204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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見えないーーーー
[どう見ても 大丈夫じゃ ない] [ラルフを抱えながら しゃくりあげつつ 眉を下げる 甘い かぐわしい香り抱えながら ……今 手伝わせては いけない と 思えば ラルフを運ぶを 手伝ってもらうのは 自然ドナルドに]
あの……後で ラルフが好きだった 子守唄 うたって…………
[ドナルドから‘教えてもらった‘こと 二つの意味合い込めて 口にするのは 三階に向かいながら]
(5) 2014/11/24(Mon) 09時半頃
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ー 三階個室 ー [ラルフを運び込みつ 個室に辿り着けば 彼は二人からは離れ ラルフを寝かせた 寝台に座り込んで 眠るラルフを見つめてる のばした手は 頭を撫でる]
………………
[くぅ とお腹がなった 食べたい でも ちらと ドナルドとフランシスを見る 先ほど ラルフを食べた時の 二人の様子を見る 頭を横に振って ただ 人間らしく ラルフの頭を*撫で続けていた*]
(6) 2014/11/24(Mon) 09時半頃
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フィリップは、ルーツも轡をつけたままラルフを覗き込んで*いる*
2014/11/24(Mon) 09時半頃
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ー 三階個室 ー [大丈夫そうに見えないが二人 大丈夫が一人 多数決でフランシスは大丈夫に見えない
だから 個室までラルフを運んでくれた ドナルドと 見届けたであろうフランシスをちらとみた後 ひらひらと手を振った 昨日いた部屋に戻って というように
ここにも血の匂い ラルフの血の匂いとは また別の ルーツを頭に乗せながら ふと ディーンのことを思い出す]
(14) 2014/11/24(Mon) 15時頃
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え……
[吹き込む風 ラルフが遊んでくれないとルーツ 判断して 彼の 服 胸元潜り込む そんな時だった ドナルドの声]
………ーーー
[防寒着きてるし ルーツいるし ラルフの傍にいたいし 他 いろいろ考える ただ 思考を交わすうち ドナルドが ラルフ同様 これと決めると どう言っても変えないのも 短い時間 判断付き始めてもいて それにーーーー]
(26) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[すり と猫のように ラルフの額に額あわせ ……寒かったからか 冷たいと 思わずに済んで そっと立ち上がる]
ーーーーーまたね
[しばらく 眠り続けるラルフを じっと見下ろした後 くるりと踵を返す そうして 怪訝な顔みせた ドナルドの方へ
扉が閉まるまで ずっと ラルフをみていた 細く開いた窓から 雪が細く吹き込み うっすらと白い様子が綺麗とも思いながら]
(27) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[個室までなんとはなしについては来たが ラルフと使った寝台に腰掛けて 一度ドナルドとフランシス 二人を眺めた後 ルーツに 静かにね と 言うことを聞かない鳥なのは わかっているけど フランシスにうるさいと 思わせないよう 言い聞かせる努力はした]
[狩るため 荷物は最小限しかない 道具の手入れも出来ない 矢筒の中身は 一本減っていて けれど それを回収するのは嫌だと思う ーーノックスは 今頃悲しんでるか トレイルの足を撃ち抜き 逃げるため 階段から落下した 姿を思い出す ーー…… ぽっかりと 空洞を感じる ニコラもどうやら自殺し 復讐は ドナルドの手を汚させないうちに 無事やり遂げたことになるのだけれど ーーー………………短い息を吐いた]
(28) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[歌を その願いはどうやら届かなかったらしい 居心地が悪い 落ち着かない]
ーーー下 荷物片付けてくる
[片付ける ならば ドナルドも引き止める 言を持たないだろうと ふらと 言い置いて 二人を残して 個室を後にする]
(29) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[一階まで降りるのに使うのは トレイルの腐ったような匂いする 血を避けて 別の階段で 外気と近い温度 防寒着をきていても寒く 胸元に潜り込んだルーツが もどれと抗議するように 一声 鳴いて 彼の首を突きはしたが]
(30) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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[ふと 藁の山の合間 寝かせられた シメオンを 確認しに行く 一階の冷たい温度は シメオンの死体に 大きな変化を寄せ付けず 彼は暫く見続けて]
……シメオン ディーンもそっちにいるの? ラルフ いる?トレイル 怖がってない? ーーー俺 それが心配
[と 自分が食い荒らした シメオンに 眉を下げて呟いた] [シメオンには 罪悪感を感じる そのことに 何処か安堵したのは トレイルにはそれを感じないから]
(31) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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ーーーーラルフ 会いたいよ…… 全然 ラルフ 起きないんだもん……
[ぽつ と呟いて しゃがみ込み 藁の山に寄っかかった 目を閉じて 耳を澄ます 聞こえるのは 吹雪く音ばかりだった*]
(32) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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…………
[話したいこと] [出際言われたことに 藁山 寄っ掛かりつつ 思い出す あの時も 頷き見せず 階下に向かったのだが]
ーーー早く 雪 止まないかな……
[似たことを フランシスも祈っていた そのことを知らないまま 一つ 向き合っていないもの 向き合う勇気がなく 寒風が吹き込む 温泉の入り口をみた]
(36) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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[ルーツを 藁山の空間に離す ……屋外の気温から逃れるように ルーツは羽ばたき藁山の合間 見える柵に止まる
そうしてから 防寒着で 口元まで隠し フードをかぶり 寒風吹き込む 温泉へと足を進める 近づくだけで 独特な匂い 血の匂いさえ吹き消した
吹き込んだ雪と 地熱が鬩ぎ合う そんな場所に まだ寝かせてあったけど]
ーーー…………?
[腕と 服がなかった]
(40) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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[保護者だったホレーショーのそばにしゃがみ込み 腕があった箇所 獣の食いあととも違う 解体慣れたそれとも違う 切り口を指で辿る]
……ホレーショーは どっちがいい……? 自然に帰るのと 集落に帰るの…………
[このまま 屋外に運んで 山や森へ ホレーショーを返すべきか……それとも]
(41) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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[暫く 頭に 肩に雪が積もるほどの間…… 彼は考えた後 ナイフを取り出して そっと髪に当てがった ざくりと 一束 髪を切り取れば 風に 一部が舞って それを 丁寧に胸元にしまうと 片方だけになった腕 つかんで 自分より ずっと大きな身体 一生懸命引きずって 外へと運んだ
このまま腐ってしまうより山へ帰れたほうが ……きっと 保護者だったホレーショーのことだから それをよしとしてくれそうで ……いつか この山にまた来よう そうすれば 山に帰った保護者だった ホレーショーに 間接的だけど 会えることになるだろうか?]
(42) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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ーーーさよなら ホレーショー
[頬が 凍った その凍った頬のまま ぽつ と つぶやいて 温泉の外風呂へ続く扉 力を込めて閉じた]
(50) 2014/11/24(Mon) 22時頃
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[戸を閉じれば 湯気が篭り 暖かくなっていく お湯で顔を洗い 温泉から出る]
ルーツ
[一階で声を出せば 掲げた腕に ルーツが舞い降りる 嘘にはならないよう 片付けはしなければ 外にでて 吹雪の様子をみた限り もう 少し そんな気配がして]
(54) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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フィリップは、ルーツは彼が湯気でぬくくなってるので すりすり
2014/11/24(Mon) 23時頃
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[ぎゅっと 麻の袋に 所々皮で補強した 荷物入れに 諸々を放り込む 割れたマグカップも そのまま入れて
そんな時 ”聞こえた”ことに ふはっと苦笑して 肩で好きに遊んでるルーツをぎゅっとする]
ーーーいいのかな
[ぽつ とこぼしながら天井を見る]
(70) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[斜めにかけた 荷物入れ ふと 柵に タオルをかけっぱなしだったことに 気がついた
ーーーニコラのタオル
少しだけ迷って それも手にとって インクで汚れた藁には見向きしないけど そうして 先と同じ階段を使って 上へ]
(74) 2014/11/25(Tue) 00時頃
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フィリップは、とん とかいだんをゆっくりのぼる
2014/11/25(Tue) 00時頃
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[ルーツにまた 静かにしてね と 聞かないだろう 注意一つ 中で 声のつながるを 知らされ フランシスが 驚いているとも知らず
緊張した面持ち そっと二回 個室の扉をノックする]
(83) 2014/11/25(Tue) 00時半頃
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[ずるい と言われたことは知らない ドナルドの返る声に そっと扉を開いて 静かに顔を覗かせる 覗いた先 赤い髪のドナルドと……]
…………フランシス 風邪 ひいた?
[ゆるく首 戸口で傾げて ルーツも同じように 彼の腕につかまったまま ゆるく首を傾げた]
(87) 2014/11/25(Tue) 00時半頃
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でもーーー顔 赤い
[フランシスの警戒の視線に くけっ と ルーツが小さく鳴いて羽を揺らす ルーツにとって 面白い対象のフランシスに向かいそうな姿勢 ……彼は それに気づいて ルーツの背中 手で押さえつ 大丈夫かなとフランシスとドナルド二人をみて ドナルドは何か愉快そうだった]
えっとーーーーその ……歌 聞いてもいいって…………
[何か 自分の要望を 強請るのは不得手で もう片手は 斜めにかかる荷入れの紐を掴みつつ 戸口に入ったところで しどろもどろ]
(91) 2014/11/25(Tue) 01時頃
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フィリップは、ドナルドの言葉にこくりと頷き部屋の中には入った
2014/11/25(Tue) 01時頃
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[小言対象に含まれかけているのも 彼自身は気がつかないまま 手招きされるままに ふたりに近づいた
こくんと フランシスの言葉に頷く 自分の知っている情報と 相手がわかる情報の切り分けは できていないので 唐突な彼の言葉に フランシスが ついて行けている そのことには気づいていないまま]
ーーー楽しみ
[ラルフはどんな歌を好んでいたのだろう もう ラルフからは聞けない それを 知る機会ができて 緊張した面持ちの フランシスに はにかんで]
(94) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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[ぱちっと 目を瞬かせる 歌声に釣られたルーツの 嘴が開きかけて それを はしっと 手で掴み抑えながら
やさしい 明るく穏やかなーーーああ ラルフを思い出す ラルフが好きだった歌 ラルフが聴いていた歌 悲しいだけではないのに 視界が滲んで もう片手は 嗚咽 零れないように 自分の口を押さえて 最後まで 静かにフランシスの歌を聴いた]
(97) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[もし 彼が楽曲の歌詞を知っていたならば 一番の歌詞を願いつつ 二番の歌詞に 寂しげに微笑んだのだけれど]
[外の雪が吸い取るように 静かになった室内 どこか 明るくなったような ひどく清浄なものにふれたような ……トレイルを死に至らしめたばかりの 自身が 聴くのはひどく申し訳ない 気持ちもあれど]
……ありがとう ございます ラルフがーーー好きだった 気持ち わかる
凄く 綺麗な歌でした
[音程に詳しくもない それどころか音楽に疎いけれど 歌い手の心の反映された 透き通る音楽に そう言って 泣きながらも*笑った*]
(100) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[ラルフと一緒に聞きたかった] [この綺麗な音色を聞いた時 ラルフはどんな表情をするのだろうか? ラルフは どんなところが好きなのだろうか?
俺はーーーー]
[フランシスからの ありがとう に きょとんと 首を傾げるころには 口を覆っていた手で 目元をこする
ドナルドが ”遠吠え”で考えていたことを 口にし 身を竦めた いろいろ問題がある獣なのは自覚している でも このタイミングで首を横に振られるのは ーーーーーーとても辛い 気がして
恐る恐る フランシスを見る]
(115) 2014/11/25(Tue) 08時半頃
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ーーーラルフも……喜んでくれる……?
[一緒に 五人で 旅ができたら そんなこと思いを 交わしあっていた
叶わない 叶ったーーー嗚呼] [フランシスの 静かな声と ドナルドの促しに ごしごしと 目元を擦りながら 何度も何度も頷いた
今はまだ ラルフのことを話すと泣いてしまうけど いつか ドナルドとフランシスと 一緒に 泣かないでラルフの話が出来るだろうか? ラルフが聞いた話 見た風景 教わったものを 聞いて 見て 教わりながら]
(116) 2014/11/25(Tue) 08時半頃
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湯がある方の 階段綺麗
[しゃくりあげながら 部屋を出るドナルドに そう言って見送る 外は雪 けれど 雲の厚さ 風の強さは 少しずつ 収まる方向に見えて]
ーーーーあと少し……きっと すぐ止む
[と 喉 声詰まらせながら 笑う]
[ルーツのくちばしから 手を離し 聞いたばかりの音を 小さく口ずさむ (最初からずれた音だったが) ルーツが首を傾げて あ” あーと 真似に満たない声を出す
やっぱり 全然ダメだと ルーツの羽に顔を埋めた*]
(117) 2014/11/25(Tue) 09時頃
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[ >>122 ドナルドはずるい と 思考交わす中でも 思い伝えた ……そう笑って言われたら もう 否と言うのは難しくて ラルフの少し控えめな 様子は きっと ちょっと強引なドナルドと 相性もよく 噛み合っていたのだろうなと]
[ルーツと一人と一匹 課題がどうの 話すフランシスと ドナルドを見る ……難しくないといいのだけれどと 課される側の彼は 少し眉を下げた]
(130) 2014/11/25(Tue) 13時半頃
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[まだ低くなり切らない 掠れた声が 低音に支えられて ふらとふらつきながらも よく楽曲を知る人が知れば かろうじて そうと聞こえる範囲まで 一度 声を止めて また 歌う ーーー歌いやすい 不思議だと思う]
[フランシスとドナルドの考え知らずか ルーツは あ” あーと 歌とは言えない 鳴き声またこぼして]
(131) 2014/11/25(Tue) 13時半頃
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……そういう やり方知らない……
[一度戸惑った手はどうだったか 保護者だったホレーショーより 小さな手が撫でるのは まだ戸惑う それも 頭に 背に二つ より ルーツの背に顔を埋めながら
ラルフもこの二つの手に甘えたのだろうか? かなり早い段階で 森で山で 泣くことさえ 堪えていた彼は どうすればいいか ルーツの羽に 顔上半分をあげて フランシスをじっとみた後 フランシスの言葉につられ ドナルドをみ また ルーツの羽に顔を埋めた
羽が湿ってきて ルーツが暴れ出したけれど]
(132) 2014/11/25(Tue) 13時半頃
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