人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 漂白工 ピッパ

[あまりこれ以上人目につきたくなくて着替えを求めて自室に戻る。]

 ……どうした?

[部屋に戻れば同室者のベッドがこんもりと盛り上がっていて。
濡れた髪を下ろし、シャツを脱いだままの姿で目を丸くして首を傾げた。**]

(85) 2011/08/05(Fri) 04時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 04時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 04時半頃


【人】 墓荒らし へクター

イマドキ…それは そうだけども
えっと あの二人

[何がおかしい…など説明できるものでもなく]

…とにかく なんだかいつもと違ってヴェスパの奴
危なそうだ

あんまりへらへら近寄るんじゃないぞ

[ノックスの頭に手を置いてくしゃり保護者の口ぶり**]

(86) 2011/08/05(Fri) 04時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― ランドリールーム ―

[洗濯・乾燥。
ぐるぐる回る其れを見ていると、頭の中までぐるぐるする。
薔薇の香りが鼻の奥に、
矯正が耳の奥に、
こびり付いて取れないような、感覚。
余り良い物でもなく拳で米神をぐいと押した。
はあ、溜息に熱が混じり、思わずくっと眉を寄せた。

>>1:388テッドの姿が見えたらハッとして、]

お、おはよう

[挨拶だけはするけれど、心此処に在らずな様子に眉を寄せる。
シャワールーム前で擦違った事には気付いていない。
>>1:389呟きや>>1:425物言いたげな視線に、問いを返す。]

何、テッドも悩み事?

(87) 2011/08/05(Fri) 07時半頃

【人】 執事見習い ロビン




[>>31>>36けれどランドリールームにヘクターの姿が見えると、
びくりと固まり、口を閉じる。会釈だけはして、]

ノックス先輩の服なら、医務室のいすの上です

[其の場所に置きはしたけれど、伝える事を忘れていたのを
思い出すと、申し訳なさそうに眉を寄せた。]

伝え忘れてました、 ああ その、
…ごめん なさい

[謝罪の声は小さく。其の一言は囁く様な。息が詰まるような。
其れが届いたかは解らないけれど。
ランドリールームから出て行く姿を見ると、
ホッとゆるく安堵の息をこぼした。]

――…

(88) 2011/08/05(Fri) 07時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 08時頃


【人】 記者 イアン

― 自室 ―
>>85
[暑いのに布団を被ってた結果は結構ひどいものだった。
 だけど、頭がおかしいから、かえってその熱の篭った状態でぐらぐらする頭に、一種の陶酔めいたものを感じたり。
 あの食堂で嗅いだ香りはドアの開くとともに、チラリと布団中からみやると、同室者の姿。

 布団の虫は、兄のような存在に顔を出す。]

 フィリパ……髪、下ろしてる、っていうか濡れてる。風呂あがり?

[ただ、きっちりしていることが当たり前のフィリパらしからぬ半裸状態には目を丸くしたけど…。

 今は自分のほうが精一杯なのもあった。]

 俺、やばい、死んだほうがいい。
 どーしよ、男好きになっちゃった。

[そう言ってから、そんなこといったらフィリパにも呆れた目でみられるかもしれないことに気づいたけれど、もう取り消せない。
 フィリパはどんな目でこちらを見ただろう。]

(89) 2011/08/05(Fri) 08時頃

【人】 漂白工 ピッパ

―自室―
[>>89窓を開けておけば少しは涼しかっただろうにそれともその余裕もなかったのだろうか。
布団の中に潜っている同室者が顔を覗かせる。
弱弱しい様が置いてきた後輩の姿と被って胸に痛みを覚えた。
また――…拒んで置いてきてしまった。
浮かぶのは罪悪感で、けれども直ぐに戻ることもできない。
一度口元を手の甲で押さえ、自分のスペースへ向かうと
積まれたタオルを取り]

 …ん、少し濡らしてしまった。
 ――…結い紐の替えがないな。

[詳しい説明までは避け肩に掛けたタオルで髪を拭いながら
イアンに背を向ける形で新たな着替えを探り出す。
替えの紐が見つからないことに緩く首を傾げていたが、
聞こえてくるイアンの告白にひくりとタオルを掛けた肩が揺れて]

 ……それは…、

[イアンへと振り返ることができず、呟く声音には微かな困惑の色。]

(90) 2011/08/05(Fri) 08時半頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 08時半頃


【人】 記者 イアン

>>90

[フィリパからもあきらかに困惑されて、また、はぁっと息をつく。]

 や、ごめん。
 変なこと…っていうか、俺、なんか、ダメなんだろうなぁ。
 なんか、それ、本人に言っちゃって、呆れられたみたい。
 でも、なんか、止まんなかった…。

 やっぱ気持ち悪いよなぁ。

[そういえば、フィリパにもキスしてとか言っちゃったんだったと反省する。
 そして、またため息をつくけど、何か思いつめた感じ。]

(91) 2011/08/05(Fri) 09時頃

【人】 記者 イアン

 フィリパ、ごめんね。
 俺さ、ちょっと寮母んとこ、いってくる。
 他、部屋が空いてないかどーか聞いてくるよ。

[そして、口に出すのはそんなこと。]

 部屋空いてなくても今晩から、ここでは寝ないから、安心して。

[考えたら、真面目で、潔癖のフィリパに相談したのは間違いだった。ばかだなぁって思うけどしょうがない。]

 ちょっと昼だけ、暗室とか使うけど、部屋空いたらすぐそっちに移る。
 本当にごめん…。

[そして、頭をがりがり掻いて、布団から立ち上がった。
 きょろっと見まわして、カメラを手にとると、ぺこりと礼をして部屋を出てこうとする。**]

(92) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 09時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[身体を開き、誘うようにかけられた言葉。
 脳裏にフラッシュバックするのは、幾度も殴られて泣きながら、
 強要されて口にしたよく似た言葉だった。

 胸の奥が軋む。
 絡まった荊棘の棘に貫かれ、
 滴り落ちるのは鮮血か。それともどす黒い感情か。

 華奢な身体を乱暴に押さえつけ、力尽くでぐいとひっくり返す。
 やわらかな栗色の巻き毛を鷲掴みにして、声を押し込めるように枕へと押し付けた。
 自分が幾度もされたのと同じように、慣らしもせず強引に捩じ込む剛直。
 細い腰を押さえ込んだ片手は、刻印のように爪痕を刻み込む。

 玩具のように、人形のように。
 身勝手に揺さぶる行為に心などありはしない。]

(93) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


……ハ!
こんなふうにされても悦いなんて、とんだど淫乱だな。

[ぐり…と強く頭を抑えこみ、幾度も深く奥まで抉る。
 掛ける声も、打ち付けるモノも、自分の身に刻まれたものをなぞるかのように。

 そう、自分も…引き裂かれ、散らされて、いつしか甘い声で啼いていた。
 心を殺してされるがままに流され、
 苦痛の中から快楽を探しだしてそれに縋らなければ、
 その身の上に吹き荒れる暴風雨のような屈辱に、耐えることが出来なかったから。

 知らず知らずなぞる行為は、あの時の再現。
 中庭の土の上ではなく、柔らかく清潔なシーツの上なだけ、
 あの時よりもずいぶんとましだ。]

(94) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ―――……、

[>>91同性への恋情を神はお許しにならない。
それは主の教えに背く誤りなのだと、兄のように
思ってくれている相手に伝えなければならないのに。
胸中に浮かぶのは信仰への思いとはまた異なる感情、
卒業したら…、後輩のその言葉が脳裏にリフレインして]

 ……え?
 イア…

[>>92その揺れる心に追い討ちを掛けるような言葉。
何を思って同室者がそのような結論に至ったのかわからない。
一方的な言葉に呼び止める術すら思い浮かばなくて。]

(95) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[言葉を失ってしまっていればそのまま出て行くのだろう。


扉の閉まる音。
―――…もう要らないのだ。 そう言われた気がした。*]

(96) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[歳月に風化し乾ききった砂漠へと注がれるものは、恵みの雨なんかじゃない。

 それは溶かしつくし焼き尽くす灼熱の溶岩か、
 それとも土壌侵し穢し尽くす汚染された廃液か。

 華奢な肢体を自分の体の下に抑えつけたまま、がくりと俯く。
 表情隠すようにザラリと流れ落ちるくすんだ色の長い髪。
 大きく肩を上下させ、喘ぐように息をした。

 ぽたり、ぽたりと爪痕刻んだ背中へ滴り落ちるのは、汗の雫か、それとも…**]

(97) 2011/08/05(Fri) 09時半頃

ヴェスパタインは、セシルの嬌声が押し込められくぐもったのも、ドアの外へ漏れ聞こえていようと構わなかった。

2011/08/05(Fri) 09時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 09時半頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 09時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[ヘクターは、中等部の時はもっと真面目だった。
大きな体格に似合わぬ真面目さ。
どんどんと伸びる背丈も羨ましく、
結構ついて周ったりもして、憧れていたし、
そんな気持ちも自分の性格上、素直に伝えていただろう。

けれど彼が高等部に上がった時の変化に。
どうして、と訊ねた時に返って来た視線は、
とても冷たいものに思えて。向き合えず逃げ出して。
自分の所為だと言われた気持ちに勝手に為って。

もう二年が経とうとしているのに。
未だに自分は負い目を感じ続けている。

ゆるく自問自答した。
あの頃の先輩に、戻ってきてほしい?
其れに答えられる程、頭の中はクリアではない。]

(98) 2011/08/05(Fri) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

[テッドは洗濯が終わりもう帰っただろうか。

もうとっくに洗濯も乾燥も終わっていると言うのに、
頭の中は、まだ終わってない洗濯機の中みたいに、

ぐるぐる、
ぐるぐると――…。

はあ、緩く息を吐いて、ヘクターの様子を思い出す。
噂ではとても荒れていると聞いていたけれど、
中身は其のまま、変わっていない様に見えて。]



[眼鏡をぐいと、指先で押し上げ、位置を整えた。]

はあ

[大きな溜息を吐く。]

(99) 2011/08/05(Fri) 10時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 10時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 10時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―廊下―

[は、と。
我に返ったように、足をとめた。
額に手を当て、ゆっくりと記憶を辿るけれど、もう、思い出せない。

行為が終わった後、自分がどうしたのか。
あの後輩に何と言って別れたのか。
どうして今、廊下を歩いているのか。

――― 全てが朧げで、全てが遠い記憶の中にあった。

手にしたタオルと、足の向く先から、シャワールームへ向かおうとしていたのだ、と判断する。]

 ……嗚呼、……僕は、

[それ以上の言葉は続けずに、ゆるりと首を横に振る。
兎に角、身体に残るどうしようもない不快感を早く拭いたくて、シャワールームへ向かう足取りを速めた。]

→シャワールーム―

(100) 2011/08/05(Fri) 10時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 10時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―シャワールーム―

[其処の扉を開けた時、他の者の姿はあっただろうか。
声をかけられればきっと何か返しただろうが、そうでなければ真っ直ぐに、その空間を突っ切っただろう。

個室に入り、本当に浴びるだけのシャワーを終えて、髪を、身体を拭う。
それから淀みない動きで、長袖シャツの釦を留めて、スラックスのベルトをきちりと締める。
鏡の前に立つと、柑橘の整髪料で髪をまとめた。]

 ………

[目を細めて、鏡越しに自分を見つめる。
鏡に映る自分は、結局、どうしようもないくらいに何時も通りで。

嗚呼、本当に、慣れてしまったのだな、と。

ぽつり、心の端で思った。]

(101) 2011/08/05(Fri) 10時半頃

ルーカスは、鏡の前でしばし、立ち尽くす。

2011/08/05(Fri) 10時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 10時半頃


【人】 厭世家 サイモン

― 自室 ―

[窓もカーテンも閉め切り、匂いを殺す香を焚いた部屋で一人、黙々と鉛筆を走らせていた。

 薔薇の茨と、虜囚と。
 そしてその傍には、囚われそうになりながらも未だ理性の色を宿した表情の少年の姿を描き込めば、その顔には満足げな笑みが浮かぶ]

 ふん……。
 こんなものだろう。

[今しがた描き込んだばかりの少年の顔を汚れた指先でそっと撫でる。
 その顔は淡い色の髪をしたフィリパのそれに良く似たそれ]

(102) 2011/08/05(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

は、っ……んぅ……!

[強引で乱暴な動き。
顔を枕に押し付けられ漏らすくぐもった声。
慣らさず押し込まれるそれはまるで体を引き裂くようで。
けれど同時に空っぽだった体を満たしていく]

あ、ぁ、っは、悦い……イイ……っ
もっと、犯してくださ……
今日、は、ナカ……だいじょ、ぶ、だからぁ……!

[喘ぎの合間、紡ぐ言葉。彼が求めた台詞。
男であれば無用な心配。
本当は分かってる。分かっていた。
あの人が抱いていたのは、求めていたのは。
自分《男》ではないと。
それでも良かった。構わなかった。共に居たかった。
だから何をされても。
優しさが偽りだとしても。
体だけでも、繋がっていたかった]

(103) 2011/08/05(Fri) 10時半頃

【人】 厭世家 サイモン


 さてさて。幾人がインキュバスの魔の手から逃れる事が出来るのやら。

[昨日の朝、朝食を取りに行こうと扉を開けて。
 まず感じたのはトロリと人を蕩かす様な、怪しい薔薇の香だった。
 黒ミサだのなんだので使った媚薬の香――ザックがよく年下の少年を犯す時に使っているものだった――に似たものを感じ、慌てて扉を閉め、窓もカーテンも閉め切ったせいか。
 未だこの部屋は外とは隔絶されたまま、正常を保っている。

 もっとも、怪しげな道具が並ぶこの部屋を正常だと思う者は少ないだろうけれど]

(104) 2011/08/05(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[刻まれた爪痕から毒が沁み込むように。
全身を侵して、浸していく。
女の声で喘いで、女のように腰を揺らして。
乱暴にされようと体は貪欲に快楽を貪る]

っく……イく、イッちゃう、わたし、もぉ、イク……!

[だらしなく開かれた唇。
唾液が枕を汚す。
外聞無く喘ぐ様はまるで娼婦のよう。
幾年ぶりの熱が中に広がれば、指先までもを震わせて。
腹の下、白いシーツに白い液体が散る。
一人慰めるのとは違う、比べ物にならない快楽。
全身を小刻みに震わせ、その余韻に溶けて行く。
背中に落ちる雫すら、甘美な響きをもたらして*]

(105) 2011/08/05(Fri) 10時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 10時半頃


【人】 厭世家 サイモン


 ――……まあ、俺には関係の無いことだ。
 食われる奴は皆食われてしまえば良い。
 そうすれば、少しは俺好みの場所へと此処も変わるだろうしな。

[両脚を床へ投げ出し、上体を後ろへと倒す。
 ごろりと横になれば、寝ずに描いていたせいかようやく訪れた眠りの先触れに、うとうとと閉じる眸]

 …………。

[眠りに着く前、小さく呟いたのは人の名前か。他の何かなのか。本人も気づかぬまま唇が調べて、部屋は静寂に包まれた**]

(106) 2011/08/05(Fri) 11時頃

【人】 漂白工 ピッパ

―廊下―
[いつ廊下に出たのかもよく覚えていなかった。
姿勢は凛としていたが、視線は何処か遠くを見ていて
降りたままの髪はまだ十分に乾いておらず湿気たまま。
手には汚れた真紅の結い紐がある。
まずは其れを洗おうと部屋を出たのだろう。]

 ―――……、

[洗った後はどうするのか。
やらなくてはいけないことはたくさんある。
ゆあたりしたノックスの見舞い、
眠っているヨーランディスの見舞い、
洗濯物を取り込み、サイモンに呼ばれるのなら説得も。
―――…それから。遠くを見ていた瞳が伏せられる。
置いていった少年と、出て行った少年。
そのどちらの所にも未だ向かうことができずにいる。]

(107) 2011/08/05(Fri) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…はぁ、……は、ぁ……

[乱れた息は次第に収まっても、胸底の暗い澱みは晴れることはない。
 互いに果てて余韻に漂うのは束の間。

 腕に滲んだ鈍い痛みを思い出せば、冷淡に身を離して手当てを始める。

 傷口を消毒しようとして、少し眉を潜めた。
 斑に浮いたどす黒い鬱血は、荊棘の蔓のような文様を広げていた。
 思い起こすのは、薔薇園で抱いた後輩の肌を彩っていた、恋心のように鮮やかな真紅。]

(108) 2011/08/05(Fri) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 …馬鹿な。
[くだらない幻想だ。ただの迷信に過ぎない。
 振り払うようにふるりと頭を振る。

 気付いていない。もう既に手遅れなほどに侵されていることに。
 背中に刻まれたいくつもの爪痕は、服の下にびっしりと呪いの刻印を広げてしまっていた。
 きっと遠からずそれは肉体も魂も喰らい尽くし、深い眠りの中へと連れ去ってしまう。

 ちらりと目をやった寝台に、汚れたまま転がしたセシルの姿。
 彼へ刻みつけた毒は静かに浸透し、
 薔薇の虜囚へと堕ちたこの身体が喰らい尽くされた頃に、
 その肌の上で芽吹く事になるだろう。]

(109) 2011/08/05(Fri) 11時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 11時半頃


ヴェスパタインは、セシルを置き去りにしたまま、ふらりと医務室を出た。

2011/08/05(Fri) 12時半頃


【人】 奏者 セシル

[白のシーツに身を沈めたまま。
虚ろな瞳から流れる涙の意味は。
苦痛?快楽?
満たされたから?満たされないから?
分からない。
何も考えられない。
何も考えたくない。
薔薇の香が、毒が、愉悦が全身を支配する。
きっといつしか。そう遠くない先に]

わた、し……

[――俺を]

……ぃ、して……

[求め、狂い、そして囚われるのだろう]

(110) 2011/08/05(Fri) 13時頃

セシルは、ヴェスパタインが去る気配を感じながらも、動くことができずそのまま目を閉じた。

2011/08/05(Fri) 13時頃


【人】 厭世家 サイモン

[ここ数日まともに食事を取っていない腹が空腹を訴えるのを感じ、眠りの淵から覚醒する意識。
 ぐぅと鳴る腹をさすり、ゆらり身を起こして]

 ……しまったな。
 籠城するのに、備蓄をため込むのを忘れていた。

[左程食事を必要としなくとも、流石に二日三日と取らぬのはきつい]

 仕方がない、か。

[がり、と伸びた爪で首に赤い筋を作ると、タオルを口元を隠す様に巻きつける。
 こんなもの気休め程度だとは判りつつも、すぐ戻れば大事ないと結論付けて、室内から外へと]

(111) 2011/08/05(Fri) 13時頃

【人】 厭世家 サイモン

― 食堂 ―

[出来るだけ息をしないようにして、向かう先は食堂。
 他に人がいようといまいと、気にせずパンを数枚とハムを数切れ。そしてチーズを一欠片手に取った。
 後は戸棚の裏に隠してある、料理用の白ワインを一本掴み、何も無ければそれらを手に、また部屋へと戻っていくだろう]

(112) 2011/08/05(Fri) 13時半頃

【人】 会計士 ディーン

[呼吸が落ち着いた後、先に部屋を出ろといわれればその通りに部屋に戻っただろう。幾分か熱は落ち着いていて、普通に歩けるまでに調子は戻っていたし今すぐにシャワールームへ向かうと先輩に遭遇してしまうと思ったから]

 ……。

[うっかり口走った名前を、先輩は聞いていただろうか?

部屋に戻ってなんとなく着替え、鏡を見ると肩に残った赤い痕だけがさっきまでの行為が現実だったのだと教えてくれている。

寝巻き代わりと着替えた服を持って、部屋を出て、ランドリーへ向かう途中。珍しい先輩の姿を見ただろうか]

(113) 2011/08/05(Fri) 13時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 13時半頃


【人】 厭世家 サイモン

[食料を手に持ち、鼻から下を隠す様にタオルで巻いた姿はとても奇異なものに写っただろうか。
 鼻から下を隠している分、眸を覆うクマは寄り一層濃こ縁取り、ぎょろりとした眸が金の髪の少年を睨む]

 …………貴様。
 いや、いい。俺には関わり合いの無い事だ。

[何かを謂おうとし、言葉を濁す。
 さほど眼を掛けていた後輩と言う訳ではないのだ。藪をつついて蛇を出す愚行をする事もあるまい。
 唇を引き結ぶと、くるりと背を向けた]

(114) 2011/08/05(Fri) 14時頃

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