人狼議事


8 DOREI品評会

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【墓】 本屋 ベネット

[男の考えていることなどいざ知らず、
今は更に奥へと押し込まれようとしているものに
耐えるだけで精一杯だった。
壊す、という単語一つだけでおびえる様な表情を垣間見せるも、
それは玩具が引き抜かれる感覚に消えてしまう。
すっかり解れたその場所に、男のものが埋められれば、
少年の唇から零れていくのは甘く微かに尾を引くような嬌声。
揺すぶられれば、それに呼応するかのように小さな喘ぎが零れた]

『き、もち…い、い』

[嬉しいと違う言葉なのは、まだ自分が達することを許されていないから。
本当は、もっと沢山動いて気持ち良くして欲しい、とも思うから]

(+45) 2010/04/13(Tue) 03時半頃

【墓】 記者 イアン

[カルヴィナの梱包を申し出たその感情を客観的に把握するなら、酷く通俗的で人間らしい、醜くエゴイスティックなものになる。]

俺は、グロリアの為に、
きみが死んでも構わない。

みっともなく啼きわめいてる時の君は
とても可愛かったのに。
──カルヴィナ。

[柩の蓋を閉める瞬間、なるほどこういった時間をイアンをオークション会場に送った男は、自分を使って味わったのかと思う。]

君は奴隷にはなれなくて
俺は奴隷だね。主人にはなれない。

[柩を閉じてから、普段は嗅がぬ薔薇の残り香の瑞々しさに、目眩と息苦しさを感じた**。]

(+46) 2010/04/13(Tue) 03時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 03時半頃


【墓】 紐 ジェレミー

 しょうがない子だね、御前は。
 ……こっちにハメてやらないとイけないなんて。

[揺さ振るように背後から突き上げる。
仕草は緩慢で、彼には物足りないものかも知れず。
甘い声で鳴くようになった青年の背に走る紅い鞭の痕を指先でなぞるように弄っていれば、聞こえるノックの音。
召使が運んで来たのは無言の少女だった。
ラッピングは取り除かれ、栓も外された姿。髪から落ちた雫が床を濡らしている。
>>+39少女からすれば男が二人交わる姿は初めて見るものだったろうか。ワイン色の瞳が此方へ向くのを待って、男は少女を手招いた]

 二日ぶりかなNo2。
 俺にプレゼントされるなんて、ついてないね。
 もう貫通してしまったのかな。

[提案を却下され、ろくな検分すら許されなかったお陰で男はあの場ですべき事を無くして帰る事を決めた。まさかその後で買う前に散らされたとは知らなかったから、彼女から其の経緯が聞ければ苛立ちをぶつけるようにJadeを乱暴に貫く]

(+47) 2010/04/13(Tue) 04時頃

【墓】 本屋 ベネット

『ごめ…な、さ…』

[緩やかな突き上げは、達するには足りず。
かと言って、そのために自分を慰める手を急かすことはできない。
背中の傷をなぞる指先に、男を咥えこんだ内側は細かく震える。
聞こえたノック音に、蕩けた硬翠はちらりと向かった。
見えた姿。誰だっただろう。
快楽に浸った脳では思い出すまでに時間がかかった。
No2は、あの小さな子供だったか。
そこまで漸く思い出して]

────ッッ!!

[中を荒く貫く熱に声にならない声をあげて、
それでも達しないように指は自身を抑えたまま]

(+48) 2010/04/13(Tue) 04時頃

【墓】 紐 ジェレミー

 お……いまのでイかないのは、偉いねJade。

[不意打ちのように貫いたが嬌声だけで留めたようだ。
彼の頭を子供にするように撫ぜると]

 それじゃあ、積もる話は後にして
 とりあえずNo2もこっちにおいで。
 御前の検分は結局させてもらえてないからね、俺。
 
[ひらひらと寝台へ少女を手招いた。
三人が乗っても充分過ぎる広さはある。
青年の奥を犯している男のモノはそのままに
うつ伏せた彼を抱えるようにして寝台に座りなおした。
少女から昂った青年の熱芯と、其の奥の繋がりまでが余す所なく見えるように]

 Jadeは……女を抱いた事は無かったか。
 ついでに筆下ろしも済ませておくかい?

(+49) 2010/04/13(Tue) 04時半頃

【墓】 紐 ジェレミー

[問いかけの形ではあったが、
元より彼らに拒否権など無い。
数日ですっかり従順になった青年を少女がどう思うのか]

 言っておくけど、慣らさないよ?
 俺にそんなサービス期待してないだろうね。

[少女へ冷たく告げると、男は青年の背を押した]

 ほら、ハメて上げるといい。
 上手に出来たら続き、してあげるよ。

[ぬる、と
彼の奥を埋めていた男の凶器に近い起立が抜ける。
命令通りに出来るまでは、お預けだと哂って
男は彼らの様子を褐色の瞳に映している**]

(+50) 2010/04/13(Tue) 04時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 04時半頃


【墓】 本屋 ベネット

…、……ぁ…

[達しはしなかったけれど、きっと酷く男を締め付けはしただろう。
頭を撫でる男の手に、微かに身震いを一つ。
耳をベッドに直接つけているせいか、
スプリングの軋む音が耳に直接響いて聞こえた。
すっかり熱に浮かされた硬翠が、微かに少女を見たか]



[抱えあげられて、体勢が変わって、息が詰まる。
自分の重みが余計に男を深く咥えこんで、それだけでまた喉が震えた。
自分の酷く昂ったものとそれを抑え込む手が
少女の前に晒されるのは少しだけ抵抗があった]

『…ずっと、昔に』

[ないわけではない。それはまだ自分が幾らか幼かった時の話。
でも、その頃の体験のせいで女を抱けなくなったのも事実]

(+51) 2010/04/13(Tue) 05時頃

【墓】 本屋 ベネット

[男の言葉にゆっくりと瞳を瞬いて、その視線を少女へ向ける。
自分の中から抜け押していく熱に、喉が甘く啼いた。
ゆっくり息を一つ、二つ、すいこんで整えて、
幾らか熱の冷めた視線を持ち上げる]

『…慣らさなくて、いいんだ、ね?』

[確認する先は少女ではなくて、男に向けて。
赤い唇を湿らせるように舌がちらりと舐める姿は
手負いの虎が目の前の餌に食らいつこうとする気配に似ていた*]

(+52) 2010/04/13(Tue) 05時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 05時頃


【人】 良家の娘 グロリア

 そう、自分で考えるのは、いいことよ?

[少女の様子に笑みは深くなる。
休ませてくださいという彼女を追うことも止める事もない。

控え室へ向かう彼女を見やってから、又客席の方へ歩き出す。
椅子の傍立つ人影に向ける視線は少し困ったように*見えた*]

(12) 2010/04/13(Tue) 07時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 07時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 08時半頃


【墓】 若者 テッド

――――… シノ!!


[崩れる彼女に気付けたのは直前に鳴った鈴の音。
つい視線を向ければ彼女の体が傾いていて
とっさに右腕を伸ばし、そこで彼女の体を支える。


舞台では残された娘が控え室に戻り、舞台上は清掃に入っていた。
あの苦行ごと洗い流していく使用人達。

客席から見る舞台は、ライトの光もありよく見えた。
よく見られていたのだと 解った。]


…… っく

(+53) 2010/04/13(Tue) 09時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 09時半頃


【墓】 紐 ジェレミー

 なんだ、経験済みね。
 ……なら話が早いじゃあないか。

[くすくすと笑い、青年をけしかける。
少しの抵抗には背に爪を立てて。
確認を此方へ向けてくる様子に、こくりと頷いた。
嗚呼、彼はちゃんとこの空間に
馴染んできている]

 いいよ。
 もう膜無いんだろ?
 なら其処まで大惨事にはならないよ。

[キツい締め付けのお陰で男の陰茎は萎える事なく其処にある。
細めた瞳は絡みつくような視線を送るだけ。
男の其れは矢張り爬虫類のようだった*]

(+54) 2010/04/13(Tue) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[男は、No,5と数字をつけられた女を自分の客室へと連れて行く。
 だが、くたりとツィーが良く躾られた大型犬のよう椅子にしなだれかかる客席に戻るのは、すぐの事。
 どうやらNo,7の少女が休憩に舞台から降ろされたようだ、と気づくと、男は柳眉を央へと寄せた。]


 ええ、今この瞬間の顔を見たかったのに。
 中座したのは、もったいなかったかな。

 …――控え室まで行っても?

[腰の辺りで腕を組み、首を傾けて使用人に尋ねる。]

(13) 2010/04/13(Tue) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ― 控え室 ―

[男は使用人の返事を聞く前に、既に歩き出して居て。
 ノックもせずに、控え室の扉を開いた。
 自身の背後に従えたツィーには、素肌の上に黒キツネの毛皮を纏わせて居る。
 
 部屋の中、スープやジュースに少女が手をつけていたかは判らない。ただ治療はされているのだろう、と思うのは、ツンと、ツィーの焦げた匂いと薔薇の匂いの隙間、鼻をつく消毒液の香りのせいで。

 少女は男が現れた事に、驚きを隠せただろうか。
 男は笑みを貼り付けた侭、扉に傾いだ体を預けるように凭れて]

 
 どうして落札されなかったか、判るかい?

[愉しげに問いを投げた。]

(14) 2010/04/13(Tue) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 君はひとつも言った事が出来なかったじゃない。
 勝手にイッちゃ駄目、も、火を消しちゃ駄目、も、落とさないように、も、ぜぇんぶ、護れなかったよね?
 それじゃあ君に、ptはかけられないよ。


[くすくす笑い。
 言いながら歩み寄る裸足の足取りはゆっくりで。
 少女の泣き腫らした赤い目と顔を、じっとりと眺め]


 後の2人は、昨日かけなかったところを見て君を買う気は無いんじゃない?
 まだptがあるのに、かけなかったものね。
 ――――言ってる意味、判るよね…――?

[そっと伸ばす白いほっそりとした手。
 薔薇色に色づき熱を持つ少女の頬を、そっと優しく撫でた。]

(15) 2010/04/13(Tue) 11時半頃

【墓】 子守り パティ

あら。
素敵なお友達ね。

[くすりと笑い、タウティと呼ばれた獣を見つめる。]

私、ジャングルに行ったことはなくて。
こういう手合いのコに逢うのは始めてよ?

[黒豹の目に己の視線を合わせ、一挙手一投足を見逃すまいとする。口許は、相変わらず歪んだ笑みのまま。]

(……もし銃があっても撃てないわね、これは。
 彼が攻撃をするかどうかすら分からない。)

[腹に残る古傷が、じくりと痛んだ。]

(+55) 2010/04/13(Tue) 12時半頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 12時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 12時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[ヴェスパタインが控え室に向かうのはわかっていた。控え室で何を彼女に吹き込むのかわからなかったけれど、彼がここのルールに則っているのはわかっていたから、特に問題とも思わなかった。

椅子にはかけない。
傍に立つ奴隷の男へと寄り添うように。
その表情は客席にいるものにも良くは見えない。

最後のショーが始まるのだと思えば、それは少し楽しみでもあり。いくらかの時間の後、また椅子へと座って準備を始める舞台を*眺めた*]

(16) 2010/04/13(Tue) 13時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


【墓】 小僧 カルヴィン

[窮屈な束縛から解放されて、湯浴みを済ませると、眼前で男が二人まぐわっていた。]

…………!?

[挙動がぴたりと止まった。あそこで随分と色々なものを見て、「擦れた」はずだったが。]

え、えええと……、

[言葉が沁みるまで一呼吸。貫通。こくり、と頷く。]

ついてないけれど、主人を蹴ってしまったから。

[肩を竦めて、居心地悪そうにもじもじとしている。もう少し、大袈裟に騒いでみせた方がいいのだろうか。梱包前に可愛げがないという主旨のことを嘯かれたのを思い出して。]

お愉しみの邪魔だった?

[こてんと首を傾げるが、次の主人となる相手に招かれれば素直に寝台の傍らへと寄った。いきなりか、とうんざりしつつも表情に出さないようにして、膝をつく。ぎしり、弾むスプリング。記憶では偉そうだったJadeと呼ばれる彼は、今や主人に組み敷かれ随分と折れたものだと思う。]

(+56) 2010/04/13(Tue) 13時頃

【墓】 子守り パティ

[黒豹の様子をじっと観察すると、奇妙な様子であることが分かる。]

……お喋りはしないのね。

[ぽつりと呟くその言葉だけが、薄布に包まれた部屋の空気を揺らす。]

(そう……これがさっき感じた「気配」の正体。なるほど。危険だわ。)

[汗だくになったメイド服のスカートペチコートを破り、厳重に幾重にも腕に巻き付ける。]

……さぁ。いらっしゃい。

[不敵に笑う女の胸を目掛けて、「気が立っている」と評された黒豹が飛び掛かった。それを見て、布を巻き付けた肘を突き出し、布と肉を噛ませる。]

………ッ!
[痛みに顔を歪める。牙は深く入り込んだが、骨はまだ断たれていないようだ。]

……グッドボーイ。そうよ。アナタが攻撃しない限り、私は攻撃したりしないわ。そう……いいコ。アナタ賢い、いいコよ。

[全身から、先程とは違う……脂汗が流れ落ちるのを感じ、食いちぎられないように肘をぐいぐいとタウティの喉元へと押しやる。獣と獣は、牽制しあうように、互いの目をじっと*見つめ合っている*]

(+57) 2010/04/13(Tue) 13時頃

修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


【墓】 小僧 カルヴィン

[さぁびす。口の中で反芻する。獲物を見詰める蛇のような視線に竦み上ると同時、身体は負担を軽減しようと中心からぬかるみ始める。
間近で見た男の屹立した性器は、少女に埋めれば臍に届きそうなほど。思わず目を逸らした。もう一人の方は然程の質量でもなさそうだが、それでも。見知らぬ相手、それも口喧嘩の常習だった相手のそれを受け入れることには、屈服するかのような錯覚を覚えて下唇を噛んだ。]

ぁ、待って……、

[瑕一つない珠の肌に視線だけでたつ鳥肌を抱くようにして。指はそろりと臍の下に伸びる。慣らさないと痛い目を見るのは分かっていた。見咎められれば、諦めるけれど。]

準備、させて 貰えない……?

[きしり、緊張に力を込めた膝の下でスプリングが鳴いた。
栓をされていた後遺症で、完全に乾いているわけではないのが救いだ。
不安を燈した葡萄酒色の瞳は、矢張りシーツの上を彷徨って、男を正面から見詰めようとはしない。]

(+58) 2010/04/13(Tue) 13時半頃

小僧 カルヴィンは、本屋 ベネットと向かい合うようにしてぺたんと座る。

2010/04/13(Tue) 13時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時半頃


【墓】 紐 ジェレミー

 邪魔だと思ったら此処へはつれて来ないよ。
 それくらいは察しておくといい。

[男はスラックスの前を寛げただけ。
乱れぬ服装とは逆に抱きかかえた青年は少女と同じく一糸纏わぬ姿。
蛇が絡む首輪に唇寄せながら、くつくつと哂った]

 主人を蹴った? それはまたお笑い種だね。

 御前は未だ俺のモノじゃない。
 此処で俺が気に入らなかったら、どうなるか
 ……わかるよね?
 逆らうのは利巧じゃないよ。

[寝台のスプリングは硬めで、少女一人が乗ったくらいでは左程軋む音はしない。
近づく少女の未発達な身体を眺めながら、昂らせた己に手をかける]

(+59) 2010/04/13(Tue) 13時半頃

【墓】 紐 ジェレミー

[視線がそれるのに気付いた。
唇が歪む]

 その間に彼が萎えるかもしれないよ?
 俺のこれも、醒めちゃうかもね。
 こっちも勃たせてくれるなら、どうぞ。
 
[少女の申し出に肩を竦めた。
視線は合わぬまま、ひたひたと手をかけた自身を示す**]

(+60) 2010/04/13(Tue) 13時半頃

【墓】 修道女 ツェツィーリヤ

[白い肌の上に纏うのは、ブルネットの髪よりも深い色の毛皮。
その隙間からちらほらと、ほんのり染まった蚯蚓腫れの傷が覗く。
立っているだけでも、歩むだけでも、焦げた肩とえぐられた秘所がじゅくじゅくと痛む。
それでも、一歩ごとに疼く裡側の痛みは、まだ粘性を失わぬ男の精がその都度傷口から身体の中へと浸透していくように思えて、下腹をそっと手のひらでさする。
数時間も立てばサラリと溶けて、儚く流れ落ちてしまうのだけれど。

縋るように見上げる少女へと手を伸ばす主人の様子を、後ろに控えておとなしく見守った。]

(+61) 2010/04/13(Tue) 13時半頃

修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[男は、自分が袖の部屋に消えた後
 グロリアと少女が何を話したのかは知らない。
 少女がそこで想った事を、考えた事を、知らない。

 優しげに海草のような少女の髪を撫でようと手は伸びるけれど、
 少女はそれに対して警戒するか緊張を解くか
 どちらにしても男の行動を妨げる要因にはなるまい。]

 
 …ふふ。 
 

[わらう男の周りでは、香の匂いと性の匂い、
 薔薇と鉄、そして何か焼いた料理のような匂いが、した。]

(17) 2010/04/13(Tue) 14時頃

【墓】 小僧 カルヴィン

[まるで舞台と陸続きのよう。結局奴隷であるのなら、場所がどこでも変わりはないのか。
こくり、頷くと同時に固唾を呑む音が脳に響く。]

……逆らわない、さ。僕は一応奴隷だもの。

[男の視線を避けるのは、魂に契まれた不服従の片鱗まで見透かされそうだったから。それを逆手に取られそうで。
見比べれば、勃起時にしても硬翠の彼の方が楽なのは明らかだったから。彼に下肢を預ける姿勢で寝そべると、スラックスから突き出た金髪男の股間に顔を寄せた。ぷんと鼻を突く精臭と頬を擦る陰毛。]

これより、まだ……大きくなるの?

[あるのはただ恐怖。先端を口に含むだけでほぼ咥内を埋め尽くされる。淫蕩な娼婦を装って、少女は熱心に舌を絡めるが、付け焼刃で拙い口伎に男のそこが反応を示すかどうか。]

(+62) 2010/04/13(Tue) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

 …――舞台の上で、見られてる方が君はイイのかな。
 ひとつも、指示を守れないくらいだものね。

[優しく甘い、掠れた声。
 其れはNo,7の少女の頭の上からじわりと染み込ませるように
 その髪に口を埋めて囁いた。
 手は彼女の首の後ろ、そっと、項を這う。
 休ませて欲しい、といった少女の言葉を知らない男は、
 きっとそれを聞いていた所で、休ませる気など、皆無。]


 ――――イタイのは、好き?

[寄せた口唇、耳元に落とす囁き。
 手はそのまま彼女の背を降りて腰のラインを確かめるように。]

(18) 2010/04/13(Tue) 14時頃

【墓】 若者 テッド

[右腕に掛かる重みは軽いけれど、人の温もりも感じた。
りん、と鳴る鈴の音。]



……づ


[動くだけで縫われた下半身が痛みを与えていく。
ずくずくとした感覚は消えないままで
ごろりとした異物感も絶えずあった。

ふつり、額にうっすら汗が滲んだ。]

(+63) 2010/04/13(Tue) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

[男は少女の額に、頬に、口接けた。
 無理やり連れて来られ、拘束され。
 引き倒され、散らされて後ろまで拡張され、
 更に炙られ何度もイカされて、疲労困憊であろう少女に、
 優しく優しく、口唇で食むようなキス。
 瞼をそっと舐め、髪を撫でる手は優しく柔らかく――慈しむかのよう。]

 …このまま売れなければ、きっとこの眼も抉られちゃうね。
 この髪はきっと全部引っこ抜かれちゃうよ。
 嗚呼、可哀相にね。

[手や口唇とは裏腹に、言葉は細い針のように彼女に鋭く挿す。
 ゆっくりと、甘い声で、小さく。]
 

(19) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[耳朶を食み、息を吹き込む。
 瞳端の涙をそっと舌で掬い取る。
 少女の膝が崩れそうになっても腰を抱きとめる手も、
 何処までも何処までも、優しく。]


 好きな人も居たりした?
 優しいパパやママも居たりした?
 でももう、会えないね。

 ――ううん。
 生きてたら、会えるかもしれないね…?

[男は少女の精神を蝕む。
 体に限界が来ているなら、心を蹂躙しようと。
 優しい声で悪魔のように、現実と望む未来、望まぬ未来、
 地獄のような天国と天国のような地獄を想像させて行く。]

(20) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 疲れたの?
 でもあとひとふんばりしないとね?
 ラストスパート。終われば、楽になれるよ。

[品評会、最後のひとり。少女の枷は、未だ外れる事は無い。
 男はことさら「楽」という言葉を強調して、少女に囁いた。

 男は少女を抱くのと逆の手を伸ばしてツィーを抱き寄せる。
 抵抗しない彼女に、開いた口唇を合わせる。
 くちゅり、音が漏れ透明な糸が彼女の顎を伝いぽたりと鎖骨へと落ちる程の濃厚な接吻を、少女に見せ付けるようにして。]


 さ、舞台へ戻ろうね?

[同じ腕の中、枷の外された奴隷と枷の外れないままの奴隷。
 少女の腰を抱いたまま、男は舞台へと彼女を引き戻した。]

(21) 2010/04/13(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ― 舞台 ―

[舞台の上、色々なものがどけられた其処は簡素で。
 中央にひとつ、紅いビロードの布が被せられたキングサイズの寝台が置かれているだけだった。枕元に、幾つかの玩具は置かれているが。
 色々な匂いを逃がす為に回る換気扇の音がやけに大きく聞こえ、この非現実的な状況と不釣合いな程だった。]


 ツィー、そこに乗って。

[男は自身の奴隷を使い「検分」を行う心算らしく、白磁の肌に毛皮を纏う女を台に上げた。
 胸元には無残な蚯蚓腫れが赤く、左中指と薬指も歪んでいる。
 毛皮の下のその右肩には抉れた上から焼き鏝を当てたばかりの傷が、未だ焦げた匂いを漂わせる。]

(22) 2010/04/13(Tue) 15時頃

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