人狼議事


182 【身内】白粉花の村

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【人】 会計士 ディーン

[血を流したまま、よろよろとシャワールームから出た。
ハンドタオルで傷口を覆いつつ、片手でどうにか体を拭き、服を着る。
トレーナーから先程取っ組み合いをしたばかりの相手の匂いがして、思わず顔を顰めた。(勿論、表情自体は動かなかったけれど)
奴が寄越したトレーナーは、少しだけ大きく感じられて、妙に悔しい。しかもトレーナーだなんて、全然趣味じゃなかった。本当なら今すぐ脱いでしまいたいけど、他に無いんだから仕方ない。

深く切れたらしい傷口は、備え付けられた救急箱でどうにか出来るものの様には見えない。
面倒だけれど、医師に見てもらう他無いだろう。そう考えれば、誰に頼むべきかと思案を始める。

例の鼻につく新米医師は嫌だ。キリシマ医も、最近は何やら忙しそうで。
だったら後は一人しか居ないだろうと、部屋から出る]

(2) 2014/06/24(Tue) 13時頃

【人】 会計士 ディーン

……なんだこれ……。

[傷口からの血がタオルを伝ってぽたぽたと床に道を作っていた。自分の事ながらドン引きしてしまう。どれだけ深く傷つけたんだ。もしかして死ぬんじゃあないのか、これ。
そんな風に思ったけれど、どうにか出来るわけもなく。覚束ない足取りで歩き出す。

果たして彼は何処に居るだろうか。自室、診察所、他の患者の部屋……。幾つか候補はあったけれど、取りあえず、一番近くの彼の自室>>362へ向かう事とした]

すみません、いらっしゃいますか。

[控えめにノックを落として、声をかける。
彼は歳上だから、ほんの少し、他よりは心を開いて会話出来ていた。まあこういう時は、それはあまり良い事とは思えないけれど。

普段しっかりと着込んだスーツも無いし、こんな傷を作っているし。彼が見せるであろう反応を思うと少々怖い。それでもこの傷を放っておく事も出来ず、まるで死刑を待つ囚人の様な心持ちで返事を待った]

(3) 2014/06/24(Tue) 13時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2014/06/24(Tue) 13時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2014/06/24(Tue) 13時頃


【人】 会計士 ディーン

[出てきた医師>>23が表情を凍らせるのを見れば、ああ、そんな顔も出来るのかと妙な事に感心してしまう。
いつも笑顔だからといって、それ以外が出来ないわけではないのだ。そんな当たり前の事すら、忘れてしまっていた。

処置をするから>>24と、その強い語気に少し体が竦んだが、言われるままに隣室へ着いて行く。
まるで叱れるのを怖がる子供みたいだ。我が事ながら呆れてしまう。まあ"子供"という所以外は、それであっているのだけど]

……すみません。
ありがとう、ございます。

[処置を施されれ、気不味さにひそりと礼を言った。

流石に血塗れでいる趣味はないから、すぐに渡された病衣に着替える。
よりにもよって利き手を負傷したものだから、かなり時間がかかっただろう。まさか医師に手伝ってくれと言えるわけもなく、どうにか着替えを終えた。
……この手で日課の日記は続けられるだろうか。(後、血塗れのこの服をどうするべきだろう。血って洗濯すれば落ちるのか?)そんな不安が過るが、今は考えない事とする]

(25) 2014/06/24(Tue) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

スプラッタ、ですか。
アレはもう少し過激でしょう。

[目的を達成していれば、あるいは出演出来るくらいの容貌になっていたかもしれないが。
皮肉めいた言葉は気にならず。それも良いですね、なんて返してみる。実際にそれを書く時には、今回の目的も達成しているだろうと、それは口には出さなかったけれど]

[彼の自室へ誘われれば、嫌々というのを隠さずに従うだろう。
話を聞くなんて名目で、どうせお説教を受ける事になるんだ。……自業自得と言えばそれまでだが。
出された飲み物は何だったろうか。どちらにしろ、それを口にして口の中を湿らせる。
飲み下す時に傷口が酷く痛んだが、表情は変わらないから、彼は気付かなかったに違いない。心配をかけたくないので、それで良い]

……何から話せば良いのやら、

[それだけ言って、彼の反応を待った。少しでもお説教を遠退けてやろうという、些細な悪足掻きだ。
本来なら何から、も何も。ただ自分でやったのだと、一言で済む話なのだから]

(26) 2014/06/24(Tue) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

……先生も人が悪い。

[ため息に続いた皮肉>>34に、僅かばかり沈んだ声音で返す。
好きでこんな事をしていると思っているのか。この苦しみは、痛みは。健常者には分からないだろう。分かっているのなら、そんな事は言えない筈だ。
ぐるぐるとそんな事を考えて、それでも口に出さなかったのは、相手が彼だったからで。もしこれが新米医師の弟や、臆病者の青年であれば、今頃口汚く罵っていた事だろう]

それなら、次の時は先生に頼みましょうか。
どちらにしろこの右手は、使い物になりそうもない。

[果たして右手はいつまともに動かす事が出来る様になるだろうか。数週間だとかいう余命の間に、完治するかどうか。そんな事を考えつつ、皮肉を返す。
……皮肉。そうだ、皮肉だ。
本当に皮を剥いでやりたいだなんて、思っていない。でも、どうすればいい?こんな気味が悪いばかりの顔を抱えて、自分はこれからも生きていかなければならないのか?]

(38) 2014/06/24(Tue) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

――いやだ、もう……。いやだ、

[動かない顔を覆って、酷くか細い声で吐き出す。
こんな風に彼に弱音を言ったのは、恐らく初めてであろう。否、彼だけではない。誰にも弱音など吐いた事は無かった。
今まで耐えられていたのに、誤魔化せていたのに、どうして今更限界がくるのか。その引き金は何だったのか、自分でも、分からないけれど。
それでも吐き出した言葉は紛れもなく本心だった。……ディーンには珍しい事に]

(39) 2014/06/24(Tue) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

[手を取られれば>>43無理矢理振り払うだけの気力も無く。されるがまま、弄ばれる指先をぼんやりと見詰めた。

――嫌だ。嫌に決まっている。
そうは思うけれど、喉がひりついて上手く言葉には出来なかった。
けれど続けられた彼の言葉に、目を見開いて]

……貴方は、

[どうにか言葉を紡ぐ。小さくて、ともすれば聞き逃してしまいそうな音量で。けれど、はっきりと]

貴方は、変な人ですね。

[別に慰めの言葉が欲しかったわけじゃあない。けれど返ってきた言葉>>44があんまり予想外のものだったので、思わず感想がそのまま洩れた。
ただの戯れの言葉ではないと、その瞳が言っている。だから尚更変だと思った。……怖いと、思った。熱に浮かされて、今すぐこの顔を剥いでくれと、懇願してしまいそうになったから]

(48) 2014/06/25(Wed) 01時頃

【人】 会計士 ディーン

けれど私は、貴方がひどくうらやましい、

[震える声で、それでも変わらない表情のまま、そう言って。
強く笑みを形作るその口元に、そっと指を伸ばした。抵抗されなければ、その形を緩くなぞって、目を細める。
自分には出来ないそれが、酷く羨ましい。そしてそれと同時に、壊してしまいたいとも思う。――この歪んだ感情は、きっと気付かれてはいけない事だ。

彼の笑顔に触れる事は、許されるだろうか。許されるならば、壊れ物を扱う様な手付きで、そっとそれを包むだろう]

(49) 2014/06/25(Wed) 01時頃

【人】 会計士 ディーン

[振り払われないのを良い事に、自分とは対照的な色をした肌を撫ぜる。掌の下で動く唇が、未だ笑みを型どっているのを感じれば、一つ、息を吐き出した]

……偽物?

[意味深な彼の言葉に、小さく首を傾げる。本物でないなら、そうなのだろう。
嫌だな、と。ただ純粋にそう思った。
この笑顔が偽物だったら、嫌だ。こんなにも焦がれているのに。
嗚呼でも。偽物でも、喜びを、悲しみを表現できるなら、それはそれで良いかもしれない]

(56) 2014/06/25(Wed) 02時頃

【人】 会計士 ディーン

戻ったら……。
そう、ですね、

[表情が戻るだなんて、そんなの考えた事も無かった。病が発症し、押し込められる様にこの病院に来て。余命を宣告された頃には、全てすっかり諦めてしまったから。

ありもしない幻想に縋るのは、最初の頃に止めてしまった。どうせ治らないのだと気付けば、その後は必死に自分を誤魔化す術を探していた。
必要の無いものなのだと己に言い聞かせておけば、その間だけは平気でいられたから]

笑えれば、良いのですけれど。
もしかしたら、泣くかもしれません。
……どちらが良いと思います?

[もしもの話をするのはあまり好きではない。押し込めた期待が、首を擡げてしまいそうになる。だから曖昧に答えて、問い掛けを返した。
己の心の内を晒すのには、未だ抵抗がある。誤魔化す様に付け足したその問いに、彼は答えてくれるだろうか**]

(57) 2014/06/25(Wed) 02時頃

【人】 会計士 ディーン

不服というか……私には、無縁でしたから。
必要無いでしょう、そんなもの。

[手を下ろされれば、既に満足していたから抗いはしない。そのまま手を握られたものだから、少し怪訝そうな視線を向けはしたが。

どうして表情を偽らねばならないのか、いまいち分からなかった。
楽しいなら楽しい、悲しいなら悲しい。そう表現すれば良い。無理をして別の感情を纏って、何の意味があるのだろう。そんな窮屈な生き方が、楽しいのだろうか。
……それならいっそ、交換してほしい。作り上げた偽りの表情と、張り付いた変わらない表情。両者に差等無いだろうから。

対峙する相手の思案顔を見るともなく見て。何となく彼の出すであろう答えは、予想出来ていた。笑顔とは裏腹に意地の悪い人だから]

(76) 2014/06/25(Wed) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

はは、先生は泣き顔がお好みですか。
それなら、その時は先生に一番に見せに行きますよ。

[そんな時はこないと分かっていたから、軽い口調で約束を落とす。
返された答えには、内心やはりとしたり顔を作って。けれど次いで伸ばされた指先に困惑する。
先程自分もそうした手前拒絶はしないが、居心地悪そうにその手と彼の顔とを交互に見た。
暗に止めろと言っているのだけれど、通じるだろうか。通じた所で、彼が止めるとも思えないが]

……何ですか、この手は。

[動かない顔等、触っていても面白くはないだろうに。そういう思いを込めて、自然睨み付ける様になってしまったのは、仕方が無い事だろう]

(77) 2014/06/25(Wed) 10時半頃

ディーンは、セシルに話の続きを促した。

2014/06/25(Wed) 10時半頃


【人】 会計士 ディーン

[楽しみだと言われれば、すぐに笑みも引っ込む。
まさか本気にしただろうかとそんな事を考えるが、どうせ治る事は無いと思えば否定もしなかった。それにただの戯れだ。口約束なんて、破ろうと思えば幾らでも破れる。
……彼の事だから、もしかしたら無理矢理にでも”約束”を遂行させられるかもしれない、とは。思わないでも無かったが]

そりゃあ、生きていますからね。

[やはり止めてはくれなかった様で、思わず視線も鋭くなる。上辺だけの気遣いの言葉に軽く苛立ったが、それでもまだ抵抗はしなかった。……まだ。

これは一体何なんだ。触診の様なものか?そんなの、散々してきただろうに。
戸惑いのままに動く視線は、どうにも抑えられなかった。余程止めてくれと言おうかと思ったが、先程の自分の行動を思えばそういうわけにもいかず]

(93) 2014/06/25(Wed) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

元々、あまり顔には出ない方でしたよ。
態度にはまあ……よく出る方ですが。

[現に今も不快だと示しているのだけど。続く筈だった嫌味は、どうにか飲み込んだ。
薄い唇に触れられれば、己の顔が玩具にされる事に、ついに耐えられなくなって。咄嗟に左手でその指先を振り払う。楽しげなその表情が歪めば良いと、少し強く叩いたのが、故意とバレなければ良いが]

……、そろそろお暇します。
包帯と紅茶、ありがとうございました。

[包帯は兎も角、紅茶は一口飲んだ切り口をつけていなかったが、一応礼を付け足す。飲みきらないのは失礼だと分かっていても、傷が痛んで嚥下するのが億劫だったのだ。

最後に一つ、お辞儀をする。そして引き止められる事が無ければ、そのまま扉へと足を向けるだろう]

(95) 2014/06/25(Wed) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

ー2階廊下ー

[ヤニクの部屋から出て、一つため息を吐いた。
数少ない年長者だから敬ってはいるけれど、からかいあしらわれるのは苦手だ。彼の場合、何処までが本心か分からないから余計。

ため息ついでに足元に目を落とせば、自分の部屋から彼の部屋に点々と続く血痕が目に入る。一先ずこれをどうにかしなければいけないだろうと考えれば、渋々と歩き出した。自室に雑巾はあっただろうか。無かったら買いに行かなければ。

けれど廊下の先から聞こえて来た音>>99に、ふっと顔を上げる。視界に映ったのは、あのヘラヘラとした猫耳野郎で。よく見れば彼が拳を掲示板に打ち付けていると分かった]

……。

[話しかけるか否か、暫し逡巡して。けれど彼をああも激昂させた理由が知りたくて、ふらりとそちらに近付く]

(108) 2014/06/25(Wed) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

何をしているんだ。

[後ろから覗き込む様にして、いつの間にか座り込んでいた彼越しに掲示板を見る。血に塗れたそれは幾らか見辛くなっていたが、転院者が出たのだと書かれていた]

ふうん。

[それに心揺れないでも無かった(主に、ヤニクと交わした約束の事についてだが)が、勿論それは表情に出る筈が無く。
ついと視線を下ろして、随分ショックを受けたらしい猫耳に目を向ける。先程の飄々とした姿とは全く違う目の前の彼に、少しだけ興味が湧いた]

……おい。
痛くはないのか、それ。

[彼の拳を指差してそう言った。頷くのであれば、治療という名目(ディーン自身も片手が不自由なので、多少不恰好な口実だが)で話を聞き出してやろう]

(110) 2014/06/25(Wed) 20時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 20時半頃


【人】 会計士 ディーン

[彼のあげた情けない声に笑いそうになるが、どうにか堪えた。表情が変わらない病は、こういう時に便利だ。だって此処で相手の機嫌を損ねたら、目的が達成出来なくなってしまう]

……仕方ないな。
ホラ、手を出せ。

[面倒臭い。そうは思ったけれど、今更手を貸さない等とは言い出せず。無傷の左手を差し出せば、そのまま肩を貸すだろう。

向けられた笑顔には、少しの嫉妬心が煽られる。あるがまま感情を表に出す事が出来る彼が、羨ましい。勿論同じ奇病患者であるから、無闇な事は口には出さなかったけれど]

で、何処にあるんだ?
その、忘れ物とかいうのは。

[腕力が無い事には定評がある。さっさとしないと支えきれなくなる事は明白だ。(今回は特に、怪我もあって随分体力を消耗している)だから急かす様に言った。
レティって誰だよ。そう思わなくも無かったけれど、まあ、関係無い事だ]

(114) 2014/06/25(Wed) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

[言いかけた言葉には察しがついて。仲良しこよしがしたいわけではないから、気等使ってくれなくても良いのだが。まあ、気持ちは受け取っておこう]

……売られた喧嘩を買っただけだ。
ふん、とんだチキン野郎だったがな。

[酒の臭いは兎も角、血の臭いは先程の自傷のせいなのだろうけれど、深く話すつもりは無かった。聞かれて面白い話でもない。誰が好き好んで己の痴態を晒すというのか]

さっさと行くぞ、重い。

[少し歩いただけで、既に息がきれそうだ。早足でラウンジに向かう。近くにあるというのなら、この会話をしている内にも到着するだろう。

観察する様な視線が鬱陶しい。
言葉遣いに気を遣うくらいなら、その不躾な視線を止めてくれた方が余程助かるというものなのだが。
笑みを形作る唇と、前髪に隠された瞳と。どうにもちぐはぐな印象を受ける。
けれどまさか前髪を上げろ等と言える筈も無く、一つ鼻を鳴らした。気に食わない]

(120) 2014/06/25(Wed) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

……話しやすい?
それは初めて言われたな。

[はぐらかす様に言葉を吐き出して。
こいつは見た目よりも馬鹿じゃあないのかもしれない。そんな失礼な事を考えてみる。
……だが間違っても賢くは見えなかった。だって猫耳だぞ、猫耳]

なら、話をすればそちらも話してくれるのか?

[前髪に隠されたその奥を、じ、と見詰める。表情は変わらないが、眼を合わせれば(此方からは見えないのだろうが)その瞳が好奇心に光っている事が分かるだろう。
別に打算故に手を貸したと思われても構わない。それは事実なのだから。
とはいえそれを知ったうえで、彼が話をしてくれるかは不安ではあるけれど]

(121) 2014/06/25(Wed) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

[観察するのを止めろと、先程きちんと言っておくべきだった。視線は嫌いだ。息が詰まって、気持ち悪くなる。
咄嗟に動かない表情を右手で覆う。二度三度と深呼吸をして、どうにか心を落ち着けた。

陽気な態度で此方を追い詰める相手に軽く苛立ちながら、それでもその場を離れないのはただ話を聞きたいからだろうか。我が事ながら理解出来ない。
……けれど”失う物がない同士”と。彼のその言葉は胸に引っかかって。飄々としているくせに、随分と絶望めいた言葉を使うじゃないか]

それなら……話は早いな。

[多少荒くなった呼吸の合間、どうにか言葉を紡いで。その居た堪れなさにそっと視線を外す。
ああもう。どうしてこの体はこうも思い通りにいかないのか!]

……私の部屋は……今は止めておいた方が良い。
お前の部屋で良いだろう。

[自室は先程インクを盛大に零したばかりで、きっと未だ匂いが残っているだろう。
ディーンはインクの匂いに慣れているし気に入ってもいるが、慣れない者にはキツいに違いない。よりにもよって自室でダウンされたら面倒だ。
彼が諾と答えるなら、案内しろと催促するだろう。まだ回復しきっていないなら、再び肩を貸す事も吝かではない]

(126) 2014/06/25(Wed) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

……ああ。
暫くは不便だろうな。

[一人で歩ける>>127と言われれば少しの距離を置く。顔を背けるのは、見られたくないからだ。遠慮の無い視線も慣れつつあるけれど、やはり見られたくないのは変わらない。

彼の言葉に、自ら傷付けた傷口をじっと見て。握ってみようとすれば痛みにそれすら叶わないと気付く。
ああ煩わしい。痛みなんて、無くなってしまえばいいのに。そうすればこの仮面も、外す事が出来ただろう。
……だが。そもそも彼の治療という名目だったのに、何故此方が心配されているんだ?]

ディーンだ。
……ふ。よろしく、クシャミ?

[変な名前。そう思ったけれど、勿論口にする事は無く。ディーンにしては珍しく、友好的とも取れる態度で言葉を交わす。

先導する背中を見つめて、その視線が向こうを向いた事に安堵した。こっそり吐いたため息は、気付かれなかったろうけど。
さて、彼の部屋はどれだろうか。無意識に傷を摩りつつ、彼の後を着いて歩いた]

(144) 2014/06/26(Thu) 06時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 06時半頃


【人】 会計士 ディーン

……お前の方が余程変な名前をしていると思うが……。

[先程飲み込んだ言葉が思わず口をついて出る。失礼な奴だとは思ったが、此処最近会ったのはそういう奴ばかりだし、こいつは未だマシな方だ。話が通じるだけ、随分良い]

[彼の部屋は、自分の部屋とは少し離れた位置にあった。これならまあ、お互い知らないのも無理からぬものだと納得する。そもそもディーンはあまり積極的に人と話す方では無いし、そのせいもあっただろう]

ああ、すまない。

[モノクロの部屋に足を踏み入れて、失礼だと分かりつつもぐるりと見回す。部屋内が白黒に統一されている事に気付けば、そんなに好きなのかとぼんやり考えた。勿論これだけで、彼の病に思い至るわけもない。

座る様に勧められれば、流石に家主を差し置いてベッドに座れる筈も無く。黒い椅子に座って、彼がベッドに座るのを待った]

(151) 2014/06/26(Thu) 09時頃

【人】 会計士 ディーン

[問いを急かす様な言葉に口を開こうとするが、己の病を言い当てられて。視線を此方に向けない彼を、じっと見る。
別に隠せる事でもないと分かっていても、見透かした様な口調には少し腹が立った。その為の観察か、と。小さく一つ舌打ちをして、右手で軽く顔を覆った。もう見られてないと、分かっているけれど]

ああそうだよ。最初は笑えないだけだったんだが、今はもうどの表情も出来ない。
……で、お前は何故此処に居るんだ?

[それが最初の質問だ、と。投げやりな口調でそう言って、首を傾けて睨み付ける。
嗚呼、何から何まで不躾な奴だ。やはり気に食わない。少しは話の分かる奴かと、そう思っていたのだけど]

(152) 2014/06/26(Thu) 09時頃

【人】 会計士 ディーン

[ベッドに転がる相手に、行儀が悪いぞ、と小言を落とそうとして、けれど口を噤む。
別に自分は彼の保護者というわけでもないのだ。非常識さに呆れこそすれ、それに苦言を呈する程でもない。相手が寝ていても話は出来るのだ]

目か。……お互い難儀だな。

[告げられた病の内容とその余命に、険のあった目つきが幾らか和らいだ。
明日をも知れぬ命と聞けば、こいつは恐らく自分より先にし死ぬのだろうと、歪んだ優越感が湧き上がる。それが少しだけディーンを満たしてくれた。

それを隠して、示された髪を指先で弄ぶ。蛍光灯の光に金糸が反射して、きらりと光った。
身なりにはそれなりに気を使っているから、汚れは無い筈だ。であれば、彼の目の不調は明白で]

(156) 2014/06/26(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[笑っているのに笑っていない、その表情。ちぐはぐだ。そんな中で、彼の瞳はどんな輝きを湛えているのだろう。そんな興味が湧いたが、前髪に隠されたその先に自分が進む事は叶うだろうか。
見せてはもらえないかと、そう問おうとした所で、先の葡萄酒が話題に上る]

強くはないが、それなりに。
頂ける物は頂いておこう。丁度酔いたい気分だった。

[それが何処かのレティとかいう輩の物だとは知っていたが、悪戯っぽくそう答えて。
白い机の傍にあるコップが目に入れば、勝手に二つ取って一つを彼に差し出した]

お前は酒を飲んで良い歳には見えないがな。
――まあ、小言は言わないさ。

[どうせ死ぬのだ。健康に気を遣った所で何になる。
医師達は良い顔をしないだろうが、バレなければ良いのだ。バレなければ]

(157) 2014/06/26(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[コップを差し出されれば、自らもそれに習う。二つのグラスがぶつかって、かつりと音を立てた。
葡萄酒を嚥下する彼を見て、初めてだとかいう酒の味はどうだろうと考える。自分の時は、甘いカクテルがやっとだったのだけれど]

……ふ。さて、誰の事だろうな?
私は止めなかっただけだ。

[責任を此方に押し付けてくる言葉に、肩を竦める。続く質問には、眉を寄せて]

知らん。
医者に聞いた方が早いだろう、そういう事は。

[彼が医者嫌いだなんて知らないから、軽い口調でそう言って、自分も葡萄酒を口に運ぶ。安物は正直好かないけれど、此処で上等な酒が飲めると期待する方が馬鹿だ。……今は、飲めれば良い。顎の傷口は痛むが、酔えばそれも分からなくなるだろう。

――そもそも、自分が質問するつもりだったのに、何故こいつに質問されているんだ?
そんな理不尽な怒りが湧いて、グラスを持った手でぴし、と。相手を指差す]

(164) 2014/06/26(Thu) 13時頃

【人】 会計士 ディーン

なあ、お前は何であんな事をしたんだ?
何が気に食わなかった?

[”あんな事”とは掲示板を殴りつけていた事で。元はと言えばそれを聞き出す為に慣れない親切をしたのだ。……全く意味は無かったし、結局有耶無耶になってしまったけれど。

好奇心を抑えられない質問に、彼は答えてくれるだろうか。聞き出せないのなら此処に居る意味は無い。グラスの酒を飲みきって、退出の意を伝えるだろう]

(165) 2014/06/26(Thu) 13時頃

【人】 会計士 ディーン

[質問をしたくせに答えは聞かないとばかりに語られる話に、暫し聞き入る。

嗚呼何だ、こいつは生きたいだけかと、ふ、と。呼気を洩らした。
実際の所、ディーンだって大差無いだろう。生きたい。このまま死にたくない。……けれど治らないなら、いっそ。そう思っているだけで。
若い彼は、自分程達観出来ないのだろう。今された説明と、先の姿を重ねれば、多少なりとも同情心が湧いてしまった。

何か言葉をかけようとした所で、彼が立ち上がるのが見えて。ふと視線をそちらに向けたら、蹌踉めいた彼が倒れ込んできた]

(170) 2014/06/26(Thu) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

……はぁ!?

[完全に不意を突かれて、ずるりと体制を崩す。しかも両手は使えない。慌ててグラスを机に置こうとしたが、一歩遅く。(そもそも両手が使えたとして、ディーン腕力ではどうせ支えきれなかったろうが)
結局は支えきれずに、床に転げ落ちる事となる。持ったままだったグラスの中身が宙を舞って、二人に降り注いだ]

い……ったぁ!
クソ、お前…!ば、ばかじゃないのかお前!!

[怒りのあまり、初めて酒を飲む相手に、「自分の適量ぐらい把握しておけ!」なんて叫んで。
落ちた時に痛めた背中と、着替えたばかりの病衣についた染みに頭を抱えたくなる。
こんな奴、同情してやるんじゃなかった!
絆されつつあった自分を自覚して、より怒りが増す。背中の痛みが引いたら殴る。絶対に殴ってやる]

お、おい、吐くんじゃないぞ……。

[そんな事を言ってる間に、彼は立ち上がっているだろうか。歩けない程ではない様だし、落ちた衝撃は全てディーンが受けたから、それも可能だろうけれど]

(171) 2014/06/26(Thu) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

[着る物を貸すからと>>172危なっかしく歩き出す彼を戦々恐々と見送る。
かなり酔ったらしい彼は、今にも嘔吐しそうで。別に彼の部屋だからそれ自体は構わない。構わないから、せめて自分が居なくなってからにしてくれ……わりと切実にそう考えた。

それと共に、もし彼が吐けば甲斐甲斐しく世話をしてやる自分が思い浮かんで(口の割に小心者で、具合の悪い人間を放っておけないのだ)ふるりと頭を振る。恐ろしい事を想像してしまった]

安心しろ、耳が付いていたら引き千切るから……。

[本気でそう返して、どうにか体を起こす。落ちた時に反射的に右手を出した様で、包帯にじわりと血が滲んでいた。ああクソ、痛み止めを貰っておけば良かった]

(180) 2014/06/26(Thu) 16時半頃

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ディーン
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