256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[儚い雪を思わせる容姿の、年上の女性>>0:222 しかし強いものだ、その言動も、生き方も。 決して何もかも満たされているとは言えないであろうその人生。 若い女一人で家を持ち働き、神に祈りを捧げることを止めない彼女の指先>>0:233をやはり己は美しいと、そう思う。 それに比べて、自分は。]
そうだね、オーレリアは雪の精みたいに綺麗だよ。
[さてなんと返すか考え、やはり己は真面目に語らうのは苦手だから。思いっきり話を逸らしてやった。
そして、ケヴィン>>0:226に肩を竦め笑って見せる。 女性とは男よりずっと強いのかもしれない。*]
(4) 2016/11/14(Mon) 00時半頃
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[さて、それに気付いたのはいつだったか。 可愛らしく舞い踊る“冬の精”が随分荒々しく変わっている。 あれはなんだい、彼女らは喧嘩でもしたのかな。なんて、かつてを思い出しキャサリンに言ってやりたくもなったりして。 全く……これでは帰れないじゃないか。]
まあ、これじゃ
[店も開けないだろうし。 たまにはいいだろう。一晩ぐらい。*]
(5) 2016/11/14(Mon) 00時半頃
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ん、ん……っ
[寝台から起き上がり、伸びをする。 呑気な欠伸をしながら周囲を見渡し、齢より幼い仕草で首を傾げる。全て思い出すのは、数秒後のこと。
久しぶりに夢を見た。 少々変わった、誰かに言えば笑われてしまいそうな夢。
しかし、歌い鳥とは、まあ。見事に願望を反映したものだと思う。 今でも行きたいのだろう。どこか遠くに、そこで、歌いたいのだろう。
…現実は街へ出て生活する為の充分な金銭も得られず、たまに酒場の小さなステージで歌う女の人を遠くから眺めるだけなのに。]
(9) 2016/11/14(Mon) 00時半頃
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……はよーございまーす
[夢の余韻にぼんやり浸りながら、外を確認することも頭に浮かばずに。 眠たげな顔で寝癖をつけたまま、降りて来る。 本来早い朝は苦手なのだ。仕事だって、それに合わせたもので。]
ん? どうしたの、皆。
[ふわあ、また欠伸を呑気に一つ。 何か騒がしかった気がしなくもないが、よく聞いてなかったから。 ぼんやりとした顔で集まる人々の輪に入っていった。]
(13) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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あー……はいはい、なるほどね。
[オーレリアから伝えられた内容>>18にうんうんと頷く どうやらいつものらしい。今度は何だ、吹雪の魔物か?冬の王子様か? 内容もよく聞かないまま苦笑して一歩、キャサリンに近付いた。]
キャシー、レディーがそう興奮するものじゃないよ。 君の折角の美貌が台無しさ。ほら、もっと淑やかに。
[しかし弟のいつもの戯言を彼女は最早あしらうこともせず、本当の本当!と言い張るばかり。 困った人だ、年齢相応の女性と少女の一面が同居していると常から思っている。]
そうかいごめんよキャシー。 それで何が本当なのかな?
(17) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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[そして、おれはその内容を聞いて]
……それはもういいじゃないか、やめてくれよ。 悪い冗談だ。君のお話の中じゃ、好きじゃないほうだな。
[まだそれを引っ張るのか、ともう聞きたくなかった話を再び語られ、眉をひそめた。 そんな話ここの皆には関係ない。 ねえ、そうだろう?**]
(19) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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[第一それが、この場に集まる皆の中にいるだなんて。先日より悪化した内容じゃないか。 彼女の口から零れるのはもっと夢が溢れた、素敵な嘘であってほしい。]
……おれ達、君に何かしたかな? 気に障ることがあったなら言ってごらん。大体おれが原因なんだろ?謝るよ。
[なんて、本当は あの農夫の声を思い出しながら、取り下げてほしくて頑張っている。 上手く笑えずに。**]
(23) 2016/11/14(Mon) 01時半頃
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……キャシー。
[必死なのはお互い様 キャサリンは己が周りが何を言えど>>#0 >>#1本当と言い張り続ける。 こちらだって何も好きで親しい彼女の言葉を否定して困らせてるのではない、嫌がらせがしたいのではない。 言葉を見つけられなくなり、その場の面々へ視線を巡らせた時。]
あ……。
[新しい声が聞こえた。 あの人もやっぱり泊まっていたのか。昨日避けようとした自警団員>>44 鼻で笑うような調子の反応に、静かに眉根を寄せた。]
(45) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[話は平行線を辿り、空気が変わることもなく。 この場所は落ち着かなくて、先に立ち去ったオーレリア>>28を追うように、聖堂へ向かおうと懸命な姉に背を向ける。*]
(46) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[聖堂に佇む女と、後方にもう一人>>34 >>35 ヴェスパタインは少々気が弱くもあるが、落ち着いた年上が二人そこにいた。 彼らと言葉を交わせば気持ちの整理になるだろうか、神聖な場に足を踏み入れようとし。]
……。
[聞こえた会話にそれは成されず、声を掛けられないまま独り立ち尽くす。
人狼が人を喰らう理由、それは何なのだろう? 人の形の獣は、修道院が救えるような存在なのだろうか。 御祈りの時間を嫌がった己には、分からないことなのかもしれない。*]
(47) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[弾かれる音>>50がこの耳には妙に淋しく聴こえた。
“どうしますか?” そんなの、分かるものか。
何も言えないまま、祈りを捧げる男の背後。彼女の問いは>>62霧散して。 己は冷たい壁を背に、目を伏せる。 ここに来るまでに見た外は、未だ集まる人々を解放してはくれなさそうだった。]
神様、ね。
[不意に言葉>>65を拾い、口許を緩める。 聞き分けの悪く信心深くない子供はかつて、『そんなのいるもんか!』と言い放ったものだ。]
(75) 2016/11/14(Mon) 21時頃
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[此処にいても何かが変わるわけじゃない。 そう思えば意識は切り替わって、最後に呟きを残して立ち去る。 二人が話を始めたようなら>>74聞こえないものだったかもしれない。]
もし人狼がいるのなら、 神様は何故、彼等を作ったんだろうね。*
(77) 2016/11/14(Mon) 21時頃
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[しんと冷える廊下を歩きながら考える 姉にやたら詳細に語られたこの場に潜むという存在、人狼に占い師に霊能者、それに、
もし、そう、仮定として。 我等がキャサリンが今回ばかりは真実だけを告げているとすれば。
雪に閉ざされたこの状況とは、 旅人を喰らった人狼にとって、 まるで冬眠に餌を貯め込んだ巣穴ではないか?]
……
[早く、外に出られるといいのだが。]
(79) 2016/11/14(Mon) 21時頃
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[調理場からだろうか、食物の匂いが己のいる廊下まで届く。 けれど今はそれを求めていない。あまり、戻る気分でもない。 一度借りた個室に戻ろうかと思い至り、足は目的を定め。
その道筋で、話し込む少女と紳士>>76 >>78を見つけた。 あの子は花屋の看板娘、笑顔が愛らしいと若い男達にも噂の。
己も買い物は口実に彼女に話し掛けに行ったことがあるのだが、どうもふわふわしていて話があまり合わなかったのを覚えている。 両親に愛されて育てられた女の子ならそんなもの、急いで大人になる必要もない。 その時は確か、自分をそんな風に納得させたっけ。]
どうも。 いつになったら、出れるんでしょうね。
[二人の会話に加わるつもりは無かったから、そう声だけを掛けて 横をすり抜け、階段へ向かおうと。]
(85) 2016/11/14(Mon) 21時半頃
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[泊まった部屋に戻り窓の外を見下ろす、短時間で何かが変わるでもない白銀の世界を目にため息をつく。 最早、店のことなど頭にはない。]
なんとかさ、出れないかな。 頑張れば、帰れないかな。
[ぶつぶつと呟きながら開こうとして、直ぐに止めた。 分かっている。ただでさえ危険すぎるのにここは村外れ、若い男の体力でもこの天候では。]
やだなぁ……
[窓に額をつけたまま、ずるずると座り込む。 あの農夫の声が離れない、旅人の顔が忘れられない。 見知った人々が集まる思い出の場所なのに、今のこの修道院の空気は嫌だと思う。]
(95) 2016/11/14(Mon) 22時頃
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[人狼がいて、皆を食べてしまう。 そんな状況で出来ることとはなんだろう? 何も無い、きっとそう。 だって己は吹雪の中に出ていくことも出来ないような、無力でちっぽけな存在だから。]
……
[目を閉じて、床に崩れ落ちたまま。 こんな時だけ、救いを求めるみたいに讃美歌を口ずさむ。
そんな奴のことは、神様はきっと見守ってすらいないでしょうね。*]
(99) 2016/11/14(Mon) 22時半頃
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[いち、に、さん。 ノックの音に讃美歌は途切れる。
たおやかな声が、ドアの向こうから聞こえた>>126]
……居るけれど。 なんだい、何か用事?朝食のお誘いかな?
[開いた先に見えた白銀の乙女に向けるのは、切り替えた微笑む表情。 悪戯に不安を撒くことは、好きではなくて。]
(130) 2016/11/14(Mon) 23時半頃
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