185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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[大事な誓いを、唇に封じられて。]
うん。…みっちゃん。栗栖もね。 みっちゃんと、もっと色々したかったんだよ。
[にこりと笑って――、キスを受け入れて。 それが、離れても。今度は栗栖から、求めるようにキスをしてから。こつんと額を近づけ、言う。]
……ね、みっちゃん。 最初で最後、なら。栗栖は、家族が欲しいよ。 もしも、死が2人を別つことがあっても――きっと。 家族が、いるなら。それは希望になるから。
……ううん、それだけじゃない。 栗栖は、みっちゃんとの子供が欲しいな。 …だめ?
[そう、首を傾げて微笑んでみてから。 もう一度、ねだるようにキスをしてみた。]
(+10) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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[謝る彼女に気にしないで、と笑って] 人を好きになることねー
[少しスプーンを咥えて思案顔]
気が付くとその人のことばかり考えていたり 離れていてもその人のことが気になったり 夜、目を閉じればその人のことを想ってしまったり
最初はそんなものじゃないかな?
[自身には久しくない感覚だけれど]
考えているだけで、幸せだったり、苦しかったり
[ケーキをぱくりと]
(47) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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ふふ、わかりづらいよね、こんなんじゃ
[口で説明するのも難しいものだなと 少し頭を抱えて]
(48) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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そう、ですね……
[確かに彼女の言うとおりだった。 言葉の意味は解る。 けれどそれが"解る"かといえば肯けなかった。 ケーキを食む彼女を見て、微笑。]
九十九さんのいう事は解るんです でもそういう気持ちって 感じたことは未だ……
[無い、のかもしれない。 けれど特定の人のことを考える事はある。 昨日だってそうだった。]
九十九さん。 もしもそんな相手が居たら。 九十九さんはどうしますか?
(49) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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そうだねー 自分でも気づきにくいものかも、ね
[無い、と言い切らなかった彼女 続く問いに少し悩みつつ]
とりあえず、ぶつかってみるかな? 面と向かって話してみて、初めて気がつくこともあるし
話してみてもっとこうしていたいとか、傍にいたい そう思える人なら、それはもう恋、なんじゃないかなぁ
[真っ直ぐ湯来島さんの目を見つめてそう答え どうだろう、なんて首を傾げてみせる]
(50) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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ぶつかってみて……
[なるほど、と何度も頷いた。 首を傾ぐ彼女をじっと見つめ、]
九十九さんこんなに魅力的なのに どうして男性は放って置いてるんでしょうね……
[心底不思議そうに呟いた。 白玉を一つ、スプーンに乗せると]
私が男性なら、九十九さんに 恋だって思ってもらえるように 一杯がんばっちゃいますよ、白玉とか
[どうぞ、と白玉を差し出す顔は真顔。]
(51) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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普段があんな格好だしね それに私が、長い間バイオリンに恋しちゃってたから
[白玉の行方を何気なく目で追って]
私だって、湯来島さんのために頑張っちゃいますけどね? …白玉差し出されたら、イチコロだけど
[真顔は気にせずぱくりと食いつけば 幸せそうに顔を綻ばせる]
あまりお力になれたかわからないけど 大丈夫かな?
[もぐもぐと白玉を頬張りながらそう訊ねて]
(52) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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ふふ
[白玉に食いついた彼女を見て、 へらりとだらしない笑みを浮かべた。 きっとこうして、同じ目線にあわせられること。 それが一番の彼女の魅力で 見習うべき点だ、と思いながら。]
ええ、なんとなーくですけど 何かがわかりそうなきがします
[それは本当に、少しだけれど。 自然に浮かぶ笑顔を自覚できるほどに。]
(53) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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あ!
(54) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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マユミは、モニカの顔をジッと見つめた。
2014/07/19(Sat) 04時頃
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もう一つだけ。
[ひそひそ声で人差し指を立てた。]
九十九さんの答え次第で どうしようか決めようとおもうんです
[バッグを開け、いそいそと数枚の紙を取り出すと]
実は学校に暫くいってなくて。 木佐さんに怒られて 苦し紛れに小説家になりたいから 学校に行かずに小説書いてるって
嘘を……
[>>2:349 >>2:350 >>2:351 >>2:352 >>2:353 それは書きかけのプロット。 テーブル越しに差し出した。]
(55) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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正直に、答えてもらえますか やっぱり私、全然だめですよね……
[俯いて]
木佐さんに正直に謝ったほうが やっぱり、いいでしょう、か
[ぎこちなく、首を*傾いだ*。]
(56) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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[笑みには笑みで返そう]
そう、それならよかった!
[何となく、彼女の音が変わった気がして それが嬉しい自分もいたり]
?
[大きめな声の後、じっと見つめられれば見つめ返す]
(57) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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んー、木佐さんに嘘を付いたのはひとまず置いておいて
[出されたプロットを眺める]
実際、小説家にはなりたいの? こういうのは気持ちが大事だよー
私だって、高校在学中からこの道に入ったんだから
[苦し紛れという割にはよく出来たプロットで 進んではいないけど、特に3つ目が気になったりもした]
嘘ついたことは謝ったほうがいいかもだけど 素人目には、頑張れば行けると思うけどな? あまり無責任なことは言えないけど…
[真剣に取り組めば、もっといい物が書けるとすれば 才能がないようには見えなくて]
(58) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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[梨月の姿を見ていると安心する。 安心といったら、少し違うかも知れない。 あったかい気持ちになるんだ。]
――……、
[思案げに彼女を見つめる、瞳。 君がいるから、僕は。 君を巡って争うなんてことは 本当はしたくないんだ。 だけど、だけど―――君は僕の、
*希望*]
(59) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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ごめんなさいね、色々またせてしまって 初めては、ちゃんとしたかったものですから
[強請るような唇は、素直に受け入れて。 合わせた額から、聞こえた言葉に。 少しだけ、目を閉じて。]
まだ仕事も決まっていない身で 子供を作れるかと言われると、わかりませんけど
しましょうか、今から
ちゃんとした所で、飽きるほど 君を私の形にしてしまいたいもの
(+11) 2014/07/19(Sat) 05時頃
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[むっとした空気>>19が流れて来て、思わず顔をしかめる。]
ばか! こんなむわっとした所にいたら、熱中症なるのも無理ないっての!
[有無を言わさずクシャミの手首を掴んで自室まで引っ張る。 額に熱冷ましのシートを叩きつけて座椅子に座るよう指示した。]
飲みにくいと思うけど、我慢して飲みなよ。
[空のペットボトルを使ってミネラルウォーターと塩で生理食塩水を作る理系女子。 テーブルに置いて、自分も対面に座った。 「防犯装置」の向こうに映る自分はどんな印象を与えているのだろう。 告白の事実も知られているのなら、二人を手玉に取っているように見えるのかもしれない。**]
(60) 2014/07/19(Sat) 05時半頃
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うぇ、だ、だって ……はい。
[反論する暇すらなく、梨月の部屋に連れて行かれて>>60 座椅子に座る。空調が効いているせいか、天国のようだ。]
ありがとー。 梨月、やさしー。
[へらっと笑って、生理食塩水をテーブルに置かれれば ペットボトルに口をつけて、こくこくと嚥下する。 まずい、とか、よくわからなかった。 ぼんやりした頭で、梨月を眺め]
本当、優しいね。
[へらりと、笑ってみせた。**]
(61) 2014/07/19(Sat) 06時頃
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ええ、『処理機』。
[彼以外なら僕でも最悪どうにかするけれどね、と少し笑って。]
幸村さんか……どうやら猫村さんと会うみたいだから、そこで広めるかどうか、だね。 幸村さんの部屋を切るのは、どうとでもするのだけど。 他の人のは流石に消せないし。
まず、協力体制を作るなら。 正直外より中の方がいい。外の動画データは直接「上」に行くからね。中は僕を通せるけれど。
…だから、それは山梨さんに頼むのがいいのかもしれないな。
僕ら3人のデータは、僕が一括して持ってるからそこまで心配は要らない。外から幾つかは監視されているけど、まだ脅威度合いは低い。 まぁ、安田さんが知っている位であれば…
[と考え、少し思案]
(+12) 2014/07/19(Sat) 08時頃
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[>>*3話は聞こえている]
まぁ、露呈したら僕の管理不行き届き程度だから大丈夫。 その程度といえばその程度だし。
なんかこれだと言い方が…僕が悪人みたいになってるじゃないか。
[そう言って、少し笑って。]
(+13) 2014/07/19(Sat) 08時半頃
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……ばか。
[前髪の向こうの目を睨み付ける。]
死んじゃったらどうすんの。 メールがなくて、あのまま部屋で倒れてたらって思ったら……っ
[言葉を詰まらせて顔を背けた。]
タクシー呼ぶから。 それ飲んだら支度しておいで。 病院行くよ。
[鞄のチェックをする手が震えている。]
(62) 2014/07/19(Sat) 09時頃
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恋愛感情の芽の息吹……結果さえあれば幾らでも捏造するし。
[偶然にも山梨さんと同じような事を考えながら>>37、呟く。 感覚的ではあるが、此処まで情報が来れば残りは普通の恋愛と大差はない。少しねじ曲げるのはそれ程の労力では……あるけれど。
まぁ何とかしようか。]
さて、問題は。
[上の、所員か。]
(+14) 2014/07/19(Sat) 09時頃
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[取り敢えず、と呟いて。
研究員と諜報員。彼らの会話の音声データを処理せねば。 断裂が出来れば…問いただされるのだから。以前のデータを用いて動画部分を編集。たわいのない部分はそのまま残して会話はしたことにするが、肝心な所はきちんとデリートしておかないと。
上階にいる研究員は4名で、全て同じ部屋。 僕が持っているのは……大したものは携帯していないからどうしようかと思案する]
(+15) 2014/07/19(Sat) 09時半頃
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僕が死んだって、悲しむ人はそういないからね。
[当たり前のように告げて 別に顔を背ける彼女の姿を見て 生理食塩水を飲み干せば]
――悲しんでくれるなら、嬉しいな。
[そう言い残し、一度自室に戻って 半袖のTシャツ――猫耳のない服装で 財布とか保険証とか、用意して 玄関先に向かう。]
(63) 2014/07/19(Sat) 09時半頃
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えへへー。嬉しいな。みっちゃん。
[頬が紅潮して、眼はとろんとなって。 栗栖はキスを、とても好きになった。 するたびに、頭がくらくらとして。みっちゃんのことが、もっと好きになるから。]
お仕事、みっちゃんなら見つけられるって信じてる。栗栖も支えられる様に頑張るよ。 だから……、愛して欲しいな。栗栖は、みっちゃんのこと愛してるよ。
[でも、]
飽きるほど、ならずっと放さないよ。
[心はもう、みっちゃんのものになっていたけれど。身体は、どうだろう。まだ足りないと、もっと欲しいと、 もう一度、二度、三度、と栗栖はキスをして。]
……みっちゃん、大好き。
[とろけるように、栗栖は笑った。]
(+16) 2014/07/19(Sat) 10時頃
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……ばか。
[クシャミが出て行った後、涙が呟きと共に零れた。 すぐに拭いて着替える事にする。……この様子も見られているなら嫌だなと思いつつ、急に隠れるのもおかしいので開き直って、いつものように白シャツに黒のクロップドパンツを合わせた。]
――お待たせ。 吐き気は?一応g、…エチケット袋ね。
[酷い単語を言い換える。女子は大変だ。 タクシーに乗って病院へ向かった。]
(64) 2014/07/19(Sat) 10時半頃
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まぁ……画像を邪魔してしまえば問題はないし。
[本来は被験者用に使う電波阻害機器。僕は普段から使う気は無いが。「下」には配られていないらしいから…向こうが持っていることは無いだろう。 部屋を出て彼らがいる部屋の前に行く。 普段なら新聞配達用に使う、中に突っ込めるようなポストがあったから。そこにそっと…電源をつけたまま差し入れる。
この部屋の物を全て動かそうと思えば、周りにあまりにも目立つし。 とは言ってここには新聞は届かないのだから、ここに気づく可能性は低い。そしてこの実験が終わるくらいまではこの機器は電池が持つ。
…最低限の基準はクリアしていると言ってもいいだろう。 まとめるのは、自分だけでいい。
仮に何処かで…特に幸村さんに、更に漏れたとしても。彼らには赤の他人を嫌うより。 知っている僕を嫌えばいい。]
(+17) 2014/07/19(Sat) 12時頃
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一緒に、か。 ………。
[自室で落ち着けばぐうう、と腹が鳴る。昨日のパスタを今日も食べられればと思う。]
腹が減っちゃ戦も出来ないな。
[やけに人影が見えないことを気にしつつも、引っ越し蕎麦を片手にキッチンへと移動した。 安田クンから貰った蕎麦は包装に乱れはなく、安全だと判断したためだ。]
(65) 2014/07/19(Sat) 12時半頃
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ね、みっちゃん。 栗栖は、寂しかったよ……。 ずっと独りだった。 いつまで、独りなのか不安で…。 あのね。口説かれて、嬉しかったんだよ。 栗栖は、みっちゃんが隣の部屋で嬉しかった。 料理も美味しいし。 たまに遊びにいくと、楽しくて。 栗栖にとって、花橘荘の人は家族みたいなものだった。 でも、何時からかな。本当に、何時からかな。 みっちゃんが気になって、好きになってた。 素敵な人だって、想ってた。 でも栗栖への言葉は冗談なんだろうな、とも思ってた。 好きで……好きで、切なくてね。 不安だった。他の人と、みっちゃんがくっついてしまうんじゃないか……って。 栗栖は、みっちゃんとこうして居られて……幸せだよ。 栗栖を選んでくれて……、ありがとう。 大好きだよ、みっちゃん。 これからも、よろしくね。
(+18) 2014/07/19(Sat) 12時半頃
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タクシー?
[排気音の音に外に目を移せば。そこにはクシャミクンと彼女が乗り込む様子が見て取れた。]
…ふむ?
[クシャミクンの素性もシロだった今、彼女が言っていたもう一人とは彼のことなのだろう。 しかしデートにしては様子がおかしいように見えた。]
……。
[携帯のコールボタンを押しかけて止まった。 今電話したところで、何の助けになるだろう。]
[通らぬ喉で蕎麦を無理矢理飲み込んだ。]
(66) 2014/07/19(Sat) 14時半頃
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――タクシー車内――
いや、吐き気はそんなにない、……ありがと、
[申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 体に熱が篭っているような 妙な気だるさで頭がぐるぐるする。]
ほんっと、なさけね。 ……っく、しっ、
[花粉症のそれは、ちょっとだけ涙目混じりで。 病院に着けばタクシー代を支払って、 降りたときに、少しふらついた。]
(67) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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