143 宵を待つ村
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―自宅―
[家に着けば、扉を開けて二人を招き入れる。先立って居間へ進むと、りん、と鈴の音を響かせ、黒猫が駆け寄ってきた。足元をくるくる八の字に歩き、餌の催促]
ちょっと待ってて。お茶淹れる。
[二人を居間で待たせ、愛猫と共に台所へ向かう。湯を沸かす間に餌皿を洗って、棚から取り出した袋の餌を盛る。そろそろ買い足さないと、明日にでもケヴィンの所へ行こうか、などと考えながら、茶の用意を進めていく。二人分注ぎ終えて、二つ共のカップの取っ手に指を通し、片手には餌皿を持って居間へと戻る]
はい、どうぞ。 あくび、こら、邪魔しない。
[机にカップを置く間も、しきりに足元を妨害する黒猫に、小さく文句を零しながら。窓の傍の床、定位置に皿を置けば、がつがつと食べ始めた。二人の方へ向き直り]
晩ご飯どうしようか。 パンとハムあるからそれでもいい?
[二人が頷けばもう一度台所に戻ろうとして、ああでも寝床の準備もしたいなぁ、とも思い。くるっとターンして、寛ぐケヴィンの肩をぽんと叩いた。皿だの何だの、勝手分かるよね、あ、棚探したら缶詰もあるしそれでもいいよ、と告げ、食事の準備を丸投げて自分は両親の寝室へと向かう]
(18) 2013/09/14(Sat) 21時頃
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[先日、両親が出て行ってから放ったらかしだった部屋。そこまで汚れている訳ではないが、誰かを泊めることは考えていなかったから多少は片付けねばなるまい。まあ適当でいいか、と床に積んであって邪魔な箱だとか荷物を端へ端へと追いやって、目につく屑はさっさと回収していく。 寝台の準備まで終えて、ふと]
……ここに二人かぁ。
[両親の部屋。つまりは寝台も二人用。ヒューとケヴィンが寝るには大変かなぁ。ん、それよりヒューは一人でゆっくり休みたいだろうか。だったら自分の部屋の方で寝てもらった方がいいのかもしれない、などぐるぐる考えていると、名を呼ぶ声が聞こえた。晩ご飯の用意が出来たようだ]
[居間に戻り、雑談をしながらの晩ご飯。食後、どこで寝るかについて話を切り出せば、もしかすると多少、揉めたかもしれない]
(19) 2013/09/14(Sat) 21時頃
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[床で寝る、と言い出したヒュー>>25に、折角用意したのに、と不満をみっちり詰め込んだ視線を送る。 じっと睨んだ効果はあったのか、寝台で寝ることを受け入れたようで。
くしゃりと頭を撫でられながら、帰り際の話を持ち出されれば大きく頷く。多少睡眠を妨害することになれど、何があったか聞き出してやろう、と]
[しかしその思惑は外れて。横で眠るヒューの服をぐいぐいと引きながら話をねだっていたはずが、気付けばうまく逸らされて、今は亡き白猫について話していた。
くしゃみばかりしていた、病気がちな白猫の最期。看取った後、自分も体調を崩して、それがまるで彼女のようだったからと、今では自分が「クシャミ」と呼ばれていることも一緒に]
[一頻り話し終えて、改めて彼に話を聞こうとしたが、のらりくらりと躱される。問答を繰り返している間に、瞼が少しずつ、少しずつ落ちていって]
(45) 2013/09/15(Sun) 02時半頃
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[次に目を開けた時、広い寝台に一人きりだった。 寝返りを打って、窓から差し込む陽に目を細める。ぽっかりと空いた寝台の半分に手を伸ばすと、そこはもう冷えきっていた。毛布をぐっと握りしめて]
……どこも行ってないよね。
[漠然とした不安が口から零れる。「数日寝床が欲しい」と言っていた。まだ一日目。大丈夫。でも、「すぐに消える」と言っていたことも覚えていた]
[寝癖でぐしゃぐしゃの髪もそのままに、寝台から飛び起きる。万一など無いと、そう思っていたけれども。何か、嫌な予感がした]
……何の声だろう。
[外が騒々しい。誰か来ているのだろうか]
(46) 2013/09/15(Sun) 02時半頃
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[着替えだけ済ませて部屋を出る。ヒューとケヴィンは家にいるだろうか、二人の気配を探りながらも、意識は外へと向いていた。 気になって家を出ると、近隣の住民四人が集まって話し込んでいる。それは声を上げるのを必死に抑えながらも、それが言葉の端々から溢れ出るような。ぴりぴりとした、ちりりとした、張り詰めた空気。一瞬、声を掛けるのを躊躇ったが]
……あの、何かありましたか。
[意を決して声を掛けると、八つの目全てが射抜くような鋭さを持ってこちらを向いた。彼らの方へと歩み寄ろうとした足が竦む。間を置いて、一人が告げた内容に、瞠目]
……「村長が殺された」?
[喉の奥に舌が張り付きそうな感覚。口の中が急激に乾いていく。 誰に、一体、どうして、と聞く前に「人狼に食われた」のだと、他の人間が言った。 人狼などお話の中の生き物だろう、と言い返したいのに言葉にならない。黙りこんでいる間にも「少し席を外した時に」「食い破られたらしい」「噛み砕かれた骨が」と、次々に情報が降ってくる]
(50) 2013/09/15(Sun) 05時頃
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有り得ない……
[否定するように一人、首を振れど、呟きは虚しく空気に溶ける。それでもまだ信じることなど出来ずにいたが、不意に自分に向けられた目に気付き、戸惑う。彼らの目には、気の毒とか同情とか恐怖だけでなく、不信と敵意の色が込められていた。
疑われているのだ、と気付く。 じり、と一歩下がった]
[この時、恐れたのは。自分が人狼――村長殺しの犯人であると疑われたこともだけれど。 ヒュー、ケヴィン。二人を集会所から連れ出してしまったこと。自分のせいで、二人までもが疑われてしまう。違うのに。彼らは、そんな化物では、人殺しではないのに。 混乱の中で、一つ。彼らの話している内容が、嘘である可能性を見て]
[その場から逃げ出すように走る。向かうのは集会所。 遺体のある場所まで辿り着けば、布で覆われた何か>>42を目にして、ただ呆然とそれを眺めているだろう]**
(51) 2013/09/15(Sun) 05時頃
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―集会所―
――――
[理解はしていた。 集会所へ走る中、幾人もが道で話し込んでいる。今まで感じたことのない、異質な空気。恐ろしい出来事が起こっている事は明らかだった。
ただ、覚悟はなかった。 だから布の覆われた大きな塊と、隠し切れなかった血の痕を見ても、それを村長の遺体であると受け入れるまでには随分と時間が掛かった。 立ちすくむ横をイアン>>57が過ぎて、布をめくり様子を見た。小さな呻き声と口元を覆う姿だけで、如何にそれが酷い有様であるのかを伝える。
不意に、視界に褐色肌の異国の男>>52が映り込んだ。先日、集会所でも幾度か目にした相手。こちらを覗き込み、何事か言うかと思えば――にやり、と笑うだけで、それ以上は何もなくその場を去っていく]
……こわい。
[視界にはまだ、部屋の惨状を映しながらも、男の不気味さは強く印象に残って。未だ形が掴めぬ人狼という存在よりも、人の死を見ても笑い続けられる神経の人間がいるという事実に、恐怖を感じる]
(85) 2013/09/16(Mon) 00時頃
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[昨日までとは別の世界に放り込まれた感覚に、急に心細くなって「誰か」と叫びそうになる。でも、自分が連れ出した為に疑われることになるだろう、彼の名を呼ぶのは躊躇われて。みるみる沈んでいく心を、一人ではどうしようもなくなっていき。
――とん、と背を叩かれた感覚に、はっとして振り返る]
……ヒュー。
[背を優しく擦る彼の大きな手が、じんわりと温かい。見上げた先の笑顔はどこか歪だったけれど、かき回すように頭を撫でてくる彼の仕草は、いつもの日常を思い出させて、心が穏やかに凪いでいくのが分かった]
ご、めん。 ……また、心配かけた。
[いつも一人でどこかへ行って。彼が追いかけてきてくれて。 手を引かれて、家に帰る。彼の手は自分にとって、日常の象徴だった。 そっと手を伸ばす。この、非現実的な世界から早く、自分を連れ出して欲しいと、縋るような思いを込めて]
[それが如何に無謀な願いであるのか、理解はしていなかったけれど]
(86) 2013/09/16(Mon) 00時頃
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[そっと引き寄せられて、ヒューの胸元に顔を埋める形になる。視界が彼で埋まると妙に落ち着いて、ぐり、と顔をすり寄せた]
うん、帰ろう。
[埋めていた顔を上げて、笑顔を作る。それはまだ強張っていただろうが、手を引かれ、外へと向かうにつれ、少しずつ、少しずつ、普段の表情を取り戻していく。周りの人間の視線など、今は気にならない。ただ彼の背を追っていればいい、この手を離さなければいい。そうすれば、怖いものはないのだと]
…………
[小さく、彼が呟いた言葉に、「何を」とは問えずに]
(96) 2013/09/16(Mon) 01時半頃
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―村の小道→自宅―
[ヒューに引かれるがまま、帰路を急ぐ。その歩みは松葉杖をつく彼には早いものだったが、少しでも早く家に帰りたい気持ちは同じで、それを止める気は起きなかった]
[家に着けば、そのまま部屋まで連れられて寝台に座らされる。ヒューを目で追い、距離を置いたことに僅か首を傾げながら]
まだ日も高いし、見張りもいらないよ。 人狼は、夜、出るって聞いたし。
[夜、人を襲うのだと。言っていたのは、誰だったか。先程の光景を思い出して、視線を落とすが]
……休むなら、ヒューも。 追いかけてきて、疲れたでしょ。 ……ごめん。
[寝台近くの机に置いてあるタオルを手に取り、離れて立つ彼の元へ歩み寄る。汗ばんだ首元を拭って、再度謝った]
(101) 2013/09/16(Mon) 02時半頃
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……だって。
[見下ろす表情は険しいながら、そこに責めるような色は無く。それでも、謝りたくなったのだから仕方がない。頬を触れられれば、拭う手を止めて彼の様子を伺う。頬を滑る指先に自分の前髪をすくわれて、くすぐったさに胡桃色の目を細めた]
変わらない、から。 一人になって、どうしようもないとき、いつも助けてくれて。 ……いつも、謝ってたよ、ぼく。
[それでも、繰り返してしまったのは。どこか彼に引かれるのを、待ち望んでいたのもあったのだと思う。自分の背に合わせてしゃがみ込んで、じっと目を見つめられる時間は好きだった]
迷惑かけてるのは、こっち。 ……お願い。
[間近に寄ったヒューの首に腕を回し、小さく]
愛想、尽かさないで。
[周りの何もかもが変わる中。 彼に置いて行かれることが、何よりも怖い]
(107) 2013/09/16(Mon) 04時頃
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