104 路地裏の因果律
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《生きてゆくことの》 《さよならの砌》 《希うならば》 《柔らかな終焉を》
[ぽつりぽつりと歌を紡ぐ。 足取りは墓地の方へ。 親友へ手向ける花はないけれど 何かに追い立てられるように そちらへと向かわなければならないような気がして]
(9) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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《心を縛る暗闇に》 《壊される砕かれる》 《平坦な日常に飽いたなら》 《出来立ての羽根で飛んでみたかった》
[いつかは墜落するのは分かっていて、 太陽の熱は残酷に蝋を溶かしていって それでも、それを知っていても 飛びたいと思ってしまうのは何故だろう]
(10) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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―― 道端 ――
[何故、死んだのか。 その理由は分からなかった。
ぼうやりとした紫水晶は 襤褸布の様に転がった屍体を唯見下ろし]
……グレッグ
[小さく名を呼んだ。 その褪せたような血色は ヨーランダの血だっただろうか、それとも 死んだ青年のものだったのだろうか。]
(11) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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……わからないわ
[遺体に手を伸ばすけれど、触れる直前で止めた。 死は許されざる罪であると歌ったのは自分。 それならば此処に存在している亡骸は 罪人のものなのだ。]
ごめんなさいね
[少しだけ躊躇うように亡骸を見つめたけれど 今の自分は不思議と、酷く無慈悲な存在で そう、襤褸布のような亡骸を、 儘、その場に置いて行くことを ――選んだ]
(12) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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[そのまま墓地へ至る道への歩みを再開し]
本当にわからないものね。 いつの間にか巻き込まれている。
抑々この路地裏に居着いていることが 間違いだったのかもしれないけれど……
[後悔はなかった。 ただ心中にあるのはぼやけたヴィジョンだけ]
メリッサだって悪いの 私を置いていくから こんなに寂しい思いをさせるから
[薄くシニカルな笑みを浮かべて。 墓地に辿り着くと、親友の墓前で佇んだ]
(13) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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―― 墓地 ――
《昔、ベツレヘムの馬宿で生まれしイエス様は…》
[神の詩をうたうことになんの意味があっただろう、 平等も奇跡も何もないこの裏路地の世界で それでも神に縋ろうとしているのか。 滑稽だと歌を途中で止めた。]
神様なんていないの。 いるのは人間だけ。 みんな、同じ人間なの。
同じ人間なのに、 憎みあって、殺しあって 醜いいきものだわ。 それが受け入れきれないから神に縋るのかしらね?
[死者に問うても返答など無い。ただ虚無感だけが残る。]
(14) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[墓地に白クモがうろついている。 普段は綺麗にされた場所なのに そんな些細な疑問が管理小屋へと視線を向けさせた。]
……ヨーランダ?
[ぽつぽつと管理小屋の方へ向けて歩き出す。 扉が開いたままだ。 そっと覗きこんだ。]
(15) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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―――…
[虚ろな瞳が惨状と化した室内を映す。 紅い飛沫は既に黒くなり始めていたか。 ゆらり揺れる瞳がベッドに寝かされたヨーランダと 名を知らぬ女性が座り込む姿を捉える位置までくれば 流石にぞくりと寒気がした。]
貴女が ……やったの?
[問うように呟くけれど 女性は最早此方の声など聞こえていない様な素振りで。
誤解を招くには余りに容易な状況だった。 この女性が墓地へ向かうのを見た。 道中でグレッグが死んでいた。 目の前には死んでいるヨーランダがいる。
女性は既に自我を失ったような ―――殺人者だ、と。]
(16) 2012/10/23(Tue) 20時半頃
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なんで
[通じあって居た筈なのに、 一つの言葉もくれなかった彼女を 自身が知ることなど不可能で。
教えてくれればよかった。 悩みがあるなら言って欲しかった。 私にはその聲を聞くことが、できた。
だけれど彼女は何一つとして 言葉を返さなかった。]
なんで
[泣くのを我慢するような笑みを浮かべて 女性の肩に手を置いた。 ――寂しかった。]
(17) 2012/10/23(Tue) 20時半頃
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