋭く叫んだのです。
オズワルドが私に気付いてくれたのに、こんなに辛いのは何故なのでしょう。]

いや、いやよ!全部嫌い!

[寂しかったです。
寂しかったけど、彼がここに来てしまうことも望んでいませんでした。
それでも顔を見せてほしいと言われたら、拒めるはずがありません。
私は両手をそろりと退けて、恐る恐る彼の顔を見上げました。

目がぼやけて、うまく見えない……。
私は目元をごしごし擦ってから、そろりと彼の手に両手を重ねました。]

(37) es 2013/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……そに

嘘にして、オズ……。

[私は顔をぐしゃぐしゃに歪ませながら、彼の目を見ました。]

記憶が偽物なんて、嘘と……

だ、だって、私たちしか知らないことでしょう……!?
じゃあ、本当のことだったのよ!全部!本当のことにしてしまえばいいの!!
手をつないで、一緒にここまで来たのよ!

……、……。

[無茶なことを乞い願いました。
彼は探偵、真実を求める人に嘘を願うなんて、私は愚か者です。]

(38) es 2013/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドが私の涙を拭ってくれました。
ほのかな温かさ、これを偽りと誰が言えましょう。
彼の困った顔がようやく見えます。
私は彼の瞳を見つめながら、ただただ首を横に振り続けました。
きっと、今、お互いに似たような表情です。]

(45) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私の頬から離れた彼の手を、視線で追いかけました。
彼の胸元に何が宿っているのでしょう。]

大切なもの……?

[私が一体、彼に何を差し出せたのでしょうか。
答えを求めるように表情を見ようとすれば、そこには見慣れた自信たっぷりの表情。

私の一番好きな……。]

(46) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ウィンクを受けて、私はやっぱり首を傾げました。
探偵さんは、真実を見通す目を持っていますから、私の知らないことも知っているのでしょう。

ぼう、とほうけていると、握った手に力がこめられます。]

消えてない、記憶……。

[言葉を繰り返してみました。]

……呪いを解く、きっかけ……。

[私はうつむいて、下唇を噛みました。
私の呪いは解けたのでしょうか。

……魔女の呪いと、両親は私に言い聞かせ続けました。
忘れなさいすべてを魔女のせいにして、と。
だから記憶から逃げました。

でも本当は、ずっと忘れていませんでした。
もう、逃げることも……ないでしょう。]

(47) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[続いた言葉に慌てて顔を挙げ、無意識に繋いだ両手に力を込めました。きっと彼に逃げられてしまわないように、です。]

嫌いなんて!
嫌いなんて言わない、嫌ったりなんかしない!!

[それだけは分かってほしくて、体を揺らして必死に訴えます。

つ、と彼の視線がそれて、何かをとらえました。
「何か」……もやもやとして、よく分からないけど……

それが何なのかなんて、分からないはずありませんから。
私も、……シメオンの変わり果てた姿を見つめました。]

(48) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[その影は私を指差し、まるで私を避けるように一歩の間をあけました。

……本当に勝手なことだとは分かっているのですが、
私はシメオンに対し、ふつりと怒りがわいてきました。]

(49) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は片手をオズワルドの手から離しました。

口をふさがれたことを思い出せば、まだ身は小さく震えます。
でも、オズワルドが手をつないでいてくれていますから。

だから、空いた手をシメオンへ伸ばします。]

(50) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

シメオン、

[私の手を取ってください。]

(54) es 2013/10/10(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>55 刹那、私の思考は止まりましたが、口をきゅっと引き結んでから言いました。]

逃げた私が、いけなかったの。

[私に逃げない力があったなら、オズワルドの後をついていく力があったなら、彼に「見殺し」という言葉を吐かせることもなかったかもしれません。
だけど私は逃げました。
そして今、このような結末を迎えています。]

オズも私も……もう死んじゃったもの。
……だからいい。こうして会えたから、いい。

[もう、事実から逃げたりしません。]

(68) es 2013/10/11(Fri) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私の中の記憶と、彼の中の記憶。
2人のそれが重なれば、1人のものより重さが増すでしょう。

片方が忘れても、干渉しあって思い出しあうことが出来るなら、その記憶は何よりのものです。
信じた夢は、いくらだって本当のものになると。]

私、オズに会えて良かった……。
宝物って言ってくれて、ありがとう。

[オズワルドが笑えば、彼のおひげも揺れます。
ふふ。

大好きよ。]

(69) es 2013/10/11(Fri) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私もきっと、微笑みを浮かべていることでしょう。]

(70) es 2013/10/11(Fri) 01時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドの手を握りながら、シメオンの手に触れます。
すると、彼の黒さに引きずられるように、私の指先も黒く染まり始めました。]



[私は驚きましたが、染まったことよりも、突然シメオンに手をはじかれたことと、オズワルドがつないだ手に力を込めたことに驚きました。]

(86) es 2013/10/11(Fri) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ど、どうして?
……私、黒くなったって構いやしないのに!

[私は再度シメオンに手を伸ばします。]

(87) es 2013/10/11(Fri) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[シメオンは私と似ているんだって言いました。
その時、私は否定しましたが……

私は自分のことばかり考えていました。
何も分かろうとせず、ただこわいこわいと逃げたのです。
なんて身勝手だったのでしょう。

だから、どうしてシメオンだけがこんなに黒くなってしまったのか。
まるで彼だけが責められているようなありさまに、
そして受け入れようとしている彼に対し、
私は怒りを感じたのです。]

(88) es 2013/10/11(Fri) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

わ、私は……汚いの、シメオン。
でも、汚くてもいいって、思えたの。

あなたは、汚い私のこと、嫌い?

[強引にシメオンの手を握りました。
私だって彼と似ていて、身勝手な子どもですから。

影で染まる私の体。
それがどうしたというのでしょう。
これは私の内側の色。
私の影なのですから!]

(89) es 2013/10/11(Fri) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

私にも影はあるわ!
だって、天使なんかじゃない!

でも、悪魔でもないわ!
私は私だもの!

だから、天国でも地獄でもないところに行くの!
……虹の向こう!

そう、虹の向こう、遠いとこに行くの!

(90) es 2013/10/11(Fri) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

あなただって行けるわ、シメオン!

(91) es 2013/10/11(Fri) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[シメオンは私の手を、再度離しました。
そして途切れ途切れの声で、私の名前をレの音を抜いて呼び、
拒絶を伝えてきたのです。]

(116) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

っなんで!なん……

――! んー、んー!! 

[私はオズワルドに引き寄せられ、口をふさがれました。
それが悔しくて悔しくて、私の視界は再びぼやけました。
けれど、オズワルドもシメオンも、何かを理解しあっているようです。
私には分からない、何かを。

耳にざらつく音をまとったシメオンは、それでも先ほどの雰囲気よりも、ずっと穏やかで。
まるで、笑っているみたい。
私の知っている、あの笑顔。]

(117) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[まだ行けない。

曇天の合間にのぞく光のような言葉は、まっすぐ。]

(118) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[だけど、やっぱり私は悔しくて悔しくて。
涙をぼろぼろ流しながら、オズワルドとつないだ手に力を込めました。]

(119) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[でも、シメオンが決心したのなら。
オズワルドも、応援すると言っているなら。
大丈夫なのでしょう。

……大丈夫って、何が大丈夫なのかしら?]

(120) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[……私が彼らを信じているから、大丈夫だと思えるのです。]

(121) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドの手から私のわがままな口が解放されます。
そしてオズワルドがあのポーズを取るのを傍らで見上げた後、左右対称になるようにポーズをまねてみました。
今度こそ、上手く出来ているといいのですが。]

また、ね。

(122) es 2013/10/12(Sat) 00時半頃

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