204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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― →二階 ― [えらいと褒められ、自然と顔が綻ぶ。 が、直ぐに顔を引き締め、尖らせた口から零れるのは常のような憎まれ口。]
いつまでも子ども扱いすんなよ。 手伝いくらい、俺にだって出来るし。
[そう言ってみたけれど。 しみじみ呟くバーナバス>>22が、自分の成長を喜んでいるように聞こえた。 それもなんだか嬉しいような寂しい気持ちになった。]
……なんだよ、それ。
[成長して、大人になって。 いつか一人立ちをしなければならない日が来るのだろうか。 置いていかれる日が。
そんなこと、まだ考えたくなかった。]
(34) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[一緒に居間に行き、バーナバスの隣でスープを飲む>>23。 食べながら話を聞き、自分からも少し話をすることもあった。 保護者が席を立てば、一緒に席を立つ。]
分かった。
[早く寝ろというバーナバス>>26に頷いたが、本心はもう少し起きていたい。 あのニコラが、昔遊んだニコラなのかも気になるし。]
でもさ、なんだかちょっと楽しい。
[普段はこうして他の人と一緒に過ごすことがない。 滅多にない機会が、少し楽しく思える。
時々忠告を受けているが>>24、衝動を感じたことがない故の、無邪気な感想を保護者に零した。]
(35) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 22時頃
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[小さく笑う彼からの問い>>45に頷く。]
賑やかなの、久し振りだし。 楽しい。
[そう本心を言う。 人見知りはあっても、慣れれば賑やかな空気は楽しいと思うのだ。 しかし、呟くような問いに眉を下げる。]
……別に。 だって、いつもアンタがいるし。
[二人での旅に慣れ、それが当たり前の生活。 他人と関わることは想像できない。]
(57) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[答えた後妙に恥ずかしくなった為、バーナバスの口元が緩んだのは見れなかった>>61。]
え。じゃあ、俺も……。
[片づけをするという後に続いていこうとしたが、それは必要なさそうだ。 居間で待つ間、不安げに眉を寄せる。]
(72) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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[居間の隅で大人しく待っていると、名前を呼ばれる>>87。 置いていく、という言葉に慌てて傍に駆け寄る。]
なんだよ、待ってたのにさ。
[手を伸ばして、服を掴むことはしないけれど。 直ぐ後ろを歩く。]
(105) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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― 三階 ― [壁の外、吹雪く音が聞こえてくる>>109。
旅を始めたばかりの頃を思い出す。 高熱にうなされて、看病をしてもらった。 雪は苦手だが、抱きしめてくれたあの思い出があるから、嫌いとは思ってもいない。 もうあの時のように体温を感じて寝ることはないけれど。]
え。なんだよ、急に改まってさ。
[傍に呼ばれ、首を傾げる。 瞳を覗かれ、少し戸惑うが真っ直ぐ見つめ返す。]
(134) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[一族の戒め、本能の話>>112。 何度も聞いているし、こうやって二人で旅をすることになった理由だ。 忘れることはない。
真剣な表情に神妙な顔で頷くが、やはり衝動に駆られたことが無い為に実感は薄い。]
え、あ。そうなんだ。
[ノックスが、同族だと知って驚いた。 だからこそ、バーナバスを親しげな愛称で呼んでいたのだろうと。 そんなずれたことを思う。]
(135) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[肩に置かれた手に力が入り、痛い>>113。 思わず顔を顰めてしまった。]
……大丈夫だって。 おっさんがいるからさ、大丈夫。
[安心させるように、何度も大丈夫だと言葉にする。
どうしてこんな顔でそんなことを言うのか、分からない。 衝動を感じたことがない。 つまりは、性欲は兎も角、恋情も嫌悪も人に対して抱いたことがない。 だから、バーナバスがいう「あんな思い」が何なのか分からない。]
(137) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[それでも、辛そうにそう告げる>>114から。]
おっさんは心配しすぎなんだって。
[おずおずと、その頭を撫でる。 いつもは撫でてもらうほうだけれど。 撫でてもらいたいなんて言っていないのに、撫でてくれるから。 今度は自分が撫でた。 にかっと笑いながら。]
(138) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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おっさん、疲れてるんだって。 だからそんな変なこと考えたりとかするんだよ。 今まで大丈夫だったしさ。
でも、俺さ。 バーナバスがいるから大丈夫だって思うし。
[そう小さく呟いてから、目を逸らした。 なんだか恥ずかしくなって話を切り上げる。]
もう、良いだろ。 俺、もう寝るし! おっさんも早く寝ろよな。
[保護者の覚悟>>126も知らないままに、背を向けさっさと寝台に潜り込んだ。]
(146) 2014/11/16(Sun) 02時頃
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は?何?なんで一緒に寝るんだよ。 もー、一人で寝ろって。 いい歳なんだからさ!
[昔のように一緒に寝ようとするバーナバスに驚く>>127。 暫くそんなことは無かったし、もうないと思っていた。 急なことに戸惑い、恥ずかしさがこみ上げてくる。 でも。]
……ったく。 しょうがねーなぁ。
[文句を言いながら、寝台から追い出すことはしない。 抱きしめられれば、そっと抱きしめ返して。
口元は笑みを形作りながら、目を瞑った。**]
(147) 2014/11/16(Sun) 02時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 02時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 20時半頃
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― 三階 ― [どれくらいの時間、寝ていただろうか。
久々にバーナバスの体温を感じての眠りは安心できた。 幼い頃の熱にうなされた夜のように。]
……うーん?
[目が覚め、隣で寝ていたバーナバスがいない。 先に起きたのかと、部屋の中を見渡してもその姿が見えない。
置いていかれた。 寝台から転がるように降りて、部屋から飛び出す。 部屋を見れば、荷物が置いたままだと気付けただろうし、まだ外は雪が止んだ気配もないと気付いただろうが、そんな余裕はなかった。]
(305) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[置いていかれるのは嫌だ。 バーナバスが置いていかないと思っている。 けれど、怖いのだ。
廊下を出て、階段を駆け下りる。 二階に着き、居間の方を見れば探し人がそこにいた。 他の大人も一緒に居て、安堵する。 それと同時に、なんだか寂しいと思ってしまった。]
……別に良いけどさ。
[唇を尖らせ、居間の中に入ろうと進んだ。]
(329) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[居間に入る前、保護者に告げられたこと>>338に頷く。]
何度も言われなくても分かってるし。
[釘を刺され、目を合わさずにそれだけ答えた。 自分は良いのかなんて思ったけれど、口にはしない。 拗ねているなんて思われたくない。]
(355) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[居間に入り、見渡す。 人が居れば頭を下げて、ペチカ傍のソファに座って膝を抱えた。
鳥に追いかけられている大人がいる。 遊んでいるのかもしれないけど。]
(380) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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[ソファの反対の端に座る大人。と、鳥>>386。
拗ねてなんていない、と自分に言い聞かせていたが、その存在に気付くとなんだか気まずい。]
こんちは。
[小声で挨拶をする。 そういえば自己紹介をしていたかどうかも覚えていない。]
あの……えっと。 ……何してたのか、聞いても良い?
[話題を探そうにも、何から話しかけたら良いのか分からない。 悩んで出てきたのがそれだった。]
(404) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[返ってきた言葉>>412に、会話を拒否されなかったと安心して息を吐いた。]
ルーツの名前、俺も知ってる。 えっと……金髪のさ、奴が連れてた。
[そういえば、結局あの少年の名前を聞いていなかった。
今話している大人の名前も、聞いていたか覚えてない。 自己紹介もしたか覚えてないため、小さな声で名乗る。]
あ。俺、プリシラっていうんだけどさ。 人と話してるって、じゃあ、今は俺と話してるってことで良いかな。
[へへ、と笑う。]
(422) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[知らない人と話すのは苦手だ。 でもディーンは、なんとなく自分と同じように話すのが得意ではないと思えたら、普通に話せた。 なんとなく、だけど。]
ディーン、よろしく。 じゃあ、さ。もうちょっと話してくれる?
ディーンはさ、普段何してるとか聞いても良い?
[抱えていた膝を下ろし、少しだけディーンの傍に寄る。]
(437) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[いつも言われているバーナバスの言いつけ通り、必要以上には近づかない。 でもディーンはそんなに怖くない。 それに……バーナバスだって、今ノックスと二人でいることを、不意に思い出して。
なんだか少し反抗したい気もして、常よりほんの少し近い距離でいる。]
物語?文章?物語って文章じゃねーの? 違いとか良くわかんないけどさ。 すげーなぁ。
[どういった物語を書くのだろう。 気にはなるが本を読むのが苦手な為、そんな感想を漏らす。
視線の先>>450に居るルーツの赤い羽根に触れてみたい。 手を伸ばしたが、触れる前に誰かに反応して飛んでいってしまった>>454。 残念そうにその行き先を見てから、またディーンへ視線を戻す。]
(477) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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[ルーツがいなくなったことで、ディーンの顔が良く見える。 聞き返されたことに、首を傾げて答えた。]
俺? 俺は……師匠と、旅してる。
装飾品とか作ってるんだけどさ。 まだ修行中だから、あんま上手く作れないんだ。
[バーナバスのことを話す時、少し唇を尖らせた。 どうせ、今ノックスに作った物を見せているのだろう。 仲良さそうだったし。
そんなことが頭を過ぎったから、頭を振って追い出す。]
(478) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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旅しながらだからさ、あんま一箇所に居ないんだ。 今回も次のとこ行く途中で吹雪にあってさ、災難だったけど。
でも、やっぱちょっと楽しいんだ。俺。 ほんの少し、本当にすこぉしだけ、知らない奴と話すのって緊張するんだけどさ。 いつもは同じくらいの奴と話したりとかもしないから。 あ、ディーンと話すのも楽しいからな、もちろん。
[照れたような笑みを浮かべて、そう話す。 人見知りはするが、バーナバスと二人のときは良く話す。 慣れてしまえば、それと同じくらいおしゃべりになる。]
あのさ……もうちょっと近く座っても良い?
[少し開いた空間が気になるからと、ディーンに確認するように問えば、再び戻ってきたルーツ>>489に気付いた。]
(496) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[首を左右に傾げる様子に、手を伸ばすと。]
痛!!!
[思いっきり、指を突かれた。 思わず上げた声に反応してか、それとも勝利の雄たけびなのか。 大きなルーツの鳴き声に耳を塞ぐ。]
なんなんだよ、俺、餌じゃねーし。 つーか、飼い主まだこねーの?
[そう文句を言えば、ルーツと目があった。気がした。 思わずディーンの方へと逃げる。 ルーツからの攻撃を受けないようにと、ディーンに隠れるように引っ付いた。**]
(506) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 03時頃
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