244 とある生徒会長の日常
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…え。 すでに1人も入りたいって言ってきているの? うれしい。
[後輩も出来ればますます部活動への昇格もして貰いやすくなるだろう。 貴紗が思わず手を合わせ、にこにこしていると。 料理部主催でお疲れ様&おめでとう会があると誘われる。]
(19) simotuki 2016/01/24(Sun) 21時頃
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……あ、ごめんなさい。
ちょっと、返事しないといけない事があるから。 私は遅れていくわ。 先に楽しんでて。
[そう答えると同志の用意した新しいストールを羽織り。 貴紗はベッドから立ち上がる。
尚、にやにや笑いつつも『お熱いですね!』等と不適切な発言した同志は、暗黒微笑と共にスヌードで口を塞がれる刑に処された。]
(20) simotuki 2016/01/24(Sun) 21時頃
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猫神くん、今大丈夫?
[そして、保健室の中を見回して。 居ないようなら化学部の部室まで尋ねって行って、声をかけた。]
(21) simotuki 2016/01/24(Sun) 21時頃
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―新入生歓迎会の後― [校舎内は歓迎会と比較すると大分静まり返っていた。 化学部にもちゃっかりと入部希望者がいた結果にそれなりに満足はしていた…が……]
解せぬ……にゃ…。
[部長の凱旋を心待ちにしてくれていると信じていた部員達は、副部長を筆頭に反乱を起こしていた。]
僕、部長なのににゃんでこんにゃ目に……。
[身体の怪我は偉大なる保健委員の手によって回復したにも関わらず、部員達反乱軍の手により改めてリンチを受けた。
聞くところによると、あの脱衣薬のせいで部員達は相当肩身の狭い思いをしていたらしく、とかく謝罪を繰り返して回っていたとか…。]
部長の尻拭いまでやってくれる部員達には感謝ににゃんだけど…。
[化学部の部室でもある化学実験室を振り返る。]
副部長達は入部希望者達と楽しく打ち上げ…にゃのに、にゃんで僕はリンチされた挙句、掃除までさせられてるにゃ?
(22) りおん 2016/01/24(Sun) 23時半頃
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[あの後、散々部員達に叱られ、リンチされ、各被害を受けた部活の女性陣達に謝罪のため連行され、その先でもリンチを受けた。]
ま、自業自得といえばそうにゃんだけど…。 しっかり入部希望者も集まったんにゃから結果オーライなはずにゃ。
[そうして、最後に罰として各被害部達の部室、並びに化学実験室の掃除を命じられ、仕方なくせっせと掃除を行っている。]
にゃあー!!!! やっぱりこれはやり過ぎだにゃ!! 心身共にボロボロにゃ!!
[深い溜息と共に窓の外の夕焼けに視線を向ける。]
夕焼けが目に沁みるにゃ…。
[もういい加減帰宅しようかと、掃除道具とにらめっこしていると、ノックと共に貴紗の声に視線を扉へと向けた。]
(23) りおん 2016/01/24(Sun) 23時半頃
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にゃ??貴紗にゃんじゃにゃいか。 優勝おめでとうにゃ。
ま、同時優勝という結果には納得しにゃさそうだけど。
[にゃはははは、と改めて笑い声を上げて、それから首を傾げた。]
打ち上げとか行かにゃかったのかにゃ??
[掃除道具を手にしたまま、机に腰掛けながら不思議そうに訊ねる。]
(24) りおん 2016/01/24(Sun) 23時半頃
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―化学室―
そうね。 勝てなかったのは残念だけど、ありがとう。
[祝いの言葉>>24にお礼を言ってから。 他に誰もいないように見える部屋の中を軽く見回す。]
ひとりで掃除 なんだか戦った時よりもボロボロになっている気がするけど。
……。
……返事はいつでもいいって言ったのは貴方でしょう。
[特徴的な笑い声は元気そうだったけれど。 不思議そうな猫神を少しだけ睨むように見詰めた。]
(25) simotuki 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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それとも。 冗談か意趣返しだったのかしら。
……まあいいわ。
[良く寝て酔いは醒めたはずなのに。 少しだけ息苦しく感じて、ゆっくり深呼吸する。]
(26) simotuki 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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告白の、返事に来たわ。
あんなこと急に言われてびっくりしたし。 どう返事したらいいかとか、どうしたらいいのかとか。 全然、そういう事は分からなかったんだけど。
その……あの……。 嫌じゃないし、悪い気はしない、というか。
嬉しい、かな、って思ったの。
[頬に熱が集まって。 猫神を直視し続けていられずに視線を下の方向へと逸らす。]
(27) simotuki 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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にゃはははは、ちょっとした罰ゲームみたいなものにゃ。 掃除は…嫌いじゃにゃいから構わにゃいけどにゃ。
[箒をじっと見て、そういえば貴紗もあの件で怒っていたなぁとは思うが、アレでチャラにして欲しいのが本音だ。]
戦いの傷は癒えたにゃ。 これは……言うなれば責任《漢の勲章》にゃ。
[あの薬はもう二度と作らないと誓わされたが、そこにはロマンがあったのだ。 アレにロマンを見出さない漢は、人としては正しくとも、漢のとしては間違っている。 だからあれでよかったのだ。…涙が止まらないけど。]
にゃ? いつでもいいとは言ったけど、こんにゃに早く来るとは思わなかったにゃ。
[にゃはははは、といつもの笑い声はどこか照れくさい。 ただ、悪い返事なら今日はご遠慮願いたいのが本音ではある。 心身共にボロボロになったら再起不能もある。
が、いつでもいいと言った以上、返事は黙って聞く。]
(28) りおん 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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にゃ…?? 貴紗にゃんもおにゃの子にゃ。好意を寄せられて嬉しいのは普通にゃ。
[ただ、視線が下に向けられれば、少しばかり頬を掻き、机から降りて貴紗に近寄る。]
問題はその後にゃ。 好意を寄せられたからの嬉しさにゃのか、僕の本音に対して特別に嬉しかったのか…にゃ。
後者なら、僕はその返事を僕に都合のいいように受け取るにゃ。
[変わらず笑って、猫耳フードを取って、目をじっと向ける。]
どっちか…聞いていいかな?
[最後の言葉は、真面目に問いかけた。]
(29) りおん 2016/01/25(Mon) 00時半頃
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…………いじわるね。
[猫神>>29の近付いてくる気配に顔を上げる。 猫耳フードが無くなっていたのに少し怯んで、視線が揺れる。]
嬉しかったわ、ごめんなさい。
ただそう言う為だけに。 祝勝祝いも兼ねた打ち上げに、優勝者の私が行かずに来たと思うの?
[言いながらポケットからかぎ針と毛糸玉を取りだし、ゆっくりと編み出す。]
(30) simotuki 2016/01/25(Mon) 01時頃
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はっきり言って。 貴方のやった事もロマンも認めようがないわ。 今でも思い出すと粛清だって張り倒したいくらい。
でも。 それでも、嬉しかったのは特別じゃないの?
[じっと猫神を見つめ返したまま。 手元を見もせずに編み上がった黒いマフラーを彼へと押し付けて。]
(31) simotuki 2016/01/25(Mon) 01時頃
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都合のいいように受け取っていいわ。 そのかわりこれからその性根を叩き直すから。
[真っ赤な顔でまた顔をそむけた。]
(32) simotuki 2016/01/25(Mon) 01時頃
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にゃはははは、意地悪と悪戯は猫の専売特許にゃ。
[意地悪と言われれば、いつものように笑いかけて答える。 それでも、祝勝会の打ち上げより優先してくれた事に素直に顔を赤らめて笑みを浮かべた。]
そうだにゃ、こればかりは漢のロマンにゃ。 漢はロマンを追い続けるものにゃ。
[押し付けられたマフラーに視線を落とす。 それから顔を背けた貴紗に視線を戻して…。]
性根…。
[受け取ったマフラーを自分の首と、貴紗の首に巻いて。]
貴紗に嫌われそうな事は今後はしないように肝に命じとくよ。
[そう言って、恥ずかしそうに猫耳フードを被り直した。]
(33) りおん 2016/01/25(Mon) 01時半頃
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漢のロマンって本当にわからない。
[首にマフラーを巻かれる感触。 視線を戻してみればもう片方の端は猫神の首に巻かれている。]
でも実行しないなら。 呆れても怒りはしないから。
……。
ありがとう。 少し、季節はずれだったわね。
[ほてる頬にそう呟いて、マフラーに触れた。*]
(34) simotuki 2016/01/25(Mon) 02時頃
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貴紗みたいに可愛い女の子には、理解出来ないかもね。
[いつもと違う、くくっと小さく笑い声を漏らす。 ただ、呆れはしても、なんて言われてしまえば、やはりどこか照れ臭い。]
もう…春だからな…少しずつ暖かくなっていく。 でも…いいじゃないか。 次の季節も一緒にいたいから…さ。
[そこまで言えばもう限界だったらしく、再びにゃはははと、いつもの笑い声。 それでも、その距離は、離れることがないように…**]
(35) りおん 2016/01/25(Mon) 02時半頃
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― 後日:手芸室 ―
[結局、手芸部に入部希望した生徒は何人だったろう。 本当に一人という事になっては存続が危ういが。
……最近身に覚えのない視線が多くなったから その延長線で手芸に興味を持つ者がいるかも知れない。]
さて、今日は新入部員を加えての初めての部活動だ。
[皆の前に立つのは、部長を継いだ少年。]
(36) よつば 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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まずは基本の………
[針の糸通し? いや、最初からそれでは楽しさは伝わらない。 基礎を身につけたいと思ったら自ら針を取るだろう。
少年は、ゆっくりと自身の言葉を否定するように首を振り]
(37) よつば 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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─ 夕方:保健室 ─
………… っ
[―――――長い夢を、見ていました。 はっと目を覚ませば、保健室のベッドの上。 随分とぐーっすり眠っていたようですね。]
……うわ、もう日暮れ時じゃないか。 大したもんだねェ、あのハーブティーは……
[当然、もうとっくに歓迎会は終わってますよ。 聞いた話、最終決戦はあの奉仕部と編み物同好会! 仕方ありませんが、見逃したのが悔やまれますね。]
(38) 2G 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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好きなものを作ろう。
洋服でも、ぬいぐるみでも何でも良い。 俺達に作れないものはないんだからな。
[それから、新入部員一人一人に上級生が付き 彼らそれぞれの望むものを作り出す。
難しい部分は部員達が技を披露してみせ 簡単な部分は、新入部員にも任せてみたり。 作る事の楽しさを、少しずつ教えていくように。]
(39) よつば 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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………いやァ申し訳ない、力及ばず。 来年は、コショウと煙の対策をしないとねェ…… [訪れてきた部員や先輩達には、ぺこりと頭を下げる。 それでも労ってくれるってんだから、有難い限りです。]
あー……ははは、頭山は……ありゃ不覚だった…… 宣伝にでもなってりゃァ良いんだが……
[まあ、次の日から「チェリー部長」なんていう 恥ずかしーいあだ名がついたりもしましたが、ね?]
(40) 2G 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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[まだ出来ない事が多い一年生がこれからどこまで伸びるのか 少年は一年前の自身を思い出し、静かに笑う。]
この部分は君が? ……筋が良いな。一年前の俺よりずっと上手い。
[例え先代より技術や力が劣っていようとも。 手芸の楽しさを教えるのには、別のやり方もある筈と 少年は、少年なりに後の世代へ教えていくのだ。
>>1:2少年の指には、手芸部部長が継いでいく『金指・貫』が 新入生歓迎会の時よりも誇らしげに、輝いていた**]
(41) よつば 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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……ああ、藤乃木か?
[>>40聴こえた声に、意識を浮上させる。 先程よりはだいぶ頭もすっとした、これならどうにか自力で帰れそうだ。]
途中途中、聴こえていたよ。 ……決着を付けれず終いで、済まない。
[人の声が減った頃合を見計らったつもりだったが。 声は、届いたかどうか。]
(42) yuo 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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……そこに居たか、狩生。
[>>42 部員たちとの会話が落ち着いた頃。 ベッド2つほど向こうへ離れた場所から聞こえたのは、 昼間よりも掠れた、けれど聞き覚えのある声です。] いま聞いたよ、熱があったんだって?
[寿限無をやった時には、とんと気付かなかった。 それほど無理をしていたって事かもしれませんね。]
(43) 2G 2016/01/25(Mon) 22時半頃
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気にするな。おれだって大口叩いてこのザマさ。
[済まない、といい言葉には、明るいお返事。]
……それに、風邪っぴきのお前に勝った所で 張り合いがないってもんだろう?
だから休め。 休んで、治ったら、おれ達だけの「延長戦」だ。
[少しからかうように、にっと笑って言いました。]
(44) 2G 2016/01/25(Mon) 23時頃
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ディーンは、少ない!!!
よつば 2016/01/25(Mon) 23時頃
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らしくない、よな。 まあ、【風邪を引いていない演技】だったとでも思ってくれ。
[きっと本当は、己の背負った物へのプレッシャーで、己の限界を見失っていたのだろうけど。]
……そうだな。 どうせお互い暫くは、仮入部の部員達へ魅せる物もあるだろうし。
まだまだ、勝負は終わりそうにないな?
[>>44この調子なら、1人も見学に来れば上々だろうか。 それでも。声音に滲む好敵手の笑みに、にいと。笑みを浮かべて応えた。]
(45) yuo 2016/01/25(Mon) 23時半頃
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ふ……大した演技力だよ、まったく。
[最初に言ってくれれば……とは思ったものの、 まあ、誰だって好敵手《ライバル》には 自分の弱みを見せたくありませんからね。]
嗚呼、本当に忙しいのはこれからだよ。
さあ、どちらが真の寿限無を取るか…… こんどこそ、真剣勝負だ。
……ああ、場所は小会議室にしとくれよ? うちは「にえT」が幅を利かせてるんでね。
[まったく…素直じゃないですねェ、その言い方は。 本当は、風邪で後れを取った演劇部の為なのに。 ざっと見積もって、1人程は集まるでしょう、 その後どちらに入るかは、寿限無次第ですがね?]
(46) 2G 2016/01/26(Tue) 00時頃
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そうだね、今度こそは…………
[けれども、本当は。 脚本だけでは伝わらぬ間合いから、ふと。 何かを感じ取れた気がして。]
…………ありがとう。
[返す言葉の小ささは。多分、矜持と照れのせい。**]
(47) yuo 2016/01/26(Tue) 00時頃
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………ふっ、よせやい。
[ありがとう、だなんて。そんな事を言われる 筋合いはないと、恥ずかしげに目を逸らして。]
ほれ、これでも食って早く治せ。 でなきゃ、新入生が他に流れちまうからなァ。
[ぽすっ]
………それじゃ、またな。
[手を振った立ち去り際、狩生の頭に乗せたのは、 >>4:79 ラップに包まれベッドに添えられていた、 美濃に貰った味噌まんじゅうでございます。
――――まんじゅうこわいとは言いますが、その心は。 「互いに恐れあい、裏腹に仲良く、共に居よう」と**]
(48) 2G 2016/01/26(Tue) 00時半頃
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