126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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“秘密結社アヴァロン”
魔法使い達の総本山とされるその本部には,“一冊の本”が存在している。
(#0) 2013/06/09(Sun) 00時頃
謎に満ちたこの場所で,さらに秘匿とされた分厚い書物。
そこには
(#1) 2013/06/09(Sun) 00時頃
“この世の全ての記録と記憶”が,収められているという――――。
(#2) 2013/06/09(Sun) 00時頃
[どこからか
ぱらり
ぱらり と
ページのめくれる音がする…………]
(#3) 2013/06/09(Sun) 00時頃
『P.XXX /魔法使いとは
魔法使いとは,人に危害を加える魔物の殺害を生業とする者達である。
人智を超越したその能力は,特定の物質に秘められた力を解放し,通常の人間では扱うことのできない“魔法”を発動させることができる。
また,その力は物質のみならず,生命に直接干渉することさえも可能とする。
それが,生死の狭間を彷徨う者であれば,魔法使いは自らの意思で選び取ることができるのだ。
その人物を,そのまま奈落へと突き落とすのか。
それとも――――そこから救い上げるのか,を。』
(#4) 2013/06/09(Sun) 00時頃
『P.XXX-X /魔物とは
魔物とは,欲望が高じ,その身に魔を帯びることとなった動植物の総称である。
欲望ゆえに姿を違えたモノ達は,そのほとんどは結果として,別の命を襲う存在に成り果てるとされている。
その力は凄まじく,魔とつながりのない生物が,彼らに対抗するのは難しい。
しかし,死の淵にさえ追いやることができれば,そのモノ達は本来の姿を取り戻す。
魔法使い達は,それを“生贄”とすることで,殺害を完了するのである。』
(#5) 2013/06/09(Sun) 00時頃
『P.XXXXXXXXX-XXX /アヴァロン要請録 No.XXXX
正体不明の“謎の魔物”が出現し,すでに多数の人間が犠牲となっているとの報告が上げられた。
“謎の魔物”は,人里から離れた森奥の廃村を拠点としいるものと推測される。
しかるに,指名された魔法使いたちは,“雨尽きぬ廃村・ノア”へと集結し――――』
(#6) 2013/06/09(Sun) 00時頃
『 その魔物を,“ 殺 害 ”せよ。 』
(#7) 2013/06/09(Sun) 00時頃
【生贄と救済の果てに 〜雨尽きぬ廃村・ノア〜】
(#8) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[“雨の境界線”に踏み入って,どれほど森を切り抜けてきた頃だろうか。 人の絶えた村落を前に,男の足は歩みを止めた。
激しい雨を身に受けながら。 男はフードを被ったまま,手にしたランプへと語りかける。
ここは,森の奥深くに存在する,人の存在の絶えた廃村“ノア”。 その入り口に位置する場所か。
耳をうつのは間断なき雨音。 厚い雲により陽も温もりも遮られ,濡れた衣服が体温を奪う。
男の名前は,“ヴェスパタイン”。 アヴァロンの要請によりこの地に訪れた,“魔法使い”の1人]
(@0) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[男の手にしたランプの炎はいつくかに枝分かれし,各々の方角を指している。 これが,男の得意とする魔法の1つ。
その炎の示す先―――― 今は,いずこにいるとも知れない魔法使い達には,男の声が届いていることだろう。
他の者達の想定より,早いであろうこの時分に。 己はすでに,“ノア”へと到着している,と。 これより先行して,単独で要請を開始する,と。
そして,要請を受けたであろう魔法使い達の名前を挙げ,一人ひとりに呼び掛けてから。
到着し次第,各々任務を遂行せよ,と。
現在はまだ,“謎の魔物”と思しき存在とは未接触――――]
(@1) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[そこで,男は不意に言葉を区切り,前方を見つめる目を細めた。
雨滴により阻まれた視界の奥で,蠢いている多数の影。 雄牛ほどの大きさの,腐肉の塊のような生き物の群れ。
廃屋の陰から,背後の森から。 次々と姿を現したのは,かつては“猫”と呼ばれていたはずの存在。 魔物“オーク”達が巨大な口を開き,男を捕食せんと包囲を狭めている]
……………………。
[……ただし,下級魔物の存在を多数捕捉。 留意せよ。
動じることなく,再びランプに語りかけると,魔法を収め,それを腰へと吊るした。 代わりにローブから“何か”を取り出し,その手でぎゅっと握りしめる]
(@2) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[手にしたものは,白骨化した“何か”の指先。 人の物にしては禍々しく,知る者が見れば魔力が込められている察しが付くだろう“供物”。 たった今,腰に吊るしたランプと同じように。
男は,“指先”を握りしめた拳を,前方の魔物に向け,すっと掲げた。 そして,暫時の瞑目。供物に秘められた,力の解放]
……………………!!
[次の瞬間,男の手は巨大な長物を掴んでいた。 “指先”が変形した,異形の大鎌《サイズ》。
咆哮をあげて,男が駆ける。 機敏な動きで距離を詰め,魔物に向けて,手にした得物を振り上げる]
(@3) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[雨尽きぬ廃村に
雨足にも負けぬ激しい血飛沫が,舞い上った**]
(@4) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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ランタン職人 ヴェスパタインがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ランタン職人 ヴェスパタインは村を出ました)
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ー 戦闘中 −
[目の前の道を塞いでいるのは一番下等で、 だが圧倒的な数を誇る巨大化した鼠型の魔物の群れ。 餌の違いで属性が違うのが入り混じり、 立ち上がれば大人の胸元辺りまでの大きさを誇る]
……急いでるんだから邪魔しないで貰おうか。
[依頼の地に近付いているせいか先程から雨脚が強くなっている。 癖っ毛の俺の髪も水分を含んでまさに濡れ鼠だ]
お前らと一緒になりたくないんでな。
[言葉が通じるわけではない鼠共の攻撃を避けながら 胸元を飾る剣の形のペンダントトップを握った。 飛びかかって来た鼠の一匹が火達磨になって、 大きく弧を描いて地に落ち溶け消えた]
(1) 2013/06/09(Sun) 01時頃
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[薄暗い雨の中、消えない焔が俺の右腕に宿る。 具現化した焔の剣が俺の魔法の1つ。
一気に距離を詰めると残った鼠共の駆逐を開始する。
声>>@1>>@2が届いたのはそんな時だった]
判ってるって。 今回の同行者と言うか、仲間は厳しそうで嫌だね。
[早く行かないとアヴァロンにマイナスの報告されそうだと 舌打ちして、遊んでいられないかと 剣を確実に鼠の急所へと向けるのだった**]
(2) 2013/06/09(Sun) 01時頃
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―雨なき森を疾走する馬車―
[深い森の中を、猛スピードで駆ける幌馬車が一台。 いまだ雨の境界線>>@0とやらに辿りついていないせいか、空はからりと晴れている。 道なき悪路をひた走る車体は、揺れに揺れ。 揺れに揺れ……]
……おい。
[幌に覆われた荷台から、御者に向けて呼びかけた。 見た目と違わず、女と紛う中性的な声で]
すまないが、いったん止めてもらえないか? ここに座っていると、尻が痛くてかなわない。 それと、少し酔ってきた。
[返ってきたのは、御者―魔法使いではない。普通の人間だ―の叫び声]
(3) 2013/06/09(Sun) 03時頃
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『魔物に追われているんです!』
ああ。知っている。
[事もなげに即答した。 こんな魔法を使っているせいか、臭いで分かる。 それは奇しくも、この先でホレーショーが戦っている>>1>>2であろう相手と同じ種族。鼠の化物。 数は9、いや10か]
それも踏まえて言っているんだ。逃げずに止まれ。 魔法使いを信じろ。 ……私は、強い。
[多くの人間から恐れられている存在、魔法使い。 そんな魔法使いの言葉を信じてか。もしくはこれまでと覚悟を決めたのか。 御者は、慄き駆ける馬の手綱を、力の限り引き手繰った]
(4) 2013/06/09(Sun) 03時頃
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―数瞬の後―
[御者は、起こった出来事をどこまで視認できただろうか。 すでに魔物の気配はなく、頬を緩ませた魔法使いが、御者の方へと近づいてくる]
数匹は手負いで逃がしておいた。まぁ、帰りに狩るつもりだが。 奴等の群がどれほどの規模かは知らないが、あれだけ力の差を見せつければお前が帰る際も襲ってはこないだろう。 私の臭いを、馬車に含ませておいたからな。
[あの時。馬車を止めた瞬間に、荷台から飛び出してきた一匹の白狼。 疾走する白い残像とすれ違った刹那、体を欠損し朽ち果てて行った魔物たち。 気がつけば、白狼のかわりに息一つ乱さない魔法使いが佇んでおり。 変わりがあるとすれば、首に巻いた狼の毛皮に、血痕が残っているのみか]
私たちに協力してくれる奇特な人間は貴重だ。 そんなお前を、おめおめと死なせる訳にはいかないだろう?
(5) 2013/06/09(Sun) 03時頃
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[魔法使いと御者の間に、特別な関係などはない。 御者にとっては、たまたま遠い街の酒場で飲みあった相手が唐突に、これから魔物を殺害しに行く魔法使いだと告白してきただけのこと。 そして、魔法使いへの恐れより魔物への憤りが僅かに勝った御者が、酔いに任せて力を貸したいと訴え出てきただけのこと。 行きのみ送り届けることを魔法使いが承諾したことも含め、どれも、珍しいケースではあったかもしれないが]
本来なら、直接マーキングしてやれば確実ではあったんだがな。 それは勘弁してくれ。私にも羞恥心というものがある。
[あの時、「助かる。私は濡れるのが嫌いだからな」と答えた時と同じ。 あははっ、と女と紛う無邪気な笑みを残し、魔法使いが荷台へと戻って行く]
あぁ。それと、酔ってきたのは本当だ。 だから、ゆっくりで頼む。本当に頼む。
[白狼のヴェラ。 そんな二つ名を持つ魔法使いを乗せて、幌馬車は再び走りだす。 目指すは、雨尽きぬ廃村・ノア**]
(6) 2013/06/09(Sun) 03時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/09(Sun) 03時頃
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― “雨の境界線” ― [“雨の境界線”に彼女は立っていた。 彼女はツェツィーリヤ。曰く、本名は忘れたらしい。 だから私は彼女をツェツィーリヤと呼んでいる。
さて、彼女が向かっているのはとある廃村。 たまたまノアというその村の近くにいた為 “組織”から要請を受けたからだ。]
この森の向こう、ですね……。
[小さく笑ったその意味を、私は知っている。]
それにしても、激しい雨。 魔物を討伐する条件としては、良くはないですね。
[呟いた彼女の言うように、境界線の向こうは激しい雨だ。]
(7) 2013/06/09(Sun) 03時半頃
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[雨は視界を奪う。 雨音やぬかるみ。 通常よりも体力を消耗する条件は整っている。
それに加え、彼女は左の目が見えない。 右もまた視野の半分が靄に覆われたようだと言う。 視覚からの索敵はほぼ困難だと言って良い。 代わりに音で魔物の位置を把握する能力に長けている。
雨で音が掻き消されてしまうのではと心配になったが 彼女は気にしていないようだ。]
さぁ、向かいましょうか。魔物を討伐する為に。
[優しく話し掛けるように右腕を押さえ 彼女は微笑みを浮かべて雨の中を歩き出した。**]
(8) 2013/06/09(Sun) 03時半頃
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―幌馬車の中で―
……ふむ。
[再び走り出した馬車の中。聞こえてきた声>>@1>>@2を耳にし、眉をひそめた。 首をこてりと横に傾け、体制は自然とお座りの形となっていく。 この声には聞き覚えがある。幾度か共に要請をこなしたこともある相手だ]
独断先行。結構なことだが、一匹狼は早死にするぞ。 まぁ、お前に限っては心配ないかもしれんが。
[届かない声かけを行い、器用に足先で首元を掻く。 ヴェスパタインが挙げた名前の中には、知った者の名も混ざっていたのか。 ともあれ。この要請に駆り出されたであろう『群れ』のメンバーを把握した。 あの魔法使いと、このメンバーであればと思い巡らすも]
心配ないかもしれん。 が、場所が場所だけに、用心は必要か。
(9) 2013/06/09(Sun) 16時頃
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[もともと、長らく定住の地を持たない放浪の身ではあるが。 ここしばらくの間、周辺を彷徨っていたからか、『あの場所』についても知っている。 絶え間なく降り続く雨は、視覚も聴覚もひどく奪う>>8。 体力も、気力も、機敏さも。 そして、ヴェラの並はずれた嗅覚>>4さえも。全てを発揮することは叶わない]
注文が多くてすまないが、少しスピードを上げてくれ。 仲間が一匹、先走ってしまったようでな。 念のため、だ。
[揺れによる気持ちの悪さを堪えつつ、御者に呼びかけた。 ヴェラは不思議と、群れでいることを好む。 要請を受けているわけでもないのに、近くに仕事をこなす魔法使いがいれば、勝手に助力を申し出るほど。
「力になるぞ。私は強い」と。
首を掻いていた足先を、ゆっくりと荷台へと下ろしていく。 耳元の振動が離れたせいだろう。 遠くでかすかな雨音が、耳に届いたような気がした]
(10) 2013/06/09(Sun) 16時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/09(Sun) 16時頃
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― 雨の境界→ ―
あー、もう嫌んなるなぁ。 髪もまとまらない、てか、もうびしょ濡れだし。 寒……ッくしゅ!
[雨の境界に踏み入り、森を歩いてノアへと向かう。 髪を、露出した肌を雨が伝って体温を奪っていく。
濡れた長い髪、右肩の前でゆるく三つ編にして。 小さく息を吐いて、空を仰いだ。 篠突く雨に、目を閉じる。 透明な雨の中に混ざる、赤い雫、目尻の傍に落ちて頬を伝った。**]
(11) 2013/06/09(Sun) 16時半頃
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一匹狼と言えば、他にもそんな感じのやつがいたな。
[速度を上げた馬車の中で、ぽつりと小さく呟いた。 荷台の端に寄りかかるようにして座っていた頃>>3とは違い、振動が分散されているせいか、この体制>>9であれば、それほど尻の痛みは感じない。 思い起こすのは、それほど昔ではない時期に、一度行動を共にした魔法使い。 ヴェスパタインの呼びかけ>>@1に上がっていた男の名前は、ホレーショー>>1>>2]
あいつも、そんな雰囲気ではあったか。
[同じ要請を受けていた訳ではない。 近くにあった魔法使いの臭いを追いかけた結果、要請を受けていた彼と出会い、お節介な付きまとい>>10が高じて、共に魔物を討伐しただけのこと。 変身せずとも、見えない尻尾をしきりに振り回しているように付いてきたヴェラのことを、彼がどう感じていたのかはともかく。 その言動からか、それとも身にまとっていた臭いからか。 彼が一匹狼のタイプであろうと、ヴェラは推測していたのだった]
(12) 2013/06/09(Sun) 18時頃
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まぁ、別に珍しいタイプとは思わないが。
[結論から言えば、その時殺害対象だった人型魔物の魂は、生贄となって封じられた。 幾度も繰り返し行ってきた、『殺人』の結末。 何気なく、床についていた自身の右手を挙げ、じっと見つめながら。 ヴェラは、ふっと口元を緩ませる]
今度は正式に、同じ要請の仲間だな。 また、よろしく頼むぞ。
[掻き消えずに道に残された臭いから、彼や幾人かの魔法使いたちが先行していることは察していた。 『殺人』。陰惨であるはずの要請を受けてなお、動じる様子は見られない。 ただ、これから出会うであろう新たな群れへの期待が、ヴェラに笑みを浮かばせている。
いつの間に、境界線>>@0を抜けたのだろうか。 激しく幌を打つ雨音に耳にしながら、ヴェラはお座りの姿勢から、気持ち良さそうに伸びをした**]
(13) 2013/06/09(Sun) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/09(Sun) 18時頃
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―雨の境界線を越えて―
毎度ながら、潰えるな。
[馬車の中で座り込みながら、ぼそりと呟いた。 雨の境界線を越えて以来、鼻の詰まったような感覚に陥ってしまう。 すべての臭いが洗い流されてしまう、というわけではない。 馬車に自身の臭いを滲ませる>>5など、完全に流されると思っていれば、やったりはしない]
この雨の臭いには、慣れん。
[他の者達が感じとれているかどうかは分からない。 いや、そもそも、何らかの理由でヴェラの感覚器が狂わされてしまっているだけのせいなのかもしれないが。 この雨には、雨そのものに、人とも魔物ともつかない臭気がこびりついているように感じてしまう。 もっとも、直接この身に浴びずに済んでいることは、幸いだと言えるだろうが。
ノアには着実に近づいている。 この馬車の中にいられるのも、廃村の入り口までとの約束にはなっている>>6が。 濡れずここまで辿りついて負い目か、同業の者が近くにいれば同乗を促そうかと、嗅ぎ分けづらい状態と陥った鼻を、ひくつかせた]
(14) 2013/06/09(Sun) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/09(Sun) 21時頃
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[ふいに届いた声>>@1>>@2に、目を開ける。 戦闘能力の高い彼の事、下級の魔物であれば心配など不要だろうけど。 不測の事態が起こらないとも限らないと思えば、少し胸が痛む。]
……だから、嫌なのよ。
[ぽそり、小さく悪態をついて。 三つ編を解いて後ろで編み直し、更にくるくると巻き上げてお団子に。 早々に戦闘になるのなら、長い髪は邪魔なので。]
[そうしてノアへと急ごうとした所で、うっすらと耳に届いた音。>>14 段々と大きくなれば、魔物かもしれないと、円月輪の欠片に触れた。*]
(15) 2013/06/09(Sun) 22時頃
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―雨降る森の中で―
おい。少し、左側に寄せてくれ。
[周囲を探っていた鼻が、嗅ぎ馴染んだ臭いを捉え、御者へ指示を飛ばした。 この臭いには、覚えがある。 これまで幾度か、要請で行動を共にしたことがある魔法使いだ。 前方に人影が見えれば>>15、そこすぎた辺りで止めてもらえるよう指示をして] おい! お前! 私だ! また会ったな。
[魔物との警戒をされている……とまで推測できたわけではなかったが。 進行方向の幌から顔を出して、呼びかけた。 案の定、コリーン・ロックハート。少なくとも、彼女の臭いは嫌ってはいない。 馬車が速度を緩めてから。びしょ濡れたその有りように、幾度か目をしばたかせ]
……なぜ、そんな寒そうな格好>>11をしている。 まぁ、別に私は構わないんだが。 目的地は同じなはずだが……乗る、か。
(16) 2013/06/09(Sun) 22時頃
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[供物の力を解放しようとした所で、目に入ったのは、魔物ではなく馬車の姿。 きょとりと目を丸くして、戦闘モードからふっと身体の力が抜けるのを感じれば、幌から覗いた顔と声に。]
ヴェラさん。
[小さく笑んだ唇は、刹那に引き結んでおく。 問われた言葉には、ふんっとそっぽ向いて。]
布が少ない方が、動き易いのよ。 濡れても、雨を吸わない分重さが違うし。 ……ッくしゅ。
[強がりの屁理屈を言ってみるけれど。続く言葉に]
……さんきゅ。
[少し頬を赤くして、視線をそらしつつ、ぽそり。 ありがたく同乗させて頂くのでした。]
(17) 2013/06/09(Sun) 22時半頃
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なるほど。理に適っている。確かに、動きを制限するものは少ない方がいい。 ……まぁ、限度はあるし、ケースバイケースで弊害もありそうには思えるが。
[くしゃみを耳に>>17、肩をすくめた。 乗りこんでくるのを見れば、旅用の革袋から予備のローブを引っ張り出し。 普段と変わらぬ乱雑さで、彼女に向かって投げつける]
どういたしましてのついでだ。使って構わん。 濡れて風邪でも引いたら、もともこもない。 体調を崩せば、死に直結するからな。
[口調は変わらず。話す言葉もさらりとしているが。 馴染んだ仲間と出会えたことの喜びに、幾分か語調は上がってしまっているかもしれない]
ま、とりあえず。生きて再会できてよかった。
[内容の重みとは裏腹に、無邪気な様子で、にっ、と笑った]
(18) 2013/06/09(Sun) 22時半頃
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ヴェラは、革袋>>18は手元に残しつつ、再びお座りの状態へ。
2013/06/09(Sun) 22時半頃
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− 雨の戦闘 −
[こんな雑魚を相手に魔力を消耗したくはない。 短時間で片を付けるために動き回らず、数を集中させる策を取る。 一斉に襲いかかって来た所を纏めて斬り伏せる。
血飛沫の代わりに溶け崩れ、塵すら残らないのだから 魔物を倒した後の後始末を考えなくていいのが 唯一の長所だと下らない事を考えているうちに戦いは終わる]
身体冷えるねぇ。 こんな時は安酒でもいいから身体に入れたいね。
[酒もいいが、女もいいぞと言ったのは誰だったか。 おせっかいな奴だった気がする]
(19) 2013/06/09(Sun) 23時頃
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あいつよりは口の軽い奴が言ってたか。
[雨の音に声が掻き消える。 雨は本当に止みそうにないと思いながら、 ヴェスパタインが上げた名前に覚えがあって呟いた]
ヴェラとか言ってたな。
[依頼を受けていないのに、 近くにいたからと魔物退治を手伝ってきた酔狂な魔法使い>>12 つるむ気は無いが、邪魔にならないのなら排除する理由も無い。 何より、彼ももしかしたら贄を 求めているのではないかと魔法使いなら 誰しも抱えているだろう欲望に 推されているかもしれないと追及はしなかった。
だが抱えているかもしれない翳りを見せず、 人懐っこい様子に随分変わり者だと、酒は奢った覚えがある]
(20) 2013/06/09(Sun) 23時頃
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今度は他にも絡める連中がいるから少しは静かだろう。
[フードを被り直してぬかるんだ道を歩き始める。 構ってくれる魔法使いが他にいるなら、 そっちに行くだろうと、1人水溜りを歩く音を聞きながら 村へと近付いていた]
(21) 2013/06/09(Sun) 23時頃
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[肩をすくめる仕草に、赤い顔でむぅとしつつ。 放られたものには、目を丸くしながらキャッチして。] へぃへぃ。すいませんでした。 ドーモ。
[口調は変わらず、素直じゃないわけで。 ローブにくるまって身体を温めつつ、向けられた言葉と無邪気な笑みに、ぷいっと視線をそらして。]
……まーね。
[そう粗雑な言葉で返しながら、小さく笑んだ顔はきっと見えない。*]
(22) 2013/06/09(Sun) 23時頃
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[出来れば目的地に着くまでは1人で良かったのだが、 生憎村までの道はそう多くない。
黙っていてもよろしくない噂で持ち切りの村に、 しかも魔力を纏って歩く奴なんて魔法使い以外いる筈も無い。
分岐が1つになった道の先。 右腕を擦りながら歩く魔法使い>>8を見つけて 仕方なく声を掛けた]
……名前の上がった奴の1人か? ホレ―ショーだ。
[挨拶と言うには不躾すぎる挨拶を後ろから掛けた]
(23) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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― 森 ― [激しい雨に、彼女はフードを深く被り直した。
彼女のローブは、僅か肩幅が大きい。 その分袖が長く見えるけれど、動きには問題ない。 袖以外は丁度良いサイズだ。 尤も男女兼用のローブ。元々ゆったりと作られている。
何も問題はないとは言え、それを見る度私はいつも 複雑な気持ちになるのだけれど。]
(24) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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……もう到着されているのですね。 遅れてしまいましたか。
[魔法によって届けられた声>>@1>>@2に 彼女は困ったように呟いて首を傾げた。 しかし、浮かべている表情は微笑みのままだ。
道を歩き、雨音に混ざる足音が一つ。 勿論、それが下級の魔物ではないことを 彼女は気付いていたのだろう。]
(25) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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―幌馬車の中で―
ふむ? なんだか気のない返事>>22だな。 どうした。もっと喜べ。私は喜んでいるぞ。
[コリーンの笑みはヴェラには見えない。 粗雑な返事のみからそう捉えて、思いめぐらした末に、こう結論づけた]
なるほど。寒くて喜びも表せないのか。 なんなら、私の体温で温めてやっても構わないが……。 それとも、内側から温まるなら、こっちがいいか?
[座り込んだ姿勢のまま、革袋の中を覗き込むようにして再びあさる。 取り出したのは、何かの液体を湛えた、羊皮の袋。 以前、行動を共にしたある男が、振舞ってくれた物と同じ銘の……]
(26) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
|
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―回想/かつて酒の席で―
なるほど。これが酔いというものか。 初めて体験したが、なかなか面白いものだな。
[それは、ある魔法使いに付きまとった後の出来事。 酒場の一角を陣取った初対面の2人で、杯を酌み交わしていた時のこと]
うむ。初めてだが、いい経験だ。よく分からないが、楽しくなる。 嘘ではない。楽しんでいる。 楽しめるのは生きている内だからな。感謝している。 これは、礼に私も、何かお前に楽しいことを教えてやるべきだろうな……。
[んー、と思考を巡らし、思いついたのは経験より導き出した答え。 ホレーショーに向けて、にこりと微笑みかけ、声を大にこう告げたのだった]
(27) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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知っているか? 酒もいいが、女もいいぞ。 温まるし、気持ちがいい。 本当だぞ! 嘘ではない! 私はこんなことで嘘はつかない。 この機会に、お前も覚えておくといい。
[はたして、ヴェラが思い描いた経験が、正しくホレーショーに伝わったかどうかは分からないが。 あの時ヴェラは、それこそ女にも見える自分の顔をぐっとホレーショーに近づけて、そう熱弁したのだった]
(28) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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―現在/幌馬車の中で―
これは酒といってな、以前ある魔法使いが私に教えてくれたものだ。 なかなかいいものでな。 以来、私も酒場とやらに通うようになった>>6。 ちなみに、その魔法使いはホレーショーと言って、今回の要請にも参加している。
[片方の手に、羊皮の袋を掲げ。 もう片方の手では、白狼の毛皮をつかみ、軽く首元をはだけさせる]
どっちがいい? いや、両方でも私は構わんが。 楽しめるのは、生きている内だけだからな。
[少なくとも、かつての経験では女の方も楽しんでいたように記憶していたから。 邪気のない様子で問いかける。 彼女がどんな反応を示したのかは分からないが。 きっと、そんなことはお構いなしに、馬車はノアへと近づいて行く……]
(29) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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[不躾な呼び掛け>>23に驚く様子もなく、 彼女はゆったりとした仕草で振り返った。]
ごきげんよう。 貴方も要請を受けた方なのですね。 どうぞ宜しくお願いします。 私のことは、ツェツィーリヤとお呼び下さい。
[フードを上げ、ホレーショーと名乗った男へ微笑む。 じっと相手の顔を見つめる彼女の目は、 顔を見ているのに何処か焦点が合っていない。]
(30) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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[雨の音に女の声は掻き消される事も無く届く>>30]
たまたま近くにいただけだ。 集団で当たらないと不味そうな魔物らしいから仕方ない。
[ツェツィーリヤが俺を見て微笑むが、 その瞳は俺に像を結んでいるようには見えなかった。 視力に問題でもあるのだろうか。 だとしたら雨のせいか、元々か、それとも何か代償なのか]
ツェツィーリヤ。 俺の事ちゃんと見えているか?
[足手まといになるなら近付くまい。 だが相棒も見えず、単独で魔法使いをやっているのだから 補う力はあるのだろうとも思いながらも率直に尋ねていた]
(31) 2013/06/09(Sun) 23時半頃
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わーいわーい。
[棒読み]
これで良いのッ?
[小さく笑んだ唇は見えなかったはずだけれど、ふんっと引き結んで。 続く言葉には、目を丸くして]
なッ、バカじゃない!? 違うわよ。 …………こっち?
[革袋をごそごそする様子をじぃっと見つめていれば、中から出てきたのは……]
(32) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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お酒?? んーん。嬉しいけど、今はやめとくわ。 私あまり強くないから、任務の前は危ないしねー。 ……終わったら、祝杯あげましょ?
[小さくウィンクして。]
今はこれでじゅーぶんよ。 ……さんきゅ。
[そう小さく呟いて、ローブを羽織りなおした。]
(33) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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ホレーショーさんかぁ。 ふぅん。 カンドーの再会なのね。
[などと言いながらも、はだけた首元を見ればぎょっとして。>>29]
どっちもいらねーわよ!!
[蹴りツッコミでもしそうな勢いで、真っ赤な顔で言いつつ。 そんな話をしていれば、段々とノアが近づいてきた。]
(34) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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[ホレーショーがそう聞いた>>31意味を悟って その上で、彼女は笑みを深くし答えた。]
はい、ちゃんと見えています。 とても素敵なお顔をされていらしゃるので 思わず見惚れておりました。
[それが本心からかどうかは兎も角、 顔は辛うじて見えていることを、私は知っている。]
(35) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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ふむ……そうか。残念だ。 ただ、私ほどではないにしろ。お前も強いとは思うんだがな。 まぁ、さっきは少々心配にはなった>>27が、喜びを表現しようと言う気概は感じた>>32のでよしとしよう。
[コリーンの告げた「強くない」にはこてりと疑念を抱きつつ。 続く「祝杯」の言葉には、にっと笑みを浮かべて頷いた]
あぁ。それは楽しみだ。 ならば、死なずに終えなければな。お互いに。 感動の対面というほどではないが、できればあいつにも、今度は私から振舞ってやりたい。 やろう! きっと。
[礼を言う彼女に、さらりと告げて。 されど、一応首元をはだけさせたのは>>29、念のため、だったのだろうか]
(36) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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……そうか。本当に、残念だ。
[強い否定>>34に、くぅーん、とばかりに俯いて。 しょぼしょぼと革袋に酒を仕舞った]
気持ちいいし、温まるし、あの女も楽しそうだったんだがな……。
[聞こえぬくらいの小さな声で、ぼそりと呟いた。 思い起こすのは、自分を撫でてくれた通りすがりの女性の姿。 なんとなく魔法を発動させていたため、きっと彼女は犬と勘違いしていたのだろう。 以来、女に撫でられるのは「いい」の一つとして捉えていたのだが。
雨の音がさらに強まる。 きっともうじき、廃村の入り口へと到着することかもしれない**]
(37) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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俺が素敵に見えるなら、目が悪い証拠だ。 戦いに支障がなければそれでいい。
[他の男なら気を許すのだろうか。 だが俺は深くなる笑みを見ても 足手まといにならないのならそれでいい、 それ位しか思わなかった]
整っているなら、先行しているヴェスパタインにでも 言ってやれ。 あれなら喜ぶだろうよ。
[そう言うとツェツィーリヤを見る為に浅くしていた フードを深くし直してバシャバシャと音を立てて 歩き出した、が]
(38) 2013/06/10(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 00時頃
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どうせなら全部片付けておいて欲しかったな。
[ぴたりと足を止める。 ツェツィーリヤも気付いているだろうか。 雨に紛れて羽ばたく音がする。 鳥は極力雨の中を飛ばないはずだが、魔物と化した カラスには関係ないらしい。
随分近くにまで接近を許した事に舌打ちしながら]
やれるか?
[被り直したフードを浅くしてツェツィーリヤに問うと、 雨の中、宙へと視線を投げた]
(39) 2013/06/10(Mon) 00時半頃
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謙虚な方なのですね。 私には、とても素敵に見えるのですが。
[焦点の合わない目で、彼女はホレーショーを見上げる。 その彼女の顔は、私には少し楽しそうに見えた。
多くの魔法使いは彼女の視界の狭さを知れば 足を引っ張る可能性を考えるだろう。
だからこそ彼女は隠しもしないが かといって手助けを求めることもしない。]
お気づきかと思いますが 私は他の方より、見える範囲が少し狭いのです。
ですが、私も魔法使いの一人。 足手纏いにはなりませんので、どうぞお気になさらず。
[同じようにフードを被り直し>>38、歩く音の後を歩く。]
(40) 2013/06/10(Mon) 00時半頃
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う゛っ。……そーかな。
[強いと言われれば、ひょいと視線が持ち上がりつつ。 死なずに、という言葉には。]
たりまえでしょ。 死んで……
[死なれて]
たまるか、つの。 おぅおぅ。男同士の友情を深めるといいのよー。 私、お邪魔じゃないといいけど。
[などと軽口を言って、小さく笑って。 狼耳がついていたら全力で垂れ下がっていそうな様子>>37を見れば、噴き出して。 思わず頭に手を伸ばし、ナデナデ]
(41) 2013/06/10(Mon) 00時半頃
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[暫くして、足音が止まる>>39。 それ以前から彼女には聞こえていた羽音に、 ホレーショーも気付いたということなのだろう。
舌打ちの後、問い掛けに彼女は微笑んだ。]
勿論です。 全ての魔物を排除しましょう。
[少し長い袖から覗く彼女の指先には、 雷の力が宿った矢尻。彼女が得意とする魔法の一つだ。]
(42) 2013/06/10(Mon) 00時半頃
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あっはははは!
……あの女? 彼女? や、行きずり? ヴェラさんも、けっこーやるのねー。
[にまっと悪戯な笑みを浮かべる。 まさか温める=撫でられる事だとは思いもせず。 その時は狼の姿だった上に、今は元の姿であるにも関わらず、同じ構図になっているとは気付くはずもない。]
(43) 2013/06/10(Mon) 00時半頃
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投擲魔法か。 羽根のある奴には便利だな。
[魔力を帯びた矢尻>>42を視界の端に見て、にやりと笑う。 俺の剣では距離が離れていると効果が無い。 便利なのが来たな、と笑みは浮かべたまま]
叩き落とせ。 俺が斬り殺す。
[足手纏いにならないのなら、その実力を見せてみろと 矢が放たれる様をまずは見物する事に]
(44) 2013/06/10(Mon) 01時頃
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[斬り殺す。 つまり、彼は剣か或いは近接武器での攻撃を 主にしているということなのだろう。
投擲魔法は、接近でも使えなくはないが威力はない。 魔物へとどめをホレーショーが刺してくれるのなら 彼女は打ち落とすことに集中すれば良い。
彼女もそう思ったのか、頷いてフードを下ろした。]
では参ります。
[にこやかに宣言し、彼女は目を閉じる。 視力からの情報を遮断し、聴力へと集中する為だ。]
(45) 2013/06/10(Mon) 01時頃
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[雨音に混ざる、羽音。 彼女はその空気を切る羽の音から魔物の位置を 立体的に把握している。
まるで脳内に映像として映し出されているようだ。 しかも、視力からの情報とは違い、 物陰に隠れている魔物の位置も把握出来ている。
烏が羽を飛ばす攻撃をするが、それも問題なく避けた。 宙に浮いた矢尻は、正確に魔物を打ち落としていく。]
(46) 2013/06/10(Mon) 01時半頃
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[変わらぬ笑みと共に目を閉じられて>>45、 一瞬焦ったが、視力が逆に邪魔なのかもしれない。 自信があるのだから、目を閉じたのだろうと矢の動きを 追うと正確無比に魔物の攻撃を避け、矢は魔物を狙い撃つ]
成程。 これだけ出来りゃ戦闘も問題無しか。
[そう評価すると鼠の時と同じように焔の剣を右手に宿し、 地に落ちた魔物達に斬り掛かる。 再び羽ばたこうとしている連中がいれば斬り付けると 言うよりも叩き落とす勢いで火達磨に]
(47) 2013/06/10(Mon) 01時半頃
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正直侮ってた。 悪かったな。
[カラス達を処理しながら、謝罪を口にする。 数は少なくは無いカラスの処理が終わるのが早いか、 幌馬車が近付くのが早いか。 どの道俺が思うのは早く片付けて酒でも飲みたい、 それ位だった**]
(48) 2013/06/10(Mon) 01時半頃
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[彼女の戦闘に関しては、私は全く心配していない。 心配するならば、共に戦う魔法使いの方だ。
彼女が目を閉じた姿を見せるのは ある意味で信頼しているのと同じことだ。 手助けしようとすることは反って邪魔になる。 しかし、ホレーショーはそんなことはしないだろうと 私もそういう意味では信頼していた。]
(49) 2013/06/10(Mon) 02時頃
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[打ち落とした魔物を、斬り殺していくホレーショー>>47。 叩き落し、魔物が燃える音。 ホレーショーが使う魔法は、炎の属性らしい。
音のみで彼女はその戦闘の様子を知る。]
お気になさらず。 ホレーショーさんもお見事です。
[謝罪の声>>48に、彼女はにこやかに答えた。
一つ、二つと、羽音が消える。 後どれ程の魔物を打ち落とせば良いのか 私は彼女に教えることは出来ない。 音が聞こえなくなるまで、彼女は目を開けることはせず 淡々と魔物の攻撃を避け、打ち落としていく。
遠くから、雨音に混ざって馬車の音が聞こえている。**]
(50) 2013/06/10(Mon) 02時頃
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[そうしていれば、段々と村の入り口が近くなってくる。
幌から外に視線を向ければ、激しく降り落ちる篠突く雨を切り裂く様に舞い上がる、閃光が見えた。**]
(51) 2013/06/10(Mon) 02時半頃
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―幌馬車の中で―
[撫でられる感触に、仮に立つ耳>>41があるのなら、ぴくりと小動きしているだろうには反応した。 気持がいい。 だからといって即はしゃげるほど、狼も人も切り換えが早いものではないわけで。 しばらくは大人しくしゅんとしたまま堪能していたが]
死なれては私もたまらん。
[コリーンの言葉を思い出し、上目づかいでいまさらながらに呟いた]
見知った群れが仲間が欠けるのは、私も嫌だ。 それに、お邪魔ではない。男はごつごつしているからな。 祝杯とやらには、お前がいてくれた方が何かとありがたい。 きっと、今ではあいつもそう思うはずだ。 酒を教えてもらった代わりに、私はあいつに女を教えてやった>>28からな。
(52) 2013/06/10(Mon) 19時頃
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[なにかと食い違いのある会話だったかもしれないが。 そんな言葉を交わしたしばしの後に、構図は同じなれど姿が違う>>37>>43ことなどついと理解せぬままに]
うむ。もういいぞ。お前も堪能しただろう。
[それこそ、気持ちよさの残りを味わうように、ぐーっと、長い伸びをする。 ナデナデ効果により気持ちが高揚していたせいだ。 かけられていた質問も思い出し、礼にとばかりに明るい笑顔で告げた]
あぁ、そうだ。それと、私は『つがい』ではない。 だから『行きずり』という方だろう。 お前は『つがい』か?
[いわゆる、彼氏いる? との問いかけに、馬を手繰る御者が大胆に聞き耳を立てるがごとく、振り返りはしたけれど。 おそらく、それほど気にすることではないだろう]
(53) 2013/06/10(Mon) 19時頃
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ヴェラは、そんなやり取りの後に、戦いの臭いを察知する……
2013/06/10(Mon) 19時頃
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近いな……。
[幌の外から見える閃光には、コリーンも気づいていた>>51ことだろう。 雨に邪魔されているとはいえ、発達した嗅覚により、ヴェラは目に映るよりも微かに詳しく状況を掴む]
このまま直進の場所だ。進んでいけばぶち当たる。 魔物は多数。上空だ。いや、今また一匹、落ちた>>46。 そして、燃えた>>47。 臭いが分かりづらくて魔法使いの数がおぼろげだが。 1人にしては器用すぎるな。
[コリーンがどこまで察知できているかは分からないが。 「と、言うわけでだ」と前置きし、荷台の後方へと歩んでいく。 そして、コリーンに向けた時と同じように、白狼の毛皮をつかみ、軽く首元をはだけさせて……]
私は、ちょっと見てくる。
[そのまま跳躍し、篠突く雨の下へと飛び出していった]
(54) 2013/06/10(Mon) 19時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 19時半頃
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[馬車の後方から身を躍らせる。冷たい雨が肌を打つ。 濡れるのは嫌いだ>>6。だから、その状態は長くは続かない。
空中で行われるのは、魔法発動の初期動作。 巻かれた白狼の毛皮に手をかけて、首元をはだけさせる>>29>>54ように、振り外す。
白い毛皮が宙に広がり、ヴェラの体を包み込む。 表面積ではヴェラに劣るはずなのに、体全体をすっぽりと。
ぬかるむ大地に降り立ったのは、何の変哲もない純白の狼。 強いてあげるなら、口元に血の染みが残ること>>5のみか。
こうなれば、もはや人語を話すことは叶わない すんっ、と鼻を一度鳴らすと、白狼は馳せる馬車をゆうに追い越し、そのまま駆け抜けて行った]
(55) 2013/06/10(Mon) 20時頃
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[白狼は駆ける。激しい飛沫を上げながら、猛スピードで駆けていく。 それは、大したことではない。 荷に結ばれた馬を引き離すことは、通常の狼でも難しくはないのだから。
こんな供物の魔法を扱っていると、知り合った魔法使い達から訝しがられることがある。 3年も同じ種類の魔法を扱っていることは、「供物の備蓄がある」ですますが。 不思議がられるのは、ヴェラが無駄に魔法を使っているように見える>>37ことが多いからだ。 今だって、馬車に乗ったままでも、ごく自然に到着できるはずなのに。 そんな使い方をして、供物の消耗が心配じゃないのか? と。
戦いの場所が近づいていく>>48>>50。 狼は臭いを察知し、走りながら雨降りし空を、きっ、と睨む。 捉えたのは、はるか上空を旋回している、一匹の烏の魔物>>39。 魔法使い達に恐れをなし逃げ出したのか、果てまた、彼らより恰好の獲物、『ただの狼』を見つけて、標的を変えただけなのか……]
(56) 2013/06/10(Mon) 20時半頃
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[そんな使い方をして、供物の消耗が心配じゃないのか? そう問いかけられたならば、ヴェラは決まってこう答えることにしている。 「『ただの狼』に変身するだけなら、この供物はほとんど消耗しない」と。 そう。あくまで『ただの狼』である限り、は。
「それ以上をやると……疲れる、がな」
『ただの狼』は、上空を旋回する捕食者に、狙いを定める。 魔物の餌となる『ただの狼』でいるのは、ここまでだ。
狼はさらに加速する。 雨を縫い、もはや飛沫が上がるのが間に合わないほど。 そして、飛行する魔物の軌道を補足すると、近場の巨木へと飛びついた]
(57) 2013/06/10(Mon) 20時半頃
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[狼が駆ける。垂直に切り立つ樹木の幹を。 見た目は変わらず、しかし『ただの狼』はかなぐり捨てて。 重力に逆らい、解放した力に従って。
鳥類の魔物は異変を察知し、行く手を遮ろうと羽を飛ばす>>46。 矢のように降り注ぐ黒い羽。
問題ない。狼は止まらない。 わが身に羽が突き刺さろうとも、しょせん貫くは厚い皮一枚のみ。 白い体に黒い羽を突き立てたまま、見る間に樹木の頂上へと辿り着き。
はるかなる雨天へ向けて、跳躍した。
身の丈を十連ねても、届かないほどの遥かな跳躍]
(58) 2013/06/10(Mon) 20時半頃
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[噛み砕いた骨の反動が、牙から後頭へと伝わってくる……]
(59) 2013/06/10(Mon) 20時半頃
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[狼は、地上が遥か遠くに見える巨木の天辺で、お座りしながら地上を見渡していた。 口に咥えているのは、死にかけた魔物の首。 いや、もはや正体を現し、痙攣しているただの烏か。
もう、鼻に頼る必要はない。 地上いる、少なくとも2人の魔法使い……群れの仲間の姿は、すでに目視できるのだから。
見つけた。見つけた。
そんな気持ちを抑えきれず。 死にかけた獲物を、木の枝に引っ掛けてから。
白い狼は嬉しそうに、血に染まった口で、遠吠えた]
(60) 2013/06/10(Mon) 20時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 21時頃
ヴェラは、尻尾ぱたぱた**
2013/06/10(Mon) 21時頃
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[目を開けずに淡々と鳥共を撃ち落とすツェツィーリヤ>>50に 内心楽でいいと笑う。 役割分担ははっきりしている。 弱くも無いから気遣う必要も無い]
この雨のせいで餌不足なんだろうな。
[遠距離攻撃の手段を持たない俺に標的を定めた様に 飛んできたカラスが撃ち落とされて、刻まれる。 魔物化する前の方がカラスは賢い気がすると そんな下らない事を思いながら剣を振う中]
(61) 2013/06/10(Mon) 22時頃
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……また別の奴か?
[何かが近付く気配>>56 面倒臭そうにその方向に視線を向けて、首を傾げた]
なんだぁ? 木登りの上手い狼がいたもんだ。
[巨木を駆け上がる白い獣>>57>>58が身を躍らせて 黒い塊を砕くのを見た>>59]
(62) 2013/06/10(Mon) 22時頃
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それ、美味いのかよ。
[鳥を咥えた白い獣はまた巨木へと消えた。 魔物を狩るとは随分逞しい獣がいたものだと、 おかしな状況もすんなり受け入れる。 まだ残っている鳥を処分しながら、白い獣が消えた 巨木の方を見ていると今度は遠吠えまで聞こえて来た>>60]
……白い犬…狼…何かそんな通り名の奴がいたな。
[ヴェスパタインが呼んだ名に、 アヴァロンがそう呼んでいた人物の名も 入っていたと思い出せば、うんざりしたように 巨木から目を逸らして今度こそ殲滅に集中する事にした]
(63) 2013/06/10(Mon) 22時頃
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[音を遮らないようにと、フードは落としている。 雨に濡れる彼女の髪は、綺麗に纏められている。
尤も。雨や戦闘に関わらず、 彼女の髪が乱れたことは、私はあの時しか知らない。]
其方、お気を付けください。
[彼女が指す方には、死に掛けた烏がいる。 其処に、餌を得る為にと魔物が群がっていた。
この魔物は死体に群がる。 ホレーショーが言うように>>61、餌が足りないからか 其処に群がる様子は、格好の標的だ。]
(64) 2013/06/10(Mon) 22時半頃
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[餌に群がる烏。 彼女は、其処に向かって先程より多くの矢尻を飛ばす。 打ち落とされ、瀕死状態になる魔物。 また其処に群がる烏たち。
そんな、単純な思考に落ちた魔物は纏めて討伐できる。 実に効率的だ。
襲ってこない魔物を排除することは 彼女にとって、単純な作業のようなものだろう。]
(65) 2013/06/10(Mon) 22時半頃
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[そんな彼女の耳に、何か獣の足音が聞こえていた。 馬車の音が聞こえていた方角からの四足の足音。 獣の息遣い。馬車が襲われた音は聞こえていない。
魔物ならば、馬車は襲われているだろう。 彼女は目を閉じたまま、淡々と攻撃を続けている。
やってきた獣が魔物を襲い、攫って木へと登る音も 彼女には聞こえていたが、特に反応はしなかった。]
(66) 2013/06/10(Mon) 22時半頃
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− 回想 −
[貸し借りが出来るのは嫌いだったから、 酒を奢っただけだが、あそこまで感動されるとは思わなかった>>27 俺としては手助けの礼だから、それに対して礼をされては キリが無いし関わりたくなかったが、 酒の入った魔法使いは饒舌だった]
判った判った。 女が気持ちいいのは判ったから、取り敢えずここは酒を楽しめ。
[言われなくても知ってると呆れたように 魔法使いを見て潰した方が早いと絶えず酒を注いだ。 そんな中で知った名前。
討伐の報告と報酬の受取りにアヴァロンに戻った際に 取り分の幾らかをそいつにやってくれと告げた]
(67) 2013/06/10(Mon) 22時半頃
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『狼姿は見たかい?』
[珍しく聞いて来た奴がいた。 興味半分らしいが、噂の噂として教えてくれた]
そんなのは見てないし、 別に見た所で俺が襲われるわけじゃなきゃどうでもいい。
[俺が返したのはその程度だった*]
(68) 2013/06/10(Mon) 22時半頃
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― 戦闘中・深い森 ―
[ ド…ッ
鉄の塊が地面に突き刺さる音。 大きさが牛程もある異形の猫の体躯が両断されて、地面に崩れ落ちる。 残る魔物の数は三匹、と若い男はカウントする。]
はいはーい。 ヴェスさん、相変わらず任務に忠実だねぇ。 なるべく早く行きますよーっと。
[『オーク』と呼ばれている魔物をけん制するように、地面から引き抜いた長刀・フォシャールを振り回しながら、今回の任務のリーダーとなるヴェスパタインからの連絡>>@1>>@2に応じた。]
(69) 2013/06/10(Mon) 23時頃
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− 現在 −
[ツェツィーリヤの忠告>>64>>65通りに 気を付けた方がいいのは俺の方の様だった。
不用意に近付けば一緒に矢に撃たれそうだった]
……楽でいいや。
[雨の中、俺の様には好き勝手に跳ねる事のない髪を 少し羨ましげに見つめながら魔物達の末路を見ていた]
(70) 2013/06/10(Mon) 23時頃
|
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[能天気、と評される軽い調子は常の事。 ヴェスパタインから返事がない事を確認すれば、再び魔物達に意識を向ける。 威嚇するように啼くオークと一気に距離を詰めて、フォシャールを横薙ぎに。 ―骨を断つ感触が手に伝わる。 首を失った哀れな魔物は、地面に伏した。]
…っぶねー。
[一匹のオークが此方に向かってくるのを後ろに飛んで避け、地面に着地した後に容赦なく切り掛かる。 背中に傷を受けた魔物の牙を鉤爪に引っ掛け…力任せに折った。 怯んだ隙に得物の柄を地面に突き立て、反動をつけてひらりと宙を舞う。 ―そしてオークの胴体に降り立てば、獲物の刃で首を切り落とした。 首を失った身体はそのまま前方へと突進するように動き、木に追突して崩れ落ちた。 その前に魔物の背中から降りると、いつの間にか姿を消した残る一匹を探す。]
(71) 2013/06/10(Mon) 23時頃
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|
[上目づかいで告げられた言葉。>>52 ぱちぱち瞬いた後に、少し複雑なものが滲んでしまう顔で、小さく笑んで。 女を教えてやったという言葉には、再びぎょっとしたけれど。 続く言葉>>53には、ぴたりと手を止めて、離して。]
堪能って。 べ、別に気持ち良いとか思ってないし。
[ぷい、とそっぽを向く。 本当の狼じゃないと思っていても、なんかこう。 毛並み(←打ち消し二重線)髪の感触が気持ち良いというか、わんこを撫でている様な錯覚……なんてありませんでした決して!]
……つがい? ああ、彼氏? 居ないけど。
[返された問いに答えながら、野次馬な業者が振り返るのとは逆に、ふいに外に向けた視線。 空に走る閃光を見たのは、そんな時。]
(72) 2013/06/10(Mon) 23時頃
|
|
[―残る一匹は、此処まで送ってくれた御者の身体を食らっていた。 馬車は道の外れで横倒しになっていて、馬は一頭しか残っていない。もう一頭は自分が戦っている間に自力で逃げたか。 未だ繋がれたままの馬は少し興奮したように足を動かしている。 悲鳴をあげる事もなく、ただ喰らわれる死んだ男に憐憫の視線を向ける。]
―だから言っただろ、馬車から離れるなって。
[そう言って魔物の群れに向かって行った筈だ。 馬車の側にいれば、自分の庇護下に入っている予定だったのだが。]
弔いは後でな。
[言いながら食事に夢中になっていたオークの近くに一閃。 それを察知した猫型の魔物は、御者の身体から退く。 ぺろりと唇を舐めると、オークに向かって突っ込んでいった―…。]
(73) 2013/06/10(Mon) 23時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 23時頃
|
― 深い森 ―
[もう動く事のないオークの身体を温度の宿らない目で一瞥し、地面を掘って御者の遺体を埋める。 木の枝で作ったのはささやかな墓標代わりの十字架を盛った土の上に。 ―御者の被っていた帽子をそこに掛けて。
そして馬車に繋がれていた馬を解放してやり、その首に御者の着ていた上着に包んだ彼の僅かな持ち物を括り付けた。]
さ、帰りな。
[栗毛の尻を強く叩くと、馬は来た道を勢いよく引き返していった。上手く町に戻れるといいが。 それを見送ると、軽く伸びをする。]
(74) 2013/06/10(Mon) 23時頃
|
|
…さーて、こっからは徒歩かー。 ―ま、何とかなるだろ。
[革袋に入れた僅かな荷物を背負い、簡素なシャツの上に枯茶色のポンチョを羽織った男は、フードを被り直し。
‘雨の境界線’を越えて、雨止まぬ廃村へと向かう。**]
(75) 2013/06/10(Mon) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/10(Mon) 23時頃
|
[彼女が戦闘中、あまり声を発しないのは 彼女自身の声によって音が聞こえ難くなるのを防ぐ為。
しかし、そんなことが問題になると私は思わない。 思わないが、彼女がそう言っているのだから きっとそうなのだろう。
物音を聞き分けているとは言え、攻撃線上にいれば 共闘相手でも怪我を負わせてしまう可能性はある。 それは、彼女の目が見えていたとしても同じだろう。
ホレーショーが其処に飛び込んでこないことを祈りつつ 私は戦闘を見守っている。]
(76) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
|
|
[状況の推測をしながら紡がれていく言葉>>54に、頷くけれど。 その刹那、身軽な動き、流れる様に馬車の外へと跳び出たヴェラに。]
ちょ……!
[慌てて伸ばしかけた手は、何も掴まず下に落ちる。 一歩踏み出した足は止めて、その場に体育座りをして。]
私、狼よりも馬よりも、遅いもの。 きっと下級の魔物だよね。 ヴェラさん強いし、大丈夫……。 [ヴェラも交戦中の同僚もきっと大丈夫だと、視線を下に向けたまま、ぽつりと呟く。 そうして鳥形の魔物の群れの姿が近付いて、それ以上は危ないと判断した所で、御者を下がらせ馬車の外へと出て、単身駆けて行く。]
(77) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
|
|
―樹上の狼―
[喜びに任せて遠吠える>>60。私だっ! ここだっ!! と主張する。 魔法使いの一人は見知った相手なのは気がついた。 顔が見えず、臭いも雨のせいで判別できなかったが、もう一人だって群の仲間だ。
おーいっ。おーいっ。と尻尾を振ってわくわくするも。 一人はうんざり目を逸らし>>63、もう一人の反応は特になし>>66。
ぐぬぬと感じた。少なくとも男の魔法使いとは顔見知りな訳で。 そっちがその気なら、こっちもこうだ! とばかりに、ツーンとそっぽを向いてやる。
気のない振りしてぐるぐる回ったり、興味なさげに脇の臭いを嗅いでみたいみたり。 そんな合間に、ちらり、ちらり、と様子を窺っているうちに、ようやく気がついた。
そうか。今は『狼の恰好』だったからか、と。 思えば魔物に間違われることも、野良狼に間違われることも、これまで多々あったのだし。 この状態のヴェラを見たことは、あいつ(ホレーショー)も>>68……]
(78) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
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[などと、しばらく少し昔のことを思い出してしまったが。 何気なしに見渡していた光景の中で、横倒しとなった馬車の姿>>73が遠巻きに映った。
何が起こったのかは、まだ分からない。 ただ、優位に傾いている、近くの戦いの状況>>76と、コリーンもそちらに向かっていること>>77は確認できた。
……こちらの戦いは、問題ない。
そう、結論づける。
だからこそ、伝わるかどうかは分からないが。 「別行動をとるぞっ!!」の意図を込めた、遠吠えを一つ。
そして、僅かに悩んだ末、手に入れた獲物>>60はその場に残すと。 力を駆使して、巨木から駆けおり、現地へと馳せて行った]
(79) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
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ヴェラは、何が起こったか分からないが、確認してこようと……>>79
2013/06/10(Mon) 23時半頃
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群がってんじゃねぇぇえ!!!
[駆けながら円月輪の欠片の魔力を開放して、姿を現したのは、両手に一つづつ、30cm位の円月輪。
同僚達が交戦中と思われる、鳥型の魔物が大量に群がっている場所に向かって走る道すがら。 中心部から少し離れたその場所で、瀕死の魔物に群がっている魔物を円月輪で切り裂いていく。]
――……っはぁ。
[交戦しながら全力で駆け抜ければ、同僚達の居る場所へ着いた時、戦闘の収束状況はどの程度だったか。]
(80) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
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[飛び交う矢とカラスどもの羽根の攻撃を避けながら、 既に俺は戦闘から一歩退いていた。
俺がやらなくてもツェツィーリヤに任せておけば 大体大丈夫な気がしたからだが。
それにしても白い獣が喧しい>>78>>79]
俺は動物の言葉が判るわけじゃねえし。
[自己主張の激しそうな遠吠えだと思いながらも そちらを見る事は絶対にしない。 これで気を取られて矢か羽根に当たるなんて洒落にならない]
静かになったか…。
[少しの間の後、やたら景気の良さそうな遠吠え1つ。 雨音だけになった世界にホッと安堵の息を吐いた]
(81) 2013/06/10(Mon) 23時半頃
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……ヴェラさん居ない。
[戦闘の中心部へと辿り着いてみれば、そこには女性と男性二人の姿が。 先程の遠吠え>>79は聞こえたけれど、その意味は分からずに。 ヴェラは近くで交戦中だろうかと、呼吸を整えながら辺りを見回しつつ。 戦闘から一歩退いている風な男性>>81に]
白い狼、見なかった? こっちに行ったはずなんだけど。
あぁ、ごめんなさい。 私、コリーン・ロックハート。 魔法使い。
(82) 2013/06/11(Tue) 00時頃
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[ホレーショーが戦闘より一歩退いている>>79のは 彼女が目を閉じ、無言で矢尻を飛ばしているのが怖い ……などという、馬鹿げた理由でないだろう。 万が一、ホレーショーに矢尻が飛んでも 避けられるだろうと、私だけではなく 彼女もそう思っているはずである。
音でしか聞こえない、ホレーショーの戦闘の様子に 彼女は十分にその実力を感じ取っているようだ。
木の上から聞こえる遠吠え>>78。 私は少し心配にはなったが、 彼女の戦闘の邪魔にはならないようだ。]
(83) 2013/06/11(Tue) 00時頃
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[水を蹴り、駆ける足音>>80が彼女には聞こえている。 空気と、魔物を斬る音も届いている。 怒鳴るような声。 同じ魔法使いだろうと、彼女は思っていることだろう。
魔物の音が聞こえなくなれば、漸く彼女は目を開く。
彼女の涅色の髪は雨に濡れ、 しかし汗は雨に混ざり掻いているようには見えない。 実際、掻いていなかったのかもしれないが 私には分からない。]
(84) 2013/06/11(Tue) 00時頃
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[アヴァロンからの要請が無ければ、 魔法を駆動させ、駆けて来る音>>80に面倒臭いと 戦線を離脱するところだった]
うん? さっきからワンワン鳴いてた奴か?
あの木の上から吼えてたけど、 その後どっかにまた駆けて行ったぜ。 興味あるの見つけたんだろ。
[鳥たちはツェツィーリヤに任せていたが 実力は間違い無かったようで、ほぼ終息していた]
(85) 2013/06/11(Tue) 00時頃
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コリーン。 俺はホレ―ショーだ。
[挨拶にはやはりぶっきらぼうに名前だけを返して 白い獣が登っていた木に付いては、あれ、と指差しておいた]
(86) 2013/06/11(Tue) 00時頃
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[辿り着いた頃には、場は殆ど収束していて。 最後の羽ばたきが潰える>>84のを耳にしながら。]
そう。
……駆けて行った? そうなの。ありがとう。
[離れた場所で深手を負ったのでなければ。 元気にどこかへ駆けて行ったのならば、それでいいと思う。]
ホレーショー? ヴェラさんの、感動の再会の相手ね。 話は、色々と聞いてるわ。
[話に上がったばかりの人物の登場に、くすくすと笑って。 指差された木の上に、視線を移しつつ。]
短い間だけど、宜しく。
(87) 2013/06/11(Tue) 00時半頃
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[俺はコリーンを知らないが、彼女は俺の方を知っていた。 と言うより出た名前>>87に、あちらを向いて溜息を吐く]
覚えて無くていい事ばかりだから忘れろ。
[内容を確認せずにそう言い捨てる。 他の魔法使いを心配そうに訊いてきたり、 表情豊かなところを見るヴェラに近いタイプの様だ]
さっさと終わらせるか。
[宜しくには返事はせずに、 魔物の気配が消えたのを確認するとさっさと歩き始めた]
(88) 2013/06/11(Tue) 00時半頃
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―森を駆ける狼―
[白狼の姿で森を駆ける。 目にした横倒しの馬車>>79の傍には、魔物の陰>>73も見えていた気がする。
急がなければ。そんな思いであの烏の魔物と戦っていた2人には、結局咆える以外に正体を言いそびれてしまったけれど。 それは、きっとなんとかなるだろう。
疾走する狼の体は軽い。馴染みに馴染んだこの魔法は、使い勝手が良すぎるほど。 もっとも……そんな馴染んだ魔法を使わずに、妙チクリンな戦い方をしてしまったこともあったな、などと思いだす。
それは、先ほど再会した男と共に行動をした時>>12>>13のこと]
(89) 2013/06/11(Tue) 00時半頃
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[その時ホレーショーが扱っていた魔法も、剣の類であっただろうか。 『白狼の毛皮』の使い勝手の良さに、その他ほとんどの供物を放棄していたヴェラではあったが、偶然たった1つ残っていたその他の供物が、まったく同種の物だった。 使ってみようと思ったのは、そんな偶然が面白く感じたから、それだけだっただろうか。
もともと直接的な戦闘に長けたスタイルであったため、不慣れな魔法でも身体能力により、そこそこの活躍はできたと自負はしている。 もっとも、力の解放加減を誤ったせいか。討伐を終えた頃には、持っていた供物は、あっさり破損してしまったが。 ……酒を奢ってもらえたのには、そう言った事情も、ちょっとは絡んでいるのかもしれない。
あの時、私がこの魔法を使っていたら。全額譲りたくなるくらい>>67、とてつもない活躍をしていたぞ。 実際のところは分からないが。
そんなことを、荒い息とともに、人語を語れぬ口で呟き。 ヴェラは現場を目指していく]
(90) 2013/06/11(Tue) 01時頃
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[二人の魔法使いの自己紹介が終わった頃 彼女はフードを被り直し、其方へと向かった。
フードの下、雨に濡れた頭を拭こうにもこの雨だ。 雨宿りが出来る場所がなければ意味はない。
濡れる、ということはそれだけで体力を奪うが 毒の雨というわけでもない。 彼女は気にしていないように、微笑んでいる。]
ごきげんよう。 貴女も要請を受けた魔法使いなのですね。 どうぞ、宜しくお願いします。
[やってきた女の魔法使いの顔を見る彼女の目は やはり何処か焦点が合っていない。]
(91) 2013/06/11(Tue) 01時頃
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ふぅん?
[溜息吐きつつ言い捨てられた言葉に、小さく首は傾げるけど。 二人の関係に、それ以上の詮索はしない。]
そうね。
[そう言って、女性の方へと視線を向ければ。 丁度、こちらへ歩いてくる>>91のが見えて。]
どーも。宜しくお願いします。 ……。名前、聞いても?
[そう問いながら、彼女を見れば。 どこか焦点が定まらない風な瞳を、じっと見つめた。]
(92) 2013/06/11(Tue) 01時頃
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[彼女は辛うじて見える視界で、女の魔法使いの顔を見る。 彼女にははっきりとは見えていないが、綺麗な人だ。 濡れた長い髪が、緩く編まれている。]
失礼しました。 どうぞ、ツェツィーリヤとお呼び下さい。
[名を問われ>>92、彼女は微笑みと共に名乗る。 見つめられても、彼女から逸らすことはなく 相手を見つめ返している。 尤も、その視線もまた焦点は合っていないのだけれど。]
(93) 2013/06/11(Tue) 01時頃
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ツェツィーリヤさん。 ……ツェリさんでいいかしら?
[そう問いながら、見つめていた瞳からふっと視線を逸らして。]
それじゃ、行きましょ? 雨にあたり続けたら、風邪引いちゃ……ッくしゅ。
[くるり、進行方向へと身体を向けつつ。 複雑な表情で、胸の辺り、服の上から小さな兎のマスコットに触れてきゅっと握った。]
(94) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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[納得したのかしてないのか。 コリーンが小さく首を傾げたのは視界の端に認めたが>>92 それ以上俺に何かを言う事は無かったから そのまま村へと歩き出す。
背後で女性同士の挨拶が交わされているが、 俺に声が掛からなければ俺から話し掛ける事も無い。
雨脚は強くなり、ねっとりと絡みつく死の気配のする 村が近い事を知らせていた]
雨…か。 雨を受けるのは「聖杯」かね。
[まことしやかに流れる噂。 願いを叶え、代償を求める、 とても聖なるものとは思えぬ遺物の名をぽつりと呟いた**]
(95) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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…ハァーッ、…ハァーッ、ハァ……
[降り止まぬ雨の中、身を隠すは半分潰れた廃屋跡]
ちきしょう、……クソッタレ、め!
[滴る雫に混ざるは、薄まった赤]
(96) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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[彼女の名を縮めて呼ぶ相手>>94に、にこやかに頷いた。 本名を忘れたと言う彼女にとって 彼女を呼ぶ名は何でも構わないのだ。 ツェツィーリヤと名乗る理由も、 恐らく意味もこだわりもないのだろう。]
風邪をひかれては困りますね。 目的地は廃村です。 多少雨風を凌げる場所もあるはずです。
えっと……コリーンさん?
[くしゃみをしたコリーンへと心配そうに微笑む。 ホレーショーへと名乗っていた声は、 彼女の耳に届いていた。確認するように首を傾げる。]
(97) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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―雨の境界線を抜け出した狼―
[遅かったか……と、狼は思う。 目に映るのは、馬のない倒れた馬車と、枝で作られた十字の墓>>74。 無理はない。濡れた体で雨の境界線まで立ち戻り、この場所まで戻ってくるのは至難ではあったから。 急いで向かってきたつもりだったが、予想以上に水気を吸った体が重たくなっていたのかもしれない。
上に乗せられた帽子の臭いをかぎとり、それが魔法使いではない、普通の人間のものあったことを確認する。 こんなところに来たがる人間が、あまりいるとは思えない。 その上、地面を穿ち>>69、魔物の血の臭いが残された>>71、戦闘の跡。 自分と同じように、要請を受けた魔法使いが馬車で向かってくる途中での、惨事違いない。
災難だったな。狼は濡れた体でお座りをして、墓標の帽子に頭を垂れた。 だが、幸いなのは魔法使いの方は大きな怪我なく、要請の地に向かっているであろうこと。 血が洗い流されないこの場所に、魔法使いの血痕は残っていないのだから]
(98) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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[追うか。どちらにしろ、廃村・ノアへと辿りつけば出会える相手ではあろうが。 律義に墓標を組んでいることからも、人の死には敏感な魔法使いなのかもしれない。 ただでさえ、この先は土砂降りの雨。その上この出来事が重しとなっていたとしたら……魔法使いといえども、誤りは起こりかねない。
しかし、すぐには向かわない。まずは思いっきり体を震わせ、毛にたまった水気を弾いていく。 さらに、軽く飛び跳ね魔法を解除。 体を覆っていた毛皮が再びヴェラの首へと戻る]
やっぱり、雨は嫌いだ。
[毛皮が重くてたまらない。白毛を首から外し、手で絞り、残りの水気を排除する。 『外側』だけでも重いのだ。まして『内側』まで濡れてしまえば……]
濡れない場所以外では、当分狼のまま、だな。
[巨木の上で、魔法を解除しなかった理由も、濡れるのを嫌ったから。 仮に誰かと出会い、会話が必要となったなら、まずは樹木の下や雨避けとなる場所まで移動しなくては。 改めて思いなおすと、再び白狼の姿となり、再び雨の境界線へと飛び込んでいった**]
(99) 2013/06/11(Tue) 01時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 01時半頃
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……ありがと。
[略称をにこやかに承諾されれば、口端を少し持ち上げ、少しぎこちない笑みで頷き返し。]
あぁ。うん。コリーンです。 さん、とか要らないけど。 こちらこそ、失礼。
[ホレーショーに名乗っていたのが聞こえていただろうと、改めて名乗ってはいなかった事を詫びつつ。]
うん。お互いに、ね。 急ぎましょ。 ……リーダーのランプって、暖かいのかしら。
[自分は勿論、ツェツィーリヤも風邪を引いてしまうだろうと、そう言いつつ。 ぽそりと、どうでも良い事を付け加える。]
(100) 2013/06/11(Tue) 02時頃
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[濡れ鼠は寒さに震えながら衣を半ば脱ぎ]
……ッ、
[引き裂いた外套の裾で、脇腹の傷口を覆う]
寒ィな、ちくしょう。
[致命傷ではないものの、濡れた傷口はなかなか塞がらぬ]
(101) 2013/06/11(Tue) 02時頃
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[声の僅かな響きに、それを感じ取ることはあったが コリーンの浮かべる笑み>>100に混ざるぎこちなさは 彼女には見えない。]
ランプで暖を取るよりは 火を起こした方が良いかもしれませんね。 ホレーショーさんは炎系の魔法を使われるようですし ……嗚呼、ホレーショーさんが先に行かれていますね。
私も直ぐ、追いかけますので。
[彼女が直ぐにホレーショーを追いかけなかったのは 転がったままの瀕死の魔物を『生贄』する為だ。
下級の魔物の魂を右腕に封印することで 消耗した矢尻を回復させることが出来る。 完全に破損する前に、修復しなければならない。]
(102) 2013/06/11(Tue) 02時頃
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[どうでも良い軽口に、真面目に返ってきた答え>>102に、ぱちぱち瞬きつつ、ふっと小さく笑んで。]
ふぅん。ホレーショーさんは、炎なの。 ちなみに私は、円月輪。
[二人の魔法を見て、或いは聞いてしまったし、複数のチームでの任務だからと。 自分の魔法も告げておく。]
あ。うん。
[直ぐ追いかけると言うツェツィーリヤに頷いて、村へと歩を進める。 歩きながら、聞こえた言葉>>95に。]
雨を受けるのが『聖杯』なら。 受けた水は、毒水にでも変わってそうだわ。
[ふん、っとこちらも小さな声で悪態をついた。]
(103) 2013/06/11(Tue) 02時頃
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[そうして、足を踏み入れたノア。 ホレーショーはどうしたか。ツェツィーリヤは合流していたか。
身体を拭くため廃屋へ入ろうとした所で、半分潰れた廃屋の傍、薄赤に染まった小さな水溜りが目に入れば。 その中を覗いて。]
…………。
[そこに居た人物、脇腹の傷を見留めた。]
(104) 2013/06/11(Tue) 02時半頃
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[つかつかと、青年の方へ無遠慮に歩み寄り。]
傷、見せて。
[これまた無遠慮に、そう口にする。]
(105) 2013/06/11(Tue) 02時半頃
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[彼女が転がっている瀕死の魔物へと右手を翳す。 それを見つめる彼女の目は、感情がない。
私は、彼女のこの目はあまり好きではない。 好きではないが、一番綺麗な色をしているとも思う。 無慈悲でそれでいて哀れみを帯びた色。
矢尻で烏を打ち落としていた時と同じように淡々と、 魔物たちを封印していく。]
(106) 2013/06/11(Tue) 02時半頃
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[何体の魔物を『生贄』にしたか。 途中で数えるのを止めた私には、その数は分からない。 ただ、彼女の矢尻は修復され 問題なく使えるようになっている。]
遅れてしまいましたね。 急ぎましょうか。
[先に行ったコリーン>>103とホレーショー>>95を追う。 足音は其処まで離れていないようだ。
二人に遅れ、目的地である廃村へと足を踏み入れた。**]
(107) 2013/06/11(Tue) 02時半頃
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[壁に背を預けて、暫しの微睡]
……ッ!?
[気が付けば接近を許していたのは、戦場では許されぬ油断]
…お前も、……アヴァロンの魔法使い、か?
[手負いの野良猫のように、怯えた警戒]
(108) 2013/06/11(Tue) 03時頃
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ヤニクは、コリーンが引かぬなら、渋々手当ては受けるけど……**
2013/06/11(Tue) 03時頃
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私が魔物に見えるんでなきゃね。 そうね。
[一般人も絶対に踏み込まないとは限らない、とは思いつつ。 手負いの野良猫の様に警戒する様子に。]
コリーン・ロックハート。魔法使い。 ……いーから。ほら。
[渋々と応じる様子に、傷口が覆われていた、濡れた外套の布片をぽい。 傷口を見れば、一瞬眉根を寄せたが。 スカートの裾を長い紐状に切り裂くと、絞って水気を取って。 乾いた清潔なハンカチで傷口と周辺を拭いてから、綺麗な部分をあてて、裂いたスカートを少しキツめに巻いた。]
治癒系の魔法使いじゃなくて、悪かったわね。 これで、少しはマシでしょ。
[粗雑な口調でそう言いながら、もう一枚のハンカチで、自身の素肌の水気を拭きつつ。 小さくくしゃみを一つ。**]
(109) 2013/06/11(Tue) 03時半頃
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― 雨の境界線を越えて ―
うおっ…、ひでぇ雨。
[>>98白い狼が自分の方に向かっていた事には気付かないまま。 境界線を越えた途端、降り注ぐ雨に顔を顰めた。 ポンチョを羽織っているとはいえ、じわじわと体温を奪われていくだろう。]
村に着くまでずっと? や、村に行ってもこのまんまかー。
[―雨の下では視界も足場も悪くなる。此処からは更に注意してかからなければ。 いつでも発動させられるように、ポンチョで隠れたシャツのポケット―先刻使った破片の位置を確かめる。]
(110) 2013/06/11(Tue) 08時頃
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ま、仕事だからしょうがないよな。
[足を失った事は痛い。馬には乗れないから、そのまま帰したけれど。 御者を死なせた事は、少しだけ男の心を沈ませていた。 任務中に一般人を死なせるのはそうある事ではない。 ―自分の未熟故の不幸だから、弔うのは当たり前の事。 …というのが男の認識。
それでも仕事上、人の死にはやや鈍化してきている自分がいた。
でも。
――を失うよりも辛い事はない。
無意識にポンチョの中…シャツの内、首からかけたペンダントに意識をやっていた。
束の間、その場に立ち止まっていたが。
やがて首を振り、目的地へと急いだ。**]
(111) 2013/06/11(Tue) 08時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 08時頃
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……ヤニク。
[消え入るような声で返すは、通称]
[呻き声噛み殺しつつ、大人しく受け入れる手当て]
…ぁ、あぁ……助かった。 恩に着る。
[そう告げて目を閉じる青年の右手首には、有刺鉄線の姿をした腕輪]
(112) 2013/06/11(Tue) 13時半頃
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ヤニク、ね。 別に、着なくていいわよ。
ていうか、ホントに濡れ鼠……ならぬ濡れ猫ね。 お互い様だけど。
[ハンカチの使っていない面で、ヤニクの髪の雫も少し拭き取ってみれば。 彼の右手首、有刺鉄線の腕輪が目に入り、指先でちょんっと触れてみる。 目を閉じているから、眠っているのなら、そのまま少しでも休んだ方が良いだろうと、問う言葉は口にしなかったけれど。]
つか……ッくしゅ。 このままだと、二人とも風邪引くし……。
[ホレーショーが同行しているなら、火点けてよなんて言うだろう。 すでに別れているならば、リーダーかホレーショーのどちらかを探しに行こうかと思う。 魔法を火種扱いするという、酷い話だけれど。*]
(113) 2013/06/11(Tue) 19時半頃
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―雨降る森の中で―
[はっ、はっ。はっ、はっ。 荒い息を吐きながら、狼は雨に沈んだ足跡の臭いを辿って駆ける。 念のため、『ただの狼』>>57を一段階超えて。 すなわち、二足であれ四足であれ、ほとんどの動物を上回るスピードで。 やがて、雨の線にブラインドされた奥で、先を急ぐ魔法使いの姿>>111を視界にとらえた。
なるほど。あいつなら、話が早そうでいい。
ポンチョを羽織った後ろ姿であれ、臭いが濃ゆまれば判別はつく。 ヴェラにとってはコリーンと同じ>>16、幾度か要請を共にした相手だ。 狼が自分であるとは分かってもらえることだろう。 わざとじゃなければ、魔物と間違えて攻撃されることもないだろう。
直前で速度を緩め……バウッ!! と、後ろ足で飛び上がる。 腹か胸辺りを狙った、前足二本での軽い犬パンチ。 雨の中を駆けてきたびしょびしょの前足ゆえに、「よう!」を表現したこの挨拶は、かわされてしまったかもしれないけれど]
(114) 2013/06/11(Tue) 19時半頃
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[ともあれ、いったんイアンとは距離をあけ、手ごろな木の下へと移動する。 枝葉のより当たる雨の少ないポジションを見つけ出し、ぶるぶるっ、と胴震いしてから、魔法を解除した]
お前とはしばらくぶりだな。元気そうでなによりだ。 多少、雨でふやけたように見えなくはないが。
[人の姿で笑いかけ、それこそふやけてしまいそうな毛皮を首からはずし、ぎゅっと絞る。 けれど、再び首に巻くころには、緩んだ頬は押し下げていた]
……見てきたぞ。弔われたやつを>>74>>98。 災難、があったようだな。 まったく。埋めるくらいなら、おいしく『食って』やればよかったものを。
[暗に『生贄』>>107を暗示した言葉。もっとも、遠くから見た光景では>>79、蠢く何かの影>>73は見えていたわけで。 仮にやろうにも間に合わなかったくらいのことは、推測できた。 だからこれは、多少ダークであれ、死と常に向き合わねばならない魔法使いなりの、気晴らしな軽口。 「もったいないことするヤツだ」と、ことさら惜しそうに眉をしかめてやった]
(115) 2013/06/11(Tue) 19時半頃
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[それから、会話はあったか否か。 問われれば、見聞きした範囲のことは伝えてはいたことだろうが。 濡れる場所に長居は無用と、やがては、「行くか」と促しに入る]
急ごう。恐らくは私たちは出遅れ組だ。 ここらは一度来た道だしな。私が先導していこう。
[魔法を発動しようとし、ふと、思い出したように付け加える]
いつぞやのように、背に乗せてやれば早く着くとは思うがな。 この悪天候の中だ。今は勘弁してくれ。 そんなことをしたら着くころには、きっと私もギャインとなる。
[先導の申し出を、イアンが受けたかどうかは分からないが。 再び狼に変身すると、やや足早にノアへの道を辿って行った]
(116) 2013/06/11(Tue) 19時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 20時頃
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―回想/幌馬車の中で―
そうか。残念なヤツめ。
[自分のことは棚に上げ、殴られてもおかしくない即答をコリーン>>72に返す]
だが、例の兎>>94を『つがい』として紹介されなかっただけ、安心した。 大事そうにしていたから、少し不安に思っていてな。
[小さな兎のマスコットは、以前何かの拍子に、目にしてしまったことがある。 詳しい事情は知らずとも、それを大切にしているだろうことは察していた。 かつて、乙女の像を溺愛し、架空の女と結ばれることを望んだゆえに、魔物へと堕ちた者を討伐したが。 そうゆう類のものではなかったのだろうと、己の胸を撫で下ろす]
まぁ、お前は女としての魅力(=ナデナデ>>41>>52)はある方だと思っている。 その気があるなら、身の丈に合う雄が見つかるといいな。 盛りがついた頃に。
[とりとめのない四方山話。 そんな軽口を交わしている間に、ヴェラは戦いの臭いを察知>>54して……]
(117) 2013/06/11(Tue) 20時半頃
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―現在/ノアへと続く、雨の森―
[ノアへと向かう狼は、特にそんな会話の内容自体を、思い出していたわけではない。 着目すべきはこのやり取りの裏で、馬車の前部にいた御者の方>>53>>72。 コリーンとは視線が合わなかったものの、拳を、こう、ぐっ、としていた……ように思えた、あの人物。
その姿に、イアンがこさえた墓標>>74が重なる。 あのまま進んでいたとすれば、コリーン以外にも2人の魔法使いと出会えるわけで。 少なくとも無事にノアまで、約束だった廃村までは行きつけているとは思うものの。 いくら臭いをこすりつけていた>>5とはいえ、ここまで道のりを無事に帰りきることができるだろうか?
無事でいてくれ。巻き込んで死なすのは、私もごめんだ。 荷物>>26など所詮、残りは酒と水と食料くらいのもの。 そんなものは、くれてやる。 不在の私など気にせずに、着いたら即、引き返せ。
でなければ…………。
異なる道を進んでいるのか、それともいまだその距離にないだけなのか。 帰路を急ぐ幌馬車の姿は、いまだ、視界に入ってはこなかった]
(118) 2013/06/11(Tue) 20時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 21時頃
ヴェラは、くしょん、と四足歩行でくしゃみを一つ**
2013/06/11(Tue) 21時頃
|
― 回想/幌馬車の中で(>>117) ―
何が残念か。
[頭に怒りマーク。握りコブシを作りはしたが。]
兎? ……あぁ。
[言いながら、思い出す。 『任務』は一人で良いと、一人が良いと言っているのに。 アヴァロンの命令には逆らえず、ヴェラとも何度か任務を共にしていて。 それを見られたのは、何度目の時だったか。 いや、見られても構わないのだけど。]
(119) 2013/06/11(Tue) 21時頃
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− 雨止まぬ地 −
[背後で女性二人が何か話しているが、 俺に声が掛からないから関係ないだろう。 本来なら魔物を贄にして供物の回復を図らないといけないが、 今回のほとんどはツェツィーリヤの手柄だ。
どうせ小物はまだいるだろうと踏んでいた]
洪水が起きないのが不思議な位だ。
[止まぬ雨は全て壊し、押し流してもおかしくないのにと 思いながらも村の入り口に立つ]
(120) 2013/06/11(Tue) 21時頃
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……これは。……。
[口を開きかけて、言葉にならなくて。 続く言葉に、ははっと笑って。]
さんきゅ。 うん。でも、私雄は要らないわ。 ていうか、私の事はいいから。 ヴェラさんも、早く良い娘見つけなさいよねー。
[くすくすと笑った。]
→回想終了
(121) 2013/06/11(Tue) 21時頃
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で、呼び出した奴はどこ徘徊してるんだ。
[単独行動は構わないが、指示する立場なら なんか残しとけと溜息を吐く。 遅れることなく着いて来た2人が、 近くの廃屋に入ろうとしていたから、 見張り位はしてやるかと足を止めて]
忘れ物か? 落し物か?
[何かを見つけたコリーン>>104に声を掛けて近付いた]
…手っ取り早く傷口を止めたいなら焼いてやろうか?
[ヤニクと名乗った魔法使いが 素直にコリーンの手当てを受けているのを 見ながらぶっきらぼうに声を掛ける]
(122) 2013/06/11(Tue) 21時半頃
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[少しでも体力を回復するべく、取ろうとする休息]
……ぁん?
[手首をつつく気配に、持ち上げる重い瞼]
さわんな。危ぇぞ。
[ぶっきらぼうに、返す言葉は不機嫌]
(123) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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― 雨降る森の中で ―
[>>114獣の荒い息、ぬかるんだ土の上を駆ける音。 けれど只の獣ではない、知った気配。 その気さくな態度ゆえに、親しみを持っている同業者だ。 此処に来るまでが一人だったので少し嬉しくなり、思わず振り返って―…。]
どわっ。
[びしょびしょの前足…犬パンチを胸に受けた。 反動でべしゃり、と尻餅をつく。 この場面だけを見ていれば、魔法使いでなく何処にでもいる只の青年に見えるだろう。 ぬかるんだ地面に手をつき、尻が濡れる感触に思わず顔を顰める。 木の下に移動した相手にかける言葉には責めるような響きはあったが、褐色の目は再会の喜びに細められていた。]
なぁにすんだよ、ヴェラさーん。
(124) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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あ、熱いじゃない!
[焼灼止血というやつだろうか。>>122 それが必要な事もあるだろうけど、今回は(多分)大丈夫そうに見えたので、そう言って。]
それより、寒いから。 火、点けてくれない? 火。
[小さく身震いして。 温まるための、火をお願いしてみる。]
(125) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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[>>115魔法を解除して人間となった彼の姿を見れば、よいしょと掛け声をあげて立ち上がり。 にこやかな笑顔を浮かべて彼の近くまで歩み寄っていった。]
久しぶりー。 ヴェラさんは元気だった? ふやけてないしー。まだ境界の中に入ってそんな経ってないでしょ。 ―……。
[見てきた、と言われれば、自分も緩んだ表情を引き締める。]
…そっか。 悪い事したよなー。 俺を送らなければ、ああはならなかったかもしれないのにさ。
[御者とは、此処に送って貰うだけの関係だった。 だから例え間に合ったとしても『生贄』にするのは感情が邪魔をしていただろう。 『生贄』にすれば、魂が自分の右手に宿る事になる。 魔法使いではない只の御者が果たしてそれを望むかどうかと言えば…。 だから、ジョークだと理解しつつも、忙しかったんだって、と軽く肩を竦めてみせる。]
(126) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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[傷を焼いて塞ごうかと、そんな提案に苦笑い]
すぐ動けるようになりそうなのは有難いが、 うっかり消し炭になるのは、御免被りたいね。
(127) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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[危ない>>123、と不機嫌顔で言われれば。]
見りゃ分かるわよ。 勝手に触って、失礼しましたー。
(128) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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なぁ、ヴェスさん怒ってない? にしても、大人数で臨むって、よっぽどの案件だよなー。
[自分は単独行動でも何人かと組むのでも抵抗のない方で。 だからこれまでにも他の魔法使いと組んで任務をこなす事は何度かあった。ヴェラと組んだのも、その内の一部で。
これで自分の把握した任務に参加する魔法使いは、ヴェラとヴェスパタイン、そして自分の三人。 今までに自分が任務で組む最大値だった。 ―その倍以上の人数が集められているとは未だ知らない。
けれど人数が集められているのなら、今回の任務にもそれなりの危険が潜んでいるのだろう、と。 もし彼が自分よりも知っている事があるのなら、事前に情報を仕入れておきたい。]
(129) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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ん、オッケー。
[>>116取り敢えず、自分の思いついた質問は消化できた。 再び魔法を発動させようとしたヴェラの言葉には。]
えー。 あれ楽なのにー。
…なーんてな、これから大事な任務だってのに無理はさせらんないよ。
[おどけた口調で返せば、彼の先導を受ける事に。 狼となったヴェラの後ろについて、ノアへの道を辿る。*]
(130) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 22時頃
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別にあんたを焼くわけじゃない。
[コリーンの抗議>>125はそう言って軽く流す。 非常事態ならそれ位は必要だが、見た所まぁ大丈夫そうだった]
消し炭にする前に生贄にするから安心しろ。
[ヤニクの苦笑>>127に返すのは魔法使いならば ある意味正しい選択。 俺達魔法使いが忌み嫌われる最大の理由だが、 ただの塵になる位なら誰かの糧になる方がマシ…。 だとそう信じている]
(131) 2013/06/11(Tue) 22時頃
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火か……。 どれもこれも水分含みすぎているから 期待しない方がいいがな。
[それでも体調不良で任務失敗などは避けたい、と。 使えそうな木切れを集めて右手に焔を宿し、 何とか暖を取るレベルまで努力はする事に]
(132) 2013/06/11(Tue) 22時半頃
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― 雨尽きぬ廃村 ノア ― [目的地に着いた彼女は、天を仰ぎ 狭い視界で辺りを見渡す。 頬を伝う雫に赤い色が混ざっているのかも 彼女には見えていない。]
拠点となる場所は必要になるのでしょうか。 どちらにせよ、大人数での任務です。 少なくとも、作戦を纏める場所は必要になりますね。
[廃屋の傍に倒れていた魔法使いの手当ては コリーンに任せることにしたらしい。
その場から離れすぎない範囲で、廃村を歩く。]
(133) 2013/06/11(Tue) 22時半頃
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[拗ねる女の様子に、小さくこぼす笑み]
もしそうなるなら、派手に使い切ってくれよ? 尤も…どっちがそうなるかなんて、先のことはみえねぇけど。
[死して贄になるは、名誉] [例えそれが、志半ばでの非業の死であろうと] [命の欠片一つ残さず全て捧げて糧となるが、魔法使いの宿命]
…ぁー、暖けぇな……。助かる。
[点る火は、冷えた体に染み渡るぬくもり] [湿ったビスケットを齧り、旨くもなさそうに咀嚼した]
(134) 2013/06/11(Tue) 22時半頃
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だって、何か……。
[想像したら、熱そうで痛そうだったからつい。>>133 木切れを集める始めるのには、ぱちぱちと瞬いた。 言ってはみたものの、ちょっと、怒られるのではないかと思っていたりしたのだ。 魔力だって、消費してしまうし。]
[任務のためとは思えど、笑んでしまって。]
……さんきゅ。 あ゛あ゛ぁあぁ……あったかい……。
[猫みたいに目を細めて、暖をとる。] 終わったら、お酒でも奢る。 そういえば、ヴェラさんもそんな事言ってたわよ。
(135) 2013/06/11(Tue) 22時半頃
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コリーンは、『生贄』の話に、一瞬視線を逸らして、ぎゅっと目を閉じた。**
2013/06/11(Tue) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 22時半頃
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[ヤニクの小さな笑み>>134に関しては、彼を上から下まで じぃっと見た後]
今ならお前を生贄にした方が間違いなく早い。 上手く使い切れる様に倒れるなら やっこさんの傍で倒れてくれるとありがたい。
[冗談とも本気ともつかぬ声音で返し、木切れに火を灯す。 嬉しそうに暖を取る様子に、薪か何かも探すべきか、 それとも魔物を探すのが先か優先順位を考えていた]
酒は有難いが。 ヴェラはいらん。 虎だからなんだか知らんが煩くてかなわん。
[コリーンの口から出たヴェラの名には 身も蓋も無い事を口にしていた]
(136) 2013/06/11(Tue) 22時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/11(Tue) 23時頃
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[人が住まなくなり、雨に打たれている建物は崩れ かつて其処に人が暮らしていたことは 私には想像が出来ない。
彼女は激しい雨の中、目を閉じる。 絶え間なく雨音が聞こえている。]
(137) 2013/06/11(Tue) 23時頃
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あったまって来たところで、 今回の目標の魔物の情報持ってる奴いるか?
[ある程度安定した火が見込める様になると やっと魔法を解いて、温まる2人に尋ねる。 少しでも情報があれば作戦の立てようもあるだろう]
(138) 2013/06/11(Tue) 23時半頃
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―雨降る森の中で―
[少し、時間は立ち返る。これは、イアンと出会った時。 すなわち、まだ狼の姿から人間へと戻った時の出来事。
ぼしゃん、となった>>124イアンの声に、思わずはしゃいで飛び付きたくなる衝動は、大人の狼だからと堪え、近くに寄った彼に応える]
うむ。私は元気だが。 お前がふやけたのはきっと、今のぼしゃんのせいかもしれんぞ。
[『生贄』の話題>>126には、心中は察するものの、時に意図的に笑い飛ばさなければやっていられないこともあり]
私に何かあった時に、「忙しかった」で間に合わんのは許さんぞ。 まぁ、私は強いから世話にはならんだろうが。
[そして受け取ったのは、ヴェラ自身も多少の疑念を抱いていた内容>>129……]
(139) 2013/06/11(Tue) 23時半頃
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[彼女は雨の音に耳が慣れてしまったのだろうか。 そうなのだとしたら、私は少し心配する。 雨音を不要な音として排除する際に 必要な物音も聞き漏らしてしまったのなら。
彼女も通常の雨の中での戦闘は慣れている。 だからその私の心配も、杞憂に終われば良い。
目を開けた彼女は、村の入り口の方へと視線を向けた。]
(140) 2013/06/11(Tue) 23時半頃
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どうだろうな。 また、あいつ(ヴェスパタイン)の鎌で追いまわされるのは避けたいが。 多少カリカリしているようにも感じた。 御免被りたいが、あり得ない話ではないかもな。
[真面目なヴェスパタインに、そんな扱いをされた経験も、ないと言ったら嘘になる。 続いてこぼされる疑問。「よっぽどの案件」。 おそらく、危険を推し量ろうとする言葉に、少し考え込むように呟いた]
よっぽどの案件、か。確かに。 私は群の仲間が多くて嬉しい限りではあるんだが……。 そもそも、初見の魔物であれ、私達3人がいれば十分すぎるというものだしな。 さっきも言ったが、あいつもよく分からん神経質さを醸し出しているし。 お前のところにも、来ただろう? 妙な通信。
[それは、全員に告げられたであろう内容>>@1>>@2を示しているのではなくて]
(141) 2013/06/12(Wed) 00時頃
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あいつが、「先行した」と告げる前の通信だ。 「絶対に濡れるな」「風邪を引くな」、と。 まぁ、私が風邪を引いて鼻が効かなくなった時、お前達に迷惑かけてしまったから、私だけに送ったのかもしれないが。 言ったあとで、「できればな……」なんて中途半端なフリまで喰らった。 どうもふっきれん感じだったが。今回のあいつは、よく分からん。
[そこで、大きな雨粒がぽつりと一つ]
……幸い、馬車を拾えたから、ここまでは守れたが。 こんな所で立ち話をしていたら、それこそ風邪をひきそうだ。
[だからこそと、ここで切り上げて>>116。 乗るな? 乗るなよ? 的なフリ>>130を入れながら、イアンとともに、歩き出したのだった]
(142) 2013/06/12(Wed) 00時頃
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ヴェラは、長く立ち話し過ぎてしまったことを、すまなく思った。
2013/06/12(Wed) 00時頃
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―そして・雨尽きぬ廃村へ―
[雨降る森を切り抜けて、いくばくか。 人間の速度にあわせた動きだったゆえに、濡れているものの疲労はさほどのものではない。 前を見つめると、人の手が加わったと思える建造物。 崩れた家々の影も見える。
ついたみたいだぞ。
ともにいるならば、イアンに向けて鼻をついと向け。 村の入り口が近づいたことを教えてやった]
(143) 2013/06/12(Wed) 00時頃
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ヴェラは、疲れてはいないが、ちょっとお座り。
2013/06/12(Wed) 00時頃
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虎じゃなくて、狼。
[ヴェラはいらん、の言葉>>136に目を丸くして、小さく笑った。 何となく、二人の関係が想像できた気がして。 情報と聞けば>>138、小さく首を振り。]
んーん。私は、正体不明としか聞いてないわ。 どんな魔物か分からないんじゃ。 どんな作戦を取るのが良いのか……。
[小さく首を傾げて、虚空を仰いで。 ヤニクは何と答えたか。]
ホレーショーさんは?
(144) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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― 雨降る森の中で ―
[>>139もし、の話には褐色を瞬かせ。 一瞬目を伏せるが、すぐにいつもの調子で彼の背中を軽く叩いたか。]
なぁに言ってんだよ。 冗談でもそんな事言うなって。 俺の方が未熟なんだから、そっちの方が可能性あるだろ。 もしもの時は頼むなー?
[死しても、仲間の力になれるのであれば、悪くはないと思っている。 自分の残せるものはそう多くないから。]
(145) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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酒を飲んで手が付けられん状態になるのを「虎になる」と言う。 別に魔法で変化するわけではない。
[放っておけば良かったが、律義にコリーン>>144に 訂正をいれる。 世間一般から言えば、虎よりも子猫位なのだが、 更に煩く饒舌になった時点で虎だ]
情報を持ってたら尋ねないな。
[対象の情報をコリーンが持っていないと知ると 少し残念そうに溜息を吐いた]
その傷はその対象が付けたわけではないのか?
[改めて尋ねるのは先にここにいて傷付いている魔法使いへ]
(146) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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[村の入り口付近から、二種類の足音が聞こえていた。 四足の足音は、先程彼女が戦闘中に聞いていた物だ。 もう一つの足音の主も おそらく要請を受けた魔法使いだろう。]
随分、多くの魔法使いを呼んだのですね。 それほどの、相手ということなのでしょうか。
[合流した方が良いだろうかと、彼女は其方へ向かう。 彼女が歩く度、水が足元に跳ねる。**]
(147) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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[>>141ヴェスパタインについて触れれば。]
うわー。俺、無理無理。 やっべー、そうならない事を祈るしかないな。
[ヴェスパタインとは経験も経歴も違う。 そんな彼に本気で追い掛け回されたら…きっと只では済まない。 今までに彼にお説教された経験はあった為、苦笑しながら肩を竦める。 そして続いた考えながら紡がれる相手の言葉に視線を落とすが、三人の言には目を瞬かせ。]
―まぁ、人が多い方がいいかなとは思うけどさ。 早めに事態を収束させなきゃいけないとかでもあるのか。 …え、それは俺の事、評価してくれてるって事?
[彼の言う‘三人’の中に、自分が入っているのならば、それは誇らしい事。 神経質になっているヴェスパタインの姿を思い浮かべながら。]
…何かあったのかな。 あの人、しょい込むタイプだし。 ―妙な通信?
(148) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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そ、そぅなんだ……。
[訂正されれば、恥ずかしいなと少し赤くなって。>>146]
まぁ、そうよね。
[言いながら、ヤニクへと問う言葉に。 自分もそちらへ視線を向けて、話を聞く。]
(149) 2013/06/12(Wed) 00時半頃
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んん、あったっけ?
[>>142聞いた事もあるような気もするし、ない気もする。 常に万全を期せ、という言葉は、ヴェスパタインの口からよく聞いていたから。 ヴェラが体調不良を起こした時の任務を思い出す。あれは結構手こずった。]
もしかしたらヴェラさんだけかもしれないけど、それはちょっと気になるな。 雨が降り続ける状況で体力を確保しとけって事なのか、それともこの雨に何かあるのか。 …何か嫌な感じはするんだけど。
[大きな雨粒。空を見上げ。]
…まぁ、長居しない方が良いって言うのは同意だな。 早く行こうぜ。
[こうしている間にも、濡れた身体は体力を奪われていく。 ヴェラの振り>>130には乗りつつも、彼の後をついて村へと急ぐ。*]
(150) 2013/06/12(Wed) 01時頃
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― そして・雨尽きぬ廃村へ ―
[>>143雨を避ける為に、フードは目深に被っていたか。 先行した他の魔法使いの尽力によって、魔物には遭遇せずに済んで。
ヴェラに示されて顔を上げれば、其処には何かの建造物や崩れた家々の影が見えた。]
…ついたみたいだな?
[建物の中に入れば、少しは雨も防げるだろうか。 それにほっとしつつ、此方に近づいてくる黒いローブの女性の姿に気付き。>>147]
…なあ、知り合い?
[こっそりとヴェラに聞いてみる。 まだ彼女の顔は見えない。*]
(151) 2013/06/12(Wed) 01時頃
|
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……あんたは酒呑んだ事無いのか。 飲むなら迷惑掛けない静かに窘める様にするといい。
[赤くなるコリーン>>149に、 別に知らなくても生きていけると告げる]
酒を飲んでいる時は寝ている時以上に無防備だからな。 知らずに済めばそれでもいいだろう。
[それよりも魔物の情報だと。 対象の魔物でなくとも、付近に棲息する魔物の情報は 貴重だとヤニクの言葉に耳を傾ける**]
(152) 2013/06/12(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 01時頃
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飲めるわよ。 ヴェラさんも、私強い方だって言ってたし……。
[ただ、そういう言葉はあまり知らないというか。>>152 恥ずかしくて、少し赤い顔でむぅとしつつ。]
ふぅん? それじゃ、無防備なホレーショーさん。 楽しみにしてるわ。
[少し悪戯な笑顔で、にまっと笑って。 ヤニクの話に耳を傾ける。**]
(153) 2013/06/12(Wed) 01時半頃
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イアンは、ツェツィーリヤは寒くないのだろうか、と少し心配になる。**
2013/06/12(Wed) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 01時半頃
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―回想/1人と1匹で要請を終えた後で―
[きゃんっ!! きゃんっ!!
ぶんっ!! ぶんっ!!
あの時>>141の、本気を出したヴェスパタイン>>148は、軽くトラウマになっている。 何が原因だったかは、一生語らず墓下まで持っていく心算だ]
(154) 2013/06/12(Wed) 02時頃
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―少し戻り/雨降る森の中で―
こんな所で立ち話をしていたら、それこそ風邪をひきそうだ。>>142
[だからこそと、ここで切り上げ……ようとして。 イアンの言葉>>145>>148>>150を反芻し、思い出した。 「何か嫌な感じ」。それを最初に強く感じたのは、「風邪をひくな」の通信>>142でこの言葉を耳にした時だったか]
「いや、いい。やっぱり忘れろ」とも言われた。 あいつからの最初の通信の終わりに、だ。
[「常に万全を期せ」と口にする男が、これまでにはなかったような注意を行い、改めて否定する。 その行動が、ヴェラの不安を掻き立てる]
まるで、一方で期待されつつ、一方で突き放されているように感じた。 私も濡れるのは嫌いだから、忘れろと言われても律義に守るが。 なにかしらしょい込んではいるんだろうがな。告げられぬことを。
(155) 2013/06/12(Wed) 02時頃
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……と、言うわけでだ。
[魔法発動のため白狼の毛皮を掴みながら、にっ、とイアンに笑いかけ]
事情はよく分からんが、しょい込んだ『頭』を支えにいくぞ。 私たちは右手左手みたいなもんだろう。 3人の時は、大概あいつがリーダーだったしな。 右手が私だった場合は……『もしもの時』は任せておけ。
[そして、今度こそ魔法を発動。 もはや人語を話せぬ身とはなったものの、乗るなよ? 絶対乗るなよ? と、ノアへと向かって行ったのだった→>>143]
(156) 2013/06/12(Wed) 02時頃
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―そして現在・雨尽きぬ廃村―
[村の入り口から近づくツェツィーリヤ>>147には気づいていた。 お座りしていたお尻を、ついと持ち上げ、問いかけてくるイアンを見上げる>>151。
回答は、知らない。だから首を振った後で。 巨木の上で見た雷の魔法使いであることを思い出し、頷く形で打ち消そうとした。
否定。肯定。いや、これだとどっちなのか分からないか…… ええい。まどろこしい。
いったんイアンから距離をとり、近くの木の陰でいつもの動作>>114を行ってから]
知らないが、知っているぞ。群の仲間。雷の矢を撃つ魔法使いだ。
[会話がせずともすみそうであれば、狼に変身してはっはっとツェツィーリヤに近づく仲間アピールをしたいものだが。 こんな時、馴染んだ魔法は、若干不便に感じてしまったりもする**]
(157) 2013/06/12(Wed) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 02時頃
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[ぱちりと火のはぜる音] [体温めながら語る口は、重い]
その可能性も、あるかもしれない… 振り切るだけで精一杯で、姿は……
[抱えた膝に頭を伏せて]
不意を突かれなければ、後れを取るはずはなかったんだがな。
[年若く、足りぬ経験] [強がれど、手練れの先達たちにはきっと届かぬ] [ぎり、と奥歯を噛む]
(158) 2013/06/12(Wed) 10時半頃
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― 回想・雨降る森の中で ―
……。
[>>155何かを隠して、抱えているらしいヴェスパタイン。 期待と突き放し。―やはり、今回の任務にはやはり何かあるのか。 彼の性格上、聞いて話してくれるかどうか。 雨の止まぬ村に先行した彼は、きっと既に黙々と任務をこなしている事だと思う。]
―おう!
[>>156ヴェスパタインを、仲間の魔法使いを支えたいのは自分も同じ。 対となる右手と左手という表現には少し照れ臭く思いつつも、答える言葉は一つだけだ。 ヴェスパタインが何も話してくれなかったとしても、自分は任務を遂行するまで。 そしてノアへ。*]
(159) 2013/06/12(Wed) 11時半頃
|
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― 雨尽きぬ廃村 ―
…え、どっち。
[>>157ツェツィーリヤを知っているかという問いにヴェラは首を振る。 ―けれど、すぐに何か考えているようで。 一旦自分から距離をとり、近くの木の下で魔法を解除するヴェラの言葉。]
―あぁ、そうなんだ。 宜しく。俺はイアンっていいます。
[彼女が目が見えない事を知らないので、ツェツィーリヤに向かって右手を差し出す。 反応がなくても、気にはしないだろう。]
ていうか、寒くないですか? どっか、暖を取れそうなとことか探しません?
[雨に濡れた彼女は寒そうだ。 ヴェラの話もあるし、雨を凌げる場所を探そう、と提案してみる。**]
(160) 2013/06/12(Wed) 11時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 11時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 16時頃
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―雨尽きぬ廃村―
私はヴェラだ。強いぞ。
[右手―数多の魂が宿っているであろう、魔法使いの要を差し出すイアン>>160から離れた場所から、やりなれた自己紹介を差し込む。 ちょっと迷った末に、魔法を発動。 狼の姿でトテトテ近づき、ツェツィーリヤのローブをパシパシしようと試みる。 別に行きずりのナデナデを期待したわけではなくて、「よろしく」の挨拶代わりだ。 1人と1匹の行動に、彼女がどんな反応を示したかはともあれ]
さっきの戦い、遠くから見ていた>>78。 お前も強いな。 が。……その眼は、代償か?
[再び木の陰に戻り魔法を解くと。開口一番、ホレーショーも行わなかった>>31、不躾な問いかけを放った。 それは、ここまでのやり取りで感じたわけではなく、いや、反応の如何では感じられた可能性もあるが、それ以前の段階で、推測をしていたこと。 巨木の上から見ていた戦い方は>>46、視力に頼った動きとは異なる様相に思えていたから。 なんらかの理由で自ら情報を遮断しているわけでなければ、その戦い方に傾かざるを得ない状況……つまり、視力自体に何かしらの問題があるのだろう、と]
(161) 2013/06/12(Wed) 16時半頃
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[返事がどんなものであれ、それ以上追及するつもりはない。 ただ、この群れの仲間はどんなタイプなのか、ちょっと気になっただけのこと。 だから、イアンの提案を受ければ早々に切り替え「うむ。妙案だな」と頷く]
幸い、朽ち果てずに残った家屋もあるようだしな。 3人よれば暖かいという。2人と1匹ならなお暖まるだろう。
[狼の体温は、イヌ科の中でもかなり高い。 2人と1匹が寄り集まって、ぬくぬくしている光景を思い浮かべる。 暖かそうだ……、が。 そこで思い起こしたのは、ここへと向かう最中で抱いた心情>>118]
いや、すまない。私はちょっと確認しておきたいことがある。 ……先に、2人でぬくぬくしていてくれ。
[そう言って、白狼の毛皮に手をかけて。 その場でなにかやり取りはあったかもしれないが、やがては森の方へと戻っていこうと]
(162) 2013/06/12(Wed) 16時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 16時半頃
イアンは、ヴェラに話の続きを促した。
2013/06/12(Wed) 16時半頃
ヴェラは、イアンに、「すまない。」>>162と。
2013/06/12(Wed) 16時半頃
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―ヴェラに宿る懸念―
[心中に宿るは、イアンの築いた墓標>>74から生まれた、御者にたいする安否>>118の懸念。
幌馬車が見当たらないことから、おそらく折り返したものと思われるが。 ここに至る道のりでは、結局すれ違うことはなかった。
たまたま異なる道を選んだというだけかもしれないが。 念のため、遠くを一望できるあの場所>>78から、確認だけでもしておきたい、と。
これが、1つ。
そして、もう1つはイアンとの会話>>150>>155によって、自分の中で深まってしまった、ヴェスパタインへの懸念。
ヴェラが風邪をひき、鼻が効かなくなってしまった時>>142。 それはちょうど、こんな森奥を舞台とした、『樹木の魔物』の討伐だった]
(163) 2013/06/12(Wed) 17時半頃
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[魔物は通常の木々に擬態し、通りかかる者を、時には枝を脚の代わりとして接近し、捕食する。 植物ゆえか、放出される魔の気配も微力なものであり、他の樹木との判別は困難を極める。
そのため、微かな魔物の臭いを嗅ぎ取れるヴェラの鼻には、期待が込められていたに違いない。 それが鼻と体調の不調ゆえ、「結構手こずった」>>150結果となってしまった。
あえて事前の注意を促してきたということは、あの時と同じような状況になるのを、未然に防ぐためではなかったのか? だとしたら、なぜ、あえて打ち消した>>155? まるで、話している最中に心変わりし、「お前の鼻は信用ならん」と突き放したような口調。
信じられる力は自分だけ、とでも思っているのか? ……しょい込みすぎだぞ。お前は。
ここで示した心情は、ヴェラの思いの上澄みのみをすくっただけのものなのかもしれないが。 ヴェスパタインに対しそう感じたことまでは、紛れもない事実だった]
(164) 2013/06/12(Wed) 17時半頃
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ヴェラは、いや、「枝」>>164ではない。「根」だったな……
2013/06/12(Wed) 17時半頃
ヴェラは、冷えてるし、本音ではぬくぬくしたい**
2013/06/12(Wed) 18時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 18時半頃
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―再び樹上の狼―
[イアン・ツェツィーリヤと別れ>>162、狼と化したヴェラはこの場所>>78へと戻っていた。 その場に残していた烏>>79は、既に冷たくなっている。
遠くまで見渡せるこの場所から一望すれば、幌馬車の姿はすぐに捉えた。 しかし、狼は怪訝そうに、その眼を細める。
確かに、馬車は走っている。 ここからそう遠くはない場所で。
行きとは比べ物にならないほど、緩やかな速度で。 ゆっくりと、あちらこちらへと蛇行しながら。
「決して止まらず、決して速度を落とさず帰れ」 最初の襲撃>>6の後で、そう伝えていたはずなのに。
抱いていた懸念>>163が深まっていく。 狼は巨木を降りると、一目散に幌馬車へと向けて駆けて行った]
(165) 2013/06/12(Wed) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 21時半頃
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[ヤニクの言葉>>158を、頷きながら聞いて。 立ち上がると、膝に伏せている頭をぽふり。]
……生きてただけ、良かったわよ。
[年齢も経験も分からないけれど、年下に見える彼。 頭をわしゃわしゃと少し雑に撫でて。**]
とりあえず、私はリーダーを探しに行くわ。 二人はどうする?
見つけたら、ランプで連絡してもらうから。 ここに居てもいいけど。
(166) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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コリーンは、ヴェラさん遅いけれど、大丈夫だろうか。**
2013/06/12(Wed) 22時頃
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― 村入り口付近 ― [彼女が二つの影に近付けば、相手も気付いたようだ。
雨音に混ざり、男が獣に尋ねる声>>151が聞こえている。 しかし、後数歩離れていたら聞こえていただろうか。 普段、彼女が聞こえる距離と この止まない雨の中での聞こえる距離と。 どれ位違うのか、私には分からない。]
(167) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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[彼らの前に着けば、私には白い獣は狼だと分かる。
しかし彼女の顔。 彼女は今、この白い狼を犬だと思っている。 だが、彼女がそう思っていることは 彼女自身が言わない限り相手には分からないだろう。
狼が木の陰に向かい>>157、人の姿へと戻った。 やはり魔法で変身していたのだ。 彼女は二人に向かって微笑む。]
ごきげんよう。 私のことは、ツェツィーリヤとお呼び下さい。
[彼女の左側から差し出されたイアンの手>>160。 見えない左目側であり、視野の狭い右目で 彼らの顔を見つめようとしていた為に、反応が遅れた。 差し出された手が退く前に、彼女もまた手を出す。]
(168) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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其方の建物で、先に来ていた方が雨を凌いでいます。 宜しければ、一緒に向かいましょう。
[イアンの顔を見ながら話し掛け、 また狼へと変身したヴェラ>>161へも笑みを向ける。 その時の彼女の目は、 やはり見ているようで見えていない。]
(169) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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[狼へと姿を変えたヴェラが、また人の姿へと戻る。 まさか、挨拶の為だけに狼へと姿を変えたのだろうか。
魔法は有限だ。 個体差があるとは言え、使える回数と言うものがある。 その回数を把握し、調整することも 魔法使いの腕だと私は考える。 必要な時に使えないなど、それは自己管理不足だ。
彼女は気にした様子を見せないが。
しかし問われたことで、私は半分納得する。 成程、狼のままでは人の言葉は話せないのか。]
(170) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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[ヴェラのように、問いかけてくる相手も良く居る。 その時、彼女は決まって同じように答えるのだ。]
以前、魔物に襲われた時に。
[と。
彼女はいつもそう告げた後、静かに笑みを浮かべる。 それは、言葉よりも分かりやすい。
何を聞かれても、それ以上は答える心算はない と、その笑みで告げているのだ。]
(171) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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− 雨に朽ちた小屋 −
[身体は温まっても口は軽くはならないようだった>>158]
振り切らなければ危険な奴がいるのは確かなようだな。
[コリーンが気遣いの言葉に>>166、 まぁ戦力が多いのはいい事だと付け加えた。 ヤニクの傷が戦闘に何処まで響くのかは知らないが。 本来なら後れを取らなかったと言う言葉を信じる事に]
案外外をうろついてる奴が出会うかもな。
[ヴェスパタインだか、ツェツィーリヤだか。 はたまたまだ辿り着いていない他の魔法使いかと 想いを巡らせるが意味のない事だと頭を振る。 乾き切っていない髪から落ちる雨雫を鬱陶しげに払った]
(172) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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……今、話聞いてなかったのか? 厄介そうなのがうろついてるぞ。
先行してる、そのリーダーからも何も連絡は無いし。
[コリーンにどうすると、問われて数度の瞬きで 僅かな驚きを示した。 ヤニクに傷を負わせた魔物がいるのだから、 余程自信があるのだろうか]
…目の前で死なれた方が楽でいいから付いて行ってやるよ。
[口にするのは冗談とも本気とも取れぬ言葉。 まだ生乾きのフードを手にすると、行くのだろう?と 扉を開けた]
(173) 2013/06/12(Wed) 22時頃
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― 雨尽きぬ廃村 ―
[>>161魔法使いである自分が右手を差し出す、という行為の危険性は理解しているつもりだ。 ―けれどこれは人間でいた時からの癖のようなもので。 ヴェスパタインにも、何度か改めろと言われているが直る気配はない。 >>168彼女からも手を差し出されれば、軽く握手した。]
(174) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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−あ、そうなんだ…。
[>>170目について触れられれば、痛そうな顔をした。 そして彼女の目をじっと見てみる。 確かに、その目には自分たちの姿をしかと映しているようではなさそうだ。 ヴェラがそれについて触れるまでは気付かなかったけれど。]
(175) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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家の形が残っていて良かったよなー。
[ヴェラに雨宿りについて同意を受ければ小さく息をつく。 火打ち石は荷物の中に入っているが、火を保つものの入手はこの村の中では難しそうで。 廃屋の中に薪などあればと考えていた。
以前に狼姿のヴェラで暖を取らせて貰った事があるので、嫌がられなければ今回もとは思っている。 女性であるツェツィーリヤが嫌がられなければ、だが。]
あれ、そうなんですか?
[>>169けれど彼女の言葉から、他にも魔法使いの存在を悟れば眉をぴくりと動かす。 −そんなに多くの魔法使いが集められるなんて、余程の事だ。]
(176) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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[気になる事があるというヴェラの言葉>>162には首を傾げ。]
…何かあったのか?
[道中で深まった今回の任務への疑問は頭にあったが、どうやらそれではなさそうだと勘が告げる。 彼がそう言うなら、何かあるのだろうから止めはしない。 なるべく早く戻って来るようには言うだろうが。]
…ツェツィーリヤさん、俺達は取り敢えずそっちに行きましょうか。 案内して貰っても?
[濡れた身体は冷えていて。 自分よりも前に此処に着いていた彼女もきっとそうだろう、と。]
(177) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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聞いてたわよ。 でも、情報も必要だし。 どっちにしろ、その魔物だって倒さないといけないでしょ?
[瞬き>>173に、こちらは少しきょとりとして、小さく首を傾げる。 自信があるというよりは、少々無鉄砲なのかもしれない。 続く言葉には、目を丸くした後、小さく噴き出して。]
……ん。
[にまっと笑って、頷いた。 この男。本心なのか、嘘吐きなのか。それとも、両方? 扉の方へと歩いて行って。]
さんきゅ。
[小さく呟いた。 それは、扉を開けてくれた事に?それとも――……。 ヤニクの方を振り返る。彼はどうしただろうか。**]
(178) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 22時半頃
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―回想/ツェツィーリヤとの出会い―
うむ。了解した。お前の名前と臭い、覚えたぞ。 よろしく頼む。
[「お呼び下さい」>>168とは言われたものの、「お前」となってしまうのは他の者と変わらない。 反応の遅れた手が差し出されたのを見た後で、「其方」の言葉>>169で、おおよその場所を把握する]
そうか。怪我がつきものとはいえ、災難だったな。
[問いかけの答え>>171は、そう、すんなりと受け入れた。 信じた、理解した、イメージした、そんな大業なものではなくて。 再び向けられた笑みに、「そう言った」ということを、特別な感情はなく受け止めただけだ。
魔物の力は強大だ。身体機能の一部を欠損する怪我など、よくあること。 強いとまわりに風潮しているヴェラだって、いつそうなるかも分からない。 魔物に慣れた魔法使いでもそうなのだ。 まして、ただの人間が魔物に襲われなどした時には……]
(179) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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―現在/幌馬車の中で―
……災難、だったな。
[幌の中から、御者の背中に向かって呼びかけた。 緩やかに、蛇行して走る馬車に追い付くのは容易かった。 狼の姿で背後から近づき、荷台へと飛び乗った。 水気を切って、魔法を解除し。 前部に辿りついてみれば、突きつけられた現実は、重く受け入れることができた。
そこには、すでに死を待つのみの、御者の姿。 外傷については、多くは語らない。 烏の魔物にやられたのか、『謎の魔物』にやられたのか。それとも、ヴェラはまだ知らぬ、『先行した魔法使いを襲った魔物』>>158にやられたのか。 『もう助からない』。その結末は、おそらく揺らぐことはない]
(180) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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[イアンが零した声>>175の響きに、 表情ははっきりと見えずとも、彼女は彼がどう感じたか 悟ったのだろう。 気にするなというように、彼女はにこりと笑った。 彼女の顔を見るイアンの視線を感じることも出来る。 因みに、彼女の顔には傷はない。]
では、私たちは先に向かいましょう。
[ヴェラが何処かへ駆けていくのを見送り、 彼女はイアンを連れ、三人が居た廃屋へと向かう。]
(181) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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面倒事は早めに済ませるに限る。
[コリーンへ>>178の返事は色々纏めた簡素なもの。 対象でなくても、対象との戦闘中に乱入されれば 命取りになりかねない。 面倒事が増えるのは厄介だと、笑われても表情を変えなかった]
(182) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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わぁ…! どうしよう。遅刻、遅刻…!
[雨の中、緑のローブをはためかせ少女は駆ける。
…否、それはまるで飛ぶかのように。 いくらか進んだのち、その姿はふいっと消え、 数十メートル先の地に足を付け、再び走りだすのであった。]
他の人達はもう、村に着いちゃったかなぁ…。 うぅ…魔法の無駄遣い…。
[大掛かりな討伐要請を受けるのは初めてで。 昨日は緊張のあまり、なかなか寝付けなかった。
…それが、なんとしたことだろう、 寝坊して出遅れてしまうなんて。]
(183) 2013/06/12(Wed) 22時半頃
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[ヤニクに付いては傷の事もあるので 俺は何も言わず彼に任せた]
………魔法使いがまた増えたな。
[ギィギィと喧しい木の扉の向こう。 雨に煙る先に、ツェツィーリヤの他に別の姿があった>>181]
何人呼んだんだろうな、ヴェスパタインは…。
[人海戦術も手かもしれないが、 都合よく人数がいたものだと、その手腕に舌を巻いた]
(184) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
―雨降る森の幌馬車で―
すまなかったな。 お前はちゃんと、言われた通りにやっていたのに。
[こんな状態に陥りながらも、御者は手綱を掴んでいた。 決して止まらず、できうる限りの速度を維持しようと。 意識の途絶えたまま、なおも街へ帰りたい、と。 その望みが潰えたことは、もはや明白で]
お前を……『食う』ぞ。
[若いイアンであれば、感情が邪魔することもあるかもしれない>>111。 けれど、ヴェラはぎりぎりのところでは躊躇わない。 その評価が正しいかどうかはともかくとして、自分を「強い」と主張する中には、きっとこうゆう部分も含まれている。
御者に向けた右腕に力を込める。 選んだのは当然、自らの糧とする『生贄』>>102……]
(185) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
……お前。
[『生贄』を実行しようとした手が、ぴくりとその力を収めた。
果たして、もとから素地のあった人間だったのか。 それとも、『聖杯』>>95>>103とやらに魅せられたのか]
お前、『堕ちた』……な?
(186) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
「魔法使いは得体が知れんが、魔物はもっと許せないんだ……」
「これが魔法? ……すげぇ。すげぇ!」
「へぇー。いるんだな。こうゆうタイプの子」
「着いたぞ!! ははっ、見たか!! 俺だって戦ったぞ!!」
「1人の帰りは心細いな。どこまで続くんだ。この森は……」
「走れっ!! 走れっ!! 止まったら、殺されるっ!!」
「言われた通りにやったのに。俺はちゃんとやったのに」
「 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 」
「あぁ。こんなことなら、魔法使いなんかに関わるんじゃなかった」
「もう、ダメだ。誰……か、助け……」
(187) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
「 死 ニ タ ク ナ イ 」
(188) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
ぐぉっ!!
[次の瞬間、強大な力によって、ヴェラの体は放り出されていた。 ずっと拒んできた雨の下、溢れる水溜りに倒れ込む。 辛うじて受け身をとり、弾きだされた馬車を見る。 いや、弾きだされたのはおそらく、『幌馬車』ではなく……。 『魔物の胎内』から]
お前……なんて格好だ……。
[ヴェラの前には、人と馬車とが融合した化物。 何を望み、何を得たのか。魔物と化し、巨大化した御者が、虚ろな瞳を前方に向けている。 その対峙が続いたのは、ほんの一瞬。 強大な魔物は、片膝をついたヴェラを目がけて爆走を開始した。 咄嗟に、ヴェラは魔法を発動して避けようと……]
(189) 2013/06/12(Wed) 23時頃
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[後ろ足に激痛が走ると同時に、狼の小さな体が吹き飛ばされた。 独楽のように旋回し、近くの樹木に叩きつけられる。 体に走る激痛に抗い、殺られんぞ、と立ち上がったところで……。
魔物がヴェラを無視したまま、止まることなく駆けて行く後ろ姿が見えた。 自我を失い、暴走している。 咄嗟に追いかけようとするも、轢かれた足に力が入らず、遠吠えように声が出ない。
すまんな、と無言でイアンに返答した。 「早く戻って来る」>>177ことは、叶わないかもしれん。
魔物の進む方角には、廃村・ノアが。 そのタイミングがいつかは分からないが。きっと、いつかは辿りつく。 その場に集った魔法使い達の身を案じながら、狼は苦痛に悶えながら、その場に蹲ったのだった]
(190) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
[走る。走る。ひたすらに村を目指す。
どこまでも続く雨に視界を奪われ気味だが、 街中でもあるまいし何かにぶつかって事故になることもない。
特に注意深く確認もせず、数十メートル毎の移動を繰り返す。 と、そこに]
………っ!!
[蛇行しながら疾走する幌馬車が突如現れる。 間一髪で避けたが、驚きのあまり追うこともできず。]
今の… なんなの…?
(191) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 23時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 23時頃
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[向かった廃屋の扉が開く音>>184が、彼女の耳に届く。 湿気の所為かそれとも使われていなかった所為か。 ギィギィと鳴る音は、耳の良い彼女だけではなく イアンにも聞こえていたかもしれない。]
ホレーショーさん、あの方の怪我は大丈夫でしたか?
[彼女は、廃屋前に居るホレーショーへと声を掛けた。]
(192) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
[>>181ツェツィーリヤの笑顔にそれ以上は何も聞かず。 傷がない顔。けれど何かが彼女の身に起きたのだろう、と。]
…うん。
[小さく頷くと彼女の右後方を歩く。
やがて崩れかけた小屋が前方に見えたかと思えば、扉が開いた。 そこから出てきたのは銀髪の女と明るい髪の男。 中にもう一人いる事には気付かない。]
−あぁ、お仲間か。
(193) 2013/06/12(Wed) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 23時頃
|
[雨が視界を遮る中、ツェツィーリヤの横にいるのが 男だと言う事が距離が縮まることで漸く判る。
見覚えのない顔に、ヴェラが喜びそうだと人数を数えた]
コリーンが手当てしてたが。 まだ死にそうじゃなかった。
どんな魔物かは不意を突かれたから判らないらしい。
対象じゃないかもしれないが気を付けるに越した事は無い。
で、今から取り敢えず先行しているヴェスパタインの 捜索にでも行こうかとここを出た所で出会ったわけだ。
[ヤニクに付いての報告と、彼を襲った魔物。 そして外を歩こうとする理由を手短に説明する]
(194) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
[>>193どうやら怪我人がいるらしい。 それには咄嗟にヴェスパタインを連想し。
ホレーショー達に会釈するが、固い表情でその話を聞いていた。]
(195) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
|
[どうやら幌馬車は村の方へと向かったようだった。 そう思い当たり、はっと我に返る。]
そうだ、村! 急がなきゃ…
[周囲を確認した際、ヴェラの姿に気付いただろうか。 もし白狼を見かけたなら、魔法使いであるとわからなくとも手当てを施しただろう。]**
(196) 2013/06/12(Wed) 23時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
―雨降る森の中で―
[狼は、後ろ足を引きずりながら、村への道のりを歩いて行く。 軋む身体で、なんてザマだと、自嘲しながら、
ヴェスパタインからの通信があったからといい、濡れるのをさけ一般の人間を連れて来たばかりに。 その人物を死なせ、討伐すべき魔物を増やし、おまけに体はこのざまだ。 背骨が軋み、声も出ず。足は痺れて……。
いや、すでに折れてしまっているかもしれない。 仮にそうだとしたら……三つ足の狼は、走れない。
いかんな。一つの供物に固執しすぎて、適当なタイミングで『瀕死に至る自傷』をする手段も、持ち合わせていなかったな。 そんな思考が、頭の片隅に過る。
その時、前方に見えた人影>>191。緑色のローブ。 ここにこれ以上の一般の人間がいるとは、思えない。 さらば、あの人物も群の仲間か、と、軋む体を突き動かした]
(197) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
|
[>>194他にヴェスパタインの名前が出た為、彼ではない事に少し安堵したが、怪我人がいる事実は消えない。 ホレーショーが男、コリーンが女の名前だろうと。]
…ツェツィーリヤさん、どうします。 一度暖を取った方がいいようには思うけど。 手が必要なら俺もヴェスさん探す方に。
[そこで名乗っていないのに気付けば胸に手を当てて]
−あ、俺はイアンって言います。よろしく。
(198) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
|
[ホレーショー>>182に小さく頷いて、足を踏み出そうとした所で。 雨の向こうに、人影が見えて。]
ツェリさん。……と。
[お仲間>>193の声に、小さく頷いて。]
ドモ。
[ホレーショーが状況の説明をするのを耳にしながら、ツェツィーリヤの傍に居た青年に小さく会釈を返す。>>194]
(199) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
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[彼女が見える範囲は、例えるならば 目を薄く開けた時と同じ程、らしい。 傷もなく、視線が合わないことに気付かなければ 見えないということは、一見して分からないだろう。
傷のない彼女の顔を見て、イアンがどう思ったか>>193 私には知る術がない。]
そうですか。良かったです。 戦闘は、出来そうなのでしょうか?
[ヤニクの様子を聞き>>194、彼女は告げる。 安心したような表情と、それで居て感情のない声。 彼女が心配しているのは、怪我の様子だけではない。]
(200) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
|
ヴェスパタインさんの捜索ですか。 どんな魔物がいるのか分からないとのことですし、 無理はしない方が良いでしょう。
[彼女は外を歩くというホレーショーたちへ頷いた。 続いてイアン>>198に向かい、]
そうですね。 此処に来るまでに消耗した 体力や体温の回復も必要と思います。
[彼女は少し迷ったように、そう答える。 ヴェスパタインを探すことも重要ではあるが ひとまず休息することも必要だろうと判断したようだ。]
(201) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
|
[緑の魔法使いが、周囲を確認している>>196。 傷ついた白い狼の姿は、目にすることができただろうか。 なんとか彼女の傍に近づき……その傍で、ばたりと倒れた]
た、頼……む。
[魔法を解除したわけではない。ツェツィーリヤ(?)が思っていたように、供物の力を使い果たしたわけでもない>>170。 純粋な体力の枯渇による、魔法の消失。 倒れた『ヴェラ』の近くに、白狼の毛皮がぱたりと投げ出された。
そのままソフィアの傍らで、ヴェラの意識はしだいに遠のいて……]
(202) 2013/06/12(Wed) 23時半頃
|
|
イアン。 俺はホレ―ショーだ。
[ツェツィーリヤに問い掛ける男>>198の名乗りには やはり他の連中にしたのと同じように短く名を告げる]
中はまだ火がある。 風邪引くつもりなら温まってからにしてくれ。
(203) 2013/06/13(Thu) 00時頃
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イアンさんね。 私は、コリーン。
[青年に名乗り返して。>>198 ヴェスパタインを探しに行くか、この場所へ留まるかは二人に任せるつもりで。]
(204) 2013/06/13(Thu) 00時頃
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