261 甘き死よ、来たれ
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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f*ck!またチオチモリンと二酸化炭素分圧だし! エアコンがコンタミるしスタグるしf*ck'nオーロラの季節だし、ガルタイトもサクラダイトもf*ck'n高っけーし…
同日 整備日誌 定期点検。ただちに健康に影響はないが、擦過痕…
(0) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[重力ゼロの世界に、その青年はいた。
隕石が間近を通過して、 宇宙船は激しい衝撃を受けた。
勢いよく宇宙空間を流れゆき、 同胞は頭を打って、或いは窒息して、死んでいった。
最早、宇宙ステーションに到達することも不可能だ。
地球が、赤く赤く染まる様を、愕然としたまま見つめ やがて呟く。]
――f*ck!
(1) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[空気ボンベの残りが少ない。 このまま宇宙で死ぬくらいなら、 一度くらい、故郷の地を踏みしめたかった。
駄目で元々。小型のロケットで大気圏突入にする。
このまま死ぬのか。意識は朦朧として、―――]
(2) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[宇宙飛行士は、海に落ちた。
溺れかけて、意識を取り戻し、 何度も手足をばたつかせる。
機体から抜け出すと、
残り少ない体力で海岸にたどり着くが 長く宇宙空間にいたせいで、重力に押しつぶされるかのよう。 身動きが取れず、意識はふつりとまた途切れる。
かろうじて息はあるようだ。 その後どうなったか――。**]
(3) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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保安技師 ナユタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(保安技師 ナユタは村を出ました)
2017年、元旦。
発展の一途を辿っていた地球という星は
突如、破滅へと向かい始める。
大型隕石が、某国に墜落。
世界中を震撼させ、そして数日をかけて
実被害が、全世界を侵蝕していった。
それから1〜2ヶ月もすれば、
生きている人間は、ごくごく僅かとなっていた。
残酷な災害の爪痕を残す街並み。
科学の最先端であった街すら、今では見る影もない。
電気の通らぬ信号は、存在意義を失って、佇んでいるだけだ。
(#0) 2016/12/13(Tue) 00時頃
日本で生き残った人々も、感染症に羅患しており
あと数日の命であることを約束されている。
その感染症は、科学的に全く解明されていない類のものだった。
どのように死ぬのかは、わからない。
とても苦しい死に方なのか、安らかに逝けるのか。
目を逸らしたくなるような腐乱死体が残ることもあれば、
死体は残らず、そこに花が咲いた、なんて話もある。
(#1) 2016/12/13(Tue) 00時頃
奇しくも近くに有る四つのシェルターに集まった人々。
北は険しい山。東は土砂崩れの先にある海。
南へのは毒沼と、消えることを知らぬ炎が揺れており、
通ることはできない。
西には往くことが出来るだろうが、
その先は、さてどうなっていたか―――…
酷く冷え込んだ三月下旬。
桜の花弁が花開くと同時に、
雪がはらはらと舞い落ちていた。**
(#2) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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― 北シェルター ―
[すぅ、すぅと眠りに落ちていた。 淡い夢は弾けて消える。
何が夢なのか。 幸福だった日々なのか、この世界なのか 境界線は曖昧すぎる。
孤独感を覚え、傍に置いたぬいぐるみを抱き寄せた。 黒猫のぬいぐるみは、ぼろぼろになってしまっている。]
(4) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[シェルターは、そう広い空間ではない。 ひとつの部屋に、少しの物資と、人の寝床がある程度。 ほかのシェルターはまた違うかもしれないけれど。
緩慢に立ち上がり、お気に入りだったピンクのワンピースの裾を揺らす。襤褸になってしまったし、寒さを凌ぐ為の白いダウンジャケットは、穴が空いて中身が飛び出しているし。
階段を登り扉を開ければ、雪と灰の混じった粉が空から降り注ぐ。 変わらぬ光景だけれど、私の瞳はこの光景を あと何度見ることが出来るのだろう。
仰いだ空の遠い蒼を、私は憎めるかしら。]
(5) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[黒猫のぬいぐるみの手を握って、外へ出れば 吸い込む空気。
けふ、と。咳き込んだ。
マスクをしてくるべきだったかな。 既に病気に侵されているからマスクなんか意味がないと 一か月前に亡くなった、お医者様の遺言。 だけれど汚れた空気へのフィルターくらいには、なるでしょう。
この日本で、生き残っているのは、この周辺にいる人達と 他は、どこなのかわからないけれど、ごく僅かなのだそう。 そんな根拠のないことを言ったのは、どこの誰だったか。]
(6) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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[狭い島国だからこそ、感染症には弱かったのかもしれない。 死んでいく人を何人も見てしまった。 それは、痛々しかったり、吐気を催すものであったり 時には美しい死に様もあった。
私達はじきに死ぬ、そう約束されて、生きている。 何故今すぐ死なないのかな。]
……生きていても、意味はないのに。
[くつ、と己を軽蔑する笑み。 琥珀色の首飾りに触れてから、黒猫を連れて徘徊する。 そんな私を奇異の目で見る者がいても、いなくても どうせ視線すら、終わりの一節に、すぎないのだ。]
(7) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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―北シェルター近く―
[瓦礫の間から、ちいさな菫の花が顔を出している。 こんな世界でも、まだ生きている植物は逞しい。]
あなたは、私よりも長生きをするの?
[汚染された空気の中で、健気に咲くその花を]
……そんなの狡い。
[伸ばした指先。弧を描く唇。
菫の花は、美しく咲いて、私よりも生を謳歌するのだろうか。 ずるい、ずるい。死んでしまったのに。 私も死んでしまうのに。
嗚呼、 握りつぶしてしまいたい**]
(8) 2016/12/13(Tue) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 00時半頃
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[主たる神を讃えるうたを歌いながら、考えていたことがある。]
……どうか、あの子達に安らかな眠りを。
[そう祈りながら、涙を流して荒廃した世界を見つめながら。
祈り、歌い、指先を組んで膝を折って。 辛うじて息を繋いだ幼子たちに、己の食糧を分け与え、 神の救いを説きながら。……思っていた。
人々は瞬きの間に死に行き、ある者は花を咲かせ。 別の誰かは見るに堪えない死に様を晒して命を零す。 遺された気の遠くなるような数の死体を弔い、鎮魂を紡ぐ。 日常と化してしまった、非日常であらねばならない日々の中で、 金糸を揺らして。碧眼を伏せた。]
(9) 2016/12/13(Tue) 00時半頃
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[頭の中には、幼い日の記憶。 ずっとずっと気になっていた、けれど他愛もないこと。]
(答えはまだ、この手に掴めない)
[壊れた廃教会。] [かつては明るく救いの光に満ちていた場所。]
[少女の弔った子どもたちの墓が、淀んだ空を吸い込んで、 今ではすっかり見る影もない。 崩れそうな扉に触れる。今生き残っている人々の命だって これくらい、容易く崩れてしまうのだろう。
喉が痛むのは、蔓延ってどうにもならない病気のせいだ。 歌に乗せて尋ねられない代わりに 扉へ頭を預け、息を吐く。誰にでもなく問いかける。]
(10) 2016/12/13(Tue) 00時半頃
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(もしも世界が終わるなら、)
(どんな風景が見られるのでしょう)
(……辛いことがこれで終わると、幸せに笑う人がいるのか) (終わりに嘆くしかない人がいるのか)
(感情を吸い込んだ空の色は、せめて今より明るいのか)
(11) 2016/12/13(Tue) 00時半頃
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[桜の花弁が咲き綻んで、淡い薄桃を世界に添える。 はらりと溶け始めた雪が酷く不釣り合いで、 せめてもう少しマシな世界で咲けば良かったのにねと、意味もない同情を投げた。]
…………今日も、どうか皆をお守りください。 残り僅かな命なら、せめて、 自然の恐怖に怯えて生きずに済むように……。
[ひどく冷え込む季節のせいか、それとも――病のせいなのか。
ふるりと少し大袈裟なほど肩を震わせて、 少女は暫くの間、その場で祈りを*続けていた*]
(12) 2016/12/13(Tue) 00時半頃
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[深呼吸を一つ。 さあここに、幕を開けよう。]
……Ladies and Gentlemen! Welcome to the Circus stage……
[ここは毒の沼。 瘴気も蝕む首都の果て。]
とは言うものの、観客なんぞ誰も居ないんですけどね。
[眼前に広がる紫の観客席に向かって。 道化師(ピエロ)は一人、壇上に酔う。]
(13) 2016/12/13(Tue) 02時頃
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―南シェルター近く、毒沼のほとり―
[それは、燈明も動物もない、たった一人の奇術団。**]
(14) 2016/12/13(Tue) 02時頃
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[まるで人厭いの誰かが空想したみたいな、終末の世界。 今日も沢山が死んで、少しも産まれない。]
ああ。 死んじゃったんだ。
[この人のことが大切だった気がするけれど 死体を見下ろす自分に特に感慨は無かった。
だって、もうどうにもならないからね。 趣味の悪いゲームみたいな出来事ばかりでも、ヒーローはどこにもいないんだ。
思うことがあるとしたら これがどこかの誰かの心の中の物語なら、早く飽きて終わらせてくれたらいいのにな。 そんな願いにも昇華されない終わりへの感想。]
(15) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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[もう息をしていない肉と骨との構築物を屈んで見つめていた。 何人も死に際を見てきたけれど、この人は普通みたい。 どうして色んな死に方があるんだろうね。それは偉い人達にも知れなかったことなんだっけ?]
うーん……?
[そして、眺めていたらふと思うことがあった。首を捻って難しい顔になる。 この人の名前はなんだったかな、ただそれだけの疑問なんだけど。
随分一人で考えてみたんだけど、思い出せなかった。 けふりと咳が一つ落ちただけ。
もうこの死骸に関心が無くなって、廃墟を出ていくことにした。]
(16) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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神様は乗り越えられない試練は与えない。
[自分は独り言で悟りを開く趣味は無い、死に怯える人達に信心を説く宗教家でもない。 ただ偶然、廃教会の傍まで来たから。記憶に残っていた一説を口にしただけ。
なんとなく、足が一時止まったのは これ、嘘だったんじゃないかな?そう思ったから。**]
(17) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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[ さーて どうしよう。 どうしよう。ね。 どうしよっかな。
……どうしたら、楽に ? ]
(18) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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…… ねむ
[つぶやきに、返事はありました? いいえ、わかりません。あたしには、わかりません。 あたしにわかるのは、それが誰にあてた言葉でもないってことだけです。
そもそも今って、何時でしょうか。時計、なくしちゃって。 あれ、二十歳の誕生日に親に買ってもらったやつだったんです。大切にしてたんですけど、あのね、盗まれちゃったみたいなんですよね。 どうしてそういうこと、するんでしょう。今更そんなの、意味あるんでしょうか]
こまっちゃう な
[世界がこうなる前は、あたしももうちょっと考えるってことをしたんですけどね。 何だか、無駄だなって思ってしまって、それからは全部わかんないで済ませることにしました。何かいけませんか?]
(19) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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ごろごろ〜〜
[ごろん って。地面にそのまま寝転んでいるので、服が土塗れです。 女として、終わってますね?ええ。でもどうせ、誰も見ていませんよ。たぶんね。
何故地面に寝転んでいるのかって? 失礼ですね、そのくらいはあたしにもわかります。誰に強いられたわけでもありません。
何故って、ほら]
(20) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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………… きれい〜
[きったねー世界に咲く桜が、きれいで きれいで。 そんなの、見ないわけにはいかないじゃ*ないですか*]
(21) 2016/12/13(Tue) 02時半頃
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[彼らと顔を合わせたことはあっただろうか。
敬虔に神に祈る詩夜には、言葉を投げたことがあるはず。>>9 道化師のインパクトは、どうだったかな。>>14 頭の螺子外れてる?と思ってしまう女性は遠目に見た。>>21 青年は美しい顔立ちに、目が引かれることもあったか。>>17]
……ッ
[舌打ちを一つ打って、菫の花を摘むことはしなかった。 苛立ちでもないけれど、なんとなく落ち着かない。]
(22) 2016/12/13(Tue) 03時頃
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[桜並木の公園へと歩いていく。 ごろ、ごろんと、土まみれになりながら 彼女は花見をしているのだろうか?>>21]
なにしてんの。風邪ひくわよ。
[感染症の自分たちに風邪がどうのと言うのも可笑しな話だが]
いいや、それ以前にみっともないから! みょんこだっけ? あんた、もうちょっとしゃんとしたらどうなのよ。
[転がっている女に手を差し伸べてみるも 受けてもらえるか、どうか**]
(23) 2016/12/13(Tue) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 03時頃
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―回想・2016年クリスマスイヴ―
[その日、ベッドの枕元に置くはずだったのは 今引き連れている黒猫のぬいぐるみだった。
普段なら二人で寝て狭いくらいのベッド。 ひんやりと、冷気に晒され、冷たい感触だけがある。]
……意味なくなっちゃった、
[掠れた声。 黒猫を抱きしめることで、それ以上の嗚咽は堪える。
この黒猫は私だ。 死ぬまで一緒にいたかったのに、なぁ**]
(24) 2016/12/13(Tue) 06時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 06時頃
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[明るくなった気配に目が覚める。 のっそりと起き上がり、よろりとシェルターの前を流れる川の方へ歩き出す。]
はぁ、今日も生きてる
[感情のない目で明るくなった空を見つめ、ため息をついた。]
(25) 2016/12/13(Tue) 07時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 08時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 08時頃
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―――――ここに、 君がいた記憶を置いていこう ――――
(26) 2016/12/13(Tue) 08時半頃
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――東海岸――
[世界が変わってしまってから、毎朝花を握って海岸に足を運ぶ。 ここには斃れてしまった仲間達がいる。 最後まで生き残った私は生者の務めとして遺体を遺品を海が見渡せる丘に埋めた。]
…………。
[一人一人生きていた証、思い出は一つ一つ吐き出すように置いていく。]
(27) 2016/12/13(Tue) 09時頃
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[誰かが近付いてくる足音>>23は、聞こえましたか? いいえ、あたしには聞こえません。てっきりこの周りには、誰も居ないものかと。それもこれも、このきれいな桜のせい。
だからかけられた声には、ちょっとびっくりしちゃいました。表情は変わらず、ぼんやりと彼女を見るだけですけど。 こういうのね、結構不気味がられるんですよね。何考えてるかわかんない〜って。そりゃそうですよね。あたしにもわかりませんから]
なあに。心配してくれるの? やさしいね、おねえちゃんみたい。
[あたしなんかに声をかけてくれるんですから、彼女はいいこなんでしょう。 残念ながらもうとっくに、風邪より厄介な病気をわずらっていますから、その心配は無用ですけどね]
(28) 2016/12/13(Tue) 09時半頃
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だめ?駄目かな…… ここでねてると、さくらがね、落ちてくるの。 ひらひらって、きれいなのにな。
……あれ?なまえ… きみ、だれちゃんだっけ? まってね。
[まいちゃん…ゆいちゃんでしたっけ? 顔は覚えてるのに、どうしてすっと名前が出てこないんでしょう。あたしももう歳でしょうか。いいえ、まだまだそんなんじゃないはずですよ]
……ああ、あいちゃん。 ね。 あいちゃん でしょう?あたった?
ありがとう、あいちゃん。やさしいね。
[彼女の手を取って立ち上がります。ちょっと重かったかもしれませんけど、いいですよね? こう見えて小柄ですから、無事に立てたでしょう]
(29) 2016/12/13(Tue) 09時半頃
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このこは、おともだち?
──……名前はなんていうの? なでてもいい?
[あたしは言いながら、黒猫さん>>6に向けて首を傾げました。 名前、聞いたことあった気がします。きっと、初対面の時とかに。でももう聞いちゃってましたし、あたしもおぼえてませんでしたから、いっか。ってなりました。いいですよね?
かわいいかわいい、黒猫さん。 こんな状況でも持ち歩くっていうことは、大切なんでしょうか。いいな。大切なものが残っていて、うらやましい。 あたしの大切なものはもう、全部なくなっちゃいましたよ]
(30) 2016/12/13(Tue) 09時半頃
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[たぶん、嫌って言われたって、あたしは何も考えずに黒猫さんをなでるんでしょう。 あたしって、ほら、土埃まみれでしたから、嫌がられちゃったかもしれませんね**]
(31) 2016/12/13(Tue) 09時半頃
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[───酷く苦い。
奥歯で錠剤を組み砕けば当然のこと。 だけどその苦みが未だ生命を繋いでいることを実感させてくれる。 そして直に訪れる多幸感が生きていることを忘れさせてくれるだろう。
モニタに映るのは通信エラーの嵐。 中継機のアンテナを直したところで繋ぐ相手がいなければ結局は意味がない。 少なくともここの周辺に応答するモノはない。
悔しさも憤りもなく、ただ納得だけがあった。]
(32) 2016/12/13(Tue) 09時半頃
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[驚いた顔で私を見る、みょんこ。>>28 みょんこってのも変な渾名だけれど、 私は彼女の本名を知らなかった。]
心配とかじゃないから。 みっともないって思っただけ。
お姉ちゃんなんてやめてよ、 あなたの方がどう見ても年上でしょうに。
[見上げれば、桜の花がひらひらと舞い落ちる。]
本当に綺麗だと思う? 私はそうは思えないの。
人間の勝手で桜の花を蹴散らして 踏み躙られた、花弁の醜さが嫌い。
(33) 2016/12/13(Tue) 10時頃
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[あいちゃん。あたった?と無邪気に聞くみょんこに>>29]
そう、藍ちゃんよ。よく覚えてたわね。
[えらいえらい、とまるで子どもを相手にしているようだ。 彼女の体重を支える形で引き起こす。]
(34) 2016/12/13(Tue) 10時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 10時頃
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[みょんこは、私が片手に持った 黒猫のぬいぐるみに興味を示したよう。>>30 私は少し複雑な顔をしていたと思う。
以前聞かれた時、私は答えを持っていなかった。 だから濁したことも、みょんこが忘れているなら幸いだ。 今は、この子の名前は決まっている。]
メリー。 ……この子の名前。メリーって、いうの。
[言葉に滲んだのはちいさな哀愁。 みょんこがぬいぐるみのメリーを撫でる時 どんな顔をしていただろう。 土まみれでも、子どもが喜ぶような所作だったのならば
少しだけ、嬉しくて、ふ、と吐息を漏らした。**]
(35) 2016/12/13(Tue) 10時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 10時半頃
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――ああ、今日も。ソラが綺麗ね。
[軽自動車に背中を預け。 彼女は紫煙をソラに向けて吐き出していた**]
(36) 2016/12/13(Tue) 11時頃
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ほめてるのにな。
[風邪ひくよって、アレ、社交辞令だったみたいです>>33。 いや、もしかしたらこっちが照れ隠しなのかもしれません。一応褒めてるんですから、素直に受け取ればいいっておもいません? そういうのも、可愛らしいなあとはおもいますけどね。ほら、こーゆーのがね、大人のヨユー ってやつですよ]
だからね、ねて見るといいんだよ。足元は見ちゃだめ。 こうしてれば、きれいなところだけみえるから 汚いところはね、みなくってもいいんだって
きれいなものだけ見てれば、しあわせだよ。
[誰の言葉でしたっけ?よく覚えてませんけど。 綺麗なものは、綺麗なところだけ見ていましょうよ。その足元に死体が埋まってたって、ねえ。どうせそれはあたしたちじゃないんですから、関係ありませんよ]
(37) 2016/12/13(Tue) 11時頃
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あたった。ふふ えらいでしょ? これでもね、あたし、むかしは接客をしてたからね。 ひとの顔おぼえるの、とくいなの。名前はだめだけど。
[どうでもいいことを話しながら、立たせてもらいました。 褒めてももらったので>>34、ちょっといい気分。うふふ、って。いらないことまで言っちゃいます。 口が回るのは、昔から。一人のときでもぶつぶつ喋るようになったのは、最近になってからですね。これも、不気味がられてるのは知ってますよ?
黒猫さんの名前を聞けば、複雑な表情が>>35。 あらあら、いけないことを聞いたかしら? 思っても、質問は引っ込めません。だって、気になりますからね。嫌なら答えなきゃいいんですもんね?]
(38) 2016/12/13(Tue) 11時頃
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メリー。メリーちゃん……くん? まあいっか。かわいいね。 うりうり。
[うりうり。あたしははにかみながら、メリーちゃんの頭をなでました。 そしたらあいちゃんが嬉しそうにするもんですから、はて ってやつです。はて、あたしってば、喜ばれるようなことしました?
でもね、いいことだと思います。こんな世界ですしね、ちょっとでも前向きな感情がのこってるなら、それはいいことです。ええ。 体についた土埃をはらいながら、あたしも笑みがふかくなります]
(39) 2016/12/13(Tue) 11時頃
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猫がすきなの?あたしもね、かってたよ。 それとも、だれかからのプレゼントとかかな?
あ。せなか ちょっとはたいてくれない?
[言って、あたしは彼女に背中を*向けました*]
(40) 2016/12/13(Tue) 11時頃
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[ほめてる、と。>>37 ううん、改めて言われると、自分の真意を向き合えと言われているようで、少々押し黙る。]
いや、とにかく大の大人がこんなところでごろごろしない!
[考えは纏まらぬまま、そんな風に一つ叱咤を。 まぁこの調子だと、相手に効果はないんだろうなとは察している。]
寝て……。
[足元と、花咲かす桜の樹とを見比べて]
あなたは幸せなのかも。 寝転べば、自分の体重で落ちた花びらは潰れてしまう。
それを、視界に入れずに、 都合のいいところだけ切り取って世界を見る。 一種の才能ね。
[完全な皮肉だった。相手にはどう伝わるだろうか。]
(41) 2016/12/13(Tue) 13時半頃
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接客?そういうイメージなかった。
[彼女のふわふわした雰囲気しか見ていないからか、 予想外、といった態で瞬いた。>>38
黒猫のぬいぐるみに彼女の視線が移り、>>39 その名を紹介したところで、胸に抱いて、 みょんこが撫でるならそれを止めるつもりはない。]
メリーは……。 忘れ形見ってやつかな。
猫が好きっていうより、私自身が猫なのかしらね。 これは人にプレゼントしようとして渡せなくて……
[ああ、ついつい饒舌になってしまった。 みょんこのペースに乗せられてしまったのか 彼女は隠し事がないような、そんな風に感じる態度だから こちらも本当のことを言いたくなってしまい、口を一文字に。]
(42) 2016/12/13(Tue) 13時半頃
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……はいはい。
[向けられた背をぱたぱたぱと叩くと、 だいぶ土の汚れは取れただろう。 わんぱくな子どもを持ったお母さんって、 こんな気持ちなのかもね。]
とりあえず行くけど……ほんと、風邪には気ィつけて。
[結局、心配なものは心配なのだった。 みょんこに背を向け歩き出し、徘徊は続く**]
(43) 2016/12/13(Tue) 13時半頃
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ったく、誰も居ねえのかよ。
[はあ、と溜め息とつきながら側にあったベンチへ腰掛ける。]
(44) 2016/12/13(Tue) 14時半頃
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―廃駅―
[止まったままの薄汚れた電車。
ここは同じような境遇に置かれた者達、 "不良"と呼ばれ社会から見放された若者の溜まり場になっていた。
此処に来れば話も弾むし、何より楽しかった。 一時のものとはいえ、この世界の事を忘れる事が出来た。
のだが―――]
どうせ俺は独りですよっと
[茫然とどこかを見つめている。]
(45) 2016/12/13(Tue) 15時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 15時頃
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もう、大人もこどももないのに。
[反抗的な言葉は、相手に聞こえないくらい小さな声で。 聞きとがめられたりしたら、嫌ですからね。でも、反論ってしたいじゃないですか?自己満足っていうんですよ、こういうの]
そう!あたしは しあわせだよ。
つぶしたって、きりとったって、いいの。 むかしは、あたしがそっち側だったんだから。
でも…ね、今はちがう あたしは、だれにもふみにじられない。 それって、しあわせでしょ?
……ちがうのかな
[やっぱり、わかんないです。 あたしはもう、考えるのをやめてしまいましたから]
(46) 2016/12/13(Tue) 15時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 15時頃
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そう?デパートでね、化粧品をうってたの。 いろいろ勉強したけど、わすれちゃった。 道具ももう、なくなっちゃったしね。
[だから三十路半ばですっぴんなのは、ご勘弁願いたい。道具があったって、もう化粧なんてしませんけどね。どうせ、見せる相手もいませんから。
名前を聞いて、メリーちゃん>>42の頭をなでます。 メリーちゃん、あたしの手のせいで土がついちゃってますけど、大丈夫ですかね?止められないから、いいのかしら。こっそり、はらっておきましょう]
あいちゃんはその人に、 自分をおくりたかったんだね。 それで、おくれなかったんだね。
(47) 2016/12/13(Tue) 15時頃
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|
[背を向けながらの言葉は、なんだか、少し悲しげな口調になってしまいました。そんなつもり、なかったのにな。 なんて言えばいいかわからなくなって、あたしは頭をかきました。すると、ぱらぱらって 土が落ちます。
哀しみとかそういうのも、そうやって簡単に落ちてくれればいいんですけど、そう上手くはいきませんからね]
ありがとね。
あいちゃんも、気をつけて。 風邪じゃないよ、わるいひとに。
[きれいになった背中>>43はあたしからは見えませんけど、きちんとお礼は言います。 あとね、老婆心ながら、忠告もしておきました。意味があるかは知りませんけどね。
その背中を充分見送ってから、あたしはぺたりとその場に座り込みます。 ほら、寝転がってはないですから、いいですよね?……だめですか?*]
(48) 2016/12/13(Tue) 15時頃
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[ 蔓延する病は世界に死のにおいを満たして、 未熟な子どもの命を奪って行った。 度重なる災害で大人だってたくさん死んだ。 最早どうしようもない死体へ、無いよりはマシという程度の墓へ、或いは何もない瓦礫の山に向けて。 それは時に、数少なかった幼子らへも。
―――― 子守唄、を。
怯えて眠れない子どもたちのために。 先に死んでいった人々が、眠れるように。 ]
……っけほ、
[ いつしか歌声が響かないようになっても、 当然死んだ者達は何も言わない。 ]
(49) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ 清廉で神聖な場所であるという面影を失っても、 少女は常にこの場所で、毎日祈りを捧げている。
>>22黒猫のぬいぐるみを連れた彼女。 確か言葉を交わした時もこの場所だった気がするけれど、どうだっただろう。 あんまり誰かのことを覚えてしまうと、「またいつか」の無いお別れが辛いから、記憶は朧だ。 ]
( あの子の日記…… )
[ やがてゆるりと立ち上がった少女の手には、一冊の日記。 本当は遺体と共に燃やしてあげるのが良いんだろう。 今この状況でそれは出来ないから、せめてどこか、人目につかないところにでも――。 ]
(50) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ ――人目になど。 心配するほど、人は生き残っていない。
気を抜けば後ろ暗くなる思考を振り払えば、丁度その時 >>17少女には聞き覚えのある一節が聴こえてきた。 一緒に語った友人はもういない。一瞬弾んだ胸を抑えつけ、 ゆっくりと歩き出せば、近くにその姿が見えた。 ]
―――むしろ、耐える事が出来るように、 試練と共に脱出の道も備えて下さいます。
[ 伸ばされたままなのだろう髪がまず目に入って、それから綺麗な顔立ちに視線が行く。 何だか見覚えがあるということは、町ですれ違ったことくらいはあるのかもしれない。 分からない。自分が確かに覚えていることは、神を信じる心と祈りの言葉だけ。
別に祈りに来たわけでも無さそうな様子を見て、 散歩だろうかとアタリをつけた。 ]
(51) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ にこ、と微笑みを浮かべお辞儀をひとつ。 ]
信じる者は救われる、と言います。 ……信じなければ地獄行きというわけではありませんが。
[ わざわざ反対に考えて泣きついて来た子は、だれだっけ。 噫、挨拶でもしなければ。このままではただの不審者だ。 今更不審者が出たところで、何にもならないに違いないけれど ]
ところで、……ええと、貴方は……。
[ 妙な方向へ思考を飛ばしたから、零れたのは挨拶ではなく。 ]
(52) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ 信者では無さそうだというのは分かるのに、 随分久しぶりにその一節を人の口から聞いたものだから。 ]
……すみません。名乗らずに尋ねるなんて、失礼ですね。 私、歌瀬といいます。歌瀬 詩夜、です。
貴方は?
[ 世界が変わってしまう前。 友人と謳い、教会に来ないような相手にも会話の種程度に教えていたような、何の変哲も無かった日常が。 脳裏を過って、息を吐いた。
記憶の中。大切だったはずの彼らの顔は全て、 黒く塗り潰されたように*思い出せない* ]
(53) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ お姉ちゃん ]
(54) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[お姉ちゃん、お姉ちゃん。 あたしは、 未葉 はそうやって、姉の後を追ってばかりの女の子でした。
優しくて、素敵なお姉ちゃん。 お母さんもお父さんも、お姉ちゃんが大好きでした。ええ、未葉のことよりも、ずっとずっと。
それでも良いと思っていたんです。おもっていましたよ?だってね、あたしもお姉ちゃんが好きだったんですもの。大切だったんですもの。嘘じゃないですよ、たぶんね。
でもね …だからね お姉ちゃんがいなくなってから、未葉もいなくなったんです。 いえいえ、最初の内はね、まだ頑張っていたんですけどね。困ったことに、両親は未葉じゃ駄目だったみたいなんですよ。
二人がお姉ちゃんの後を追って、残ったのは、みょんこ。 自分の何が駄目だったのかもわからない、なんにももってない、ただの みょんこ]
(55) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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……さむ…
[ずず、って。鼻をすすります。 これ、ほんとうに風邪をひくかもしれませんね。こんな場所で寝転がったり、薄着でいたり。自業自得なので、それはそれで仕方ないかなって思いますけど。
そういえば、消えない炎があるあの場所って、あったかいんでしょうかね?誰か知ってる人*いませんかね*]
(56) 2016/12/13(Tue) 15時半頃
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[ため息をついていつまでも立ち尽くしていても仕方ないから、とりあえずあるきだす。 橋を渡って、桜の木のほうへ向かった。**]
(57) 2016/12/13(Tue) 17時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 18時頃
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[少女の聲、それを追うように現れた姿>>51 この国では浮いた容姿、どこか異国の血が入っているんだろう。 思いがけなく届いた答えに瞬いて、暫しの間彼女を見つめていた。]
どうも。こんにちは?
[微笑みとお辞儀>>52には同じように返す。 誰だろうとか不審者だとかは気にしなかった。今になってそんなこと、関係ないと思うし。]
(58) 2016/12/13(Tue) 18時半頃
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君は丁寧な人なんだね。
[だから 彼女の謝罪>>53は特に必要ない。 そんなこと別にいいのになあと思いながら、その態度への感想をぽつり呟いた。
此処は教会の近くで、今までの言葉を聞く限り信者の人とかなのかな? そんなに年が変わらなさそうなのに、偉いなあ。]
ぼくは、……んーと。 レイ。冷たいって書いて、レイだよ。
[同じように姓も言おうとして、少し考えた後止めた。 他の戸川は皆死んじゃったし、もうそれに意味なんて無い気がしたんだ。
多分生きてる人のことは忘れてない筈だから、二人は知り合いでは無かったんじゃないかと思う。 でもこれで知り合いかな、にっこりと笑いかけた。]
人の名前なんて久しぶりに教えてもらったよ。 死んじゃうまでの間、宜しくね。
(59) 2016/12/13(Tue) 18時半頃
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信じる者は救われる。
じゃあ、この星には沢山信じてない人がいたんだね。
[それから、彼女の口にした内容を繰り返すように舌で転がす。 確かにさっき嘘だったんじゃないかなとか思ったけれど。別に、詩夜さんの言うことまで否定する気はない。 表情も怒っていたり敵意があるようにも見えなかったと思う。笑ったままだったし。
だって。 教会の教えと今の状況を統合すれば、つまりそういうことでしょ? かつての面影もない街並みに視線を投げた。]
詩夜さんはちゃんと信じていそうだから、 救われて脱出の道も見つけてるのかな?
[それからまた詩夜さんを見て、首を傾げる。 どうなのかなって、興味津々に。にこやかに。*]
(60) 2016/12/13(Tue) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 19時頃
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―回想―
[なんて独りぼっちで、くだらない世界だろう。 子どもの頃から、そう思っていた。 私は群れる凡庸な人間とは違う。 孤高で、高みから見下す鷹なのだ。
けれど成長するにつれ、立場は逆転した。 高校の頃から、唾棄の視線で見られ、 それはエスカレートして、 クラスメイトは私を苛めるようになった。
ああ、こんな屑共に莫迦にされるくらいなら いっそ、死んでやろうかと、屋上で揃えた上靴。
そんな私を、大声で止めたのが、"彼女"だった。]
(61) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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[彼女は私を受け入れてくれた。
孤高でありたい理想も、愚か者を見下したい思いも 悔しさも、悲しさも、何もかもを受け入れて 抱きしめてくれたのだ。
私の考えを否定したのは、ひとつだけ。
『あなたは、鷹ではなくてね 気ままな野良猫さんかな』―――と。
彼女だけには心を許した。 いつも一緒にいたし、いつまでも一緒にいたかった。
同じ試験を受けて、同じ役所に勤めて、 ルームシェアをしている部屋に帰るのも、一緒。]
(62) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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[寄り道があるからと、別々に帰った夜。
遠くで救急車のサイレンが響いていた。 どこかで誰かが怪我や病に襲われたとて、 気にもとめない日常音。
先に帰り着いた私は、 ラッピングされた黒猫のぬいぐるみを抱いて 夜までどこに隠そうかなんて考えていた。
室内に響く電話の着信音。 イヴに野暮だなぁなんて思いながら受話器を取る。
発信主は知らない人だった。 知っている人なら、よかったのに。 知らない男は、感情のこもらぬ声で告げた。
信じられない、信じたくない、嘘のような本当。]
(63) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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[声が出なかった。 頭は完全にパニックに陥っている。 膝が笑って、けれど座り込むことはしなかった。]
……どこに行けば、いいですか。
[告げられた病院名を事務的にメモしながら、私は思った。]
(64) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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(―――こんな世界、壊れてしまえばいいのに―――)
(65) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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[人が一人死んだところで、 世界という規模で見れば、それは些事に過ぎない。
年末休暇に入る数日前、役所の机に供えられた白い花。 同僚たちにかけられる同情。慰み。 一つ一つ、頭を下げて気遣いに感謝する振りを。
彼女のいない世界に、私が生きる理由などないのに。]
(66) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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[そして年明けの日、願いが叶う、叶ってしまう。 大惨事は、彼女の命とは比べ物にならないほど 多く多くの、命を奪って尚、止まらない。
なのに私は、少しも嬉しくない。少しも悲しくないのだ。 幽霊とか天国とか、そういうのは信じてなかったけれど ここで死ねば彼女に会えるのかもしれない。
そんな淡い期待すらも叶わない。 役所の職員は率先して、シェルターへの避難を促す。 第一波をやりすごし、それ以降も災害は私の命を奪わない。 どうして生きているんだろう。
考えて、考えて、考えるのにも飽きたけれど ひとつだけ答えは出たのかもしれないな。
結局私は、彼女の後を追うことすらできなくて だけど、ね、
私は、今でも変わらず " " **]
(67) 2016/12/13(Tue) 19時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 20時頃
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―ここに来るまで―
[年初、自分は海の上にいた―――。
気の合う仲間達と一緒に企画した世界一周の旅、 その第一歩となる航海を記念して豪華客船のレストランでは酒を汲み合わせて語らうヴェスパタインの姿があった。
周りにははしゃぐ子供らの笑い声、熟年夫婦の労う語り合い、旅の始まりは大勢の夢と希望を乗せて港を出発した。 ふざけ合えばまんざらでもない様子で笑い返し、楽しいだけの空間は心配ごとなど何一つなかった。]
(68) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[ある乗客が叫ぶ「なんだ今の衝撃!?」 次次に広がる動揺の波
突然の揺れに動き出した家具達は空に踊り、照明は落下し広く飛散した。 テーブルが宙を舞う船内で次々に人が倒れていく。
何が起きたかはわからなかった。 傾いた船内を懸命に登り走り、甲板に出たときには乗客全員がパニックに陥っていた。
聞こえるのは悲鳴と助けを求める声、次々にぶつかる大波で船が跳ねては一塊ずつ海に落ちていく。 大渦が口を開け落ちた者を悉く飲み込んでいった――――。]
(69) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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・・・生きてるのか・・・。
[そのときどれくらいの数が生き残っていたのかわからない。 船は寸でのところで転覆はしなかった。しかし傾きの大きいその船は結局は沈むらしい。
荒れ狂った波がおさまった頃、脱出用のボートが用意された。自分もそれに乗った一人。20人乗りのボートは何艘か出ていたが、一瞬で埋まり当ての無い苦しい海を彷徨うこととなる。]
(70) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[外へと足を踏み出せばそこは未だ空気は冷たいが確かに春の香りを匂わせる、そのはずだった。 暦の上では既に三月も下旬となれば間違いなくそのはずだった。 花粉の心配をしながら新たな年度に僅かな期待と何も変わらない諦観を合わせ持ち、道行く未来ある少年少女たちを目を細めて見送る。 そんな日々のはずだった。
だが年始を祝うはずのあの日あの時、世界は変貌した。
いまや視界にあるのは荒廃した街、鼻を突くのは死臭だけ。 否、実際に強い匂いがあるわけではないが、そう感じられるだけの死を充分に目にしてきた。]
(71) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[食料も水も数日経つとすぐに尽きた。
飢え、渇き、照りつける太陽の光、変調をきたして病に冒される者多数、力の無いものから順に死んでいき、誰一人話すことはなくなっていく。
周りで一緒に漂うボートでも同じ状況で、生存者たちはみるみる減っていく。 東海岸へ辿りついたときにはその数は数えるほどで、砂浜で倒れているところを見つけられては東シェルターへと運ばれたのがここに来たきっかけだった。]
(72) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[停めてあった車のリアゲートを開けて中から昨日まで仲間であったモノを車外へと引っ張りだす。 無線機の故障を修理しそのまま結果を知らずに死んだ、それはもしかすると幸せだったのかもしれない。 彼は最後には希望を抱いたまま笑って死んだのだから。
ドサリと地面に転がった死体の両腕を引っ張り道の脇へと遺棄すれば、いずれここも炎に包まれてしまえば彼もまた火葬されるというわけだ。 墓標もなければ手向ける花もないまま仲間うちの最後の一人が逝った。]
(73) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[車へと戻りエンジンを掛けると聞こえるのはあの日から変わらない音。 ラジオ局などはとっくのその放送を打ち切られスピーカーからは毎度おなじみとなったノイズだけが垂れ流されている。
車内からチラリと中継機を見れば応急処置だけのボロボロのアンテナが空に向けて伸びている。 何の意味もない何の役にも立たないただのアンテナ。 希望は徒労に終わり、残された道はどうなっているかもわからない西へ逃避だけ。
咳ばらいを一つしてから草を捲いたタバコに火を付ける。 吐いた煙がふわりと舞ってすぐに散った。]
(74) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[ 暫しの間交わった瞳は綺麗なブラウン>>58。 同じように返された微笑みもお辞儀も碧眼に流して、 呟くように落ちた言葉には、ふるりと一度だけ首を横に振る。>>59 ]
……いえ。そんな、ことは。
[ 初めましての人には、ちゃんとした挨拶を。 普通に毎日を送れる環境であったなら行うこと。 それをすることで非日常の中から「いつも通り」を見つけ出して、安心したいだけなのだから。
冷たいと書いて、レイ。 名字は名乗られなかった。特段それに触れるつもりもない。 名前をしっかり頭に刻んでから、向けられた笑みを見つめる。 ]
(75) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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私も、久しぶりのような気がします。 ……はい、こちらこそ。 短い間でしょうけど、どうぞよろしくお願いしますね。
[ 死んでしまうまでの間、なんて言葉が違和なく受け入れられてしまう、そんな世界。 悲しいことだと思わないでもないけれど、 思ったところでどうしようもないのだと知っている。 ]
―――――― ……、
[ 同時に、ぱちりと瞳を瞬かせた。 含みがあるわけでもなさそうな笑顔のまま、先ほどの言葉を転がすように紡がれる声。 一連の仕草をじいと目を逸らすことなく眺めて、 にこやかさはそのままに、傾げられた首。すこしだけ幼さのようなものを感じる動き。 ]
(76) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
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[ 同じように唇の端を持ち上げる。 教えを説いた司祭の声も言葉も思い出せるのに、顔はやっぱり黒く塗り潰されたままで。 ]
……いいえ。
[ はっきりと否定を返せば、今に壊れたって可笑しくはない廃教会を見遣った。 ]
なにも、命が助かることだけが、救いではありませんから。 信じて心を寄せて、そうして得る安寧が、 私にとっての救いなので。
[ 現に、信心深かった両親も友人もいなくなった。 信仰は命を救ってくれるわけではないことを知っている。 それが誰かに理解して貰えるかは、分からないけど。 ]
(77) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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[ この荒廃した世界で、縋るものがそれしかなかったというだけの話だ。 柔和さだけを纏った微笑みを浮かべながら、金糸を揺らす。 ]
さあ、どうでしょう。 ……そうですね。強いていうなら、死、でしょうか。
[ 「見つけているのか」と問われれば、刹那考えて。 変わらない調子のまま答えた内容はきっと、 目新しいものでもないだろう。 ]
(78) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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…………でも、私は、助かりたくありません。
今更それを見つけたところで、 何もかもを失くしすぎたのですから。
[ それは、貴方も同じことでしょう?と。 言外に問うような視線を向け。 ]
――冷さん、でしたか。 お互い、”また”があるといいですね。
[ 良くないことを喋りすぎたと、口を噤み。 また会ったねと言葉を交わせる時が来るのか不明瞭なまま、 せめてと願う言葉を投げて 足を踏み出した* ]
(79) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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――現在 東海岸――
あれから3ヶ月か・・・
[流れ着いた砂浜を歩き今日も遺品が流れていないか確認する。 これまで何度も見つけた漂流物。見つけるたびに丘へと持ち帰り、そこに埋めた。
最初は5人で、しかし一人消えて二人消えて、今では船の生き残りは自分のみ。最後の義務のように砂浜を歩く。*]
(80) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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―現在・十字路―
[しあわせ] [そっち側?>>46] [しあわせ]
[みょんこが、ふわふわとした口調で告げた言葉を思い出し 歩きながら、黒猫のぬいぐるみ、メリーに視線を向ける]
不思議な人ね。
[自分を贈りたかった。>>47 不覚にもその言葉で、泣きそうになった私に 彼女は気づいただろうか?
わるいひとにきをつけろ。なんて>>48 治安も何もない世界で、 今更どうなろうと、構わないよ、と。*]
(81) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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[シートを倒して車の天井を見つめる。
男の名は藤枝 文典───通称”エフ”
街のアンダーグランドに棲息する便利屋。 いわゆる探偵稼業に属するのだろうか、その仕事は浮気の調査から盗撮盗聴、借金の取り立てから薬の売買まで手広い。 性格は極めて自己中心的かつ刹那的な快楽主義者。
かつてはそうだった男。 今は全てを失いただ生き残っているだけの男。]
(82) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 21時頃
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-回想-
[彼/彼女、ネイサンに過去はない。 否、2017年に大災害が起こった後の記憶は存在する。 だが、それ以前――2016年以前を過ごした記憶も(無論、記録も)、この道化師には存在しなかった。]
[理由は本人も知らない。 ただ、存在しないという事実だけが残っていた。 過程は余人に知る由もない。 気付けば、道化師は荒廃の都市に一人、放り出されていた。]
(83) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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[大災害のあの日、かつての自分は死んで、今の自分が生まれた。 道化師は、そんな風に認識していた。]
[初めて見た景色は、火の粉舞う都市の残骸と、絵に描いたような人の絶望。]
(―――人が、泣いている。)
[なぜか、物悲しくなり。 なにかに、胸の奥を掻き毟られて。 この胸に灯る、使命感に駆られた。 乗り移られたように手を動かし、出会う人たちに笑顔を―――]
(84) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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(笑って。……みんな、笑って。)
[拾ったピエロ帽に書いてあったブランド名、Nathannから名前を取った。 そうして、道化師ネイサンは今日も一人、大道芸を披露する。]
(85) 2016/12/13(Tue) 21時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 21時頃
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[十字路から四方を見回して 南の方は、危険だと聞くけれど、
どう危険なのか今ひとつわからない。 毒沼なんて、RPGの世界ではないのだろうか。
足取りは南へと。
進むに連れて匂うつんとした異臭は、 毒ガスが発するものなのだろうか。
確かに、危険な気がした。 Uターンしようとして、ふと 明らかにその場で異色の姿に目を奪われる。>>13>>14
おかしな人だったらどうしよう。 しかしその存在が気になって仕方ない。 そっと歩みを進めると]
こんにちは。……ピエロ、さん?
(86) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
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―回想― [2017年の災害の日、消防隊員の父は非番だったが、ただならぬ状況を見て、即座に消防署へ向かった。]
「生きろよ!!」
[何か予感していたのだろうか、母と自分を一度だけギュッと抱きしめ出ていった。それが、父を見た最期の姿だった。]
(87) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
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[人々が次々と死んでいく中、自分と母は奇跡的に生き延びた。 理由は分からないが。 しかし、その母も桜の花が咲く直前、つい先日亡くなった。]
「死ぬ前に、芽桜と桜が見たかったな」
[弱々しく微笑んで息絶えた。 その、刹那]
か、かあさ……
[その亡骸にすがって泣くことも叶わなかった。 母の体は砂のようにサラサラと崩れ、同時に季節外れの芝桜が咲き誇る。 それは手向けの花など必要ないと言わんばかりの鮮やかさで。]
くっくっく…ははっ…
[母親らしいといえばその通りだと思うと、おかしくて その場に膝をつき、肩を震わせて嗤っていた。 いつまでも、いつまでも。]
(88) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
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[
…膝下の芝桜の花びらには、
大きな雫が
ぽたり
ぽたり**
]
(89) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
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―桜の木を目指して― [桜が見たかった、そんな母親の言葉を胸に 桜を見に行く日々。
他にすることがないから、桜を見るためだけに ただ、歩く。**]
(90) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 22時頃
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[もうそれ以上は触れなかったけれど、否定するところも>>75真面目だ。 そして偉いなとまた思う。 だって、日常はもう帰ってこないんだもの。 変わらないでいられるのは、きっと凄いこと。
同じ言葉を返されて>>76笑みが深まった。 知っている顔はさっき減ったけど、また増えたのが嬉しくて。 いつまでの宜しくかなんて、お互い分からないけれど。それが今の世界の常識だ。]
うん?
[詩夜さんの瞳は綺麗な色。自分の好きな色に似ている。 それがぱちりと瞬くから。何か変なことを言ったかなって、不思議そうな声が漏れた。]
(91) 2016/12/13(Tue) 22時頃
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[返ったのは否定>>77 視線を追って眺めた教会は、前はもっと綺麗で宗教に関心が無い自分でも神聖に感じたけれど。 今のここは神様なんて見守ってくれてなさそう。 怒られそうだから、その感想を言うのは止めた。]
そっかぁ。 まあ、そうだよね。
別にぼくも生きていたいなんて思わないし。
[納得出来る部分が確かにあって、頷いた。 救えないことばかり起きるようになってしまった世界は、いち早く終わるのが一番。 それもまた、自分の思考にあったことだから。]
(92) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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―現在・南の毒沼→十字路南―
[道化師は今日も今日とて空ビンとボーリングのピンであり合わせのジャグリング練習を行っていた。]
大見栄切ったところで今日も今日とて観客はおらず…ヨヨヨ
[などと世が平和なら通報の一本でも入れられていたであろう挙動を繰り返していると、視界のうんと端の十字路から毒煙に混じった人影が現れる。>>86 なにせ大災害で開けた道だ、遠くから人が来ればいやでも目に入る。 手に持っていたピンや空ビンをどこかへしまい、スキップ調子で女性へと近づく。]
(93) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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やあやあ、やあやあ。 お嬢さん、こんにちは!そうですワタクシはピエロです!
[メイクに違わぬ笑顔で、カラフルな帽子を脱いで体を折る。 大げさな振舞いこそが道化の本懐。 帽子の下から現れた癖っ毛ウィッグがみょいんと跳ねる。 正直人気のない毒沼の近くでピエロが近づいてきたら恐怖案件だが、女性は怯えなかっただろうか。 この格好をしていて、ネイサンから逃げ出した人は少なくなかった。]
ワタクシはネイサン……レディ、あなたは?*
(94) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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――さ、行きますか。
[軽自動車に物資を積んで。 向かうのは北シェルター。
彼女、陽菜子は雑貨屋である。 元々はスーパーを営んでいた実家。
それはある日、無くなってしまった。 陽菜子一人を残して。]
(95) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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[倉庫に残っていたのは煙草に酒。 それと、もう発行される事は無いだろう雑誌の束。
食料はあっという間に無くなっていた。 陽菜子自身はそれで構わないと肩を竦めて笑っていたと言う。
そう、金銭にそんなに意味は無いのかもしれない。 けれど……そう、もしかして。
ある日急に奇跡が起こって元の生活に戻るかもしれない。 そんな夢みたいな話を信じたままで。 陽菜子は雑貨屋稼業を続けていた。]
(96) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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― 北シェルター ―
[雑貨屋たる彼女の車が到着すれば。 それを待っていた面々からは煙草や酒を求められる。
或いは数少ない娯楽の雑誌など。 週刊誌の記事はもうこの世界では意味をなさないかもしれないが。 そんなものでも読みたがる人は居るのだった。
芸能ゴシップに財テク、週末のギャンブル指南。 全部失われてしまったものばかりだったが。]
(97) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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[詩夜さんの笑みと金髪>>78にぼくが思ったことと言えば、確かに教会が似合いそうな人だなあって、そんなこと。 それ以上も昔なら見つけられたのかもね。]
そっかあ。 神様を信じてる人もそうじゃない人も、あんまり変わらないんだね。
[世間話が少し難しい話題に移ったみたいに、笑みは真剣さを帯びてまた頷く。語られた内容に新鮮さは然程無かった。 強いて言うのなら、信じていないからこそ夢を見ている部分があったのかもしれない。 だからさっきは嘘だって思ったのかな。]
うん、 またお話しようね。今度はあんまり難しくない内容で!
[詩夜さんはどこかに行くみたい>>79 どこに行くのかな。宛てはあるのかな。 視線には緩んだ口許を返し、大きく大きく、手を振った。
少しの間だけど話してくれて嬉しかった。 でも、死ぬのが幸せならまたは無いほうがいいのかな? そこは上手く結論が出せなくて、困った。*]
(98) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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[近づいてくるピエロに、 少々、開けた口が塞がらなかった。
もうすぐこの辺りにいる人々は 死んでしまうだろうに、
それは、彼――いや、彼女だろうか、 性別はわからないけれど 死ぬ間近だということは、 このピエロだって同じことだろうに
明るい挨拶に、なんだか毒気すら抜かれて>>94 弱い笑みを浮かべる。 呆れとも、可笑しさともつかぬ、曖昧な笑みだけれど]
私は藍っていうの。 あなたの名前は、ネイサン。
そう、覚えたわ。
(99) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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でもどうして、こんな時にピエロなの?
普通の人なら、 もっと悲観して嘆いてもいいんじゃないかと……
[言っていて、少しの違和感を抱く。 普通の人という定義は何だろうか。 人ではなく、"ピエロ"のイメージは、 いつも愉快で、この彼のようジャグリングなんかをして そうして人を―――喜ばせるものだ、と*]
(100) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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―桜の木の下― [海岸を一通り見て周り、土砂崩れのあった道を避けて東シェルターへと戻る途中、桜の木に立ち寄ればもうそんな季節かと息を吐く。
徐々に忘れられていく死んでいく人々の記憶。わずかな食料 圧倒的に足りぬ人手、治す手立ての無い病気。 そんな人間をあざ笑うかのように咲き誇る桜は、希望どころか皮肉にさえみえていた。]
・・・。
[そろそろ行こうかと思ったとき>>90の姿が見えて僅かに頭を下げる。]
咲いてるぞ。あんたの桜。
[毎日歩いていれば時折出会う。 桜を見に来ていることをいつか聞けば、すれ違いに教えてやった。*]
(101) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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[詩夜さんとの距離は離れてゆく。
それ自分は、何処に行こうか。 シェルターに戻ることに意味はあるのか。いや、歩き続けることにも意味は無いのだろう。 最後の大切だった人は、さっき死んじゃったもの。
今残っているのはポケットの中、くしゃくしゃの写真だけ。 その風景を想いながら、また一つ、咳き込んだ。]
(102) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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藍サンですね?素敵な名前!
[喜びを体で表すように、手を叩いたりステップを踏んだり。 道化師はパフォーマンスにも忙しい。 どうやら、この女性は怖がらずに会話をしてくれるようだ。]
どうして、ですか……? ふむ、悲観……悲観ねぇ……
[>>100 言われた言葉に考え込むようにあごに手を当てて、足をパタパタと動かしながら遠くを見る。 やがて、あごに当てていた手から白い花を瞬時に取り出すと、女性へと差し出した。]
お嬢さんのような涙の似合わない女性(ひと)を笑わせるために、 ワタクシのような道化がいるのです! ホホホ、お近づきのしるしにこの花をどうぞ。 ……このご時世、造花で申し訳ないのですが。
[そう言って、先程手品で取り出した一輪の造花を手渡しただろう。*]
(103) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
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[そこに写るのは飛行機とどこまでも広がる蒼色と。
あれだけ焦がれた翼を持つ鉄の塊はもうどれも飛ぶことはないけれど、 空だけは、今も美しいまま。
だから、手を伸ばしたくて。近付きたくて。 自然と身体が動いていたんだ。]
(104) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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[土埃で汚れた眼鏡をふきながら、道の先を見ます。 そこにはちょうど、歩いてくる人影>>90が。 あらあら、誰かしら。誰でしょうね?眼鏡をかけないと、わかりませんね。かけたって、わかるかは知りませんけど。
きれいになった眼鏡をかけ直して、改めてその人を見ました。 包帯だらけのその姿、見たことはあったと思います。 たぶん、声をかけたこともあったかな。だって、なんでそんなに傷だらけなの、って。気になるでしょう?なりませんか?
その時、どう答えてもらったんでしたっけ。聞いても覚えてないんじゃ、意味ないですね。 まあいっか。どうせあたしは、怪我をなおしてあげたりはできないんですから]
(105) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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[そうして、ついでにも一つ人影>>101が見えました。 何か話しているみたいだけど、聞こえませんね。二人共、まだまだ距離があるみたいでしたから。 ぬすみ聞きするつもりなんてありませんから、あえて聞こうともしません。
あっちのお兄ちゃんも、見かけたことはあったかな。 あたし、あの人の名前はちゃんと一発でおぼえたんですよ。すごいでしょう?それというのもね、まあ、聞きなれない名前だったからって、それだけなんですけどね。 なんでそんな名前なの?って、聞いたと思うんですけど、あの時は一体どう返ってきたんでしたっけ?]
……なかいいのかな。あのふたり。
[それは別に、興味ないんですけど。
そのままぱたって倒れて桜をみたいのを、あたしは何とか我慢しました。折角はらってもらった土埃が、またついちゃいますもんね。 寒いし、そろそろ何処か、シェルターにでも戻ろうかなあ*]
(106) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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[名前を褒められる、その言葉がお世辞ではないように感じるのは、身体をいっぱい使ってのパフォーマンスのおかげだろうか。]
うん……?
[顎に手を当て考える素振りに、じっとネイサンを見ていると、 パッ、と開くように白い花が彼の人のてから咲いた。>>103]
……道化……道化って
[ふっ、と吹き出すように笑うと 幾らか表情を和らげて、造花を受け取った。]
貴方はすごいわ。 だって、皆死ぬことに怯えたり、諦めたり、 そんな風に今を生きているのに。
……笑わせるためなんて、……ホント、変な人。
[そう言いながらも、くすくすと笑みは深まって それが、彼の人の望む通りであれば、いいと*]
(107) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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[小高い瓦礫の山に足をかけ手をかけて。 転がり落ちる破片に危機感を覚え、時折鋭利なものに当たり痛みを感じながら、上を上をと目指していく。 いつか手に入る筈だった景色に、少しでも。]
よい……っしょ
[ああ、でも。 こんなに頑張ったのに見上げた空は変わらずにとても遠いのです。*]
(108) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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―二月半ば・とある廃墟― [あちこち風景は変わってしまっていて、目印になるようなものも殆どなかった。けれど、数少ない周りの人に聞いた限りでは、ここが、目的地だった。]
あはは。そうだよね……
[ そのはず、だった。]
(109) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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〜西の王〜
[西のシェルターに戻ればそこは人の気配がなく静かなものだった。 それもそのはずで三日前をもってここのシェルターは無人と化した。 正確には”エフ”ととの仲間たちが数人残ってはいたがそれも車と中継機の修理中に皆死んだ。
ここ西のシェルターでは圧政が敷かれていた。 リーダーはエフの仲間の一人であったが実際に指導する立場にあったのはエフ本人である。 エフたちは自らの分配を増やし、また食料を自分たちのためだけに備蓄した。 そして食料や水の分配は全てエフとその仲間たちが取り仕切り、体力のない者は早々に死ぬか他に移るしかなかった。
その結果、このシェルターには既に生きる者はなく今やエフ一人の住まいとなった。 エフは支配すべき者の無き王となった。]
(110) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 23時頃
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[薄暗い所は割と好みだが、誰も居なくなったこんな所にいても仕方無い。
だからと言ってシェルターに行く気なんて全く無い。 皆で固まってた方が安全だなんて言う大人もいるが、ロクな奴なんて居やしない>>97。]
・・・。
[恐らくもう訪れる事も無いだろう。 あばよ、と別れを告げる。
もう戻る事は出来ないのだ、明るかった時にも、誠実だった頃の自分にも―――]
(111) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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―二月半ば・とある廃墟― [目の前にあるのは崩れて積み重なったコンクリと鉄筋のガレキの山。生きてる人なんてどこにも見当たらない。 もし誰かこの元マンションだった建物に住んでいた人がいるとしても、とっくにどこか別の場所へ避難してることだろう。]
……それは、そうだよね……はぁ……。
[無駄足になるかもしれないことくらいは分かってた、つもりだったのに。通学用の自転車に掛けた手にぐったりとおでこを乗せる。 疲れていた。少しくらい、いいことあるかもって思ってたのに。 そんな出来事、なんにもなくって。]
……やっぱり、あの人も。 ……死んじゃったのかな。
[ あきらめた声。原因不明の病気。 年が明けてひと月したくらいからだろうか、わたしの住んでる辺りで広まりだしたのは。お供えに、ってわけじゃないけれど、目的のものを取り出した。小さな小さなチョコレート。]
(112) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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……ひとめだけでも、逢いたかったな。
[ 小一時間ほど廃墟の近辺で誰か見当たらないかと過ごして、帰路についた。道路はそこらじゅうで寸断されていて、来るときもゆうに四時間近くかかった。もう帰らなきゃ、家に着くのは夜中になってしまう。]
……ばいばい。
[ 小さく呟いて、その廃墟を後にする。 帰ったらお母さんと妹に今日の話をしよう。 そうしてもう、顔も知らない相手との淡いこの恋はおしまい。 そのつもりで。]
(113) 2016/12/13(Tue) 23時頃
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[ 生にしがみつくようなタイプの人では無かった。>>92 同調するように頷く彼を見つめる。 命を欲して死を厭おうと、それはその人の自由だけれど、 嫌な気分にさせてしまうのは本意ではない。 だから、寧ろ頷いてくれる様子には少しばかり安堵して ]
……同じ人間、ですから。 結局は。
[ 何を信じていようと、どんな風に今を捉えようと、 あまり変わらないのではないかと思う。 全員が等しく追い詰められる現状ならば、尚更。 ]
(114) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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ふふ、そうですね。 今度……もしも次があったなら、その時は、 なにか 楽しいお話でも。
[ 必然的に、過去を思い出すことになるだろうか。 だって今は全然楽しいことなんかないのだから。 あるとすれば悲しみや嘆きに満ちたことばかりで、祈りだって別に何にも楽しくはない。
大きく振られた手には碧眼を細め、頭を下げる。 少しずつ彼から離れながら不意に過るのは、この暗い世界に似合わない明るい道化師。 相変わらず顔は思い出せないけれど、声と名前は憶えている。 ネイサンと言ったのだっけ。まだ子どもたちが生きていた頃、彼らのうち何人かが好んで芸を見に行っていた。 ]
(115) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[ 手に持ったままの日記帳。 これを書いていた少年の顔は、既に記憶から消えている。
「しにたくない」という六文字を最後に途切れた日記は、 二度と書き込まれることはないだろう。 何処へ行くアテもなく、ただ何となく西の方へ歩いて行きながら、くたびれた日記帳を胸に抱いた。 ]
( ……この手では何も出来なかった、 )
[ 自分の分の食糧を子どもらに分け与え、ひとかけらの希望もないような看病に必死になっても。 ひとり、またひとりと命が消えていくだけで、 あの頃のように歌さえ歌ってあげられない。
数度咳き込むと、頬を刺す冷たい風に肩を僅か震わせて。 立ち止まって瓦礫の山を見つめて、何かを探すように視線を彷徨わせた。 ]
(116) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[ あの瓦礫には、もしかしたら大切だった人が埋まっているのかもしれない。
顔ももう思い出せない、けれど大切だったはずの人。
或いは誰かの希望が、夢が、悲鳴が。 この下にはきっとなにかが埋まっていて、 退けてしまえば全てが溢れて止まらなくなる。
―――― 背筋を這うのは純粋な恐怖。 薄暗闇を、それ以上見ることは叶わない。* ]
(117) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[女性、藍がクスクスと笑いながら造花を受け取った。 それ自体が嬉しくて、ネイサンもダボダボの衣装を揺らしながら小躍りを続ける。]
未曾有の災害です。悲しんでしまうことも、 諦めてしまうこともあるでしょう。
[それでも、と、この道化師は思うのだ。 あの時>>84、何が自分を動かしたのかは分からないが。 ピエロは女性に、挙動に似合わぬ声色で告げる。]
それでも――笑うことは、人を救うと思うのです。 笑う門には福来る、と言いますし。
[全く別の場所で『救い』の話題が出ているとも知らず。>>52 そうやってしばらく歓談した後、女性が別れを切りだすならその場で見送っただろう。*]
(118) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[桜の木にの方角へ行けば、最近顔なじみになったヴェスパタインとすれ違う。>>101 お互いに同時に頭を下げただろう。]
……みんなの、桜……ですよ。
[笑顔を作ることはできないが、ぎこちなく口の端を上げて、答えた。]
(119) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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―現在・南シェルター近辺― [――だけど、結局その日から、わたしは家へ帰れていない。 夕方近くになって強い地震が起きて、道路が陥没していたんだ。 晩になって、南のずっと遠くの方で火の手が上がって、ああ、あれはわたしの家の方角だって思いながら。]
――どこか、今晩、泊めてもらえるような場所、知りませんか?
[ 見かけた人ごとにそう聞いて回って、どうにか今のシェルターに場所を確保できたのは、二月も終わろうかという頃だった。]
……消えないね。あの、火。
[ あの火が消えたとしても、帰る場所はもうない。 きっと、お母さんにも妹にも、逢う事なんてできないんだろう。 それでも。日に一度はこうやって、南の果てを眺め見るのがわたしの日課になりつつあったんだ。]
(120) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[造花を指先で撫でる。表情はわからぬものの、ネイサンは動きで喜びを表現しているようにみえて、尚更相好を崩してしまう。
ああ、こんなふうに笑うなんて、私には相応しくないのに。]
……人を救う。 貴方がたくさんの人に笑顔を届けられたら、 それはとても素敵なことだと思う。
私は、何のために生きているのかわからないけれど 笑うためでも、悲しむためでも、泣くためでもなく、
生きるために生きているのだと、おもう。
[半ば独白に近い言葉だったけれど、 ネイサンから反応はあっただろうか。 造花を軽く揺らし、ありがとう。と礼を添えて
少し遠くに見える、機能しない廃駅の方へと歩き出す。*]
(121) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[遠目で、見事に咲く桜が見える。 と、木の下に人影があった>>105]
みょん…?…さん?
[不思議な名前を告げられたことだけは覚えている。 体がボロボロになるにつれて、記憶力もなくなっているようで、先程話をしたヴェスパタインも、フルネームでは覚えていなかったりする。
ともかく、みょんこが立ち去るまでにたどり着ければ、何か話をしたかもしれないが、ゆっくりしか歩けないから、話せないかもしれない。]
(122) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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―廃駅―
確かここに……
[自動販売機の殆どは、災害に巻き込まれたり 人々に荒らされて中身を取られてしまっているが この寂れた駅の存在を思い出したのはつい最近。
自販機は、無事なのかどうかわからないが ひしゃげた形で、かろうじて姿を残していた。]
……んっ
[手を伸ばして、中身があるかを確認する。随分苦しい体勢だが、地べたに横になって、出口から手を入れて]
あった。
[がこ、がこ、と音を立てて、引っ張り出す飲み物は 冷たさも暖かさも残していないものだけれど、いくつかのコーヒーやジュースを手に、戻ろうとして、ふと]
(123) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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あれ……貴女は……
[徘徊癖があるから、姿を見たことはあった気がするが 会話をしたことは、ない。>>45 まだ若そうな女性。茫とした表情が少々気に掛かり]
飲む?
[ベンチに座る彼女の傍に歩み寄ると、 たった今ゲットしたジュースを差し出した*]
(124) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[商売が終われば、軽自動車に寄りかかるようにして煙草を吸って。 誰かが通りかかれば言葉など交わしつつ。
話題になったのは西のシェルターの話>>110]
お得意様が減っちゃったわね。
[誰も居ないシェルター そんな所に商売をしに行くほど気まぐれではない。
金さえ貰えるならば何かを届けるぐらいはしただろうけれど。]
(125) 2016/12/13(Tue) 23時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 23時半頃
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[昨日は、母が亡くなるまでいた西のシェルターに行ってみたのだが、エフがいたので近づけず、>>110 しかし日も暮れてきたので、川の畔にある水車小屋で一夜を過ごした。 今は北のシェルターにこっそり隠れるように住んでいる。]
(126) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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〜 西シェルター 〜
[暗がりの中でソファに座る男が一人。 発電機の燃料は既に空となり電機は使えない。 あるのは閉め切った窓からわずかに差し込む薄い陽の光。
テーブルに置いた紙の上。 錠剤を砕いて粉にすれば煙草の巻紙で作ったストローを用いて一気に鼻に吸い込む。
どさりと背中をソファに預け頭を後ろへともたれると、目を瞑って薬の効き目が表れるのを静かにまった。
───全てがもうどうでもいい]
(127) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/14(Wed) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/12/14(Wed) 00時頃
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[立ち上がって、歩きだそうとした時、ばちって目が合いました>>122。あたしがそう思っているだけかもしれませんが、たぶんね。
ちょうどその時彼女の口が動いたものだから、シェルターに向かう前にちょっと寄り道をすることにしました。 ふらって立ち上がって、おぼつかない足取りで彼女に近付いていきます。傷だらけの彼女の方が、よっぽどあぶなげな足取りなんでしょうけど]
めるちゃん、おはなみかな? おそろいだね。
ほら ね。て、つなごう? ささえてあげるよ。
[さし出した手は、取ってもらえましたか? 取ってもらえなくたって、こっちから彼女の手を取って勝手にその手を引きますよ。支える、っていうより、何となく、お姉さんぶりたかったのかもしれません。 あたし普段、そんなに優しくはありませんから]
(128) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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今日もさくら、きれいだね。 あたしたちと、どっちが長生きするのかな〜
[手を引きゆっくり歩いて、桜並木をながめます。 ぶっそうなことも言いましたが、まあ、のがれようのない事実ですからね。でも見た目からして弱っている相手に、ちょっと無神経でしたかね?] あたしね、今北シェルターにいこうかなって思ってて めるちゃんも、あっちだよね?
[一緒にいく?って首を傾げたら、どんな反応が返ってきたでしょうか。 彼女が桜を見たいと言うなら、無理にとはさそいませんよ]
(129) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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[>>119 ]
そうか、よく見かけるからな・・・。
[通り過ぎると振り向かずにそう答える。包帯をしているから一見で覚える。名は知ってるがそれを呼ぶ機会は特にない。
遠目にまた一人>>105今日はよく人と会う日のようだ。 こちらも同様に名くらい知ってるだけであまり知らない。 名前について聞かれてことがあったが、おやの決めたこと、俺が知らないと答えたか。
メルがそちらへ向かうと自分は桜から離れていく。事変以来何人看取ったか。 辛く空しく感情はいつしか人との付き合い方を忘れてしまった。*]
(130) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/14(Wed) 00時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/14(Wed) 00時頃
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[桜のところにいけば、みょんこが話しかけてくる>>128]
だいじょ…
[大丈夫と言う前に手を繋いで支えてもらっていた。 その後に続く言葉には]
桜のほうが、長生きでしょう。 少なくとも、私より
[これだけボロボロなのだ、あと持って数日だろうと思っていた。 そうでなくとも昨日まで元気に歩いていた人が今日亡くなるなんてことも珍しくない。 だから、みょんこの言葉にも、平気で答えられる。 シェルターに行くというみょんこに>>129]
一緒に、連れて行って、ください。 昨日…帰りそびれたから…
[廃屋の水車小屋ではまともに寝られるわけもなく、 ほぼ徹夜状態だから、余計に足元がふらついていた。]
(131) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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