73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[結局薔薇の一人よがり。 勝手に咲いて散ればよかったものを。
けれど薔薇も探していたものがあったのかも知れない。
ずっと昔、誰かが冬薔薇を喜んでくれたから。 また咲いたら、誰か喜んでくれるのではないかと。
ただ、それだけだったのは確かで*]
(41) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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誇り高き方。
どうかあなたの『個人的な』望みが、少しでも叶いますように……。
[己と少し似ている所が在る…と。 家名との狭間で苦しんでいただろう姿に、愛しさを感じた**]
(42) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[受け入れるつもりでいたのに、気づけば二人分、まとめて擦り合わせていた。二人の気持ちが似た方向を向いたせいか、棘は新たな宿主へとうつりゆく。]
君のことなんて、嫌い……!
[快楽に溺れながらも、少しだけ。出会い方が違えば友人になれたのかと、思った気もした。]
(43) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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