180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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― 厨房>>0:528 ―
あう。
[冥王と魔皇が衝突しそうだったので、食堂に顔を出して見物と洒落込もうと思ったのだが、直前に扉を閉められた。>>0:530]
――〜〜〜!!
[暫し、鼻っ柱を扉にぶつけた痛みを堪える。]
あんのクソガキ……
[扉を開ければ元の食堂。 既に2人の姿はそこに無かった。]
(11) 2014/06/09(Mon) 01時頃
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― 食堂 ―
[第七魔皇は後で必ず殺すと決めたが、それはさておき。]
……んぁ?
[何だか視線を感じた。>>@1]
どちらさま? どちらさまかしら。
(21) 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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[今は世界の核-コア-を呑み込むという荒業>>1:382によって戦闘力を宿しているので、それなりに感覚も鋭くなっているのだ。]
かっちーん。
[メスガキ呼ばわり>>@2に頬がヒクついた。]
こんなところ…こんなところね。 私からすればアンタみたいなクソアマが居る事の方が不快なのだけれど。
[ちなみに斉花の母親は新川県警の最終兵器と呼ばれる危険な女である。]
(30) 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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― 食堂>>37 ―
あっ、
[水がせり上がったと思ったら、女から男へと姿を変えていた。 そのこと自体には多少驚いたが、人が入れ替わっても再度繰り返された「メスガキ」に対して、頭に血が上る。]
ふっ……
ふふ、あはは……
[笑い、]
(40) 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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『 ドゴォォォォン!!! 』
[近くに有った椅子が犠牲になった。 哀れ、蹴り飛ばされた椅子は金色の焔に包まれて一瞬で焼失する。]
――……ッ、!!
[一度では気が収まらなかったのか、もう2、3の机と椅子が犠牲になる。 その度に、爆発音が館中に響くか。]
(42) 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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ちッ、
[人が近づく気配>>43に、椅子を蹴り散らしていた脚をぴたりと止めて、]
(45) 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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――――助けて下さい!!!
[ぺたん、と床に尻を着く形で座り込み、声を張り上げた。]
この人……この男に、私、襲われそうに……!!
[その瞳には、ご丁寧に女の武器がきらりと光っている。]
(46) 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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― 食堂 ―
(ばーかばーか。)
[逃げ去った男>>55に対して内心で罵声を浴びせながら、さてどうした物か。 冥族同士の血戦を見に行くか、それともライトニングの後を追うかと考えていたのだが、新たに人を寄せてしまったことで機を失した感がある。]
……、
[色々考える事、0.5秒――]
(61) 2014/06/09(Mon) 13時頃
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―― ううっ ぐす、ッ …
[とりあえず「暴漢に襲われたか弱い女子高生」を続行。]
もうやだ…もうやだァ…… おうち帰りたい、 ひぐっ えぐっ……
(62) 2014/06/09(Mon) 13時頃
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――ヒッ、
[突如現れた姿と怒気こもる一喝>>64に脅えた風を見せて、]
うぇぇぇん……
[顔を覆って泣き続ける。]
(び びっくりしたあああああ)
[嘘泣きはともかく、演技抜きで驚いていた。]
(66) 2014/06/09(Mon) 13時半頃
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さっきの…さっきの男が私に乱暴しようと……
[片膝つくクリス>>67へと、涙声で応える。 その強面で教育者などと予想できるはずも無い。 どちらかと言えば指定暴力団員か何かかと思う。 先に来ていた男も尋常ではなく鍛え抜かれた肉体を持っていて、明らかにカタギには見えない。]
もうやだ…バケモノもいっぱいいるし…… 私…私、おうち帰りたい……
(68) 2014/06/09(Mon) 13時半頃
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[自分を正当化しようとして虚言を吐く事もままある年頃の女子に対して、クリスのスタンス>>72は教育者として極めて適切な物であったかもしれない。 たとえ悪人面であろうとも。]
(――…油断は、してないか。)
[クリスが爆発の痕跡を見遣ったのを、目敏く察知していた。 とは言え、一度吐いた嘘は行けるとこまでごり押しで貫き通すのも帝舎斉花の規律《ルール》である。]
は…はい…… でも私、本当に…本当に何も知らなくて……
(76) 2014/06/09(Mon) 14時頃
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[差し出された左手を取り、身を起こす。]
あ、あの。 私、光瀬 飾里(みつせ かざり)と申します。
この館って、色々な世界に繋がっている、とか…… だったら、私の世界に……おうちに帰して頂けませんか?
[さりげなく偽名を告げながら、そう懇願した。 上目づかいで。]
(77) 2014/06/09(Mon) 14時頃
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レティーシャは、クリストファーが差し出した左掌に何か違和感を感じた。「……?」
2014/06/09(Mon) 14時頃
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― 食堂 ―
ありがとう……ありがとうございますッ!!
[中年男性の言葉>>83に感激した風に、先程差し出された左手を(常人程度の)強い力で握った。 その際、さりげなく、先程感じた違和感の正体をさぐる。]
……? あの、失礼ですが、これは?
[尋ねるのは、男の掌の聖印《スティグマ》>>1:125について。 不気味な紋様ながらも、感じたのは聖性だ。]
(85) 2014/06/09(Mon) 15時頃
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― 食堂>>86 ―
(いつの間にか、ね。)
[世界終焉或いは救済の錠鍵-フェイタルリリィス、そして『アレ』 ……それは確かに-Fatal End of Saga(絶対たる終焉)を齎す、もしくは止めるための《鍵》だ。 しかし、《鍵》の権能は本来、その程度に留まる物ではない。]
[ 《銀の門》 ]
[かの『黄金の螺旋階段』にも並ぶ>>2:460それは、鍵に選ばれ、正しく扱える《資格》を持つ者にしか開かれ得ない。]
[その聖痕は、《銀の門》を開く《資格》の一つであり、 ――…《主》に認められた者のみ与えられる物。]
(89) 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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[やりようによっては因果律を制御し、既に起こった事象すらも別の可能性へと至らしめる事が可能な>>1:497、文字通り『鍵を握る手』だ。]
(く、 っ……)
[漏れそうになる笑みを堪える。 『アレ』と同様に、自分の目的には『資格』が必要だ。 その『資格』を有した手が、隣の歩く中年の左腕からぶら下がっている。 笑いを堪えるだけでも一苦労と言う物だ。]
(それにしても……)
[主が客に『資格』を与えるのが異様に早い。 己と向き合い真実を掴めた者にのみ与えられる、『ごほうび』である筈なのだが……]
("規格外"の介入でもあったのかしら、ね。)
(90) 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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― → 廊下>>87 ―
――……、あら。案外早かったわね。
[扉を開く事3度、繋がったのは自分の箱庭-セイカノセカイ-。 扉を開いた中年の背を、やんわりと押して中へと誘おうとする。]
[抵抗するようであれば、女子高生離れした力で強引な手段に出るかもしれない。]
(91) 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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― セイカノセカイ>>116 ―
一名様、ごあんなーい。
[自らの世界にクリスを迎え入れ、扉を閉ざした。]
あら。あらあら。女の涙を疑うの?
[それは、確認の問いに対して否定を返すものではなかった。]
……改めまして、こんにちは。 帝舎斉花、です。 ごめんなさいね、さっきはついつい、咄嗟に偽名使っちゃった。 結婚する前のお母さんの名前なんだけどね?
[てへ、と舌を出す。]
そして、ここは私の世界-セイカノセカイ-よ。 私以外の人を招くのは初めて……そう、初めてね。 とは言え、あの館からなら誰か迷い込んできても仕方無いのだけれど。
(117) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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あら、女泣かせ……って、そんな色気のある話でもないのかしら。 まあ良いわ。どうでも良い。
――…ああ、そんなに警戒しなくて良いのよ教頭センセ。 フツーの女子高生にビビってちゃ教職なんて務まらないでしょうに。
[りら〜っくす、と言いながら笑顔を浮かべて見せる。 その瞳には、怪しく金色の火が揺れているが。]
なにも、とって食おうってわけじゃないのよ。 私はただ……ただね――…
(126) 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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その左手だけ、置いて行ってほしいな、って。
[自分の左手を前に突出し、右手で作った手刀で左手首をトントン。 『キ・リ・オ・ト・シ』とジェスチャーで示す。]
それだけ……それだけなのだけど。ダメかしら?
(128) 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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――失礼しちゃうわね。
[バカ、と言われて>>129、むぅ、と唇を尖らせる。]
教頭センセ、御家族は? いらっしゃる?
(131) 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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そう。
[瞬間――それだけで異形を退けるだけの圧を持つ殺気>>1:366が、爆発的に膨れ上がった。]
良かったわねお父さん。 貴方が死ねば、保険金で家族サービスできるわよ。
┝┛┿┨╋┓┿┨ ℃h殺刑
[パチン、と指を鳴らす。 クリスの周囲の床が変形し、無数の棘となって襲いかかった。]
[ここは帝舎斉花の世界。形も現象も、思うがまま。]
(140) 2014/06/09(Mon) 22時頃
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― セイカノセカイ>>142 ―
……あら。
[一瞬で仕留めるつもりだったが、凌がれた。]
聖痕(それ)に選ばれるだけあって、ただではいかないみたいね。
[とは言え、自分のフィールド。 「今ある」扉も、自分が背にしている一つだけ。 己の優位は揺らがないと確信している。]
んー……そうね。 じゃあ、玄関先に首でも置いておく? それくらいなら、責任持ってやっといても良いよ? ――その左手を貰った後で。
(148) 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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――、ッ!!
[迫る刃>>145、光源に乏しい世界と言う事も有って闇色のそれは目で捉えにくい。]
╂┓╂┫┰┥ $lの壁
[周囲に居たこの世界の住人>>1:378が5人、俊敏な動きで斉花の前に立ち塞がり、代わりに刃を受けた。]
――……小技が得意そうね?
┗┫┿┨┯┛┻┛┿┥ $lの波
[貌の無い住人が20人、クリスへと向けて突き進む。]
(149) 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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― セイカノセカイ>>151 ―
だいじょうぶ。だいじょうぶよ。 私、呪いとかそういうの信じてないから。
[クリスが放った狂気呼ぶ月<<コール・ルナティック>>の闇に包まれた住人達の動きが停止する。]
――あぁん、もう。
[その住人達に感情があるのか否か、世界-ハコニワ-の主である斉花にも知る由は無い。 少なくとも、コミュニケーションを取れたことは一度も無かった。 だが、何らかの影響がそうさせたのか、住人達はぐずぐずと崩れて床に消えて行った。]
(160) 2014/06/09(Mon) 23時頃
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――…手フェチとかやめてよね。 中年の手を蒐集する趣味とかないわ。 やるならせめてイケメンの手を選りすぐるに決まってるでしょう。
[眉を寄せた。冗談じゃない、と言いたげに。]
……やっぱり気付いてなかったんだ。 貴方のそれね、結構すごい物なのよ。
[「それ」――掌の紋様を指して、]
形としては、貴方の過去に関係のある何か…なのかしら? 多分、貴方の過去とか意志とか、抱えた何かの克服とか。 そういうのに応じて発現したんだと思うけど。
このFES-ゲーム-における役目としては、《銀の門》に至るための《鍵》を正しく使う《資格》とでも言えば良いのかしらね。 まあ、実は《銀の門》の主から認められさえすれば「それ」じゃなくても良いんだけど……
[その「認められる」のが、本来は生半な事ではいかない筈なのだ。]
(161) 2014/06/09(Mon) 23時頃
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― セイカノセカイ>>164 ―
……私は、「この世界」を「救い直し」たい。 救い直して…二度と壊れたりしない、安定した世界にする。それだけよ。
[「奇妙な世界」とクリスが言った>>116この箱庭は、「救えなかった世界」の成れの果てだ。]
――…たとえ、隣り合う《√》を犠牲にしても。 ――…たとえ、他の全ての世界を犠牲にしても。 私はこの世界を生き返らせる――ッ!!
[その言葉の意味は、クリスに解る物でもなかっただろうが。 斉花の意志に呼応するように、世界-ハコニワ-の全体が一度、蠢いた。]
(183) 2014/06/09(Mon) 23時頃
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┷┓┯┨┠┫┿┛ ¥e殺刑
[帝舎斉花の世界――その全方位から、力場の弾丸がクリスへと向けて発射される!!]
……さあ? わからないけど試してみる価値はあるんじゃないかしら?
[問いへの答えは、あっさりとしたもの。]
(184) 2014/06/09(Mon) 23時頃
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レティーシャは、オスカーは後で《必殺-カナラズコロス-》 もちろん忘れていない。
2014/06/09(Mon) 23時半頃
レティーシャは、クリストファーが弾丸を防ぐのを見届ける。>>197 だが、それは次の一撃のための囮だ。
2014/06/10(Tue) 00時頃
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┠┥┰┓┗┨┯┫┣┨┿┛╂┓┿┛ $テ呀蛇伏(※1)
――は、 ッ
[クリス>>187の言葉を、嘲笑う。]
[※1: 牙持つ蛇は、静かに伏して好機を待つ。 転じて、決して隙を逃さないという意味。斉花の造語。]
(213) 2014/06/10(Tue) 00時頃
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┷┨┯┫┯┛━┫┝┨━┓╂┥┯┥ $ッ下寡秀(※2)
――誰が同情して欲しいなんて言った?
[その手には、煌びやかな装飾の剣が握られている。]
[※2: 美しき星空の下、華美な飾りなど不要。 転じて、洗練された物はそれだけで美しい。斉花の造語。]
(215) 2014/06/10(Tue) 00時頃
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