315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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[歩みを進めれば、水場に着いただろうか。 もしかすると、先客達にも会えたかもしれない。]**
(75) 2022/12/27(Tue) 06時頃
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[労わる声に、少年の善性を感じた。>>72 問われるままに、旅には一人で出たことを語る。自分のしてきたことなど苦労の内には入るだろうか。家族に、村に守られて身の危険も知らずにここまで育ってしまった。ひとたび村を出た後に身に降りかかったことなど、些細な事とは言い難いが、けれども人々の重ねてきた苦難に比べれば]
そうね、みんな大変な思いをしてるのだもの。 人に遭えただけ、私たち幸運だったわ。
(76) 2022/12/27(Tue) 10時半頃
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・・・そう、それはーー
[近隣の村が襲われたのだと聞けば、>>73 怖かったわねと応えようとして、眉を寄せ。どう言えればよいのだろうか。
得体のしれない生き物たちが勢力を増すにつれ、襲われる村も滅ぶ村もまた増えた。よくあること、ではあるが、しかし1つひとつの村に多くの人々とその家族がいるのだ。
その恐怖と家族と引き離された痛みを思えば、言葉ななかかなかでなかった。
聞かれれば、村にいる間に化け物に襲われて亡くなった母や妹のことも語ったかもしれない。
内容は明るいものではないものの、久々に聞いた人の声は心地いい。特にそれが小さなこどものものなら。握ったままの小さな手の温もりに、またもや幼かった日のことを思い出す。]
(77) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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[祖母は家族を失ったこどもたちのための場所を敷地の一角に設けていたから、その手伝いをするのが常だった。人のために何かをするのが善いことなのだと信じていたから。
手伝いをするのは、2つ年下の妹と一緒のことが多かった。 内気な自分とは異なり、快活な妹はいつも人々の注目の的だった。
―― だから、あの人も
思い出したくないことまで溢れだしそうになり、マーゴは記憶に蓋をする]
(78) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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そうね。力を合わせられれば、きっと。
[錆びたような色の空の下、草をかき分け、獣道という程でもない微かに踏みしめられた跡を進めば、ふと開けた場に辿りついた。
その中心にそれはあった。
噴水を湛えた大きな泉とー―数名の男女。 娘は目を見張る。
こんなにたくさん、まだ生きている人がいるなんて。
その瞳に、一瞬警戒の色が走る。 水を巡る多くの醜い争いを見てきた。
けれども彼らは水を巡って険悪な雰囲気を醸し出しているわけでもない。
ここは、そんなに豊かに水が残されているのだろうか。]
(79) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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[先程の、祈るようなマリオの囁きを思い出す。 >>74
―― ここなら、みんな、生きていられる?
そうね、力を合わせられるなら、きっと。
唇をきゅっと結ぶと、マリオの手を引いたまま、噴水へと数歩近寄り、声を掛ける]
こんにちは。私たちも、水をいただいてもいいですか?
*
(80) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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[マーゴお姉ちゃんは、話しかければ 歩きながら話をしてくれた。 一人で旅をしてきたことも。>>76 お姉ちゃんの村に出た化け物のことや、 犠牲になった家族のことも。>>77 語る過去は悲しかったけれど ぽつ、ぽつと降ってくる言葉は 雨みたいで気持ち良い。
何より、マーゴお姉ちゃんは、 そんなこと、子供は聞かなくていい、 ってごまかさなかった。]
(81) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[大人はすぐに嘘をつく。 それがあなたのためだから、って 大事なことも隠そうとする。 結局、答えたくないだけなんだ。 子供の隠し事は咎めるくせにさ。
姉さんも、よく嘘をついた。 守られるばかりの歯がゆさなんか きっと姉さんには分からないんだ。 そのくせ、余裕がない時は八つ当たりして かと思えば泣きながら謝ってきたりして 結局、おれを嘘で包んだまま、死んじゃった。
そんなに苦しかったなら、耐えないで もっと頼ってほしかったな。 姉さんが思っているよりも、 ずっといろんなことに気づいていたんだしさ。]
(82) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[例えば今だって。 近くの村が襲われたことを話したら マーゴお姉ちゃんが困った顔をしたのとか>>77。 きっと、なんて慰めればいいか分からなくて 困っちゃったんだろうな。 別に、そばにいてくれるだけで おれは嬉しいんだけど。
それに、水を求めて歩く道すがら 時々、何かを思い出しているのとか>>78。 大人って、よくそういう顔をする。 おれみたいな子供を見ていると 自分が子供の時のことを思い出したり 来てもいないおれの将来を想像したり。 子供から昔と未来を見るのが得意なくせに、 今を見るのがヘタクソなんだ。]
(83) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[だけど、そういうことを考えている時 懐かしそうな、楽しそうな、さみしそうな ──いろんな心が入り混じった顔をする。 正直おれは居心地が悪いけど 大人にとっては大切な時間なんだろう。 だからおれは、何にも気づいてないふりをして 近づくにつれて強くなる水の匂いとか、 綺麗な水で、どんな街をつくりたいかとか、 そんなことを全部口に出しながら 殊更はしゃいでみせるんだ。 まぁ、もしかしたらマーゴお姉ちゃんは 「何考えてるの?」って聞いたら、 教えてくれたのかもしれないけど。]
(84) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[そうこうしているうちに、 目的の場所へとたどり着いた。>>79]
──マーゴお姉ちゃん! ほら、人! 何人もいるよ! それに、水もたくさん!
[つないだ手をぐいぐいと引いて お姉ちゃんを見上げると、 真っ黒な目は大きく開いていて>>80 警戒しているのが伝わったから、 おれも一瞬身をすくませた。 けれど、マーゴお姉ちゃんはすぐに顔を引き締めて 彼らのもとに歩みを進めたから おれもお姉ちゃんの影に隠れながら 気づかれないように、大人たちをそっと見上げた。 別に怖くないけど、お姉ちゃんが怖がってるなら もしかしたら怖い人たちかもしれないし、 一応、一応ね?]*
(85) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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清い水ねえ…。>>71
[受け取った酒瓶の蓋を注意深くゆるめると、 ささやかに芳香が零れ出た。どうやら酒だ。
口を付けるでもなく、少し強めに蓋を閉めた。]
俺はそれこそ水みたいに呑めるけど、まあ。 アルコールは色々使えるし、貴重だから。
[大人しく頭を撫でられる様子を確認して、 最後は遠慮なくわしゃわしゃした。 この子は、少女なのか少年なのか? 何なら年齢も見た目通りではないかもしれないが 取り敢えず、子供のように扱っても噛みつかないようだ。]
(86) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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それにしても、まだ飲める水があるんだな… 普通に驚いた。
[薄暗い城内の中庭に、こんこんと湧く噴水が 天国の入り口のようにぼんやり光を帯びている。
ただ、遠目からも、その水量は決して多くはなく 枯れ始めの時を感じさせた。
他の者も気付いているのか、少しの間 ゆるやかに湧き出る水を 全員で、ただ無言で眺めて続けていた。]
(87) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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[どれくらいそうしていただろうか。
──カツン─…、
城内に誰かが足を踏み入れた気配がして、 男は耳を澄ませた。 緊張が走る。
ここに居るのは子供と女性とか細い青年だけ、 危害を加えてくる生物が近付くなら 自分が戦わなければならない。 相手がモンスターでも、例え人間でも。
丸腰だった青年のすぐ傍に落ちていた、 錆びた鉄パイプのようなものを 瞬時に掴む算段をしながら目を凝らすと、 現れた人影は、 どうやら長い巻き毛の女性と、 手を繋いだ子供らしかった。]
(88) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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>>80 『水をいただいてもいいですか?』
[敵意のない柔らかい声に、瞬時に緊張が解ける。
手を引かれた子供は、警戒しているのか 女性の後ろに隠れてそろそろとこちらを見ていた。
飲んでも大丈夫な水だという事は身をもって知っていたが、 そもそも自分の水というわけでもない。 男は何となく、フェルゼの方をチラッと見た。
─別にいいよな?
と念のため伺ったつもりだったが、 彼の返事を待つわけでもなく、勝手に答えた。]
(89) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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ああ。俺もさっき飲ませてもらったけど、 この水は大丈夫そうだ。 飲みなよ。
[女性の後ろに隠れている子供を覗くように首を傾げて]
後ろの子も。おいで?
[なるべく怖がらせないように話しかける。 実際怖くないかどうかは本人には判断がつかない。]
(90) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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[飲むための器などは他の者が世話してあげたかどうか。
安心して二人が水を飲むところを確認しながら 男は離れた柱の傍、出入り口がよく見える場所に座り込んだ。 何ならその長身を横にして、眠ってしまったかもしれない。
番をするつもりはあったが、何せ体力の限界も来ていた。
何人いるんだろう。 生きている人間がこんなに残っているとは思わなかった。
噴水の水は、大事に飲まなければいけないのではないか。 それに、食料は──]
(91) 2022/12/27(Tue) 16時半頃
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[食料の調達のことを考えながら、 気絶するように少しその場で眠っていた。]*
(92) 2022/12/27(Tue) 16時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 16時半頃
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[青年のお礼>>67にどう反応したらいいのかわからずにいたが、自分を気遣って笑って呉れたことがわかったから。]
よかった。
[と、自身もほのかに笑んで見せた。
ラルフにミタシュ、フェルゼ・・・案内人と聞こえた彼以外は、きっと今日この場に集った者。 噴水の外周を少しずつ歩いて立ち止まったところで不思議なものだと思案する。 ラメトリーの“生命の導き” とは、本当にお導きだったのだろうか。]
(93) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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[半端な善。責任を持たぬ自己満足の施し。 人を信じきることはできないくせに、疑いきることもできない。
村の教会で聖職者の真似事をしていたが、愚痴聞きのようなものだ。 神はいると思う自分と、いないと思う自分が混在している。 否、昔は信じていたのだ。 どれだけ犠牲がでようとも、滅びの前に神が救ってくれるのだと。
けれど、実際は誰も救われやしない。生命は儚く散っていく。 祈っても、祈っても、人は死んだ。 叫んでも、叫んでも、奇跡など起きなかった。]
私にも、救えたものがあるのね。
[ミタシュが呉れた言葉>>69には報われた気がした。 これまで捧げてきた祈りや半端な善行のほんのささやかな部分だとしても、意味のあることだったと思えたから。]
(94) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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貴女は、救われたのかしら
[ひだりてをーーその先を、見やる。 少女の顔は、顔だけが、見えない。
精神とか脳とか、そんなものはよくわからない。 風花のまく花粉か、悪趣味な茸の胞子か、はたまた今まで口にした汚染された何かか。
狂った世界ではまともなままでも幻覚が見られるようだ。]
レニ・・・
[それとも、自分はとうに狂っているのだろうか。 あの日から 。]
(95) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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ぁ、
[思考に耽っていたから、全く気づかなかった。 新たな人の声にハッとしたと同時に、少女の影は霧散した。
この水は誰のものでもない、とフェルゼは言っていたが、なんとなく訪れたばかりの自分がどうぞというのも気が引ける。 言い訳を作り行動できない自分と違い、すぐさまラルフが応対するのを遠目に見て、自分にため息が出た。
品の良い女性とーー男の子は、妹と同じか少し幼いくらいだろうか。 今は何もない左手をきゅっと握って]
どうぞ。私はもう飲みましたから。
[と、場を譲る。 人が増えることは良いこととは限らない。安堵と不安。 この水にも、限りはあるだろう。 諍いが起きなければいいと、信じていない神に無意識に祈る。]
(96) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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導き、なんて。
[独り言のように漏らす言葉。 と、刹那 視界の端に、白っぽい服を着た人を見たーー気が、した。]
まだだれか・・・?
[もう見えない。幻覚だったのだろうか。 一瞬聖人のようにも見えた。
思えば、既に幻覚を見ている自分が何を見ようとも不思議ではない。 今まで妹のレニ以外は、見たことがなかっただけで。]
神は、 いない。
[誰にも聞こえぬ呟きを]**
(97) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 17時半頃
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[緊張していたのは、 おれ達だけじゃなかったようだ。 それでも、マーゴお姉ちゃんが話しかけると 一人の緊張がふっと和らいで>>89 好意的に話しかけてきた。 けれどまだ、その男の人が信用できない。
だって、最初、その人の姿勢は、 地面に転がった鉄パイプに傾いていた。>>88
だから、辺りには何人も人がいたけれど ことさらその男の人のことを注意深く観察していた。 警戒したところで、大人の男の人飛び掛かられたら どうしようもないんだけど。 背が高いし、労働者! って感じの ごっつい体つきだし……]
(98) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[その人は、ちらっと、 もう一人の、細いお兄ちゃんに目配せしてから 水を飲むように勧めてきた。>>90]
……飲んでる間に、おれ達のこと殴らない?
[と、どぎまぎしながら、確認する。 その人に覗き込まれたら、 マーゴお姉ちゃんの後ろに隠れていたのが いまさらながら恥ずかしくなって ぎゅっとお姉ちゃんの手を握りながら おずおずと前に出た。
べ、べつに、マーゴお姉ちゃんに しがみついてなんかいないんだからね。 くっついてるのはお姉ちゃんを守ってるだけだし。]
(99) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[その人とは少し話をしただろうか。 やがて敵意が無いことを分からせるためか、 それとも周囲を警戒するためか、 その人は離れた柱の方へと向かった。>>91 あそこからなら、すぐには殴られないだろう。
それに── 唇をぺろ、と舐める。 早く水が飲みたい。 ベロが喉にくっつきそうなぐらい、カラカラだ。]
(100) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[左手を握りしめたお姉ちゃんに促されたら>>96 もう限界だった。
マーゴお姉ちゃんの手を引っ張って噴水に駆け寄ると、 両手を水に突っ込んだ。 行儀が悪いと怒られるかもしれないけれど、 瓶を持っている人がいるなんて気づかなかったし おれはコップも持っていなかったから。 手のひらを器にして、喉を鳴らして飲んだ。 水の冷たさが、喉の奥を通ってお腹に届くと すぅっと霧散して、おれの体になじんでいく。 水が顎を伝い落ちて、服がべしょべしょになるけれど そんなことには構えないぐらい 夢中になって、何度も水を飲んだ。]
(101) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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──ぷはっ! おいしー!
[ニコニコしながら、 マーゴお姉ちゃんも水を飲めただろうかと そちらの方を振り仰いだ。 気が付けば、お腹がじゃぶじゃぶだ。 思う存分水を飲んだのは、どれぐらいぶりだろう。]
(102) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[それから、やっと辺りを見渡す余裕ができた。 さっきの少し怖い男の人と、 俯きがちなお姉ちゃんと、 細っこいお兄ちゃんと、 犬か猫みたいな耳が生えた子供。……なんで耳が? 人間ぽく見えるんだけどな。 もしかしたらあの子、 何かの病気にかかっちゃったのかな。 気になったけど、それを聞くのは後回しにしよう。 名前も分からないのは寂しいから、]
おれ、マリオ。こっちはマーゴお姉ちゃん。
[と、みんなに聞こえるように聞いてみた。 きっと誰かが答えてくれたはず。
……ちらっと、遠くに行った柱の男の人を見たら 疲れているのか、寝息を立てていただろうか>>92。 おれが怖がって悪かったかなぁとも思ったけど 仕方ないや。怖いものは怖いんだもん。]*
(103) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[無邪気に水を飲む少年を見つめながら、微笑ましくも寂しい気持ちになった。生きていたら、と思わずにいられない。 マリオという少年が、女性の名とともに名乗る。]
私はロイエ。 私もここに着いたばかりだから、周辺のことはわからないけど。
・・・ふたりは姉弟?
[マーゴは随分と疲れている様子だから、少し屈んで、マリオの目線に合わせて問う。 身なりも雰囲気も違う気はしたが、親しげに手を繋いでここまでやってきた二人へなんとなしに尋ねてしまった。 そうだったからと言って、何かが変わるわけではないのだけれど。]
(104) 2022/12/27(Tue) 19時頃
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