298 終わらない僕らの夏休み!
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
─ ループ三回目・自宅 ─
[カチリ、と時計の針が重なる音がする。 緩慢に伸びた手が鳴り出す筈のベルを寸前で阻止した。 今日もまた、セットしていたタイマーの時刻よりも前に覚醒した意識を持て余していた。
のろりと起き上がってすぐに開いたスマートフォンに表示されている日時は──四度目の9月1日、を指している。 そのままぼう、としかけたが、アプリの着信を示すポップアップが表示されている事に気付いて思わず開いた口から「え」とも「あ」とも付かぬ声が零れた。 眠っている間に届いたのだろうか──そのまま指で画面をなぞり、開いたメッセージ(>>7)に目を見張る]
え、何かすごい時間に来てんですけど……会長ちゃんと寝れたの。 プール、いいなァ、行きたいー…けどォ、
(8) 2019/09/06(Fri) 12時半頃
|
|
[暫し首を捻って思案してから、ついと指を動かし]
『おはよ』 『花火楽しかった!SNSでバエる写真撮れたよ』
[安住が花火を揺らす動きに合わせて光の曲線が描き出されている写真。 煙と夕刻の光で良い具合にボケが発生していてキラキラしているし顔バレもしなさそうだ]
『プール今日行くの? 何時ごろ?』 『午前中とか私も図書館で調べものくらいやろうかなって思ってたんだけど』
『安住さんたちいるなら学校のプール潜り込めない?』
(9) 2019/09/06(Fri) 13時頃
|
|
[漫画とかドラマでそう言うのあるじゃん、と打ち込み終えたメッセージを送信しながら、寝床から起き上がってカーテンを開く。
差し込む強い日差しの眩しさに目を灼かれてくぐもった呻きが零れた ──今日も、9月1日は暑い一日になりそうだ。
昨日大量に調べものをしていてくれた安住らに比べて、 自分と言えば腫れた顔が恥ずかしいからと言う理由でぶらぶらと外をうろついていたばかりで、 積み上げられていた様々な資料やグループチャットに残されていた情報を見て少し反省した。
図書館時間無いかなあ、と呟きつつまずは身支度、としまい込んだ水着探しにのそのそと動き出した **]
(10) 2019/09/06(Fri) 13時頃
|
|
[着替える間ベッドに投げ出しておいたスマホが続けていくつか告げた着信の音に、同じアプリで繋がっているメンバーが起き出す時刻を知らせているようで、ブラウスのボタンを留めながら可笑しげに笑った。
邪魔にならないように高い位置で髪をおだんごにくくりながら時折ちょい、と指で触れて流して、チャットに表示される秋山を無事に……と言う文面を反芻した。 スマホを持ち上げて、テテッと打ち込み]
『じゃ、まず秋山も一緒にプールで遊ぼうって誘おう』 『会長が息抜きだから、つったら来るよ。サボりたいもん』 『で ずっと一緒にいて川に行かせないの』
(35) 2019/09/06(Fri) 18時半頃
|
|
[午前中から開催ととなると、と少し考えて、更にスマホの画面に指を滑らせる]
『じゃ私プールサイドで読めるように調べものの本借りてから行く』
『ここに載ってる人以外は呼ばないの?』
[ひとまず送信を終えて、着替えに戻る。 何度準備しておいても結局スカートのプリーツが整わない事に顔を顰めながら履いて、じゃあ水着をどれにしようかと幾着か並べて思案し出した。 学校指定のものは一つもない **]
(36) 2019/09/06(Fri) 18時半頃
|
ヒナコは、暫くしてグループチャットに『りょ』とだけ返信して来た **
2019/09/06(Fri) 19時半頃
|
[グループチャットに雛子からも着信があった]
『けんちゃんが私のIDわからないみたい』
『ブロックされた』
(49) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
|
|
[会堂の個人IDに雛子から着信]
『こわい』
『ちがう』
『いやだ』
(50) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
|
|
[グループチャットには(>>52)]
『多分』
とぽつりと送られて来た。
(60) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
|
[会堂が着替えを終えて10分、15分程して着信したメッセージには、
『さんかくこうえん』
と書いてあった。
前回の9月1日に行き会ったコンビニエンスストア近く。 大きな道路から一本入った小道にある遊具など何もないベンチ一つの小さな公園を地元の子供たちが呼ぶ名前 *]
(63) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
|
──三角公園──
[緩いお団子に結った髪は少し崩れてしまってしぼんでいる。 今日も二学期の準備が間に合っていない、少しよれたブラウスに、形の少し崩れたプリーツ。 首にかけて金具で留めるタイプのリボンはゴムが伸び切っていて、よれている。
嗚呼、とみっともない、と低く呟いてそれを外した。
小さなベンチに腰を下ろして両の掌で顔を覆いながら、時折込み上げる吐き気でも堪えているように背を震わせている]
(65) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
|
[幹線道路を走るトラックがけたたましいブレーキ音を響かせる。 ほんの僅かひやっとする程度の操作ミスだ。大事はない。 休日の町を貫いて走る道はそれなりの賑わいを見せている。
ぎゅっと小さく縮こまるようにしていた体をびくりと跳ねさせ、持ち上げられた顔は懸命に駆け付けてくれたのであろう会堂の姿を見て呆然としている。
見開いた目元は酷く擦ったのか赤く腫れて、『明日』はきっとまた本人の言う所のクソブスになってしまうだろう]
え、……え、な、
[マジで来た。とぽつりとこぼして暫く睫毛を瞬かせて不思議そうに見上げ]
……っ、え、会長大丈夫…!?
[慌てて座っていたベンチの脇に置いた鞄からタオルを引き抜いて差し出し]
なんか、ごめん……私混乱しちゃって、あの、
(72) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
|
|
なんだろね、私、ほんとにびっくりしちゃって、 だって、知ってたはずなのにね、こんな事がある、って お母さんたちだって、エミちゃ、、ん、だって、……あ、あきやま、も 皆が昨日一所懸命、理由とか、探して──なのに私ただ、癇癪起こしたり、遊んでばっかいた、くせに、
[会堂が汗を拭いている間渇いた笑みを漏らしながらつっかえつっかえに漏らしている。 かけられた言葉に、え、と問い返すように見上げ]
………
[嗚呼……と喉の奥から少ししわがれた音が零れた。 泣いていたせいか、熱を持った喉元を押さえて黒目がちな瞳を揺らし]
う、ん 私も会長の事おぼえてる……けど、 それ別にアプリでも信じた、よ?
(77) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
|
ヒナコは、ワタルに座る?とベンチの隣を指さした
2019/09/06(Fri) 21時半頃
|
そう、かなァ……会長の言う事なら信じるでしょ。 普段から信頼集めてるじゃん───とか言うとプレッシャーヤバイかもだけどさァ
……うん。でもそうかもね、 憶えてなかったら、会長だってこんな走って来てくれないもんね
[いくらか気持ちが落ち着いたのか、胸を撫でおろして小さく息をついた。 会堂が首に巻いているタオルにはもこもことした桃色のクマのようなキャラクターが散りばめられていて、深刻げな顔とそのクマのおどけた顔立ちが似つかわしくない。 腰を下ろして高さに差があまりなくなった相手を少し和らいだ目元でじ、と見]
言ったよね、みんなみたいに今日調べようとしてたんだよ?
(84) 2019/09/06(Fri) 22時頃
|
|
ケンゲンの話じゃないよォ、会長自身が面倒見いいって話だし。 何かあると助けて会長!って思うし
[笑ってつい、と手を伸ばす。 野球部の応援色のネイルが人差し指だけを彩っている。 タオルの端を摘まんで、少し落ち着いたとは言えこの夏の終わりの陽気できっとまだ額から滴るであろう汗を拭ってやり]
もー…運動部じゃないのにごめんね。
あ、そう言えば、ねえ
あの、昨日一緒に花火やった子。 最初のお祭りの日さ、会長と私の事すごい目で見て行った子いたでしょ、あれ知り合い……後輩? ネギシ、くん、だっけ?皆の会話聞いておぼえたから違うかも。
(90) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
|
|
……え。あ、やっぱり疲れちゃった? 本当にダッシュで来てくれたんだね
[くつくつと喉が鳴る音がする。 少し肩を揺らしながら手を動かしているが、ふとこめかみにかかる髪に指の背が触れた瞬間少し顔を強張らせた。 視線は己の手元に置いている。見る間に目を見張り、]
………、…っ! ごめん、私
[弾かれたように手を引いた。 先程まで柔らかな柔軟剤のような香りに包まれていたが僅かに何か肉の焦げるような不快なにおいがした気がする。
己の手を胸元に引いて抱え込むようにしながら言葉を聴く視線が酷く揺らいで焦点が僅かにぶれ、徐々に顔色から血色が抜け落ちて行く]
い、とこ…… あの子が?だって、…
[似てない。呼吸が少し詰まって、喉が鳴る。 似てない。もう一度呟いて少しベンチの上で後ずさり]
(100) 2019/09/06(Fri) 23時頃
|
ヒナコは、ワタルの顔を凝視している
2019/09/06(Fri) 23時頃
ヒナコは、ワタルから少し距離を置いて、彼のほんの少し後方を見据えている
2019/09/06(Fri) 23時頃
ヒナコは、ワタルとその少し後方の何処かとの間で視線を彷徨わせた
2019/09/06(Fri) 23時頃
|
うそ、だってそんな、……私、
[嗚呼、向かいのコンビニエンスストアの角を曲がったその先、街灯の下に佇んでいる影が見える。
目元にかかった少し癖のある無造作な毛先、少し俯かせた厚めの瞼が鋭角な印象を少しぼやかせている。 此方を決して見てはくれなかったあの目元が今はあんなに見開かれて、
醜くて、みっともなくて、きたならしい、私を────
瞳孔が広がり、恐怖の眼差しで何もない街灯の下を見入っている。 振り向いたとしても何もないただのアスファルトが敷かれている。 ただ少し焦げ付いたような黒い影が───否、それはただのくすんだ汚れかもしれない]]
っ、ッ………!
[ヒッ、と悲鳴が溢れ出た。 座っていたベンチからずれ落ちるように地面にしゃがみ込んだ。。 暫し荒い息を零しながら縮こまってしまった]
(106) 2019/09/06(Fri) 23時頃
|
|
[縮こまった背に聴こえた名前に更に大きくびくついて身を起こした。
振り向いてみたが通話中の会堂がいるのみで、胸に溜まった空気をハ、と荒く吐き出した]
(108) 2019/09/06(Fri) 23時頃
|
|
どう、しよう、私……私会長の大事な、人だって、しらなか、知らなかったの、
[知らなかった、そう何度か繰り返したが自分で違う、とそれを打ち消すようにして首を振った]
違う、そうじゃなかったとしても、誰、だったとしても、 あんな事したら、いけなかった……!
[間近に近寄る会堂から己の顔を隠すように更に縮こまって後ずさるが狭い敷地の事、背中が植え込みにぼふりと半ば入り込んでしまった。 細かな枝葉が絡んでシャツからはみ出した腕をこすり、髪に絡んでも怯えたように更に下がろうとして]
あのこ、あの子花火の時きっと楽し、かったんだ 私見てた、一本だけしぶしぶ、みたいな顔してたくせに、ずっと、火花のとこ、見てた、 見とれてたんだ、むずがゆそうに、居心地が悪そうに、でも、眩しそうだった
あんなにいいかお、してたのに あの子が、あの、……っ
[言いたい事がまとまらない。嗚呼、あの眼差しがじっとこちらを見据えている。 混乱の極みのようでしゃくり上げる声が止まらず]
(110) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
|
|
[は、と弾かれたようにまた背後の虚空を見つめている。 どうして、と己に問う声がする。 あの瞬間の幻なのか、今まさに彼が其処に居るのか判然としないまま、あの子、あそこに、と震える指先が会堂の背後を指さす。その指先を醜さを恥じるように慌ててまたかき抱いた。
引き寄せられるなら、駄目、ともがくように離れようとして、然し既にスペースなどなくて行き詰まり]
だめ、汚れちゃうよ会長、
[いつまでも腕に抱いた感触が抜け落ちないあの最後の瞬間、何か言いたげだった、聞いてあげられなかった]
(128) 2019/09/07(Sat) 00時頃
|
|
『私は』『9月1日に終わって欲しくなくて』
[きっと高い方であろう声音に何処かでぐつりと煮え立つ音がする。 溢れ返り、焦げ付いて、じくじくと何かが沸き立っている。クツクツと嘲るように嗤っている]
『あの子の明日を私が、取り上げたの』
あの子は、これからあんな風にたくさん、大切なものを手に入れるべきだったのに───
[触れようとするならばごく当たり前の肌がある。 ───否、それは一瞬酷く熱く、肌を焼くようだった。
じり、と焦げ付く音すらしたかもしれない。 会長が汚れる、としきりに繰り返して聞かず]
(130) 2019/09/07(Sat) 00時頃
|
|
ね、根岸くん、根岸くん、……っ、ごめんなさい、っ…*
(132) 2019/09/07(Sat) 00時頃
|
|
ころし、ちゃったのかも 私にもこれがどう言う事なのか、全部がわからなくて、
[消してしまった。燃やしてしまった。喘ぐような息遣いの下で物騒な言葉が並ぶ]
[逃れられないのならようやく無駄な後退をやめて半ば脱力した。 抱き締められるままに腕の中に納まって、恐る恐る指先で上着の布地を摘まむだけ、掴まった。 いるのかと問われれば、鋭く『居る』と返したが、すぐ後に頭を抱えてしまった。 もうほぼ崩れて肩に落ちた髪がぱさぱさと会堂の腕に掛かるだろう]
ッ、……明日になったら、エミちゃんたちがきっと学校中に言いふらす 雛子は、ビッチで、色んな男に手を出して、友達の彼氏を、奪って、援助交際で、お金を盗んで、それで、逃げて、……そして
(138) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
|
|
[幹線道路に大きなトラックが突っ込んで来る。甲高いブレーキ音と、誰かの怒号が響き、そして生々しい何かがぶつかる音が響いた。 一瞬の後に凄まじい爆発音と共に熱風が吹き上がる。 然しそれは周囲の植木を一つも揺らしはしない。 激しい熱が肌の表面を炙って、すぐに何もかも消えた。 やだ、やだと繰り返してその熱から身を隠そうとして腕の中で小さくなっている]
───っちがう、のに、ちがう、私他に、好きなっ、……
あ、ああ、
[なのにこうして会堂に縋っている、何も言い訳できない。 やっぱり汚い、とまたもがき出した *]
(139) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
|
|
っ…!!違う、ごめん、そうじゃない、
(追い縋るように酷く熱い額を肩に擦り付けた。 焦げ付くようなそれではなく、泣き続けた事による発熱。 しゃくりあげ、息苦しさに喘ぐようにしてから]
会長だけが 私に気付いてくれたん、でしょう?
会長の大切な人が、私がもう、生きてないって 教えてくれたから、だから、……それを聞きに来たんだ
[問いたげに伺っていた眼差し。これまでと違う切羽詰まった態度。 わかってた、と苦く笑い]
(144) 2019/09/07(Sat) 01時頃
|
|
私は、信じてた エミちゃんは私の神様だったの、会長みたいな、ちゃんと自分がある子にはわからないかもしれない、 エミちゃんが差し出してくれるものが私の全部だったの、 エミちゃんの言う事に乗っかってれば評価してもらえたし居場所があったし私みたいな何もできない子にもエミちゃんが、エミちゃん……
[暫く浮かされたようにエミちゃんが、と繰り返している。 全てだった、神様だった。そうだったの。『そうだった』、と過去形にして]
[嗚呼、と零れた溜息が熱い。逃げ場などなかった筈がゆる、と立ち上がって腕の中から抜け出]
………ちょっと頭冷やしたいから歩かない? 駄目だ、ここ、私、死んだ場所が近いの。だからすごい、パニクっちゃう、
[もう何も隠すものがない。気の抜けたようにハ、と笑って。 明日云々、には答えずに]
───それに会長はプールに行かないでいいの*
(145) 2019/09/07(Sat) 01時頃
|
|
かい。…うん、あの、ほら、……昨日、の9月1日にほら、私スマホの電源切れちゃって 安住さんの連絡早く知りたかったから、それで見ちゃったじゃない? 色々、色々ほんとに……えっと、それが、弟?
[根岸との連絡も全て見た。見てしまったから、彼を選んだ。 そこまで言うべきだろうかと言葉を選びながらもう一度街灯の下を見遣る。
まだそこに彼の姿が見えるのか、暫し動かずにじっと見つめてから、絡まった枝を取り除く手に気付いて自分でも細かな葉を摘まみ、うわ…と漏らしてぱたぱたとはたいて落とす]
買いかぶって…んのかなァ? 流されてるって言うけど流れ付いたとこしか人は見ないし、 そこで評価されてるんだったら何も問題なくない?
(151) 2019/09/07(Sat) 02時頃
|
|
………あーうん、待って待って
[バッグを拾い上げて隣に並び立ち、ぐい、と腕を絡めて抱いた]
いいの?じゃー会長、今日は図書館から最終的にプールデートって事で 今日は本当にデートデート
……今日ね、調べたい事があったのは本当に本当なんだよ。 安住さんたちが川の伝承みたいの調べてたでしょ?何か、怪談みたいな何かおっかないやつ 私が死んだ所は道路なのになって思って、…… あ、あと『最後だから』すごい好きな本があるから読みたい!
あとね、えっと、もう一個やりたかった事があるんだけど、
[少し背伸びをして小声で]
今更だけど、航くんって呼んでいい?
[聞いてからいいよね、いーって事で決まりね、と笑って行こう行こう、と図書館へ **
(152) 2019/09/07(Sat) 02時頃
|
|
─ 図書館への道すがら ─
[お腹の中で一緒だった。数か月だけ。(>>153) その言葉だけでどのようにして失われた片割れなのか知識は無かったけれど
双子なんだ。と相槌を打った。
実際自分は彼の弟と出会っているのだろうか。 出会ったから、夢を通じて航へつながったのか。判然としない。 自分で言う程そっくり、なら]
………そんなん、私会ったら航くんだと思って寄ってってる可能性あるよね。
(160) 2019/09/07(Sat) 10時頃
|
|
[正直、彼が問うて来たようなこの繰り返しの原因や死に纏わる情報を多く手にしているわけではない。 怪異そのものであると言える己であってすら、だ。 航の言うように別の何処かで会う事もあるのかもしれない、と思案に沈みかければ随分な悪戯の提案。え、と思わず振り返って街灯の下を横目に見]
───根岸くん、と航くんってそう言う事する子供だったんだ? 悪戯っ子じゃん。
[根岸政宗くん。先程聞いた名を胸に刻むように呟く。
もっと呼びたかった、もっと早く名前を聞いて呼んでみれば良かった。 仲良しらしいけんちゃんにだって訊けたのに…嗚呼、ああすれば良かった、こうしたら良かった。 言ってみたら良かった事、してみれば良かった事、たくさんある。取りこぼしてばかりの生だった]
私もこんなんだからあんま大きな事言えないけど、 航くんが今の航くんで良かった。って事くらいしか言えな…………い。 よね。え、あれ
(161) 2019/09/07(Sat) 10時頃
|
|
[見遣ればいつの間にか余所を向いた会堂の首筋が赤く染まっている。
え?と思わず回り込んで顔を覗くが斜め上を見る頬が何を示しているかくらいはわかる。 照れてるんだ。……かわいい所ある。思わず笑って、よそ見危ないよと手を引く。
歩きなれた街角、少し古い型のポスト。母の働く量販店、 こんもりと盛り上がった夏呼山、生い茂った緑が木漏れ日を落とす神社の石段、流れるお祭りの囃子]
……私、言いたいのに言えない事いっぱいあったんだァ、 航くんって呼びたかったのも前からなんだよ。 雛子って呼んでくれたのもめっちゃ嬉しかった、
───まー、エミちゃん、達 雛子雛子、って皆呼んでたもんね。
[脳裏にずっとおし抱いていた神様のような友人の顔が浮かぶ。
エミちゃんにもそう言えば私は、伝えた事があっただろうか]
(162) 2019/09/07(Sat) 10時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る