人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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【人】 良家の息子 ルーカス

― 回想・お茶会会場にて ―

 ……それは失礼した。
 てっきり、"もう"イカれているものだと。

[ティーカップを持ち上げて、首を傾げ告げられた言葉>>0:367には、奥に進む彼の背に向けて両手を挙げて肩を竦め。
しかしその言葉は謝罪にしては誠意が欠けてはいようから、あまり良い様には捉えてもらえなかったかもしれない。

そうして、彼の名の話。
こことは別のアリスの世界の"帽子屋"の名を口にすれば、彼の答えは少しばかり苦味を含んだものだったか。
その事には僅かに苦笑を漏らしつつ、しかしそれでも男の名乗った名に此方をまじまじと見る視線に、……そして続いた言葉に。
男の苦笑は、更に深まる事になる。]

(8) 2015/06/20(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……すまないが、私は正しく"男"だよ。
 確かに、一般的に知られている"アリス"とは歳も、性別すらも違う。

 ――それでも。
 どうやら、私は"アリス"らしい。


[彼の言葉を訂正しつつ、困った様な、戯けたような。半ば自棄にもなったような気分で告げて、差し出された珈琲を一口。
――嗚呼。美味くはない、が……不味くもない。少なくとも、この珈琲の味にはすこぶる煩い男が、顔を顰めずに飲めるくらいの質ではあるようだ。
その事に少しばかり安堵し、湯気の立つそれをもう一口味わいつつも視線は彼の取り出す時計の元へ。
許されるのならば、ぐるぐると回る文字盤を覗き込み、そのあまりの奇怪さに瞠目してみせはしただろうか。

そうして、閉じられた時計には僅かに目元を緩めつつ。次への約束の言葉には、眉を持ち上げて笑ってみせる。]

(9) 2015/06/20(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 あぁ、そうしようか。
 ありがとう、"帽子屋"さん。お陰で少し休憩も出来た――思いの外、"お茶も頂けた"し。

 君から招待状が来るのを、楽しみにしているよ。


[社交辞令のようなそんな言葉を残しつつ、腰を上げれば手を振る彼に向けて軽く手を上げ。
イカれているようで――思ったよりもまともだったそのお茶会に愉快そうに小さく笑いながら、書き物を再開する"帽子屋"に背を向け会場を後にした。]**

(12) 2015/06/20(Sat) 09時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 09時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

― 悪夢の中へと ―

[   ――それから。

あのお茶会の場を離れ、どれ程歩きはしただろう。女王の城の場所を聞くのをすっかり忘れていた事を思い出しはしたけれど、再び道を戻る気にもなれず――Uターンは、好きじゃあない。

だから結局は、取り敢えずは帽子屋の所から向こうへ、向こうへ。そう言えばあのチェシャ猫の所から、チラリと城らしき物が見えた事を>>0:291を思い出し、此処までの道の記憶を頼りにその方向へと向かって行く。
……まぁ、この可笑しな世界だ。それがどれ程の効果を発揮するかなんて、男には解りはしなかったけれど。]

(37) 2015/06/20(Sat) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして道を歩きつつ、ついでとばかりに暇潰しがてら、チェシャ猫とのやり取りを思い返し。
――あぁ、そうだ。折角"約束"したのだから、もし万一体の大きさを変えられる小瓶でも手に入れたのなら、必ずや其れを見せに行ってやろう。
ほら。彼とて、それを望んでいる>>0:359ようだったのだし。

皮肉っぽい物言いも、考えも。この歳になればなかなか変える事は難しいようで。
中々に楽しい時間を過ごせた事に感謝しつつも、トランプ兵に対する忠告>>0:363にはさて、どうしたものか、なんて。

――首をはねられるのも無論、御免だけれども。
白い薔薇をペンキで赤く塗りたくるのも、馬鹿馬鹿しくて出来れば御免被りたい。
そんな事を考えながら、段々と薄暗くなる森をすすんでいれ ば――]


 

(38) 2015/06/20(Sat) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[   ――……キ ……、  ]

(39) 2015/06/20(Sat) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……ん?


[何処かから聞こえた、何かの割れる音。
耳に届くは、その音のたった一欠片。
――しかし、その小さな小さな鏡の破片は。この世界を壊すのには、十分過ぎるほど"大きかった"ようだ。

針の先程の歪みとて、そこを起点にして広がれば何れは大きく世界を飲み込むように。
割れた鏡に呼応するように、目の前の世界が " 割れる " 。
大きくひび割れた世界は歪み、まるで割れた鏡のようにその面には出鱈目な風景を写し行き。ガラリと崩れる足元、壁、天井――それはもう男の認識しているものとはまるで違っていたかもしれないが、しかし程なくして襲い来るであろうその破片の雨から咄嗟に目を閉じたのなら。]


 ――……また落下か!
 次は水であってくれるなよ……クソ!


[開いた瞼の先はただただ広がる闇ばかり。そして男の身に襲うのは此処に来てから二度目の浮遊感。
否が応でもあの"悪夢"を思い出せば、口汚く悪態を吐き不愉快そうに奥歯を噛み締める。
今度は先のように、腕を組んであたりを見回す余裕も無く――そもそも見回した所で何も見えやしない――ぽかりと開いた足元を睨み付けるように凝視しながら、3へと落ちてゆく。]*

(40) 2015/06/20(Sat) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― 悪夢の中・広場 ―

[それは、恐らくは幸運だったのだろう。
速いのか、遅いのか。上に向かっているのか、それとも下へと――或いは、右か、左か。
それすらも分からぬ落下の後に辿り着いたのは、閑散とした広場。

――の、隅っこの。木屑や瓦礫の積み重なった一角。]


 ――……ッぐ、…あぁ、何だって言うんだ!
 水の次はゴミの上か?……ハ!いっそ愉快になってきたな!


[ ――"Merde!!"
息荒く其処まで罵り終えたのなら、落ちた時に打ったのだろう腰の辺りを軽く押さえ。
思ったよりも緩やかな落下だったのだろう、痛みは大した事は無いし、直ぐに引くようなものではあったがそれすらも今は苛立って仕方が無い。]

(41) 2015/06/20(Sat) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[だけれどこうしてずっと誰も居ない虚空に向けて、叫んでいる訳にもいかない。
自分を落ち着かせる為にも、一度大きく息を吸い――淀んだ空気はまた更に苛立ちを助長させたが――そして吐き出す動作を終えれば、何とか先程よりかは心も落ち着いてくれる。

だけれど寄せた眉根までは戻す事は叶わずに。ぐるりと辺りを見回せば、其処に広がるのは――暗く、淀んだドロついた世界で。]


 ………、"アリス"の世界じゃあ無かったのか?


[嗚呼、まったくもって不可解な夢だ。そして不愉快な夢だ!
またしても怒鳴り出しそうになるのを何とか堪えつつ、注意深く辺りを見回せば、其処には誰かが居ただろうか。

誰かが居れば、その者の元へ。居なければ、少しだけこの辺りを見て回ろうとその場から立ち上がり。
服に付いた木屑を払えば、一度だけ舌打ちを落としてゆっくりと歩き出す。

この、奇妙極まりない"夢"に対する違和感や、疑問は。尚も、膨らむばかりだけれど。]**

(42) 2015/06/20(Sat) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 14時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[服からパラパラと落ちる木屑を見る度に、募るのは苛立ちとそして情けなさばかり。
今迄だって嫌な夢はそれこそ何度も見てきたけれど。今回のこれは、その中でも一番異質で、そしてタチが悪い。
――"クソッタレが"。二度目の悪態は何とか飲み込む事に成功する。根の気性は決して大人しくは無いこの男だけれど、少なくとも人前ではそれを出さず、余裕ぶった皮肉じみた態度をとる事には慣れている筈だったから。

そうして、そんな中。
背後から聞こえた詩の一節>>57に、寄せた眉をひくりと動かし。
――嗚呼、嗚呼。先程のあの醜態を誰かに見られたのではあるまいかと。その事に更なる苛立ちを募らせつつ、ぼやく声>>60の方へと何とか取り繕った表情を向けようと――]

(66) 2015/06/20(Sat) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[  ――したのが、いけなかったらしい。]


 ………、は?


[実の所、男としては普段あまりこういう――心から、気の抜けた声を出すのは珍しい。
しかし新たに聞こえた声の方を思わず"見上げて"みたのなら、其処には真っ直ぐ此方に向けて落ちてくる少年の姿>>61

嗚呼、……嗚呼!何と嘆かわしい事か!
今日――否、今日なのか昨日なのか分かりはしないが、兎も角今回の夢は最悪だ。
この世に生まれて33年、記憶があるのはもう少し少ない。この先仮に80まで生きるとしても、その障害の中でもこんなにも厄介な夢はきっと有りはしないだろうと、びきりと引き攣る顔で少年を見上げながら、考えるのはそんな事。]


 (……そんな事を考えている場合か!)


[その間にも、少年との距離は縮まるばかり。声が聞こえたばかりの頃は、衝突まで目視で凡そ20秒程あっただろうその貴重な時間も、今の実に無意味な考え事の所為で……嗚呼そうだ、少なくとも5秒は無駄にしただろうさ。
それに加えて、自分を叱咤するのに2秒。そうすれば、少年との衝突まではもう後10秒程しか無いじゃあないか。]

(67) 2015/06/20(Sat) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[嗚呼、"クソッタレ"!一体これは如何したものか。
自分としては、目の前の少年を避けてその小さい身体が地面に衝突した方がダメージはそれは少ないだろう。この少年がこの場で脳髄をぶちまけようとも、正直知った事ではない――ぶちまけられた脳髄なんて、見慣れている。

夢から醒めた現実世界ならば、男は迷わず一方足を引いて少年と地面とのキスをつまらなさそうに眺める道を選んだのだろうけれど。
其れでも僅かに迷いが生じたのは、そう、此処が"夢の中"だから。
見慣れていると言ったところで、年端もいかないそして自分にとって"興味の無い"人間のスプラッタを見るのは――"夢見が悪い"じゃあないか、と。

其処まで考えた所で、衝突までは後7秒――嗚呼、決断に3秒も費やしてしまったとは、何たる不覚。
其処から舌を一つ打つのに1秒、自分の頭を守るように腕を顔の前に組むのに1秒。

残った5秒の使い道は――]

(68) 2015/06/20(Sat) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ――どうせ"夢"だ、如何にでもなればいい!
 なるべく俺が痛くないように落ちろよ、"クソガキ"!!


["何時もの"言葉遣いも忘れ、落ちてくる少年に向けてそう叫び。そうすればもう少年の姿は目の前に――目を瞑っていたものだから、その残念な事に、或いは幸運な事にその姿を見る事は叶わなかったけれど。
願わくば、なるべく自分が痛くないように落ちてくれれば良いのだけれど。或いは少年が地面と衝突したとしても、自分はやるだけやったのだ、言い訳は立つから気分もずっとマシだろう。

はてさて、その様子を塀の上で足をぶらつかせる声の主は、どのように眺めて居ただろうか。それも、瞼を閉じた男にとっては知り得る事の無いことだけれど。]

(69) 2015/06/20(Sat) 18時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 18時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/20(Sat) 18時頃


ルーカスは、リーに話の続きを促した。

2015/06/20(Sat) 18時頃


ルーカスは、ラルフに話の続きを促した。

2015/06/20(Sat) 18時頃


ルーカスは、キルロイに話の続きを促した。

2015/06/20(Sat) 18時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[目を閉じてからの3秒間。恐らくは今迄過ごしたどの3秒よりも長く、そして短い3秒間。
塀の上に陣取る"卵"が、無情にもその身を守る為にさっさと避難した事>>74など露知らず――悪いが其方を見ている余裕も、時間もありはしないもので。

だから、……否。例え目を開けていたとしても、少年のその思惑を察する事など出来なかっただろう。
当たり前だ、まさか誰が、空から降ってきた少年があまつさえ下にいる人物を態々"道連れにしてやる"なんて考えていると思うだろうか。
嗚呼せめて、せめて少年の内心で握られた拳>>103でも見えたのなら。
そうすれば男も顔を引き攣らせつつも、いっそ清々しい気分で少年と地面との熱い熱いキスを眺める気になれただろうに――しかし生憎、それは"視えない"。

そうして激突のその刹那。
男の耳へと届いたのは――降って来る少年の、低く唸るような、一言>>104。]

(133) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 (……〜〜ッ!それを早く言え!!)


[嗚呼そうだ、その言葉をもっと早く聞けていたのなら!そうすれば、迷わずこの場を離れる気にもなれたというのに!!
しかしそれも、この少年の"性格"を見極める事が出来なかった男の落ち度でもあるだろうから――まぁ、こんな出会い方をしておいて見極めるも糞もあったもんじゃあないだろうが。
そうして半ば反射的に、避けてやろうと脚を引こうとはするけれど。
――しかしそれには、いかんせん時間が足りない……致命的に。]

(134) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ――……い゛、ッ……、


[少年の姿を初めて見てから、きっかり18秒後。自分の身に訪れた衝撃とそして痛みと、脳味噌の掻き混ぜられる不快感に思わず低い呻きを漏らす。
一応頭は保護していたから、生身でぶつかるよりも痛みは少なかった筈だけれど。しかしそれでもチカチカと星の舞う視界には苛立ちが募るし、何よりも少年の重みと更に落下で加わる力で地面に叩きつけられた尻が痛くて痛くて堪らない。

……そして、何よりも。
未だ揺れる頭を抑えて半身を起こした時に聞こえた、何とも小憎らしい少年の言葉>>105に。
男の額に、それはそれは盛大に青筋が立った。]


 ………、っく……くく、は!
 あぁまったく。此処まで来ると……本当に"愉快"だよ。


[地面に座ったまま先よりも乱れた髪を軽く掻き上げ、乾いた笑いを漏らしつつ。痛む腰やら頭やらを一切合切無視したのなら、その場に立ち上がり目の前の少年を笑みと共に見下ろしてみせる。]

(135) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[嗚呼、本当に。可笑しくて可笑しくて堪らない。こんな事ならば、さっさとその場を退いてこの少年の脳髄でも拝んでやるんだった、と。
自分のあの愚かな決断を、奥歯が軋むほどに悔やみながら。]


 ……お気を悪くさせたようで。
 それは " 大 変 " 失礼した。

 だが、この痛みは私の落ち度だ。あの状態で、君を避けなかったのは私だからね。
 ――それを、"君を怒らせたから"とは何とも傲慢な事じゃあないか。君があの場で、私を避けれたと?
 もしかして、君は鳥か何かかな。その小さな頭にはお似合いだ。


[腕を組み、満面とも言える笑みを浮かべて見せながら。所々感情に任せて声が強まってはしまったが――まぁ、いい。正直な所、腹は煮えに煮え返っている。

そうして、目の前の至極目障りな少年の事はさっさと視界から追い出しつつ。もう一つ声のした方>>74へと向き直ったのなら、その言い振りと胸の前で手を合わせるような仕草>>80に、頭を抱えたくなるのを堪えるのに苦労した。]

(136) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……ご心配、痛み入る。
 安心してくれ、君の言う通り "大丈夫だ" 。


[立て続けに起こった出来事の所為で、あまり長々と話す気にもなれず。ただそれだけを返したのなら、続いた少年と青年の会話>>109>>117をぼんやりと聞き。

――その中で聞こえた、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"という単語。
それには僅かに眉を寄せて、塀の上に陣取ったままの貴族服に身を包んだ男をそっと観察した。
同時に聞こえた、"ヘクター"と言う名。流れからしてこれが彼の名なのだろうが――それは矢張り、自分には聞き覚えのない名前だ。

しかし、その事に考えを巡らせるよりも早く。"卵"の口にした名と、視線の先に見えた新たな来訪者>>101に男はうんざりと肩を落とす羽目になる。]


 ……にわかに、賑やかになって来たじゃあないか。
 何だ、今度は此処でパーティでも始まるのかな?


[皮肉気な口調はそのままに、しかし声には疲れの色が濃く滲み。だけれどそこに先程見かけたチェシャ猫の姿>>118を認めたのなら、この意味のわからない状況の中で唯一まだ、マシに理解出来る存在である彼に、内心僅かな安堵を覚える。]

(137) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして彼が此方へと駆けて来たのなら。
この滅茶苦茶な、そして馬鹿げた舞台の中で唯一まともに聞こえたその声に。
クツクツと肩を揺らしつつも、その顔に乗る皮肉の色は、随分と薄れてしまってはいただろう。]


 ……、有難う、"チェシャ猫"さん。
 何とか大丈夫らしい、この歳になるとあまり身体を張るのは得策じゃあないという教訓も得られた。


[そう溜息と共に苦笑を浮かべ、男にしては珍しく素直に礼など口にしつつ。
そうして見やったチェシャ猫は、またあの笑みを浮かべては居たのだろうか。]

(138) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そんな中。いつ迄経っても塀の上から動こうとしない"卵"から向けられた警戒の色と、そして声>>123に。
男の視線は、再び広場を囲む塀の上へと。]


 ……あぁ、自己紹介が遅れたな。
 御機嫌よう、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"。

 私の名は"アリス"。……と言っても、恐らく君は"知らない"だろうけどね。


[全くもって、不可解だ。だってそうだろう?自分の居るこの世界は"不思議の国"だと思っていたのだけれど。
なのに傍には"チェシャ猫"、塀の上には"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"ときたものだ。何もかもが出鱈目で、意味がわからない。

――そうして、もう一つ目に付いた"意味がわからないもの"。
卵の手のひらに握られた白い……自分の記憶が正しければ、マヨネーズに見えるその物体に。
男は怪訝そうな、それでいてうんざりとしたような視線を向ける。]

(141) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ………、君は。
 今から煮えた大鍋の中に身投げして、サンドイッチの具にでもなるつもりなのかな。


["卵サンドはそこそこに好みではあるが"、と。そう呟きつつもしかし元の具が"アレ"では食う気にはなれない、なんて。
そんな何とも馬鹿げた事を考えつつ、呆然と言葉を口にすれば、少し離れた所から聞こえた"アリス"と言う言葉>>130に、本日何度目かのうんざりとした視線を向けた。]

(143) 2015/06/21(Sun) 00時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/21(Sun) 00時頃


【人】 良家の息子 ルーカス


 ……もしかして君が"三月の兎"か。
 立派な耳と尻尾をお持ちだね。

 お茶会では会えなくて残念だよ、体調でも崩したのかな。
 あぁ、それとも……私がお茶を飲めたのは、君が居なかったお陰かな?


[頭の上で揺れる耳と、ちらりと見えた兎の尾と。それと彼の発した言葉と卵との話の流れから、恐らくは彼が"そう"なのだろうと判断し。
疲れ混じりだとは言えど、やはり言葉には皮肉を無意識に混ぜ込みつつ。背に付いた木屑を取ってくれた事には、軽く目を伏せ短い礼の言葉をひとつ。

そうして、彼が口にした次なる言葉。
"空から女王"のその言葉に、顔に乗せた笑みを僅かに潜めて傍に居るであろう少年の姿を――忌々しくはあったが――再び、視界へとねじ込んだ。]


 ………女王?
 この……、"少年"が?


["女王"と言うくらいだ、歳はまぁ良しとしても、少なくとも性別が違うだろうと。三月兎、そして小さな"女王"に向けたその視線からは、そんな思いが見て取れただろう。]

(145) 2015/06/21(Sun) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[――嗚呼、しかし。それを言うなら自分とて、歳も性別もとてもじゃあないが"アリス"とは似ても似つかない。
それならば、この"少年"だって。"女王"である事も、あり得るのかもしれない、と。

少年が、何方の女王かなどは男には分かりようもないけれど。
……解った所で、次に吐く言葉は変わらない。]


 ――……すまないね。
 見た目が幼いもので分からなかったよ、"お嬢さん"。


[そうして向けたその言葉に、目の前の"少年"は果たしてどんな反応をしただろう。
少年の性別なんて、正直な所男にとっては至極どうでもいいような事。少年がもしも"少女"であったなら、別に可笑しな言葉じゃあないだろう。

――例え、少年が"少年"であったとしても。
それはそれで―― " 何も問題は有りはしない " ]*

(146) 2015/06/21(Sun) 00時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/21(Sun) 00時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/21(Sun) 00時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[傍から鳴る幾度か聞いた"鳴き声"をまた聞きながら、木屑を払う手>>147へと視線を寄越し。
――その木屑の出処があの三月兎だと気付いたのなら、嗚呼礼など必要無かったかと短く息など吐いてみせ。
それでも直ぐに近くに見えた紅い瞳へと戻し、"何もしてない"と言うチェシャ猫にはひょいと肩を竦めてみせた。]


 ……まぁ、そうかもしれないがね。
 久々に"まともな"声を掛けて貰えたもので、何だか安心してしまったよ。


[肩を竦めたまま両手を軽く広げつつ、疲れたようにそれだけ言えば一歩引かれた彼の足>>148には少々怪訝そうな眼差しを向けて。
チェシャ猫の思惑なんて気付きはせずに、軽い身のこなしで塀へと登るその背と揺れる尻尾>>149を見送った。]*

(185) 2015/06/21(Sun) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうしてそのチェシャ猫のもう少し先、相も変わらずどっしりと塀の上に構える卵の言葉>>150には、一際大きく眉を寄せる。
引っ掛かったのは、"物語≪ストーリー≫として"と言うその、言葉。
――何だかまるで、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"と"目の前の男"とは、まるで別の存在だとでもいうような、言い振り。

その後の言葉は、特に苛立つようなものじゃあない。それより今は、このもやもやと胸に渦巻く気持ちの悪い違和感を何とか解消したいのだけれど。]


 ……ついでに砂糖も隠し味に入れたらどうかな。塩だけじゃあ少し味気ないだろう。

 いや、しかし……、何だ。変わったものを"飲む"んだな、卵というものは。初めて知った。
 えぇと、あぁ……そうだ。君が、……早死にしない事を、祈るよ。


[しかしその思考も、目の前で繰り広げられた奇怪な"ショー"の前では、呆気なく霧散してゆくばかり。
それもそうだろう、飲み物の好みは人それぞれだとは思うけれど、流石にマヨネーズを"飲む"輩は初めて見るのだから。

何時もより酷く歯切れの悪い、社交辞令のような言葉だけを卵へと贈り。
後はチェシャ猫と話を始めた>>158のを良い事に、そっと一歩塀の方から足を遠ざける。]

(186) 2015/06/21(Sun) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


[――ふと聞こえた、会話の中。
名乗られた"卵"の名前だけは、頭の片隅に留めておこうか。]*
 

(187) 2015/06/21(Sun) 02時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/21(Sun) 02時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[そうしてマヨネーズをまるで牛乳か何かのように飲んでいく卵からはそっと視線を外しつつ。近くに居るチェシャ猫も驚いているようだから>>171、きっと自分の感覚はこの狂った世界でも一応は"正常"なのだろうと内心でそっと安堵する。

そんな会話を終えてから、少しだけ後。三月兎に皮肉の篭ったご挨拶を向けたのなら、返ってきたのは嗚呼、これまた何とも"鬱陶しい"!]


 君が居なかったお陰で、綺麗なカップを使う事が出来たよ。それだけは君にも感謝する。
 ……尤も、席をひとつずらすより前に、私は退散してしまったがね。
 それに君はどうせ、"私には飲ませてくれない"んだろう?


[にんまり、にまにま。しゃがんで薄ら笑いを浮かべる三月兎>>162のその言葉に、口の端を持ち上げてそんな言葉を投げかけてみせ。
あの絵本の中の三月兎のように、茶を勧めるだけ勧めてくるのだろう、なんてそんな言葉を裏に滲ませ、皮肉気にクツリと笑ってやった。]

(201) 2015/06/21(Sun) 03時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[だけれどそんな態度を取るのも其処まで。
傍の少年が"女王"である事を知らされたのなら、彼方もどうやら男が"アリス"であると気付いたらしく。
かち合う視線>>179からは軋むような音が聞こえてきたのはきっと、男の気の所為だけでは無いだろう。

嗚呼、しかし。それならそれで、"好都合"。
未だジワジワと痛む腰の腹いせに、精々にこやかに詫びの言葉を入れてやれば、あからさまに歪む顔>>180の何と滑稽で愉快な事か!]


 ……あぁ、違ったのか。
 すまないね。君の言う通り、ぶつかられた衝撃でどうやら頭がイカれてしまったらしい。

 可愛くなくて、それはそれは申し訳無い。しかし許してくれ、そればかりは私にも何ともしようがないんだ。

 それにしても……、


[向ける顔は、さも申し訳無さそうに。眉を下げて肩を落とし、声音には困惑の色すら滲ませてみせる。

愉快、愉快。
内心でほくそ笑みながら少年の姿を観察し。そうしてふいに背を屈め、少年の耳の隣に顔を近付けたのなら低く、そしてありったけの揶揄を込めた口調でこう、呟いた。]

(202) 2015/06/21(Sun) 03時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……ドレスは着なくていいのかな、"女王様"?
 君ならきっと、真っ赤なドレスが――良く、似合う。

 "可愛くない"、私と違って。


[……我ながら、少々大人気ないとは思うけれど。しかしこの腰の痛みを思えばこれでもまだまだ緩いくらいだ。
そんな何処までも子供じみた考えは――一応は表には出さずにおこう。
滲み出るものを感じとられる事はあるかもしれないが、そんな事は知った事か。

そうしてやれば、少年の反応はどうだっただろう。もう少し仕返しを楽しみたくはあるけれど、ただ一つ気掛かりな事もあるにはあって。
少年の言う、"女王になる前に取ってしまいたい"、と言う言葉。再び背を伸ばしながら、その不可解さに眉を寄せる。]

(203) 2015/06/21(Sun) 03時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[しかしその疑問も、続いて聞こえた三月兎の言葉>>189によって、ある程度は解消されてはくれただろうか。
――それと同時に、別の疑問を沸き起こさせはしたけれど。]


 ――……"もう一人のアリス"?
 待て、"アリス"は二人居るのか?


[その後に続いた情報――"もう一人のアリス"の情報は、一応は耳に入れておきはしたけれど。何故エプロンドレスじゃあ無いのかと言われれば、思い出しそうになる記憶は無理やり奥へ奥へと押し込みつつ。
鋭く向けた、疑問と疑惑の眼差しに。果たしてこの飄々とした三月兎は、応えてくれはしただろうか。

そうして三月兎が答えてくれようと、くれまいと。彼に名を問われたのなら、返す男の言葉は何時だって、誰にだって同じもの。]

(204) 2015/06/21(Sun) 03時頃

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