99 あやかしものと夏の空
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― ゆうべ:宿泊所・大部屋 ― [お部屋が足りなくなりまして。 そんな愛想笑いと共に通された、大部屋。
…内実は、鼠が出たことによるちょっとした騒動が原因だったりするのだが、それは青年のあずかり知らぬことだった。]
……広いっていうなら、まあいいか。
[シメオンにTシャツ(たぶん大きい)を貸してやったり、寝る準備をしたりなどしながら、だらだら過ごしていたのだ、が。]
(+0) 2012/08/14(Tue) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 00時頃
|
――えっ?
[大部屋に入ってきた、見慣れた姿>>+3:43。 口を開いて、それから閉じる。]
…君も、ここへ来ていたの。
[他人行儀な二人称を使った。 それからややあって、再びぽつりとこぼす。]
それとも、もしかしてさ。僕の幻覚、なのか。
(+1) 2012/08/14(Tue) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 00時頃
|
[それは、Tシャツをぱたぱたするシメオンを横目で見ながら、随分懐かれたな、なんて呑気に思っていた矢先のことだった。
聞こえた声>>+3は、不思議に確信を秘めている。 どういう意味だ、と問おうとした、ところ。]
ちょっ、えっ、シメオン……!
[ふいと彼は、笑みと共に出て行ってしまった。 おまけに、二人きりとなれば中座もしがたい。
むっとしかめ面して、オスカーのほうを見やった。]
(+7) 2012/08/14(Tue) 00時半頃
|
|
その、鼠……、
[さっき触れようとしたら逃げられた白鼠だ。 動物に懐かれるところまで、弟にそっくりだ。
いや、これはそっくりなんていう話ではなくて。]
あのさ。……あざが、あっただろ。 僕が小学校の頃、取っ組み合いの喧嘩して、それで。
[きっかけはおぼろげだ。 だがそれ以来>>+6、二度と弟に手を上げることは、やめた。
…まさか、同じ場所にあざまではあるまい。 じいと、固唾をのんでオスカーを見下ろした。]
(+10) 2012/08/14(Tue) 00時半頃
|
|
[向けられた万年筆>>+11には、手を出して。]
あとで、シメオンに渡しておいてやろう。
[近眼のため、まだそれが何かには気づかず。 手渡されたならば、何気なくポケットへと。
それから、右の腰を示されると、盛大に顔をしかめた。]
…ちょっと待て。 いや、うん、その通りだ、その通りなんだけどさ。
有り得ない。……有り得ない。
[もう、目の前の少年がオスカー・ブラックストンでないと信じるだけの言い訳は、尽きた。 しばし額に手を当てて、唸る。]
(+12) 2012/08/14(Tue) 01時頃
|
|
オーケー、…じゃあさ。これでどう?
[しばらくして、重い口を開く。]
オカルトなんて、存在しない。 ただあるのは、人間の脳の誤認だけ。
つまりは、これは、僕の夢みたいなものだ。
だけど、いや、夢だからこそ、だ。 ―― 君は、僕の弟に他ならない。
[それはオスカーが望んだ形であったかどうかは知らない。 けれども、幽霊の存在を信じこむほど素直でない青年にとって、彼を弟と認めるうえでの精一杯だった。…少なくとも、今は。]
(+13) 2012/08/14(Tue) 01時頃
|
ラルフは、――おかえり、とかすれた声で呟くと、ぷいとそっぽを向いた。
2012/08/14(Tue) 01時頃
|
[抱きついてきた弟>>+16。
ずいぶん小さいな、と一瞬感じて、それから、自分が大きくなったのだ、と苦く思う。夢ならば、こんなところまでリアルでなくてもいいのに――と。
それでも、むすっとした顔でちらと見やって。]
バカってなんだよ、バカって。 僕みたいな頭脳明晰な兄貴なんか、世界に二人といるもんか。
[髪の毛を、くしゃくしゃと荒っぽく撫でてやった。*]
(+17) 2012/08/14(Tue) 02時頃
|
|
[それから、オスカーとは何かまだ話しただろうか。 じきにシメオンが戻ってきて>>+14、そちらに視線をやった。]
お帰り。そうそう面白いものなんて、ないだろう? せいぜい卓球台とか、ああ、旧式のゲーム、とか。
[時代遅れの宇宙人を打ち落とすゲームかなにか、 この手の古い旅館には、なぜかあったりするものだ。]
ああ、そうだ――、
[ペンを返してやろう、とポケットに手を入れて。 ふれた感触に、眉をひそめた。
いや、なんでもないよ、とその場は曖昧に笑った。]
(+18) 2012/08/14(Tue) 02時頃
|
|
― ゆうべ:風呂場 ― [脱衣所で一人になったときのこと。 先刻拾った万年筆に、目を近づけて呆然と。]
……有り得ない。
[さっきつぶやいたばかりの言葉を、もう一度。
ワインレッドの万年筆には、金があしらわれている。 昔、宝物にしていたもの。 祠の前にお供えして、それっきりなくなったはずのもの。
そして、キャップには小さく ―― R・Bと刻まれていた。]
(+19) 2012/08/14(Tue) 02時頃
|
|
なんだよこれ、どういうわけだ。 僕はうんと壮大な夢を見てる……ってわけ?
[「…頭痛がいたい」と呟きながら、頭を抱えた。
部屋に戻れば、混乱しながらもそれなりに楽しく過ごした。 オスカーと昔みたいにゴミ捨て当番のじゃんけんをしたり。 床で寝ようとするシメオンを、「布団で寝なよ」と引っ張ったり。
そうして結局、今日も早くに寝てしまうことになるのだった。]
(+20) 2012/08/14(Tue) 02時半頃
|
|
― 深夜:大部屋 ― [真夜中、誰かの声がした。 夢うつつに目を開ければ、間近には少年の白い顔>>+32。
どこか、現実味がなかった。 聞こえた言葉はひどく子供らしからぬもの。
いわゆる、遠縁の親戚の「大きくなったわねぇ」とは全く違った、慈愛溢れる響きに満ちているように聞こえた。 …まるで、本当にずっと見守ってきたかのような。]
(+21) 2012/08/14(Tue) 03時頃
|
|
[髪に触れる手を感じ、またうとうとと瞳を閉じる。
聞き覚えのある名前。なくなった像。お供えした万年筆。 見る夢は、懐かしい九尾の狐の神様のもの。]
……しめお、さま。
[うんと小さな頃のように、嬉しげに笑った。 伸ばした指先は無意識に、頬を撫でる手の袖をつかむ。
重ねられる謝罪、それだけはどうしても頭にこびりついて。 眠りに落ちる間際まで、何度も耳に響いていた**]
(+22) 2012/08/14(Tue) 03時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 03時半頃
|
― 少し前:オスカーと>>+23 ―
僕は天才のほうだろ。どこからどう見ても。
[これだけは譲れなかった。 身を離す弟の姿には、ん、と顔を覗き込んで。]
父さんたちは、うん、元気にしてる。 僕は、いまは一緒には住んでないんだけどさ。
おふく……母さんは、園芸に凝っててね。 こないだ、山のような薬草茶が送られてきて、閉口したばかりだよ。ああ、あれ、持ってくればよかった。劇的な美味しくなさだった。
[あえて、家族を昔の通りの呼び名で呼んだ。]
(+25) 2012/08/14(Tue) 03時半頃
|
|
[遊んでと言われた>>+23ならば、くすり、笑って。]
いいよ。オセロに将棋、チェス。……何にする? こういうとこになら、借りられるやつがあるでしょ。
[どれも、自分が得意だった遊び。 昔みたいに、勝負を挑むような表情をしてみせた。]
ね。……オスカー。
[不意に名前を呼んでみたくなった。 用だったわけではないので、問い返されれば、しばらく返答に困って。]
…僕が勝ったらさ。さっきの鼠、さわらせてくれる?
[わりと大人気ないことを言ってみた。]
(+26) 2012/08/14(Tue) 03時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 03時半頃
|
[まるで、オスカーの前では十年前のラルフを演じるように。 あえて子供っぽい言い回しを使ったり、沢山喋ったり。
本当はこちらも、聞きたいことならあった。 夢でもいいから会いたい、と思ったことも数知れない。
――僕のこと、恨んでるか?
その一言が、どうしても口に出せなかった。 名前を呼んだときも、続く言葉が出なくて。 肯定されたら、と思うと、続きは声にならなかったのだ。
眼前の、何も変わらぬように見える弟を前に、眉を下げた。**]
(+27) 2012/08/14(Tue) 04時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 20時頃
|
― 朝:宿泊所 ― [瞼をこすりこすり、目を覚ます。 少しだけ色素の薄い髪は、弟>>+32と左右対称に跳ねていた。]
朝……? まだ朝じゃないか、もうちょっと寝るよ……。
[「まだ朝」。とても間違った発言をした。
障子越しに伝わる陽光に顔をしかめ、布団を引っかぶろうと。 けれども、鼠を差し出されれば>>+40、がばっと跳ね除けて。]
へえ、昨日のねずみが……!?
[嬉々として手を伸ばした。]
(+47) 2012/08/14(Tue) 21時半頃
|
ラルフは、今度はねずみは2(1:逃げなかった 2:やっぱり逃げた)
2012/08/14(Tue) 22時頃
|
[どうにも、ねずみはラルフを嫌っているらしい。 白い毛玉は、とと、とオスカーの腕をのぼって逃げた。
ふいっと唇とがらせて、再びごろりと横になる。]
どうにも今日はついてないみたいだ。 ……いいよ、僕はもう、一日寝ている。
[世界の終わりのような暗澹たる声で。 ずるずるずる、と、布団に頭からもぐった。]
(+48) 2012/08/14(Tue) 22時頃
|
|
[それでも弟の言葉が続けば>>+40、目だけ布団からひょこり。]
ああ、明日なんだっけ。お祭り。 だから、今日は神社のテント設営って聞いている。
さすがに、僕に肉体労働やれってのは、無茶ぶりだよ。 昔以上に、めっきり運動もしなくなったってのに。
[声を低めると、思いっきり顔をしかめて。]
あの、役員のザックってさ。 うんと遠縁の親戚らしいよ。僕もつい最近知ったんだけど。
[だからサボったらバレるってわけ、とのろのろ布団から這いずり出た。]
(+51) 2012/08/14(Tue) 22時頃
|
|
……いいよ、もう。 村に住んでた猫のクラリスだってさ。 あんなに人懐こいのに僕にはさわらせてくれなかったし。
[完全に拗ねている。 けれども、布団を引っ張られては、降参の姿勢。]
ああ? 変な頭って、なんだよ。 オスカーこそ、寝癖、ついてるぞ。
[ねずみの腹いせ…というわけでもないが、乱暴にわしわしと。 同じくこちらも、自分の寝癖には一向に気づかない。]
だけど、夢の世界の住人……か。
[それもいいかもね、なんて、ぽつりと。]
(+52) 2012/08/14(Tue) 22時頃
|
|
よし、サボろう。
[あっさり陥落した>>+53。]
……だけど。 どうせサボるなら、読みかけの小説の続きを読みたい。
[鞄のほうを顎でしゃくった。]
それか、トランプなら付き合ってもいい。 カードはないけど、近くのコンビニで売ってるでしょ。
[もっともなんやかや言って、それでも弟が出かけたいと言ったなら、渋々着いてゆくことになるのだろうが。]
(+57) 2012/08/14(Tue) 22時半頃
|
|
[ともあれ、のろのろと着替えをした。 傍らの布団に、シメオンの姿がないことには、眉根を寄せて。]
先に起きたってわけか……? 昨日は、あんなに離れようとしなかったのに。
[ゆうべのおぼろげな記憶。 ごめんな、ごめんなと繰り返す声が耳にこびりついていた。]
その前に、コンビニでなんか食べるもの買って来る。
[向かいがてら、彼の姿を探す。 ポケットの中の万年筆を、握りしめた。*]
(+58) 2012/08/14(Tue) 22時半頃
|
|
― 少し前 ― [夢からは醒めないと…と言われれば>>+55、薄く笑った。
ゆうべのやり取りを通じて、オスカーが弟その人であることに違和感は抱かなくなっていた。 だって、理屈を越えて、「弟」は「弟」だったから。
夢でもいいか、とそう思う。 もしそうなら、この夢が出来るだけ長く続けばいい――と。]
……でも、もう、分からないんだ。
[だって。 ただの白昼夢で済ませるには、あまりに温もりはリアルで。*]
(+59) 2012/08/14(Tue) 22時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/14(Tue) 22時半頃
|
― 回想:ゆうべオスカーと>>+29 ―
父さん、ビールや日本酒好きだからねえ。 僕がワインしか飲まないから、いっつも文句言われてる。 ああ、……そうか。オスカーと、そんな約束してたからか。
[それは、知らなかった。 ちょっとだけ目を丸くしてから、苦く笑った。]
うん、今は都会暮らし。翻訳家やってる。
まあ、……半自由業だからね。 ただ、自堕落なんじゃなくてさ、何者にも縛られない、だよ。
[訂正を加えると、ふふんとすました顔をしてみせた。 一度だけ、小説家になりたいのだと、身の丈に合わぬ夢を弟に語ったこともあったけれど。]
(+68) 2012/08/14(Tue) 23時半頃
|
|
そうだよ、だって遊んでって言いだしたのはオスカーじゃない。 せいぜい譲歩して、花札ってところ。
[僕の得意分野で当然、とうそぶいた。 弟が昔のように遊んでなんて言ってくれるだけで…とは思っていたが、実際にそんな状況になっての照れ隠しでもあった。
ともあれ。]
ああ、そうだね。……懐かしい。
[基地の話>>+30には、目を細めて。 当時は、秘密基地なんて子供っぽい、と口では言いつつ、 雨風のしのげる木の洞は、ひそやかなお気に入りだった。
僕もだ、とそっぽ向いて零された言葉は、彼に聞こえたかどうか。]
(+69) 2012/08/14(Tue) 23時半頃
|
|
― 回想:ゆうべ就寝前>>+28 ― [ごみ出しじゃんけんは、負けた。 部屋のごみ箱が小さいからとの提案を、早々に後悔した。]
まあ、勝ち負けなんてどうでもいいけどね。
[弟の手前、格好をつけてみせたが、全然どうでもよくなどない。だって面倒じゃないか。
盛大に溜息をつきながら、外のゴミ捨て場まで捨てに行く。]
それにしても、だ。 ……本当に夢、なんだろうか。
[理性的に考えれば、やっぱり夢でしか有り得ない。 けれども、感情的には、幻覚ではなくて本物の弟なのだと、認め始めていた。]
有り得ない。……僕としたことが。
[つぶやいて、ゴミ箱の中身を勢いよく空けた。*]
(+70) 2012/08/15(Wed) 00時頃
|
|
― 宿泊所のどこか ― [オスカーと一緒に宿の外へ向かう途中、きょろきょろと。 弟が声をかけた先、そこには見覚えのある金髪があって>>+62。]
あ……、
[万年筆のことを尋ねようと、足を踏み出しかけたときだった。 逃げるように去ったシメオン。その背を、眉をしかめて見つめる。
数歩追いかけかけて、立ち止まる。 その表情は、村の宿泊所で初めて会ったときとそっくりだったから。]
(+73) 2012/08/15(Wed) 00時頃
|
|
[途中で明に会えば、ぎこちなくも手を挙げて。]
ああ、君もこっちに来てたんだ。
[そんなふうに声でもかけながら、一緒にコンビニへ。
そうして、部屋に戻ってから再び、まだシメオンが戻っていないのに気づいたならば]
…ちょっと、探してくる。
[部屋を出ただろう。 結局、その日は泣いている彼と話をすることができたかどうか。**]
(+74) 2012/08/15(Wed) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/15(Wed) 00時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る