167 あの、春の日
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ルーカスは、○仲 ×中
蒼生 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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―居酒屋―
ん…。
[目を開けると居酒屋の天井が目に入った。 どうやら男は座布団を枕に眠ってしまっていたらしい。 寝転んだ状態のまま、右手でのろのろと口元を擦ったが、涎までは出ていなかったようだ。]
……。
[目覚める前の夢。 途中までは今でも覚えているあの頃の記憶と一致していたのだけれど、記憶にない先輩の泣き顔が強く焼き付いていて。 起き上がって周囲を見回した時にはエルゴットの姿はなかった。]
あ、これ飲んでも大丈夫ですかー?
[近くに座っていた人に聞くと、お冷に手を伸ばして一気に半分ほど飲む。 あまり飲んでいなかった筈なのに、酔っている気分なのは夢でもアルコールを摂取したからだろうか。 ハルカとシーシャ、ジリヤとフィリップの姿は、夢の延長のように思えた。]
(13) 蒼生 2014/03/10(Mon) 23時頃
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…う、わぁ…。
[うっかりフィリップの告白を耳にすれば、おろおろと落ち着かなくなるのは10年前と変わらない。この10年、恋愛ごとには殆ど縁がなかった。 思い返してみると、恋に似た想いはあったのだけど。]
鍋、鍋食べよう。
[二つの鍋を見れば懐かしさに少しだけ頬が緩み、小皿に具をよそう。 肉が多めではあるが、野菜も自分でよそっていた。 それは10年前とは違っていただろう。]
(15) 蒼生 2014/03/11(Tue) 00時頃
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[花の形をしていない人参を咀嚼すると、飲みかけのビールを口にする。 炭酸の抜けたそれは温くて苦かった。]
…俺はあれからそんな成長してないんだろうなぁ。
[ぽつりと口にして、苦く笑う。
夢の中のハルカの言葉を思い出す。 10年経って、出来る事も確かにあるのだけれど。 何かを諦めたわけではない代わりに、何かを得られたわけでもない。 ――もっとも、彼女の言葉を過去の自分は聞いていないのだけれど。]
(16) 蒼生 2014/03/11(Tue) 00時頃
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――あ、どうも。
[>>34ゴロウからおしぼりを渡されれば口元に笑みを浮かべて受け取り。 野菜を取っている姿を見守られていると何だか気恥ずかしい。元々好き嫌いが多い方ではなかったが、やはり肉を好む印象が強いのだろう。 何の気なしに零した言葉への返しには、はたりと褐色を瞬かせ。]
――…。
ありがとう、ございます。
[あぁ、10年経ってもこの人は変わらない。 目頭がじわりと熱くなり、涙が滲みそうになってぐっと堪える。 空いた器に入れられた肉団子は10個。それは奇しくも自分達が離れていた年と同じ数。]
あは、多いですってばー。食えますけど!
[きっとゴロウも意識していたわけではないだろうが。男は眉を下げて笑った。]
(82) 蒼生 2014/03/12(Wed) 23時頃
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[エルゴットが帰って来たならば、おかえりなさい、と声を掛けただろう。 束の間見た夢を彼女が共有していたとは知らない。 知っていたとしても、腫物のように触れられるのはきっと本意ではないだろうから以前のように接する。
男から話すのは入って4年目になる会社の話。 残業は多いのは難だが社員同士の仲は良好。 上司にも恵まれていて、いい職場だと思っている。 店に来た時は此方に見向きもしなかった意趣返しにマドカにちょっかいを掛けたりして、彼女達の近況も聞けただろうか。
だからゴロウやマドカの会話は殆ど耳に入っていない。 ――入らなくて良かったのかもしれない。お邪魔をしては悪いから。]
(83) 蒼生 2014/03/12(Wed) 23時頃
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――え、もうそんな時間?
[>>69ざわめきの中、周囲に掛ける声に腕時計を確認し。 いつの間にか、それなりの時間が過ぎていた事に気付く。
あぁ、寝たりして勿体ない事をしたなと考えていたら。]
(84) 蒼生 2014/03/12(Wed) 23時頃
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……?
[>>72デザートが運ばれて来て近くの女性達が思い思いにスプーンを手に取った頃、男の器に入った肉団子は7個ほど残っていた。 マユミがマドカに聞く内容は近くの席にいる男の耳にも入ったか。]
あー、知ってる。 俺もたまーに買い出しに行ったりしたな。 懐かしい。
[うんうんと頷いて応じる。 非常食が切れた時にお世話になったものだった。 マドカは何と答えただろう。]
(85) 蒼生 2014/03/12(Wed) 23時頃
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[>>71ふと綻んだ、以前よりも大人っぽくなった同級生の貌。 問われた言葉には真面目に応えて。]
うーん、どうだろう。 最近は色々厳しいからもう直されてるんじゃないかな。
[懐かしむような、何かを期待するようなそれに気付けば、少し意外そうに目を瞬かせる。]
(86) 蒼生 2014/03/12(Wed) 23時頃
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ルーカスは、あ、「さん」つけ忘れた><
蒼生 2014/03/13(Thu) 00時頃
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どうかな? 俺は同室の奴から聞いたんだけど。
[>>90同級生の反応は咎めるというよりも、実際に使っていたかのようで。 その事実を知らなかった男は目を丸くして彼女を見ていた。 矢や熱を帯びた口調で紡がれた徘徊の楽しみ、との言葉で男は確信する。彼女もこっそりと使っていたのだと。 彼女が気付いて唇を押さえた時にはもう遅い。]
――そうだな。 規律を守るのも大事だけど、たまには冒険するのも良いんじゃないかと思う。
[十年越しに明かされた同級生の一面に、共犯者めいた笑みを浮かべて応じてみせた。]
(97) 蒼生 2014/03/13(Thu) 00時半頃
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そうそう。 たまには、ね。
[>>99もしかしたら否定派の人もいるかもしれないので、常習者ではなかったという下手なアピールをしつつ。――実際には結構使ってはいた。 もう一人の同級生に話を向けられれば、男は彼女にも笑みを向ける。]
なー?
[10年も経ったなどと感じさせぬじゃれ合う彼女たちの姿を目に収めれば、男は笑みを深め。 自分も高校生の頃に戻ったように歯を見せて笑っただろう。]
あ、ゴロウ先輩。 ありがとうございましたー。
[身軽な男は鞄とコートを手に取ると、>>95先に会計を済ませてくれていた先輩にお礼を言って自分の分の支払いを済ませ。 そして、寮へと向かう一団に加わる。*]
(102) 蒼生 2014/03/13(Thu) 01時頃
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マドカは如何するー?
[この後に寮へ行く話になれば、同級生に話を振っただろう。 >>115エルゴットが行かないと話しているのを聞いて男は眉を下げる。 けれど事情を聞けば無理に留める事も出来ずに連絡先の載った名刺を渡し。]
――…そうなんですか。 あ、あの。じゃあこれを。
[にこやかに笑う顔には違和を感じていた。 あれから10年も経ったのだ。多少変わっていても、可笑しくはないのだろうけれど。 そして他の面々にも名刺を配って回った。ここで縁が切れてしまわぬように。]
(145) 蒼生 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[>>116自分達とは違う道を歩き出す彼女の後ろ姿に声を掛ける。]
あ、あの。エルゴット先輩。 お仕事大変かもしれませんが、どうかお体には気を付けて。
――また。 また、お会いしましょうね?
[ここで縁が切れてしまいそうな気がして、そんな言葉を紡ぐ。*]
(146) 蒼生 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[連れ立って歩く人はいただろうか。 懐かしい学び舎に辿り着いた男が歩くのは寮の近く。 もしもあの時使った窓が壊れていたとしても、寮の中に入ろうとは思わない。あそこを潜る事が許されるのは、きっと規律の中にいる者だと思うから。 >>144フィリップの話が聞こえれば、懐かしい!と少し声を弾ませて。写真が彼の手元に残っている事を嬉しく思った。
ふと空を仰げば見事な満月が浮かんでおり。男は眉を下げて溜め息をつく。]
あーあ、カメラ持って来れば良かったなぁ。
[大学を卒業し、就職した男は学生の時程にはカメラを触らなくなった。大学からは写真の現像も人任せになり。 10年前よりも言動も少し落ち着いて、このまま年を重ねれば、若さに任せて冒険する事も少なくなっていくのだろうか。 今の男にはそんな自分の姿は想像は出来ないけれど。]
(147) 蒼生 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[携帯のカメラ機能を起動させ、満月に向けてシャッターを切った。 今のカメラは優秀だ。手ブレを調整してくれたり、複数の画像を合成したり、すぐに皆で共有出来たりも出来る。 女性向けのものでは美白効果だったり、軽く別人のような写真に仕上がったりして。 プロ顔負けの写真が撮れる…なんて触れこみのあるものを見ると、写真の腕を磨こうと苦心していた頃を思い出して何だか切なくなってしまうのだが。 撮った写真を見て青年は唸る。]
……うーん、何て言うか。
[イマイチ、撮ったような気がしない。 今度の休日に暫く使っていなかったカメラを出してきて外に出て見ようか。手入れはしていたから使用には耐える筈だ。 そんな計画を練りながら口元を緩ませ、空に向かって伸びをした。*]
(149) 蒼生 2014/03/13(Thu) 23時頃
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