84 戀文村
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― 村はずれナタリア宅 ―
[老女の手には、1通の手紙がある。 それは他の手紙とは異なり、封が解かれている。 老女は、もうだいぶ遠くなった眼で、その文字を追う。]
(@0) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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《ねぇ、君は覚えていますか。 幼い日、2人で並んで読んだ童話。 この世で結ばれなかった恋人たちは、 死んだあと月の城でワルツを踊る、あの話。 僕は、君とこの世でワルツを踊ることは叶いそうにありません。 だから、一足先に月の城で君を待っています。 直ぐに来てほしいという思いもあるけれど、 君は不器用だからきっと僕の足を踏んでしまうと思うんだ。 だから、たくさんこの世でワルツを踊って練習してきてください。 そして、もう踊りつかれてどうしようもなくなったころに、 最後1回だけ僕と月で踊ってくれませんか。 踊りながら、君が生きて幸せだったこと 沢山話してくれることを、心から願っています。》
(@1) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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[孫が恋人に残した手紙。 けれど、その孫も、その恋人も、もうこの世には居ない。
戦争が終わった後に、渡して欲しいと願われた手紙。 約束を違えて、手渡してしまった過去を老婆は悔いる。 彼女は、他の誰と踊りたくはない、と。 孫の後を追ってしまった。
ゆるく息を吐いた老婆は、視線を手元から書棚へと移す。 そこには、他の招集されていった者たちの想いがある。
1人1通のみ。渡すのは戦火が明けてから。
そのような約束で、手紙を預かるのは、その悔いがあるからなのだろう*]
(@2) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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