人狼議事


254 東京村U

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【人】 PPP イルマ

[聞こえてくる単語が、随分特徴的だなあ、と思う。
言葉のだけ頭におさめるも疲弊した脳は像をむすべない。]

 金髪……空色。

 アルタ前……ですね。
 分かりました。じゃ、東口から出ます。

 アタシは……えー、髪はながめで…白い……
 ううん、いいや。
 雪野瀬さん、目立ちそうだから、こっちで探します。

(0) 2016/10/03(Mon) 00時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 00時半頃


PPP イルマは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 11時半頃


【人】 PPP イルマ

― 新宿駅 東口アルタ前広場 ―

[新宿東口のひとだらけの駅前。
たくさんの人がいるゆえの声や足音などがつくるざわめき。
新宿アルタ前広場が、待ち合わせの場所だった。
真っすぐ、やや速足にアルタ前広場へと入間は向かい――

不意に、耳鳴りや立ち眩みと近い感覚があった。
目の前が暗くなったわけでも、頭が重いわけでも、足から力がぬけていくわけでも、倒れそうなわけでも、甲高い音が耳に聞こえているわけでもない。
ただ、耳鳴りや立ち眩み時の時の音が聞こえにくくなる感覚や、周囲になにがあるのか分かりにくくなるような、それだけが似ていた。奇妙な感覚だった。]

(71) 2016/10/03(Mon) 12時頃

【人】 PPP イルマ

[入間はこの立ち眩みのような感覚を煩わしく思った。待ち合わせのひとを探さなければいけないのに。
目を細めるようにして、周囲を見渡そうとすると

そのなかで、ひとりだけ。
はっきりと見える人がいた。

「何アレ」と思わず口を動かしていた。

はっきりと見えたその人は、新宿東口の真ん前で、アイドルが着ているような空色の衣装を着ていた。
場所が場所なので「キツい」と咄嗟に思う。
音が遠くなった、と思ったのに、そこには、今はいやにはっきりと、音楽が流れている。]

(72) 2016/10/03(Mon) 12時頃

【人】 PPP イルマ

 (あー知ってるこれ)

[目の前の女の子も。ここにある音楽も。
教室で小馬鹿にして真似たあの歌声。]

 (キャノバだ)

[最初は、音楽はアルタ前のモニターのせいとか、どこかにスピーカーがあって流れているのかと思った。
……ソロコンサートか?とも。]

(73) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

[女の子は、軽やかにステップをふみ、あっとう間に目の前にまでやってきた。彼女は顔に媚びた笑顔を張り付けている。

両腕を広げたのをみていたのに、後ずさることもできずに、入間は、そのアイドルにふわっと抱きしめられていた。]

(74) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

 (え?)


[金縛りにあったかのようだった。
体は動かない。見るという動作だけが許されている。
入間はその女の子の口元を見ていた。開いてない。
腹話術のように、声だけがする。]

(75) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

 (なんでアタシの名前知ってるの)

[その女の子も、入間の名前を知っていた。
何がおきているのか分からずにいると、女の子は感触だけをのこして、そっと身を引き――]

 (まって)

(76) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

 
 (やばいまずいちょっとまって体がうごかな……

        だってあれ 包丁――……!!!)
 

(77) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

[バチン、と音がした。]


 ……っっ、 あっ


[そこで入間はようやく呻き声のような小さな悲鳴をあげた。
手足がひどく冷たくなって、冷や汗をかいていた。
青ざめた顔であたりを見渡す。周囲の音も気配も元通りになっていて、目の前で消えた女の子も、もういない。
腕や背中には、まだ人に触れられた感覚が残っている気がして、二の腕を何度もさすった。
――なんだ、今のは。]

(78) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

[眠らなかったから、白昼夢を見たのだろう。
あるいは、金縛りの一種なのかもしれない。
前髪を指でよけて、額をさわった。
切れていない。割れてもない。
寝不足気味の頭が重く痛んで、入間はこめかみをさわった。]

 (あ……)

[こめかみを揉みながら、入間ははたとした。
ジリヤ。どうして気づかなかったのだろう。こんなにもあのアイドルが出るまで聞き慣れない名前だったのに。ジリヤとは、キャノバの空色の子だ。]

 (あれ?まって。金髪で空色のワンピース……
 カードに会員番号……)

[口元に手をやって、入間は暫しの間、かたまっていた。]

(79) 2016/10/03(Mon) 12時半頃

【人】 PPP イルマ

[シク    クンネ           ラクル
   アイ          フレ

ふと聞こえた声に(>>9)固まっていた入間はきょろきょろとするが誰が言った言葉なのかはわからなかった。

かわりに、やや高い段差で、自分と同じように周囲をきょろきょろと見回している金髪の女の子を見つけた。(>>10)]

 ……ガチかよ……まさか……

[道行く人が、じろじろと彼女に視線をなげている。
入間は少しの間、恐怖心や戸惑いから足を動かせずにいたが、意を決して声をかけることにした。
人は急に消えたりしない、だからさっきのはアタシの夢か金縛り、と心のうちで自分に言い聞かせる。]

(80) 2016/10/03(Mon) 13時頃

【人】 PPP イルマ

 人違いだったらゴメン。
 入間です。

[と、やや高い段差にいる華奢な女の子に声をかけた。
頭の芯をぼんやりさせる寝不足と、さっきの白昼夢のせいで、やや警戒するような、愛想のない口ぶりになってしまった。
目の前の女の子の顔をジッとみる。奥歯を噛む。
先ほどの白昼夢の媚びた笑顔が脳裏に浮かぶ。
無意識に、じり、と半歩、後ろに下がっていた。]

(81) 2016/10/03(Mon) 13時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 13時半頃


【人】 PPP イルマ

[この日本人離れした顔。
ちいさな背。おそらく自分より2つか3つは離れている年齢。
華奢な体。声の雰囲気。――先ほどみた白昼夢。]

 ……まじで、あなたが雪野瀬さん?

[信じたくないというか、俄かに信じがたかった。
目の前の少女はなぜか顔を真っ青にして、ついに泣き始めた。
驚くよりも心配するよりも、まずは自分が虐めたみたいになるじゃないかと、そう思って、入間は不服げに眉根を寄せた。
心配の声をかけるでもなく、入間は続ける。]

(90) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 PPP イルマ

 なんでも話してくれるって今言ったよね。

 そうしてもらうつもりでアタシも来たし。
 聞きたいこともいっぱいあるし――
 てか、今さっき、聞きたいことも増えたから。

[しかし――それにしてもだ。] 

 (アタシより年下じゃん)
 (もう捕まれよあのクソジジイ!!!!!!)

[浮気の真偽はわからないが、会員番号を持っていたというだけでもドン引きである。なんだったら今現在警察のご厄介になっており過去の犯罪歴からすべてをあらいざらい白日のもとにさらけ出すことで自宅のアレは「なりすまし」であると証明してほしい。
ジリヤが想像したとおり、入間はある意味、怒っていた。]

(91) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

イルマは、ジリヤをビンタするよりもまず父親にビンタをしたいというかキモすぎて触れたくない。

2016/10/03(Mon) 16時頃


【人】 PPP イルマ

 なんなの……キモすぎ……クソかよ……あのジジイ……

[疲れ果てたように、深いため息をついて小さく独りごちる。
父親への文句の続きに死ねよと言うのはどうにか飲み込んだ。]

 えーーーーーとね。
 あのさ。

 悪くおもわないでまず聞いて。
 一応いっとかないと、アタシもあなたと喋りにくいから。

 ………
 あなた、包丁もってない?

[入間は、急に飛びかかられるのも想像し、覚悟の上で訊ねた。
これだけ人がいるのだ。誰かしら助けてくれるかもと期待している。]

(92) 2016/10/03(Mon) 16時頃

【人】 PPP イルマ

[これだけは確認しないといけなかった。
いくら泣かれて、相手が喋れてなかろうと、入間はきっぱりとした口調で、次の指示をする。]

 ……両手開いて。一周ぐるっとまわってみて。

[確かに、ポーチの中には刃物らしくものはない。
普通の持ち物。中にも黒い本が一冊入っており……もしその本から煙でも出ていようものなら、驚くだろうが。]

(122) 2016/10/03(Mon) 20時半頃

【人】 PPP イルマ

 ……

[ジリヤは鼻をすすって息をつく。
いくらか落ちつきを取り戻してきたようだ。
昔から泣いてる女をみると、妙に冷めてしまうのだ。だから、今はいっそのこと冷静になれて、それがありがたかった。
入間は提案をきき、うーん、と唸る。]

 ……ありがと。その提案がちょうどいいかもね。

 いきなり変なこと聞いて悪かったとおもうけど。
 ……もうちょっと、変なこというね?

 ……さっきここで雪野瀬さん見た。って言ったら、どう思う?
 フリフリ着てた雪野瀬さん。

 今……かなり心配してるのは、そのせいね。

[入間はジリヤの目を見ていった。]

(124) 2016/10/03(Mon) 20時半頃

【人】 PPP イルマ

[入間は「本当は当人がしでかしている事なのではないか」と「白昼夢だったのではないか」の二つの考えの間で、ジリヤにこの話を「へんなこと」として言ったから、ジリヤの反応はひどく意外だった。もっと、電話先で叫び出した時のように「どうしてそんなこというんだ」と怒り出すとか、そんな想像ばかりしていたのだ。]

 えっ!?

[それです、と言われて、自分が言い出したのにも関わらず、入間は目を丸くする。]

 えと――えっ?
 もしかして、それが、雪野瀬さんが言ってた
 「にせもの」?

 ご、ごめん。
 アタシ実は、カマかけてたところがあって。
 ホントは夢か金縛りかなんかなんじゃないかって――

(130) 2016/10/03(Mon) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 んー……
 怪我はないけど。

 ご、ごめん……なんかまだわけわかんないから、
 あくまでまだ「アタシの夢」のことって形で話しさせて?
 あ、移動しながらでいい?

[入間は、東口でどこかは入れる店を探す。
二人きりが恐ろしいなら、目的地は喫茶店あたりのほうが無難かもしれない。
入間はつい先ほど、自分が見たものの話をした。
周囲の気配が遠くなって感じ、「らぶらぶにゃんにゃん」を歌うジリヤを見たこととと、額を包丁で切り付けられそうになったことを話した。]

 だから……もし本当だったら、怪我してたかもね。
 最後に「バチン!」てなって、
 その、あなたのいうにせものは消えたんだけど。

(131) 2016/10/03(Mon) 22時頃

イルマは、みょんこに話の続きを促した。

2016/10/03(Mon) 22時半頃


イルマは、ドリベルに話の続きを促した。

2016/10/03(Mon) 22時半頃


【人】 PPP イルマ

[その言葉を聞いた時。
あまりにも自然にそれが聞こえて、ふりかえって聞きかえした。
現実感が――わかないことは、なかった。
なぜならいやにリアルに夢で殺されかけたばかりだったから。]

 し……、……死んだ?

[入間が選んだのは、仕事中の大人が多そうな喫茶店だ。
店先でジリヤの顔を見て、やや顔を青くする。]

(139) 2016/10/03(Mon) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[店内に入り、入口で店員ひとりを捕まえた。
どうやら二人掛けの席があいていそうだ。]

 ……つまり、アタシが見た夢……夢?夢……うーん……
 それを、あなたも見たことがあるってこと?

[それはそれで非現実的になってきた。
入間はわけがわからないといった様子で、これを現実として認めていいのかに戸惑っているようだ。]

(140) 2016/10/03(Mon) 23時頃

【人】 PPP イルマ

― 午後:新宿のある喫茶店 ―

[店員が来て、席に案内される。
二人掛け用の小さな机と、椅子がひとつづつ。
入間は向かい合わせになって、ジリヤの表情を、改めてまじまじと見ている。]

(141) 2016/10/03(Mon) 23時頃

【人】 PPP イルマ

 アタシはじゃあ……紅茶でいいや。

[と、ジリヤに続いて注文を済ませる。
ミルクティーを殆ど考える間もなく定番のように頼んで、ジリヤに再度視線をあわせる……が、視線はジリヤの方からそれてしまう。
入間は時にひとに怯えられることにある程度は慣れていたため、然したる問題には感じなかった。]

 ……パパの偽物ね。
 じゃあそっちの話からしよっか。

(147) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 PPP イルマ

 アタシの家にはいま、アタシの家に勝手に住んでる他人が
 二人ほどいるわけ。
 二人ともアタシのこと「娘」って言ってる。
 てか、父と母だって言ってる。

 で、アタシはそいつらの事なんて、
 これっっっっっぽっちも知らない。

 …………、それだけで。

[キルロイ先生にも言ったが、何か暴力を振るわれるとか、乱暴にされるわけではないのだ。]

 怪我するってことは、今のところないよ。
 昨日の夜からずっと電話はかかってきてるけどね……。

(148) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 PPP イルマ

 で……心配してもらってるみたいだし。

 ……フツーに命の危険があるっぽいから、
 あなたの言ってた「死んじゃった」って経緯について。
 一応聞かせてもらっていい?

(149) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 PPP イルマ

 うん。うーん。
 全く似てない部分はないとはいわないけど、
 顔そのものは違うというか…

[おおまかな特徴――たとえば眼鏡をかけているとか、おおざっぱににている部分もあるが、基本的には他人だという、見てきたものの話しをそのまま聞かせた。母と父の特徴なども聞かせたろう。]

 ていうか……ちがうのに、
 ちがうのに誰もわかってくれない。

[入間は不快感も露わに、ぽつ、と零した。]

(157) 2016/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 PPP イルマ

 ……マイルドに話されても、きっとわからないから。
 とりあえず全部。全部そのまま話してみて。

 ……聞きたくないもののなかに、
 聞きたい話がまざってたら、
 どうせ困るしね。

[父や母や従兄の顔を思い浮かべながら、入間は言った。]

(158) 2016/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 PPP イルマ

[ジリヤの話を、黙って聞く。
ジリヤが体験してきた話。片鱗からわかるジリヤの仕事。
黙って聞き続け――その話の最後、テーブルに乗ったのは『東京村』という見た事のない小説だ。そして、その奇妙な落書きだらけの本は、ほとんどのテーブルはダメになっていた。]

 ……………。

 一回。ちょっと整頓しよ。

 雪野瀬さん。
 アタシ、ぶっちゃけ、あなたのことって
 パパの浮気相手かなんかだと思ってるけど。
 反論は?ない?

 違うなら今のうちにいってね。聞くから。

(164) 2016/10/04(Tue) 01時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2016/10/04(Tue) 01時頃


【人】 PPP イルマ

[確かにそこには、買われる側からしてみれば大きな差異があるだろう。入間はジリヤに頷いた。]

 たしかに……?雪野瀬さんとしては、ちょっとちがうか。

[小さく嘲って笑ったのも父親に対してだ。]

 じゃあ訂正ね。
 アタシの家のクソ親父が、買ってた。

 で、アタシの家のクソ親父は、
 結婚してることも娘が居ることも、あなたに言ってない。

(168) 2016/10/04(Tue) 01時半頃

【人】 PPP イルマ

 ……で。

[この質問を――しないほうがいいんだろうか。
つまり、命の危険とか、そういう意味で。
なにせジリヤの周りでは、人が死んでいるという。
入間はジリヤの目をみたままでいる。
先ほどの媚びた顔を思い浮かべた。]

 で、雪野瀬さんの「にせもの」が出てる話は、
 最近のことで、
 そのうえ、夢……じゃないかもしれない。
 ほんとに誰かが死んでるってことだもんね。

[声が震えかける。ビビるな。しゃんとしろ。
ここにはたくさんのひとがいる。そう自分に言い聞かせる。]

(177) 2016/10/04(Tue) 01時半頃

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