32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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[>>1:367 案の定手を引いてはくれなかったので、そのままひょいっと立ち上がる]
いーよ。 やっちゃって。 破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》なら、とうに超えたって、わかってんだろ?
へえ、ベネットでもボランティア《慈善活動》すんだ。 つい先刻、オイタしたのも叱らないんだな?
[ふふ、と笑いながら、>>1:368 ベネットの闇《混沌》の腕が空間を裂くのを眺めていた
ビギィぃ バギ ミジミジ バリ ズガシャア
無理にこじ開けられた空間は、周囲に時空の歪を振りまき。 時計台周囲。左右上下の法則が壊れ、ワームホールや、いるはずのないモノたちの蔓延る無法地帯と化す
それに構わず、ベネットの手を引き大時計《グランド・クロノス》の中へと軽い足取りで進んだ。 中へと入ると手を離し、一人予言者《ヨーランダ》の傍へ]
(1) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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閉め出すなんて、ひでぇな、ヨーランダ。
…わりぃ。アタシ、お前の期待には添えねぇわ。 記憶操作されながらだったけどさ。 お前と学校通ったの、あれはあれで、楽しかったんだぜ。
[ヨーランダの傍に歩み寄り、先ほどと同じように手をとり、耳元で囁く]
アタシには。 アンタやあのコみたいに、研究所《ドック》の連中が喜ぶような力は、何もなかった。アタシにあるのは―――毀す力だけ。 だから―――アタシはアタシなりのやり方で。 この世界にケリをつけてやる。
[ヨーランダの頬に接吻をひとつ落とすと。
ブチッ ブチブチブチブチブチッ
彼女の命を繋いでいた、生命維持装置の管を全て引きちぎった]
(9) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[呼吸器をはずす。 預言者―――否、神造人間として生み出された、ミッシェルの姉ヨーランダは、薄らと目を開け、生気を失いしわがれた唇を僅かにうごかす。
” ”―――…]
………。 ねえ、さん。
―――…さようなら。
[遺言に応える事無く。 別れのみを返す。
事切れ、だらりと折れそうに細い腕が力を失うのを見届けると、両手をその華奢な屍に翳した]
…凍柱華葬《セルクレイル・デラ・グラス》
[手から迸る冷気が、ヨーランダの死体を凍りつかせていく]
(15) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[ パリ … パリンッ
完全に凍りついたヨーランダの遺体は、液体窒素で固めた薔薇が衝撃を受けて崩れ去るように、氷の欠片となって砕け散った]
お疲れ様。 ゆっくり休んでくれ。
[自らの手で誘った姉妹の死に、女は涙ひとつ零さない。 僅か、唇を噛んだのみ。
そして、大時計《グランド・クロノス》の『要』の歯車たるヨーランダの”身体”が滅した時。
―――時計塔《グランド・ソロール》は、崩壊を始めた]
(20) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[>>19 全てを終え、誇れ、という始祖に、振りむき、眉根を寄せて笑う]
ふぅん。 なんでお前、そんなにアタシのこと気に入ってんだか? ―――何にでも無関心なくせに。
[言いながら、ベネットへと再び歩み寄る]
さってと。 このままだと、流石にアタシでも崩壊に巻きこまれて消滅しちゃうんだわ。 さっきの用件には含まれてないけど、此処から連れ出してくんない?
おうちに帰るまでが、デートなんだぜ?
[こぽこぽと灰色の陰から泡立つ異形を踏みつけながら。 女はにこやかに、ベネットの手を取って言った]
(29) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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―崩壊する時計塔《グランド・ソロール》から離れた場所― [ベネットのエスコートに任せ、空間を渡ると、其処は崩壊の影響を受けぬだけの距離をとった場所]
肢体だぁ? お前がそういうのキョーミあるとかすげー意外なんだが。
まぁいいや。 サンキュ、助かった。ありがと!
[眉をぴんっと跳ねあげつつ。 帰っていくベネットには、ひらりと手を振って、自身は其処から崩壊する時計塔を*眺めた*]
(37) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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[時計塔《グランド・ソロール》が崩壊し、歪んだ時空に島のように塔の破片が浮くのを眺める。 しかし、すぐに口許を押さえて蹲った]
うぐっ…かはっ
[赤に染まる左手。自重気味に笑う]
…過負荷か。はっ。 アタシ自身は何の力も無い゛器゛にすぎねーってことか。素の能力は人間とかわらねぇ。
[智に優れるわけでも、呪術を行使できるわけでもない。]
あー、しんど…。
[そのまま建物の陰に移動すると、冷たい壁に寄り掛かって身を休める。片手で顔を伏せ、はらはらと零れる涙を押さえる]
ひでぇ約束させやがって…解ってたんだな、ヨーラ
[同胞を失うのには、何時までも慣れなくて。 心細さと寂しさを壁に預け、こんな時誰かを呼べるほど器用でもなく―――そのまま、少しだけ、泣いた**]
(82) 2010/09/17(Fri) 16時半頃
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[すっと立ち上がる。 その姿に、先ほどまでの気弱さは無い。 研究所から持ち出した品のひとつに、黒のレザーの戦闘服があった。手早くそれに着替える。金時計『Veroandi』は落とさぬよう懐に仕舞い]
まだ。まだだ。まだ足りない。 もっと力が必要だ。
もう一柱、始祖レベルのものを取り込むことができれば…
[ミシッ… 身体《器》は、すでに悲鳴を上げはじめていたけれど]
特売のジャガイモだって、無茶すりゃどーにか詰まるもんだ。 ビニール袋に出来てアタシにできないわけねーだろ? な、《Hel》
(100) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[己の中の死と氷華の女王の気配が哂った]
吸血鬼の始祖。 アタシたちの明るーい素晴らしー未来のためにアレを―――頂く。 場所は―――”其処”か、リシェント!
[主軸となっている始祖《Hel》の力を高め意識を集中し、吸血鬼の始祖たるカルヴィンの現在地《領域》を特定する。翡翠の瞳は薄氷色へと変貌していった。]
(101) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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― 吸血鬼の始祖が領域《テリトリー》と定めし倉庫―
[ ギャギャギャギャギャギャギャッ
《Garm》を擬態(トランスフォーム)させた大型二輪車のブレーキを手荒くかけると、倉庫の前に降り立つ。 同時に、乗っていた其れは青白い猟犬の姿へと変じ、傍へと擦り寄る。
領域《テリトリー》に無遠慮に踏み込み、人並み外れた力で扉を抉じ開けると、黒い衣装をまとった金糸の女は3人の前へとゆるり歩む。 一度だけドナルドを見て目を細めたが、すぐにカルヴィンを見据えた]
や、裏路地…いや、大時計以来だっけ? 《Hel》が話したいっつーから変わるな。
『良く会うな、カルヴィン=リシェント。 お前は妾(あたし)が今この現状に不満がないのが不可解なようだが 妾(あたし)にしてみれば、闇夜の恐怖そのものとして恐れられたお前が、随分と情に厚くなったものだ 面白いと思うがね、其れも』
[ぶらり、下げたままの両手は無防備に何も持っていない。 だが、歩む一歩一歩が足元を凍てつかせ、パリ、パリパリと倉庫を冷気が侵食していく]
(117) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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[茶でも、というのにはふふと笑って]
『リシェント閣下のお茶会にお招き頂ける光栄に浴するのは魅力的ではあるが
―――…残念ながら、今回はあまり時間がなくてね
妾(あたし)はどうでもよいのだけれど』
”アタシ”ね、ちょっと力が必要なんだわ。 だから
あんたのその力、呉れねーか?
[《Hel》の声は途切れ、ミッシェルが先を継ぐと。 右手に焔、左手に凍気を灯し、その両手を合わせながら、首を傾げてからりと人好きのする笑みを向けて言った]
(122) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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[>>124 笑い続ける始祖に、肩を竦め]
そうだなあ。 アタシも、手荒なことはあんまりしたくないんだけど。 最強の夜闇《ナイトメア》と、その領域《テリトリー》で戦うなんて、そんなおっかない事したくないんだぜ?
[今、目の前の始祖が本来の力が戻っていないことには気がついていた。 しかし、ミシェル自身も―――立て続く大きな力の行使に、身体《器》は確実に疲弊している 其れが始祖本来の身体でない己の身体の限界。 其れを鑑みれば、条件は五分、此処が相手の領域だということを考えれば楽に己に大きなダメージなくしては勝利は無いだろう]
―――アタシだって命は惜しいし? でも、やらなきゃ前に進めないんじゃ―――しゃーないよな
[態とらしいくらい哀しげに言って見せ。ふふ、とすぐに眉根を寄せて笑った。 離れる両手の間に、パリパリと凍てつく焔が現れる ジリジリと詰まる距離。]
(131) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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[>>128 名を呟くカリュクスに、意識はカルヴィンに向けたまま、一瞬だけ目配せと口の端を上げる笑みを向ける]
……へぇ ドナルドを、頼むよ
[その手の中の剣を見て。 少し笑って、再び視線を闇の王へと戻した。]
(134) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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闇の王―――…お前の力、奪わせて貰うッ!
氷天ノ塵《アンジェラ・グレイラ》ッ!
[場所柄、大技は不向き。 無数の鋭い硝子片のような氷がカルヴィンめがけて飛びかかる!
其れを弾幕に距離を詰めると、始祖の左手を警戒しながら、左拳に溜めた始祖をも凍えさす凍気を、鳩尾めがけて打ち込もうと試みる。]
同じ左利き《サウスポー》?闘りにくいなぁ
(142) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[>>145 左手の魔力を使うでもなく、その身に拳を受けて吹き飛ぶ闇の王に、目を細めて、逆に警戒して構えたままにじりと距離をとる]
……ふざけているんだったら テキトーなとこで本気出しといたほうがいいよ?
この力、加減なんてできねーんだから。
[ミシ ミシリ
軋む身体。痛みに耐える身体の額からは、じわりと汗が零れる 技を繰り出す度に、自らダメージを負っていることは、闇の王にも知れることだろう]
(148) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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ミッシェルは、カルヴィンに話の続きを促した。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
ミッシェルは、ベネットに話の続きを促した。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[>>152 引きちぎられた左腕の袖。 そこに刻まれた禁じられた呪いに目を見張る。軽く舌打ちと共に、険しい表情]
…今から退いて間に合うようなシロモノじゃねーだろーが。
けどな。 アタシは、まだ死ぬわけにはいかないんでね!
[判断は一瞬。 竦む足を叱咤し、防御壁を準備しながら詠唱を始めるカルヴィンへと追撃をかける。 繰り出す氷刃は詠唱を終える前に間にあったか 間にあったのなら、完全なる発動は避けられるだろうが、 そうでなければただでは済まない]
(160) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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……っ! はは、これは、確かに、間違ったかも?
[ビリビリと重圧《プレッシャー》が氷華の護りを通し尚肌を粟立たせる。 返る刃に一瞬反応が遅れ、それは己の頬を掠めて赤い筋をひとつ作った
…己の体に、生身の血が通っている証]
―――…嗚呼、その力。 その力が、あれば。
[目を細める。完全に分が悪い。 勝機どころか、逃げ果せるにも無事では済まないだろう]
ぅぐ、んッ…はっ …このポンコツめ、こんな、時に…
[ごぽり。こみ上げる赤が、口に溜まった。 それを吐き捨て、口許をぬぐう。 真なる闇の王のプレッシャーに耐える、それは始祖たる《Hel》の力を最大限に引き出さざるをえず、身体の負荷は増すばかり]
(165) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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[裏口の扉が破られ、現れた二人]
お前、ら!? 馬鹿!!何しに来た!わかってんのかこの状況!? 滅されたいのかッ!?
[未だ吐血の名残で血の味のする唇は、 二人の姿に叫んだ]
(169) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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[>>168 闇夜の前奏曲《ダークネス・プレリュード》を受け、闇の籠に捕われ、刃に身を刻まれる]
く、ぅああああああああああああああああッ
[ミシ ミシミシミシッ 絶叫。内部の軋轢と、外部からの攻撃は、容赦なく身体《器》を蝕む
その中で、突如流れ込んだ膨大な生命エネルギー>>177 其れは、闇の刃を阻み、酷使で疲弊した身体《器》を癒す。]
う…うう… 此れは…っ
[癒しを受け、渾身の力を振り絞ってどうにか闇の籠からその身を這い出せば、体力尽きてその場にかっくりと膝と手を着く。 >>182怒声と共に闇の王へと攻撃を繰り出す男の姿を呆然と眺め]
お前らッ…何考えて…!
(187) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[>>192 退け、と言われても、闇から脱出するのに使い果たして身体は言う事を聞かなかった。 殆ど倒れ込むような体で、へたり込んでいるわけで。
>>189そして、戻ってくる白い乙女 その手に携えた刃は―――背後から、闇の王の心の臓を、正確に貫いた >>193中断される詠唱。ちりばめられていた闇の刃が、消失していく]
……カリュ 結局、自分でやらせちまったか…情けねーな、アタシってば
[ぽつり、零して。 限界のこの身に宿すではなく、彼女の為に欲した力]
プレゼントだぁ? 『ベネット』から?それともお前から?―――それとも、『クロノス』?
[>>194ころりと手の中に罅割れた義眼を渡されれば。 その癒しの力に身を委ねながら、そう問いかけた]
(201) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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[>>196 カリュクスを抱き、彼女へと力を与えて崩れ落ちる闇の王。
ぞわ ぞわぞわ
>>197闇の王の力を求め、吸い上げる白き乙女の姿に、目を細める]
カリュ…ゆっくり馴染ませた方がいい 副作用に気をつけて
[一気にヴァルキリアを取り込んで苦痛にのた打ち回った自分のことは棚上げして、そう声をかける >>199呆然とするヴェラが蹴りから受けたダメージがそう大きくないことを、さっと確認する]
…混ざりきると、どーなんの? ……いや、ちょっと今立てないんだわ。足が馬鹿んなってて
[>>204差し伸べられる手に、眉根を寄せて笑った]
(210) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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[>>211 力を欲していたのは己じゃないのか、という呟きに、少し考えて、肯定も否定もしない]
”アタシたち”、かな ―――望む、未来《セカイ》の為に。 ヨーランダの見た夢《vision》を現実《REAL》にする為に。
[高い位置で結わえていた長い金糸は、結び目を闇の刃で裂かれ、今は流されるままに揺れている]
あの未来《vision》を防ぎたいンなら。 アタシたちを、止める《殺す》しかねーよ。 助けて貰って、こんなこと言うのも、なんだけどさ
[からりと笑う笑顔は、平素の通り。 動けない今、己を殺すのは至極簡単。解っていて、敢えて其れを口にした]
(221) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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ま、お前はお前、違いねぇや…って
[>>216 抱きあげられ目を丸くする]
お、ぉいぃぃ!? 何すんだ馬鹿野郎ッ!下ろせ!
[言い終える頃にはすぐそこのソファに下ろされて慣れない扱いに恥ずかしさで柄じゃない、と憮然とする。 しかし、瞳の数字が揺らぐのに気付けば、目を瞬く]
(225) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[カリュクスとヴェラのやり取りを、ただ見守る。 単に、体力が回復するまで見守るより他できないだけなのだが。]
……まあ。 闇の王の力を取り込んだカリュなら、最低でも互角にはやれんだろ。
[呟いていると。 >>227 次の瞬間、時の魔術師『クロノス』が赤子へと手を伸ばすのが見えた]
―――っ!
(231) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[>>229 何を求めるか―――
男の言葉に、至って真顔で応えた]
―――…アタシ”たち”の、『居場所』、かな?
[すぐに、へらと面持ちを崩し]
うんまあ、アタシは強い奴と戦えれば、それでいーんだ。 闇の王も言ってただろう?ぶつける先の無い力を持て余すと、”渇く”んだ。 例え、それの先にあるのが『死』であっても。
いずれ、万全のお前とも闘ってみたいもんだな。 ―――あはは、馬鹿なんだよ、知ってるだろ?馬鹿に理屈なんて通じねーよ
[気だるい身体を、身動ぎし、脚が動く事を確認する。]
(235) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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[>>240 険しい表情のままのヴェラに、平素の通りの明るい笑顔を向けたまま]
ああ、ヴェラは強いからな。 さて、世界を滅ぼす悪者らしく逃げる算段でもしようか。
[義眼の魔力で回復した体力で、時空間をこじ開ける]
お前が世界の滅び《vision》の実現を望まないなら。 また会うだろ、今度は敵として。
―――…助けてくれて、ありがと。嬉しかった。
[ひらり、ヴェラに手を振り。 《Garm》の背に凭れて時限の狭間を通り抜けて、―――へ**]
(244) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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―平和だった頃:研究所《ドック》― [通学用の鞄を持ち、制服姿金糸の髪を高く結った少女が研究所《ドック》の施設の正門を通過しようとした時。 見覚えのある探索者《ルスカドール》に、小さく頭を下げた。よく見かけるが、仕事の内容は知らなかった]
おはようございます、ヴェラさん。今日も外の仕事ですか? アタシ?学校です。 楽しいですよ、友達もできましたし。 帰り道に素敵な骨董屋さんも見つけたんです
[未だガサツさの無い、世にだされたばかりの少女は、たおやかに告げた。 しかし、その翡翠は何処か虚ろ。ヴェラは記憶操作のせいと思っただろうか。]
…でも いえ、なんでもありません、行ってきます
[加減を推し量るように指をぎこちなく鞄の柄を握り、立ち去った。それは、ある日の日常の出来事**]
(315) 2010/09/18(Sat) 19時頃
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― 過去:切欠 ―
[概ね日常生活は平穏だった。施設で暮らし、学校で談笑し、時々寄り道をして帰る。 しかし、人当たりの良さから学校で一人でいる事はなかったが、かといって特に親しくするのは同じ施設のヨーランダ位のもので、年頃の女子らしく群れることはなかった。 そんな中、良く解らないことで絡まれた。 華奢な自分より遥かに体格のいい上級生の男子生徒数名―――所謂不良。
研究所《ドック》の施設の子であることを知った彼らは、面白半分、怖いものみたさ半分で校舎裏で己を呼びとめた]
アタシには、そんな能力、無――― …ッ!!
[咄嗟に嘘を吐いた。踵を返そうとした時、加減はしたのだろうが、拳で頬を殴られ、壁に追いやられる
超能力っての使えんだろ?見せてみろよ、俺みたことねーんだよ 傷めつけたら素直になるんじゃね? etc 口々に勝手な事を言い、胸倉を掴み吊りあげられる
二度目に殴られそうになった時に ――― 咄嗟に庇おうと腕をあげ、振り払おうと…]
(338) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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[咄嗟の事で、何の力加減もできなかった、その極当然の防衛的反応は
男子生徒の腕を粉砕し。
赤い返り血が顔と制服に咲く]
……あっ……ごめッ…
[吊りあげる腕が乱暴に払われ、どん、と壁に背を打ち、そのままずるずるとへたり込み、呆然とする。 腕を砕かれた男子生徒は痛みで悶え、半狂乱の響きが校舎裏に響いた。 蜘蛛の子を散らすように他の連中は逃げていき。 何事かと人が集まり始める気配を感じ、動揺のあまりミシェルは彼を置いて逃げた。]
(339) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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[返り血をつけたままでは帰れない。 途方に暮れて、呆然としたまま足が向いたのは、骨董屋『ベネット』の前だった 何故か、彼が此れを咎めることはしないだろう、根拠はないが、他に心当たりのないミシェルは縋るような思いで店に立ち寄る]
…シャワーと着替え、貸してくれませんか?
[蒼白の表情で願った少女に、店番はどう応えただろうか。
翌日。その事件の事を覚えているものは、誰もおらず、男子生徒の姿はどこにも見当たらなかった。 研究所《ドック》の介入だという結論にたどり着くのは自然のこと。
―――少女の言葉使いが粗くなって、敢えてガサツで粗暴な振る舞いをとるようになったのは、翌日からのことだった*]
(340) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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