244 とある生徒会長の日常
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ぬぉああ!なんたる不覚!!
[職員室から猛ダッシュ。 観客席がしばらく静かだったのは、そもそもその場を離れていたかららしい]
こんな大事な時に…!書類の不備…! 教頭も少しは目こぼししてくれても……!
[しかし悲しいかなそこはただの新人教師。 そもそも不備を出したのは自分である。 観客席にたどり着くと、手近な生徒を捕まえて状況を尋ねる]
試合はどうなった!?
[その生徒からスッと差し出されたのはイヤホンを挿したICレコーダー。 首を傾げ、イヤホンを耳に装着すると、流れてくるのは放送委員の実況一部始終]
なんと……、なんたる的確な実況……巧みな言葉選びによって音だけで戦況が伝わる…… 彼女の実況は戦場《フィールド》の全てを掌握し解析する!まさに『千里眼の実況術《クレアヴォヤンス・アナウンスメント》」!!!!!
(@11) 2016/01/21(Thu) 09時半頃
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まさかこれほどの使い手が今の我が校にも存在していたとは……
[実況の録音を倍速再生し、全体の流れを掴み取る。 まさに最強の今北産業(かくかくしがじか)であった]
(@12) 2016/01/21(Thu) 09時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2016/01/21(Thu) 10時頃
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[放送委員の臨場感溢れる実況。 これまでの戦況を把握するには、その録音を聞くのは何より手っ取り早い手段である。
だがしかし。だがしかし。 これには唯一の問題点があった]
……イスルギ、ハカリ、君たちそういう関係だったのか。
[思いもしなかった衝撃の事実に、ピシャーーンと雷に打たれたような驚愕の表情を浮かべた]
(@13) 2016/01/21(Thu) 19時頃
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[録音を聞き終えて、せめて決着の瞬間だけでも実況席の傍に行こうと歩きだす。 と、生徒たちから沸き起こるどよめきの声。 それは技や力に感嘆するそれまでのものとは少し趣を異にして]
うん? なにごとだ?
[生徒たちが見つめる先は、観戦用の巨大スクリーン。 2分割画面の片方でアップになっているのは、化学部部長と編み物同好会会長の熱い抱擁。
沸き起こる黄色い歓声や、ヒューゥと甲高い冷やかしの口笛。 さらには貴紗のファンである男子生徒たちの野太い唸り声が観客席一帯を包みこみ]
(@14) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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せ、青春だーーーーーーー!!!
[ボンッと真っ赤に染まった顔を両手で覆い、高らかな声で叫ぶ。 覆ったはずの目は指の隙間からチラチラとスクリーンを覗き、 「キャーッ」ではなく「うおおおお」と、ミーハーな叫びを上げるのだった]
(@15) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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失礼。邪魔するぞ。
[ようやくたどり着いた実況席。放送を続けるマユミの隣に陣取り、むむむ、とモニターを睨みつける]
さすが仁右衛門の後輩と言おうか、フジノキの描写力には目を見張るものがある。 直接対決したことこそないが、仁右衛門は恐ろしい男だった。彼の語り口は相手の脳を、五感を侵し、明るさや温度まで彼の意のままに操られたものだ。
[自分の現役時代に思いを馳せる。軽妙にして洒脱、かつ人の心を呑む術を心得た落研部長は脅威と言える存在であった]
……ん? フジノキは、あれは何をしているんだ?
[>>47 何かを仕掛ける、そんな気配に眉根を寄せてモニターを注視する。 そうしてスピーカーが拾う彼の声を耳にしてしまえば、もう彼の術中]
(@16) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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……なんと!桜が!
[忽然と現れ芽吹く桜の枝。それは意思持ってうねり、轟き、言霊の主たるフジノキの意のままに猛襲を仕掛ける]
なんと、彼は、その言葉によって命あるものまで生み出そうというのか……!
[かつての絶対王者の幻影を打ち破るように、才気ある若者が台頭する。 悠然と佇む彼の姿は、まさに新時代の「真打」を名乗るに相応しい貫禄を備えていた]
(@17) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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[桜は瞬く間にミノウを取り囲み、たおやかな淑女は哀れ袋のネズミか籠の鳥。観客のだれもがそう思い、固唾を呑んだその瞬間]
上だと!?!?!?
[枝を掴んだミノウが、ヒラリとその上に乗り、掛ける。言霊の力で作られたその枝を、空翔る天女のごとく優雅な身のこなしで]
暗示に抗うのではなく、あえてそれを乗りこなそうと言うのか!!!! まさに柔よく剛を制す。なんというしなやかさだ!!!
[桜の花びらを優雅な仕草で摘み、奉仕の聖女は嫣然と微笑む。 客席からはうっとりとしたため息が湧き上がる。髪の一本から指の先まで統制された淑女の身のこなし。それは日頃は陰に控えて目に留まることはないが、ひとたび光が当たればその優美さ、男女を問わず人を魅了した]
(@18) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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この勝負、わからなくなってきたぞ……!
[まさに実力伯仲。頂点に手をかけた決戦はかくも熱く、美しい。
ミノウの手から放たれたカトラリーが、正鵠を射抜くがごとく一点に殺到する]
日頃魂込めて扱い、手入れをきてきた道具たちは、もはや彼女の一部も同じ。 なんと見事な道具捌きであることか!!
[天晴れなり!とモニターに食いつきながら叫ぶ。しかしそれは彼女の反撃の第一段階でしかない。 枝先をグッと踏み込むミノウの足先。 観客席から「うぉおー!俺のことも踏んでくれぇーーー!!!」と若き煩悩の叫びが上がる。その叫びをもかき消すかのように、響いてきたのは軋む、轟音]
巨木が……!
[轟音とともに倒れこむ巨木。その倒れる速度と同じにミノウがフジノキのもとへ急襲する。 もちろんフジノキとてただ無抵抗に倒れはすまい。果たしてどのような必殺技がぶつかり合うのか……!!!]
(@19) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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香辛料だーーーーー!!!!!
[ミノウの両手の小瓶から振りまかれる灰色と赤の粉末。 えぐい!これはえぐい!!!]
(@20) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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桜だーーーーーー!?!?!?
[フジノキの頭頂部から、にょっきりと。 なんということでしょう!!!!!!]
(@21) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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あぁ、なんと見事な桜だろう……。 今までみた桜の中でもこんなに美しい桜は見たことがないぞ……
[モニターの前で両手を組み、その上に顎を置いて遠い眼差し]
自らの頭にさえ桜を咲かせてしまうとは。 その噺家魂や恐るべし。フジノキの言霊は小手先舌先の技術にあらず。魂から沸き起こる「想い」の結晶であるのだなぁ……
[見事なり。と呟いて、増井は目尻に浮かぶ涙を拭ったのだった]
(@22) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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