306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの
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[ 噺があった。 語らう者が、居た。]
(0) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ 或る者は何もかもが奪われた話を語った。 名前は楔、自らの存在を留め置くよすが。 忘れられて仕舞った寂しがりは、 果たして何方であったのか。 ]
[ 或る者はありふれた子供の遊びを語った。 幼い頃にのみ姿を見せる人為らざる者は、 本当に遊びたいだけであったのか。 ……真実はきつと、水の底。 ]
[ 或る者は嫋やかな女性のその末を語った。 植物もまた生命であり、美しく在るもの。 彼女はそれに魅入られていたのか、 それこそが望みであったのか。 ]
(1) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ 或る者はあり得たやも知れぬ話を語った。 歩むべきだった未来は何処か並行世界か。 知らざるべき物事に触れたが故に 手の届かない所へ何かは消え。 ]
[ 或る者は悲痛な呪いの篭った皿を語った。 祝い呪いは紙一重。殺され砕かれた子の、 寂しさたるや、血の宴では満ちず。 少しの慰みは、救いになろうか。 ]
[ 或る物は血に狂ったひとの顛末を語った。 人が道具を使うか、道具が人を使うのか。 護る為か、害す為か。……果たして、 呪いは何処にあったのか。 ]
(2) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ 或る者は気まぐれな琵琶の逸話を語った。 人には如何する事も出来ない奇々怪々は、 誰かの、……あるいはその物の、 人知れぬ思惑があったのか。 ]
[ 或る者は不思議な死へ誘う酒宴を語った。 誘蛾灯の如く人を虜とする無礼講の空気。 酒は飲んでも飲まれるな、と云うが 呑まれたその末には── さて。 ]
[ 或る者は死に後僅かで届いた話を語った。 弱った人間というのはつけ込みやすい物。 寸での所で留まり助けられたのは、 真に幸運であったのかは、さて。 ]
(3) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ 或る者は終まで誰かへ支えた話を語った。 その全てを終わらせてしまおうと決めて、 最後に仕えるのならば。持て成すならば、 ……わたしのような方々がいいと思った。 ]
(4) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ かたらうべきことは、語れたと。 ただ かくあれかしと希うのみ。 もう誰からも語られない怪談は、 満たされた心地でただ笑むのみ。 ]
[ かたり あった一時は終わり、 かたるる ことはすでに無く、 かたりべの 行先は何処へや。 ]
(5) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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[ なべて世はこともなし。 ひとつの日々が終わっても、 鬼火が全てを焼き尽くしても。
時は淡々と 進んでゆく。 ]
(6) ui6 2020/08/28(Fri) 23時頃
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ぽとり。
(114) ui6 2020/09/02(Wed) 22時頃
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[ 南瓜頭の下には、 ―― ひと回り小さい南瓜頭が、あった。 ]
(115) ui6 2020/09/02(Wed) 22時頃
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[ ジルの様子はいつもと変わらず、おっとりと。 ちょっとだけ、拗ねたような声音を滲ませて ]
もう。 多布様、少しばかり悪戯が過ぎます。 言いましたでしょう。 頭を外そうとしてはいけませんよ、って。
そんなに何度も狙われては、 警戒の一つや二つもしてしまいますよ。
罰として、そうですね。 一緒に餡蜜でも、作ってくださいませんか。 落合様も。あなたも、共犯でございましょ?
[ ね。と。 そう言いながら、強制的に二人を巻き込んで 楽しいお料理教室が始められることとなった。]
(116) ui6 2020/09/02(Wed) 22時頃
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[ そんなこんなで。 皆さんが召し上がった餡蜜の白玉は やけに形が不格好であったかもしれませんが。
それはそれとして、楽しい思い出になっていればと ジルは思っております。]*
(117) ui6 2020/09/02(Wed) 22時頃
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―― 不思議なお話は、これにて おしまい。
[ 最後にひとつ燈っていた蝋燭は、 ふい、と 掻き消えて。それっきり。 ]*
(128) ui6 2020/09/02(Wed) 23時頃
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