75 サプリカント王国の双子
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―自室―
……ええ、……。
[エリアスの言葉>>5:126に肯定するように頷く。 雨降る窓の外からも声がちらほらと聞こえ始めていた。
――いたぞ、捕まえろ!
そんな声が、聞こえたような気がした]
…………一緒に、ミッシェルを迎えに行きませんか。 きっと、あの子もそこにいるような気がするのです。
(6) siro 2012/01/18(Wed) 22時半頃
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……私もです。 彼がこれまで如何にミッシェルに誠心誠意尽くしてきたか、 私はずっと、二人を見てきましたから。
[だからこそ、理由を知りたい。彼が凶行に至ったその理由を]
ええ、参りましょう。
[廊下に立っていた使用人は、自分たちが二人で出てくるのを見ると何かを察したように一歩引いて深く頭を下げ、見送ってくれた。
やがて庭園へと出れば、差し出される傘]
それでは貴方が濡れてしまいますよ。 ――もう少し、此方へ。
[距離を詰めれば、二人でも雨は凌げるだろうと。 人影は三つ。そのうちの一人が妹で、濡れているのを見れば。 普段ならば迷わず迎えに行っただろう。だけど今は、エリアスの横で彼女達を見守る。
――何人かの男たちが、シメオンを取り囲もうとしているのが見えた]
(10) siro 2012/01/18(Wed) 23時半頃
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サイラスは、時計を見た。しぶしぶ仕事に戻ることにした(仕事しろ**)
siro 2012/01/19(Thu) 16時頃
サイラスは、ブローリンを信頼の目で見た。
siro 2012/01/19(Thu) 22時頃
サイラスは、グロリアを慰めた。
siro 2012/01/19(Thu) 22時半頃
サイラスは、グロリアを慰める振りをした。教会は明日も鐘を鳴らすだろう。
siro 2012/01/19(Thu) 22時半頃
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―庭園―
[エリアスの傘の下、シメオン達とはそれなりに距離がある。 彼の表情もきっと、此処からでは見えないだろうと思っていた。
思っていたのに。 彼と目が逢い、彼が笑ったような気がして>>38]
――――……。
[じっとシメオンを見返す。 小さな声は雨の音にかき消されてしまったが、言いたいことがあるならば聞くと、睨むように、請うように]
(43) siro 2012/01/20(Fri) 01時半頃
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[狂っている。 シメオンが捕まり、自分の横を通り過ぎる時。彼ははっきりとそう言った>>44]
――だから、壊したのですか。
壊しただけですか。 貴方はミッシェルを悲しませてまで、一体何がしたかったのですか。
[シメオンは、本当に心からミッシェルに仕えているように見えた。 だからこそわからない。 人を殺して捕まり、裁かれれば、彼女が悲しむことなど想像に難くないはずなのに。
義妹を"ミッシェル"と呼ぶ"姉"は、己の言動にすら彼の言う"狂い"が顕れていることにまだ気づいていなかった]
(45) siro 2012/01/20(Fri) 07時半頃
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―庭園―
[他に理由はないのかと、問い質すように睨む。 だけどきっと彼の本心は彼の口から語られることはないのだろう。 少なくとも今、この場では]
……っ! それは、
[シメオンが手にしていた花束――束と呼ぶにはあまりにも少ないが――それを束ねているのが紋章付きのピンであることに気づけば声を上げた。 これを手放す、いや、ミッシェルへの花束にするということはどういう意味なのか。 花束はぬかるみに落ちる前に拾い上げた。その際にエリアスの傘から離れ、髪が、頬が、雨に濡れる]
……貴方は……、……っ……!
(51) siro 2012/01/20(Fri) 21時頃
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[殺すだけ殺しておいて、その理由をろくに説明しないまま去っていくのが悔しかった。 信頼を裏切り、ミッシェルを悲しませたことが腹立たしかった。
だからこそ――妹の為に花束を作った彼の優しさが、わからなくて]
――自分のしたことが、解っているのですか、貴方はっ!! 貴方が犯した罪の重さだけではありません、 貴方が"これから"私たちに課す苦しみがどれだけ重いものか……!
[女王を殺した彼が助かる道はもう無いだろう。いくら己が次代の女王になるといっても、覆せないものなどいくらでもある。 これから、自分も妹も、叔母も使用人も皆、喪失の悲しみを抱え続けることになる。――きっと、死ぬまで。
十年もの時間を一緒に過ごしてきた人間を忘れることなどできやしないのだ]
…………っ……!!
[――見送る背が、遠くなっていく]
(52) siro 2012/01/20(Fri) 21時頃
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……。…………ミッシェル、
[やがて、男たちがシメオンを連れ去れば。 雨降る庭をゆっくりと彼女の元へと歩き始めた]
……風邪をひいてしまいます。 中に入りましょう……。
[そう言いながら妹に手を伸ばした。 今、本当に彼女に必要であろう言葉が、わからなかった。
伸ばした手と反対の手には、シメオンの花束を握る。 捨てることなど、できやしなかった*]
(53) siro 2012/01/20(Fri) 21時頃
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……ミッシェル……。
[行ってしまったと、呆然とする様子の妹に伸ばした手は更に伸ばされ、背に回される。 膝をつき、そっとミッシェルを抱きしめた。 言葉にはならなかったが、せめて、慰めようと]
…………ミッシェル、これを、彼が。貴女にと。
[そして、花束を差し出す。 雨に濡れた銀が、建物から漏れる明かりを反射して鈍く光っていた]
――こういうものは、自分で渡さないと何の意味もないのにね。 私に、女心がわからない男だと思われてどうするのかしら。本当。
(61) siro 2012/01/20(Fri) 22時頃
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―数日後・病院―
[看護師たちの間で、とある病室のことが噂になっていた。 なんでも入院しているのは王女付きの使用人の方らしい、とか。 女王が殺された時に巻き込まれたらしい、とか。 時々見舞いに来る"男性"が、王女にどことなく似ている、とか。
――そんな噂が]
――……。そろそろこの変装も限界がありますか。
[病室に入り扉を閉めたのは、蒼の瞳の"男"。 庶民と同じような服を着て、帽子を被り、素顔で歩いていればただの男だ。
――未だ眠ったままの彼に飾りつけてもらわなければ、自分は王女にはなれない。
……今日も、僅かに許されたお忍びでの外出の時間。彼の寝顔を見ながら過ごす心算だった]
(62) siro 2012/01/20(Fri) 22時頃
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―病院―
今日は、赤い花を買ってきたのですよ。 ……貴方がこの前私に飾ってくれたものには劣るかもしれませんが、 でも、素敵ないろです。
[赤は、色々なことを思い出す色だ。だけど、愛しい。 独り言のように呟く言葉の途中、動く気配がしたような気がして振り返る。
――慌てすぎて、危うく花瓶を倒しかけた]
――ハンス!!
[花瓶を元に戻してから、寝台に手を付きオリーブの瞳を覗き返す]
良かった……目を、覚ましてくれて……。
[ぽたり、ぽたり。 部屋の中だというのに、白いシーツに雨が落ちた]
(76) siro 2012/01/20(Fri) 23時頃
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サイラスは、ベネットおかえりいいいいいいいい(はぐ
siro 2012/01/21(Sat) 00時頃
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―病院―
ハンス、……ハンス……っ、
[涙を流したのなんて、何時ぶりだろう。 嬉しいのに、彼が目覚めてこんなに嬉しいのに、それでも涙は止まらなかった。
それは、つい先日届いたあの手紙のせいだったかもしれない]
――ハンスが、目覚めたら、言わないといけないことが、あって。
[彼が言葉を伝えられないのだと解れば、自分が話す番だと気づいた。 袖で涙を拭いながら、ハンスに髪を撫でられながら、どうにか言葉を搾り出す]
(101) siro 2012/01/21(Sat) 00時頃
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――エリアスから、伝言です。
[彼が眠っている間に、己はエリアスと結婚の儀を終えた。 終えたばかりで、彼は姿を消した。そして届いた一通の手紙。
――読んだ時は、あまりの内容に呆然とした。 ハッピーエンドをと、言ったではないか。 命の終わりがすぐそこまで来ていたのなら、最後の瞬間まで隣にいてほしかった。 お互いに、愛とは何かを知るには、共に過ごした時間は短すぎた]
(102) siro 2012/01/21(Sat) 00時頃
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[そんな身勝手な夫の言葉などそのまま伝えてやるものか。 口を開く。涙はやっぱり、止まらなかった]
……兄さまのことが、大好きでした、と。
[笑ってみせた。王女には似合わない、ひどく、ぐしゃぐしゃな顔で**]
(103) siro 2012/01/21(Sat) 00時頃
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