193 古参がゆるゆるRPする村
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― 回想・サナトリウム一室 ― >>2:405>>2:407>>2:408>>2:409
どうせろくな事じゃ…ないんでしょ。
[つんとした声を扉側から送る。]
やっぱりそうなんだ。
…骨までいってたはずの傷なのに こうやって歩けるまですぐに回復したから変だと思ってたわ。
[幽霊カフェで幽霊が見えたのも、きっとそう言う事なんだろうと。 そう考えれば、ここは本当に不思議な所だと思う。
ヤニクの思考が読めないまま、彼がベッドから降りればぎょっとする。]
(20) 2014/09/10(Wed) 13時半頃
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なに。
[こっちへ来るなと威嚇は相変わらず視線だけ。 一歩、また一歩、詰め寄られる距離。 どん、と背に扉があたる。
近くなる。 縮まる。 近い。]
…それ、誉めてるの?
[執念深いが、らしい、と言われても嬉しくはない。]
(21) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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ヤニクを放し飼いにしたら、またきっと 誰かの大事が奪われて…、誰かが悲しむわ。
…、ヤニクを気にしてた わけじゃ、ない。
[僅かに混じる嘘。近い距離は嘘がつきにくい。]
いっそ、ころせたら どんなに楽だったんだろ… けど、そうしたら きっと
[どうしてころさなかったの。 だって、その答えは、 あの時から変わらない。]
(22) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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悲しむから。
[主語のない、ことば。浮かぶのは藍色の瞳。]
(23) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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んなっ、
[伸びてきた手に、きっ、と鋭く睨みあげる。]
汚い手で…触らないでッ。
[見上げて、背筋が凍る。 見慣れた常の笑みとは違う、顔だ。]
(24) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:409
……やっぱり私、絶対に ヤニクとなんか暮らしてないわ。
[大嫌い。大嫌い。と心の中で単純な言葉が反復する。]
…今更、そんな告白したってヤニクの彼女になんてならないわ。
消えるなら、 消えるんなら、1人で消えなさいよ!
って、―――――
[長く伸びたままの髪が、ひとふさ、彼の口に触れる。 ぞわっと全身の血が逆流した気分になって、 口よりも先に手がヤニクの頬を思いっきり叩く。]
(25) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:411
……っつ〜…
[この痛みを知っている。 人を叩いたら、その手も 痛いんだと。]
…なによ
[名前を呼ばれれば、上目でヤニクを睨む。 続く言葉に、は?と口がぽかりとあく。 きっとすごく間抜けな顔をしてる。]
(26) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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…なによ。
なによそれ、 なによそれ。 ばっっ、かじゃないの?
それを、その言葉を どうしてヤニクが言うのよ。
[ぎゅうと両手を握りしめて拳をつくる。 あなたが彼を殺したくせにと、視線は語る。]
もう会わせてなんてくれないわ。 …罰だわ、きっと。
(27) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:415>>2:421 [外れる包帯の内側には怪我のない腕。 きっと自分もそうなのだろうと握り拳を緩め、胸元に手を添える。]
……
[名を呼ばれ、返事のかわりに視線を向ける。]
……、……
[静かで優しい声。凪いだ海みたい。]
さいごなんだ。 もう、ヤニクのその顔を見る事もない、のね。
[伝えたい事がないと言われれば、む、とした顔で]
…、なによそれ。 それが―――
(28) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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[ああ、そうだ。私は―――天に、]
ぼろぼろの身体を支えてあげた私に対する言葉? …ほんと、失礼しちゃうわ。
[天に―――のぼったんだ。 地獄の底から、空高く 天の国へ。]
(29) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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…会えなくても、消えても、 私はこれからもヤニクの事、大嫌いでいてあげる
[偉そうに小さな胸をはりながら、]
…、…会えて良かったとも嬉しいとも思わない
けど、私が地獄で生きていた中で、 最後に傍にいたいとおもったのは ヤニクだったわ。
だから、忘れてなんてあげない。 消えても、見えなくても、…形がないものが 残るの。
奪えない、ものが ここにね。
[と、薄い胸元に添えていた手を、とんと一度叩く。 胸を触ろうとしたら絶対にひっぱたくが。]
(30) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:424
……、え。
[さよならくらい言おうと口を開いた所で、 ヤニクから言われた言葉に 驚いてしまって、 部屋から出ていく彼を追い掛けもせず、暫く混乱してしまった。]
天の国の、 こいびと。
[それはまだ、不鮮明な記憶。 わたしは、天の国へ向かって、そこで―――?**]
(31) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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― それから ―
[よく覚えてはいないけれど、ドナルドが戻ってくるより前には廊下に出た。廊下なう。のツイートも忘れて、ふらふらと歩く。 地面に足がついてない気がして、覚束ない。
思い出した記憶のせいで、身体の痛みはすっかり引いた。 まだ残る痛みは、掌の痛みだけ。]
……、もどらなきゃ。
[ともだちが、まってるもの、と。 スマホを見る事もないまま、カフェに戻る。]
(32) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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[時間間隔がよくわからない。いつ寝て、いつ起きて。朝とか昼とか夜とか。窓があるからなんとなく解ったりしている気がするけど、そんな気分になっているのかもしれない。]
…ごめん、その 先食べてたよね。
[当たり前かー、と弱い笑みを浮かべて。 カフェへと戻ってくるだろう。]
(33) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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― カフェテリア ―
…んー、なんとか?
[無事と言われれば外傷はない。 自然と、無意識に、長い髪に触れる。
はら、と数本切れるように落ちたのには気付かない。]
コリーン? 何かあったのかな。
[スマホを視てはいないので、何かあったのかな、くらいの心持で。見つかったようなら、じゃあいっか、と思う。]
分け合いっこ? いいねー。
[友達っぽい、って思った後に、友達だったとまだなんか慣れない。**]
(38) 2014/09/10(Wed) 16時頃
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― カフェテリア ― >>35>>36>>37>>39>>40 [グロリアの話を黙って聞きながら、少し冷めた紅茶と苺タルトをぱくり。 甘酸っぱさが口に広がっていくと自然と顔は綻ぶ。]
…そっか。グロリアは、…、 愛されて守られてきたのね。
…わたしは、好きな人じゃないと 一緒に寝たくはないけど。
[はら、とまた一本切れ落ちる髪。]
その2人は多分地獄には墜ちてないよ。 天国にちゃんといってるとおもう。
(48) 2014/09/10(Wed) 21時半頃
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― カフェテリア ―
…今度は、私の話…ってことかな。
[フォークを空の皿の上に置く。]
まずはさ、私。 どうやら生きてないみたい。
ずーっと昔に死んじゃってたの。
大好きだった彼のために、彼を思って 彼が邪魔だっていう人を平気で殺したの。 1人じゃないわ…たくさん。
その後、…彼に、殺されちゃったんだ。
(57) 2014/09/10(Wed) 22時半頃
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― カフェテリア ―
そして私は地獄に墜ちたの。
[視線はずっと、皿の上のフォークのあたり。 グロリアの顔はなんか見れなくって、]
そこで、いろんな拷問とかを経験してきたわ。 それに……いろんな人と肌を重ねた。 男の人だけじゃなくって、女の人とも…。
ずっと、ずっと こんなことが続くって思ってた。
思ってた、 …けど、
(59) 2014/09/10(Wed) 22時半頃
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…たいせつな人ができたの。 藍色の彼、…優しくて、好きになったわ。
地獄でも私はやっぱり誰かに依存して 馬鹿みたいに恋をしてたの。
[はら、 はらとまた、髪が切れ落ちる。]
………ヤニクに、 殺されちゃったけどね。
(60) 2014/09/10(Wed) 22時半頃
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― カフェテリア ―
…だけど、私は その後、ヤニクと一緒に天にいったの。 乙女心って複雑よね。
[と、言い終えればグロリアの方を見て、眉を下げて笑みを向ける。]
…まだ、ここまでしか思い出せてないの。
[天の国の彼に ―――。 はら、はら、とまた 髪が切れ落ちる。]
きっと、もうすぐに思い出しちゃうわ。 そんな気が…するの。
[次に眠って起きたら、きっと 夢を見るように記憶が、戻っていくのだろう、と。**]
(66) 2014/09/10(Wed) 23時頃
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― カフェテリア ― >>69>>70>>71
守る番、か。 …まあ、少しは解る気が するわ。
[愛情を受けて育ったわけではないけれど、 守りたい、そう強く願った事はあるから。]
…、複雑っていうか 私が…バカな女ってだけな気がするけどね。
私は、誰かに依存しっぱなし。 1人は 嫌な…寂しがりなだけよ。
[はら、とまた数本切れ落ちる髪。 見た目ではまだ解らない程度だけれど、確実に――]
(132) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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>>73 おわる??
[ヤニクのメールを見ていないまま、ここに来て。 彼の退院も、コリーンの事も、まだ。]
わからないけれど、… すごく 大事な事を忘れてるんだと思う。
だから、思い出したいなとは、おもう。
……まあ、ヤニクの所に行きたいとは 欠片も思ってないけどね。
[落ちる髪を受け止めるグロリアの手を見て、 自分の髪の現状を知り、ぎょっとする。
わたしはどうして この髪を大事にしていたんだっけ。 ―――が、 ―――だったから。 だけど、もうその 必要は ―――]
(133) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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[思考を止めたのはグロリアの話。>>75]
…、女の嫉妬はこわいよね。 でも、そういう生き物でしょ。
女同士の関係を傾かせるのは…だいたい男よね。
[わかるなぁ、と視線を斜め下に落としながら]
……強がって、強く魅せてたグロリアか。 私は嫌いじゃないよ。
むしろなんか…ホッとした。 どれだけ完璧女なんだろー、って思ってたもの。
[一度肩を竦めてから]
(134) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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それじゃあ、神父様とお母さんに会えたら グロリアはまず なんていうのかしら。
やっぱり2人の事が好きだから… ほんとの事は聞けないのかな。
それなら―――
[それなら、私が]
私が聞いてあげようか? それとも、神父様に会ったら、頭にチョップでもしておく?
[天に戻った時に―――と、思考が自然と向く。]
(135) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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>>77 [それから、ああ、と何かすとんと落ちつく感じ。 こう言う事をするために、ここに来たのかもしれない、と。]
安心して…グロリア。 ちゃんと話すわ。
そのかわり、グロリアも私に何も言わずに いかないで。
約束よ。
[と、小指を差し出す。 女同士の約束。それは一番、繊細で諸くて砕けやすいとずっと思っていたものなのに、自分から進んでするなんて、―――]
(136) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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きっと、私がここに来た理由のひとつは グロリア ――あなたに会う為、だったんだわ。
[確信めいた口調で、そう言った。
それから再び病室に戻れば、自然と遅いくる睡魔に身を任せた。**]
(137) 2014/09/11(Thu) 09時頃
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― 自室 ―
[ゆっくりと目を開く。 随分とまた長い夢を見ていた気がする。
けれど、悪夢というわけではなくて ――― ]
……、―――。
[唇は三文字を音なく模る。 ベッドから身体を起こすと、 どさっ、ばさばさばさ、と音を立てて長かった髪が床に落ちた。 手で髪に触れれば、ボブとショートボブの間くらいの長さまで短くなっていた。それに驚く事はない。むしろ、これが 今のわたしだ。]
(144) 2014/09/11(Thu) 14時頃
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[随分と放置していたスマホを見れば、それはもう未読の山。 黙って、それを読み続ける。]
…、…
[下に、下にとくだる。 短文がいくつもいくつも ――]
それじゃあ、か。
[目に焼き付いている顔は、最後の笑み。]
(146) 2014/09/11(Thu) 14時頃
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メアリーは、とん、と軽快にベッドから降りて廊下へ向かう。
2014/09/11(Thu) 14時頃
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[なんか知らないうちに2人いなくなっていた。 ヤニクは、まあそうでしょうね、と解ってはいたけれど。]
誰かいるっぽいなー。
[廊下から屋上へと向かう階段に向かう。]
(147) 2014/09/11(Thu) 14時頃
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― 屋上 ―
お。 …いいね、いい景色みたいな。
[首元にすこし掛かるくらいまで伸びた髪。 階段を昇る度に、揺れてくすぐる。]
やっほー。
[屋上に来れば、にっこりと笑いながら右手をひらひらさせる。]
(152) 2014/09/11(Thu) 15時頃
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