24 明日の夜明け
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え。
[保健室の入り口付近にいた。目の前、何かが落下した。駆け寄ろうとして、地響きにゆられ、壁にぶつかり、気を失う。
最後に見えたのは、ぐったりしたまま、大きな手に連れ去られるマーゴ。そして聞こえたのは、メアリーの叫び>>3。]
(31) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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っつ。
[それから。恐らく、それほど時間はたっていないだろう。頭を抱えながらも、起き上がった。既に地響きはない。月は青い。少しふらつきながらも、外へ出た。マーゴが落ちた場所、そして連れ去られていったと思われる、外を見て、俯いた。 何も言う事はできなかった。ただ、腕を抱えて。震えるようにして、落ちたと思われる場所に膝を着いた。]
どうして……マーゴ、さん?
[窓が開けられ、屋上から漏れ聞こえた人形の声。その前、カンカンと、今思えば、フライパンを叩くような、目立つ音。すぐには分からなかった。けれど、よくよく考えると、まるで昨日のテッドみたいな……。人形の足にしがみつく姿も思い出され、その思いを強くする。]
(32) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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どう、して……っ。
[拳が強く握られ、ただただ、自分の無力さに打ちひしがれる。結局の所、何もしていない自分に。]
……さよなら、マーゴさん。
[ふらりと立ち上がる。それを思い知らされるようで、長く、いれなかった。ただ一度、マーゴの姿を思い出して、それから、首をふって、それを消して、その場を立ち去った。自分でも酷いな、と思いながら。]
(35) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[そして、ひとの集まる伝説の木の元へと向かった。]
……消えた?
[ラルフとアイリス。二人が消えたことを聞くだろうか。]
あはは。やっぱりこれは……。
[顔を押さえて、呟く。もう、どうしようもないんじゃ。 命の実、というのは、確かに大きくなっていた。けれど、この調子なら、それが実を結ぶ頃には誰も残っていないんじゃ、と思えた。]
……あはは。そんなのに何の意味があるんだ。
[仮にあの話が本当で、助かるとして。一人か、二人か? 運が良くて、うまく逃げ延びた奴だけが、生き残る。そう、思えた。]
(36) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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はは、悪趣味極まりない。
[いつ消えるかも分からない。そう吐き捨てながらも、それでも握った拳は。目の色は。今は生き延びる方を、向いていた。]
ばいばい。ラル君。アイリスさん。
[言って、まだ心のうち、緑の液体になったのは、死とは違う、何かなのではないかという思いが捨てきれなくて。どこか遠くを見た。]
(37) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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良家の息子 ルーカスは、緑色を埋めるのには、ただ何も言わず、それを見ないように、その場を去る。*
2010/08/08(Sun) 03時頃
良家の息子 ルーカスは、すれ違いに出合ったフィリップの問いには、ただゆるく首をふって、ズリエルや目撃した者の姿があれば、そちらを目でさした。
2010/08/08(Sun) 08時頃
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[なんとなしに、屋上まで足を運んだ。ホリーの姿があったが、声はかけずに、気づかれれば、軽く手だけふって。校舎を包む、渦を眺めた。
それから、下を見て。再びグラウンドへと戻ってくる。そろそろ、緑を埋めるのは終わったろうか。]
(50) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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良家の息子 ルーカスは、遠目に、まだほっている様子を見かければ、静かに足を止め、校舎の壁にもたれる。そして月を眺める。
2010/08/08(Sun) 11時半頃
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ん。……大丈夫ですよ。多分、エド君が思っているよりは。
[近づくテッドに気づき、壁から離れると答えて。]
ただちょっと、私には。あれは。
[伝説の木と、その下での、緑を埋めること。そちらを目でさして、首を振った。]
(63) 2010/08/08(Sun) 11時半頃
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ああ。体は、大丈夫ですよ。意外と悪運がいいのかもしれません。
[肩をすくめて。命からがらの目には、立て続けにあったが、少なくとも体に、たいした怪我はなかった。キツイ、の言葉に。]
そうですね。それに……。
[少し遠くを見て。]
実際に見たからじゃないせいかもしれませんが。実感がなくて。例えば、この地面の下に、裏側の世界があって、そっちに行ったのかな、とか。ね。
[俯いて、しばらく額を押さえ、顔を隠した。]
(69) 2010/08/08(Sun) 12時頃
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良家の息子 ルーカスは、それから、顔を上げるときには、微笑。
2010/08/08(Sun) 12時頃
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[テッドの同意には、少しだけ笑って。]
ああ。……やっぱり。そうですか。
[胸ポケットを見た。そこに何があるかは、ちらりとしか分からなかったろうが。]
思いたくない。そうですね、そうだと思います。
けど、やっぱり。
[壁にもたれかかると、そのままずるりと地面に座り込んだ。]
溶けたんですよ?もし、そんなことがあるなら、元にだって、戻ったっていいじゃないですか。
[あはは、と笑って、地面を触った。再び俯いて、砂に触れる手に力が入って、震える。目元をぬぐって、テッドを見上げた。]
……大丈夫ですか?
[どこと泣く苦しそうな様子に、訊ねた。]
(75) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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ああ、そうですね。テッド君は。
[お兄ちゃんでしたね、と、その言葉は噤んで。いつも、と言うのに頷いた。]
私もみんな、一年とか、二、三年。それくらいですが。見てました。
[片足を延ばして、月を見上げる。]
ふふ。けど、私達も、すぐ、そうなるかもしれません。そうじゃないかもしれません。
なんというか。
[人が死ぬと言うのは、こういうことなのかな、と。それは口には出さなかった。ただ、こうして話していて、少しだけ、受け入れられた気がした。 痛み、には。]
ああ。よく、分かりませんね。ここは。まるで、心がうずいて、痛がっているようだ。
[ふらりと、立ち上がって。]
と、すみません。言い過ぎましたか。
(83) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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おや、お兄さん扱いは不満でしたか。
[少し笑いながら言って。]
そう、分からないです。それが、生きると言う事なのかもしれませんね。
だからと言って、諦めたらいけませんが、ね。
[図らずも同じことを言って、頷いた。 うずいて、と言う呟きにはただ微笑して。]
なら、よかったです。
[再び、壁に腰をついて、空を見上げた。]
(90) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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良家の息子 ルーカスは、厭世家 サイモンの姿が見えれば、静かに微笑んで。
2010/08/08(Sun) 13時頃
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そういえば、本当のお兄さんではないですもんねえ。
[ふ、と息を吐いて、肩をすくめるように、緩めた。]
そうでしたか? じゃあ、先生に一歩、近づいたのかもしれませんね。
[頷いて、笑って。サイモンの>>95には。]
そうですね。逃げて、諦めずにいて、それでだめだったら、その時は諦めましょう。
[ぽん、と肩を叩いて、マーゴ、の言葉には少し顔が曇ったが。
ただ、不意の事故、とはまた違う物を感じていたのも確かで。結局、何も言えなかった。]
(97) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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良家の息子 ルーカスは、若者 テッドの、大丈夫、の言葉には、少し考えるように、そちらをちらりと見た。
2010/08/08(Sun) 13時半頃
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なかなか。喧嘩してうまく行く、とはいかないですね。それともいっそ、殴りあった方がいいんでしょうか。
[いつだかの会話を思い出して、小さく呟いた。]
(99) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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[>>100 30秒、にはには肩をすくめて。]
結局の所、生きたい人が生きるんですよ。……例外が少なくないのは、確かですが。
[限界もあります。と呟いて。目礼には、同じように返して。その背を見送った。]
……価値を見出せるなら、それも結構だと思うんですが。
[見えなくなってから、呟いた。]
(104) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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[>>102ズリエルに対しての言葉に。]
何がしか、きちんと話せればいいんですけど。
どうも、私は避けられてる気もして。会長だからでしょうか。……だったら、いいんですが。
エド君はお友達でしたっけ?良ければ、お話しにいってください。
[言うまでもないかな、と思いつつ、少し心配げに言って、それからやはり、月を見た。*]
(105) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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良家の息子 ルーカスは、その場を去る、サイモンやテッドを見送って、しばらくは壁にもたれていた。
2010/08/08(Sun) 20時半頃
良家の息子 ルーカスは、双生児 ホリーに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 21時頃
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―校舎外・壁―
おや。それはよかったです。
[ふと、近づく人の姿に、そちらに目をやる。 にかっと笑う姿には、微笑を浮かべた。]
30秒よりは長いことを祈っていますが。
[肩をすくめて、ぐ、と横向きに親指を立てた。 見てない、のセリフには首をかしげた。見えていたとして、何があったかまでは分からない。]
空を見ていたもので。
(153) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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なら、永遠に。
[同じように、時計を見上げて、肩をすくめた。]
そうですね。サイモン君が言っていました。私も、言われてみれば、そうです。 ……少し、私達の知っている現実とは、やっぱり違うんでしょうね。もし戻れたら、1秒しかたってなかたっとか、浦島太郎になってたりとか。ありかねないですね。
[そこは少し冗談めかして言って。]
何も。見ているのは、空じゃないですから。
[その先と、内側だった。続く言葉には、瞬きをする。]
空ですか。なんでまた? ピーターパンは似合いそうですが。
[フィリップの容姿を見て言いつつも。]
(165) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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そうですね。寿命くらいで。
[軽い言葉で返しつつ。]
いいじゃないですか。その分寿命も……あれ、長くならないでしたっけ?
[何か勘違いしていたようだ。]
月?ああ。それもですし、その先。元の世界と、思索、です。
(173) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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単純に似合いそうだな、と。
[ガキ、の言葉に肩をすくめて。]
飛行機?ああ。好きなんですか。私、どうも高いところとか、浮いてるのとか、あんまり好きじゃないんですが。……好きな人は、好きですよね。
空、か。2mmならうまくやればどうにかなりそうですがね。
[地面の足を踏みしめつつ、呟いて。]
平気ですよ、状況に比べれば。
(176) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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信じている、と言いますか。ここは明らかに、あちらとは違う世界です。なら、あちらは元の世界、と。戻れるかは……来た以上、戻れるかもしれません。
[くすりと笑うのには少し首をかしげるも。]
そうですね。少なくとも、こんなところで死にたくないです。私は。やりたい事は、戻れたら考えますよ。いくらでもあるはずですから。甘いもの食べに言ったり、ね。
[言いつつ、先ほどの笑いに、遅れて軽いウインクで返して。]
そんなに頻繁に行き来しているわけじゃないですので。さすがに死ぬほど怖いとか、じゃないですよ。あんまり得意ではない、というくらいです。必要なことですから。……や、得意じゃないんですが。
[頼り、の言葉に笑って。しかし、常のような軽口も出てこず、無言で、肩を叩き返した。]
(183) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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良家の息子 ルーカスは、鳥使い フィリップを見送り、歩き出した。
2010/08/08(Sun) 23時頃
良家の息子 ルーカスは、おや。 と、保健室で二人を見かければ、足を止めた。
2010/08/08(Sun) 23時頃
良家の息子 ルーカスは、外から、ベッドにまったりと横たわる二人を見かけた後、歩き出そうとして、ふと月を見た。
2010/08/08(Sun) 23時半頃
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……あか、い?
[目を凝らす。徐々に、徐々に、月が赤みを帯びていく。]
どこ、だっ。
[警戒するように、辺りを見渡す。変化はない。遠吠えも、高笑いも、聞こえてこない。]
……?
[しばらく、グラウンドを見渡す。目を凝らす。すると、遠くから、何かが一直線にこちらを向かってきた。]
うっわ。
[それは、ここに来る直前、運んだ気のする、折れたハードルだった。間一髪避ける。ハードルは校舎の壁に当たって、木っ端微塵となった。]
な、何。
(205) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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あ、あぶなかっ……っひ。
[戸惑いながらも、息をついたのも束の間、木っ端微塵となったはずのハードルの木片はふるふると震えて浮き上がると、こちらに向かって漂ってくる。]
え。え。っや。
[破片は自分の回りをふよふよとしながら、ゆっくりと、しかし小さな竜巻のように回り始め、細かく肌を傷つけていく。]
っぅわぁぁ。
[手でふり払いながら、目を瞑ると、とにかく駆け出した。]
(208) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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っつぅ。
[木っ端を振り払うように走って、とうとう倉庫の前まで来てしまった。倉庫の角をかすめるよう、正門に向かうように、突如方向を変える。{4}奇数なら、壁にぶつかり、木っ端は落ちる。]
(268) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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[木っ端は倉庫を避けるように周り、ついてくる。こちらは、そのまま壁を90度に回って、ダッシュ。グラウンドを斜めにつっきていく。
ボールがぽんぽん弾んでいる。向かってくるわけでもなく、構うことなく、走る。]
っつ。
[小さなボール>>#11が進行路に転がってくる。{5} 1.2蹴り上げる 3.4ジャンプしてかわす 5.6足を取られる]
(269) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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ぶはっぁ。
[伝説の木近く。行き交っていた小さなボールの一つに足を取られ、転んだ。木っ端は{3} 1.2.3容赦なく襲い掛かる 4.5.6その上を過ぎ去って、どこへ。 また、踏みつけたボールは{4} 1.2伝説の木のほうへ飛んでいく 3.4踏み潰される 5.6伝説の木からは離れた方へ飛んでいく。]
(271) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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ぎゃあぁぁぁ。
[容赦なく木っ端が体を傷つける。頭を抱えながらごろごろと、地面を転がりながら、足で、木っ端を追い払う。14撃ほどで、なんとか木っ端はその場へと落ちた。]
(273) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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っぶはぁぁぁ。
[ぜえぜえと息をつきながら、そのまま地面に転がる。なんとか追い払った物の、背広は大きくあちこちを切り裂かれ、腕と背中、そして足に、それぞれ、傷口が出来ていた。
それからしばらく、うずくまっていると、辺りをボールが弾みながら、どこかへ向かっている。]
っ。
[がば、と立ち上がった。よろめくが、しっかりとその目は、ボールが伝説の木へと向かっている事を捉える。駆け出すが、体は重い。]
(277) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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良家の息子 ルーカスは、ボールが伝説の木へと向かうのに {6} 奇数 間に合う 偶数 間に合わない
2010/08/09(Mon) 20時半頃
良家の息子 ルーカスは、体が重い。そして、足取りも重い。伝説の木へと向かうが、途中で膝を突く。
2010/08/09(Mon) 21時頃
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[伝説の木とグラウンドの間。膝をつき、ボールが木に当たり、転がるのを見た。意識が遠のきかけている。腕を抱えながら、誰かの呼ぶ声>>287がして、振り向く。]
っぁ……。
[そのまま、音を立てて、後ろ向きに倒れた。]
(293) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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めあ……さん?
[薄れる意識の中、近づく人影に、呟き、倒れた。]
(304) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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っつ。
[気を失ってからしばらく。傷口に消毒液がしみこみ、目を見開く。]
……あ。
[メアリーの方を見て、何か言いかけるが、また気を失った。>>312呼び声にも、僅かに目を開いて、体をよじらすが、それ以上に動く事はままならない。そのまま、引きずられていく。痛みに、再び意識が遠のく。]
……すみま。……ありが。と
[座り込むメアリーを見て、なんとか声を絞った。壁にもたれかかる。]
っつぅ。
[じわじわと、消毒された場所が疼き、抑える。それでも、痛みをはっきりと感じられる程度に意識は戻ってきていた。]
(316) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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まも……?
[メアリーの言葉に、天へと喘いでいた顔を向け、何度かまばたきをする。]
あは。それは……頼もしいです。あり。が。……と。
[苦悶の中、なんとか笑みを浮かべ、それだけ言って、再び、壁に、傷が触れないよう、肩と頭だけで背を預ける。疼く腕と足を押さえる。息は荒い。
何かの音に、排水溝の方をゆっくりと向いた。]
(325) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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良家の息子 ルーカスは、花売り メアリーを掠めた蓋は 1.顔に当たる 2.かする 3.4.ぎりぎり、かすめる 5.6離れた場所にぶつかる {6}
2010/08/09(Mon) 22時半頃
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……だいじょ。ぶ。 です……か?
[目の前に立つメアリー。がん、と壁に蓋がぶつかる音。呻くメアリーに、零すように問いかけた。]
(330) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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あは。たのも。しっ。
[声がかすれる。背を曲げ、再び呻く。]
……あとは、おねがいし。ま・・・。
[再び、意識をなくした。*]
(335) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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