229 流水花争奪鳥競争村
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──昼、神殿待機室──>>1:100
[びくう!と部屋を行き来していた侍女が、 っふぁあああい!! と大きな返事をしてぐるんと振り向いた。髪がぶんと慣性で肩のあたりを叩いておちる。]
…、
[予想範囲外の反応だった。 目を丸くして瞬く。]
(14) miseki 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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[今度は、頭を下げる勢いで ぴょんとお下げがはねた。]
…、っ、く
[つい肩を震わせて、笑いを押し殺す。拳を当ててはみたが口が隠しきれている気はしないまま、ああ。と抑えているせいでがたついた声で返事をした。]
(15) miseki 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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… いや、いい。 まあ、気にもかかるよな
[噴きだすまでは耐えて、はー。と笑った顔のままで息を吐きだした。許可に、わかった。と答え、]
あ。 あと、あー…。
…あー………
[深すぎるぐらいの見送りを、 そこで一度ふりかえった。]
(16) miseki 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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んん
[こういうのは入れ知恵になるんだろうか。まあ、それならそれか。と思う。]
テアが好きな花とか。 ……わかるか?
[尋ねながら視線を逸らして顎を手の甲で擦る。流石に多少これは、質問自体が気はずかしくも*あった*。]
(17) miseki 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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──神殿前、大通りの花屋──
[店先に置かれた籠いっぱいの花が、ひとつまたひとつと人の手に渡っていく。昼をすぎ夕が近くなれど、祭の賑わいはまだまだ続く気配を見せている。]
そうそう、あー。 そのダイアモンド・リリーだとかで。
[これですか? と花屋の娘が束になった花を差し出す。白に薄紫がかかった花びらが、きらきらと陽射しを受けて光る。]
(18) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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じゃあ、そいつを、包んでもらっ …うおっ!?
[はい。と頷く間に、膝裏に軽い激突をかまされた。膝かくくんをされた恰好で上半身が沈む。]
おい、あぶねえから
[なんとかこけるまではならず、後ろを振り向くと、きゃらきゃらと子どもの笑い声が上がった。 「エフー、屋台のあげパン買って!」と、無邪気な声で強請られる。2、3人それよりちいさい子どもらが、「かってえ」と唱和する。]
(19) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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お前ら、あんま食い過ぎると 夕飯入らなくなんぞ [ぐりぐりと頭を押さえつける。きゃーっとやはりかんだかい声が上がった。仕事で家を見回るときに知り合った子どもだ。引いた水路の点検も仕事のうちだ。]
っと。ああ、さんきゅ
[たく、ちょっとだぞ。と子どもらに言いおきながら、できましたよ、と渡された花束を受けとった。]
(20) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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[よろしくとお伝えお願いしますね。と、花屋の娘が笑う。]
ああ。 …ってわかった、わかった。 ひっぱんな
[まるく咲いたネリネの花束を抱えて頷く。 子どもに、はやくー。と急かされて あげパン屋の屋台前に引きずられた。]
(21) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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たく、お前ら俺をなんだと…… 少なめでいいからな
[きつね色の小玉のパンが油の中で上下している。屋台のおやっさんに笑われながら、砂糖をまぶしたあげパンを一袋ぶんを買う。やったー!と歓声があがった。]
メシはちゃんと食えよー!
[嵐のごとく去っていく子どもの背をやれやれ。と見送って、見上げた大時計の針は夕刻近くを指していた。]
(22) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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[そろそろ、アマルテアの昼時間が 終わるころだろうか。]
……──。
[落ち着かない気分で花束を抱えなおす。 少しだけ神殿へ続く道を眺めて、目を眇めた。]
(23) miseki 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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[じゃあ、と花屋の娘に礼をして、 立ち去ろうかという段だった。]
…? ん、ん?
[大通りの向こうで、見慣れた恰好をした奴らを引き連れた、今しがた浮かべていた姿が見えた気がした。]
(29) miseki 2015/07/09(Thu) 00時頃
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[思う間にも、その三人との距離は近づき、]
…
[顔を合わせて真っ先に、噴出された。]
(30) miseki 2015/07/09(Thu) 00時頃
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うるせえ
[似合わない。すっぱり言われた台詞に反論はできない。そりゃあ、花が似合うような顔をしてない自覚はある。]
お前さんに似合えばいいんだ、 こういうのは。
[花束を見下ろして、ほら。と差し出す。]
(31) miseki 2015/07/09(Thu) 00時頃
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部屋に飾ってもらえりゃ、 と思ったんだが。
……、 思ったより早かったな。 探させたか?
[衛兵が一礼をして去っていく。]
(32) miseki 2015/07/09(Thu) 00時頃
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ああ。リッサに聞いた。 こういうのは、好きなののがいいだろ
[そう彼女の侍女の名前をあげて、 笑む顔に表情を緩める。]
俺と──、あと、そこの花屋からな。
[親指で示すと、店先にいた花屋の看板娘が「い、いつもありがとうございます!!」と、緊張気味にぴょこりお辞儀をした。]
(34) miseki 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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…
あんまりさっさ終わるのも、… … 緊張はするな。
[さっさと。と言われて、吸った息を塊にして吐く。制限つき。それとはじめに了承してはいても、それが──痛むように思ってしまうのとは、別の話だ。]
…まあ。……それなら、今から行くか。 連れてきたいとこがある。
(35) miseki 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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少し遠回りするが、 あそこまで。
[示してみせるのは、──時計塔の文字盤を。]
(36) miseki 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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──夕刻、神殿前大通りの花屋前──>>37
[花束を受け取ったアマルテアが、 "巫女"の顔で大人しげな笑みを浮かべる。
ぱ。と花屋の娘はばら色に頬を染めた。]
(……ほぼ詐欺だな)
[最初のころより笑い方上手くなったな。と、 そんなことも、同時に思った。]
(63) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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[花束を抱えたアマルテアが隣に並ぶ。 歩調を合わせて、驚いた声に頷く>>38。]
ああ。普通は入れないな。
地下水路から繋がってるんだ。 中が分水になってる
[時計を動かしているのも水力だ。機構部分は水と離して上部に集中しているから下部がデッドスペースになるのもあって、そこを用水分岐路にしている。]
(64) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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[そんな説明をしながら、ぺたぺたと鳴るサンダルの横を歩く。見慣れた家々の窓には、今が祭の只中であるのを示すように、旗や花が飾られて見えた。]
…ほら。
[途中、地下水路に潜る階段の段差で手を伸べる。 水路の中央に、青の灯りを埋めているから、 そう暗くはないが、エスコートのうちの一つだ。
床に足がつき、手にかかる重さが そっと薄れるのを待って、手を離した。]
(65) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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[青いひかりが下からぼんやりとアマルテアの顔を照らしている。皮を裏に張った沓とサンダルがこつこつぺたぺたと並んで歩く。]
ん、
[不意に、黙っていたアマルテアが、 ぽつりと口を開いた>>40。]
(66) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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────。
[溢れた言葉が続く間、>>41>>42 横合いから口は差し挟まない。 歩調だけを少し、緩めた。]
(67) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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[かさりと花束を包む紙が音を立てる。 力をこめた事を示す指先の色が見えた。]
…
[ややも暗い道の先には、青ではなくて、白い光が見える。四角い枠に柵がついている。上へ昇るための、水力エレベーター。そこまで、あと数歩のところで、アマルテアの足が止まった。]
(68) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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…
[隣に並ぶのをやめて、一歩前へ足を出す。 対面に向きなおる。 花に顔を埋めた赤毛のつむじが見えた。]
……。全部なんて背負えるわきゃねーだろ 俺らの仕事までとるなよ。
ひとりに汚れを全部押し付けて それで平和だなんぞ言われても んなとこ気分よく住めねえだろうが
…と、思う。
[ほぼ一息で言って、膝を軽く曲げて屈んだ。花束を掴む指に触れて。少しだけ強引に、指の力を緩めさせる。]
(69) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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まあ。全部自分が、ってのが …… お前さんのいいところでもあんのが、 難儀なとこだが、
[顔を上げさせることはしなかった。ぽんぽん。と手を撫でてやる。背負いこみすぎるきらいは、あのときに。少し見えていたから、ああ。と少し切なさが胸に沁みる。]
ただ、なんつーか、一概に否定もできんというか
俺は、……。 巫女様ってのは凄ぇなと思ってたよ。
[ふと、少し黙ってから、ぽつ、と、言葉を続けた。眉を下げて笑う。顔は見えなくても、息で伝わるだろうか。]
(70) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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一度汚染された水を使えるようにするには、 その何倍も何十倍もの水が必要で。
それを確保する為にゃ、 資材も人の手も 大量に借りなきゃならない。
──そんな大きなことを 浄化の巫女様ってのは、 たったひとりでやってのけちまう。
(71) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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…… まあ、できないことができる そのぶん責任も重くて、 …手も伸ばしたくなっちまうもんなんだろうな。
ただ、俺は、そういう力を前にして、 ……純粋に、巫女様ってのは凄ぇもんだな、と 思ってたよ。
[できない。のだと、たった一人に頼らねば──難しいのだと、今の仕事に携わる中でも、そう思い知るから。]
今も、思ってるし、
[それだから、]
(72) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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……感謝を、してる。
[思うところを、そう口にして、まあ流石にぶっつぶしてやろうとまで思われてたとは知らなかったがな。と、肩を揺らした。]
(73) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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[上がらないつむじにこつんと額をつけてやる。] …"存在してること"に、ありがたさを感じるからかね。
…守る、とか、そういうのは、 俺にとっては、おこがましい気がして、 なんか違ってな。
ただ、…それだけで言い切れるかっつーと そうでもないっつーかなんつーか、
(74) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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俺はな、
たぶん、ほんとに単純に、 お前さんが好きなんだよ。
(75) miseki 2015/07/09(Thu) 05時半頃
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