8 DOREI品評会
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―客間・現在― そう? 大丈夫なら、よいわ。 薬が残ったままは、きついもの。
特にああいったお薬はね。 [椅子に座った少女へと、温かな紅茶を用意させた。それと、同じデザート。
何か言いたげな少女を見る。隣のイアンを並ぶ姿、その二人を交互に見た]
(177) 2010/04/07(Wed) 00時半頃
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―回想・客間>>173>>174>>179―
[ワイン、と聞けばそちらを見る。空になったグラス。
イアンの答えには満足そうに頷いた]
なら、よかった。 断られていたら、色々考え直さなくてはならなかったもの。
ワインに?
[カルヴィナの言葉に目を瞬かせた]
ああ。いえ、私と同じワインだものね。 少しだけ、薬を入れているのよ。 それが回ってしまったのかしら? 別のあけてないワインを用意させるべきだったわ。
[悪びれず口にして]
(185) 2010/04/07(Wed) 01時頃
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別に見るのが趣味ではなくてよ? だってそれなら、買わずに散らしていくのを見るだけでいいのだもの。 貴女の価値は、そんなものではないの。 ――そうね。 貴女には、私が出来なかったことをしてもらいたいのかもしれないわ。
[そう口にして]
(190) 2010/04/07(Wed) 01時頃
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―回想・舞台傍>>2:42―
[たずねて来た声に振り向いた先、No.7をつけた少女の姿。 満足できているかと問われると首を傾げた]
どうかしら? 私の事ではなくて、貴女の事が大事ではなくて? 本音をいえば、私は女性同士の睦み事は満足できるかなんて話ではないの。 本当に私を満足させたいのなら、男性を相手にして御覧なさい? ……でも貴女は初めてのようだから。
無理は言わないけど、可能性を感じさせてくれたら、かしら?
[くすり、笑みを見せて少女から離れる]
(195) 2010/04/07(Wed) 01時頃
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―客間― [座った少女の様子は不安そうに映る]
どうかなさった? こちらにいらしたということは、何か言いたいことがあったのではなくて? さっきのことかしら?
[舞台で声をかけられたことを思い起こす。 誘拐同然で連れてこられた少女。その様子から、市井の娘であることは予想がついた。 本来なら、こんなところにいるのもおかしな話だろう]
(200) 2010/04/07(Wed) 01時半頃
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―回想>>187―
では、酔わせてみたらいいのかしら? 貴方は、ここにきてもどこか抑えた様子だもの。
[カルヴィナを見送り、二人になる部屋。 変わった提案だという彼へ微笑む]
変わってるかしら? 貴方にお願いをしたのは、貴方のことも見てみたかったからなのだけど。 [伸びた手は、触れる前に止まる。扉を叩く音がした]
(203) 2010/04/07(Wed) 01時半頃
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[イアンの言葉と、そしてマーゴからの問いかけにグラスをあおる手が止まる]
私が満足…することはないかもしれないわ。 言ったでしょう? 可能性、と。 でもね。ここから連れ出すことは出来るでしょうけど、その先の保証は出来かねるわよ? 忘れてはいけないのは、貴女の立場。
ここから出られたからといって、その先に何があるのかわからないのだもの。 私が貴女を買った後どうするのか、ひょっとしたらここより酷いことをしてしまうかもしれないわ。 それでもよくて?
(210) 2010/04/07(Wed) 01時半頃
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[>>211イアンの言葉に見る目は少し細くなる。扇子の向こうで笑んでいるのかはわからない]
私を? あなたの腕の中は、どんな心地がするのかしら? あんな短い時間では、わからないもの。
でも。
今までどなたも、私を満足させてはくれなかったわ。 だからね。 いつも見ているだけなのよ。
良い所の、良い娘。そうあれと教えられたけど、家柄は窮屈なだけ。 でも、それを破ることが出来ないのは何の呪縛かしら。
[扇子の向こうから、小さく笑う声がした]
(216) 2010/04/07(Wed) 02時頃
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[>>215少女の真剣そうな眼差しに、小さく頷いた]
そうなの? そこまで言うのなら、私にそれだけのものを見せて。
こちらもただで買うわけではないのだから、何もない娘を買うわけにはいかないの。 ――そうね。 本当は男女のつがいで欲しいと思ってきたのだけど。
つがいと、別にもう一人でもいいのかしら。 点数が足りればよいわ。
(217) 2010/04/07(Wed) 02時頃
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[戻ってきたカルヴィナに顔を上げて、座る場所がない、ともうひとつ椅子を用意させた]
ごめんなさい? 少し硬いかもしれないけど。
[ソファより少し高めの椅子は、柔らかなクッションが使われている。 カルヴィナから掛けられた言葉に、少し目を丸くした]
ええ、それは、娘はいないけど。 でも、子どもを作るつもりはなかったもの。
……?
[その途絶えた言葉の先で何を思っているのかはわからず]
(223) 2010/04/07(Wed) 02時頃
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あら、いらないのね。 座りたくなったらお座りなさい。
ここの、常連? どなたかしら。 私は何度も来ている訳ではないけど。良くお名前を聞くのは、チャールズ様ね?
[組まれた足元を見やる。その内で流れる妄想には気づくはずもない。
犬を見立てた彼の様子に、扇子を自分へ向けて扇がせた]
(227) 2010/04/07(Wed) 02時半頃
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良家の娘 グロリアは、記者 イアンへ向けて。だいぶ、辛そうね? と微笑みと共に声をかけた
2010/04/07(Wed) 02時半頃
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お役御免なんて、そんなことはないわ。 何人でも、点数が足りればいいの。
足りなくなる場合もあるけど。 そうならないように、気をつけなきゃだわ。
[そも、使用目的が違うのだから。 もしもイアンが自分を満足させることが出来たら?
毎夜求める事になるのだろうか、とも思う。
この身体は不感ではなくむしろその逆で。 教え込まれた全てが、男へ容易に身体を開かせるけれど。
自分が満足することは、ただ一人以外なく。 けれども嫌悪するその相手に抱かれてしまうのはいやだった]
(233) 2010/04/07(Wed) 02時半頃
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[頷いた少女。名を聞いていたかと思いなおす]
それで、名前を聞いてもよろしい? 名前、だけで言いのよ。
[姓まで名乗るなというわけでもなかったが、結局呼ばないのであればいらない部分だと。 聞いて。
カルヴィナの様子に笑う]
そうね、彼には悪いことをしてしまったわ。 一人しか買えなかったのは、不満だったのかも。
奴隷は8人、ルカが4と6を部屋に招待していたけど、、結局どうしたのかしら。
(235) 2010/04/07(Wed) 02時半頃
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[イアンの言葉に思案する様子を見せる]
そう、ね。 二人は荷が重いかしら?
貴方なら出来そうだけど。 それとも、一人はあの5番の彼女みたいに慣れた方が良かった? でも、なれない子を二人、は難しそうね。
カルヴィナも、買われない事への不安かしら? 痛いのがいやなら、痛くなくなる方が良いと思うのだけど。 いつでも構わないの。 [そこまで言って。カルヴィナの言葉に又イアンを見た]
たぶん?
(237) 2010/04/07(Wed) 03時頃
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良家の娘 グロリアは、告げられたマーゴの名に頷いた
2010/04/07(Wed) 03時頃
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そうね。 こんな場所で、奴隷としてつれてこられて。
綺麗なままいられるのかしら。 もし買われなかったら、どうなるかわからない。 でも、買われたとしてもそれは同じ。だって、扱いは奴隷なのですもの。 勘違いなさらないで? 私はあなた方を「奴隷」として買う女よ。 優しそうに見えるから、買われた先もそうだとは思わないで欲しいの。 [それは忠告の一つ。 出来るのは命の保証だけ。それすらも、息子に見つかればどうなるのかわからないけれど。 ただ、それでも、受け入れてしまえば楽になるのかもしれない]
(241) 2010/04/07(Wed) 03時半頃
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良家の娘 グロリアは、記者 イアンの目線には怯まず優雅に目を細めた
2010/04/07(Wed) 03時半頃
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[イアンがカルヴィナの顎を掴み、それに対して囁くようなカルヴィナの声。 艶のある女の表情。 それを見る視線はどこか嬉しそうで]
私がご馳走かはわからないわよ? 少なくとも、夫は2年で抱くのをやめたから。 [笑みのままさらりと口にした。 イアンから告げられた言葉に、僅か困ったように目を伏せて]
その、言葉は褒め言葉として受け取っておくわ。 でも、片方を指定されるのは、ダメね、口が過ぎるわ。 貴方と彼女の絡みも見てみたいけど。それは舞台でお願いしようかしら?
――でも、そんなに抱きたいの? なら、貴方を買ったら、私を抱きなさいな。 一度目は、許してあげる。二度目は、満足させてくれたらよ。
(244) 2010/04/07(Wed) 03時半頃
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[買ったら。条件はつけたけれど、今のままならイアンを買うのは彼女の優先順位の一になっている。 男性を一人、は必ず。 体躯の優れた彼ならば、体としても問題はない。
ただ、使い物になるのかは別で、それを試す目論見もあり少女を餌にはしたのだけど。
同じ処女でもカルヴィナの方に構ってしまうのは、つがいにしたいからではなく。 自分が施されたことを、彼女にもと思うからだった。 同じ、貴族の娘。 彼女の体は、何処まで男に反応するのだろう、と二人を興味深そうに見て]
(246) 2010/04/07(Wed) 04時頃
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[Yesと答えるイアンへ向けて、首を傾げ]
その理由は、目的と手段が逆だわ。 でも、それが貴方の理由なら、それ以上は問わないけど。
どうして、抱かれないと思ったのかしら? ……当たっているけど、正解ではないわ。 夫は、ただの事故死よ。
[仕掛けたのは息子ではないのだろうかと少し思うところもあり、それ以上は言わず。 カルヴィナの口を塞いでこちらを見る視線にどうしようかと思案する]
二人がよいのなら、舞台で、というのでもいいわ。 ここでもよいけど。マーゴは、大丈夫? 熱くなったら、いらっしゃいな。沈めてあげるわ。
[マーゴにもそう声をかけて*微笑んだ*]
(253) 2010/04/07(Wed) 08時頃
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やめたのは、私に飽きたからだと思うけど。 婚姻は父との約束だったから、離婚しなかっただけ。 今の私は、それなりには自由だわ。 [満足しているわけではないけれど。 イアンの言葉に笑みは消えなかったが、それは少し陰を落とす]
部屋なら、一つとなりにあるはずよ。客間と繋がっているの。お買い上げした奴隷を試せるように配慮されてるのだったと思うけど。
[扉を示す。その向こうへカルヴィナを抱え歩いていくのを、ゆるりと追って。風の当たる場所から眺めようと椅子を用意させ腰を下ろす]
(271) 2010/04/07(Wed) 13時頃
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[椅子に座ったところで電話に気づく。出ると用件だけを短く話した。
マーゴがイアンの手をとるなら邪魔はしないつもりで]
カルヴィナ、私は処女喪失について美しい思い出を持たせたいわけではないのよ? 痛みは次の手を遅らせるだけ。それを危惧しているだけなの。貴女の場合はね?
[だから、三人でするというのならば止めない。 扇子で自身を扇ぐと、寝台の上の様子を笑みを見せて*眺める*]
(273) 2010/04/07(Wed) 13時頃
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―寝室―
[カルヴィナの未練はない、と言う言葉にそう? とだけ声をだして。 何事かイアンへ囁いたのは、聞こえなかったが、気にするところではなかった。 やがて扉がノックされた。 どうぞ、といって扉が開けられると、奴隷の一人がそこに立っていて]
どうなさったの? 見学かしら? それとも売り込み? 貴女は、そんな様な人ではなさそうだと思っていたけど。
名前を聞いてもよろしいかしら?
[聞くと、「パトリシア」という返事が返る。見学をするようなら、反対はせずに。又寝台へと目を向けた。
寝台の上で行われている事に、見る視線はやはり微笑んでいる。 口付けも、愛撫も、衣服を脱ぐ動作も。そそり立つそれも。
(359) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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[舞台で見ていたよりも悦びは大きい。 あれを受け入れたら、満足することが出来るのか。 愛が欲しいわけでもなく、求めるのは「女の身体の悦び」。
自分の体のことはよくわかっていて、何故満たされることがないのかも理解している。
そのように施されたのだから]
(361) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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[イアンの手の動きを、視線の先を、カルヴィナの息遣いを、火照る肌を。その瞳に収めながら、彼女自身が火照る様子はない。 それでも、微笑みは常よりも艶を帯びてそこに在る。
カルヴィナの蜜壷へと宛がわれ、少しずつ埋まっていく昂ぶりを、彼女は一度だけ見て、視線は二人の上半身へと移る。 少女の悲鳴に、形の良い眉が僅かに動いて、けれども笑みのまま。
終わったかと尋ねる声と返す返事に、又眉を寄せて]
痛いのは、当たり前よ。 貴女のように、箱入りで育ったのならなおさらね。 彼が下手なわけでもないとは思うけど……ああ、大きさの問題もあるかしら。 ジェレミー様が買い上げて言った彼のなら、そこまで痛くはなかったのかもしれないわ。
(362) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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イアンのは大きくて硬そうですもの。
[引き抜かれるそれに又視線を戻す。赤が絡みついたまだ大きいそれを見て、そしてマーゴを見た]
マーゴ、あなたも、入れてもらったらいいのよ。まだ、イアンは満足していないもの。 ねぇ。
[こちらを見る視線を返すように、イアンを見詰めた]
(363) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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貴女を買うかどうかは、私の懐次第よ。 でも、そうね。 それくらいの悪態ですむのなら、貴女の成長を見てみたい気はするわ。
[カルヴィナの言葉に微笑んで告げる]
彼でなかったら、もっと痛かったかもしれないし、痛いと声をあげることすらできなかったのかもしれないわ。
ここが、どんな場所なのかもう理解しているのでしょう?
あとは、そうね。 貴女が、貴女の身体で、男性を悦ばす事が出来たら、かしら。……いいえ、そこまで求めるのは酷かしら。 それは買ってから教え込めばいいことだもの。
今すぐには、買うといえないわ。 もう少し待って頂戴な。
(366) 2010/04/07(Wed) 23時頃
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侮っているわけではないのだけど。少なくとも、手順は踏んでいたようだけどね? 身体が覚えれば、最初のうちは痛いかもしれないけど、そのうち痛くなくなるわ。 でも、それを快感と感じるかどうかは人によるけど。 舐められた方がまだ、といううちは、まだまだよ?
男性を悦ばせるのは手だけではないわ。 貴女の肌や声もその手段になるのよ。 その、口もね。
[にっこりと。他のところへと聞かれると頷いたが]
行ってもよろしいけど、まだ立てないのではないかしら? 勉強は、いいことね。経験を積むのも必要だわ。
(370) 2010/04/07(Wed) 23時頃
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―回想?・>>371―
[誘いは断られたようで、けれどそれにも何も思うところはないようで。ふわりと笑みを見せて彼女の様子も見ていた。 寝台の上の様子に少しは反応したらしいと、くすり笑った。
行為の後、マーゴへと手を出すイアンと、それを受ける様子のマーゴへ声をかける]
満足、できるといいのだけど。 イアンが最初にマーゴを呼んだのだから、二人続けては嫌だと、言わないでね? 貴方が疲れるかもしれないけど。
終わったら、何か飲み物でも用意させるわ。 リクエストがあったら言ってね。御褒美よ。
(376) 2010/04/07(Wed) 23時半頃
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[イアンから向けられた視線は、見つめ返し首を傾げるような動き。 口元は扇子で見えない。 緩やかに扇いで、金の前髪を揺らす]
本当、大きさだけなら、同じくらいかしら。
[誰のとは言わず、扇子を持つ手とは逆で唇を押さえた。 指先をちろりと舐める。
少しだけ、身体が熱い。その熱さが、「薬」を常用する彼女にとっては丁度よい熱さだった]
(392) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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奥様でいいわ。夫はなくなったけど、まだ籍は入れたままだもの。 世間的にもね。
勝手には、始めないわね。 私がお願いしたのよ。
矜持を奪うたいわけではないけど、似たようなものね。 後者は、その通りだわ。 それ以外に何かあって?
[パトリシアに問われればそう返す]
奴隷ごとき、などとは思わないけど、ずいぶんと卑屈な物言いをするのね? まるで貴女がそう思っているようだわ。
(397) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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[メイド姿の彼女は、舞台上とは又違ったように見える。猛禽類を思わせる眼差しは今は穏やかにも見えるほど。
控えて立つ彼女を見上げて]
心持次第だと、言うには言ったけど。それすら辛い時があるのは確かよ。こんな場所ではね。 客である私がそれを言うのは可笑しいのだけど。 手放せば楽になる。 でも、手放さなくても、楽になる方法は、ある。 見方を変えるの。
奴隷を買ってしまえるような、ね。 [まるで自身がそうだとでも言うような口調]
貴女は、どうしたいの? 尊厳を捨てず、ここに残りたい? それとも、くだらない矜持など捨てて買われたい? ああ、貴女なら、ここから逃げてしまえそうにも思えるわ。
(405) 2010/04/08(Thu) 00時半頃
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