73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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あの子に会いたい? 今会ったら、暫く会えない。 それでもよければ代わるけど。
僕は…君達を苦しませたかったわけじゃないんだけどね。
[苦笑には呆れも含まれよう]
いいの?棘を受け入れて。 この子が悲しむんじゃないの?
体は代われないんだ。 仮に代われても、そんなことしたら多分エリアスは眠ったままになってしまうよ。
(139) 2012/01/01(Sun) 17時頃
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それにしても僕は信用がないのかなぁ…
[セレストの言い草には苦笑ももれよう]
本当にお互い大事なんだね。 香りが消えてもそのままでいてね。
(140) 2012/01/01(Sun) 17時頃
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えー……
[顔も赤いし、怒っている気配を感じれば頷きはした。 が 理由がわからない、という風に声は毀れて。
ただ、その口が、サイラスの名を零すのには 軽く唇をかんだ。]
…………どう、だろう……
[いないといいな、と瞬間思ってしまって ゆるく首を振る。 フィリップはそれ以上口を開くと 何か言ってはいけないことをいてしまいそうで 口をしっかり閉じたまま、 それでも、繋いだ手は離さず*またあの部屋へと*]
(141) 2012/01/01(Sun) 17時頃
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えーって何さ。…もう
[繋いだ手のひらに汗をかくような感覚に首を一回強く振って]
オムライス全部食べてたりしたらびっくりだよね
[笑い話にするように話しかけるけれど、あんまり言うなと言ったせいかフィリップは静かで、部屋が近づくたびに不安は*募っていった*]
(142) 2012/01/01(Sun) 17時半頃
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カルヴィンは、フィリップも、もっと沢山話せばいいのに、と不満に*思った*
2012/01/01(Sun) 17時半頃
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……あぁ。そういう事だったのか。
[モリスは長い眠りから目を覚ます。 いや、今も起きているのか寝ているのかわからない状態だけれど。]
(+37) 2012/01/01(Sun) 18時半頃
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多分、『こっち』の方が幸せなのかもしれないけどね。
[モリスは自分の体に刻み込まれた情事の痕を見れば。]
まぁ、だいたい彼の言っている通りで。
(+38) 2012/01/01(Sun) 18時半頃
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彼はオレらの心の奥底に秘めてるモンの手助けをしてるのは確かっスよね。
[モリスはそのまま当ても無く歩き続ける。]
(+39) 2012/01/01(Sun) 18時半頃
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……会いたい。
[>>139本心は小さくこぼれる、けれど。]
……でも、いいよ。 俺も、エリーに負担かけたいわけじゃないんだ。
[その代わりというように、頬に当てられた手に顔をすり寄せる。]
……俺はもうよごれているもの。あと数度、何をしたって変わらないよ。
[自分の思いとしてはそうで。自嘲ぎみにくすりと笑う。]
あァ、でも……エリーが戻るまで待ちきれないっていうのなら、浮気と同じになるのかな。 ……エリーには知らせないでね。
[自分を軽く考える癖は、一朝一夕で消えるものでもなく。人差し指を口にあて、小さく笑みを作った。]
(143) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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…どこまでが情といえるのかはわからないんだけどね。 [擦り寄せられた頬を何度かゆっくりなぜ下ろし]
ね。…君にキスしても、いい? 言わない約束、守るから。
(144) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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そりゃァ咲きたいからっていきなり人を乗っ取って、無差別にこんなのに巻き込んで、信用しろってのが難しいさ。
[少しずつ落ち着いてきて、減らず口も叩けるようになった。 始まりは何だっただろう。同じ温度の『好き』を振りまくだけのつもりが、この同室者は事あるごとに体調を崩すから。 心配し、看病していればどうしたって関わりは深くなる。形だけの浅い付き合いを保つのは、難しすぎて。 いつの間にか心の、一番深い位置まで染み込んでいた。]
君に言われなくても、大事にするよ。
(145) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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……キスを。
[身体は同じだから、却って躊躇った。 二人で交わす最初のキスが、すでに済まされていたとしれたら、拗ねられるだけじゃきっと済まないだろう。]
……人工呼吸みたいなもんかな。 いいよ、精気ならいくらでも持っていって。
[けれど思い直し、くすりと笑って、エリアスに顔を近づけた。]
(146) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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別にいきなり寄生したわけじゃないし。 んー……
[自分のせいでエリアスは体調不良続きだというと 燃やされた上に根っこをヤギに食わされそうなのでやめといた]
やっぱり僕には君達の心情なんてわかんない。 でも君にキスしたらわかるかな 君に…
[抱かれたらわかるかな、とまではいわない]
(147) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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案外あっさりOKなんだね。
[きょとんとしてセレストを見つめるけれど、 寄せられる顔に目を閉じて迎え入れる]
ん…
[柔らかく触れるそれは甘くて甘くて
先すら求めそうな]
(148) 2012/01/01(Sun) 20時半頃
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[べネットの言い分には、少し、いや、大分?言いたいことは、あったのだけれど。 それは、アイスブルーだけが物言い、音にはならない。 そうすれば、鈍いという彼は……気がつかないのだろうか。]
とりま、雪うさぎ作りついでに、中庭の薔薇の様子でも見に行く?
[げふんと、空咳を打って、提案を一つ、同室者の二人に向けた*]
(+40) 2012/01/01(Sun) 21時頃
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前から憑いてたの?
[まさかこいつのせいでエリアスが体調不良とはさすがに思わないが、負担になっているんじゃないかと眉を潜める。]
さァ。俺だってわからないもの。
[目を閉じて柔らかな唇をあわせ、軽く遊ばせる舌は少し慣れたもの。 薔薇の香りの影響はもちろん、触れているのがエリアスの身体だとおもえば、もっと先を求めたくなるけれど。精気だけ与えるつもりだから、と名残惜しげに唇を離す。]
……おしまい。 どう?
(149) 2012/01/01(Sun) 21時頃
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[触れあうくちびるは麻薬のようで。 薔薇の香りは艶やかさを増す。 庭の白薔薇も、僅かにその花弁を綻ばせ。
僅かに触れる舌を追いかけようとして… おしまい、と離された]
…ケチ。もう少し、くれてもいいのに。
[些か不本意そうに呟いて。 目元にうっすら紅薔薇を浮かべながら、 それでも「ごちそうさま」、とちろり、自分の舌を舐めて]
(150) 2012/01/01(Sun) 21時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/01(Sun) 21時頃
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[ノックスの視線に、そのアイスブルーを見詰めて]
……俺が誰かを好きになっても気付かないかも、じゃなくて、誰かに好意を寄せられても気づかないって意味なんだけど。 ノックスを好きな気持ちは変わらないよ。
[何か言いたげな色に答える]
雪うさぎ、この状態でも作れる、かな。 作れたとしても、起きている人には見えないかもしれないけど。
[中庭に出ることには同意して、立ち上がる。 まだ少し腰に違和感が残って、二人の後からついていこうと、出るのを待った]
(+41) 2012/01/01(Sun) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/01/01(Sun) 21時半頃
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……これ以上はだぁめ。エリーにあげたいの。
[わざと後輩に使うような柔らかな言い方で。流されてしまいそうで怖かった。]
……っ、欲しくなっても俺以外に頼んだりしたらダメだからね?
[身体を離して、少し距離を。整った顔が赤く染まっていて。こちらもうっかり赤くなる。]
……ほんとさ。決意が鈍りそう。
[小さく小さく呟いた。]
(151) 2012/01/01(Sun) 21時半頃
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えー…駄目なの?ケチ。 なら早く僕に咲かせてよ
それにそんな可愛い顔みせないでくれる? 襲いたくなるじゃないか
じゃ、次君から貰うのを期待してる。 楽しみだよ、可愛いセレスト。
(152) 2012/01/01(Sun) 22時頃
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― 廊下 ― [静かな廊下に、常のトーンに戻った ……むしろ少し賑やかなトーンだったか カルヴィンの声が響く。 フィリップはそれを翠を細めて頷き見ていたが 部屋を出る前に聞こえた乾いた金属の音が(>>98) そういう、穏やかな状況ではないんだろうな、と思わせる。]
…………
[部屋に着くまでに、 一番最後に部屋を出たサイラスとは 会えただろうか?会えなかっただろうか? 会えたなら、その金糸が見えたとき フィリップはぎゅっとカルヴィンの手を握った。]
(153) 2012/01/01(Sun) 22時頃
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―回想:廊下の窓より、あのひとの名前を聞いておいで…―
[開け放った窓から風に乗って香が届く。>>95]
この、薔薇の香りは苦手、ですね。
[窓枠にかかる手に力が入った。 薔薇へのキスも、望みの問いも、何故知っている?]
…黙って見ていたんですか? 結局のところ、望みなど、分かりません。 ……噂は噂でしょう?
[騒動>>115。首を巡らせても、窓からは何も見えなかった]
エリアス、くん!?
[『逢い引き』ということは、つまり、1対1でと。 笑みに固唾を飲み、返事が出来なかった**]
(154) 2012/01/01(Sun) 22時頃
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―回想:廊下、もしわたしの賤しい手が…―
[セレストが7人の名を上げる>>112]
何を言うのです…。
[抱かれたい>>113という望みは仮初のように聞こえ。首をゆるりと振った。 彼も『痛い』という。それは心の痛みだろうか。 賤しい手を伸ばし、引き寄せ、自らの身を抱いた。 彼と重ねた肌の温度を、この身はもう覚えてはいない。
『どうしたって』と、何か深い事情があるように聞こえ]
あなたは、何故眠っているのかご存知なのでしょうか。 薔薇が咲くまで…。それが、ゴール、と?
[問いかけ。立ち去る背中を見送った>>114**]
(155) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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ー 図書室 ー
[ここにも誰もいない。埃っぽい知識の堆積が開かれるのをひたすら待っているだけだ。後ろ手に扉を閉めて、一息ついた。薔薇の匂いはここでも存在していた]
これは…?
[閲覧用の卓に一冊のアルバムが置かれてる。なんとなくページをめくってみると、木の葉みたいに何かが落ちた。紫色の紙の栞だ。拾って机の上に置いて、そこでアルバムの内容に気づいた]
冬の薔薇?
(156) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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[追いかけるべきかどうか、迷って迷って…]
…でも、取られちゃうのは嫌なんだ。
[醜い嫉妬と分かっているけど、カルヴィンが他の奴のところに行くのは嫌だなって思ったのは本心で。
探しに出た所で、目立つ赤と2つの金色を丁度見つける。]
…もう、オムライス冷めちゃうじゃないか。
[声をかけて…、二人の手が繋がれていることに気づいて…
一瞬目を伏せた後、二人に向かって自分の手も差し出した。]
(157) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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[そこには特に何か目覚ましヒントがあったわけじゃなかった。一片の詩だ。少年を誘う冬の薔薇、同性の友人に愛を求める少年、咲き誇る薔薇、目覚めを待つ蕾。眠ったまま戻らない友達。噂の域を出ない。取るに足る情報はない。だけど]
ずいぶん愛されてたんだな、この薔薇は。
[それが薔薇の魔力なのかはわからない。でも、何かを希い待つ薔薇と蕾を文字に起こしたこの詩人の気持ちは、随分崇高で、親愛の情を感じた]
だからこいつは戻って来られたのか? それとも……
[顎をいじって考えに浸る。ずり落ちる眼鏡を直した]
薔薇の願いってなんだ?何でも願いを叶えてくれるなら俺は…
[何かに集中すると、薔薇の匂いを忘れていられた]
(158) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/01(Sun) 22時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/01/01(Sun) 22時半頃
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―現在:図書室、私たちがバラと呼ぶものは…―
[薔薇の香から逃げるように。図書室の扉を開けた。 元々、寮に残る生徒の数は少ないと聞いていた。
だから、人の姿に安堵した]
(159) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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― 廊下 ― [フィリップはサイラスの心情を知らない。 肌蹴たシャツから見えた情報と先ほど話したことから 誰か、好きな人がいて苦しんでいる、のかな? (そして、ずっとカルヴィンと一緒だった フィリップはサイラスの情事の相手が カルヴィンではないことはわかっている。) と、しかまだ認識できていなくて。 フィリップからサイラスに嫉妬しても サイラスからもまた嫉妬されているとはわからなかった。]
………ごめん。3人で食べよう?
[気が抜けるほど日常的な言葉だった。 ただ、友人が口付けられているのに 驚いただけなのだろうかと
……出されたても友情、なのだろうけど。 醜い嫉妬心から、フィリップがその手を取ろうと。]
(160) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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[薔薇の香は、近くに有るほどに色濃く、 出された手を握るのは期待したのとは違う方の手。
いっそ彼ごと手に入れてしまえば、取られたことにはならないんじゃないか。 そんな事すら、考えたりもする。]
うん、三人で…一緒に。
[両手がふさがって行き場のない鳥は、肩から何処へと移るものやら。]
(161) 2012/01/01(Sun) 22時半頃
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― 廊下 ―
…………っ
[つないだ手の先。知らない感触。 むせ返るような薔薇の匂い……に 鮮やかなほうは避難するように、 跳ねてカルヴィンの頭上へ動く。]
あ……ごめん、こいつにおいとか……敏感で。 でも、サイラス、薔薇の匂い、凄い……中庭にいた?
[カルヴィンの手を握りなおす。 好きなのは当然カルヴィンで、 もう片方を握るのはむしろ嫉妬の対象。 なのに、薔薇のように赤い目が気になる。 その上、一瞬中庭、薔薇の匂い、赤い跡で 想像しかけて慌てて目を逸らした。 既に冷め切ったオムライスが3つ並ぶ部屋へと]
(162) 2012/01/01(Sun) 23時頃
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? ??
[身持ちがどうだ、とか。 少年は理解出来ない様子で 二人の顔を交互に見つめていた。 よく分からないが、ベネットからも 部屋にいてもいいと判断された、 ということだけは理解して微かな安堵]
雪うさぎ……!
[そしてノックスからの提案に、 嬉しそうに中庭に向かうだろう。 動きの鈍いベネットに再び首を傾げながら**]
(+42) 2012/01/01(Sun) 23時頃
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