162 絶望と後悔と懺悔と
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
トレイルは、リーに引っ張り込まれ、耳許で囁いた。『いい夢、見せてあげる…』
k_karura 2014/02/23(Sun) 09時頃
|
―太陽は昇り続けても―
……俺は、もう、思わない。 ――――だ、なんて。
[零瑠が『希望だ』と言った少女の齎す絶望。
手折ることがなければ良いと何時からか思うようになった柊。]
―――ふたりとも、ホリーから解放、されてたじゃない、か。
[絶対的な統制者の居なくなった吸血鬼軍団の、解放に歓ぶ叫びが遠くへと散っていく。何色に染まっているのか、零瑠は聞くのを止めた。]
(0) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時頃
|
|
ねぇ…… 結局、何のために、 戦って、いたの。
此の方を、斃した先に……何を、見ていたんだい?
[1輪の菖蒲の花は紅く染まり、もう動かない。
何の為に、主と戦っていたのか。 と、零瑠は問う。]
(1) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時頃
|
|
[直円は殺された。 涼平は死んだ。 理依は死んだ。約束を果たせたのかは知らない。 真弓は死んだ。
安吾とキャロライナは零瑠が殺した。 死んだ円を見付けた。
サミュエルは、此処に居ない事を考えてもとうに死んでいるだろう。
鬼になった周は―――…]
(2) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時頃
|
|
ねぇ。 俺は恨めば、……良いのかな。
[だから。俺が殺すまで、生き続ければ良い。菖蒲が遺したように。
心の臓を貫かれるまで。 頭と体が離れるまで。
永遠とも呼べる時を。 人とも鬼とも、交わらぬ道を。]
それとも、忘れてしまおう、か。
[吹き風に目を瞑る。 これも『ゆめ』だと。]
(3) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時頃
|
|
[目を開ける。 五感の全てが『現実』だと、告げる。
手を伸ばしても、今掴めるものは 掴んでいるものは主の躯だけ。]
…… 、 。
[唇を微かに動かし、零瑠は身を翻した。*]
(4) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時頃
|
|
―境都・桜庭邸―
[『夢』だと思っていたのに。 あったとしても、枯れてしまってもう無いかと、思っていたのに。
桜の大樹は今も残り、静かに時を過ごして居た。
荒れた屋敷の、障子に残る『菖蒲』の文字。零瑠の中で常磐が重なる。夢と現実が重なる。]
(5) k_karura 2014/02/24(Mon) 00時半頃
|
|
[風の良く通る縁側に座り、主の身を抱き締めた。小指の欠けた右手を撫でる。 そうと金色の髪を手櫛で梳いた。
主の心臓が止まっている今、守護隊が保管しているという左腕はどうなったことだろう。
キャロライナの遺した髪と小瓶。 紅を湛え。]
(10) k_karura 2014/02/24(Mon) 01時頃
|
|
……ねぇ、トルドヴィンさま。 春になれば、綺麗な花が咲くんです。
さくら、が。
[頬を寄せ、唇を寄せ。微笑み向ける。 穏やかな時間だけが流れていく。
いまは。 この小さな幸せに甘えたかった。**]
(11) k_karura 2014/02/24(Mon) 01時頃
|
|
―終の空―
明。
[昔の様に、彼の名を呼ぶ。>>8]
そんな事を言ったって。 死んでしまった。
涼平を殺したのは、明だ。
あぁ、でも。 いつまでも生きてるよ…。 忘れなければ。
(12) k_karura 2014/02/24(Mon) 02時頃
|
トレイルは、直円にクラクションを鳴らした。
k_karura 2014/02/24(Mon) 02時半頃
|
[幸せを問われる。>>9
思えば、家族の中で零瑠だけが異質であった。
鬼を、願うなど。]
(14) k_karura 2014/02/24(Mon) 02時半頃
|
|
…………そうなることに、なるね。
“あの日”は俺の、運命の日だった。
[皆とは違う、幸せを。>>9]
(17) k_karura 2014/02/24(Mon) 12時頃
|
|
[二人が迎えた末。>>13]
涼平に生きて欲しいのなら、鬼にと頼めば良かったんだ。
[彼がその選択肢を選んでいたかは今はもう分からない。
そうして頼んだ周は、人にも鬼にも為らず… 獣にした責任は零瑠にあるのに。]
こうなること、なんて……分かってたじゃ、ないか。
[良くも悪くも、どんな現実が腕を広げて待っているか。予想出来たはずだと。
最良の結果など互いに得る事は出来なくとも。]
(18) k_karura 2014/02/24(Mon) 13時半頃
|
|
[いつまでも『家族』は生きている。 現実ではない、記憶のなかで、夢のなかで。]
……また、明にも『家族』が出来るさ。
[『柊』と呼んでしまえば。 彼が鬼祓木で在り続けるように思えて、呼べなかった。]
もう小さい子供じゃないんだから、 探しに行くことはないよね。
[姿を見付け、手を引き共に帰ることもない。]
(20) k_karura 2014/02/24(Mon) 14時頃
|
|
[光の加減か、いつもよりも深緋の黒味が増している様に見える。>>19 彼の話の間に合わせることはなかった。 道で転んでも、起き上がるのを。 先で待つだけ。
探しに行かず、ただ待つと。戻ってきて欲しいと。>>16]
俺は、此の方の傍に在りたいから
[逢えるとも知れない場所に行きたいとは、今は考えてない。
報復を考えて、彼の目の前で命を絶つことがあれば。それは、再び逢えるとも知れない場所へ主を探しに旅立つ事を決めた時だろう。]
(23) k_karura 2014/02/24(Mon) 14時半頃
|
|
あれは……良い判断だった。
[『生きて』と。 最期まで「人として生きて」と 願ったことは。>>21]
(24) k_karura 2014/02/24(Mon) 15時頃
|
|
[伸ばそうとする手は塞がっている。]
……え。 探しに来ては、くれないの?
(25) k_karura 2014/02/24(Mon) 15時半頃
|
|
[上がる顔。深緋と紅鬱金が暫し交差する。>26]
明が、まだ俺のことを『家族』と、
想って……くれる、なら。
(27) k_karura 2014/02/24(Mon) 17時頃
|
|
……目を閉じると星が見えるというけれど。
俺には、桜の花弁が見えるんだ。
[誰にも明かしたことのない話。 何処に行くか、まだ決めてはいないけれど。
桜咲く場所が良いと思ったから。 探して欲しいと、桜を告げる。]
(29) k_karura 2014/02/24(Mon) 17時半頃
|
|
……春に。
[短く応える。
約を交わす。
何時の春とも分からぬ先。 けれど、永遠を生きるのなら。
何時だとしても変わらない。
頷き、見詰め。]
(31) k_karura 2014/02/24(Mon) 18時半頃
|
|
[リカルダの、何か言いたげな表情を見遣る。>>33>>34 あやの血はまだ流れ続けている。]
……なに、リッキィ。
[君にとっての、この戦いは。 と、視線は問うけれど。]
(36) k_karura 2014/02/24(Mon) 20時頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
k_karura 2014/02/24(Mon) 20時頃
営利政府 トレイルは、メモをはがした。
k_karura 2014/02/24(Mon) 22時頃
|
あぁ、分かるよ。
自分のため、でしょう? リッキィ。
[終わらせたいのは零瑠も同じ気持ちだったけれど。>>46]
それで、君は自分の弱さを克服できた?
(47) k_karura 2014/02/25(Tue) 00時頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
k_karura 2014/02/25(Tue) 00時頃
|
―駆けた途中で―
[明とリカルダと、菖蒲と。 別れてから戦場を駆ける。 鬼からも守護隊からも、意識の薄そうな場所は――]
………あま、ね?
[立ち尽くす影を見付けた。 腕の中にある主を庇うように、立つ。]
………残念、だったね。 周の爪は、届かなかった。
勝ちもせず、負けもせず。 ………ねぇ。まだ、戦うの?
[終わってしまったのに。*]
(50) k_karura 2014/02/25(Tue) 00時半頃
|
|
………無事、だった。 だって、俺も間に合わなかったんだから。
[良かったのだろうか。 いや、良かったのだろう。こうして、傍に居られている。>>51
肩を竦める姿。]
………俺が居るからね。 もしもがあっても。そんなことはさせない。
[主の元へ辿り着けていたとしても、同じ未来があると告げ。]
は、は。周らしい。 ……早死にしても、曲げないんだよね。
(54) k_karura 2014/02/25(Tue) 02時頃
|
|
どうするって……取り敢えず、此処から離れる。帝都からも離れて―――それから、考える。
……なんで?
そりゃあ……別の呪縛に、とっくにかかってしまっていたからだよ。
ずっと傍にって思っている。
[離れがたいのだと、躯を抱き締め直し。]
ねぇ、周。 それだけ? もっと何か、言わないの?
[殺さなかったことを。 鬼にしたことを。
恨み言のひとつだって……*]
俺には、周に対しての責任が。
(55) k_karura 2014/02/25(Tue) 02時頃
|
|
確かに、仇だよ。でも、さ!
仇討ちだけで、良いの?
周は、直接事を為していれば、それで晴れたのかい?
[周は知っているのだろうか。 見ていたのだろうか。
家族の為と言いながらも、結局は死に別れた二人の事を。]
(58) k_karura 2014/02/25(Tue) 02時半頃
|
|
―周と―
俺独りで、後悔を墓場に持っていけって?
……それはずるいよ。懺悔の機会を俺から取り上げるって?
[俺は――、と言葉を続ける。>>57]
俺は、周の方が後悔を してるんじゃないかって! 俺じゃなくて、サミュエルの手を取っていれば、こんなことにはなって居なかった!
[主の為に、皆の為に、――自分の為に、した事。]
っ!
(66) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃
|
|
[『どんな道を選ぼうと。』 無条件で赦す――と、言われている様で。
零瑠は目の端が熱くなるのを感じ、目をぎゅうと瞑る。
夜桜が重なる。周のシャツと。
ゆっくりと瞼を持ち上げると周の、紅の目を見上げる。『敵討ちは終い』と言った周を。>>64
そうして、ふっと微笑み零す。>>65]
……言ってよ。
(67) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃
|
|
納得しようとしないで、行くなって。
俺と周の過ごした5年は長過ぎて、違いすぎたけれど。 これからの5年が、10年が、同じものなら……
[ねぇ? 周。*]
(68) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃
|
|
―リカルダと、明と―
[自分のため。誰かのため。 そんな理由を幾ら聞いても。
主を踏み台にされた様で、穢されたようで。其が一番嫌なのだと眉を寄せる。
主の躯に、誰にも触れさせたくない。 これ以上、血の1滴だって奪われたくない。そんな想いに零瑠は突き動かされ、主へと腕を伸ばしたのだ。]
(86) k_karura 2014/02/26(Wed) 00時半頃
|
|
………
[涙と。 貼り付いたような笑い顔と。 落ちた視線と。>>53
それが答え。]
…………無理だよ。
[漸く返ってきた言葉は。問い。>>63]
リッキィ。 俺が、周を使って、君と同じことをしたって?
[違う。*]
(87) k_karura 2014/02/26(Wed) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る