56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[自分が捕らえた捕虜が、どんな人間だったのかはわからないが、少なくともまだ捕まっていないという事は、ある程度の技量の持ち主だろう事は予測されて。]
…っ、しょうがないか。
[顔を合わせる事を避けていた赤騎士団の参謀の姿を探す。]
(63) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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[同じように、バーナードの報告>>59 >>62を聞く。 同じ砦内で起こった死はショックな出来事だったのだろう、彼は酷く憔悴しているように見える。 無理もない、と思うが、死を慣れている自分では、慰める方法も分からない。何ができるか分からないが。]
有難う、バーナード。
[せめてもと、彼にかすかな微笑みを向ける。]
(64) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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[溢れる人々の中に、さらりと揺れる金髪を見つけて、オスカーはその男の元へと歩みを進めた。 参謀のディーンとは、昔から仲が悪かった。 オスカーが参謀方からの命令を全く無視し、団長だけの命令を聞いてきたせいである。]
…すまん、頼みがある。
[思ってもみない人物からの頼みに、男は眉間の皺を更に深くした。]
(65) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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[副団長である彼が聞いていないとなれば、自騎士団の誰かが捕らえたのではないだろう。]
ああ、可能性を考えても二人は戻ってこない。 そういうことを考えるのは参謀殿の仕事だしな。
[必要ならば、砦内にも兵を配置しなければならないだろうが、此処で話したところで意味はないだろう。]
弓隊は参謀殿の作戦通り、中長距離からの射撃だったからな。 負傷者は数十名。いずれも直ぐに治療に向かわせている。 死者は……何人かいたが、体制を整えれば問題ない。
[簡潔に報告をする。]
(66) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 22時半頃
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― 医務室 ―
…っ…
[何で、あんな約束をしたんだろう。 手当を受ける際の、腕の痛みを堪えながら思う。
―――俺は、何も信じていないはずなのに。 神様だとか、夢の続きだとか、馬鹿じゃねえのって。 今を生きるために、んなモン必要ねーって、思ってた。]
… …、
[でも、それでも信じたのは―――…]
(67) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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俺が昨日捕まえた捕虜が、地下牢を抜け出して砦内で人を襲っているらしい。 もう、二人殺られた。
[そこまで言うと、ぎゅ、と唇を噛んだ後に言葉を続けた。]
砦中に知らせて、注意喚起参謀してくれないか。 あと、参謀やローズマリー様に、護衛を付けてくれ。 一人にさせるのは危険だ。 お前もだ、相手に狙いがあるのかはわからんが、狙われるかもしれん。
(68) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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そうか……ご苦労。 編成の組み直しに関しては団長と相談してくれ。
[弓隊の離脱者は想定よりも少なく、それは救いだったか]
それにしても、あの乱戦状況でよく抑えた。 やはりお前は指揮のセンスがあるな。 あの話をもっと真剣に考えて欲しいものだが。
[蒸し返した話は半分本気で半分冗談だ。真面目くさった顔で言い放った言葉は、やはり冗談には聞こえないだろうが。]
(69) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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ヴェスパタインは、そうこう話している内に、参謀の所に辿り着くだろう。
2011/07/02(Sat) 22時半頃
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>>64―! お役に立てて…光栄です…。
[副団長の笑みを見たことがあっただろうか。あったのかもしれないが、どちらかと言うとお叱りの印象が強かった。ゆえに、嬉しさはあった。
向かう最中の>>61>>66>>69二人の戦の話には、問われなければ口を挟まないようにしているだろう。]
(70) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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相手を甘く見てた、俺の責任だ。
俺が、そいつを探して、殺る。
[最後の言葉は、ディーンの碧を見つめたままに、はっきりとした口調で。 それだけ言うと、返事も聞かずにディーンの前から立ち去った。]
(71) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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あんたたちが前線で戦ってくれているから、こっちの被害は少なかったんだ。 頼りにしてるしな。
[弓は近接には弱い。 ごり押しで迫られたらとてもじゃないが、被害はもっとあっただろう。]
つーか、副団長。 冗談言う時くらい笑えよ……冗談が冗談に聞こえないって。
な、お前もそう思うよな。 うちの副団長様は、固すぎるって。
[重くなった空気を払う為の冗談だと思い、肩を落とし。 バーナードへ同意を求めるようにそう言った。]
(72) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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アメルン? ここからかなり近いですね…… 書類上ではほとんど無人口の地域とされていましたが。 そうか……人が住んでいるんですか。
[フィリスの返答に思案げに呟く。>>+45 一帯が戦争状態になれば無事ではすまない地域だ。 公子殿下がなぜ彼女の出身を問うのかは分からず、 それもごく純粋な興味だろうかと、視線を流した]
ええ、まあ…… こんな事になったのは、私は初めてなのですが。
[何とも言えぬ同情に、恐縮げに頷く>>+47]
(+48) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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―礼拝堂前―
[ぼんやりと、その大きな扉を見ていた。 人並みに礼拝はしていたけれど、ここ数日は忙しくて、行く暇もなかった。]
ん……ここにも、血……?こんな所にまで……
[それが、自分が来る少し前に、ここで襲撃を受けたノーリーンの物だということは、知る由もなく。>>50]
(73) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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>>72えーっと、まあ。 そりゃーお堅いと言えばお堅いと思いますよ。 茶目っ気なのかわかんないときあるんですよねー。
[ヤニクにつられ普段の口調でぽろっともらす。]
あ…。
(74) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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[ヤニクの返答に犠牲になった騎兵隊のことを思う。 一瞬紅い夢に囚われかけ―――振り払うように首を振った]
馬鹿者、「上官には敬語を使え」と何度言えば分かる。 そもそも私が堅いのはお前のような者がいるからだ。
[眉根を谷よりも深く寄せて、ヤニクを睨みつける。 それはきっと何度も繰り返された、いつも通りの光景で。 ―――されど。]
……ったく、冗談も冗談。 私の後任がお前だなんて全く持って寝覚めが悪い。 緑騎士団の恥晒しだ。
[一瞬だけ向けた柔らかな笑みは、彼の眼に入っただろうか。]
(75) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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ヴェスパタインは、笑みはすぐに消し、バーナード>>74をきっと睨み付ける。
2011/07/02(Sat) 23時頃
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――ああ、その話なら聞いてありんす。 ただ、わっちも捕虜の件は把握しておらなんだ。 今、赤の参謀殿も確認をしてもらっておる。
……護るべき砦に敵が居るなど痛恨のきわみじゃな。 しかも戦争のタイミングで暴れられるなど…それなりに手ごわい予感もしんす。
[ちょうどそれは、赤の参謀がオスカーから話を聞いている頃だろうか]
(76) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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イアンは、ヴェスパタインは今頃どうしてるだろうかと気になった。
2011/07/02(Sat) 23時頃
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血……怪我。
[小さく呟いて。目をごしごしと擦った。]
……うん。行かなきゃ。
[負傷した者…まだ生きている者がいる限り、進まなくてはならない。
動かねばと自覚すると、喉が渇いているのに気づき…水を飲んでから、治療の手伝いに行こうと考えた。]
(77) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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バーナバスは、しまった、うわぁ〜とヴェスパダインから視線を背けた。
2011/07/02(Sat) 23時頃
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……あの、彼女の今後の扱いについては、 決定したかどうか、ご存知ないでしょうか?
[フィリスを運びこんだ後の処遇については 上官に指示を仰いで保留中となっていた。
フィリス本人も聞いておいて良い話だろう、 そう思って、公子殿下が何か知っていないかと、 問いを向けてみる]
(+49) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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[にやりとバーナード>>74へ返し。]
はいはい。 敬語ね、敬語。分かってますよー。
てか、俺があんたみたいになったら、少しは柔らかくなってくれんのか?
[いつものように睨まれても>>75、気にしていない素振りで頭を掻く。 返事をしたものの、敬語で話すことすらしない。]
そう思うんだったら、そうならないようにしてくれ。
[そう軽口を叩いて副団長の顔を見れば、予想しなかった笑みに固まった。]
(78) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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ヴェスパタインは、ヤニクを鋭く睨み付ける。
2011/07/02(Sat) 23時頃
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[>>+48無人口、という言葉に目を瞬いた。]
片田舎の村には違いないけどね。
[それだけ言って、それ以上は言及を避けた。 相手の知らなかった自国の領地に関する情報を漏らしてしまったことに気づいたからだ。 どう扱われるかは、未だ新兵といってもいい彼女には考え及ばなかったが、自分が失態をおかしたことだけは気づいた]
―――、 僕を連れてきたの、あんただったね。 ということは、これ、あんたの分だったのかな。 悪いね、なんで敵兵なんか助けちゃったわけ?
ご馳走様、美味しかった。
[食事を終えると、携帯食のブリキの食器を置いて、話題を逸らすように笑って茶化したあとに礼を言った。 そして、携帯食の品ぞろえは自軍と変わらないんだな、と思った。]
(+50) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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あぁ、アメルン。 あの砂糖菓子最近食べてないな…。
[赤国とその国境付近の他国の地理は、村単位で憶えて居る まぁ、随分昔に叩き込まれた。 何故、とこんなことを聞く理由を問われ、あぁ、と小さく笑う>>+46]
緑国の国境付近の町村に居る皆は、今どんな生活をしてるのか。 それとも皆疎開してしまったのか、とか。 土地の人の詳しい話が聞きたくって。
[軍事的な情報なんて別に要らないけど、そう言った情報は是非とも欲しい。 敵国の土地での情報。 特に民の動きには、皆殆ど気を払う事も無いから]
(+51) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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― 戦場が見える位置 ―
カテーリングラード参謀。
[そうこう話しているうちに、緑の参謀の居場所に辿り着き。 バーナードとヤニクが報告を終えた後、自分からは、騎兵隊の状況を手短に話す。弓兵隊に関してはヤニクから説明があっただろうか。]
敵将、ガイル・カロッサには深手を負わせた。
が、私が確認した限りでは――副将のクリストファーがいない。 目算だが、弓兵隊の人数も少ないように見えた。 ……嫌な予感がする。
[カロッサ兄弟の弟、クリストファー・カロッサ。 勇猛果敢な黒の将・ガイルに比べ、弓を扱う副将は蛇のような目をした、作戦能力に優れた狡猾な男と聞いている。]
(79) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[今後の扱いがどうであれ、負傷した傷口から感染した状態で放置されず、助けられたことは事実だ。 放置されれば、最悪敗血症を起こして死亡していた可能性は低くなかった。
そこからくる印象を差し引いても。
二人と話すのは、初対面のはずなのにどこか懐かしいような錯覚を覚えた。 特に、ムパムピスに対しては親しい人間に抱くような感情に近いものを覚える。 彼の穏やかな物腰がそうさせるのかもしれないが…
首を振る。 負傷して赤国の兵のキャンプに連れられ、疲れているせいに違いない。]
(+52) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[そこにはどれほどの負傷した兵士がいただろう。 それは数えきれない程だが、きっと死傷者はもっと居る。 これほどにも呆気なく、人の死はやってくる。
ふと響いた囁きに、フィリップとムパムピスを思い出す。]
… ―――
[静かに内に溜められる赤が、怒りが、 外に飛びだすのはいつだろうか。]
(80) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[大変、の意味がどういう事なのか、あんまり解りたくなかった>>+47 恐縮気に肯いているムパムピスにも、どういう意味なのかと、思わず苦笑が漏れるけど]
彼女の扱い? ……………確かさっき聞いた時には、捕虜として街まで連れて行くと言ってたけど
[ふむ。間違いなく牢屋にぶち込まれる。 彼女から軍事的な情報は期待して居ないけど、出来れば知ってる分の、近隣の民の動向は知りたい所。 ……牢屋行は勿体ないなと思う]
(+53) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[ヤニクの動きが固まる>>78のを見て、笑みはさっと打ち消した]
当たり前だ、馬鹿者。 お前達のような馬鹿者を残してさっさと死ぬわけにはいかん。
[その表情はいつも通りの厳格さを湛える。 ぽろっと漏らしたバーナード>>64にも鋭い睨みを利かせて]
元気になったようだな、バーナード。 無駄口叩いている暇があったらしっかり働け。サボるな。
[参謀のもとに辿り着いたのはそんな話をしている時であったか。]
(81) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[>>+51重ねて聞かれ、首を振る]
答えられない。 僕、これでも一応軍人だから。
[緑の軍服を摘まんで言った。 開戦間近と言われる相手国のキャンプで負傷して手当されて飯まで貰っている情けない体たらくなわけだが。 ヒトとモノの動きが重要なことくらいは、知っていた。 ベネットにその気がなくとも、彼からふとした拍子に話が漏れれば、どう扱われるかはわからない。]
この制服着て、友人に話をするみたいにはいかないよ。 でも、どうしてそんなことに興味があるの?
[公子というのは冗談にしても、良いところの子息だろうに、と思うと不思議だった]
(+54) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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――医務室――
[怪我人の数は増えている 先程切られた首の傷も再度痛み出し それでも、苦しむ人を元気づけるために、ローズマリーは声を掛け続ける
そこに居る、人影――>>80]
イアン・レッドフィールド赤騎士団長様
[触れれば弾けそうなその覇気に、しかし引く事も無く]
この度は……お悔やみを、申し上げますわ
[後ろからそっと、声を掛ける]
(82) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[ヴェスパタインの報告を聞いて>>79]
その件はわっちも少し気にはしておった。 報告される情報の中に、奴の名前が無いことはな…。ただ、報告が無いだけで実際には副将として動いていると思っていたのじゃが…。 おらなんだか…ぬしが言うなら間違いあるまい――。
(83) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[と、そのくらいで、赤の参謀から、捕虜の件について情報が連携される]
…戦時の直前で、多少混乱しておった時の事か――痛いが…過ぎた事は仕方ないの…。じゃが…。 クリストファーが居ないことを合わせて考えると――どうも何かの流れの様にも思える。 ヴェスパタイン副団長。やはり緑騎士団からも一隊を砦の方に遣った方がいいと思うのじゃが、いかがか。 人選は任せたいが…。
(84) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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あ、いえ、お気になさらず。 ……量が少なくてすみませんが。
[彼女の食事について言及されれば首を振る。>>+50 計算して持ち込まれた糧食の中から、 さらに一人分を供出するのには少し知恵を捻ったが、 主に自分の分と、仲間の分を少量分けてもらえた。
それも、彼女の軍事的な利用価値を考慮して、 という面が多分に含まれていたことは否定できない。
ただ、熱を出して倒れた彼女を見た時、 敵国の民だとか、そういうことは別にして、 単純に助けてやりたいと、自分は思ってしまったわけで。 血気盛んな赤国軍の中では変わった奴だと、 そう評されることも時々あった]
(+55) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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