180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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―水上都市 シュトロニア―
――――――――――…
[抱き留められた腕の中>>198]
――――――――――… 、起動開始
[瞳を閉ざしたまま動かなかった子供は、やがて再び目を開いた] [その瞳に、感情の色は無く。無表情のまま。 ―――あの狂気に満ちた笑みは消え失せている]
(199) 2014/06/14(Sat) 05時半頃
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…、解析開始。
出力回路…エラー。 制御回路…グリーン。 記憶回路…グリーン。
思考回路…グリーン。
……………………、
[腕の中から出て、焼け爛れた半分の顔を色の無い瞳が見つめる]
……、ひどく、消耗しています。 傷の回復が必要であると、判断します。
……………、思考回路のエラーによる、不具合。 …申し訳ございません。
[ひとつ、子供はアルフレッドへと頭を下げる]
(200) 2014/06/14(Sat) 05時半頃
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[――その頭がふいに、ばっと、勢いよく上げられた]
[それとほぼ同時だった。 水上都市のあらゆる水路から、黒い泥水が勢いよく噴き上がったのは]
[―――根源の虚無《クロ》。>>363>>364 絶望に煽られて崩壊しかけていた世界が、ついに限界を迎えたのだ。この世界の崩壊が、いよいよ始まった]
水上都市の全てを飲み込まんばかりに、 黒い泥水は黒い濁流となって子供とアルフレッド、ダンへと襲い掛かった**]
(201) 2014/06/14(Sat) 06時頃
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―水上都市 シュトロニア―
[迫りくる黒い泥を見つめ、子供は抑揚の薄い声をあげた]
警告。危険域です。
―――崩壊因子が臨界点を迎えた。 間もなくこの世界は、終焉を迎えます。
―――! …エラー。 世界座標が失われつつある。 空間移動命令を受け付けない。『扉』が開かない。
[あの紅い月で『扉』を作ろうとしたのか。 子供は、空を見上げて無表情のまま 「逃げる術を失った」事を告げる。]
(218) 2014/06/14(Sat) 15時頃
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[襲い掛かる濁流の轟音の中で] [聞こえたのはソナー音>>206]
[その方向へ、子供は声をかける] [それは、世界で唯一のあの希械へと及ぶ事はないかもしれないが。全世界へ兵器を送り込んだあの時のように>>59 同胞達を操る為の《命令》の言葉を、言い放つ]
『――――来て。 この二人を載せて、逃げて』
[――否、それは《命令》では無く。 同胞への、《願い》にも似て]
[その場に居るだろうダンとアルフレッドの両者へ、 くろがねは、その《願い》を聞き届ける事は、あるだろうか――]
(220) 2014/06/14(Sat) 15時頃
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[伸ばされた手>>220を拒否することはない] [触れた先は、まるで人のような肌がある事だろう。 ――その下に、血が流れていなくとも。 機械の放熱が、「ぬくもり」に近いものは作り出していた]
[アルフレッドの言葉>>219>>220に、子供はゆっくりと首を振った]
――――――――――――――ボクは、帰らない。
―――この濁流は、このままだと世界を越えて、 あらゆる世界にも、…貴方達の世界にも及び、 崩壊への強い因子になると、推測します。
――――…改訂三原則、一条。 マスターの保護。
…及び、貴方達の保護に基き、 あの濁流を一時的でもここに留めます。
(223) 2014/06/14(Sat) 15時半頃
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[子供は、アルフレッドの言葉を黙って聞いて一つだけ頷き。 やがて、抑揚の薄い言葉でこう告げた]
―――感謝致します。
マスターに、お伝えください。
「貴方に、お仕え出来た事を誇りに思います。 貴方のご武運を、お祈りします」
[…それは、子供にプログラムされた 自分の機能が停止する際に、契約者へと伝えられるメッセージ]
[子供は自身のポケットから、銀色のディスクを取り出して差し出した。 それはかつて、子供に手渡されたもの>>2:319 >>2:321]
(225) 2014/06/14(Sat) 16時頃
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中年さん。 これを、お返しします。
―――そのディスクに、 ボクの戦闘プログラムの一つと、そのアクセスキーのデータを追加保存しました。
世界移動が可能なあの機動兵器ならば、プログラムを扱う機構があると推測します。 もしくは同等の力か、星の力―― それらを持つことができれば、扱えるとも推測します。
[あの時コンソールに表示された言葉>>48を知ってか、知らずか。
―――それは、かつて子供の世界を滅ぼしかけた、強大な力。 子供が扱った、空中城塞都市『箱舟』の最大の武器。
―――『死魔殺炎烈光』《ディアボリック デス バースト》。
『死の炎』を扱う事の出来る、その「鍵」であった]
[子供の「一端」が載ったそれは、 子供の存在を忘れない為の、「形見」としてなるだろうか]
(226) 2014/06/14(Sat) 16時頃
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[弱々しく作られた拳>>224を無機質な目が見やる。 数秒黙りこんだのは、演算の為の時間だろうか]
[やがてその拳に、 小さな拳がこつん、とぶつかった]
――――――――――中年さん。
笑って下さい。
[子供にかけられた言葉>>186を倣うように、子供は言う]
[子供の顔は無表情だったものの。 ――辺りに燃える揺らめく火に照らされた、 その瞳は、揺らめいた光を反射する。 ――まるでそれは、感情の色を灯したようにも見えた]
(227) 2014/06/14(Sat) 16時頃
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[―――そこに、《ココロ》は無くとも]
[例えば、子供がセシルから スターイーグルを「中年」と呼ぶように教えられたように
突き出された拳を学習したように
周囲が子供に齎した影響が、その子供に「経験」として宿り]
[それが、積み重なった「経験達」が、子供の行動原理の一部となるのならば] [―――それは、もしかすれば《ココロ》に近い何かには、なったかもしれない]
(228) 2014/06/14(Sat) 16時頃
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[子供は《笑顔》>>236を見て、一つ小さく頷いた] [「会えてよかった」との言葉に、同意するように。]
[―――それだけだ。 不器用だが暖かい《心》>>224がするのは、たったそれだけ。
………いや、もう言葉は不要か。 迎えるフィナーレには、いっそ余計な音だったのかもしれない]
[子供の背中の機械の翅が、機動音を上げる]
[――くろがねは、願い>>220を聞いて来るだろうか。
濁った空が、戦火で照らされる。 泥水に襲われる水上都市の空へ。 子供はその翅を以って、飛び立った。
この世界の、真ん中へ―――]
(239) 2014/06/14(Sat) 16時半頃
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[くろがねの希械が二人の元へと飛んでいる>>240のを見て [子供は無表情のまま、その姿へとひとつ頷いた]
[上空を飛ぶくろがねよりも高く。 子供は機械の翅で空へと飛び立つ]
[その別れ際に]
―――さよなら。
[ぽつりと小さく。「別れ《La Jodaso Stiana》」を告げた。]
(241) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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―水上都市 シュトロニア 中央・上空―
[―――終わる世界の真ん中に、子供が一人]
[黒い泥は、世界の自動防衛機構-アンティイレギュラー->>1:370の壁の内側の世界。 その半分以上を埋め尽くし、もはや水上都市はほぼ黒い泥の下に飲み込まれている]
[…それでも、このまま限界まで溜まれば、 やがて壁をも虚無《クロ》で染め上げて溶かすように、黒い泥が他の世界へと及ぶだろう]
[その勢いは、まるで全てを奪う津波の如く]
(242) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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[子供は、抑揚の薄い声を上げた]
―――program「零色の輝石《プリズマティック・ゼロ》」起動
[それは、制約のある力すらただの純粋な「力」にする。 純粋な“零”へと戻す、力を集める為のシステム]
[子供に掛けられた力、「銀」河因子を操る力が 子供の中で純粋な力となって収束される]
[封印が、再び解ける]
(243) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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――――――――――――――――…
[子供は顔を俯かせた] [そこには、狂った笑みも無い。変わらない無表情だったものの]
――――――――――――――くそ。 改訂三原則か。 このボクに、今更そんなもの―――、
………………そんなもの…?
――――――――――――ふ、ふふふ、あはははっ…
もう、エラーの判別すら 満足に出来ないなんて
――――――――どこまでも、忌々しい。
[その声だけは、抑揚の薄いあの声では無かった。
敗北を知った、子供のように。 終わる世界の真ん中で、小さく小さく罵声を吐く]
(244) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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[それは、η《アルディバインシステム》によるものだったのだろうか]
[まるでHEROを変身させたかの如く。 めきめき、と軋むような音を上げて、子供の身体が成長し始めた] [やがて、子供は青年程の姿へと成り代わる]
[かつての兵器が最期に「死の炎」を振った時の その姿に]
―――――――――――…
[兵器は静かに口を開く]
(245) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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………
「我の声を聞け」 、
[口ずさむのは、歌だった。 かつて、兵器の世界で自身が犠牲にした者、 「不死鳥」が世界を想って歌っていた歌]
[それを倣うように、兵器は歌う]
[HERO《英雄》から説いて聞かれた事>>186に従って。 未来へ《夢》を抱く歌を、兵器は歌う]
(246) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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「生まれては消えていく命よ」
[ ……… 思い返すのは、子供に与えられた 経験の数々 ]
(247) 2014/06/14(Sat) 18時半頃
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「土より芽吹かせよ 新しき命を」
[ まるで子供を慰めるように、 一瞬だけかすめたその手>>3:228 ]
(250) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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「水で潤し 風よそよげ」
[ 焼けるような手を受け止めた その焼け爛れた肌>>184 ]
(251) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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「燃え上がれ生命の炎 永久に」
[ 透明な《笑顔》>>1:186 と 焼け爛れた《笑顔》>>219 ]
(252) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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[水上に咲く華《リリィ》>>248静かに波にそよぐ様のように]
[火の灯った《ココロ》エラーに、 穏やかなアラートが鳴りやまない]
(253) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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――――――――――「アイ」なんて。
こんなココロ《エラー》、必要ないんだ。
―――どうして消えない。 無くならない。
(254) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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[全てを飲み込み、限界を超え。 他の世界へと及ぼうとする黒い泥へ向けて、 兵器は す、と手を翳した]
(256) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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――――program 『死魔殺炎烈光』 《ディアボリック デス バースト》
[『死の炎』の光が灯る]
[轟音と共に沸き出し続ける黒い泥を、 ―――兵器の姿さえも包み込む]
(257) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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………………本当に、忌々しい。
ココロの底から、貴方達が“憎い”よ。
(258) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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[兵器の姿が光に消えるその一瞬] [兵器は、くろがねの方へと顔を向けた>>259]
[全てを歪ませる程の高熱と光は、 兵器の顔に《笑顔》が浮かんだように見せた]
(261) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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[―――それは、かつて兵器の居た世界で強大な力を振った、 『箱舟』と呼ばれる城塞都市を呼び起こす為の、不死鳥の炎のように]
[まるで、この世界自身が炉になったように] [永遠に沸きだし続ける、黒い終焉の泥を燃やして 死の炎は灯り続ける]
[「終焉」を殺す、死の炎が灯り続ける]
[――人型兵器 ジョージ。
脱落――炉心融解《GAME OVER》]
(262) 2014/06/14(Sat) 19時頃
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[全世界を襲っていた殺戮兵器達は、 糸が切れたように動きを止めるだろう]
[―――だが、迫りくる根源の虚無《クロ》の僅かな水音は、 ゆっくり ゆっくりと世界に刻まれ続ける。 あらゆる世界に。――あの優美な城にも>>193]
[終焉の時まで、刻一刻と差し迫るように]
(263) 2014/06/14(Sat) 19時半頃
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