54 CERが降り続く戦場
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―表世界《Front》 超爆発《ビッグ・バン》までの数秒―
………。
[世界の嘆き《死》に、耳を傾ける。
それは――。 例えば、嵐に打ち倒される木々の嘆き。 例えば、津波によって地に叩きつけらる魚の嘆き。 例えば、竜巻に翼もぎ取られる鳥の嘆き。 例えば、なす術もなく震えるだけの動物達の嘆き。
眠ったまま何も気づかずに終焉を迎える事になった人々の嘆き。]
(24) 2011/06/06(Mon) 09時頃
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[ …ざ …… ざ ……
笑顔は泣き顔。 想いは裏腹。 願いは叶わなず。
崩れ落ちる故郷《第七天国》に背を向けた半神半魔は、灰色は黒《嘆き》を増す。]
(25) 2011/06/06(Mon) 09時頃
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また転生(にげ)る気…? 逃げる先《未来》なんて、もうないのに。
[終焉(おわ)りの中に光を見た。 契約者の少年>>1:1533へと手を差し伸べる。]
(26) 2011/06/06(Mon) 09時頃
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―酒場「デーフェクトゥス」―
[――― ピチャン ―――]
やっほう、まだやってるー? ツケの代わりにお客連れてきたよー。
[ロビーを抱え、其処を訪れる。 その服装は、学生服から以前無銭飲食しまくっていた時と同じもの。
ローファーはブーツに。 濡れた学生服は灰緑の燕尾服に。 湿気に癖の増した柔らかな金糸の上にはベレー帽。 今は、一輪の花が飾られる。
『少女』から『少年』へと印象を変えた*装い。*]
(27) 2011/06/06(Mon) 09時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 09時頃
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―酒場「デーフェクトゥス」―
別に助けたわけじゃないよ。 ボクは誰も助けない。
前も今も、ボクはキミとの"契約"に従っただけ。
[カウンターに肘を付き寄りかかって、ロビー>>29に告げる。]
(99) 2011/06/06(Mon) 18時半頃
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『神を殺す……。 確かにねえ、『魔界』の奴らが攻め込んでる今はやり易いだろうけど。 なんて大それた願いだろう。
太古の昔、神の始祖足るものの時代より。 旧き神を殺すものは"神と成る"。
愚かな十把一絡のカミもどきども。 それを喰らいてカミに成ろうとして、深淵に堕ちた人間の話>>1:312を聞いたことくらいはあるでしょう?
暗黒の主の知無き下僕へと成り下がる覚悟があっての望み? それとも、"神に成る"それこそを望んでなの?』
[2000年前、魔界戦争のその最中。 契約の時に交わした会話を思い起こす。 "彼"の答えはなんだったか。]
(101) 2011/06/06(Mon) 18時半頃
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あっはははっ、 その英雄君もこの店に来てたから平気だよー。
それにあれの法《ルール》は――。 実にあれに都合よく出来ているんだから。
[ルールを守れ、まさに言いそうな言葉にけらけらと面白がるように笑う。 その背後にはねっとりとした憎悪が揺蕩う。]
それにボクは、未成年じゃ…。 ん、どうだろう未成熟である事は確か……え?
[ぴこぴことまさに未成熟な背の黒灰の羽を動かして見せていたが、聞いた事のある"名"に店の片隅へと視線を遣る。]
(102) 2011/06/06(Mon) 19時頃
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万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>…?テッド……?
[ヤニクと同じ服を無理矢理に着替えているらしき姿>>33。 鮮やかな朱橙《スカーレット》の瞳>>37。 知っているが『誰』だか思い出せない記憶。]
………。 ボクは、もう、あの花畑《天国》から追放されたんだよ。 キミが陽心《ハート》を授けられる時も傍には居れなかった。 栄光《グロリア》も、もう居ない。
知っているでしょう?テッド。
[―――カチリ。 けれど揮発して店内に溢れた記憶の雫《メモリア》の影響か、曖昧な記憶の欠片《ピース》がぴたりと嵌った。 ぎゅっと唇を噛み締め、もう何処にも記されて居ない名《ネルフェリウス》を呼ぶ"テッド">>44へと答える。]
(103) 2011/06/06(Mon) 19時頃
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………。
["テッド"が"陽"へと戻る。]
ボクはロビーとデェトなんだよー。羨ましいでしょー。
あははー、ボクは男の子じゃないよ。 でもほら、かっこいいでしょー?
それともみなみちゃんはそちらの記憶《メモリー》ちゃんの大胆な格好の方がお好み?
[女の子かどうか聞かれた時と同じようにそれを否定して、目の前で暢気にくるりと廻ってみせた。*]
(104) 2011/06/06(Mon) 19時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 19時頃
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大胆だよ、大胆。ミスティたん超大胆。 だって下、着て無いんでしょ? なのに一瞬で脱げるような……。
[早速決まったらしい名前《ミスティア》を馴れ馴れしく変換しつつ呼びながら、ぐっと親指を立てたところ、案の定マントがズレ落ちかける。 それに首を変な風に鳴らす陽>>115を笑っていたが。]
………キレイだね。 でも、違う服の方が似合うと思うよ。
[マスター>>105によって取り出された服。 それが誰のものなのか、連想する事に怯えるよう記憶を閉ざす。]
(127) 2011/06/06(Mon) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 20時頃
ネルは、創造《クリエイション》の力を使えば下着を作れるが面白いので黙っておく。
2011/06/06(Mon) 20時頃
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そっちかー。 あ、そういえばやにくんに上着返してなかった気がする…。
[ミスティア>>124が選んだ服は学生服だった。 無難な結果にちょっとだけ残念に思うが、いつもの調子で煩いくらいに茶化す気には何故かなれなかった。 否定した嘆き《黒》に影響をつけつつあるのだとは気づけない。]
ボク、下着にキョーミないですー。
[少しだけ投げ遣りな棒読みで言って、視線を床へと落とし――。]
(135) 2011/06/06(Mon) 20時頃
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[ガァンッ!
空間を裂き店内に侵入しようとした異形>>71の頭部に銃弾を叩き込んだ。]
(136) 2011/06/06(Mon) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 20時半頃
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―回想―
居たっていっても世界崩壊前だけどねー。
って、え? キミの前世と契約したって言ってるのにー。 ボクが未成年って思ってたの?
[契約の際。 いかにも我が道を行くといった風情で鋭い視線を向けてきていた"彼"とは違ってどこか抜けているなー、などと思って、驚くロビー>>132思わずまじまじと見つめたのだった。]
(137) 2011/06/06(Mon) 20時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 20時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 20時半頃
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やーな、気配《匂い》。 あれ、うっかり撃っちゃったけど、これもお客さんだった?
[悪魔を自称しようとも、その身は半神半魔。 魔界にすら属せぬ身とはいえ、成り損ないの悪魔《ディボウル》達とは格が違う。]
あれ?ミスティたん? あんな格好で出かけっちゃったのかな。
[発砲するまでどれくらい俯いていたのか覚えは無いが、その姿>>143は消えていた。]
(151) 2011/06/06(Mon) 21時頃
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ふーん、じゃあ倒していいんだね。
[何か引っかかりのある言い方>>155を訝しげに思いながら、スカートからズボンに着替えたからこその豪快な回し蹴りを放つ。 ごしゃ、と嫌な音が響いて出現と同時に異形はあらぬ方向へ折れ曲がる。]
あ、柔軟体操用なら倒しちゃダメー? まあ、いいや。 そろそろボクもお暇しなくちゃいけないしー。 ツケが払うのが嫌だから逃げるってわけじゃないよ。
[そんな主張は間違いなく信じてもらえない。]
(171) 2011/06/06(Mon) 21時頃
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ボクー? 可愛いねるるんじゃダメ?
[陽>>165に首を傾けるが、たぶんダメだろう。]
ボクは、死の商人《デッド・メーカ》。 死《嘆き》を振りまく悪魔NEL。
そこのロビーの契約の代償を貰う為に此処に居る。
[相手が真実を、正体を知る"テッド"であるなら、名乗りを告げるなどはただの茶番。 けれど、それが"今"の真実。]
(178) 2011/06/06(Mon) 21時半頃
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[―――バリンッッ!!!
その時、グラスの割れる音>>167がして。 広がる記憶の気配にびくりと身を竦ませた。]
(180) 2011/06/06(Mon) 21時半頃
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似てないっ!!
[ポーチュラカ、それが誰が名乗った名なのかわかるはずが無いのに、絶叫に近い否定。 震えるのは獣《ベースティア》やそれが放つ《死気》と《腐気》にではない。]
『獣《ベースティア》が現れるよ。』
『陽の力も分けられる。』
『攻める気あるなら今だと思うんだー。』
[記憶《思い出》に怯えて震える。]
(208) 2011/06/06(Mon) 22時頃
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[半神半魔が半分の神を捨てた切欠。 悪魔を自称した理由。 死の商人《デッド・メイカー》たる所以。]
(215) 2011/06/06(Mon) 22時頃
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[ただひとつの感情《憎悪》に突き動かされ。
愛する人《グロリア》の無事も。
第七天国《故郷》が戦乱に巻き込まれる事も。
無数の嘆き《死》も何一つ省みず。
神を殺す者をも手に入れて。
鋭槍《オスカー》の死を願った。]
(216) 2011/06/06(Mon) 22時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 22時頃
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―回想―
え、払ったって…?
ロビーさん。 あなたの手で払わないといけないんですよ? まさかロビーが表世界消滅させたの? [抗おうとしていたはずだよなあ、とロビー>>207を見つめて首を傾げたが、すぐに下着騒動に意識を奪われたのだった。]
(227) 2011/06/06(Mon) 22時半頃
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………ふ。
[震えていた身体を抱いて、小さく笑う。]
そうだぁ、殺し損なったのが全部いけないんだ。
全て、あいつが悪い。 ボクを追い出したのが悪い。 あんな罪を犯すのが悪い。
[深い、隠しがたい嘆きを抱えた後の心。 覚えていたのならば、何のことは無い。 忘れていたからこそ、今になって沸いた罪悪感を憎悪に転換する。]
(259) 2011/06/06(Mon) 23時頃
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………勝手に殺しあってろ。
[獣《ベースティア》や陽《テッド》の事などどうでもいい。 店内に充満する《死気》と《腐気》を取り込むように、灰羽が"嘆き"以外で更に黒さを増す。
ぎりっと奥歯を噛み締める。 周囲に転移魔法陣が展開され、駆け出す。]
(262) 2011/06/06(Mon) 23時頃
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……違うっ。
[転移(と)ぶ直前、聞こえた陽の声>>273。 呼ばれた名を否定する。]
寄って集って"ネルフェリウス"の存在を第七天国より消したくせに! 絶対の運命《NEL》を望んでいるくせに! そんな名前で呼ばれたくないっ!
[乱れた転移魔法陣。 ロビーにその気があるのならば、後を追えるほどの波紋を残して"向こう側"へと駆け抜ける。]
(292) 2011/06/06(Mon) 23時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 23時半頃
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―《運命》司りしミーラン聖運教國・岬―
[ パァンッ――!
水球が弾けるような転移と同時。 蒼真を中心に無数の水紋《リート》が出現する。]
(302) 2011/06/06(Mon) 23時半頃
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Freikugel ― 魔弾のパジェント ―
(304) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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[虚空に描かれた無数の水紋《リート》が黒弾を創り出す。 出現範囲は球形。その弾道は縦横無尽。
―――パチン
創造者《ネル》が指を鳴らすを合図に。 そこに居るもの"全て"を憎悪に任せた無差別の魔弾が襲う――!]
(306) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/07(Tue) 00時頃
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………知らないよ、そんなこと。 それと一緒に居るのが悪い。
[魔女の従者らしからぬ魔結界を張る女の言葉など意に返さない。 虹色の防御壁を張るアリスの事も目に入らない。 睨む、狙うのはただ一人。
唯一無二の憎悪の存在《オスカー》]
(334) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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……っるさいっ!その名前で呼ばないでよッ!
お前のせいだ! お前のせいだ! 全部お前のせいだ!
[駄々っ子のような叫び。 嘆きに堕ちかける感情を全て憎悪に変換する。 その前に、"槍真"だとか"オスカー"だとか細かい区別など存在しない。
灰色の羽は墨色にまで染まり上がる。]
(337) 2011/06/07(Tue) 00時頃
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お前もその咎人が正しって言うのかッ!!
[schwarzweiβの魔女>>331――ネルはその正体を知らぬ――が向ける剣。 それは邪魔な排除すべきものとしか映らない。
ギィンッ!!
鮮血《ルビー》の刀身がschwarzweiβの魔女の剣を受け、華奢な腕に似合わぬ力で押し返す。]
(356) 2011/06/07(Tue) 00時半頃
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