1 とある結社の手記:6
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―― 回想:広間 ――
[ 名を書いた投票用紙を手に、人気の無くなった広間に行く。 思い悩み、記したのは、友の妹の名前だった。それは、ウェーズリーに信を置かないという意味にもなる事は分かっていた。 この疑念を皆に打ち明けるべきかと悩み、結局、その答えは出なかった。 メアリーが人狼でないのなら、友の妹を殺し、更なる犠牲者を生む事になる、だが、ウェーズリーに人間だと言われているのだ。この疑念を皆に伝えねば、メアリーが人狼である場合あ、取り返しのつかぬ事となりかねない。
迷いは巡る。そのうちに時間は過ぎ去った。 そして、自分だけはメアリーの名を記し、投票する事としたのであった。]
(13) 2010/02/25(Thu) 12時半頃
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―― 回想:広間 ――
[ 投票用紙を収める。 気が重かった。明日、投票先を開示することになったなら。ベネットは、フィリップはどう思うだろうか。
コルクボードに目を移す。 メモを確認してゆけば、メアリーを調べたのはウェーズリーであった事に気付く。どうも、覚え違いをしていたらしい。 ひとり苦笑して、肩を竦める。
そして、破れたメモに目が留まる。 覚えがある。フィリップの字だ。調べる相手の希望。 破れた半分に何が書いてあったのかは知る由もなく、だが、大雑把な自分ではないのだし、こんな紙を使うのも珍しいなと思っただけだった。
そして、広間を後にして、自室へと戻った。]
(14) 2010/02/25(Thu) 13時頃
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―― 自室 ――
[ ベッドの上で、ぼんやりと天井を見上げる。 あまり良く眠る事はできなかった。眠ったか眠らなかったかという僅かなまどろみがあっただけだ。 自分の投票を、そして、投票の結果がどうなるのかと、考えていれば気が休まる事は無かった。
やがて、窓の外、景色が明るさを帯びてくる。 乾いた音が、何処かから響いた。 ……一番票を集めたのは、自分ではなかったらしい。それだけは分かった。誰が死ぬ事となったか、それを思えば、不安と焦燥が胸にざわめく。
今日も結果を持ってきた方が良いのかとのローズマリーの問いには、ああ、と一言だけ返した事を思い出す。(>>@0) テーブルの上に置いた、昨日の結果は誰か見ただろうか。結社員が来たなら、既に回収されているだろうか――]
(22) 2010/02/25(Thu) 15時頃
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――なんだ!?
[ 静かな早朝の空気の静けさの中、遠い叫び、絹を引き裂くような高い声が届く。 身を起こした。直ぐ様扉に駆け、開け放つ。 見回す。何も無い。声は遠かった。一階か? 走る。普段、足音を響かせぬように歩く男であったが、この時はその気遣いも無く、けたたましく音を響かせながら階段を下りた。 一時でも早くと、声の主の元へ駆けた。]
(23) 2010/02/25(Thu) 15時頃
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―― 一階 ―― [ 冷気の中、漂う鉄錆の匂いが鼻をつく。 個室へ向かう。匂いは濃くなった。開け放たれた扉。迷い事無く駆け込む。 その景色に、目をきつく閉じ、音が鳴る程に歯を噛締める。 握り締め震える拳を、叩きつける事はどうにか堪え、壁にどんと押し付ける。]
何なんだよ…… くそっ……
[ 拳を戻し、その手で顔を覆う。感情は言葉にならない。失ったものが大き過ぎた。 自分の投票が原因なのか、或いは、疑惑を皆に伝えなかったからか、迷いと自責。 だが、それよりも。]
ベネット、キャサリンを連れてく。そしたら、直ぐに戻る。 ――おい、大丈夫か!?
[ 床に蹲り、嗚咽を漏らすキャサリンを抱き上げる。軽い。こんなにも軽かったのかと思う。 抵抗は無かった。ただ、嗚咽し、涙を流していた。 華奢な体を車椅子に座らせると、広間へと車椅子を押した。]
(24) 2010/02/25(Thu) 15時半頃
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―― 広間 ――
おい、大丈夫か?
[ もう一度、そう聞く。返事は無い。 暖炉に程近い場所に車椅子を動かすと、くすぶる火種に小枝と薪をくべる。]
あんなのを見たら、落ち着けっても無理かも知れねえが…… 俺は、フィリップの部屋に戻る。
[ キャサリンの、フィリップへの思いは知らぬ。昨晩、交わされた言葉も。 故に、どれどれ程の衝撃を受けているかに思い至る事はできなかった。 気遣わしげに振り返りながら、再びフィリップの部屋へと向かった。]
(25) 2010/02/25(Thu) 15時半頃
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―― フィリップの部屋 ――
[ 戻った頃、フィリップの亡骸はベッドに横たえられ、シーツを掛けられていて。 一瞬、フィリップは死んでなどいなかったのではないか、そんな事を思いたくなる。 だが、床と、そしてベネットを染める赤は、残酷なまでに鮮明で、そんな思いを容赦なく否定する。 集まった皆は、涙を流していた。自分とは違って。だから、余計に泣けなかった。泣かずにいる人間が必要だと思った。
けれど、それだけで、言葉が出なかった。 しばし、立ち尽くした。]
(43) 2010/02/25(Thu) 16時頃
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―― 回想:フィリップの部屋 ――
……ああ、分かった。
[ どうにか笑みを作る友に、同じように笑みを作ってみせる。 表情を動かせば、内心の感情が溢れそうになるのを堪えた。 そして、その背を見送る。
ピッパが他の者たちに声を掛ければ、皆は部屋を後にしてゆく。マーゴが、心配そうにこちらを覗いていた。]
大丈夫だ。 マーゴも広間にでも行ってろ。
[ 何とか作る笑みには、隠そうとする心情も滲む。 隠しきれるものではない。 振り返りながら、マーゴが部屋を出るのを見送った。 そして、ベッドに近づき、シーツをめくる。]
(117) 2010/02/25(Thu) 23時頃
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……馬鹿野郎。
[ ただ一言、口にした言葉。 肩が震え……一筋の涙が零れた。 顔を上げ、瞼を閉じる。
ゆっくりと、荒く大きく息を吐く。 そして、シーツを戻し袖で顔を拭うと、部屋を出て広間へと足を向けた。]
(118) 2010/02/25(Thu) 23時頃
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小悪党 ドナルドは、病人 キャサリンとベネット
2010/02/25(Thu) 23時頃
小悪党 ドナルドは、病人 キャサリンとベネットが廊下にいるところに出くわした。
2010/02/25(Thu) 23時頃
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[ ベネットとキャサリン。二人の話を聞いていた。 人狼。そしてヤニクと並んで出るサイラスの名。サイラスが人狼であったと、知らせる言葉だった。 終わったのか? 確か、人狼は二人と。いや、だが、フィリップは殺されていた。鮮明な赤さの血の中で。連衡される前にフィリップを? いや、だが固まらない血は、連行のあった後では……まだ人狼はいる? 思考が渦巻く中、叫びにも似たキャサリンの声が響く。 儚げな見目からはかけ離れた感情の発露。
……その時、気付いた。 自分は、秘められたこの激しい感情に惹かれていたのだと。 それが見たかったから、散々からかうような真似をしたのかも知れないと。]
ん……ああ。 分かった。
[ こちらに目を向け、お願いと言うキャサリン。 名を呼ばれた事、その声の中に含まれる響き、いつもと違う感覚に、戸惑いを覚えながら、返事を返す。 そして、広間の方へと足を向けようと。]
(143) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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俺は……フィリップを殺したやつをどうするだろう。 ……分からねえ。自分でも。
[ 低く静かに呟いた声に、獰猛なものが滲んでいた。 そして、二人に背を向ける。]
(145) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[ 低く漏らした声は、小さく、二人の耳に届く事は無かったかも知れない。 そして、背中から掛けられた声に振り向き……
思わず、きょとんとした顔を浮かべる。 笑みを向けられるなど、いつ以来だろう。多分、そう、フィリップと3人で遊んだ小さな頃。]
ああ……分かってるよ。
[ 笑顔を返し、そう言いながら、瞳に滲みそうになるものを見せたくなくて、また背を向けた。 こんな時であるのに、悲しみでなく。 これだけで良い。そう思った。これで十分だと。
そして、手を振り、広間へと。]
(155) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[ 広間に行けば、そこにいる者たちに手を振って。]
サイラスとウェーズリーは? 今日はもう、誰かを調べたのか?
[ 二人の姿が無いと見て取ると、そう尋ねる。]
(160) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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小悪党 ドナルドは、漂白工 ピッパは大丈夫そうだと見て取り、心の中で胸を撫で下ろした。
2010/02/26(Fri) 00時半頃
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もういない? ――そうか、だから。
[ ベネットとキャサリンの話を思い出す。 サイラスが人狼。そう、それはつまり、そういうことだという事に思い至る。 軽くピッパに睨まれたように思ったが、鈍いやつだと思ったかななどと思ったが、それは的を得ていなかった。 鈍いと思われるなら別の意味である事を、未だにこの男は気付いていない。]
カルヴィンと? ふむ……
[ そこで、考え込む仕草を見せる。 広間での話を聞いていなかった故、完全に事情を飲み込んではいなかったのだ。]
(168) 2010/02/26(Fri) 00時半頃
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なんだよ、俺の顔に何かついてるか? それとも、男っぷりに見惚れちまったとか。
[ 俯き加減で物思いに耽っていれば、ふとピッパの視線を感じて目を上げる。不安げなものを見て取れば、そんな冗談を口にして雰囲気を変えようとしてみる。]
(171) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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――あう!?
[ 朱を帯びた顔でまくし立てられれば、予想外の反応に身を竦める。]
い、いや、確かにそうだな。 まあ……俺だよな。客観的に見て、一番怪しいのは。
――おっと! 分かったって! そんな怒るなよ!
[ 更に余計な事を言う。 ピッパが怒っているのは、身を案じてくれる故と思っていた。]
ふむ……そうだな。 そんな事はなかったな、そういやあ。 二日酔いで記憶が飛んでるなんて事ならあったけども。
(192) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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え? ――おっと!
[ ピッパを受け止める……が、そのままバランスを崩し後ろに倒れた。]
(194) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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うわ――むっ!
[ 覆いかぶさるように倒れてきたピッパの唇が、ドナルドの唇を塞ぐ。 その事に、そして、その唇の柔らかさに驚いて……何も出来ずに、しばし床に身を横たえたままでいた。
しばらくして、ようやく、ようやくピッパの背をポンポンと叩く。]
(205) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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……………………。
[ 離れてゆく、上気したピッパの顔を見つめる。 目を逸らす事が出来なかった。 身を起こすその肩を支えるように手を添えた。]
(216) 2010/02/26(Fri) 02時頃
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[ 何を言って良いのか。何の言葉も浮かばない。 空白となったままの思考で、ピッパを見つめていた。
そして、途切れ途切れ、つかえながらのピッパの言葉。 我知らず。鼓動が跳ねる。]
…ああ。 ……良いぜ。
[ 身を起こす。 立ち上がり、ピッパの手を引いて。 ピッパが立ち上がれば、ようやく、湧き上がった気恥ずかしさに、踵を返して視線を外す。
そして、ピッパの部屋へと歩き出した。]
(224) 2010/02/26(Fri) 02時頃
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―― ピッパの部屋 ――
[ ぽんぽんと示されれば、頷いて隣に腰を下ろす。 こんな風に並んで座るのは、子供の頃以来な気がした。]
そうだな……そうなんだろう。 多分……いや、きっと。
[ 何となくぎこちない口調で、希望的な事を言わない男ではあったが、この時は、あえてそう言った。それが、ピッパの負担を減らす事になるだろうと思ったから。]
サイラスが人狼。 ウェーズリーが人狼だとか、人狼になってるなんて事が無ければ、ピッパとベネットは誰から見ても人狼じゃない。 ……ありがたい事だ。
[ 本当にそう思った。]
でも、あと一人か。
(233) 2010/02/26(Fri) 02時半頃
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小悪党 ドナルドは、漂白工 ピッパの動揺に、ふ、と微笑を浮かべた。
2010/02/26(Fri) 02時半頃
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昨日か。 実は、ほとんど眠れなかった。 考え込んでるうちに朝になってたよ。
どうだろうな。 もし俺が人狼でフィリップを殺したんなら、泣きも後悔もしないな。するくらいなら自分で死ぬさ。 ん? ああ、そうだな。 ピッパになら、殺されても良いぜ。
[ 物騒な提案に、にっと笑って返してみせる。]
ああ、良いぜ。
うん。 そうだな。 ウェーズリーが誰を調べて、どんな結果が出るか。 もう……終わらせてえ。こんな事は。
[ ピッパの手が伸びれば、そのままに任せ。]
(240) 2010/02/26(Fri) 03時頃
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ああ、しない。 殺しておいて、ごめんなさい、しなきゃ良かったなんて事を言うのは違うと思うからよ。 どうしても嫌なら、死んでも殺されてもしなきゃいい。 俺は、そう思うんだ。
[ 答え、そして、あんたが人狼だとしても、と続くピッパの言葉。 伝わってくるのは、どれだけ自分を大切に思ってくれているのかという事。
細い指が顔を包む。 その眼差しは、いつも自分を見ていた事を知る。 引き寄せるままに、自らも寄せて。
……触れ合う唇。 吐息が熱かった。
両腕を回し、その身を抱き締めた。]
(246) 2010/02/26(Fri) 03時半頃
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[ 頷いた。言葉は無かった。 もう一度、背に回した腕に力を込め、今度は自ら唇寄せる。]
(247) 2010/02/26(Fri) 03時半頃
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[ ……ゆっくりと唇を離す。 赤くなったピッパの顔を見て、ふ、と笑みが込み上げた。 ああ、だが、自分の顔も赤くなっているのだろうか、そんな事を思って。]
好きっていうのかな。 でも……あいつが見てるのは俺じゃないのは分かってたから。 ……もしかしたら、俺はそれでからかったりしたのかな。
ま、だから……村を離れたんだ。
ピッパは俺の事、弟みたいに思ってるんだと思ってた。 俺も、姉さんみたいに思ってたし……だから、そんな風に見ちゃいけないもんだと思ってた。
[ 言ってまた。笑みを浮かべて。][
(249) 2010/02/26(Fri) 03時半頃
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[ 唇を尖らせ軽く睨むピッパを見れば、額をこつんと当てて。]
ああ。 馬鹿だよな。自分でも思うんだけどさ。
うん……そうだな。 姉さんみたいだけど、でも、姉さんじゃないんだ。
うん、分かるよ。 ピッパが、本当に俺を大切に思ってくれてる事。 ……ありがとな。
[ 寄せた体。 伝わる鼓動が早い。 そして、視線をさまよわせ始めたピッパを見れば、くくっと笑って、ゆっくりと身をを離す。 そして、頭の後ろで手を組みながら、そのまま後ろに倒れ、どさりとベッドに背を預けた。]
(252) 2010/02/26(Fri) 04時頃
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ははっ、かもな。 でもさ、そん時にはそん時に出来る事しか出来ないじゃねえか? そういう色々があったから、きっと今がこうなんだうしさ。
ああ。生きようぜ。 俺も、ピッパと一緒にいたい。
[ 膝に置かれた手から温もりが伝わる。 緊張が解かれたせいか、睡魔が巡ってきていた。]
これから……ずっと。
[ 腕に手を伸ばし、引き寄せ手を握る。 瞼が落ちた。
柔らかく、暖かな温もりを感じながら、まどろみの中へ……**]
(254) 2010/02/26(Fri) 04時半頃
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[ ――目を覚ます。 手には温もり。隣には寝息を立てるピッパの姿。]
ピッパも、疲れてたんだな。 まあ……当たり前か。
[ 抱き上げて寝かせ直すと、布団を掛けた。 その顔を見つめ、会話を思い出せば、気恥ずかしさが込み上げて手で顔を覆う。 思わず苦笑を漏らしていた。
そして、猛烈な空腹を覚える。 思い返せば、昨日から殆ど何も口にしていない。 こんな時でも腹が減る。現金なものだなと思う。これも、緊張がほぐれたせいだろうか。キッチンには、パンくらいはあるだろうか、などと考える。
……そっと、ピッパの頬に唇を寄せて。 ゆっくりと離すと、部屋を出て、キッチンの方へと足を運んだ。]
(261) 2010/02/26(Fri) 12時半頃
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―― 廊下 ――
おい、大丈夫か?
[ キッチンに向かっていれば、部屋を出るキャサリンの姿がある。 激しいとまではいかないが、咳込む様子を見て声を掛けた。]
(263) 2010/02/26(Fri) 13時頃
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そうか。よし。
[ 車椅子の背に回る。 これまでなら、何でもないなどと素っ気無い答えが返ってきていたろう。車椅子を押せば、それにも拒否はなく。 キャサリンの中で、どのような心境の変化があったのか。普通に接してくれるのが嬉しくもあり、少し戸惑いを覚えたりもした。]
キッチンに着けば、コップを掴み、軽くすすいでから水を汲んで。]
ほら。
[ キャサリンへと差し出した。]
(265) 2010/02/26(Fri) 13時頃
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