人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 01時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―花祭前:花達の棟―

 虎鉄、照れるって柄かいな。
 手妻、愉しみにしてくれるんは、嬉しけどな。

[へらっと笑う相手の眉間に、叶うならでこぴんを一つ。]

 あんひとも、それが舞と笛の才の代償やったんやないかなぁ。
 なんも難がない人なんて、おらへんやろ。

[ふと思い浮かぶのは、才の全てを持つと噂されるロビン。]

 ロビンって全ての才持つ謂われ取る花かて、性格はなんや、ツンツンしとったで?あれも、才の代償やろか。

 ……虎鉄の部屋はそこやな。
 ほな、花祭で。

[虎鉄の挙動に少しの違和を覚えつつも、その場では特別気にする様子を見せず、ひらっと手を振ると自分に宛がわれた部屋へと華月は入っていった。]

(23) 2010/08/03(Tue) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間・窓際―

[虎鉄と別れた後、準備を済ませた華月の姿は確かに大広間に在った。ヨアヒムの趣味に合わせてか、和装が多い中、あえてか今宵は黒と紅のグラデーションのチャイナ服を着こんで、独り窓際に佇んでいる。]

 誰かに似てはるおもうとったら、霞月夜様に似てはるのか。

[迦陵頻伽の名に相応しい唄声を聴きながら、ぽつり呟くのは、高嶺と霞月夜を見比べての感想。]

 よう、似てはる……。

[つっと彼らの容姿に似た、夜空に浮かぶ月に眼差しを向けた。
華月はまだ、自らの芸を見せようとはしない。]

(35) 2010/08/03(Tue) 02時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 02時頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間・窓際―

[天空を見詰めていた苔色は、己にかかるだろう言葉を聴いてそちらを向く。]

 嗚呼、邪魔しとったかいな。

[少し前噂した花の姿に、小首を傾げる。
その顔に何かが足りない気がした。]

 ……酌、所望されとるけど、ええん?

[睨まれているとも思える凝視に、苦笑いをして返せば、それよりも前に霞月夜にロビンが返す。]

 癇癪玉みたいやなぁ。

[思わずそう呟いた。]

(51) 2010/08/03(Tue) 02時頃

手妻師 華月斎は、奏者 セシルの怒号に「なんや、短気なんが多いなぁ」と再度呟きを零した。

2010/08/03(Tue) 02時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間・窓際―

 華月でおおとるで。

[癇癪玉と称した少年に、近寄るなと謂われたにも関わらず間を寄せる。]

 足怪我しとるんやな。
 あと、眼鏡がないようやけど。

[伸ばす手、相手に届くか否か。]

 椅子に座らせてもろうとき。
 それか、部屋まで戻るんやったら、おぶっていってもええ。

 ツンツンしとるんは構わへんけど、そゆ方法で他の花の邪魔はしたらあかんよ。

(71) 2010/08/03(Tue) 02時半頃

手妻師 華月斎は、さすらい人 ヤニクの言葉に密やかに同意を示す。舞台を壊すのはやぶさかではないと。

2010/08/03(Tue) 02時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間・窓際―

 ……っ

[叩かれた手に受けた衝動に、微かに声を漏らした。
一瞬見開いた眼は細まり、唇の端が上がる。]

 阿呆。

[今度は遠慮なく崩れ落ちた相手に手を伸ばし触れた。]

 そんな調子で逃げてどないすん?
 それに、わての手、もしうごかなったらどないしてくれるん。
 手妻師にとって、手は命やで?
 そゆこともうちいと考えて、ツンツンしぃ。

[有無を言わさず担ぎあげて、椅子にその身を座らる。
それから先、また逃げようとするならば、華月の知ったことではないが。]

(86) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間・窓際―

 騒がしゅうして、すまへん。

[はぁっと息吐いて、問いかけを向けてくる高嶺に謝罪を向けた。
その後、叩かれた手をチロリと舌先で舐める。

ロビンにかけた言葉ほど、手の傷のことは実は気にしていない。
あれだけのことで、手が動かなくなることはない。
ただ少し、花の年嵩として灸をすえただけのこと。]

 ツンツンしとるのも、ロビンの個性やとは思うけどなぁ。

[そういうのも嫌いやないよ……と、常のように呟くも、>>94さくっと切るような高嶺の言葉に、苔色をその人の真意を伺う為に向けた。]

(98) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

 困ったもんやなぁ……。
 なにが、そこまで意固地にさせとるんやろか。

[確かに癇癪玉には近付くなと謂われ、手を出したのは華月。
その代償も実際の所なんとも思っていない。
気にしているような言葉を紡いだのも、唯の灸。

手に強張ったロビンの身体の感触が残る。
それは、相手の心に刹那触れたに等しいか。]
 

[高嶺の返答に、暫しの沈黙を返す。
それでもロビンが去ろうとするならば、止めることはしない。]

 せやったら、酌しましょか。
 少し、変わった酌やけど。

[盃に手を伸ばせば、そこに舞い降りる和紙の蝶。
手妻師が片手で刹那盃を隠せば、蝶は酒と変わっていた。
それを高嶺に差し出せば、受け取って貰えるだろうか。]

(105) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

[ロビンの去り際の凄絶な笑みに、ぞくりと背を走るものがあった。
我知らず、返すように零した笑みは、婀娜っぽいもの。
それは、僅かの間に消え失せる。]



[求められるなら、そのまま花主たちの酌をして回ろう。
その途中、虎鉄の姿を見止めれば、未だ彼の人の不自然さに正しく気がつかぬまま*微かに微笑を向けた*]

(116) 2010/08/03(Tue) 03時半頃

手妻師 華月斎は、舞台の即興が終われば、花主の邪魔にならぬ程度に*賛美の視線を向けた*

2010/08/03(Tue) 03時半頃


【人】 手妻師 華月斎

 水……そりゃ、気つかへんで申し訳あらへん。

[高峰の言葉に、次の瞬間、袖口から取り出したグラスには、なみなみと真水が注がれている。

少しだけ瞬いた黒檀に、苔色の眦は*微笑んでいた*]

(118) 2010/08/03(Tue) 03時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 03時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[>>128高嶺の言葉に表情に、僅かに眉尻を下げて微笑む。]

 そな簡単に種教えよったら、おまんまくいっぱぐれるさかい。
 ……先程ん件は、お疲れさまです。

[労いを付け足せば、遠くヨアヒムが手招くのが見える。
酌をしろということなのだろう。]

 そりゃこれだけやったら、花として生きて行けまへん。
 望まれるんやったら、また。

[>>150去ろうとする高嶺へ、口早に告げる。
最後に悪戯か、別の手妻の切片を見せようとしたか、気づかれぬよう、相手の流れる髪に和紙で作った蓮の花を挿した。移動中落ちなければ、黒の上に白い仮初の花が咲き続ける。]

(194) 2010/08/03(Tue) 09時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[その後、急ぎヨアヒムの酌に向かった華月に>>153試すような視線が投げかけられる。ヨアヒムに尻を撫でられながら、苔色は紫苑色を探す。>>184視線はかち合ったか否か。
かち合わずとも、竜笛の音がし始めれば、華月の動きは決まる。

丁度、ヨアヒムの興味が、場を去ろうとする目隠しの花に移ったこともあり、するり舞台による華月の手には、黄金色の扇。]



[その扇が揺らめけば、舞い始めるは本人ではなく、7色の和紙の蝶。雨上がりの空に架かる橋の色は、空に昇る龍に絡むがごとく。そして、カンバス上に混じる色々を現しているかのようにも見えるか。

蝶の儚い舞は、筆を操る花の手が止まり、龍が天に昇りきるまで添えられる*]

(197) 2010/08/03(Tue) 10時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 10時頃


【人】 手妻師 華月斎

[りぃん――まるで終わりを告げるような鈴の音が響けば、1羽、また1羽と、7色の蝶が床に堕ちて行く。

高らかに、天に姿を消す龍とは対照的。
最後の蝶は、儚く地に堕ちた。

それは、笛の操り手と蝶の操り手と、対照的な二つの花を思わせるものかもしれない。]

 高嶺様、もう少し居られとったら、わての手妻見せれたんやけどなぁ。

[余韻が引いたとき、ポツリと呟く華月の目にも、僧侶と元花が絡み合う姿が映る。おそらくは、それに対する想いも、鵠とは対照的なものであろうか。]

(198) 2010/08/03(Tue) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

 ちぃと、疲れはっとたんや。

[流し目に流し目を返す。唇の端に苦笑い。
つぃっと扇を動かせば、死した蝶の内より紫が息を吹き返す。
それは戯れに、客席を見やる鵠の髪に止まる。]

 紅い月か、見事なもんやなぁ。

[紫苑色とは反対に、苔色は舞台の中央に。
カンバスに描かれた色彩に、感嘆の息を吐いた。

さて、そのとき、筆を取っていた花はどうしていたか。]

(201) 2010/08/03(Tue) 10時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 嗚呼、わては華月いうねん。こっちは鵠さん。
 こっちこそ、愉しませてもろたわ。ありがとさん。

[名乗りが見事に重なって、笑いながら月瀬に礼をいう。
正反対に見えて、時々こうして重なり合うからこそ、馴染みなのかもしれない。]

(206) 2010/08/03(Tue) 11時頃

【人】 手妻師 華月斎

 しかし、これで完成やないんかい。
 すごいもんやなぁ。

[紅――に心を奪われたか、舞台をさる脚はやや遅い。
ふと、高嶺が何故疲れていたのかの問いに答えるのを忘れていたことを思い出し、鵠に答えるついでのよう付随して月瀬に言葉をかける。]

 高嶺様は、さっき、舞台下でちとどんぱちあったやろ。
 治めてくれるんに、気使われたんちゃうやろか。

 そや、月瀬はロビンと仲えぇみたいやさかい、後でわての手はなんも問題ない言うといて。灸すえすぎたかもしれへんから。

[少し赤味の残る手を、蝶のようにひらひらさせた。]

(208) 2010/08/03(Tue) 11時頃

【人】 手妻師 華月斎

 そやなぁ、明日は満月やったな。

[その事実に何を思うか、苔色は細くなる。
仲良しの単語には、肯定を示すように、鵠の視線を受ければ唇に三日月を浮かべ、絵画に関する評は頷きを返す。と、月瀬に手を取られて、次に満月のように眸は見開かれた。]

 いや、触るな云われて触ったんは、わてやし。
 こうなるかもしれんと覚悟はしとったんや。

 月瀬が謝ることはないんよ。

[視界の端に、笛を操る美しい手がよぎったのを見た。]

 せやかて、なしてあそこまで頑ななんやろなぁ。

[叶うなら、あいた片手で桜色の髪を撫でようとしつつ、苔色をよぎった手の主に向けて、小さく大丈夫だと云う様に微笑んだ。]

(213) 2010/08/03(Tue) 11時半頃

手妻師 華月斎は、奏者 セシルに、問いかけの答えを求めたわけでは特にないようだった。

2010/08/03(Tue) 11時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[己が手に触れるまで、今触れている手が握り締められていたことは知らない。
けれど、今、離される手が小刻みに震えていることは判る。
その理由を問いたげな苔色。しかし、唇は問う言葉を紡がない。

撫でる桜色。相手がそれに叩かれる錯覚を覚えているとは、これも知ることはできない。
人の心の裡を読める才は、華月にはない。]

 逆に、形残るからこそ好む主もいてはるやろ。

[向けられる笑みに、返すは苦笑。]

 ほんま、叶わんな。
 判った、そこまで云うんやったら、謝罪うけとっとくわ。

[月瀬の仮面の下の想いは判らずとも、本当に仲が良いのは彼らの方ではないかと、鵠に言葉なく問いかける。されど、視線そらされたままなら届かぬか。胸前に握られた手に緩く首を傾げて此方も視線を外す。]

(226) 2010/08/03(Tue) 12時頃

【人】 手妻師 華月斎

[>>217琵琶の花主の言葉は聴こえたか聞こえていないか。
聴こえていたなら、その裡を知ったなら、唯微笑みを向けるだろう。

華月は、花主に囲われたことのある花だ。
その期間、友と別れることの感慨など、薄れて久しい。
弟分の虎鉄と長く連絡をとらずにいたように。

月瀬が酌に回った後、鵠はどうしたか。
華月は、まだその場を辞さず、花祭の中に*溶け込む*]

(227) 2010/08/03(Tue) 12時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 12時頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[ヘーゼルが揺れるのを具に見やったからこそ、やはり問いを向けることができない。
ただ、表情が、ロビンを庇おうとしたときよりも柔らかくなっていることで、佳しと華月は想う。]

 わても、鵠さんの舞と笛、好きやよ。
 鵠さんの舞に合わすには、わての楽器の腕やと力不足やけど。

[手妻への賛美に、同じく賛美を返す顔は、常々多々を好きと云うのと変わらない。
共に酒宴へ降りる、りぃんと澄んだ鈴の音が響いた時の表情の方が、常と違うことなど、顔を合わせていなくば、相手は気づくまい。]


[>>254顔見えぬまま聴こえた呟き。
少しの間の沈黙。酌先を探すその人だけに聴こえるよう低く抑えた声音を紡ぐ表情は、どこか困った色が滲んでいた。]

(290) 2010/08/03(Tue) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

 媚も艶も覚えたら、今の鵠さんには戻られへんで。
 それで失うかもしれへん、囲われ先もきっとある。
 せやけど、リスク覚悟で、それとは違う場所を得る可能性を選ぶこともできる。

 それがええんか、悪いかは、後になってみんとわからへん。
 それでも、変わりたいおもわはるんやったら

[次の瞬間だけ、嗚呼、鵠にはこうなって欲しくないと示すように、艶めいた声で囁く。]

 わてが練習相手になってもえぇで。
 ……やさしゅうはできへんけど。

[その最後の一言が、誰もがあるだろう、華月の秘密の欠片だと気取らせぬように、浮かべる表情は微笑。そして酌の相手を見つけた相手から距離を取った。]

(291) 2010/08/03(Tue) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[人ごみから離れた華月は、虎鉄が居ればその傍らで、居なくば独り窓際で、やがて始まった明之進の舞を見る。]

 明之進の主さんっぽいんは、姿みぃへんけど……。

[小さく零す言の葉。少し首を傾げるも、見ゆる地獄の焔を思わせる舞に、やがて見惚れ囚われれば、擡げた疑問は、火に炙られ、燃え消える。]


[舞が終わるまでの沈黙。
その地獄の焔に焦れるような眼差しは、傍に在れば虎鉄は知ることが出来ようか。

紫苑色の眸の人と、焔に囚われた眸は同じ時を振り返る。]

(309) 2010/08/03(Tue) 17時頃

【人】 手妻師 華月斎




 そう、ならへんことを、ねがっとる。

[鈴の音に遮られるように、返せなかった言葉を、椿の花落つる時、呟いた。
それの言葉の真意がどこにあるかは、呟いた本人が、一番*判っていないのかもしれない*]

(310) 2010/08/03(Tue) 17時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 17時頃


【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

 虎…鉄……?

[眸の奥に椿の花、地獄の焔を抱いたまま、己の名を呼ぶ相手を苔色は見る。]

 どうしたん?顔色わる……って、おいっ。

[駆け出す青年に伸ばす手は、しかし、途中で落つる。
燃える苔色は、落とした手を見る、微か叩かれて赤に染まった手を握った。

今、追ってはいけないと、自覚がある。
追っては、手を伸ばしては……願ってしまうから。
地獄の焔の中にある   を。]

(351) 2010/08/03(Tue) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎



[沈黙。伏せる瞼の下に焔を隠す。

りぃん――涼やかな音が暗闇の世界に響いた。
苔色を開ければ、いつの間にか高嶺の姿があり芸を所望していた。そして、それに応える鵠の姿。]

(353) 2010/08/03(Tue) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[白鳥が舞うのを、苔色は見詰めた。
鳴る笛の音に、密やかに胸元を探る。
そこには相方というには、心をかけていない笛が在った。]

 ……わても、一曲吹いてもえぇやろか?

[鈴の音の余韻が醒めたころ、ほつりと次を立候補する。
その言葉は、笛を芸とする壇上の2人にどう響いたか。

華月は応えを待つ間に、身を舞台へと運ぶ。]

(359) 2010/08/03(Tue) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間・舞台―

 高嶺様に、酌の手妻以外にも出来んか?いわれたさかい。

[唇を噛む夜光の裡はしれぬ。
けれど、行くと去るで交わった地点で、叶うなら励ますようにその肩を叩いた。
鵠はどうしたか、叶うならば、苔色を紫苑色に交わらせて微笑んでみせる。]

 ほな不肖ながら吹かせてもらいますわ。

[舞台の中央で手を天に翳す。
ふわり――1羽の白き和紙の蝶が手妻師の指から離れ、空を舞う。手の内から、はらりはらり――和紙で出来た蓮の花がいくつもいくつも産まれ床に落ちる。そして気がつけば、手妻師の手には黒塗りの横笛が1つ握られている。

唇にゆっくりと噴き口が宛がわれれば


            ―――次に聴こえる一音は悲鳴のような。]

(368) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

[優雅に舞っていた蝶は、羽を震わせ弛緩したように、地に落ちた。それは演出のように見えて、実際の所、ただ操るのを忘れただけのこと。

凡才でも、稀に才あるものに近しい音を吹かせることもある。
常には手妻の添え程度にしか笛を吹かぬ男が、それを忘れて吹いたことが、その稀を引き起こしたか。
それとも、地獄の焔に煽られたか。

悲鳴のような笛の音は
         ――嗚呼、それは狂人の調べ。]




[地獄の焔に焼かれ自ら傷むのを願うかのような。
他者に、ここに堕ちてみろと艶めいて誘うかのような。
それでいて惑い、いつくしむような。


                     混沌。]

(374) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

[そう長い曲ではなかったはずだ。
しかし、あまりの混沌さに、それを永遠のように思う者も、泡沫のように思う者もあっただろう。

最後の一音。
そこだけは昏迷を避けるように、白鳥の最期と重ねる。
悲鳴の後の絶命。]

 ……お耳汚し、すまへん。

[始まりと同じく、余韻の後、ゆっくりと降ろされる笛。
そこにあるのは、常と変わらぬ微笑。
弧を描く唇が聴衆に礼を述べ、飄々と舞台を後にする。]

 あかんわ、真面目に笛吹いたら、喉乾いたわ。

[笛の音とは正反対にカラリとした態で、舞台下で水を求めた。
笛の音で昇華されたか、苔色に焔は今は燈ってはいない。]

(378) 2010/08/03(Tue) 23時頃

手妻師 華月斎は、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/03(Tue) 23時半頃


【人】 手妻師 華月斎

 ほんま、疲れたわ。
 よう笛、芸にしとるん、毎日あんなに練習できるなぁ。

[夜光の労いの言葉に、笑む。
その微笑は、高嶺の質問にもかかっているのだが、相手は気がつくだろうか。
「簡単に教えよったら、花として生きていけまへん」
そんな意味合いを、眼差しで返す。
それは、裡を見せたくない、というのにも等しいのだが。]

 ……なんやろ?
 嗚呼、水欲しいねん。
 も、こんな、なれんこと、二度としぃひんわ。
 わては、やっぱ、手妻が一番性にあっとう。

[そして白鳥の名を持つ人に覗きこまれれば、ひょっと片方の眉を上げて、水を勢いよく飲みほした。]

(388) 2010/08/04(Wed) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

 ケチいわはるん。
 わてが、笛真面目に吹くやなんて、今後きっとあらしませんのに。

[高嶺の言葉に軽口を拗ねた顔で返した。
と、何を思ったか、付け足す言の葉。]

 言葉より、多分、芸に滲むんが一番の答えやと思います。
 解釈の違いで答えに近こうなるか、遠なるかは、判断する人次第やろけど。

[呑みこまれるような音と思われたなら、それは正解であって正解でない。
横顔を見る人に、少しだけ苔色だけを向けて、それ以上言葉を紡がなかったのは、新たな舞が始まったからだ。

眼差しはまっすぐに舞台を見やる。]

(398) 2010/08/04(Wed) 00時頃

手妻師 華月斎は、門下生 一平太の舞が終わったら、虎鉄を探しに行こうと、心裡で想う。

2010/08/04(Wed) 00時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[こんな時にも、こんな時だからこそか、鵠と答えが重なり、苦笑が零れる。その表情のまま、気配が増えたことに気がつけど、しかりと舞台を見終える。

笛と同様、舞も個性が表れるか、静かに咲く前の花の舞を見届けると、賛美の後、再び口を開く。]

 また、同じような気持ちになりよったら、吹けるかもしれへんけど。どやろか?

[高嶺の言葉に、ただ笑う。
混沌は、そのまま混沌だ。
本来裡に秘めたものは、呑みこむを望むのでなく……。]

 さて、わいは、そろそろお暇しようと思います。

[そんな裡を出さぬようにか、暇を告げる言葉を告げた。]

(412) 2010/08/04(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

[暇を告げれば、呼びとめられるように名を呼ばれた。
細まる黒檀に合わすように、苔色も細まる。]

 茶、でっか。
 それは、今やろか。それとも、時間指定やろか?

[別段、茶を注ぐこと、使い走りにされることを気にしての言葉ではない。ちらっと本郷の方にも視線を向けるのは、今なら彼にも淹れるべきなのかと窺うもの。
天満月の姿が見えるならば、そちらにも。]

(422) 2010/08/04(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

 嗚呼……

[高嶺の言葉に、少しだけ驚いたように苔色を見開いて、息を吐いた。間違えていないなら、そういうことか……と。]

 なら、折を見て持って行きますわ。
 今宵はもう随分遅いさかい、飲んだら寝れへんなりますから。

[と、謂った矢先に、本郷の言葉がかかる。]

 本郷様は、今、飲む茶が入用なんすか。
 寝れへんなりますよ?

[此方に関しては、裏の無い意味合いで、唇の端に浮かべるのは艶ではなく苦笑。仮初そこに裏の意味が含まれていたとしても、今、気がつけるキーワードはこちらにはない。]

 庭の緑……なんやろ。
 鵠さん、判りはります?
 高嶺様のん併せて教えてくれんやろか。

[それでも本郷が茶を所望するなら、汲んでこようと、庭の緑の謎かけを鵠に問う。]

(429) 2010/08/04(Wed) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 さいですか。
 ま、謎かけとけたら、本郷様にも折みて茶差し入れいきますわ。

[本郷の言葉に、裏の意味含めず、一先ずそう謂い置く。
いらんと謂われればそれまでだが。]

 ……っ?

[と、相貌が崩れる。
その切欠を作った高嶺と、鵠を交互に見遣る。
そして、高嶺から零れた真意なのだろうか?言葉に、再度苔色を見開いた。暫し後、我に返れば、常の表情に戻れば、窺うのは高嶺ではなく鵠。

そのような状況故、去り行く人に挨拶はきちんとは向けられないまま。]

(446) 2010/08/04(Wed) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

[ふと、本郷の挙動に自分が言葉選びを失敗したらしいことを悟る。しかし、謝罪は彼には逆効果であると、少なからず学習している華月は、あえて謝罪の言葉を述べないで置く。しれっとした顔を取り繕いそこに在ろうとするものの]

 ……なんや、驚いたな。

[合わさった眼差しの先も答えを出せば、華月はカリカリと頭を掻く。どうも当初考えていたことと、話の流れが違う。

ただ一夜の花を求められているのだと思っていたのだが。
否、そうでないとは、鵠はとにもかくにも、自分に限っては謂いきれないと、思ってはいる。]

(461) 2010/08/04(Wed) 02時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[少し呆けた頭のまま、こうなってしまえば、去るのは花主達が去ってからだろうと思い。
花主達が去るのを待ってから、場を辞そうと。

鵠はどうしていたか。
同じことを思い、同じようにしていたならば、花主達が去った後、*2,3会話はした筈*]

(467) 2010/08/04(Wed) 02時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 03時頃


【人】 手妻師 華月斎

―与えられた部屋―

 んっ……。

[ゆるりと瞼を持ち上げると、見なれぬ部屋の様が苔色に映る。
そうか、ここはまんまる様の邸宅だったなと、まだ覚めやらぬ頭で、ぼぅと考える。
反芻するは、寝る前のこと。いつになく怒涛だったと苦笑いを浮かべる。]

(507) 2010/08/04(Wed) 11時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―回想―

 まんまるっ……。

[本郷の去り際の言動に、高嶺がヨアヒムのように丸くなる様を思い浮かべて、疲れている当人に申し訳ないと思いながらも、密やかに肩を震わせた。更に笑いに拍車をかけているのは、高嶺を子供扱いしている本郷の行動も子供のようだと思ったからだとは、流石の華月も口にはださない。
しかし、それも去り際、高嶺(花主)の黒檀で見られたならば、収まる。
浮かべる表情は微笑。媚びるでもなく、けれど移ろい行く華と月、2つを名に抱くに相応しい艶と儚さと、けれど何にも動じないといった苔色を返した。鵠にならって、礼も一つ。]


[りん――微かな鈴の音が、主達が去った後の僅かな静寂を裂く。
呟くように言葉を紡ぐ人に、華月は眼差しを向けた。]

(508) 2010/08/04(Wed) 11時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 そやな。
 高嶺様んとこやったら、鵠さんも申し分ないやろ。
 芸を見てはるんは、確かやと思う。
 やけど……

[告げていいのか悪いのか。謂い淀み、間を計ろうとか動かなくなった紫の蝶に手を伸ばしかけた途中、刷衛の声が聴こえて引いた。苔色もまた、現れた大男の花主に向く。
鵠が言を紡ぐ時は、華月は沈黙を保つ。]

(509) 2010/08/04(Wed) 11時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[刷衛の言葉は謂い淀んだ内容そのもので、困った風な顔をして、髪を掻いた。
その仕草を、きっと微か窺うように見る紫苑色が捉えた。
刷衛に答えるのに重ねて、その紫苑色にも答えを返す。]

 わてに関しては、そんなんなっても今更やから。
 大概んことは、そなん辛いとは思わへんし。

 ま、まだ話まとまった訳でもなし。
 なるようにしか、ならんやろ。

[高嶺の全てを知っている訳でもないのだから、無駄に不安を煽るのはよくない、そう思ったのが謂い淀んだ理由。ただ、人それぞれとはいいつつも、芸だけを愛でる主人は少なく、色だけを欲する主人もまた少ないというのが、少なくとも華月が見てきた事実。]

(510) 2010/08/04(Wed) 11時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[それから幾許か話をしたか。
鵠と伴って花達の集う棟へと戻り際、聴く相手の裡に、ただ微笑んだ。]

 もうちぃと、悩んでもえぇんで。
 花祭中ならいつでもいうんは、そいうことやろ。
 花も花主を選べ、謂うはる方だけあるわ。

[別れ際、つぃっと伸ばす手、紫の和紙の蝶の隣、緑の連れを忍ばせる。今は、傍に在ると示すように、けれど]

 高嶺様の茶は、  でいいんよな?

[茶の種類を確かめる言の葉は、既に自分は答えを出していると暗に告げるもの。請われれば、道理に反していなければ断らない。華月という花はそういう花だった。]

(511) 2010/08/04(Wed) 12時頃

【人】 手妻師 華月斎

 ちゃんと寝るんやで。

[ひらり――鵠に手を振って向かうのは、虎鉄が自室だと指した部屋前に。ノックをしようとし、止めて、泥棒が内を伺うように扉に耳をあてた。]

 帰っては、きとるみたいやな。

[人の気配に、ほっと息を吐いてから、自室へと向かう。
窓を開ければ迦陵頻伽の唄声が微かに聴こえた。
それもいつしか止み、気がつけば華月も夢の世界へと堕ちたのだった。]

―回想・了―

(512) 2010/08/04(Wed) 12時頃

【人】 手妻師 華月斎

―朝・宛がわれた部屋―

 さぁて、何時、高嶺様んとこ行くんがえぇんやろなぁ。
 ま、早いとこいってしまお。

[ぐぅっと伸びをすれば、夜着が肌蹴ける。
そこより垣間見える生肌には、薄い傷跡が幾多、朝の陽の光の中*浮かんでいた*]

(513) 2010/08/04(Wed) 12時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 12時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 20時頃


【人】 手妻師 華月斎

―宛がわれた部屋―

[手妻師の朝の支度は、割と時間がかかるものである。
なぜならば、手妻には種も仕掛けもあるのだから。
準備の最中、廊下に鈴の音を聴いた。
その時ばかりは眼差しを、扉越し廊下に向けた。

彼はどう、答えをだしたのか、と。
   もう、答えをだしたのか、と。

しかし、かける言葉はなく。
やがて遠のく音に、支度の手を再開させた。]

 こんなもんやろか。

[目元には薄く紅をひき、常と変わらぬ着物を着こみ、廊下へと出る。]

(579) 2010/08/04(Wed) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―花達の棟・廊下―

 ヴァイオリン……?

[部屋に居るうちから聴こえていた、聴きなれぬ楽器の音に一つ呟く。誰がと思いながら、結局、音源を確かめなかったとこに、廊下に出てから気がついた。

と、確かめようかと思った時には、夏の音を奏でず、その音は止んだ。

小さく肩を竦めて、華月が足を運ぶのは食堂の方角。]

(580) 2010/08/04(Wed) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―A棟廊下―

[食堂へと向かう途中、背にかかる声に振り変える。]

 夜光か。おはようさん。
 昨晩は、ろくすっぽ別れ際挨拶せんと悪かったなぁ。
 よう寝れたん?

[挨拶を返し、相手が隣につくまで、足を止めた。]

(583) 2010/08/04(Wed) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

―A棟廊下―

 そりゃよかったなぁ。
 花祭、後2日あるんやさかい、体調管理は大切やから。

[相手の応えに、ほぅっと安堵したような微笑を向ける。
夜光が隣に辿り着けば、気易くその肩をポンポンと叩こうと。]

 ん。わては、ちぃと食堂に茶貰いにいくんよ。
 高嶺様の御所望やから。

 夜光は何処行くつもりなん?

[行く方角を確かめて動き出そうと、そのまま立ち話の形を取る。]

(590) 2010/08/04(Wed) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

―A棟廊下―

[高嶺に呼ばれたと、自慢するでない調子で告げたのは、どの道黙っていても廻る噂だと、昨夜の刷衛の一件で悟っているからだ。
小さな吐息に、夜光の裡を垣間見た気がして、困ったように唇の端を微かに上げた。
けれど、それについてはそれ以上告げず]

 そういや、明之進と仲よさげ、やったな?
 刷衛様とも、なんや、縁がありそやったけど……。

[昨晩の花祭で垣間見た仲を、自信なく尋ねた。
どういう仲なのかと、小首を傾げることで問いを重ねる。]

 本邸の方に居るんか。
 ほな、途中まで一緒にいこか。

[ただ、彼の人が本邸に居るらしいことは夜光の眼差しで知れて、ゆっくりと歩を進め始めた。]

(600) 2010/08/04(Wed) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―A棟廊下―

 同じ舞の師、わてと虎鉄みとうなもんやな。

[夜光と明之進の間柄に、弟分を思い出して、彼はどうしているかと気をやる。]

 ……?
 わてがしっとう限りは、刷衛様は外国の方やないはずやけど。

[カリカリっと頭を掻く。]

 明之進の主さんってきてはるん?
 姿みいひんけど。
 なんや、どしたん?
 わて、あんま頭ようないから、意味がわからへんわ。

[行く先には頷くものの、色々繋がってない華月は疑問符を顔に浮かべまくっていた。]

(614) 2010/08/04(Wed) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[遅い歩みでも、もう本邸の廊下まで来ていたか。]

 虎鉄には、おうとらんのん?
 って、噂をすれば影や。

[向こうは気がついたか否か。
見えた影をつぃっと夜光に指し示す。]

 刷衛様は、明之進の主さんって感じに見えへんかったけど。
 主さんつきやったら、1人でけぇへんと思うけど。
 どなんやろなぁ。もしかして?

[疑問符が矢張り増えた。]

(622) 2010/08/04(Wed) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[指し示した先も、此方に気がついたよう。
名を呼ばれれば、顔に同じ師についていた時と同じ、親しさを込めた笑みを浮かべて招き入れる。]

 おはようさん。
 そん調子やと、体調の方は治ったようやな。
 よかったわ。心配しとったんやで?

[叶うならその頭を撫でようと、手を伸ばしながら]

 ……なんや、よう判らんけど事情がありそうやな。
 明之進んことは了解したよ。

[夜光の言葉に、小首を傾げたあと一つ頷いた。]

(632) 2010/08/04(Wed) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[夜光の言を継いで、少し説明を足す。]

 虎鉄の噂しよってん。
 明之進は、夜光の舞の師を共にする花や。
 わいと、虎鉄と一緒やてな。

[ぐりぐりと撫でる頭は、しかし、昔と比べれば、酷く 冷たい 気がした。それは、まるで、生きていないかのような……。

つっと手を引く、感触を確かめるように幾度か握り込む仕草を繰り返す。]

 いや、わても直ぐ追いかけれればよかったんやけど。
 ほんまに調子はええん?
 なんや、冷たいんは、水でもあびよった後かいな。

[傾いでいる相手の顔を、じぃと覗きこんだ。]

(643) 2010/08/04(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

 それなら、えぇんやけど。

[覗きこんだ先、嘘が見えねば、納得するかは別として覗きこむを止めた。
と、上げた視線の先に、高嶺の姿を見る。]

 高嶺様、おはよう……いや、こんにちはやろか?
 茶、持って行こうと思ってましたねんけど。

[さらりともう答えを出したと、常と変わらぬ態で告げた。]

(654) 2010/08/04(Wed) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[視界の端に夜光の手の動きも見えた。
礼を告げるように、同じく手が少し動いた。

鈴の音も聴こえる、一瞬そちらに苔色を向けて、笑みを浮かべた。]

 わても、威勢のいいのにいれられとるんやろか。
 ほな、後で持って行きますさかい。
 もし、居られなんだりしたら、勝手に待っといてもええやろか?

[少し見開かれた黒檀は、酌の手妻を見せた時を思い起こさせ、笑みを深める。
尋ねの答えを待ち、ふと、虎鉄からの視線を感じて、小首を傾げて見せた。それは、高嶺が虎鉄の名を問うタイミングと同じだった故に、名乗りを促すようにも見えたか。]

(666) 2010/08/05(Thu) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[威勢のいいのに含められても、笑みが崩れることはない。
聴いたはいいが、どちらでも本当は構わなかったと云う態。]

 希望に添えれるよにしますよって。
 ……虎鉄?

[若干の無茶な注文にもカラリと笑うものの、挑むような虎鉄の視線に笑みは潜まり、瞬く苔色。
彼がそういう性質であるのは、知ってはいれども。
心配の色を滲ませる眼差しは、辞去の言を聴き、次に明之進の元へと向かうのだろう夜光に向けられる。

先程の手の動きをまねるよう。
眼差しで伝えるのは、華月も明之進のことを気にかけていると伝えるものであった。]

(680) 2010/08/05(Thu) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[鈴の音が遠ざかろうとするか、夜光に頷いて視線を外すと、鵠の行方をしろうとするように苔色は追う。しかし、それも僅かの間。]

 舞の師を同じくしとります。
 わては、舞は、笛と同じく凡才やったけど、虎鉄はちゃいまっせ。

[視線を高嶺に向け、尋ねに答えた。]

(695) 2010/08/05(Thu) 01時頃

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