310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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─ それはそうと、 ─ [雨宿りに駆け込んだ漫画喫茶>>28で偶然出会った記憶やら 演劇だけでは食っていけないからバイトを色々やっていると聞きかじった話やら。 その辺の話諸々が繋がってはいけない線で繋がり、大いなる誤解をした敷波が、大田に詰め寄ることはないだろう。
人には人の神殿があるのだと、 他ならぬ大田が此の胸に刻んでくれたのだし、]
……そうか。 そうか〜〜〜。 いや……そう………なのか? そんな…DMを読み上げるようなことを……彼が………? ………………うーん? あ、やば。 午後の仕事。
[悩み思案しぐるぐると歩き回るほど、 キャリアウーマンとしての彼女に暇はないのだし。]*
(117) 2021/02/16(Tue) 22時半頃
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レイは、ヨスガに話の続きを促した。
2021/02/16(Tue) 22時半頃
エフは、レイに話の続きを促した。
2021/02/16(Tue) 22時半頃
アイリスは、エフに話の続きを促した。
2021/02/16(Tue) 22時半頃
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── ここ一週間の出来事
[気の所為でなければ、ここ数週間、いや、それよりも前だろうか。時折、妙な悪寒に襲われることがあった。
それは散歩の途中であったり。 配達の最中であったり。 仕事を終えてアパートに帰りつく手前や こうして、ひとりで呑気に昼食を摂っている時も。]
……?
[ただの自意識過剰だろうか。内心こそ歪な性癖と恋心を抉らせているが、傍目にはごく普通の枯れかけのオッサンにしか見えない筈で、視線を感じる理由なぞ見当もつかない。]
(118) 2021/02/16(Tue) 23時頃
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─ 昨日の海(の、祟り) ─
え。 アクツさん、倒れ え?
[その日の敷波玲にとって、 朝の事件が『みぃめろでぃ王国、賀東荘内部であることが発覚』であったなら。 夜の事件は、定時を迎えた後に発覚した、それであった。
取り落としたカップがお陀仏しなかったのは、 そこが幸いにもNARUMIであったから。 件の木のカップは今回もよく働いてくれた、が。 普段は1分もしないうちに零れた中身を拭き終えている筈の女は、硬直したまま、微動だにしない。
凍りつくのには1日遅い、という話である。]
(119) 2021/02/16(Tue) 23時頃
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[朝早く、部屋の前で朦朧としているアクツ>>41をニトカが発見>>45し運び込んだと、珈琲の湯気の中で話したのは賀東荘の住民だっただろうか。ひょっとしたら、彼を慕っている担当者>>1:102が来ていたのかもしれない。]
え えー………。
[もしかしなくても、あれ? あの時の足跡、湿ってた、し。 コートとマフラー、置いてって。
あたしが原因では? 言葉には出ず、呆然と中空を見つめる女は 彼と違い、足どころかつむじの先まで海水に浸かっていたので。
『馬鹿は風邪を引かない』の実証実験、 此れにて完了で御座います。]
(120) 2021/02/16(Tue) 23時頃
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[敷波を弁護するのであれば、彼女のカバー能力は免疫維持にまで行き渡っていたということが言えるかもしれない。 昨日部屋飲みには至らずとも旧バーでちょっぴり酒を飲んでいたのは内緒だが]
うっそぉ。 あ〜〜…………… ああ〜〜〜〜……… ざまあ味噌漬け、なんて言えないやつ…………
[テーブルに額をそのまま突っ伏して 吐き出す言葉はNARUMIに居る時特有の締まりのなさ。 誰かに詳細を問われれば、罪状を素直に吐くことだろう。 『煽られたので目の前で寒中水泳してやりました。 そのせいであっちも身体を多少濡らしたみたいです。』
身から出た錆のケアには慣れている。 チーム全体が己のポカで被害を受けても 己の力で取り返してねじ伏せる技術も持っている。
だが、今回は明らかにジャンルが違う。 己の力でどうにかできる物じゃ、ない!]
(121) 2021/02/16(Tue) 23時頃
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っていうか、だっ。 人のこと、気遣ってる場合かっ。 なんなんですか、あのひとは。 なんなんですか、 もう、 あーーーーー。
[ごつん、ごつん、 二回、三回、テーブルに頭突きをするたびに、 鞄の底で飴が三粒、飛び跳ねた>>40。]*
(122) 2021/02/16(Tue) 23時頃
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[おかわりのコーヒーが届くまでの間。既に昼の連絡を交わし終えたスマホはその役目を終え、テーブルの傍らにあった。 これまで重ねたやり取りを遡ることも考えたが、うっかり三上にやに下がった表情を見られるわけにも、と。なんとなしに店内を見渡す。
二代目の努力の甲斐あって、常に客の埋まりはそこそこ。以前より客層も若く、女性も増え───。]
(……?)
[昨日迷惑をかけたばかりの早乙女、によく似た姿。>>53 しかし、あれくらいの背格好の女性はごまんといる。 試しに声をかけてみるか迷ったが、ばったり顔を合わせたのでないのにそうするような仲でもない。 おまけになんだか、物思いに浸ってそうだったので。>>55>>56 結局、男は席を立ちはしなかったが。]
(あーいう子になら、)
(123) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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(俺がもし、あーいう子だったなら。) (あの人を騙さずに済んだのにな。)
[いまだ開封されていないリップクリーム。 女になりたいと思ったことはない。 女に生まれたかったとも思わないくせに。
どうしても、考えてしまう。どうして、と。
どうして、自分は普通に生まれなかったのだろうと。]
(124) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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─ バレンタイン5日前早朝 圷さんと ─
[廊下で行き倒れるほど酷いのか、と心配が募りつつ、熱い身体を持ち上げた>>97。 引きこもり故体力がなく、よろけてしまいそうだがぐっと堪えて部屋の扉を引いた。
香るのはタバコの匂い>>98。喫煙者ではないため慣れないし、そういえばと思い出す。異性の部屋に入ることすら無いのではないか? そう思うと謎の緊張が襲うが、今はそれより病人の看護だ。
ベッドに寝かせ、冷えピタ類を自室から持ってこようと部屋の扉へ手をかけると、不意に背後から聞こえた声>>99。
熱にうなされているのだろうか。
たまに廊下ですれ違う印象とは違うような、そんな声に心配は更に募り、ぱたぱたとスリッパの音を立てて廊下を駆けた。]
(125) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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[汗を拭いてから冷えピタを貼り、しっかりと毛布を掛けてやる。
市販の風邪薬にストックしていたレトルトのお粥に冷えピタの替え。 このくらいあれば十分だろうと、私は圷さんの部屋に用意して置いておいた。 「お大事に」と、気の抜けた字と人から称される字でメモに残す。
このくらいでいいかな。 これ以上のお節介は、彼と私との関係では気持ち悪いだけだろう。 そっと部屋を去る。身体に一時的に纏ったタバコの香りが、少しだけ私を物思いに更けさせる。]*
(126) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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― バレタイン前日:NARUMIにて ―
[月半ばが近づけば、平静を装いつつもドアベルが鳴る度、待ち人が来たのではないか、と視線を走らせる。 何らかの事情で、逢瀬のない月もあった。 娘さんもお年頃だ。バレンタイン前後は忙しいかもしれない。ナルミちゃん。先代はよく話しかけていたけれど、自分はただ見守るだけだった。なので、ナルミちゃん情報は、先代経由がほとんどで。
誰彼なく話しているわけではないと知ったのは、いつかの彼>>100の反応をみて。知りませんか…?と小さく笑って、それ以上は詳しく話すことはなかった]
(127) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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[それにしても先日は珍しいものを見た。五郎さんの狼狽えた顔>>96 見てはいけないものを見そびれてしまったような気がしつつ、やはり平静を装って、相手の振ってきた今時の話題にのっかった。]
我々はどちらかというと商法にあやかる側ですからね。義理でももらえるだけマシってもんですよ。
[本命からはもらえないのは確定なので、屈託なく笑うばかり。そういえば五郎さんの恋愛事情はきいたことはないけれど、まぁ、そこはお互い様だから、触れずにおこう。 今正にサングラス越しに熱い視線が彼に注がれていたかもしれないが気づくことなく。
「成長具合を」という彼に、 心でドヤりつつ涼しい顔で、差し出したハートはその日一番の出来映え**]
(128) 2021/02/16(Tue) 23時半頃
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─ バレンタインデー前日・昼 ─
[この時期の日本は、あちこちから甘ったるい匂いがする。 気がする。
1ヶ月ほど前からだろうか。あちらこちらで売られているチョコレートを見て、何だこれはとは思っていたけれど、 その訳は職場の同僚が(聞いてもないのに)べらべらと話してくれた。 曰く、この国においてバレンタインとは主に女性が意中の男性にチョコレートを贈る日、なのだと。 最近はそうとも限らないらしいけれど。
お前モテそうだよな、チョコとかいくつ貰ってたんだ?
なんて言われたのは、日本式のジョークなのだろうか。それとも皮肉か。学生時代に貰った物なんて、いつの間にかペンケースに入れられていたミミズしか記憶にない。本当はもっとあったかも。でもそのどれもが悪意ある物だったのは間違いない。
そもそもバレンタイン、チョコ贈る日じゃないし。しかも贈るの、男の方だし。 なんて言葉はもちろん口には出ず、その時はただ首を横に振るだけで精一杯だった。
母国では、男性が女性に花を贈る日だ。]*
(129) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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─ 現在 バレンタイン前日─
[いつの間にか諦め癖がついていた。 ぽいと捨てたチョコレートのパッケージを見る。 このチョコレートだってそうだった。 渡す前から諦めたから一人で完食したのだ。
でも渡したところで何になるだろう。
渡したら今の関係性が崩れてしまうことがわかっている。 (それはどんな恋愛だってそうじゃないか、なんて野暮な突っ込みは置いておいて。)
今くらいの距離感が心地いいのだ。 (なんて自分に言い訳して、決心するのを怖がっているだけ。)
相手も私なんかに想いを寄せられても戸惑うだけだろう。 (そう決めつけてずっと逃げ回っている。)]
(130) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[
あーあ、今日もダメらしい。
]
[溜息一つ、吐き出して。]*
(131) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[ 人魚姫は、我らが舞台の上では人の娘だった。 彼女にとって陸は異郷ではない。 音の無い言葉で語らうことが出来る。
白い紙に黒いインクを落とし、真実を綴り青年に渡したのなら それはかき消されることのなく届く声となっただろう。
結局のところ、娘も青年と同じく自らの意思で沈黙を選んでしまったのだ。 痛みを抱えたまま、傍観者であったのは自分の選択だ。 ]
(132) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[ それを悲恋と定めているのは、当人ではないのかもしれないが。
完成され停滞した一瞬を愛さない者達の、泡になり弾けて潰える恋。 小説、演劇、様々な物語の中で星の数ほど存在する。
誰かの自己投影と需要と常識が、華々しい舞台の地下にあるべき結末へのレールを敷く。 関心が薄い人間と人間の恋であったその物語を別の角度から見ることが出来たのは、隣人の言葉によるもの。 ]
(133) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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─ 客達の世間話 ─
[ 彼女にとっては悲恋だった。 大抵の人にとっても、そうなのだろうと思う。 圷が零した>>36一言へ、答えたのは確かそうした内容。
しかし、竜海にとって目の前の男も“大抵の人”の仲間である筈だった。 一体何故そんなことを言うのか、疑問が一時レンズの奥を覗こうとする視線になったが。 やはり物書きの人は視点が違うものだ、プロなら尚更なのだろう。との感心で終わる。 ]
(134) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[ 実のところ、どうしても評判は団員作の脚本の舞台のほうが芳しくない。 元より愛想も無く言葉も浮かばない自分には、責める権利も無ければ代わりにもなることは出来ない。 誰かに頼めたら、そう思考する時浮かぶ顔は一人>>37しかいないが。 プロに対して支払うことになる金額と、感想も貰えていない実際に未熟な自分達を思えば図々しい願いは向けられなかった。
店内では目礼程度で済ましているのは、そうして作家としての隣人を自分なりに敬い仕事を邪魔したくない思いもある。 物語を生む者にとっては、思考すらもその一部だろう。 ]
味覚は普通みたいなので
[ 話題にしたのは、その代わりだったのかもしれない。 そんなことは勿論表には出さず、淡々と答えた。
美味しいものは美味しく感じる。 少ない食事回数で、口に入れるものが美味いに越したことはない。 お陰で乾パンしか食べないようなことにはなってないわけだ。
故に、今度はこちらが相手の言葉に同意を示すことも出来る。 三上のコーヒーと店についての話は、それからもう少し続いた。* ]
(135) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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─ 現在 ─
[ そういえばあの時の世間話は、ランドリールームの近くで行ったのではなかっただろうか。 思い出したのは、眠る前に溜まっている洗濯を済ませようとその場所に向かったからだ。 バイトを掛け持ちしていると、疲れとタイミングが中々足を鈍らせてくる。 思い至った時に終わらせておきたかった。 ]
(136) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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─ 記憶とは ─
[ 人間社会は忙しい。少し外れた生き方をしている者達にとっても、同じく。 誰もが少しづつ、何かを忘れてゆく。
大田竜海は一つ思い出し、もう一つは思い出さなかった。 あの時隣人に向けられた質問そのものは、引っ越したばかりの人間に対してはありきたりだったせいなのか。 結局は何も落とされることが無かったからなのか。
だが、思い出さないというのは全てを取り落したのではない。 何と答えたのかだけは、覚えていたように。
それは紫煙、白い靄、或いは朧。 掴みきれないという隣人への培った評価の土台には、きっと見えない何かがあった。>>103 ]
(137) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[ だが──── 引っ越しの前、運命の再会に子供に戻ったように胸を躍らせたあの日の大田竜海にとって 出会いは至上の唯一だけだったのは、事実。* ]
(138) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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─ →ランドリールーム ─
大丈夫ですか
[ そこにはしゃがみ込んでいる姿。>>104 自分の洗濯物をそこらに置いて圷の側に行く。 冷静になれば洗濯待ちだったが、ここ最近の彼がどうしていたかを思えば洗濯機にすぐ目はいかない。
誰に聞いたのかはともかく、隣人の急病には鈍感男もちゃんと気づいていた。 追い掛けも聞きもしなかった奇行は、忘れてはいない。
生活能力は皆無である三十路間際男は料理は提供不可能だが、スポーツドリンクを持って行ったり時折様子を見てはいた。 フェルゼ相手と違うのは仕事人と病人の生活リズムの差、気づかれるまでに掛かる時間と運び消耗する体力を考慮してのことだ。
相変わらずの鉄面皮が顔を覗き込もうとする。* ]
(139) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/17(Wed) 00時半頃
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[──意識を目の前に戻す。 そこにあるのは、 ハート、ピンク、リボン、キラキラでKawaiiものたち。 宝石のようなチョコレート。 どれも自分にはまるで縁遠いもので、
……あの人は、どうだろう。 やっぱり誰かに、渡したりするんだろうか。 ……するんだろうな。
相手のことを想いながら、こっちがいい、やっぱりあっちがいいかも、とか悩んだり、 いや、もしかしたら手作りするのかもしれない。 そしたらきっと、とびきり美味しいチョコレートが出来上がるんだろう。 ラッピングは…ここにあるような愛らしいデザインのものより、シックでお洒落なものを選びそう…だけれど、でもそれは僕の中のイメージであって。 この間のカレーの星形ニンジンを見るあたり、実は可愛いものとかも好きだったりするんだろうか…? それはそれでいいなあ。
………いいなあ。 贈られる相手が、羨ましい。]
(140) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[なんて、ぼんやりしていたからだろうか。お店の人に、いらっしゃいませ、こちらの商品大変人気となっております、なんて声を掛けられたのは。 ハッとして、逃げるように店先から離れる。
もしかしたら近くに、同じ住まいの彼女の姿があったかもしれない>>90が、それには気付かず。
何で僕に話しかけたんだ。チョコレートって女性から男性に贈るものなんじゃないのか。などなど、言い返せるのは心の中でだけ。 …いや、最近はそうとも限らないという話なんだったか。 じゃあ、逆というのも有り得て…?]
(141) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[……僕が、あの人に? チョコレートを、贈る?
…いや……いやいやいや。 無理無理。ぜったい無理。
そもそも何でいきなり、ロクに話したこともないくせに、って不審がられるに決まってる。この間のカレーのお礼とでも言おうか?いや、いや、あれは全員に対してのものだったわけだし。ならば日頃世話に…というか色々と迷惑をかけている詫びとして、賀東荘の住人全員に配る、その一つとして…?無理、全員になんて僕のメンタルが持たない。
……それに、もしもし万が一、渡すことができたとして。 彼女は僕に、どんな反応を返すというのか。 端正な顔が歪められて、困ったような顔を浮かべるのだろうか。それとも嫌そうな顔か。いや、ハッキリ物を言いそうなあの人のことだ。結構です、なんてバッサリ言い切られてその場で突き返されるかもしれない。
……想像しただけで泣きそうだ。 やめよう。考えるのは。]
(142) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[──いつもの散歩の途中、春日井にまた、会った。>>61 何かを探るように顔が近づけば反射で背を逸らす。 まだ、件のリップクリームは未開封のままだ。]
あれか、早乙女さんに選んでもらって ショコラの方をあげたよ いや、代金を支払ってもらったから正確には あげたわけじゃないんだが…。
そんなに気になるか?
[珍しい距離感への問いに首を傾げる。 そういえば早乙女も、先日は随分と前のめりだった。>>1:187やはり男のような風貌の奴がこんなものを未練がましく持ち歩くのは、普通じゃない。]
(143) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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というか。…俺より春日井くんが 使った方がいいんじゃないか?
甘いの好きだろ。
[徐にポケットから取り出すのは、パッケージがややよれてはいるが未開封未使用とわかる苺フレーバーのリップクリーム。 こんなになるまで持ち歩いていながら、急に手放そうと思い至った理由は後述するとして。
受け取るか否かは、彼に任せた。 不要と返れば、散歩帰りに捨てるつもり。]**
(144) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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[で。 どうしてこんなに、何やかんやと思考を飛ばしていたかといえば、 現実じゃない、他のところに意識を持っていっていないと、この状況にとても耐えられなかったからなのである。
だっていま自分がいるのは、よりによって人が一番多い時間帯の商店街なのである。
休みなのに急に仕事が入り、でもそれも午前中で終わってしまって、午後は午後で改修工事が入るからとか何だとかで追い出され。 じゃあもう早く帰ろう、と思ったらこのザマである。
思考を止めたが最後、今まであえて考えないようにしていた"人の気配"が雪崩のように押し寄せる。 まじむり。吐きそう。 人の声が頭に響いて、ぐるぐると目眩がする。 呼吸は浅いし、冷や汗は止まらないし、 絆創膏を貼り、もう治ってきた筈の手の傷すら、痛みを主張してくる。気がする。
もういっそ、どこか落ち着いた店で人が少なくなる時間帯まで休んでしまおうか。 そんなことを思いながら顔を上げて、見渡した先には「COFFEE NARUMI」の看板。 あそこはどうだろう?…落ち着いたと言うには、ちょっと客の入りが多い>>123、か? でも店の雰囲気的には良さそうな…なんて考えながら近付いてみたところで、はっと思い出す。]
(145) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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[……いや、確かあそこ、葵の間に住んでる人がやってるっていう、お店……。
足が止まった。 …彼には以前、とても気さくにフレンドリーに話しかけられ…いや、話しかけてもらった記憶があった>>107。 悪気はないのだと。決して悪気はないのだろうと。分かってはいる、分かってはいるのだが。 どうしても彼のことを避けてしまう自分がいる。
……ごめんなさい。
心の中で謝りつつ、その店に入ることは諦め。 具合はだいぶ芳しくは無いが、こんなところでしゃがみ込んでもますます人の注目を集めるだけというのは分かりきっているので、 震える足を叱咤し、よろよろと歩みを進めた。]**
(146) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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