17 吸血鬼の城
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時頃
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[焦がれた白薔薇から紡がれる音色は女の求めた音ではなく 甘い言葉を囁かれたというのに傷ついたような相貌をする]
――…変わらず留める事など出来ない。 貴方の笑みが好きだったわ。 案じてくれるその心は何にも代え難いものだった。
[触れた唇の温度も何もかも変わってしまったことばかりに 気がいってしまう]
…………。
[胸が痛むのは罪悪感からだ。 きっとそうに違いない。 そう決め込んで女は壊してしまった大切なものを想う]
(202) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時半頃
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[裡に、ふと、白薔薇の声が響く。 ああ、彼が、フロレスクなれば、
闇にあっても、落ちぬのが理解できた気もしたが、
それは幻だったか、と思う。
また、そう、考える自分に苦笑い。
なぜ、自分はもう闇なのに、こんなことを考えるのか。]
(203) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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>>199>>200 [その者が何を言っているのは、ほとんど聞いてはいない。 ただ鼓動の強く波打つをその耳は拾う]
――……いい、音ですね。
[呟いて、しばしその後を追えば――甘い香り 廊下に残る血の痕は、ああ、かつての友のもの。 触れた温度を思い出せば、途端、渇望が湧き上がり]
[薔薇の香は甘く漂いはじめる]
ええ、本当に良い香り。 ――ああ、けれど黒薔薇……
[指先がす――と、その首に伸ばされようとして、留まる。 熱を滲ませた眼差しは、眸の――己とは対照的な氷れる青を見る]
あなたは「いけない」のでしたね。
(204) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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[くすり、と笑みを残せば―― 白薔薇が次に向かうのは、この甘い血を存分に喰らった者の元]
(205) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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[三度のノック>>185に扉をゆるく振り返る。 其処には常通りとも見える黒薔薇の姿]
――…私に護衛など必要ないわ。 お兄様の事だけを最優先に……
[城主の力は女のそれより強くある。 けれど若しもの事があってはならないと 黒薔薇にそう告げて]
そうね……、少し疲れたのかもしれない。
[白と黒の薔薇を一度だけ交互に見遣り それでも嫣然とした笑みを刷いて女は闇に溶けた**]
(206) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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―テラス― [同属の気配、ましてや 懐かしい血の匂いを漂わすそれは見つけるのは容易い]
――…そのように、 身を乗り出されては、落ちますよ?
[纏うは濃密な薔薇の香り、 それ以外はなんら変わらない。 ただ青い双眸だけが、昂まる渇望に濡れて輝きを増している]
(207) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 14時頃
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>>207
――…ッ
[来訪者には目を丸くせざるえない。 彼は、自分よりも、きっと能力は上だと、思った。]
ここから
落ちても、 魔物ならば大丈夫かどうか、試してみるのも?
[それは冗談には聴こえないかもしれない。 だが、濃厚な薔薇の香りは、外にあっても圧迫感があった。
その煌煌と光る眼も。]
(208) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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―食事の間― [ベネットの差し出すナイフを、形見の品をメアリーが拒んで― 果たしてそれからナイフはどう動いたか。 男は行方を最後まで見守ってから、その会合から抜け出した。 そして向かうは詩人が死んだ場所、食事の間。 その部屋はいまだに血の―何か催的な甘さを持つ香りが満ちていた。
かつて詩人が座っていた席に腰掛けると 影にワインボトルと2杯のグラスを所望して]
いつかの約束を果たさなきゃ男が廃るってもんよ。特に女との約束はな。
[紳士だし。 と反応を返さぬ影に語りつつ 心に浮かぶのは開幕の夜、飲酒を窘めたあの女**]
(209) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>208 [魔性はゆるりと音のない足取りで近づいて]
――……おや、 その口ぶり、
人を勝手に 庇って おいて…… 自分だけは、死にたい のですか?
[すぅ――と、目を細める] [かつての望みなどもう残ってもいないのに、 揺らいだ感情の残滓だけが、淫靡な薔薇の香を強くする]
(210) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>210
[空気が、噎せるほどの芳香に…… それは完全にこの場所を彼が制していることを示す。]
庇った……ああ
でも、あの時は、君が死にたいなんて、 知らなかった。
[それは、言い訳に、なるだろうか。 ただ、その口ぶりは、 あきらかにいままでの彼ではなく……。]
君の意にそぐわなかったのなら、すまなかった。 じゃ、どうすればいい?
君を殺せばいいのか?
(211) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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― 客間・自室 ―
[あてがわれた部屋で、荷物を開く。 僅かばかりの持ち物の中から化粧の道具を広げ、鏡に向かう。
唇に紅を乗せ、爪に朱を置く。 さっと薄桃のチークをはたけば 鏡の中にいるのは、毒に侵された徒花ではなく 未だ手折られぬ、たおやかな百合。
ドレスは黒のまま、純白の長いヴェールを被り 部屋を出て、階段へと向かう。]
―→上へ ―
(212) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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[人には聞こえぬその聲に、返す口唇が音を紡ぐ]
あなたが私を―― 私の名を、 ……惜しむ由縁などないでしょう?
[甘くどこか切なげにも響く、幻奏]
嗚呼――、 いいえ、でも感謝しているのですよ。 “薬”の処方にも、お礼をしなければなりませんね。
[>>211 身を寄せれば、指先はつ――っと首筋に伸ばされて]
(213) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>213
君の名は、 知っているものであれば、みな…
[どこか懐かしい旋律にも似たその声に返そうとしたとき、 すっと伸びた手が首を捉えようとすること、
そのまま、青色の眼で見た。]
――……こんな血でいいのか?
(214) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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薬屋 サイラスは、同属の血には、反応しない自分に、気がつく・・・。
2010/06/23(Wed) 15時頃
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>>214 [その沈む水の色を誘惑するのは、血の悦びだけではなくて。 白薔薇の双眸は、重たげな睫毛を震わせて―― 先の記憶を呼び覚ますように、熱い吐息を首筋へ]
血ではなくてもあるいは、
―――赤と 白と――
[首筋をなぞった指先は、一度下肢へと下りる]
……どちらがよろしい? 処方していただいた時は、両方 していただきましたけれど。
[捕食者となった白薔薇の片手は、優雅に男の身を抱いて。 問うてはみたけれど、首筋から漂う血の、懐かしい匂い――]
(215) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 15時頃
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[指がなぞる場所。 拒絶することはない。
自分は、噛むことは赦されていない。 彼はそうならば、そういうことだ。
もう、 人ではない。]
――……好きに、するといい。 それが君の薬になるなら……。
[絡みつく手、首筋に牙が埋まるのであれば目を閉じて……。 その血は彼の友人の匂いも濃く持ったままだとは、自身では気づけず……。
下肢に降りた指には、びく…と身を震わせる。]
(216) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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>>216
薬?――いいえ、ただの戯びです。
[震える身には哂う、 戯れのように指先は下肢をなぞって]
――もう少し、嬉しそうになさっては? あんなに夢中になって、私を貪っていらしたくせに。
[かろやかに跳躍すれば、男を抱えたその身は柵の上、 紅の月へ、男の首を捧げるサロメのように指を絡める]
目は閉じないで――…
[白薔薇の乙女がごとき微笑] [けれど一度首筋を舐め上げるつめたい舌の、淫ら]
(217) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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……あ
[煽る言葉を聴きながら、否定に考える。 ああ、そうか……。
薬を求めているのは、自分、
なのか?] ――…ク……
[そう、何か理解したとき、身体が宙を舞って、]
――……ッ
[柵の上、首筋の舐られながらも目は開けずにはいられない。 ひやりと、全身につめたいものが走った。それはきっと怯えた表情をさらけ出すことになる。]
殺す のか?――………うぁ………くッ
[問い詰めると同時に、身体に与えられる愛撫に身をすくめる。]
(218) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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[問い詰めるような言葉に、唇は一度離れて]
だとしたら? うれしいのでしょう? どうしてそんな顔をなさるのですか?
――…なんて、救いがたいのでしょうね
[そしてその首に牙を埋め込めば、甘い芳香。 男の身にもたらされる吸血の快楽、
二つの影はぐらりとゆれて、紅の月下の夜を、落ちていく――]
[白薔薇は知っている] [己の身がいともたやすく重力に抗えることを]
(219) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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[これは女が失った記憶の一欠片。 今は城主とメアリー・トレメインだけが知りうる記憶。
人だった頃の女の世界は今と変わらず狭かった。 住まう屋敷と白薔薇の庭園だけが彼女の知る世界。 生まれつき身体の弱かった女は外の世界を知らない。 白い薔薇と幼い兄妹と家族だけが心の慰め――。
医師からは二十歳までは生きられぬと宣告されていた。 けれど女はそれを嘆かず全てを享受していた 残る時間が長くなくとも女の心は満たされていた。
白い薔薇の花束を贈ってくれたサイモンとの思い出も 栗色の髪に花を飾ってみせた幼いメアリーとの思い出も 女が失ったしあわせだった頃の記憶に他ならない]
(220) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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[――美しくも哀しい魔性との出逢いは偶然か必然か。 何時しか女の姿は白薔薇の庭園から失せていた。
家族のことも サイモンのことも メアリーのことも
魔性に抗った記憶さえ消えうせて
大事なものを失ったことだけを感じながら 再び目覚めた翡翠は美しい魔性に心囚われる]
(221) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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>>219
――……あッ
[落ちる、そう思ったのと同時に、首に埋め込まれた牙から広がる快楽。 それは、ローズに齎された時を思い出し、それを忘れるほどの……
甘いけど、強烈な感覚で…。]
ひぅっ………
[身体全身に走るのは、抜き取られる冷たさだけではなく……。]
――……ッ
[同時に落下で頭から血は抜けていくようで……。 そう、死ぬのかということすら、ぼんやりと…。]
(222) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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[男の小さな悲鳴を聞けば、 血を滲ませた口唇が微笑み、吸い上げる血の一滴が零れた]
―――…ふふ
[落下の感覚がふわり留まる、 白い燕尾の裾を羽のごとくひるがえして降り立つ、枯れ果てた庭園の中。抱いた男の首筋を、一度舐めれば噛み傷は消える]
[壊さぬように――と加減して与えられた魔性の血、 懐かしい匂いの血と共に、その魔性の血で喉を潤せば――]
[己が裡でまた、闇の薔薇がまたひとつ花開く]
――白も、施してさしあげましょうね?
[乱れた髪もそのままに赤く滲む口唇を舐める。 漂う淫靡なる芳香、快楽に浸された男に触れようと、 白薔薇はその手袋を外した**]
(223) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 16時頃
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>>223
[吸血の虚脱感、落下の事実、それと施された快楽によって、失いつつあった意識。
だが、完全にブラックアウトする前に、地上へと彼は降り立った。 朦朧とする中、そのままぐたりと身は白薔薇に預ける。 ただ、それでも甘い芳香に犯された身体は、そのままで、地上に横たえられる時、やはりすっと唾液が落ちた。]
――……あ、ぐ……ッ
[見えるのは、白薔薇の淫靡な笑い。 そして、その両手を護っていた手袋がはらりと落ちる。
もう、目は閉じずにはいられなかった。**]
(224) 2010/06/23(Wed) 16時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時頃
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― 食事の間 ―
[闇に溶けていた女がじわりと滲むように姿を現す。 其処に足を向けたのは食事を求めての事ではなかった。 ――怪我をしていた大きな迷子が気に掛かっただけの事。
女は入り口からゆっくりとドナルドの方へと歩み寄る。 その口許には微かな笑みさえ湛え 何事も無かった風に純白のドレスを揺らす]
――…本当にお酒が好きなのね。 怪我の具合はいかが……?
[首を傾げ問う様は少女の名残を残すよう。 席にはつかぬまま二つのグラスを眺め微かな吐息を漏らす**]
先約があるのかしら、ね、紳士さん……?
(225) 2010/06/23(Wed) 17時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
薬屋 サイラスは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
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[贄の娘は、静かな、弛まぬ足取りで上を目指す。 上へ。さらに上へ。
だが、その途中。 頬に風を感じて、立ち止まった。
視線を動かせば、テラスへと通じる硝子の格子戸が開いている。 風に誘われるようにそちらへ歩み テラスへ出る。]
(226) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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― テラス ―
[久しぶりの風だった。 中庭を、森を眼下に見下ろす場所で 娘は深く息を吸う。
黄昏の霧に包まれたこの城でも、 風はなお、遙かに続く世界を感じさせた。
ゆらりふわり。 純白のヴェールが、風にたなびく。]
(227) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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花売り メアリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 18時頃
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―庭園―
[白薔薇の芳香がすっかり移りきった身体、立ち去った薔薇の姿は追わず、そのまま、ぼんやりと枯れたそこに佇んでいた。
これから、どうなるのか、わからない。 ただ、もう、
人ではない、それを、 理解して……。
生きるのか、死ぬのか、 を考える。]
(228) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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薬屋 サイラスは、乱れた服のまま、また城の中に入っていく・・・。
2010/06/23(Wed) 18時頃
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―サイラスの部屋―
[戻るのは、自分の部屋。 ヘクターの遺体は片付けられていた。
寄り添う影が服の乱れを直そうとやってくる。 それを制止して、
白薔薇の芳香を漂わせたまま、薬鞄を開ける。]
ああ……
[ふと、見ると、ヘクターのものか、スキットルが転がっていて…手にとった。 そして、躊躇せず、中身を飲み干していく…。]
――……渇く……。
[薔薇の匂いと、アルコールの匂いが混じり、 血の残り香もそれに立ち込めるか。]
(229) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 18時半頃
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[白薔薇から差し出された指>>204を、目を細めて見つめる。]
……ええ。「いけません」。 私はまだ与えられていないのですよ、「白薔薇様」。
[そして、熱を帯びた白薔薇の眼球に、己の視線を合わせる。]
私は下賤な人間――そして備蓄された「食糧」のひとつでございます。それ故に、私はこの血に「潜む」芳香を感じ取ることができない。肥え太らされ、旦那様やお嬢様が美味しく召し上がる、その日まで。
……或いは、この私にはその日すら与えられぬのかもしれない。
全ては、旦那様のご意志ひとつ。何とも残酷な話でございます。
[忽然と微笑む白薔薇を見つめ、淡々と言い放つ。 しかしその鼓動は嘘をつけず、激しい鼓動を鳴らし続ける。]
(230) 2010/06/23(Wed) 18時半頃
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[白薔薇がその場から離れるのを視線で追い、黒薔薇は血の跡の片付けを再開する。
[黒薔薇の鼓動は、いっそう激しさを増してゆく。
――『あなたは「いけない」のでしたね。』
その言葉に、白薔薇の優越感と選民的な思想が見え――或いは、単に黒薔薇がそう感じただけか――彼の胸に深い闇が渦巻いた。
肥え太らされている時間がもどかしい。何故、白薔薇が選ばれたのか。何故、まだ自分は飼い慣らされているだけなのか。
嫉妬、羨望、憎悪――… 彼らの仲間になりたいわけではない。元より自身が誰かを心から信頼する類の人間ではないことを、彼自身よく知っている。
――この「痛み」には、「悦楽」が伴わぬ。 そのことも、彼自身よく知っている。 ]
[奥歯をギリギリと噛み、白薔薇が通っていった場所を憎々しげに睨み付ける。だが、その歯は未だ、人間のそれのまま――**]
(231) 2010/06/23(Wed) 18時半頃
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