42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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[自分の言葉に、なにかサイラスを滅入らせるような要素はあっただろうか。考えたけれど、思い当たらない。自分はただ、彼の身を心配しただけだ。 内心首をひねっていると、ドアの開く音がする。]
―――あ。夕顔。 こんにちは。
[喫茶店の常連同士。彼女の顔は見知っていた。 サイラスに向けていた怪訝な表情は消して、小さく笑みを浮かべて挨拶した。]
(176) 2011/01/16(Sun) 22時半頃
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―時雨家の居間― [異国に来ているはずなのに、まるで帰ってきたかのような錯覚に落ちるほど]
何故人形が人間と一緒に舞台に上がるか、なんて聞かれるのかと冷や冷やしておりましたが。実はある程度答えは用意されて居たりします。遠慮なさらずにどうぞ?
どのように。それはこちらが聞きたい所で御座います。 時雨さんはどうやって私を守るおつもりなのかと。
…………いっそ、今夜の公演で私が人形だとばらしてしまったほうが良いかもしれませんね。
[人形を公言してしまえば、犯人も自分を狙いやすくなるだろう]
(177) 2011/01/16(Sun) 22時半頃
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おーおーそうだとも。 例えジジイになっても俺は自分の生き方は曲げん!
[失言に内心しまった、と思いつつも、何でもない振りをして言い返す。 いつも通りの表情を作れたはず、だが]
…は?フランスパンがどうしたって?
[流石に訳が分からなかったようで、思いっきり変な顔になった]
(178) 2011/01/16(Sun) 22時半頃
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・・・こんにちは。
[ソフィアに挨拶をされれば何時ものように淡々と返して]
・・・・・・・・・
[サイラスにケイトの事を聞きたかったが、人目が気になるため聞くに聞けず]
・・・・・・大変な事になってしまいましたね。
[珍しく...から口を開き、様子を見る]
(179) 2011/01/16(Sun) 22時半頃
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くっ、全く、口が減らないんだから…!
[ものすごくレベルの低い問答だと理解していても、引くに引けない。じと目でにらみ返していたが、フランスパンについて聞き返されると、ぐっと言葉に詰まった。 あれは馬鹿だった。ものすごく馬鹿馬鹿しかった。どうしてよりにもよって思いついた言い訳があれなのか。]
その。フランスパン占いの話し、こないだしたでしょ。あれ、次の日もやってみたの。私の名前でも、サイモンさんの名前でも折れなかったのに、サイラスの名前を言って振った途端ぼっきり折れたんだよ! おかげでフランスパン、また買い取りになったんだから! だから、その。なにか不吉な感じなの! 虫の知らせなの! …多分。
[後半は半ばやけくそだった。]
…それに、それにさ。 一応、サイラスみたいのでも、その、友達だって、思ってるしさ。 それに―――
[やっぱり黙ってはいられなかった。思い切って、言った。]
それに…サイラスのこと、心配してる人に、頼まれたから、さ。
[誰だとは、言えなかったけれど。]
(180) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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人間と人形がともに舞台に。 そんなものは詮索しても仕方なかろう。
佐村屋の舞台は素晴らしい……この一言で良いではないか。
[護衛の件に、ふむ、と首を傾げ]
護衛は、やはり儂が鏡花殿に付きっきりとなって……。 ………いや、どうやって付きっきりになるかを考えねばな。
う〜ん……。
(181) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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>>177 [驚き、卓袱台を叩き]
それは……っ! 鏡花殿、幾ら何でもそれは危険すぎる! 何故そんな、自ら狙われるような真似を!
[そこではっと我に返り]
……護り通せと、申すのか?
(182) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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[大変なこと。 何の話かすぐに察しはついた。 昨晩のことはこちらの独断、詳細を確認しにきたのだろう]
…そうだな、今丁度ソフィアともその話してたんだよ。
[出来上がったココアを店主から受け取り、夕顔の元へと運ぶ]
お待たせいたしました。
[かちゃり、テーブルにココアを置く。 自然と頭の位置が下がり、夕顔のそばへ]
(183) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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[珍しく夕顔から話を振られた。>>179 いつもの自分なら喜ぶところなのだが、話題が話題で。 夕顔をしばらく見つめ、そっと目を伏せる。]
―――うん。 夕顔も、気をつけなくちゃ駄目だよ?
[そう言ってから、顔を上げて、少し明るい声を出す。]
聞いてよ、夕顔。サイラスにもさっきからそう言ってるのに、サイラスったら素直に人の厚意も受け取らないんだよー? 酷いよねー?
[そんな風に言って夕顔を味方につけようと。]
(184) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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[フランスパン占いについてソフィアの話を聞いているうちに、 だんだんと笑いがこみ上げてくる。 まだやってたのか、あれ]
そっ、そだな、っ…そりゃ、くくっ… 確かに、不吉……ぶはっ、あはは!
[必死の抵抗も虚しく、思いっきり笑い声が響く。 前回はラルフのトレイだったが、今回は店主のじと目が飛んできた]
はーっ、悪い悪い。 …そっか、うん。
[ゆっくりと頷きながらソフィアの話を聞いて。 それから、少し首をかしげる]
心配してる人、って…
(185) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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―→広場― ……だからそんなのは買わないと言ってるだろ。 今日はチョコアーモンドで。
[相変わらず勧められる特製クレープに苦笑 購入すれば、広場へと向かう]
……やれやれ、あんなトコ行くもんじゃないねぇ。 世話になった身としては、肩身が狭い。
[ぐる、と大きく肩を回す その辺りを適当に歩いていれば 夕顔が出会った露店商>>171に出くわした 同じように手鏡を勧められれば]
へぇ。漆塗りだなんて珍しいじゃないか。 一つ貰おうかねぇ。
[毎度あり、と商人が言えば その鏡を懐へと入れて、ベンチに腰掛けた]
(186) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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流石に始終べったりでは、犯人でなくとも怪しいと思われます。 佐村鏡花に何かあるのかと勘繰られるのも面倒ですし。
[静かに湯飲みを傾ける、声を荒げる慶三郎にすら動じることなく面を上げるとその顔を見つめ微笑んだ]
何より、貴方ならそれが可能だ。 そういうことでしょう。
(187) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23時頃
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[やっぱり笑われた>>185。案の定笑われた。]
そ、そんなに笑うことないでしょー!
[膨れながらも、サイラスが笑ったことに少し安心する。 サイラスは落ち着いた後、珍しく素直にこちらの話を聞いてくれた。首を傾げられると、こちらも首を傾げ返してみせる。]
さあね? 自分で考えてみたらー? でも、私は約束しちゃったからね。だからサイラスの事、気にするよ? それはもうサイラスにはどうにもならないの! 仕方ないの! あきらめるんだねー。
[言わなかったのは、意地悪心が半分。サイラスが、自分で気づいてほしいと思う心が半分。]
(188) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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・・・・・・ありがとうございます。
[サイラスからココアを受け取ると、早速口に運ぶ。走り疲れた体にはココアの甘さが心地よかった]
・・・はい。気をつけます。ご主人様も警備を厳重にすると仰られてましたし、きっと大丈夫です。
[ソフィアに頷く。サイラスの話を聞けばじっとサイラスを見つめて]
・・・・・・・・・サイラスさん酷いです。
[ソフィアに着く事にしたらしい]
(189) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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[ぼんやりとした意識が戻る。 不思議な空間。光とも闇とも付かないものが辺りに満ちて まるで水中を漂っているような感じを覚える]
……ここは……私、は……
[やがて、自分の名を呼ぶ声が聞こえる。 どこからやってきたのか、息を切らした一人の少女の姿が見えて]
……ミッシェル……ここは…… ……私はあの時、首を絞められて……
[呆然とした表情を浮かべて、ゆっくりと呟いた]
(+10) 2011/01/16(Sun) 23時頃
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…………。
[暫し湯呑みを握りしめたまま押し黙っていたが]
嘘偽りなど、口にせん。
約束する。 たとえ何があろうと、身を挺してでも護り抜こう。
(190) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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[ソフィアは、味方を、手に入れた!>>189]
だよねだよね! 夕顔もそう思うよね!
[我が意を得たりとばかりに頷く。]
でも、夕顔も。お屋敷の中は安全かもしれないけど、こんな風に出歩いてる時は十分気をつけるんだよー? 夕顔、小さくて可愛いから、あっさり物陰とかに引きずり込まれたりしちゃいそうでなんだか心配だよ。
[自身の小柄は棚に上げてそんな風に心配した。]
(191) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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慶三郎は、サイラスとは、今日はまだ会っていない。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
サイラスは、ソフィアの言動にまだ笑っている。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
慶三郎は、ソフィアの店に明日あたり行っておかないと、買い置きのパンが無くなる。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
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18にもなってそんな愉快なことをしてるお前が悪い!
[ざっくり切り捨てた。 それからちょっと笑いがぶり返してきて、また吹いた]
んだよ。やるようになったじゃん。 へーへー分かりましたー、もう聞きませんー。
[複雑な顔をして、拗ねたような口調で言う。
ソフィアの言動から、「心配してる人」とやらの察しはなんとなくついたけれど。 昨晩の光景が脳裏に浮かんで――深く考えることを放棄した]
(192) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
サイラスは、夕顔にまで敵に回られて、「うっ」とたじろいだ。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
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だ、だって。あんなにあっさり折れるなんて、やっぱりおかしいなと思って、確かめたくなっちゃったんだもん。 わ、笑うなー!
[弱々しい反論を試みる。しかし、最初の動機がそれでも、途中から少し悪乗りしていた事は否めなかった。 拗ねたような口調で、「もう聞かない」と言うサイラス>>192をじっと見つめた。]
そりゃあ、もう18にもなってますから? 私だって言う時は言うんですよーだ。
[返ってきたサイラスからの返答は、拗ねたような口調で。だけれど、浮かぶ表情は拗ねたそれではない。 軽口を叩きながら、サイラスの顔に浮かぶ、複雑な表情に少し目を細めた。]
(193) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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契約完了、ですね。ふふ、時雨さんならそう仰って頂けると信じておりました。
[答えに頷き、慶三郎の手に触れようと手を伸ばそうとした所で玄関から人の声が聞こえる]
……時間の様です、お茶ご馳走様でした。 行きましょう。
(194) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23時半頃
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・・・はい。サイラスさん酷いです。
[楽しげなソフィアに同意するようにサイラスをじっと見つめる。続く心配の言葉には微かに視線を伏せて]
大丈夫ですよ。・・・私は、人間ですから・・・
[自分に言い聞かせるように呟く]
(195) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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なんだよう、二人がかりは卑怯だぞー。
[夕顔が味方についた>>189ことで、ソフィアが明らかにパワーアップした>>191]
そんな面白いことして笑うなとか、お前あれか、鬼畜か。 夕顔も「フランスパン占いー!」は笑っちまうよなあ?
[さりげなく寝返りを促してみた]
ちぇっ。つーまーんーねー。 ソフィアはいじられてこそのソフィアじゃねーのかよ。
[なにげに酷い暴言を吐いて、そっぽを向くように視線を外す。 表情がうまく作れなくて、少し焦りはじめていた]
(196) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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[触れそうになる指先に、一瞬、心臓が跳ね上がった気がした。 いやいや自分にそういう趣味は……と言い聞かせるが、言葉での嘘すらつけぬ者が、己の心にどうして嘘がつけようか]
………いよいよもって、いかんな。
[聞こえない程度の声で呟き、自嘲し]
うむ、では参ろうか。
[念のため、きっちりと施錠を確認してから、鏡花を伴い芝居小屋へと向かった]
(197) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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・・・・・・・・・
[フランスパン占いの事をサイラスから聞くと、サイラスとソフィアを交互に見て]
・・・・・・サイラスさんは酷いけど、フランスパン占いも面白いと思います。
[間で揺れていた]
(198) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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[帰り道、また喫茶店の前を通りかかった。 そこにはいつものように、見慣れた顔が幾つかあったが]
………。
[サイラスが、ひどく動揺しているような気がした。 傍にいるソフィアと夕顔の所為だろうか……]
……そんなことがあるものか。
[吐き捨てるが、やはりどうも、蟠りが生じる]
(199) 2011/01/16(Sun) 23時半頃
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人間も、お人形もあんまり変わらないと思うけどなあ。 ケイトはまるっきり人間みたいだし、夕顔はお人形みたいに可愛いし。
[夕顔の内心など露知らず、自分は人間だから、と言う夕顔>>195を心配そうに見つめる。]
人間だからって、安心できないよ。 …この街は、そんな街じゃなかったと、思ってたんだけど。
[声音は少し寂しげに。けれど、サイラスに卑怯だ、と言われると>>196、すぐに声は明るく弾んだ。]
そりゃあ、私たちはか弱い女の子ですから? 二人がかりくらいでちょうどいいんですー。
[ねーっ?と夕顔に首を傾げてみせて。]
いつまでもいじられてばっかりのソフィアじゃないのですよ、サイラスくん。 いじり方にだって磨きをかけないと、私だって日々成長してるんですー。
[にやにやと笑いながらそんな風に言うけれど、さりげなく視線を外されれば、わずかに違和感を覚えた。]
(200) 2011/01/17(Mon) 00時頃
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ソフィアは、夕顔に、「お、面白いと思うくらいならいいんだよ。あんなに笑いとばさなければっ」と味方の確保に必死。
2011/01/17(Mon) 00時頃
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[自分は今何をしようとしていたのだろうか。 衝動的に伸ばした手を引っ込め、きゅっと握り締め芝居小屋へ向かう。
途中喫茶店でまだ会話している面々の顔をちらりと見る。 慶三郎の呟きの意味は良く解らなかった]
大物が釣れれば良いのですが。
[芝居小屋へ到着すれば通し稽古や打ち合わせで忙しく動き回り、夜には満杯の客と報道陣の前で自分が人間ではない事を大々的にカミングアウトしただろう]
(201) 2011/01/17(Mon) 00時頃
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な、な。あれはないよな?しかも何度もやってんだぜ?
[揺れている夕顔を引き込もうと、さらにたたみかける]
あー!ソフィアにこんな扱いされる日が来るなんてっ!! 見てろよ、すぐにまたいじり倒しちゃる〜……
[今度は、いじけた振りをしてがくりと頭を垂れる。 徹底して視線は合わさなかった]
(202) 2011/01/17(Mon) 00時頃
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頑張っていじりの道を研鑽するんだね、サイラスくん。
[ふふん、と笑っていじけるサイラスを見やる。先程から感じている違和感。]
―――…
[ふと、口をつぐんでサイラスを見つめた。ああそうだ、と思う。 目が合わない。それが問題なのではない。 先程から、ずっと。サイラスの言動は、 ―――わざとらしい。]
(203) 2011/01/17(Mon) 00時頃
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[舞台袖で(もしかしたら、またあの席で)己が人形であることを世間に公表する鏡花の姿を、ただじっと見つめる]
約束は、必ず果たしてみせる。 何があろうと、護り通す。
[その呟きは、周囲の喧噪に呑まれ、おそらく誰の耳にも届かなかっただろうけれど]
(204) 2011/01/17(Mon) 00時頃
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